外壁塗装は必要?大切な住宅を守る外壁塗装!10年が検討時期の目安(2022年2月8日 社長ブログ更新)

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の代表・山根です。
今回は「外壁塗装って必要なの?」ということについて。

住宅に住み始めてしばらくすると、
「外壁塗装の時期ですよ!」
「今なら格安で外壁塗装ができます!」
などと、チラシが入っていたり、訪問セールスされたり…こんなことがありませんか?

そういわれても、見た感じ少し色あせはしているかもしれないけれど、外壁はまだきれいだし、塗装しなくちゃだめなのかしら?… 塗装って必要なのかしら?… と悩みますよね。

はい、外壁塗装は必要です!
塗装の目安は一般的に10年ぐらいといわれており、住宅を長持ちさせるために外壁塗装は大切なメンテナンスなのです。

そこで今回は、外壁塗装が必要な理由外壁塗装の時期の見極め方についてお伝えします。

 

1.外壁の種類

外壁塗装について解説する前に、外壁材の種類について知っておきましょう。サイディング外壁・モルタル外壁・ALC外壁の3つが現在よく使用されてる外壁材です。

それぞれの特徴をみてみましょう。

①サイディング外壁
サイディングとは、セメントと繊維物質を混ぜて板状に形成した外壁材のことです。デザインが豊富で軽いため、現在の戸建て住宅で主流の外壁材です。軽い素材のものは建物への負荷が少ないことから、耐震性が上がるため人気の外壁材となっています。

材質により、窯業(ようぎょう)系・金属系・木質系・樹脂系などの種類があります。近年では、金属系が軽量のため人気になりつつある傾向です。

②モルタル外壁
モルタルは、セメントに砂と水を加え練ったものです。このモルタルを、コテなどで塗り重ねてつくられたのがモルタル外壁です。コテの使い方次第では、凝った模様の外壁にもなります。

モルタルはつなぎ目のない外壁で目地がないため、コーキングの必要がないことが特徴です。モルタルは柔軟性に優れており耐火性があり、外壁の素材として使われています。
モルタル自体の防水性は低いのですが、防水塗装することで耐水性が向上します。

③ALC外壁
ALC外壁とは、軽量気泡コンクリートともよばれます。コンクリートでありながら、気泡の穴が内部にあるため、軽く水に浮きます。珪石・セメント・生石灰を主原料として、板状に形成された外壁材です。耐久性が強く、断熱性・耐火性に優れており、空気の層が音を遮断することで、遮音性が高いことも特徴です。

ALC外壁は、気泡がたくさんあることから吸水性が高く、水分が中に入るとひび割れや膨張するといったことが挙げられます。そのため、細かいお手入れを必要としますが、メンテナンス次第では耐用年数が50年ともいわれている外壁材です。
モルタル以外は、ボードになった外壁材をつなげて外壁が作られています。

 

2.外壁塗装が必要な理由


外壁材の次は、塗装の役割についてです。
外壁塗装には外壁材を守る機能と美観を保つ役割があります。

➀守る役割
外壁材を守る役割には、防水と劣化の防止が挙げられます。
塗装すると、塗料の膜(塗膜)が作られ、雨や紫外線などの外的刺激から外壁材を守ります。イメージでいえば、車にワックスをかけたような感じといえばお分かりいただけるでしょうか。

雨や紫外線による劣化で塗膜が薄くなると、外壁材に水分が侵入して外壁材自体が傷んでしまう可能性があるのです。外壁材が傷んでしまうと、全て張り替えるか、今ある外壁の上に覆うように外壁材を貼り付けるといった大掛かりなリフォームが必要になってしまうのです。
そのため、定期的なメンテナンスとして外壁塗装が必要です。

➁美観を保つ役割
また、外壁塗装により住宅の外観の美観を保つ役割もあります。新たに塗装することで、外観をキレイにリフォームできます。現在のカラーと全く違うカラーを選択すると、住宅のイメージを変えることも可能なのです。定期的に外壁塗装をすることで外観を常にきれいな状態に保てるわけです。

 

3.塗料による時期の見極め方

現在お住まいの住宅に使用してある塗料によっても、塗装の時期が変わってきます。
これは、塗料の種類によって、耐用年数が違うためです。
一般的に使用されている塗料の種類と耐用年数は以下の通りです。

・アクリル塗料 … 5~7年
・ウレタン塗料 … 7~10年
・シリコン塗料 … 10~15年
・ラジカル制御型塗料 … 12~15年
・フッ素塗料…15~20年
  このように塗料の種類によって耐用年数にばらつきがありますね。

10年くらい前に建築された住宅は、ウレタン塗料やシリコン塗料が多いため、そろそろ塗膜が薄くなっている時期だと考えられます。そのため、外壁塗装を検討する時期になっていると推測できるのです。

 

4.外壁塗装の状態からの見極め方

外壁を塗り替える時期の目安は、年数だけに限りません。外壁の状態から判断もできますよ。以下に外壁の塗装時期を知らせてくれるサインをいくつか紹介します。

➀チョーキング
外壁を手で触ったときに白い粉が手につく状態のことを、チョーキングといいます。これは、白い粉がチョークの粉に似ていることからそう呼ばれています。
外壁が紫外線を浴びると、塗料に含まれている成分の顔料が紫外線と反応し、粉に変化することから起こる現象です。外的刺激から守る力が弱くなっているサインなので、早めの塗装がおすすめです。

➁ひび割れ
モルタルに多くあらわれるひび割れは、クラックともよばれます。
クラックはひびの程度によって、ヘアークラックと構造クラックに分かれます。
ヘアークラックは髪の毛のような細いひび割れ、深いクラックは構造クラックです。

塗膜に弾性や伸縮性をもつ特徴のある下塗り剤の微弾性フィラーで補修できる場合もありますが、大きなクラックなどは、シーリング材で補修することになります。
クラックをそのままにしておくと、クラックから水分がモルタルの中に侵入したり、ひび割れがさらに大きく広がったりするため、早めのメンテナンスを考えたほうがよいでしょう。

➂コーキングの劣化
コーキングは、サイディング外壁やALC外壁に使用されているボードのつなぎ目(目地)に充填(じゅうてん)しているもののことです。目地から屋内に水分が侵入することを防ぐ役割をもっています。コーキングが劣化すると、亀裂(きれつ)がおこります。コーキングは7年くらいから亀裂が起こり始めます。亀裂をそのままにしておくと、亀裂から水分が入ってくる恐れがあるため、外壁塗装の際にコーキングを新しく打ち替えるのが一般的です。

➃色あせ
長年住んでいると、色あせには気がつきにくいものです。しかし、日々紫外線などの外的刺激を浴びている外壁は、気がつかないうちに劣化しているものなのです。可能であれば、以前の写真と現在の写真とを比べてみると色あせ具合がわかりますよ。
色あせも外壁の劣化のサインのひとつです。外壁自体に異常があるわけではないので、色があせているからといって、外壁塗装を急いでする必要はありませんよ。

➄カビやコケ
塗膜の防水機能が低下してくると、ジメジメした場所や日当たりの悪いところにカビやコケが発生してきます。カビやコケはどんどん広がる性質があることから、そのままにしておくと外壁材にまで浸食してしまう場合があるのです。
カビやコケが原因でアレルギー症状を引き起こす可能性もあることから、注意が必要です。

 

5.まとめ

こちらでは、外壁塗装が必要な理由や外壁塗装の時期の見極め方についてお伝えしました。

住宅のメンテナンスには、外壁塗装が欠かせない大切なものだということがお分かりいただけたのではないかと思います。
大切な住宅をきれいに保ち、末永く住める家にするためにも、10年を過ぎたら外壁塗装を検討してみてくださいね

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