キッチンをIHリフォームして安全で快適な暮らしを。(2022年10月4日 現場ブログ更新)

こんにちは。川崎市宮前区リフォーム会社のマサキホーム株式会社、村木です。

日々暮らしている中で「火の始末に不安が出てきた」「目線を低くしてコンロの火加減を見るのが大変に感じるといったことはありませんか?コンロをIHにリフォームすると、安全で快適にお料理できますよ。今回はキッチンをIHにリフォームするためにはどのような工事が必要で、費用はいくらぐらいかかるかを解説します。IHリフォームをお考えの方はぜひ参考にしてください。

 

1.IHキッチンにはこんなにメリットがあります!

IHキッチンのメリットをご紹介します。近年の新築住宅ではIHキッチンを採用されるケースがガスを採用されるケースを上回っています。IHキッチンのさまざまなメリットをご紹介します。

①安全に調理できる
鍋を火にかけたまま忘れて焦がしてしまうことがありません。またコンロの周りに置いてあるものや袖に炎が引火してしまうこともなく安全です。

②掃除がしやすい
五徳がなくフラットな形のIHクッキングヒーターは、使用後に拭くだけで綺麗になるので掃除がしやすく、いつも綺麗な状態を保てます。

③立ち上がりが早い
IHクッキングヒーターは、ガスコンロに比べると熱のまわりが早いのが特徴です。同じ量のお湯を沸かした時、IHクッキングヒーターでは1分27秒だったところ、ガスコンロでは2分59秒かかったというデータもあります。

④温度がわかりやすい
IHクッキングヒーターは、温度を弱~強まで6段階や9段階に分けて調節できる製品が一般的です。中には「180℃」など具体的に温度を設定できる揚げ物モードや、低温調理に便利な保温モードを備えている製品もあります。炎の大きさで判断するガスコンロよりもわかりやすく調節できて便利です。

 

2.知っておきたい。IHキッチンのデメリット

メリットがあれば当然デメリットもつきものです。ここではIHキッチンのデメリットをご紹介します。

①鍋を振るような調理法ができない
チャーハンやオムレツを作る時、火加減を見ながら鮮やかにフライパンを返す……。ガスコンロでは当たり前にできるこの動作がIHクッキングヒーターではできません。人によっては不満に感じるかも知れませんね。

②調理器具を選ぶ
IHクッキングヒーターには、アルミ製や銅製の鍋が使えないものがあります。鍋を使用する際には「IH対応」であることを確認しましょう。近年は「オールメタル対応」という、アルミ製や銅製の鍋に対応したモデルも登場しています。

③同時に複数を強火にかけることが難しい
同時に2つの鍋を「強」に設定すると、左右どちらかのヒーターが優先されます。また複数のヒーターを稼働してさらに電子レンジなどを使用すると、ブレーカーが落ちる可能性があるので注意が必要です。

④停電時に使えない
当然ですが、IHクッキングヒーターは災害などの停電時には使用できません。しかし災害時のライフラインは、電気の方がガスよりも早く復旧するというデータもあります。

 

3.IHキッチンのヒーターは主に3種類

IHクッキングヒーターには、発熱の仕方が異なる3種類のヒーターがあり、それぞれに特徴があります。製品によって、すべてのヒーターを搭載していないものもあります。 

①IHヒーター
IHキッチンで主要となるヒーターです。埋め込まれたコイルから発生する磁力を利用して、調理器具を発熱させて加熱調理をします。鍋やフライパンから熱が発生するため、食材への熱のまわりが早く、火の通りにムラがありません

引用:Panasonicより

②ラジエントヒーター
埋め込まれたニクロム線が発熱して、調理器具をダイレクトに加熱するヒーターです。ラジエントヒーターは、ガスコンロの炎のように「炙り」ができるのが特徴です。焼き網で、魚などの食材を炙ることも楽しめます。3口のIHクッキングヒーターでは、中央の小さめのヒーターだけラジエントヒーターになっている製品もあります。ライフスタイルや予算に応じて検討することもおすすめです。

引用:Panasonicより

③シーズヒーター
ホットプレートなどと同様、電熱線が埋め込まれた金属パイプが発熱するヒーターです。IHクッキングヒーターでは魚焼きグリルに採用されることが多くあります。遠赤外線の力で、炭火で焼いたようなおいしさに仕上がります。

引用:Panasonicより

 

4.IHのリフォームに必要な工事

IHクッキングヒーター自体は数万円から販売されていますが、ガス使用のキッチンでIHクッキングヒーターを使えるようにするには以下のような工事が必要です。

①分電盤からIH専用回路(200V)を確保する
ガスコンロからIHクッキングヒーターにリフォームする場合、一番のポイントになるのが200Vの専用回路を確保することです。
電化製品は100Vの回路を使用していることがほとんどですが、IHクッキングヒーターには200Vの回路が必要です。分電盤に空きの回路がない場合は、専用回路を増設しなければいけません。
また、配電方式が単相2線式のおうちでは100Vの電圧しか利用できません。単相3線式に変更するために電柱から引き込み工事が必要になります。

②ガスの閉栓工事
今まで使用していたガス栓を閉栓、撤去する必要があります。この工事にはさほど手間はかかりません。

③IHクッキングヒーターの搬入、取り付け
キッチンに合ったIHクッキングヒーターを取り付けます。工事には配線から取り付けまですべて含めて、ほとんどの場合1日で完了します。

 

5.IHのリフォーム。費用はどのぐらいかかるの?

ガスコンロからIHクッキングヒーターにリフォームする費用を解説します。IHクッキングヒーター以外にも配線工事費用や既存のコンロの処分費がかかります。

・IHクッキングヒーター本体費用 ・・・ 100,000~150,000円
・ガスの閉栓・撤去 ・・・ ~20,000円
・既存コンロの撤去・処分 ・・・ ~20,000円
・電気配線 ・・・ 50,000円
・IHクッキングヒーターの取り付け ・・・ ~20,000円
・諸経費 ・・・ ~10,000円
●合計 ・・・220,000~270,000円

IHクッキングヒーターのグレードや専用回路が確保できるかで工事費用に差がでますが、相場としては上記のようになります。

 

6.IHクッキングヒーターの電気代はどれぐらい?

IHクッキングヒーターを採用すると電気代も気になりますよね。ここで解説します。

①IHクッキングヒーターの1カ月の電気代は約1,170円
4人家族の世帯で、朝・昼・夕食時に標準的なメニューをIHクッキングヒーターで作った場合、1カ月にかかる電気代は約1,170円です。(データ引用:一般社団法人 日本電機工業会より)

②契約プランを見直すことで電気代がお得になるケースも。
IHクッキングヒーターを採用すると使用電力が増えますが、契約プランを見直すと電気代が安くなることもあります。
シミュレーションが簡単にできるサイトで検討されることをおすすめします  エネチェンジ

7.まとめ

今回は、IHキッチンのリフォームについてお伝えしました。安全・清潔・使いやすいなどたくさんのメリットが備わったIHクッキングヒーターは、これからさらに普及することでしょう。ご検討の際にはマサキホーム」が力になりますよ!

 

◆リフォームは「マサキホーム」までご用命ください!

リフォームは事前の細やかな聞き取りが肝心です。
「こんな感じにしたい」、「この部分に不便を感じている」といった些細なことでも、お気軽にご相談ください。
施工の内容についてはもちろん、費用や工事日数、少しでもご不明な点やご心配な点がありましたらお気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。

 

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マサキホーム㈱ お問合せ窓口 担当 山根 

 

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