川崎市多摩区 屋根漆喰の正しい塗り方(2017年2月1日 現場ブログ更新)

おはようございます。
宮前区のリフォーム会社、マサキホームの由谷です。
今回は川崎市多摩区で屋根漆喰塗り替え、雨樋交換工事の現場にお伺いさせて頂き
ました。屋根漆喰とは瓦屋根の棟瓦や鬼瓦についているものです。
壁にも漆喰は使用しますが、種類がたくさんあり、今回は屋根の漆喰になります。

漆喰は最低でも10年に1度はメンテナンスが必要な箇所になります。
経年劣化や風災、地震などの被害によってボロボロに剥がれていってしまいます。
その剥がれた箇所から棟瓦の歪み、雨漏れなどの原因にもなってしまいますので、
瓦屋根のご自宅にお住まいの方は下からでも漆喰の劣化状況が見えたりしますので
是非ご覧になって下さい (‘◇’)ゞ

その際に是非雨樋も見てみて下さい。
割れたり、傾いたりして全く機能していなかったりする事が多々あります。
そういう状況になると屋根から落ちてくる雨音がうるさかったり、そのままご近所
様、お隣などのご自宅の壁に雨水がずっとかかってしまうと雨染みが壁に出来てし
まったりしてしまいます。
ですので、雨樋の割れや破損、故障はご近所のお宅に迷惑が掛かってしまう事など
が多いので尚更、意識しないとならない箇所になります。

実際今回の多摩区のご自宅も樋が傾いていて、ご近所の駐車場に垂れ流しの状態に
なっていました (゚д゚)! そんな状態を気にされてのご依頼でした。

まずは屋根漆喰の塗り替えです。しっかり養生をした後に既存の漆喰をハツって行
きます。表面の漆喰を専用の道具で丁寧に剥がします。
その時、漆喰の下にある葺き土はそのまま残しておきます。葺き土とは漆喰を塗る
ための下地になる棟瓦の中にある土の事です。その葺き土の表面がデコボコだと、
漆喰が塗りにくいし、厚みにムラが出来てしまいます。厚みにムラが出来ると漆喰
は剥がれやすくなってしまいます。漆喰もただ塗るだけでは無く棟下平瓦の立ち上
がりも均等に塗って行かないと丈夫な漆喰は出来上がりません。
ですので、葺き土をしっかりならして、漆喰の付きをよくするためにスプレーで濡
らして漆喰を塗って行きます。

漆喰を塗って行く際のポイントはいっぺんにやらない事です。少しずつ漆喰をつけ
ていき、時間はかかりますが丁寧に塗って行きます。根気のいる作業になります。
その理由もさっき言った、均等に漆喰を塗っていかないと、漆喰がすぐに剥がれて
いってしまうからです。
漆喰は適当にたっぷりつければいいって訳ではありません。
材料をしっかり混ぜ、適度の硬さにし、均等に伸ばししっかり塗り込んで行くのが
1番大事です。そして均等に伸ばして行った漆喰をツルクビという専用鏝で丁寧に
ならしていき、完成になります。

やっぱり瓦屋根は漆喰が綺麗になると全然見た目も違います!!かっこいいです。
お客様も仕上がりを足場に登られて見て、凄く喜んで頂いてくれていたのでとても
良かったです。
あっ!!!
今回は漆喰のお話しで終了しちゃいました (゚д゚)!
次は雨樋の交換のブログを書こうと思います (‘◇’)ゞ
また見てください!

                             by 由谷

 

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