屋根材の種類と特徴について『①概要』(2017年1月5日 リフォームの基礎知識更新)

新年あけましておめでとうございます!  川崎市宮前区のマサキホーム株式会社、
自称『釣師ハマちゃん!』こと 川村と申します。
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今回より新年特集号としまして、『屋根材の種類や特徴』についてのご説明をカテゴリ別
に分け詳しくご紹介したいと思います。

第1回目は、屋根材の概要について説明します。 
屋根材は大きく分けて、金属系、スレート系、セメント系、粘土系4種類に分かれます。

1.金属系屋根材

(1)金属系屋根材の特徴

   金属系の屋根材は、素材が軽く自由に加工が可能な屋根材で、全般的に耐久性に優れ
   防水性が高いのが特徴です。また、浅い勾配でも使用することができます。

(2)主な金属系屋根材の紹介

   ①ガルバリウム鋼板
    近年普及し始め、鉄を守るように開発された屋根材で防サビに優れ、雨風に強く耐
    熱性や耐久性にも効果を発揮します。
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   ②銅板 
    古来より用いられ、銅が持つ様々な特性が日本の風土・気候に適している屋根材です。
    現在では主に、神社・仏閣で使用されています。
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   ③トタン
    平板・波板があり、安価で施工が早く倉庫などに多く使用される屋根材です。
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2.スレート系屋根材

(1)スレート系屋根材の特徴

   スレート屋根とは薄い板状の屋根材の事で、粘土版岩を薄く加工した屋根材です。
   混合素材によって4つの種類に分類され、「カラーベスト」・「コロニアル屋根」・
   「ストレート屋根」とも呼ばれたりします。

(2)主なスレート系屋根材の紹介

   ①天然スレート
    粘板岩(ねんばんがん)という天然石を使用し、重厚感のある仕上がりが魅力の
    高級品です。天然石を使用しているので、他のスレート屋根には出せない、味の
    あるデザインが可能です。
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   ②セメント系スレート
    セメントを主材料として形成したスレート屋根です。無石綿スレートもセメント
    を使用していますが割合が高く、表面を着色するなどの違いがあるため、別のも
    のとされています。着色を行っているため、年数経過とともに色が落ちてきます。
    「カラーベスト」「コロニアル」はこのセメント系スレートの商品になります。

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   ③石綿スレート(現在は製造中止)
    
セメントと石綿(アスベスト)を混ぜて形成したスレートで、健康に害があるアス
    ベスト問題があってからは使われることがなくなりました。軽量で、費用が安い
    ということで古いスレート屋根で多く使われています。
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    ④無石綿スレート
    
石綿スレートの代わりに開発されたスレートです。最近のスレート屋根のほとん
    どがこの無石綿スレート屋根となっています。石綿の変わりにパルプやビニロン
    を混合することで、耐久度と軽量を維持しています。

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3.セメント系屋根材

(1)セメント(瓦)の特徴

   セメント瓦とは、セメントと砂などの骨材をある一定の割合で混ぜたモルタルを、
   プレス・脱水・成形し、塗料で着色した瓦です。製造方法の違いで、厚形スレート
   またはコンクリート瓦と呼ばれることもあります。     

(2)主なセメント(瓦)の紹介

   ①厚形スレート瓦(プレスセメント瓦)
    厚形スレートは、セメント34%と硬質細骨材66%と水で混練しモルタルの瓦です。
    特徴は、熱に強く、膨張縮小の影響を受けにくく、施工もしやすく表面を塗料で
    着色するのでカラーバリエーションも豊富です。

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   ②コンクリート瓦(モニエル瓦)
    コンクリート瓦は、厚形スレートと同じ原料ですが、セメント量が少なく、押し
    出し成形方式で形を作るので、立体感のある洋風住宅向きの屋根材です。
    日本瓦と比べると価格は安く、厚さと重量は同じくらいあります。
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4.日本瓦

(1)日本瓦(粘土瓦)の特徴

   日本瓦とは、昔から日本にある最もポピュラーな屋根材で、岩石が風化してできた
   粘性のある土を瓦の形にして乾燥させ、1,000~1,250℃の高温で焼き上げて作る屋
   根材です。
   日本の風土や気候に最も適していると言われています。屋根材の中でも最も耐久性
   があり、100年以上持つとも言われています。
    前2 

  

以上で、屋根材の種類と特徴について『①概要』のご説明を終わらせていただきます。
次回は、金属系屋根材の詳細説明をさせていただきます。

最後まで、ご閲覧いただきありがとうございます。
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