外壁材のメンテナンスについてパートⅠ(2016年7月4日 リフォームの基礎知識更新)

こんにちは!  川崎市宮前区のマサキホーム株式会社 自称釣師 ハマちゃん こと川村です。
今回は、主な「外壁材」の中から、サイディングの特徴とメンテナンスについてご紹介し
ますします。  「外壁材」は種類が多く、それぞれメンテナンス方法が異なります。
基本的にタイルや石貼り、樹脂系サイディング以外は、基材を守るために塗装が必要です。
また、塗装の必要がない外壁仕上げでも、洗浄することで美観を保ち劣化を遅らせること
ができますので、適切なメンテナンス方法についてご説明します。

 

◆ サイディングの特長とメンテナンス

 (1)サイディングの特長 

   サイディングは最近の住宅で一番普及している外装材です。
   耐熱性、耐火性、耐水性、施工性に優れ、汚れが取れやすいように機能性を付加した
   ものや、意匠性に富んだものも多いです。主原料の違いにより、以下のような系統に
   分かれます。

 窯業系

セメント質と繊維質が主原料。耐火性や施工性に優れる。  石風や塗り壁風などデザインのバリエーションが豊富。   外11   【 窯業系サイディング 】

 金属系

鉄やアルミニウム、ガルバリウムなどの金属板に、発砲系樹脂断熱材を裏打ち又は挟み込んで成形したもの。軽量で、施工性に優れる。   外12   【 金属系サイディング 】

 木質系

天然木などに塗装を施したもの。断熱性が高く、環境にもやさしい。風合いがよい。比較的、防火性能が乏しい。   外13   【 木質系サイディング 】

 樹脂系

塩化ビニル樹脂が原料。北米では主流だが日本では防火面から少ない。耐久性、耐候性に優れ、退色もほとんどない。軽量。   外14   【 樹脂系サイディング 】

 

 (2)サイディングのメンテナンス  

   サイディングは系統によりメンテナンス方法や周期がことなります。
   樹脂系以外は基材を保護したり、サビを防止するために塗装が必要です。

窯業系

基材保護のため定期的に塗装が必要。塗装サイクルはサイディングの種類や塗料により異なるが、サイディング面を手で撫でた時に白い粉が付く(チョーキング現象)ようなら塗り替え時また、サイディングの目地を埋めるシーリング材は、約10年ぐらいが寿命の目安。

金属系

木質系

基材保護のため定期的に塗装が必要。表面の塗装が退色し、チョーキングを起こしたら塗り替え時。目安は10~15年に1度。

樹脂系

劣化や退色がほとんど無く、シーリング材も使用しないため、メンテナンスは汚れやカビ、藻などを洗い落とす程度。ひびなどの破損は補修が必要。

基本的にメンテナンスが全く必要ない外壁はありません。
耐用年数の差はありますが、必ず定期的な手入れが必要です。
外壁の塗装やメンテナンスは、基材(下地)や既存塗膜の種類によって方法が異なります。
ぜひ、施工経験・施工価格で実績のある、マサキホーム㈱ への見積もり依頼を心よりお待
ちしております。

最後まで、ご閲覧いただきありがとうございます。
ご不明な点等、皆さまからのお問い合わせお待ちしておりま~す。 ((´∀`))  

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