電気自動車用充電設備をおうちに設置すると、こんなメリットがあります!(2023年4月24日 現場ブログ更新)

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の佐々木です。

今日は、おうちに後付けできる電気自動車の充電設備について紹介します。
2035年までに新車販売で電気自動車100%目標を掲げており、次の車の乗り換えでは、電気自動車を検討される方も多いのではないでしょうか。

大型スーパーや道の駅の駐車場などでよく見かけるように、お出掛け先での充電スポットは、補助金割合が高いこともあり、年々増加しています。
充電設備をおうちに設置すると、たくさんのメリットがあります。ここでは、どんな商品があるのかについてや設置の際の注意点、設置することでえられるメリットについて紹介します。

1.電気自動車用充電設備とは

電気自動車用の充電設備には「普通充電設備」「急速充電設備」の2種類があります。

急速充電設備は、30分~1時間で80%まで充電可能です。
業務用の大型電気機器専用の電力を使用するので、高速道路のSSやガソリンスタンド、スーパーの駐車場に設置されているのがこちらのタイプです。
充電のついでに店舗の利用を促す目的で、無料で使用できるところもあります。

普通充電設備は、家庭用電力である200V電源や100V電源を使用するので、自宅に設置可能です。
充電時間は4~8時間のため、帰宅後から朝まで充電する使用スタイルとなります。

2.充電スポットの現状

全国にある充電スポットは2022年3月時点では、3万基ほどあり、2030年までに全国で15万基の設置を目標とされているので、今後も増えていくことが予想されます。
参考までに、全国のガソリンスタンドは、2022年3月時点で28475軒です。
理論上は30キロごとに1か所充電ステーションがあれば心配ないと言われていますが、地域によって、設置場所にかたよりがあるのが現状です。

新築住宅では、自宅に充電設備を設置した場合にローン金利やローン控除による優遇措置を設けることも提言されており、自宅に充電設備を設置する割合が増えていくと考えられます。

参照:資源エネルギー庁 令和3年度末揮発油販売業者数及び給油所数
内閣府 カーボンニュートラルに向けた EV 普及のための充電器の整備についての提言

3.おうちに設置できる普通充電設備の種類

おうちに設置できる充電設備には下記のような種類があります、使い勝手や設置場所によって、最適なものを選択しましょう。

使い勝手で選ぶ

*ケーブル搭載タイプ ・・・ ケーブルが搭載された充電器で、車載ケーブルを取り出す必要がありません。毎日使用するものなので、利便性を重視したい場合にお勧めです。
*コンセントタイプ ・・・ 車載ケーブルを使って充電するタイプです。最も安価に設置可能です。

設置位置で選ぶ

*壁掛けタイプ ・・・ 家と駐車場(充電する場所)が隣接している場合
*スタンドタイプ ・・・ 家から駐車場(充電する場所)まで距離がある場合

➀壁掛け × ケーブル搭載 タイプ

引用:Panasonic [EV・PHEV充電用] 充電器 ELSEEV hekia S Mode3

ケーブルがついているので、充電時の手間を減らすことのできる商品です。下部にコードを引っかけて収納するため、地面に着かないように少し高めの位置に設置します。
同様のタイプで、カーポートの柱や門柱に設置できる商品も各社から販売されています。
定価 3kw 200,200円 / 6kw 243,100円
工事費用 10万~15万円

➁スタンド × ケーブル搭載 タイプ

引用:Panasonic[EV・PHEV充電用]充電スタンドELSEEV mine Mode3

スタンド式は、設置場所を自由に選べることが大きなメリットです。門柱一体型商品やエクステリアライト一体型の商品も各社より販売されています。
定価 343,200円
工事費用 10万~15万円

③壁掛け × コンセント タイプ

引用:Panasonic 〔EV・PHEV充電用〕カバー付屋外コンセント

本体代金が安価なため、検討しやすい商品です。元々ついている外部コンセントが100V のみの場合は、新たに200V電源を分電盤からつなげる必要があります。
定価11,660円
工事費用 4万円~10万円

➃スタンド × コンセント タイプ

引用:YKK エレポルト 機能門柱1型

どこにでも設置できますが、地中に基礎を埋めて設置するため、本体代金は壁付けよりもかなり高くなります。こちらの商品はアクセントパネルをオプションで選べるので、外壁や外構のイメージに合わせられます。
定価 286,800円
工事費用 10万~15万円

4.おうちに充電設備を設置するメリット

おうちでガソリンの給油ができなくても困らないのと同じように、充電設備は絶対に必要なわけではありません。充電スポットを利用するほかに、おうちに充電設備を設置するメリットについて紹介します。

➀充電の待ち時間がいらない
ガソリン給油に比べて、充電には時間がかかります、急速充電気を使った場合でも30分~1時間必要です。買い物のついでとはいっても、毎回のこととなると時間がもったいなく感じることもあるでしょう。おうちに設置すれば、帰宅してから朝までの自動車を使わない時間に効率的に充電することが可能です。

➁充電場所までの移動が必要ない
お住まいの地域によっては、家の近くやいつも通る道路沿いに充電設備がない場合もあります。おうちで充電できると、充電場所に向かうための時間と電力を節約することができます。

③順番待ちが必要ない
現状、充電スポットで一度に充電可能な台数は数台ずつです。充電しようと向かったスポットで、先に使っている人がいる場合、順番待ちが必要です。急速充電設備でも1台につき、30分以上かかります。充電中は車を置いて出られても、並んでいる間は社内で待機しなければなりません。
お出掛けの予定が大幅に狂ってしまうことも考えられます。

➃充電のついでの余計な出費を防げる
充電に行ったついでに買い物してこようと思っても、買い物が必要なタイミングとぴったり合わないこともあります。充電中になんとなくお店に入ってしまうと、今すぐ必要なもの以外を購入してしまうことや、充電ついでにちょっと外食で済ましてしまおうと考える機会も増えてしまいそうです。
おうちで充電できれば、必要のない外出や余計な出費を防ぐことができます。

5.設置の際のポイント

設置場所を考える際に注意した方がいいポイントについて説明します。

専用ブレーカーが必要な場合や電気料金のアンペア数を上げる必要がある場合がある。
車種によって充電口の場所が異なるので、駐車した時に向く方向に合わせましょう。
夜間以外も充電する機会がある場合、充電コードが人の動線と交差すると足を引っかけて転倒する危険があるので、設置位置を決める場合には動線を考慮しましょう。
可能であれば、バックドアが干渉しない位置に設置できると、使い勝手の良さがあがります。
ケーブルの長さが十分か確認しましょう。差し込みが不十分な場合、火災の原因となる場合もあります。
壁掛けタイプの場合、設置高さに注意しましょう。90~120㎝が使いやすい高さとされています。
オープンな外構にされていて、前面道路に近い位置に設置する場合は、いたずらに注意しましょう。いたずらが抑制できる鍵のつけられる商品も販売されています。

6.まとめ

電気自動車充電設備をおうちに設置するメリットや注意点、商品について解説しました。
設置が絶対必要なわけではないですが、毎日のことなので、おうちで充電できると、より効率的でスムーズなカーライフが過ごせそうです。
電気自動車購入の際やおうちに充電設備の準備を検討されている方は、マサキホームまでご相談ください!

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