外壁のひび割れ発見!サイディングもひび割れる?(2021年2月16日 現場ブログ更新)

川崎市宮前区リフォーム会社のマサキホーム株式会社です。

気付いたら家の外壁にひび割れが…!
モルタルの外壁だけでなく、サイディングの外壁にもひび割れはおきます。

きれいだった家の外壁にひび割れが入ってしまうと見た目はもちろん気になりますが、カビや雨漏り、シロアリの原因になってしまう前に補修をしたいですね。

 

〔外壁に入ったひびを修理する目安は?〕

メンテナンスフリーとも言われている色が豊富でおしゃれなサイディングですが、紫外線を浴び続けていると劣化はするので、7年〜10年程度メンテナンス目安と言われています。
サイディングの外壁はつなぎ目のコーキングにも要注意で、ひび割れてくるのは思いのほか早いことも。

見た目の高級感・耐久性からも人気のモルタルの外壁では、新築やリフォームを行ってからわずか数年で外壁にひびが入ってしまうことも少なくありません。
モルタルは性質上ひび割れが起こりやすいというデメリットがあります。
圧力にはある程度強いのですが、ねじれに弱かったり、物をぶつけたなどの衝撃で割れてしまうことも。

メンテナスの時期は意外にも早いですね…。

 

〔サイディングやモルタルの外壁ではひびの原因が違う〕

外壁材にはいくつか種類がありますが、デザインやコストだけでなく、耐久性やメンテナンス時期も異なり、早いものだと数年でひび割れてくることもります。

◇モルタル

高級感のある見た目、継ぎ目がなくデザインの自由度が高いモルタルの外壁ですが、実は築数年程度でもひび割れがおきてしまうことも…。

モルタルとは、セメント・砂・水を混ぜて作る外壁のことで、防火性、耐久性共に高く高品質、と古くから人気の外壁材です。
乾燥、硬化させたあと、上から塗装をして仕上げるのですが、乾燥の過程で水分の蒸発により収縮が起こってひび割れが発生しやすく、新築から数年でもひび割れてきてしまうことが多いのです。

モルタルのひび割れは放置しておくと大きく広がってきてしまうため、雨漏りや隙間風の原因になってしまいます。

モルタルの内部に木材が使われている場合では、シロアリが発生してしまうこともあるので、ひび割れが広がってきてしまったら長く放置しておくのは危険です。
けれど、メンテナンスさえすれば耐久性が高く長持ちするのも特徴です!

◇サイディング

色も豊富でおしゃれな外観、メンテナンスもほぼ必要ないとも言われ圧倒的な人気のサイディングの外壁。
モルタルの外壁に比べるとひび割れはおきにくい外壁ですが、毎日紫外線を浴び続け、雨を吸い乾く。これを繰り返しているうちに、壁を止めている釘付近などからひび割れがおきてくることがあります。
サイディングのひび割れが進行してしまったものはサイディング自体を取り換えることもあります。

また、サイディングはつなぎ目に使われているゴム状のコーキング材が経年劣化によって固くなり、ひび割れてくることも多いのも特徴です。
コーキングには「防水」と「耐震」の役目もあり、コーキングが防水の役割を果たさなくなってしまうと内部に水が侵入してきてしまいます。
コーキング材が使われている目地は、サイディングのつなぎ目やドア・サッシ周り等にあるので、一箇所ひび割れが起きていたら全箇所同じように劣化していると思った方がいいかもしれません。

◇タイル

ワンランク上の重厚感ある見た目で耐久性も高く、初期のコストはかかりますが、長いめで見るとコスパも良いと人気なタイルの外壁。

タイル自体は水を吸い込むこともなく汚れも弾き、吸水・乾燥などの劣化はほとんどないためメンテナンスフリーともいわれますが、サイディングの外壁の様にタイル部分以外のつなぎ目が劣化してひび割れが発生してしまうのも特徴です。

外壁のタイルは丈夫でも、接着剤に使われるものが劣化して、目地のひび割れ、放置しておくとタイルの浮きや剥がれ、破損となってしまい、内部のモルタルにまでひびが入り修理、となってしまうこともあります。

もちろんタイル自体にも地震や衝撃によるひび割れは起きますが、外壁自体だけでなく、つなぎ目に使っている接着剤も外壁の一部ということですね。

 

〔外壁のひび割れには緊急性の低いものと早急に修理が必要なものがある〕

外壁のひび割れには「緊急性の高いもの」と「緊急性の低いもの」があります。ひび割れの様子を見て対処を考えましょう。

すぐに修理しなくても大丈夫なひび割れとして、シャーペンの芯が入らない程度のごく細いひびであれば、外壁表面の塗料のみのひび割れである可能性が高いので、危険度・緊急性は低いものもあります。

◇ひび割れの種類

0.3mm以下のごく細いひび割れ「ヘアークラック」と呼ばれるものは、外壁のひび割れではなく壁表面の塗装のひび割れで、構造自体に影響を及ぼすものではありませんが、雨が侵入してしまうことも考えられます。
特別急いで補修する必要はありませんが、外壁塗装の塗り替えを考えるタイミングでもあり、塗装を重ね塗りすることで「ヘアークラック」自体を埋めてしまうことができます。

幅0.3mm以上、深さ5mm以上のひび割れは「構造クラック」や「貫通クラック」とも呼ばれ、緊急性の高いひび割れでもあります。
筋交いの不足や地震や不同沈下などの外的な要因によって外壁材に揺れ・歪みといった力が働き入ったひび割れは、外壁だけではなく建物の構造自体に影響が及んでしまいます。
専門業者に依頼して確実に補修を行いましょう!

◆窓や扉の周辺に斜め方向にひび割れが広がった「構造クラック」の一つで、「開口クラック」というものがあります。
建物がうける揺れや歪みで、外壁が上下左右にずれることによって、開口部の端部分から亀裂が始まったもので外壁内部の侵入口になり、早急な対処が必要になります。
これも自己判断でひび割れを埋めてしまうのは危険な場合もあるので、専門業者に依頼しましょう!

 

〔外壁のひび割れに気付いたら早めに補修をしましょう!〕

外壁のひび割れを補修せずに放置しておくと、見た目の問題だけではなく、大きな欠陥につながってしまいます。
・外壁からの雨漏り
・湿度が上がることによるカビの発生
・外壁内部の腐食
・建物構造自体の深刻な劣化
     これは避けたいですね。

◇自分で補修できる?

外壁のひび割れを発見したらDIYを考える人もいるでしょう。
ホームセンターで外壁補修などのコーナーに行くと、コーキング材やパテ、モルタル、セメントと沢山売っています。

◆モルタルの補修であれば、汚れや油分を落とし乾燥させ、ひび割れ部分の中をドライバーなどでさらいきれいにしパテを埋め、ヘラなどで伸ばしてから平坦にならす。

◆サイディングのつなぎ目のコーキング材もホームセンターで売っているので、コーキング部分を残して養生テープを貼り、コーキング材を埋めてヘラなどで平らに伸ばす。

…など自分で補修する方法もありますが、ひび割れを深く削り直してから埋めないと、すぐにまたひび割れが浮き出てきてしまうものもあります。
また、乾燥させるため天気の良い日に作業すること、高い場所での作業になると脚立やはしごが必要です!

 

〔長く安心・安全に住むために!〕

見よう見まねで補修しても、プロの職人の技術は意外と難しく、数日〜数週間かかってしまい仕上がりがでこぼこになってしまったり、周りと色が合わなかったりと見た目がおかしくなってしまうことも。

見た目はもちろんのこと、長く安心して住むために、補修後のアフターフォローや安心・安全といった確実性を考えて直すのであれば、技術や知識を持ったプロがいる業者に依頼するのが安心です。

お気軽に弊社「マサキホーム」までご相談ください

「マサキホーム株式会社」では、無料でご相談・お見積もりにご対応させていただきます。
大切なおうちを守る外壁のリフォームを、是非私たちにお任せください。

また、住宅リフォームについてご不明な点やご心配な点がありましたらお気軽にお問い合わせ頂ければと思います。

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