こんにちは。川崎市宮前区リフォーム会社のマサキホーム株式会社、村木です。
何度抜いてもいつの間にか生えてくる雑草。戸建てに住んでいると、少しのスペースにも雑草が生えてしまうことがありますよね。雑草は、「光」「水」「土」「空気(二酸化炭素)」の条件が整うと育ちます。多少条件の悪い場所でもたくましく育つので、雑草処理が重荷に感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、そんな雑草のお悩みの強い味方「防草シート」についてお伝えします。害虫が少なく、雑草の生長が遅いこれからの時期は防草シートを敷くのに適したタイミングと言えます。防草シートを敷いて、来年は雑草の処理から解放されませんか?
1.防草シートでどうやって雑草対策するの?仕組みや特徴を解説。
雑草に悩んでいても「防草シートを敷こう!」とすぐに思いつく方は少ないと思います。そもそも防草シートとはどんなもので、どのように雑草対策をするのかをここで解説します。
➀防草シートの仕組み。
「光」「水」「土」「空気(二酸化炭素)」の条件が整うと生長する雑草ですが、防草シートは光を遮断します。光を遮断し、光合成ができないようにして雑草を生長させないようにします。「光の遮断」は重要なポイントになるので、光合成を抑制するための「遮光率」は防草シートを選ぶ判断基準になります。日に透かしてみて光を通さない防草シートを選ぶことが大切ですが、ネット通販などで製品を手に取ることができない場合は、遮光率の数字が大きい製品を選びましょう。
➁防草シートの種類は大きく分けて2タイプ
・織物タイプ ・・・ 縦糸と横糸を布状に織った防草シート。やわらかい雑草や葉先の尖っていない雑草が生える場所におすすめです。日を通さない、防草シートの織り目が詰まったものを選びましょう。表面がでこぼこしているものは熱処理されていないことがあります。熱処理がされていないと直射日光で防草シートがよれや収縮を起こし、隙間から雑草が育ってしまう可能性があります。
・不織布タイプ ・・・ フェルトのような形状の防草シート。固い手触りの高密度のものと、やわらかく密度の低いものがあります。織り目がないので葉先の尖った強い雑草でもシートを突き抜けることがなく抑えます。注意しておきたいのが、厚みのある防草シートが必ず防草効果が高いというわけではありません。厚みがあっても密度の低いシートだと雑草が突き抜けてしまいますし、薄くても密度の高い防草シートは雑草が突き抜けることはありません。防草シートを選ぶ時は遮光率の他に密度を考慮することも大切です。
③防草シートの材質
防草シートの材質はポリプロピレンやポリエチレン、ポリエステルが使用されることが一般的です。それぞれの違いは以下のとおりです。
・ポリプロピレン、ポリエチレン製 ・・・ コストが安い、熱や紫外線にやや弱い。
・ポリエステル製 ・・・ 熱や紫外線劣化に強い。長期間の防草におすすめ。
➃防草シートの耐用年数
防草シートの耐用年数は製品によって、また施工する場所や気候によって異なりますが、織物タイプで1年~5年、不織布タイプで7年~10年です。素材ではポリエステルが一番丈夫で、ポリプロピレン、ポリエチレンと続きます。
2.防草シートの敷き方。施工方法を解説。
防草シートはどのようにして敷くのでしょうか。ここでは防草シートの敷き方の手順をまとめました。
〔 防草シートの敷き方 〕
①除草する
防草シートを敷く場所に生えている雑草を抜きます。防草シートは平らにまっすぐ敷いた方が効果的ですので、この手順は怠らないようにしましょう。
②地面を平らにならす
地面を平らにならすことは、防草シートを敷くうえで重要なポイントです。防草シートと地面の間に隙間ができると、めくれやすくなったり雑草が生えやすくなったりするからです。凹凸の原因になりやすい小石などもこまめに取り除きましょう。
③除草剤を散布する
設置場所の広さに合わせた量の除草剤を散布します。雑草や根が残っているまま防草シートを敷くとシートの下で虫が育ってしまうこともあるので注意が必要です。除草剤には粒剤と液剤のものがあります。即効性が高いのは液剤ですが、粒剤でもじゅうぶん効果があります。
④防草シートの設置場所を確認する
防草シートを実際に広げて仮置きしてみます。何列かにわたって敷く場合はシートの端を10cm程度重ねましょう。重ねる範囲が少ないと雑草が生える原因になります。
⑤置場所に合わせて防草シートをカットする
仮置きができたら設置場所に合わせて防草シートをカットします。厚みのあるシートでも普通のはさみやカッターで切れます。
⑥防草シートを固定する
最後に防草シートを釘やピンで固定します。防草シート用のおさえ釘など専用のアイテムも販売されていますので上手に利用しましょう。50cmぐらいの間隔で留めるとずれにくく仕上がります。
3.最強の防草シート「ザバーン」で、安心の雑草対策を!
ザバーンはアメリカの大手化学メーカー、デュポン社が開発した防草シートです。Amazonや楽天などのネット通販でも入手することができます。
〔 ザバーンの特徴 〕
①強度が高い
ザバーンは「4層スパンボンド長繊維不織布」という、極太繊維を使用した特殊構造が用いられているため、強度が高く施工場所を選びません。ザバーンは薄い仕上がりですが、密度が高いため雑草が突き抜けにくい構造です。
②雑草抑制効果が高い
ザバーンの遮光率は種類によって異なりますが、240以上の製品は99.7%とトップレベルの遮光性を持っています。遮光率99.5%で光合成を抑制できるといわれているため、それを上回るザバーンならより高い効果が望めます。
③水はけがいい
ザバーンは水や空気をよく通します。透水性がいいので大雨が降った後も水がたまってカビやコケが生える心配もありません。シートの下の地面にも水を通すため水たまりができにくく、土壌環境も健全に保ちます。
④砂利が沈まない
ザバーンの上を砂利敷にした場合、高い強度と伸縮性で砂利にかかる重さを分散させ、沈み込みを防ぎます。車が通るような場所ではタイヤの重みで砂利が沈んでしまうことがよくありますが、ザバーンなら安心です。
⑤環境にやさしい
ザバーンはポリプロピレン製です。ポリプロピレンは焼却しても有害物質が出ないという性質を持っています。そのため環境にやさしく、リサイクルしやすい製品です。ちなみに前項で「ポリプロピレンは熱や紫外線にやや弱い」とお伝えしましたが、ザバーンは紫外線対策もバッチリです。
4.まとめ
今回は、防草シートについてお伝えしました。防草シートは、ホームセンターやネット通販で手軽に入手できるので、DIYにもおすすめのアイテムです。当記事では防草シートの特徴や施工の手順についてお伝えしましたが、施工に不安があるという方はぜひマサキホームにご相談ください!
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