TOTOのUD(ユニバーサルデザイン)にはどんな商品がある?(2021年5月6日 現場ブログ更新)

こんにちは。川崎市宮前区リフォーム会社のマサキホーム株式会社です。

今まで特に問題なく快適に過ごしてきたはずの自宅が、最近なんだか生活にフィットしてないかもしれないと思うことはないでしょうか。

たとえば!...
★「新居を構えてから数十年、これまで快適に暮らしてきたが、最近生活する中でスムーズに動きずらいなぁ……という場面が増えてきたように思う」
★「離れて暮らしている両親が少しでも心地よい生活を送れるよう、体に負担のない商品を使ってリフォームしてあげたい」
★「家族に介護が必要になったため、リフォームして家族全員が気持ちよく元気に過ごせるようにしたい」
  ....と感じたことは無いですか?

お年を重ねるにつれ、「ここに手すりがあれば……。」・「ここの段差がなければ……。」・「ここの台がもう少し低ければ……。」など、あともう少し改善できれば生活が楽になるかもしれません。
日頃そのようことをお考えの皆さまの一助となりますように、今回はユニバーサルデザイン商品についてお話しします。

この記事では、おすすめのTOTOUD(ユニバーサルデザイン)商品「住宅向け車いす対応洗面」「手すり」をご紹介します。バリアフリーリフォームの際の参考にしてみてください。

 

◆UD(ユニバーサルデザイン)とは?

年齢や性別、国籍や能力の違いに関わらず誰でも使いやすいように考えられたデザインのことです。
例えば、「右左どちらの利き手でも思い通り柔軟に使用できる」ことなど、7つの原則があります。

 

1.TOTOのUD(ユニバーサルデザイン)とは?

「ラクさ・操作のしやすさ・ここちよさ・えらべること・安全安心」であることの5つの原則をモットーに商品の開発が行われています。
商品をお使いになるさまざまな方々を想定し、1人1人がどんなことに困っていて、どうしたら改善できるのか、とことん考え進化を続けています。

こうして開発されたユニバーサルデザイン商品のなかから、今回は特におすすめの商品を解説します。

 

2.TOTOのUD(ユニバーサルデザイン)、おすすめの商品は?

(1)住宅向け車いす対応洗面

住宅向け車いす対応洗面は、車いすをご使用の方でも、立ちっぱなしの状態が難しい方やお辛い方でも、ゆっくり洗面台を使用することができる商品になります。
それでは、商品の特徴を解説します。

①低い姿勢のまま使える
いすに座った状態でも、車いすに乗った状態でも、収納してある商品や水栓に手が届きやすいのが特徴です。
わざわざ人を呼ばなくても、自分だけで簡単に整髪料や化粧水の出し入れを行い、マイペースに身支度を整えることができます。

②2種類のタイプを選べる
「エンドパネル式」と「昇降式」の2種類があります。
「エンドパネル式」は両サイドがパネルでおおわれたタイプです。
間口は750mm・900mm・1000mm・1200mmの4種類、あふれ面の高さは700mm・750mmの2種類あります。
「昇降式」は、あふれ面高さが650mm~800mmの間で自由に上げ下げ出来るのが特徴です。間口は900mmのみとなっています。

車いす・いすを使われる方や小柄な方であれば650mm、立って使われる高身長な方であれば800mmというように、誰でも心地よく使えるようになっています。

③車いすのままでもラクラク作業
車いすや、いすに座ったままでも、過度に前のめりになる必要がなく無理のない範囲で作業ができます。
配管が奥にまとまっているため、足元のスペースに余裕があり、水栓金具も手の届きやすい位置に設定されています。

➃細かい工夫が盛り沢山の洗面ボウル
洗面ボウルには、誰でも使いやすくするための工夫が8個も詰め込まれています。

a.低い姿勢で使う人が嬉しい、物が置きやすいゆとりのあるカウンターになっています。
b.石鹸のように濡れてしまうものと、ハンドクリームのように濡らしたくないけどよく使うもの。それぞれ別々に置けるエリアが設けられています。
c.介助を行いやすいよう、横からでも寄り添いやすいボウル型の形状になっています。
d.ボウルの前面部分を低くすることで、手が疲れてしまわないようサポートすることができます。又、ボウル前面部分が掴みやすいように薄くなっているのも特徴です。
e.手を洗っているときの腕置きスペースを広くし、体を支えやすいようになっています。
f.ボウル型の形状であることによって、体に寄り添うため立って手を洗うときも寄りかかることで無理なく安定した姿勢でいられます。
g.大型目皿で髪の毛などをしっかりきゃっちし、排水管のつまりを抑えられます。
h.ボウルの底面が平らなため、コップなどの容器も安定して置くことができ、片手でも簡単に水を入れることが可能です。

(2)手すり

一言で手すりと言っても、様々な種類がありますのでご紹介します。お困りごとにあわせた手すりを選択できるよう、参考にご覧ください。

①移動をサポート:住宅用屋外手すり

TOTOより引用

例え低い段差であっても、玄関前に階段があると移動がつらく、とても時間のかかってしまうことがあります。こういった場所で屋外の伝い歩きを手助けする手すりです。

②玄関動作をサポート:フリースタイル手すり

TOTOより引用

フリースタイル手すりは、玄関動作をサポートするだけでなく、取り付け場所に合わせて自由に作れるタイプの手すりです。

サイズは2種類。つたい歩きを支えるのに適当な35mmサイズと、上下の移動など握ることが必要な場合に適当な32mmサイズがあります。又、凹凸があり握りやすいタイプと、木目がきれいでフラットなタイプも選択可能です。

③トイレでサポート:トイレ用手すり(システムタイプ)

TOTOより引用

便器へ座る際の後ろへの衝撃を弱くし、着脱時の介助にもなる便利な手すりです。また、ご使用される方の体の状況に合わせてアシストバーや背もたれを外すことも可能です。

アシストバーは左右どちらにも設置可能。アームレストは左右を入れ替えての幅調整や、高さの調整もできます。

➃トイレでサポート:前方ボード(はね上げタイプ)

TOTOより引用

排せつしやすいよう前かがみが必要なとき、姿勢を安定することが出できる手すりです。長時間とることがつらい前傾姿勢を支えます。

⑤お風呂でサポート:インテリア・バー(Iタイプ)

TOTOより引用

浴槽への出入りをサポートする手すりです。浴槽に入るときに滑って転ばないよう、またぐときにバランスをくずさないよう、浴槽から出ようとするときに勢いがつくようサポートします。

壁とバーの距離が120mmあるため、ご自身に近い位置で無理なくバーを握ることができます。

 

3.少しのリフォームで、体への負担を減らしましょう

TOTOのUD(ユニバーサルデザイン)商品のなかから、「住宅向け車いす対応洗面」と「手すり」についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

ちょっとつらいな……、ちょっとスムーズに動けないな……という日頃のモヤモヤも、細かい工夫がなされている洗面台に変えたり、手すりをつけてみることで大きく改善されるかもしれません。この機会に是非、ユニバーサルデザインについてご検討されてみてはいかがでしょう。

バリアフリーリフォームのご相談は「マサキホーム」まで!

TOTOのUD(ユニバーサルデザイン)についてご紹介してきましたが、費用や工事日数など具体的なご相談につきましてはいつでもご連絡ください。
無料でご相談・お見積もりにご対応させていただきます。

また、少しでもご不明な点やご心配な点がありましたらお気軽にお問い合わせ頂ければと思います。

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マサキホーム㈱ お問合せ窓口 担当 山根 

 

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