夏の暑さ、冬の寒さ、諦めていませんか?(2020年9月1日 現場ブログ更新)

こんにちは。マサキホームの事務の村木です。
今回は住宅の断熱性について書いていきます。


断熱性という点において、マンションの方は光熱費や結露、一軒家の方は寒さが気になるのではないでしょうか?
家の中の暑さ、寒さを我慢していると健康にも被害があります。
毎年熱中症で多くの方が命を落としてしまったり、救急搬送されますが、実は熱中症は屋内での発症が一番多くなっています。

また、冬場、室内の温度差によって起こるヒートショック。年間のヒートショックによる死者の数は、交通事故による志望者数の倍に当たる、14,000人以上にもなります。
家の断熱性が悪いと熱中症、ヒートショック以外に、結露による健康被害もあります。
結露をそのままにしておくと、カビが生え、喘息やアトピー性皮膚炎、アレルギー症状の悪化にもつながります。そしてその湿気は見えない所でも発生しています。
外壁内、屋根裏、床下。それは建物自体を確実に劣化させます。


こういった様々な問題も、家の断熱性を高めることで防ぐことができます。

断熱材の種類

〔グラスウール〕

ガラスを繊維状にしたもので、断熱材としては一番ポピュラーです。
安価でありながら断熱性、防火性が十分にあります。
最近では高性能ウールといって、繊維をさらに細くして性能を高めたグラスウールもあります。

〔ロックウール〕

玄武岩、鉄炉グラスなどから作られた人造鉱物繊維です。グラスウールよりさらに性能が良く、価格は上がりますが、断熱材の中で一番防火性能が高くなっています。
価格はグラスウールの方が安くなりますが、家の環境や工法に合った断熱材を選ぶようにしましょう。

施工方法

〔内断熱工法〕
内側から施工する方法です。
内部の壁を剥がして、断熱材を入れる方法や、そのまま上から張る方法などがあります。
家具を移動させる、台所を施工する場合はキッチンの移動が必要になります。
必要な箇所だけを断熱することもできますが、エアコンやコンセントなどの電気工事も多くの場合必要です。

また、そのまま上から張るリフォームは、解体が少ない分廃棄量が減りますが、少し狭くなるというデメリットもあります。

〔外断熱工法〕
外側から施工する方法です。
外壁の断熱リフォームには充填断熱工法(梁や柱に断熱材を詰める方法)と、外張り断熱工法(外側から家全体を断熱材で覆う方法)また、断熱効果のある塗料などもあります。


GAINA

塗るだけで建物を壊すことなく省資源なエコ断熱改修が可能。
夏の暑さや冬の寒さへ対応するだけでなく、騒音やにおいにも対応することができます。
夏でも冬でも住まいの不満を総合的に改善し、快適な住環境を実現。

窓の断熱リフォーム

断熱リフォームの効果を高めるには、壁、天井、床、窓、全体で行う事をお勧めします。
ですが、家全体に断熱材を入れる工事をほどこすとなると、やはり費用もそれなりにかかってしまいます。
もし費用を抑えたいという場合は、まず窓の交換をするのがいいでしょう。
屋内の熱の60パーセントは、窓から逃げていきます。

マサキホームでも、窓の交換の依頼は大変多くなっておりますので、ペアガラス、複層窓、サッシ、それぞれ豊富な種類の断熱窓をご用意できます。


日本板硝子(真空ガラススペーシア)

2枚のガラスの間に0.2mmの真空層を閉じ込める真空技術と、特殊金属膜コーティング技術により、断熱性を大幅に向上。厚さ約6.2mmの薄いガラスでありながら、一枚ガラスの約4倍(窓ガラスを通じて室外に逃げる熱は約1/4に低減)の断熱性を発揮します。


YKKap(Low-E複層ガラス(断熱タイプ)

冬、室内に太陽光を採りこみ、暖房熱を外へ逃がしません。部屋の隅々まで暖かさを保ち、心地よく快適に過ごせます。不快な結露の発生も抑えることができるので、カビダニなどの繁殖もセーブします。

大信工業(プラスト)

樹脂メーカー大信工業の内窓。北海道など寒冷地で多く使用されている内窓です。
他メーカーの内窓と異なる枠、障子の構造で気密性抜群。断熱や防音を重視したい方にお勧めです。

組み合わせ技で効果を上げる

より、効果を高めるために、組み合わせ技を使うのも手です。
例えばマンションの一階部分でしたら、窓+床下断熱。

最上階の場合は窓+天井断熱


角部屋の場合は窓+壁断熱など、場所によって効果を最大限に発揮できるようにします。


実際のマサキホームの断熱リフォームの様子です

補助金の活用

断熱リフォームには補助金が出る場合もあります。

◆高性能建材による住宅の断熱リフォーム事業(断熱リノベ)
https://sii.or.jp/moe_material02/overview.html
断熱材やペアガラス、高断熱サッシなどを使った、断熱性を高める(15%以上の省エネ効果がある)リフォームを対象にした補助金です。
戸建て住宅の場合、同時に設置する蓄電システムや蓄熱設備、(エコキュート)も補助金対象になります。
補助率は最大120万円。(窓のみの改修は40万)、マンションの(戸別)場合は最大15万円です。

◆次世代省エネ建材支援事業(次世代建材)
https://sii.or.jp/meti_material02/
断熱リノベと同じく断熱リフォームの補助金で、断熱材を組み込んだパネルや、潜熱蓄熱建材を使うリフォームが対象です。
断熱材や高性能窓、玄関ドア、調湿建材も、同時に施工すれば補助対象になります。
補助対象経費が合計40万以上になることが条件で、補助率は補助対象経費の1/2。
上限額は戸建て200万、集合住宅は125万。下限は20万です。

上記の様な補助金についても、弊社でご相談に乗ることができますので、遠慮なくお問い合わせください。
今こそ断熱リフォームで人も家も健康寿命をのばしていきたいですね。
床下、屋根裏も弊社では無料で点検、調査を行っております。いつでもお気軽にお電話いただければと思います。

 □■ お電話でのお問い合わせは
    フリーダイヤル 0120-910-615 ■□
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    info@masaki-home.com ■□
マサキホーム㈱ お問合せ窓口 担当 山根 

 

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