破風板(はふいた)について(2016年6月20日 リフォームの基礎知識更新)

こんにちは! 川崎市宮前区のマサキホーム株式会社 自称釣師 ハマちゃん こと川村です。
今回は、今回は、前回に引き続き屋根に関する内容で、破風板 (はふいた)について、 その
役割と基本的な項目についてご説明します。

  ちなみに、破風板とは下記 ↓ 屋根の“赤枠”の部分です。

  破風板

1.破風板とは

   その言葉通り「風を破る板」なので、その名称が付けられたと言われています。
   風を破るとは、屋根瓦の下や屋根内部に吹き込む風を防止するという意味です。

2.破風板の役割

   耐風性を高める
    屋根は、上から吹きつける風には、耐風性は高いのですが、横や下から吹き
    込む風には、意外と耐風性が低いのです。
    特に下から吹き上げる風には、非常に脆い構造りになっております。
    それをカバーするために、屋根には破風板がつけられており、屋根内部 への

    風の吹き込みが防止できます。

   雨水の吹き込みを防ぐ
    雨は、必ずしも真上から降るものではありませんよね。強風時は斜め上から
    降りますし、台風時には、真横から雨が吹きつけることもあります。
    破風板は、そんな時に雨水の吹き込みをシャットアウトする役割を果します。

   防火性を高める
    通常、屋根の作りは外壁よりも大きく、少し張り出た形になっています。
    この張り出た部分を「軒」といいます。
    そのため火災時に窓から炎が上がった場合、すぐに軒までに炎が到達します。
    破風板がなかったら、防火材が使用されていない屋根裏まで一気に延焼して
    しまいます。

   外見(化粧性)を高める
    屋根を支えている垂木・母屋・桁などは化粧材ではありません。
    そのため、外観があまりよくありません。
    それを補うためにも化粧材として破風板がつけられており、表面をきれいに

    加工し、見栄えアップにもつながります。

3.破風板の修理方法

   破風板の修理には、主に2つの方法があります。

  ① 金属板包み修理

  <before>            <after>

 破風板金巻き(前1) ➡ 破風板金巻き(後1)

 ※主に木質系破風板に行なう修理方法で、ガルバリウム鋼板などの金属板で全体を
  覆い包み、耐久性や化粧性を高めます。

  ② 塗装修理

  <before>            <after>

 破風板2 ➡ 破風板1

   ※木質系や金属系の破風板に塗装して耐久性や化粧性を高めます。

4.破風板修理を火災保険で!?

  破風板に修理が必要になった原因は、ほとんどが風です。
  破風板は風に打ち勝つように作られていますが、風の影響ももろに受けます。
  そんな時は、火災保険の風災補償を活用できます。
  弊社において、過去に火災保険で修理 することができました、破風板 などの工事
  についてまとめましたので、火災保険での屋根修理をご希望の方は、ぜひ下記を

  ご参照下さい。

         詳しくは こちら(クリック)をご覧ください。

 

簡単ではありますが、破風板についての説明とさせていただきます。
最後まで、ご閲覧いただきありがとうございます。
ご不明な点等、皆さまからのお問い合わせお待ちしておりま~す。 ((´∀`))

 
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