土間コンは有能プレイヤー!上手に使って外構をランクアップ!(2022年9月2日 現場ブログ更新)

こんにちは。川崎市宮前区リフォーム会社のマサキホーム株式会社、佐々木です。

今までにないような大雨の多かった今夏、おうちのまわりの水はけが悪くて困ったということはありませんでしたか?そんなお悩み、土間コンクリートで解決できますよ!おうちのまわりに土のままの部分があると、どうしても雨の後に水はけが悪く、虫害にも遭いやすくなってしまいます。土間コンクリートを施工することで、おうちのまわりの排水経路を確保でき、水はけがよくなります。一度施工すればかなり長い期間使用できるので、一年を通して気候の変化が激しくなった昨今、おうちを水害や虫害から守るためにも土間コンクリートの施工をおすすめします。今回は土間コンクリートを施工する際に知っておきたいことをまとめてみました。ぜひ参考にしてください。

 

1.土間コンクリートのメリット3つ

土間コンクリートを施工することでたくさんのメリットが得られますが、ここではその中から3つご紹介します。施工された方の多くから「早くやればよかった」というご感想をお聞きします。これらのメリットで、土間コンクリートの施工を迷っている方の背中を押せれば幸いです。

①耐久性がある
土間コンクリートは一度施工するとほぼメンテナンスフリーです。
何度抜いても生えてくる雑草に悩まされることもなくなりますし、水を通さないため、雨水も溜まったままになることもありません。

②見た目が明るい
土のままなら濃い茶色ですが、土間コンクリートにすれば白っぽく仕上げるため施工した場所が明るくなります。些細なことに思えるかも知れませんが、白っぽい色には清潔感を感じさせる効果もありますし、膨張色なのでスペースを実際よりも広く見せる効果もあります。色の持つ心理的効果が期待できますよ。

③アレンジの幅が広い
土間コンクリートは、そのままでは白っぽい無機質な仕上がりですが、目地の取り方や表面の加工でデザインに多様性を持たせることができます。具体的な仕上げの例は次項でご紹介します。

 

2.土間コンクリートの仕上げの種類をご紹介!

土間コンクリートは、表面の仕上げを個性豊かに表現することができます。ここでは仕上げの例をご紹介します。

①コテ押さえ仕上げ
コンクリートが固まり始めるタイミングで、金コテで押さえて表面をツルツルに仕上げる方法です。ツルツルしているので汚れが付きにくくメンテナンスしやすい仕上げです。

②刷毛引き仕上げ
コンクリートが固まり始めるタイミングで、表面に刷毛でなぞったような一定方向の筋を入れる仕上げです。筋が入ることで表面が滑りにくくなる人気のある仕上げです。

③スリットを入れるおしゃれな仕上げ
コンクリートの仕上げ面にはひび割れを防ぐために、一定の間隔でスリットを入れることがおすすめです。そのスリットを上手くアクセントにしておしゃれに見せる方法です。スリットには色の付いた砂利を入れたり、常緑多年草を植えたりするのもおすすめです。

④洗い出し仕上げ
コンクリートの仕上げ面に玉砂利を埋め込む仕上げです。玉砂利の色を変えることで和風建築・洋風建築を問わず個性豊かな仕上がりになります。玉砂利の凹凸で表面が滑りにくくなるため、介護リフォームにもおすすめです。

⑤スタンプコンクリート
コンクリートの表面に型を押して、着色する仕上げです。タイルのような型を押すと、一見本物のタイルと見間違えるようなクオリティに仕上がります。コンクリートの仕上げは白っぽい単色で、どうしても無機質な印象になりますが、模様や色をプラスすることでそんな印象を払拭することができます。

社団法人 日本スタンプコンクリート協会より引用

 

3.土間コンクリート施工の工程をご紹介!

土間コンクリートはどのようにして施工されるのでしょうか。ここでは実際の工程をご紹介します。

①測量する
土間コンクリートは水を通さないため、施工面に勾配を付けて水が流れるようにします。この勾配は、駐車場もアプローチも2%(1mで2㎝上がる)ぐらいが望ましいと言われています。排水が会所枡(雨水枡)に流れ込むように計画することが大切です。

②発生した残土の処理
土間コンクリートを施工する面にある土を、掘削機で剥がして整地します。剥がした土は残土として処分します。

③転圧する
土間コンクリートを施工する地面が凹んだり浮いたりしないように、転圧機で地面を平らにならして固めます。砕石を敷いてさらに上から転圧機でならします。 

④型枠を入れる
コンクリートを流し込む型枠を設置し、土間コンクリートの強度を高めるために必要な格子状メッシュ筋を入れます。 

⑤土間コンクリートの施工
いよいよコンクリートを流し込みます。この作業は雨天時にはできませんので、よく晴れた日に行います。

 

4.土間コンクリートの施工にかかる時間や費用はどれぐらい?

土間コンクリートの施工にかかる時間や費用、コンクリートの厚みについてお伝えします。ご参考ください。

①土間コンクリートの施工にかかる期間
気候や天候、施工面積によっても異なりますが、約1週間程度見込めば大丈夫です。職人さんの動きは素早く、DIYでは考えられないほどの手際で作業が進みますよ。

②土間コンクリートの施工にかかる費用
30㎡以下の場合で1㎡あたり10,000円~12,000円程度です。施工の面積が広くなれば1㎡あたりの単価が少し安くなります。施工場所によって「高低差がある」「車両が入れない」「狭小地」など、一軒として同じ条件の現場はないため、土間コンクリートの施工はいわばオーダーメイドのようなものです。そのため一律の値段を決めるのが難しい工事です。土間コンクリートの施工費用を抑えたい場合「工事を外注せず、自社で工事してくれる会社に依頼する」「仲介料を取らず、直接契約ができる会社に依頼する」ということをおすすめします。また、土間コンクリートの施工は職人の技術によって仕上がりが左右されますので、費用面だけではなく技術面もしっかりした業者に依頼することが大切です。

③土間コンクリートの厚みはどれぐらいがベスト?
土間コンクリートは上から荷重がかかるため、強度を保つためにはコンクリートの厚みが重要なポイントになります。普通車や軽自動車に使用する駐車場では、コンクリートを10cmの厚みで計画します。寒冷地や大型車を駐車する場合はコンクリートを15cmの厚みで計画します。コンクリートの厚みを増すということは、地面をその厚みの分だけ余分に掘削するため施工費は高くなります。車両の通らない歩行用のアプローチであればコンクリートの厚みは8cm、庭の雑草対策であれば厚みは5cmほどでもじゅうぶん機能を果たせます。

 

4.まとめ

今回は、土間コンクリートについてお伝えしました。外構工事の中では「とりあえず……」という消極的な選択肢になりがちな土間コンクリートですが、施工することで得られるメリットが多い、有能な仕上げ材です。おうちのまわりの水はけでお困りのことがあれば、ぜひ土間コンクリートの施工をご検討ください。

 

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リフォームを満足いくものにするためには、事前のヒアリングが重要です。マサキホームでは経験豊富なスタッフが丁寧にヒアリング・施工し、アフターケアも万全!信頼と実績ではどこにも負けません!

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