外壁塗装のすすめ(2018年6月5日 リフォームの基礎知識更新)

こんにちは! 川崎市宮前区のマサキホーム株式会社、自称『釣師ハマちゃん!』こと川村と申します。

先日、お客様より『外壁塗装をしないとどうなるの?』、『外壁塗装工事の実施時期はいつがベストなの?』とのお問合せがありました。
そこで、今回は外壁塗装の必要性と実施時期の見極め方を中心にお話したいと思います。

1.外壁塗装を放置して起きるトラブル

外壁塗料の役割は、単に外壁の美観のためだけではありません。外気、雨風など外からの刺激から外壁を守ってくれることです。それも365日、休みなく家を守っているわけです。
当然、その塗装は少しずつ色あせて剥がれていきます。外壁塗装の耐久性が無くなると、以下のようなことが起こっていきます。

防水効果の低下
外壁の耐久性が落ちると、雨などの水分、湿気の浸入を防ぐ事ができなくなり、家屋自体に損傷をあたえてしまいます。

ひび割れが起きる
外壁塗装が剥がれてきて耐久性が無くなると、外壁自体にひび割れを起こします。ひび割れが起こると共に外壁が反ってきます。こうなると、益々外壁の劣化は進行していきます。

外壁内部の劣化
外壁がひび割れてくると、湿気、汚れ、雨が直接外壁内へ染み込むため、そこから外壁内部の劣化(腐食)が始まります。

④外壁内部の腐食
外壁の内部に水分、湿気が入り込むため外壁内部・木材部分の腐食が始まります。腐食が進むと外壁が崩れ落ちる危険もあります。

⑤家が傾く恐れ
木材部分まで腐食が及ぶと、家が傾く恐れも出てきます。また、家に隙間が出来ることで断熱性も低下します。冷暖房が効かず光熱費が上がるのに夏は暑く、冬は寒い家になります。

⑥コンクリートの強度低下
外壁コンクリートに含まれるセメント成分が、中性化して本来あるはずの強度を失います。

⑦雨漏り
壁自体が雨や湿気をもろに受けますので、そのうち侵入を防げなくなり住居部分へ水分が漏れ出してきます。

〔症状が起きてからでは遅いことも〕
特にひび割れ、雨漏りという症状がある場合は、かなり外壁の劣化が進んでしまっていることになります。外壁のチェックは常日頃から気をつけ、早め早めの対応が大切です。
上記のような症状を放っておいた結果、外壁内部まで腐食が進み、状態が酷く手の施しようが無くなってしまうと、外壁自体をリフォームすることとなり費用も多くかかります。
早めに外壁の補修を行う事ができれば、費用も安く抑える事ができ塗装の塗り替えのみで工事が終わります。外壁塗装の塗り替えは10年ごと必要と言われているのはこんな理由からです。

 

2.外壁塗装の時期・季節はいつがいいのか

外壁塗装の時期を計るものとして、一番分かりやすいのが築10年以上経っているかどうか。
あなたの大切な家は、建てられた時からすでに劣化が進行しているので、築10年も経てばメンテナンスをしなくてはいけない症状が出てきます。外壁塗装の季節は気候も安定し、雨も少ない秋頃の10~11月が最も適した季節です。  季節と気候はとても密接に関係しているので、気候も合わせて知っておく必要があります。外壁塗装の時期はなぜ築10年を目安にするのか、外壁塗装の季節はなぜ秋頃がいいのか、まずは外壁塗装の時期についてから詳しく見ていきましょう。

①外壁塗装の時期について
外壁塗装の時期として築10年を目安にされることが多いのは、家は建てられている時から劣化が始まり、築10年もすれば必ずどこかしらに不具合が発生するからです。
例えば、電化製品も何年も使っていると壊れたり動かなくなったりして、買い替えを検討しますよね?家に関して簡単に買い替えができないので、長持ちするようにメンテナンスをする時期が訪れます。不具合が発生する原因として、常に紫外線・雨風・ホコリなど自然環境から与えられるダメージを受け続けているからなのですが、不具合=劣化の症状は段階的に現れます。外壁塗装をする時期を見極めるには、劣化の段階・症状を見極めることで、外壁塗装をする最適な時期をあなた自身で確認することができます。

②外壁塗装をする時期は劣化の段階・症状で分かる

新築から、それぞれどのくらいの時期にどんな症状が発生するのかが分かれば、あなた自身で外壁塗装をするべき時期になったことが判別できます。悪徳業者などは、大げさに危険性をうたい、すぐに契約をもらおうとしてきます。あなた自身で見極めることができる情報を知ることで、失敗しない塗装をすることができます。

③外壁塗装の季節について
外壁塗装の季節は、塗り替えてもらうあなた・実際に塗装をする外壁塗装業者にとって、大切なものとなります。よく言われているのが、6~7月の夏に入る前の雨期には塗装を控えたほうがいいということ。なぜ、雨期の塗装はだめなのか、どの季節の塗装がいいのか見てみましょう。

④雨期の塗装はなぜダメと言われているのか
外壁塗装に必要不可欠なのは塗料ですが、乾く前の塗料に雨水がついてしまうと、塗料が流れてしまって塗装したことを無かったことにしてしまうんです。
外壁塗装というのは、塗料を塗ったあとに必ず乾燥させる為の時間を設ける必要があります。乾燥時間をきちんと確保することで塗膜(塗料が乾いてできた薄い膜)が作られ、この塗膜によって紫外線・雨水などの自然環境からのダメージを防いでくれる防御壁となるんです。
しかし、乾燥中の塗料は水に弱いので、雨が振られてしまうと以下の事が起きます。
 ・乾燥しきってない部分が流れてしまう
 ・水が付くのでもっと乾燥時間が必要となってしまう
 ・乾燥が不十分なまま仕上げ塗りがされてしまう
これらは雨によって引き起こされ、塗装日数(期間)の増加に繋がり、お客様にも塗装業者にも負担となってしまいます。これが、雨期の時期は塗装を避けたほうがいいと言われる理由になります。

【補足説明】⇒ 雨期に塗装をするのは必ずしもダメではない
雨期の時期は塗装を避けた方がいいと言われてはいますが、塗装ができないということではありません。ただ雨が多いというだけで、そもそも雨期は夏前のあたたかい季節なので塗料が乾燥しやすい時期のため、雨(天気)に気をつけていれば雨期の時期でも塗装は行なえます。天気の予測はとても難しいですが、これが出来てしまえば雨期の塗装も怖くありません。地域の特性を知り、天気も予測できる地域密着で長年活動している塗装業者にお願いすることがオススメです。

◆まとめ ☞ 外壁塗装の最適な季節はいつ?
以上より、外壁塗装は『春・夏・秋・冬』どの季節に実施するのがベストか表にまとめました。

 

3.外壁塗装を行うメリットとは 

外壁塗装の時期や季節についてご説明してきましたが、今度は外壁塗装を定期的に実施することでどのようなメリットがあるのかを表にまとめてみました。

このように外壁塗装は、雨漏り防止・家を長持ちさせる・メンテナンスの費用が抑えられるなど、さまざまなメリットがあります。外壁塗装のメリットも知ってもらうことで、外壁塗装の大切さを知っていただければ嬉しく思います。

以上をもちまして、外壁塗装に関してのご説明を終わります。最後までご高覧頂きまして有難うございました。

外壁塗装の放置は高額な工事費につながります。  
マサキホーム株式会社では、みなさまからのご相談をお待ちしております。是非ご相談ください。

 

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