住まいのスタイルに合わせたおしゃれな外壁の色選び(2022年2月14日 現場ブログ更新)

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の眞下です。

築年数が10年を超えると外壁の手入れを考える時期に差しかかります。定期的にメンテナンスをすることで、住まいを長持ちさせられます。外壁のメンテナンスは住宅の外観を大きく変えるチャンス。

どんな色の外壁にするかお悩みのあなたへ、塗装やサイディングの張り替えのときに役立つおしゃれな色の選び方を特集していきましょう。

 

1.おしゃれで人気のある外壁の色とは

▣ベージュ

ホワイトに少しイエローを加えたベージュは、外壁で一番人気のある色です。和風の住宅から洋風の家まで幅広く使用されていて、スタイルを選ばずに似合う色といえます。ホワイトやブラックの外壁と比べると、ベージュは汚れが目立ちにくいところがおすすめです。外壁の色を考えるときには、周辺の環境に馴染むかどうかが重要です。ベージュの外壁は街並みにおしゃれに溶け込んで、庭木などのグリーンとも相性がよいのも特長の一つと考えられます。また、ベージュはいっしょに組み合わせて配色できるカラーがたくさんあります。たとえば、同系色のブラウンやホワイトはもちろん、ピンクやグレーカーキをアクセントに加えることでさまざまなスタイルにあうおしゃれな外観を作り出せますよ。

▣ネイビー

近年よく見かけるようになった外壁の色にネイビーがあります。上品でさわやかな印象がある紺色はダークトーンの外壁の代表色です。特に落ち着いた外観にしたいけれど、ブラックまでいくと重くなってしまうと悩んでいる方はネイビーに落ち着くことが多いですね。
ブルー系の色には心身を落ち着けてリラックスさせる効果があります。そのため、明るいトーンの外壁が多い中に紺色の外壁の住宅があっても、ホワイトと組み合わせて清潔感を出すなど工夫すると違和感がありません。

また、縦の2パターンで色を分けるときやフラットな屋根との組み合わせでもネイビーは活躍してくれるおすすめの色です。淡い水色を合わせるとさわやかさが増しますし、グレーと組み合わせると大人っぽくて洗練された印象の外壁になります。

▣グレー

グレーはライトグレーとダークグレーで大きく印象が変化するカラーです。他の色にもいえることですが、外壁の色はできるだけ広い面積のサンプルで確認することがとても重要です。
グレーの最大の特長は汚れや経年劣化が目立ちにくい点です。また、周囲の環境にも馴染みやすく調和しやすいカラーといえますね。

外壁でよく使用されるベージュと比較すると、グレーの外壁はシンプルでモダンな印象に仕上がります。
ダークグレーは部分的にアクセントとして取り入れて、スタイリッシュに仕上げる最近人気の色です。一方、ライトグレーの面積を広くすると優雅でエレガントな雰囲気がプラスされますね。

▣ブラック

モダンスタイルの家の外壁として人気が高いのはブラックです。キューブタイプの住宅や片流れ屋根との相性がよく、とてもカッコいい印象に仕上がります。
モダンな雰囲気を高めたい場合にはホワイトと組み合わせるのがおすすめです。周りの環境に馴染ませたいときには、木材や木目調の色を合わせるとやわらかくて落ち着いた印象になって、黒のとがった感じをやわらげることができます。

引き締め効果が大きいブラックは狭小地の住宅の圧迫感を減らしてくれます。一方で、ブラックを外壁に使用すると、熱を吸収してしまうデメリットがあります。通気層をしっかりと設けて室内環境への影響を減らすように工夫することが大切です。
また、ブラックの外壁は他の色と比べて紫外線の影響を受けやすく劣化しやすいというデメリットがあります。美しい外観を保つためにはメンテナンス周期を早めに考えなければいけません。

 

2.スタイル別に提案する外壁の色

▣モダンスタイルの住宅にあう外壁の色

モダンスタイル住宅の外観は、機能的かつ合理的なデザインで幾何学的な要素が取り入れられています。すっきりとしたモダンスタイルの住まいに似合う外壁の色は、無彩色の「白」「グレー」「黒」または、ダークトーンのカラーです。

また、使用する色の数もシンプルにしぼり込んで2色以内で構成するのがおすすめ。
カーキやベージュなどのアースカラーを使うと、おしゃれですがモダンスタイルの住宅の印象からは離れていってしまうでしょう。
使用する色の明度の差は大きくするか最小限にとどめたほうがよりモダンな雰囲気になります。
和モダンスタイルの住宅では、ホワイトとダークブラウンホワイトとダークグレーの組み合わせがスタイリッシュですね。

キューブタイプやシャープな片流れ屋根の住宅では、ダークグレーやブラック、またはネイビーを使用する例も多いです。
外壁の色選びは窓枠との相性も重要ですね。窓枠の色をしっかりと確認してから外壁の色を決めるようにしましょう。

▣ナチュラルスタイルの住宅にあう外壁の色

ナチュラルなスタイルの住宅は、自然素材を使用したデザインが多いですね。そのため、自然界にある木や土をイメージさせてくれる、いわゆるアースカラーの外壁が一番似合います。

具体的には「アイボリー」「ベージュ」「ブラウン」と、彩度を落としたトーンの色を組み合わせると、ナチュラルスタイルの家にあう外壁の色になります。色の彩度とは「鮮やかさ」のことです。華やかで明るい色よりも落ち着いた色を使うとナチュラルな雰囲気を大切にできますね。

黒や鮮やかな色を使用する場合には、部分的なアクセントにとどめるのがおすすめです。また、サイディングであればレンガ調や木目調のものを使うとよりナチュラルな雰囲気になりますよ。

▣北欧スタイルの住宅にあう外壁の色

外壁をリフレッシュして、あこがれの北欧スタイルの住まいを手に入れてみませんか。ノルウェーやデンマーク、フィンランド、スウェーデンなどの北欧の国は、日本と同じように森林が多く、木造の住宅が多いという共通点があります。日本にも多い切妻屋根も北欧スタイルとの相性がいいですよ。

外壁の色をコーディネートすることで、おしゃれな北欧風の住宅に暮らすことができます。北欧風の色使いの基本は彩度を落としたグレイッシュなトーンです。

たとえば、グレーとベージュを混ぜた色合いの人気のグレージュや、同じブルーでも鮮やかすぎないグレージュブルー、濃色系ではチャコールグレーなどがあげられます。このようなグレイッシュトーンのカラーは日本の街並みにも溶け込みやすいです。

また、外壁と合わせて窓枠や玄関ドアをリフォームすると、さらに北欧風な住宅に近づけることができます。北欧ナチュラルスタイルでは天然の木の色に近いブラウンを、そして、北欧モダンスタイルでは清潔感のあるすっきりとしたホワイトを窓枠と玄関ドアに取り入れるのがポイントです。

 

3.外壁リフォームでおしゃれなスタイルを手に入れよう!

外壁のリフォームは家の印象をガラリと変える大きなイベントです。毎日眺める住まいの外観は理想のスタイルに近づけたいですよね。

外壁の色のそれぞれのイメージや特徴をつかんでおくと、リフォームするときに必ず役立ちます。同じ色でも明度や彩度によって印象は大きく異なってきます。外壁をリフォームするときには、リフォーム業者を通して同じ色を使用した施工例や大きな面積のサンプルを確認させてもらいましょう。外壁をリフォームして思い描いていたあこがれの外観を手に入れてくださいね。

 

◆外壁塗装・屋根塗装の工事は「マサキホーム」までご用命ください!

リフォームは事前に細やかな聞き取りをすることで、お客様によりご満足していただけるものになると思います。

施工の内容についてはもちろん、費用や工事日数など具体的なご相談につきましてもいつでもご連絡ください。また少しでもご不明な点やご心配な点がありましたらお気軽にお問い合わせ頂ければと思います。

 

 □■ お電話でのお問い合わせは
    フリーダイヤル 0120-910-615 ■□
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屋根らからの落雪を防ぐ雪止めとは?費用相場と注意点を解説(2022年2月5日 現場ブログ更新)

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の柳沢です。
寒い冬になると住まいに関する大きな悩みが「落雪」です。特に屋根からの落雪は、高い場所からまとまって落ちてくるので思わぬ事故になる危険性をはらんでいます。

そこで今回の記事では、屋根をリフォームする際に同時に考えたい、後付けできる雪止めについて解説していきましょう。

 

1.屋根から落雪を防ぐ雪止めとは

そもそも「雪止め」とは何を指すのでしょうか。

雪止めは屋根に降り積もった雪の落下が一度に地面に落ちないようにするための設備です。特に降雪量が多い北海道や東北地方、北陸などで設置される設備だと思われがちですが、雪下ろしが必要となる地域では逆に雪止めは設置されません。雪の量が多すぎて雪止めがすぐに破損したり、雪下ろしの際に雪止めが邪魔になったりすることが原因です。

 

2.雪止めを積極的に設置したい地域とは

降雪量はさほど多くないけれど毎年のように屋根に雪が積もる。
関東地方や関西地方など、雪が積もっても数週間で溶ける。

このような地域では落雪への対策が不十分なことが多く、毎年屋根からの落雪によって大きな事故も起きています。お住いに隣家や歩道へ向かって傾斜している屋根がある場合は、特に雪止めの設置をおすすめします。

 

3.雪止めを後付けするメリット

屋根からの落雪による事故を防ぐ

屋根に雪が積もるとよく氷の塊になります。豪雪地帯のように雪が大量に降らなくても、この氷の塊が屋根から落ちてきたところに人がいたら……。考えるだけでも恐ろしいですね。

落雪というと、大量の雪が屋根の端からどんどん落ちてくるというイメージが強いかもしれません。しかし、少ない積雪でも落ちてくる雪や氷の塊に巻き込まれないように、屋根に雪止めを設置することをおすすめします。

▣雨樋などが破損するのを防ぐ

雪止めを設置していない場合、屋根に積もった雪が雨樋などに塊となって落ちて破損することがあります。雪の重みで雨樋が外れたり、塊となった雪で割れたりする被害も見られます。

雨樋は住宅や外壁が嫌う水の侵入を防ぐことが機能の一つです。そのため、雪止めを設置しないことが原因で起きた雨樋の損傷は早く補修する必要が出てきます。

このような住宅への被害を防ぐためにも、屋根のリフォームに合わせて雪止めの設置を検討してみてはいかがでしょうか。

▣落雪によるトラブルを防ぐ

屋根からの落雪による隣家とのトラブルは毎年後を絶ちません。火災保険の補償も自宅の落雪の損傷部位は適用範囲となるのがほとんどですが、隣家への物的損害までをカバーしていることは少ないです。

民法第218条では「土地の所有者は、直接に雨水を隣地に注ぐ構造の屋根その他の工作物を設けてはならない」*1と定めています。降雪も同様に解釈されると考えられるでしょう。

落雪によるトラブルでは、隣家の窓や外壁への損害の他にも、庭木などへ雪がかかり続けることで枯れてしまうという事例も見られます。
屋根のリフォームにあわせて雪止めを設置しておくことで、自宅だけでなく近隣の住宅や歩行者の安全にも配慮できるというメリットがありますね。

*1 引用元 https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=129AC0000000089

 

4.雪止めを後付けするデメリット

▣施工不良によって雨漏りすることがある

屋根にあった適切な雪止めを選ばなかった結果、雪止めの設置が雨漏りの原因になることがあります。また、金具タイプの雪止めの施工では屋根材の隙間に金具を差し込んでシーリング材で固定します。その際に屋根材を傷つけてしまう施工不良から雨漏りにつながる例も気をつけたいデメリットです。

雪止めを後付けする場合には、施工実績が豊富な業者に依頼するようにしましょう。

▣経年劣化によって錆びる・見た目が気になる

後付け用の雪止めは大きく分けて金具タイプとネットタイプがあります。
金具タイプのデメリットとしては経年劣化による錆が挙げられます。屋根の下地材などに錆の成分が悪影響を与えて腐食などにつながることもあります。

ネットタイプのデメリットとしては
●設置場所が不適切だと雪止めとして機能しない
●屋根の上に設置したときの見た目が気になる
ことが挙げられます。たくさんの雪を受け止めてくれる雪止めネットですが、降雪がない冬以外の季節の屋根の外観が気になる方もいらっしゃいます。

▣豪雪地帯では雪下ろしの邪魔になる

さきほども触れたように、屋根からの雪下ろしが必要となるほどの豪雪地帯では雪止めがかえって邪魔になるため取り付けないことがほとんどです。

雪下ろしは専用の器具を使って屋根の上の雪を滑らせて落とします。そのため、雪止めがあるとそこで引っかかって作業効率が悪くなるのです。
ですから、毎年雪が大量に積もる豪雪地帯よりも、数年に一度大雪が降る、年に数回屋根に雪が積もる地域にこそ、雪止めの後付けをおすすめします。

 

5.雪止めを後付けする施工について

▣屋根によって異なる施工方法

まず、後付けの雪止めはすべての屋根に取り付けられるわけではありません。
シングル屋根と防水屋根には雪止めは後付けできません。また、太陽光パネルの設置状況によっても施工できない場合があります。

太陽光パネルが設置されている屋根こそ、勢いよく滑ってくる落雪防止に雪止めを取り付けたいものです。しかし、太陽光パネルが屋根の軒先先端まで設置されていると、雪止めを取り付ける場所がありません。その場合は太陽光パネルの一部を撤去する工事が追加で必要となります。

瓦屋根では雪止め瓦への差し替えが一般的です。瓦は1枚ずつ取り外しが可能なので、雪止めを設置したい場所へ雪止め瓦を差し替える方法がおすすめです。

スレート屋根や金属屋根への雪止めの後付けは金具タイプを使用します。雪止め金具に設けられている引っ掛け部分を屋根へ取り付けていきます。取り付ける金具の素材にはステンレスや亜鉛メッキがあり、耐久性や価格が異なります。

他にも太陽光パネルを設置している屋根におすすめの「雪止めネット」という種類もあります。
どのタイプの雪止めがお住まいの屋根に適しているか、しっかりと業者に依頼して説明してもらうようにしましょう。

▣雪止め金具の施工手順

①屋根の向きや傾斜によって取り付け場所を決める
②屋根材を持ち上げて雪止め金具を差し込む
③雪止め金具の位置を調整する
➃屋根材の隙間からシーリング材で雪止め金具を固定する
屋根のタイプにもよりますが、ほとんどの場合、雪止め金具の施工は1日で完了します。

▣雪止めネットの施工手順

雪止めネットは屋根の先端に施工するため、足場が必要になります。
①足場の設置
②屋根の向きや傾斜によって取り付け場所を決める
③ネットを設置する場所に金具を取り付ける
➃金具にネットを取り付ける
⑤足場を撤去する
雪止めネットの施工工期は2~3日程度です。

 

6.雪止めを後付けする際にかかる費用の相場は

▣雪止め金具を後付けする費用相場

屋根に雪止めを後付けする工事で、もっともコストが安いのは金具タイプを使用したリフォームです。廃材処分費がかからない、足場を組む必要がない、工期が短いため費用がおさえられます。
30平方メートルあたり約7~10万円が相場です。

▣雪止めネットを後付けする費用相場

屋根に直接ネットを設置して落雪を防止する雪止めネット。さまざまなカラーがあって屋根材に合わせて雪止めの色を選べます。
雪止めネットの施工には足場の設置が必要になることが多いです。費用相場は、30平方メートルあたり約12~15万円です。

▣雪止め瓦を後付けする費用相場

既存の瓦を雪止め瓦と取り替えて落雪を防ぐ工事です。既存の瓦の廃材処分費が別途かかることに注意が必要です。
費用相場は30平方メートルあたり約20~40万円です。

 

7.雪止めを後付けして屋根からの落雪を防ごう

異常気象が多くなる近年、滅多に雪が降らなかった地域でも積雪が見られるようになってきました。雪止めはどのような地域にこそ必要かについてもご理解が深まったことでしょう。

自宅のみならず、近隣住宅の安全も兼ねて、雪止めの後付けを検討されることをおすすめします。

 

◆リフォームは「マサキホーム」までご用命ください!

リフォームは事前に細やかな聞き取りをすることで、お客様によりご満足していただけるものになると思います。

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気を付けて!寒い朝には給湯器が凍結します!(2022年2月1日 現場ブログ更新)

こんにちは。川崎市宮前区リフォーム会社のマサキホーム株式会社、村木です。

今年の冬はとても寒く、年明け早々、関東地方も大雪に見舞われました。普段そこまで降らない地域で大雪が降ると、生活のいろいろな面で混乱が生じます。

その中でも、今回は給湯器の凍結について対応方法や防止策をお伝えします。忙しい朝に混乱しないため、ご参考になれば幸いです。

 

1.給湯器が凍結!?その原因は?

外気温が0℃以下になって、給湯器の本体や水道管が冷えてしまうと、配管の中の水が凍ってしまいます。外気温が0℃以下でも給湯器が稼働していれば、管内の水が動いているため凍結しにくいのですが、夜間などで長時間給湯器を使用しないと水の動きが溜まったままになるため凍結しやすくなります。
では、具体的に給湯器のどの部分が凍結するのでしょうか?

①給水配管(水道管)部分
最も凍結が多い配管です。水道管は名前の通り「水が通る」ので、外気温の影響を受けやすく、水温も下がりやすいため、凍結しやすいです。

②給湯器の本体内部の配管部分
給湯器の本体の中に管が通っていて、接続部分は金属製のため凍結することが多くなっています。

③給湯配管部分
お湯が通る配管で給水配管より水温は高いので、給水配管(水道管)部分、給水配管(水道管)より凍結になるスピードが遅いですが、想定外の低温により凍結します。給湯器本体に装備されている凍結予防ヒーターにより、凍結する頻度は低くなります。

④追い焚き配管部分
こちらの配管もよっぽどの気温低下でない限り凍結することはありませんが、外気に触れているので、絶対に凍らないということはありません。給湯器本体に設けられている凍結防止機能により、凍結する頻度は低くなります。

 

2.給湯器が凍結してしまった!その時どうする!?

気温が急激に下がった翌朝、「顔を洗おうと思ったら蛇口からお湯が出ない!」ということで給湯器の凍結が判明する方、とても多いです。
そんな時は、焦らず慌てず、次の手順で対応してください。

給湯器リモコンの「運転」をOFFにする
台所や浴室にある給湯器のリモコンの「運転」スイッチをOFFにしてください。給湯器本体の電源コンセントは抜かないでください。

気温が上昇して(時間が経過して)、凍結が自然に解凍されるのを待つ
外気温が上昇し、自然解凍されれば、お湯が出るようになります。
無理にお湯などで配管をあたためて解凍しようとすると、配管の破損や給湯器の故障の原因になりますので、気を付けましょう。

③蛇口から水が出るようになったら、給湯器の水漏れを確認する
①~②の手順で、自然解凍され蛇口(お湯の方)から水が出るようになったら、給湯器本体や給湯器の周辺の配管から水漏れがないかご確認ください。
給湯器から水漏れが見られる場合は、凍結によって配管が破損している可能性があるので、給水配管のバルブを止めて、お近くのガスショップに連絡しましょう。

 

3.すぐにお湯を出したい!お急ぎの対処方法

上記のとおり、凍結した場合は時間をかけて自然解凍して、お湯が出るのを待つのが理想ですが、「朝は忙しいので、そんなの待っていられない!」そんな方も多いですよね。
お急ぎの対処方法として、以下をお試しください。

①給湯器リモコンの「運転」をOFFにする
これは上記と同じですね。
キッチンや浴室にある給湯器のリモコンの「運転」スイッチをOFFにしてください。給湯器本体の電源コンセントは抜かないでください。

②蛇口をお湯の方にして、少しだけ開ける
キッチンなどの蛇口(お湯の方)を少しだけ開けて、お湯が出る状態にしてください。 

③ガス栓を閉めて、給水元栓を回す。
ガス栓(青○の部分)を閉めてから、給水元栓(赤○の部分)を回してみてください。
☆給水元栓が回るのに水が出ない場合
☆給水元栓が凍結して回らない場合
で対処方法が異なりますので、以下をご覧ください。

④給水元栓は回るのに水が出ない!そんな時は?
給水元栓以外の部分が凍結しているため、応急の手立てがありません。
開けた給水元栓を必ず閉めて、気温が上昇し凍結箇所が自然解凍されるのを待ってください。

⑤給水元栓自体が凍結して回らない!そんな時は?
給水元栓のまわりにタオルを巻いて、そこにぬるま湯(30~40℃)をゆっくりかけてください。
給水元栓が回るようになったら、開けておいた蛇口を閉めてください。
給水元栓のまわりに巻いたタオルを外して、かけたぬるま湯を乾いた布で拭き取ってください。

【 NG!これだけはおやめください 】
下記2点については、凍結の対処として以下の2点はNGです。お気をつけください。

NG ①凍結した配管や部品等に熱湯(お湯)をかけて解凍する
熱湯をかけてしまうと配管の破損につながります。破損すればお湯を使えないどころか、高額な修理費用がかかってしまいますので、絶対にやめましょう。

NG ②ぬるま湯をかけて給水元栓を解凍し、かけたぬるま湯を拭き取らずそのまま放置する
給水元栓や配管、保温材にかけたぬるま湯が残っていると、その水が原因でまた凍結してしまいます。ぬるま湯をかけて解凍した場合は、必ずすべての水を丁寧に拭き取りましょう。

 

4.給湯器の凍結防止対策

給湯器には、「凍結予防ヒーター」「自動ポンプ運転」の2つの凍結防止機能が備わっています。 これらの機能が作動していれば、よほどの寒波でない限り給湯器内部の凍結は防止できます。

①「凍結予防ヒーター」による凍結防止
凍結予防ヒーターはすべての給湯器に装備されています。外気温が下がると自動的に給湯器内の給湯回路の配管を保温するヒーターが作動し、配管をあたためることで凍結を防止します。ただし、ヒーターの効果があるのは給湯器内部のみですので、水道配管部分の凍結には効果がありません。
※ヒーターが作動する外気温は、各メーカーで異なります。取扱説明書をご確認ください。

②浴槽内に「残り湯」を。自動ポンプ運転で凍結防止
自動ポンプ運転は、追い焚き機能があるふろ給湯器に装備されている機能です。給湯器と浴槽を循環させる追い焚き配管の凍結を防止できます。浴槽のお湯を循環させますので、以下の準備が必要になります。
(自動ポンプ運転は外気温が凍結する温度に近くなると自動的に作動するため、給湯器リモコンがOFFになっていても作動します)

浴槽の残り湯を循環口の5センチ以上の位置まで張っておいてください。残り湯がないと自動で作動しませんので、凍結が予想される前夜には残り湯を張っておいてくださいますようお願いします。
※凍結予防ヒーター同様、水道配管部分の凍結防止には効果がありません。

③お風呂の蛇口からお湯を少量出しっぱなしにする
水が流れていれば、凍結することはありません。お風呂の蛇口から少量の水を流したままにしておいてください。
その際、給湯器リモコンの「運転」をOFFにし、給湯器のガス栓は閉めておいてください。
※ガス給湯暖房熱源機をご使用の場合、ガス栓を閉める必要はありません。

 

◆今回は給湯器の凍結についてお伝えしました。凍結しないことが一番ですが、備えあれば憂いなしです。寒い朝に慌てずに済むように、ぜひご参考ください。

 

◆給湯器のリフォームも「マサキホーム」までご用命ください!

毎日使う給湯器。故障してしまう前に交換されることをおすすめします。一般家庭用の給湯器の寿命は約10年と言われていますので、目安としてご参考ください。

費用や工事日数などもどうぞお気軽にお問い合わせください。経験豊富なスタッフ一同、お待ちしております。

 

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「壁面収納」で、暮らしをより快適にしてみませんか?(2022年1月28日 現場ブログ更新)

こんにちは。川崎市宮前区リフォーム会社のマサキホーム株式会社、佐々木です。

「リビングにこまごましたものが散らかりやすいから収納がほしいな…。」
「好きなものを飾って、ずっと眺めていられる棚がほしいな…。」
そんな風に考えたことはありませんか?
そのお悩み、リフォームで解決できますよ!

今回は「壁面収納のリフォーム」のお話です。
最近のドラマや映画に出てくる「おしゃれなおうち」は、必ずと言っていいほど壁が素敵に飾られていますね。
あまりに素敵だと、本編そっちのけでインテリアにばかり目が行くことがあります(笑)。
壁面収納のリフォームは、おうちにいるとき常に視界に入る「壁」を、より素敵なものに変化させられるリフォームです。

ここでは壁面収納のご紹介や、設置にはどういったメリット・デメリットがあるのかをまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

 

1.壁面収納ってどんなもの?

その名のごとく「壁を利用して設置する収納」のことを指します。「システム収納」とも呼ばれています。
オープン棚をはじめ、扉付きの収納などさまざまなアイテムがあり、それらを自分好みにレイアウトすることが可能です。
既製の収納家具を床に置くのではなく、背面の壁に固定して設置しますので、下記画像のようなテレビ上の棚をフロート(床から浮かせる)仕上げにすることも可能です。


Panasonicから引用

また、下記の画像のようにデスクを組み込むことも可能です。
お子様の勉強スペースとしてはもちろん、最近ではテレワークをされる方も増えてきましたので、ワークスペースとしても快適にお使いいただけます。


Panasonicから引用

下記の画像のように天井高いっぱいまで収納を設置することで、デッドスペースになりがちなテレビの上のスペースを有効に活用することができます。壁一面の収納はお部屋に統一感が出て見た目も美しいですね。


Panasonicから引用

 

2.壁面収納のメリット

①スペースを有効利用できる
「収納」というと大がかりなものを想像してしまいますが、奥行10㎝程度の棚から設置することができます。
お風呂やトイレなどの水回り設備は、予期せぬ故障などで急にリフォームが決定することがありますが、収納リフォームに関してはあまりそういったことがありませんので、リフォームの優先順位としては低いものかも知れません。
しかし収納を考えることで生活が格段に便利になったり、視覚的に楽しめたり、満足度の高いリフォームになると言えます。
ですので、今収納のことで少しでもご不便を感じていらっしゃる方はぜひご相談ください。

②サイズ感バッチリ
既製の収納家具とは違い、幅や高さなどお部屋のサイズにピッタリ合った収納を設置することができます。壁との隙間ができませんので、背面などの隙間にホコリやゴミが溜まるといった心配もありません。

③お部屋の雰囲気に合わせた仕上がり
収納家具を床に置くのとは違い、壁面収納は「お部屋の一部」となり、お部屋との一体感が生まれます。またカラーバリエーションも豊富ですので、お部屋の雰囲気に合わせておしゃれ度をアップさせることもできます。
「壁面収納のリフォーム」なので、目的はもちろん「収納スペースをつくること」なのですが、お部屋の雰囲気がガラッと変わる視覚的効果は、壁面収納リフォームの醍醐味とも言えるでしょう。


Panasonicから引用

 

3.壁面収納のデメリット

①収納の大きさによっては圧迫感がある
今までなかった場所に、幅と奥行があるものを設置しますので、圧迫感が感じられることがあります。お部屋の広さとのバランスを考えて設置することが大切です。
また扉付きの収納を設置する場合は、収納の前面に扉が開閉するためのスペースが必要となりますので、扉の開閉によってご家族の動線を妨げてしまわないように気を付けましょう。

②移動ができない
壁面収納は壁に固定して造り付けるため、模様替えなどの際に移動させることができません。ですので、将来模様替えの予定などがある場合や、退去の際に原状回復が必要な場合には、あまりお勧めできないリフォームです。

③設置場所によっては他の工事が必要となることも
リフォームで新たに壁面収納を設置する場合、設置する場所によっては壁をふかす(厚みを増す)必要があったり、クロスを貼り替える必要があったり、周囲の造作が必要となる場合があります。詳しくは現地調査の際にお尋ねください。

 

4.壁面収納リフォームの前にぜひやっていただきたいこと

せっかくのリフォームを「こんなはずじゃなかった…」という残念な結果にしないためにも、リフォームの前に是非やっていただきたいことがあります。

①物の見直し
まずは「今あるもの」を見直しましょう。
この作業はとても面倒ですが、この作業をするかしないかでリフォーム後の暮らしにずいぶんと差が出ます。「収納が増えれば、棚が付けば、問題は解決するだろう」という考えはとても危険です。

収納を設置するのはプロ(施工業者)の仕事ですが、その収納とずっと付き合い、使いこなしていくのはお客様ご自身です。
「やってよかった!」と言えるリフォームにするためにも、「今あるもの」はリフォーム後の暮らしにふさわしいものかどうか、ものと向き合う時間をぜひ取ってみてください。

②物の量の把握
現代は、昔と違って家の中に物が簡単に入ってきます。
洋服はファストファッションで安く買うことができますし、たいていのものは100円ショップで揃います。少々重たいものだって、ネットショッピングを使えば数日後には自宅まで届けてもらえます。
つまり、気を付けていないと家に「入ってくる物」の方が「出ていく物」に比べて断然多いのです。これには誰もが「物を不必要に増やさない!」という強い意志を持っていなければ、いつの間にか家の中が必要のないもので溢れている状態になるということです。
そのような状況を招かないためには、日用品のストックなど「物の量の把握をすること」。それが使いやすい収納を保つ秘訣です。

たとえば、
「箱のティッシュは5箱以上ストックを置かない」
「ドリンクはこのケースに入るだけしか買わない」
など、あらかじめご自身で収納のルールを決めておくとわかりやすいでしょう。

 

5.まとめ

今回は壁面収納のリフォームについてご紹介しました。

壁面収納リフォームのメリットは、
◎空いているスペースを有効利用できる
◎サイズや雰囲気を、お部屋と一体感のあるものにできる
ということでした。

壁面収納リフォームのデメリットは、
●大きさや場所によっては圧迫感がある
●造り付けのため移動ができない
●場合によっては周囲に造作が必要なケースもある
ということでした。

そして、
★収納リフォームの前に今ある物の見直しをすると、リフォーム後の満足度が上がる
★収納に入れる物の量を把握することで、より快適に収納を使いこなすことができる
ということでした。

 

◆リフォームは「マサキホーム」までご用命ください!

リフォームは事前に細やかな聞き取りをすることで、お客様によりご満足していただけるものになると思います。

施工の内容についてはもちろん、費用や工事日数など具体的なご相談につきましてもいつでもご連絡ください。また少しでもご不明な点やご心配な点がありましたらお気軽にお問い合わせ頂ければと思います。

 

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知って納得!リフォームで得られる4つの効果(2022年1月24日 現場ブログ更新)

こんにちは。川崎市宮前区リフォーム会社のマサキホーム株式会社、大平です。

突然ですが、みなさんが「リフォームをしたい!」とお考えになるのはどんなときでしょうか?
「使い勝手が悪くて不便なものを、新しい機能的なものと交換したい」
「水回り設備(お風呂・トイレ・キッチン・洗面)の故障で、交換を余儀なくされた」
「今ある建具やクロスのデザインが気に入らないので、自分好みのものに交換したい」
  などなど、お客様の数だけさまざまなご希望やご要望があると思います。

リフォームで得られる効果は、大きく分けて4つあると考えます。
今回はそんな「リフォームの効果」について、実例を挙げながらご紹介します。
リフォームの効果を知ることによって、ご自身のご希望やご要望を明確にすることができ、より満足度の高いリフォームになることでしょう。

今回の記事が「リフォームをしたい!」というお客様の気持ちを、改めて整理できる材料となれば嬉しく思います。

 

◆リフォームの効果その①「経済的な効果」

これはリフォームによって
「水道代・光熱費が安くなった」
「以前に比べて冷暖房費がかからなくなった」
  というものが挙げられます。たとえば……。 

【 給湯器のリフォーム 】
最近では自動お湯はりや追い焚き機能はもちろんIoT技術を搭載したものも多く見られます。外出先からスマートフォンで遠隔操作をしたり、スマートスピーカーを使って手を使わずに声で操作したりと、最近の給湯器はひと昔前とは違って、ずいぶんと賢くなりました。忙しいご家庭には大助かりですね。

エコキュートは電力を使ってお湯を沸かす機器です。電気代の安い深夜に電力を使用することや、太陽光発電と組み合わせることで電気代を安く抑えることができます。
空気を再生可能エネルギーとしているため、省エネにも優れています。

CORONAより引用

【 内窓のリフォーム 】
窓の内側に内窓をつけることで、冬場なら室内温度が約7度も上昇するというデータがあります。
「LIXILインプラス」は、冷暖房費の節約のほかにも「断熱効果」「結露軽減」「遮音効果」「UVカット」「侵入抑止効果」「経済性」たくさんのメリットがあります。

LIXILより引用

他にも、お部屋のアクセントにもなる3種類のデザインガラスもあり(インプラスfor Renovationのみの設定)、透明なガラスにはない独特の存在感を味わえます。

LIXILより引用

 

◆リフォームの効果その②「動作的な効果」

リフォームによって
「使いやすくなった」
「便利になった」
  というものが挙げられます。たとえば……。

【 収納が足りなかった部分にクローゼットを設置 】
衣類や物を、見やすく、使いやすく、たくさん収納できるクローゼットがあれば便利ですね。
他にも、
 →折れ戸のクローゼットを引き違い戸に変える
 →既存のクローゼットの奥行きが深すぎるので浅くして、その分部屋を広く使えるようにする(居室との取り合いを変える)
    などということも可能です。

LIXILより引用 

【 もともと区切ってあった2つの部屋の壁を取り払って、1つの部屋にする 】
より広い空間にするために、間仕切り壁を取り払うリフォーム。
既存の家屋を購入する際や、お子様の独立で個室が不要になった時など、その時々のライフスタイルに合わせて、間取りを変えることが可能です。
家の構造によっては取り払えない壁もありますので、まずは現場調査をさせてください。

 

◆リフォームの効果その③「安心・安全を得られる効果」

これは
「抜けそうだった床が危ないので貼り替えてもらった」
「白アリが来ないように薬をまいてもらった」
   という、補修やメンテナンスが挙げられます。

【 床の貼り替え 】
カラーバリエーションはもちろんのこと、木質フローリング材だけでなく、クッションフロア材や塩ビタイル材など材質も充実しています。
「水がかかる可能性がある洗面室はクッションフロア材にする」など、場所に適した材質を選ぶことで、メンテナンスがずいぶんと楽になります。

「LIXILラシッサSフロアUD」は一般的な床と比較して、人が滑りにくい加工がされています。床の表面に防滑ハイパーフィルムを採用。床のすべりによる転倒や、足腰の負担を軽減することができます。

他にも「LIXILラシッサDフロア耐水・ペットタイプ」は、水や湿気に強い耐水性、優れた耐アンモニア性と安心安全な抗菌仕様。ペットの足腰の負担を軽減します。
床材は毎日体に触れるものなので、安心して使えるものを選びたいですね。

LIXILより引用

【 白アリの駆除 】
新築で建てたおうちも10年経てばいろんな部分に老朽化が見え始めます。知らず知らずのうちに木造家屋を食べつくしてしまう白アリは恐ろしいものですが、定期的な点検とメンテナンスをすることで、安心・安全に暮らしていただけます。
大切なお住まいを長持ちさせるためにも、忘れずに行いましょう。

 

◆リフォームの効果その④「視覚的な効果」

リフォームによって
「見た目がお気に入りのものに変わった!」
「格好よくなった!」
「綺麗になった!」
   というものが挙げられます。

みなさんもリフォームのこの部分に対する期待は大きいのではないでしょうか?
せっかくお金をかけてリフォームをするなら、以前との変化を楽しみたいですよね。
テレビや雑誌で紹介されるリフォームも、見ている人の視覚に訴えかける効果を伝えていることがほとんどです。
そりゃ、テレビや雑誌は「見るもの」ですので、「光熱費が安くなった」とか「お風呂が沸くのが早くなった」としきりに伝えても、見ている視聴者にはわかりづらいですものね(笑)。

「LIXIL Interio」は、時とともに変わり続ける暮らしのなかで、いつも自分らしくありたい人のために、気分や好みに合わせてインテリアを選ぶ楽しさや、暮らしづくりをご提案するブランドです。
リフォームが、ご自身の「好きだと思うもの」、「楽しいと感じるもの」をあらためて見つめ直す機会となれば、とても素敵ですね。

LIXILより引用

「キッチンのリフォームと合わせて、床材も変える」など、設備の交換はお部屋を素敵に変化させるチャンスとも言えるでしょう。

LIXILより引用

 

◆まとめ

今回はリフォームの効果を4つお伝えしました。
4つお伝えしましたが、もちろん「経済的な効果も、動作的な効果も兼ねている」「安心・安全になって、かつ視覚的にも満足」といった、複合的な効果が得られる場合も多くあります。

リフォームの「きっかけ」は設備の故障や、老朽化したものの交換といったケースが多いのかも知れません。
しかし、リフォームは「今あるものを、よりよく変化させること」だと思います。
ただ設備の交換や補修をするだけでなく、「効果を感じられる空間」に変化できれば、リフォームの満足度はさらにアップするはずです。
お客様の暮らしの中の小さな不便や不満を、よりよく変化させるお手伝いができれば、とてもうれしく思います。

 

◆リフォームは「マサキホーム」までご用命ください!

リフォームは事前に細やかな聞き取りをすることで、お客様によりご満足いただけるものになります。

施工の内容についてはもちろん、費用や工事日数など具体的なご相談につきましても、いつでもご連絡ください。また少しでもご不明な点やご心配な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

 □■ お電話でのお問い合わせは
    フリーダイヤル 0120-910-615 ■□
 □■ メールでのお問い合わせは
    info@masaki-home.com ■□

マサキホーム㈱ お問合せ窓口 担当 山根 

 

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リフォームで手に入れる!マンションのおしゃれな間取り(2022年1月18日 現場ブログ更新)

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の佐々木です。

築年数が経過したマンションでは、生活していくうちに間取りへの悩みを感じることがあります。そんな時には壁や建具の位置を変更するリフォームを検討してみてはいかがでしょうか。

分割された部屋をつなげて広くしたり、逆に間仕切りをつけて一人だけのスペースを作ったりと、間取りの変更で理想の住まいを手に入れてみませんか。

 

1.マンションの間取りをおしゃれにリフォーム

(1)子どもの成長と独立

ファミリーでおすまいのマンションでは、子どもたちの成長にともなって部屋の必要性が大きく変化します。

子どもたちが小さいうちに大活躍してくれる畳敷きの和室。転んでも痛くない畳は、おむつ替えや着替えにもとても便利です。また、子どもたちから目が離せないうちは、リビングダイニングにカーペットやラグを敷いてキッズスペースを作っているご家庭もたくさんありますね。

少しずつ自立し始める保育園・幼稚園からは「自分で片付ける」習慣を身につけるためにも、子どもたち専用の収納スペースも大切です。

そしていよいよ、成長著しい学生時代。学習机や本棚、シングルベッド、クローゼットなどを置くための独立した部屋が必要となる時期です。一つの部屋で家具を間仕切り代わりにして分割して使ったり、パーティションで区切るリフォームをしたりする場合もあるでしょう。子どもたちが集中とリラックスできる場所を整えてあげたいですね。

(2)趣味の部屋やワーキングスペースがほしい

子どもたちが独立するころには、趣味を大切にする時間を持てるようになります。趣味を心ゆくまで楽しむ場所をつくるリフォームもおすすめです。あまり使わなくなった和室を洋室にリフォームして、収納と作業台を兼ねた造り付けの家具をレイアウトすると作業がはかどって時間が経つのを忘れてしまうことも。

また、リモートワークが増えている昨今の風潮から、リビングやダイニングでの仕事に疲れたママやパパも多いですね。狭くてもいいから独立して仕事に集中できる環境もリフォームで手に入れられます。可動式の壁を採用すれば、来客時には広い空間を作り出せますよ。

マンションにある個室やウォークインクローゼットをリフォームして、シアタールームをつくった映画好きのご夫婦もいらっしゃいます。使用していない部屋をおしゃれにリフォームして、マンションに趣味や仕事専用の部屋を作ってみませんか。

(3)広々としたLDKにあこがれる

築年数が経ったマンションでは、リビングだけが別になっているDKタイプの間取りや、キッチンだけが独立している間取りがよく見られます。また、壁に向かってキッチンが取り付けられている物件もたくさんあります。

間取りを見直すリフォームでは、アイランド型キッチンや対面式キッチンへの変更をご希望される方も多いです。家事をしながら家族とのコミュニケーションを取りやすいLDKが一体となった空間は、家族だんらんの時間を楽しみやすいですね。

しかし、キッチンのタイプを変更するリフォームは、必要となるスペースが広いです。特に壁付けタイプのキッチンを他のタイプへ変更する場合は、キッチンが狭くなってしまうことが考えられます。また、アイランド型キッチンは、リビングやダイニングのスペースを狭くしてしまう可能性があります。

予算ともよく相談した結果リフォームプランを見直して、DKとリビングを仕切る壁を撤去するリフォームや、壁付けキッチンは新しいシステムキッチンに変更し、リビングとの間にカウンターを設置するリフォームなどもよく採用されています。

 

2.マンションの間取りを変更するときの注意点

マンションは集合住宅です。そのために、さまざまな法律で所有区分が定められています。
その他にも、マンションの構造や配管の設計によってリフォームする場合の注意点が異なります。
間取りの変更をともなうリフォームで、特に気をつけておきたいポイントを見ていきましょう。

(1)マンションの構造を理解する

鉄筋コンクリート造のマンションの構造には大きく分けて「ラーメン構造」「壁式構造」があります。それぞれの構造の間取り変更リフォームに対する注意点を解説していきましょう。

①ラーメン構造
柱と梁で建物を支えているラーメン構造は、室内に柱や梁の出っ張りがあるのが特徴です。
マンションの建物の構造にコンクリートの壁は関わっておらず、間仕切りの壁をほぼ自由に取り払うリフォームが可能です。
一方で、室内の壁に凸凹があるため、リフォーム後のクロス貼りのコストがかかることや、家具のレイアウトに工夫が必要となります。

②壁式構造
5階以下の低層マンションに多く見られる壁式構造は、室内の壁が2種類あります。
マンションの建物の構造を支える「耐力壁」はリフォームできません。構造に関係しない「内装壁」は自由に取り払えます。
室内に柱や梁の凹凸がないため、リフォーム後のインテリアプランが立てやすいというメリットがあります。

(2)共用部分と専有部分

マンションには住民が共同で利用する「共用部分」と個人が自由に利用できる「専有部分」があります。リフォームできるのは「専有部分」だけであることを最初に覚えておきましょう。

①マンションの共用部分とは
具体的にはエレベーターやエントランス、廊下、階段、その部分の照明や配管、そして玄関ドアや窓、バルコニーがあげられます。そう、マンションの玄関ドアや窓サッシは共用部分であり、勝手にリフォームできません。
また、マンションの規約で水回りに関する機器の移動を制限している場合もあります。リフォーム前には最新の管理規約を確認するようにしましょう。

②マンションの専有部分とは
具体的には部屋の壁や床、天井、浴槽やトイレ、洗面台、キッチンなどの住宅設備、建具があげられます。マンションでリフォームできるのはこの専有部分です。
その専有部分も、管理組合に問い合わせるなどしてリフォームに関する取り決めがないか必ず確認することをおすすめします。

(3)水回りのリフォームは慎重に

キッチンを明るい窓側にレイアウトしたい、対面式にしてリビングと一体感を持たせたいなど、キッチンのリフォームのご相談はとても多いです。また、キッチンだけではなくトイレの場所を寝室の近くにしたい、浴室と洗面所のレイアウトを変更したいなど、水回りは毎日使用するのでリフォームのときにご要望が多い場所です。

ところで、マンションの水回りは自由に移動させられるのでしょうか。
マンションの水回りリフォームのポイントは「PS(パイプシャフト」と呼ばれる配管スペースです。マンションの各階から外までつながっている配管は「パイプシャフト」の中を通っています。(間取り図にも「PS」と書かれていることが多いですよ。)

水回りの床下には給排水管が設置されています。その配管がパイプシャフトにつながって給水や排水をおこなっているのです。特に排水は床下に勾配を設けて自然と高いところから低いほうへ流れるように設計されています。

そのため、マンションの床下に高さがある場合は水回りの間取り変更リフォームは可能な場合が多いです。床下にスペースが少ない場合でも、工夫すればリフォームが実現することもあります。リフォームを担当する業者としっかり相談するのがおすすめです。

 

3.マンションリフォームでおしゃれな間取りを手に入れよう!

毎日暮らすマンションの部屋。長年住まううちに生活パターンも変化して、改善したい部分がたくさん出てきますね。

間取りを変更するリフォームはとても自由度が高いです。自分たちの望むのはどんな間取りなのかを家族でよく話し合って、ぜひ理想の部屋を手に入れてくださいね。

 

◆リフォームは「マサキホーム」までご用命ください!

リフォームは事前に細やかな聞き取りをすることで、お客様によりご満足いただけるものになります。

施工の内容についてはもちろん、費用や工事日数など具体的なご相談につきましても、いつでもご連絡ください。また少しでもご不明な点やご心配な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

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はじめてのリフォームも、安心してご依頼ください!(2022年1月14日 現場ブログ更新)

こんにちは。川崎市宮前区リフォーム会社のマサキホーム株式会社、大平です。

「リフォームを考えているけど、一度問い合わせたらしつこく営業されるんじゃないかなぁ……。」
「現地調査に来てもらっても、実際に工事をお願いしなかったら申し訳ないなぁ……。」

リフォームするにあたって、そんなモヤモヤした気持ちを抱えていませんか?
今回は、はじめての方にも安心してマサキホームを利用していただけるように、リフォーム工事の流れをご説明します。
イメージしていただくことで、リフォームをより身近なものに感じていただければ幸いです。

 

1.リフォームの流れ

①まずは現地調査!
担当者がご自宅の状況を確認に伺います。
現場調査はリフォームの要とも言えます。「何を変えたいか」、「どんな仕上がりにしたいか」。ほんの小さなことでも、なんでもご相談ください。
みなさんが思い描くリフォームのほとんどは実現できるものです。しかし、ご自宅の状況によっては、ご希望の商品が使えなかったり、工事の規模が大きくなって予算がオーバーしてしまうこともあります。

■こんな部分をチェックします。
・商品が納まるかどうか? 設置場所の寸法をチェック
・商品の搬入できるかどうか? 間口の寸法をチェック
・電気の状況は大丈夫? 分電盤の空き状況をチェック

■マンションのリフォームはこんな部分も気を付けましょう。
マンションには「専有部分」と「共有部分」があります。住まい主がリフォームできるのは「専有部分」です。たとえば窓や玄関のドアなどは「共有部分」になるので、ご注意ください。詳細はお住まいのマンションの管理規約をご確認ください。

②お見積り
現場でご確認した結果をもとに、後日お見積りを提出します。
お見積りの内容が、ご要望に沿ったものになっているかをご確認ください。

③ご契約
お見積りの内容にご納得いただければ、ご契約へと進みます。

④工事着工
ご近隣の方々へ工事のお知らせを実施します。
現場スタッフがご契約内容に沿って工事を開始します。
万が一のハプニングに備えて、余裕をもった日程を設定しましょう。

⑤工事完了引き渡し
お客様とご一緒に仕上がりを確認します。
マサキホームならアフターサービスもばっちり!万が一、工事に不具合が出た場合はすぐに対応させていただきます。
契約書や図面、設備の取扱説明書、保証書などの重要書類はしっかりと保管してください。

 

2.リフォームって何日かかるの?

リフォームする場所や、その内容によってかかる日数はさまざまですが、ざっくりとした工事日数を設備ごとにご紹介します。

①バスルームのリフォーム約4日間
既存のシステムバスルーム(1616サイズ)から、最新のシステムバスルーム(1616サイズ)への標準的な取り替え工事の場合。
・既存の窓・給湯器を使用。
・換気乾燥暖房機(100V)使用。
・脱衣所のクロス貼り替えは含まず。

LIXILより引用

《工事の流れ》
既存のバスルームを解体撤去→給排水管工事→水道・電気工事→ユニットバス組立工事→換気扇取り付け→水栓金具・小物取り付け→シーリング→給水ダクト接続、電気結線→ドア枠取り付け→完成

約4日間と、水回りリフォームの中では一番工事日数がかかりますので、お住まいになりながらのリフォームは少し大変かも知れません。しかし最近のユニットバスは、心地よさはもちろんのこと、メンテナンスもしやすく、今までよりもずっと快適なバスライフが送れますよ。

②キッチンのリフォーム約2日間
既存のシステムキッチン(I型2550㎜、食器洗い乾燥機なし、ガス機器)から、最新の同サイズのシステムキッチンへの標準的な取り替え工事の場合。
・壁クロス、床フローリング、キッチンパネルの貼り替えは含まず。

LIXILより引用

《工事の流れ》
既存のキッチンを解体撤去→給排水管工事→電気工事→壁下地工事→レンジフード取り付け→キッチン取り付け→コンロ設置→水栓金具取り付け→給排水・ガス機器接続、電気結線→コーキング→完成

毎日の食事を用意するキッチンは、快適に使いたいもの。リビングとの空間のつながりを考えるのも楽しいですね。

③洗面化粧台のリフォーム約1日間
既存の洗面化粧台(幅750㎜)から、最新の洗面化粧台(幅750㎜)への標準的な取り替え工事の場合。
・壁クロス、床クッションフロアの貼り替え含む。

LIXILより引用

《工事の流れ》
既存の洗面台を解体撤去→給排水管工事→電気工事→壁・床仕上げ材貼り工事→水栓金具取り付け→洗面化粧台取り付け→給排水接続、電気結線→コーキング→完成

最近は生活の動線に合わせて、2台目の洗面化粧台を設置される方も増えています。たとえば玄関近くに小さめの洗面台があれば、帰宅後すぐに手が洗えて便利ですね。

④トイレのリフォーム約3時間
既存の洋風トイレから、タンク手洗い付き洋風トイレへの標準的な取り替え工事の場合。
・別途手洗い器の設置なし。
・既存の排水芯を利用。
・壁クロス、床クッションフロアの貼り替え含まず。

LIXILより引用 

《工事の流れ》
既存のトイレ・紙巻器などを撤去→給排水管工事→電気工事→便器取り付け→便座取り付け→給排水接続→紙巻器など取り付け→完成

毎日使うトイレが綺麗になると、心も清々しいですね。最近のトイレはお手入れもしやすく、心にも余裕が生まれそうです。

 

3.ご希望のリフォームに「プラスアルファ」で、さらに過ごしやすく!

前項では、設備そのもののリフォームについてお伝えしました。
あくまで「今ある設備と同じサイズのものと交換する」リフォームですので、

例えば
「お風呂をもう1サイズ大きなものと交換したい」
「キッチンを壁付け型からアイランド型に変えたい」
「手洗い器付きのトイレからタンクレストイレに交換して、新たに手洗い器も設置したい」
などといったご要望が加わると、設備のまわりの床材、クロス、換気経路、配管経路などについても考える必要があります。

 

4.リフォームを「まとめる」

隣接する部屋などのリフォームを同時におこなえば、工事も一度で済みますし、費用も少しお得になるかも?

①お風呂のリフォームには洗面化粧台も同時に!
お風呂と洗面台は隣り合うことが多く、お風呂のリフォーム時には、洗面台の入れ替えやクロスの貼り替えを一度に済ませることがおすすめです。

②トイレには収納スペース付き手洗い器をプラス!
手洗い器の収納スペースを活かして、床に置きがちなお掃除道具などを収納。将来的には手すりとしても使用でき安心です。

③洗面室の壁紙にエコカラットプラスを!
脱臭効果のあるエコカラットプラスを壁に貼るだけで、気になるニオイを脱臭。湿度も一定に保ち、有害物質まで吸着低減します。

LIXILより引用

 

5.まとめ

頭の中であれこれとリフォームのことを考える時間は楽しいものです。ただ、ずっと頭の中で考えているだけでは、ご要望だけがどんどんと大きくなり、実現しづらくなってしまいます。

早い段階でプロの知恵や知識を取り入れることで、ご要望やご予算に沿ったリフォーム計画を立てることができます。

 

◆リフォームは「マサキホーム」までご用命ください!

リフォームは事前に細やかな聞き取りをすることで、お客様によりご満足いただけるものになります。

施工の内容についてはもちろん、費用や工事日数など具体的なご相談につきましても、いつでもご連絡ください。また少しでもご不明な点やご心配な点がありましたら、お気軽にお問い合わせいただければと思います。

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ご存じですか?住宅用火災報知器は10年ごとに交換が必要です(2022年1月8日 現場ブログ更新)

こんにちは。川崎市宮前区リフォーム会社のマサキホーム株式会社、村木です。

乾燥している季節になると、火災が心配ですね。
2011年6月1日から、すべての住宅に火災報知器の設置が義務付けられています。一戸建て住宅、共同住宅、店舗併用住宅など、建物の構造によって区別されることなく、すべての住宅においてです。

設置義務化から10年以上が経過し、義務化当時に設置されたお宅ではすでに点検・交換の時期を迎えています。普段はあまり気に止まらないけど、いざという時には避難の心強い味方になってくれる住宅用火災報知器。今回はあらためてその重要性と、点検・交換についてお伝えします。

 

◆住宅用火災報知器、ちゃんと設置されていますか?

消防庁の報告によれば、全国の住宅用火災警報器の設置率は2020年7月1日時点で82.6%となっています。マンションでは管理組合などの提案によって、設置していない世帯は少ないようですが、一戸建て住宅は個々の判断に任せられるため、マンションよりも設置率が低くなっているようです。

 

◆住宅用火災報知器の役割

火災が発生した時、住宅用火災報知器がいち早くキャッチし、警報ブザーや音声により知らせてくれます。

アメリカでは1970年代後半から各州において住宅用火災報知器の設置が義務付けられたことにより、約20年間で住宅火災による死者が大幅に減少したというデータがあります。
日本の住宅火災においても、住宅用火災報知器が設置されていた火災と設置されていなかった火災を比較すると約3分の1の死者数となっています。


Panasonicより引用

 

◆住宅用火災報知器の種類と設置場所

【天井取り付けタイプ】
・火災報知器の中心を壁や梁から60㎝以上離します
・換気扇やエアコンなどの吹き出し口からは1.5m以上離します。

Panasonicより引用

【壁面取り付けタイプ】
・天井から15~50㎝以内に火災報知器の中心がくるように取り付けます。

Panasonicより引用

電源は電池式のものとコンセントに差し込むものがあります。どちらも取り付けに専門の資格は必要ありません。ドライバーがあれば、簡単に取り付けられます。

電池式は寿命がおよそ2年のものと10年のものがあります。住宅用火災報知器本体も、10年ほどでセンサーなどの寿命により交換が必要となります。

交換やメンテナンスを怠っても罰則はありませんが、火災から自分自身の身を守るために、忘れずにおこないましょう。

 

◆住宅用火災報知器を設置する場所って?

各市町村の火災予防条例によって異なりますが、全国共通で、「寝室・階段」は、原則として煙式警報器を設置しなくてはいけません。浴室、トイレ、洗面所、納戸などは義務化の対象外です。

台所は地域によっては設置義務化の対象になっていませんが、火災発生数が多い場所なので、取り付けをおすすめします。

 

◆住宅用火災報知器はどこに売っていますか?

お近くのホームセンターや防災設備等の取扱店で購入できます。価格は1台あたり約2,000円~約16,000円と幅が広いようです。

感度やブザーの音量など、国の定める技術上の規格に適合したものには適合表示(検定マーク)が付いています。ご購入の目安にしてください。

なお、従来のNSマークが表示されているものは検定品と同等の性能を有するとして、2019年3月31日まで販売が認められています。(2019年3月31日までに設置されたものは、2019年4月1日以降も継続してお使いいただけます)

 

◆定期的に点検をして、電池切れなどに注意

住宅用火災報知器は、古くなると電池切れや機器の寿命などで、火災を感知しなくなることがあり危険です。もしもの時にちゃんと警報器が鳴動するかどうか、定期的に動作試験が必要です。本体のボタンを押すか、付属のひもを引いて点検できます。正常な場合、正常を知らせる音声や警報音が鳴ります。少なくとも年に2回は実施しましょう。

また、ほこりなどがたまると故障や誤作動の原因になりますので注意しましょう。動作試験やお手入れ時の際、転倒や落下などにはくれぐれもお気をつけください。

 

◆もし誤作動してしまったら?

台所で調理中の煙を検知して住宅用火災報知器が誤作動することや、場合によっては部屋の温度が急上昇することによって誤作動する場合があるようです。

どこを探しても火元が見当たらない場合、誤作動であることが明らかな場合は、警報停止ボタンやひもを引くなどして警報音を止めましょう。警備会社への自動通報システムが搭載されていない場合は、消防への連絡も不要です。

 

◆Panasonicの住宅用火災報知器「けむり当番」「ねつ当番」なら!

パナソニック製住宅用火災報知器には、専用リチウム電池の電池電圧が低下した場合、自動的に電池切れをお知らせする「電池切れ検出機能」があるので安心です。

◎「けむり当番」(煙式警報器)
煙を感知して、火災の発生を知らせます。一般的にはこれを設置します。(すべての場所に設置できます)

◎「ねつ当番」(熱式警報器)
熱を感知して、火災の発生を知らせます。日常的に煙や蒸気の多い台所に設置します。
家中すべてに煙式警報器を設置されるお宅もありますが、寝室など居室部分には「けむり当番」を、料理の作るときに煙が出ることの多い台所には熱式警報機を設置されるお宅が多いようです。
また、どちらのタイプにも「自動試験機能」がついており、煙・熱検知部を約1時間おきに自動的にチェックします。異常がある場合は、電子音でお知らせしてくれます。

◎電池式 ワイヤレス連動型
一か所で火災を検知すると、家じゅうにすばやくお知らせ。火災時にすべての警報機が鳴る連動型は、火災の早期発見に圧倒的に効果的です。高齢者やお子様が暮らす住宅(二世帯住宅など)や、高気密住宅・高断熱住宅におすすめです。

<主な特徴>
・「火元お知らせ機能」で発報時に部屋名をお知らせ。
・AISEG2と連携。スマホでも機器の状態を確認。
・あかり(白色LED)で、夜間の避難をサポート。
・インターホンに接続して、火災をインターホンや外出先のスマホにお知らせ。

Panasonicより引用

◎電池式 単独型
火災時に発報と同時に火元を特定する単独型は、薄型でお部屋にすっきり設置できます。火元がすぐにわかることで、迅速な避難経路確保の手助けとなります。

<主な特徴>
・薄型フラットデザイン。
・機器交換時期をお知らせ。
・非火災報の原因となるほこりへの対策を強化。

Panasonicより引用

 

◆まとめ

今回は住宅用火災報知器についてお伝えしました。

火災報知器は
・「天井取り付けタイプ」と「壁取り付けタイプ」
・「電池式」と「コンセント差し込み式」
・「煙感知式」と「熱感知式」
・「連動型」と「単独型」
 に分かれます。設置場所や機能からお選びください。

火災報知器の出番がないに越したことはありませんが、もしもの時のために日頃から点検とお手入れを心がけましょう。

 

◆リフォームは「マサキホーム」までご用命ください!

リフォームは事前に細やかな聞き取りをすることで、お客様によりご満足いただけるものになります。

施工の内容についてはもちろん、費用や工事日数など具体的なご相談につきましても、いつでもご連絡ください。また少しでもご不明な点やご心配な点がありましたら、お気軽にお問い合わせいただければと思います。

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徹底解説!高齢者に優しいリフォームのポイント(2022年1月4日 現場ブログ更新)

新年おめでとうございます。川崎市宮前区リフォーム会社の大平です。
人生100年時代を過ごす私たち。住まいのリフォームを考えるときには、住み続けていく自分自身の身体と相談することが大切です。健康を維持しながら豊かに暮らせるやさしい高齢者向け住宅はリフォームをするときに必ず意識したいもの。

そこで今回は、高齢者に優しい住宅リフォームについてお話します。

 

1.優先的に行いたい高齢者向けリフォームの場所

それでは、どうすれば高齢者になっても快適に過ごせるリフォームが行えるのでしょうか。まず、リフォームをする場所の優先順位を決めることが重要です。日常生活で高齢者になってから困りそうな姿勢を取らないといけない場所といえば、浴室やトイレ、階段などが思い浮かびます。

(1)高齢者に優しい浴室のリフォーム

浴室は高齢者の事故が住まいの中で一番起こりやすい場所です。浴室の傷みが気になってリフォームをするときには、高齢者に優しい浴室づくりを考えるようにしましょう。

ヒートショックから高齢者を守るためには、脱衣所や浴室を暖かい環境にすることが重要です。断熱性が高い素材を使ったリフォームや浴室暖房乾燥機を設置することで、冬場でも暖かい環境を作ることができます。

続いて浴室のリフォームで注意したいのが、滑って転倒することへの対策です。つまずいて転倒するのは高齢者にとって大きなダメージですね。そこで安心して入浴するためには、つまずきやすい脱衣所と浴室の段差をなくして、手すりを設置するのが効果的です。また、浴室の床もバリアフリー向けの滑りにくい素材が開発されています。

最後に注意したいのが浴室の扉です。内開きの扉だと事故が起こった際に外側から開けられず、困る場合があります。開口部を大きくとるためにも、高齢者に優しい浴室の扉は折れ戸や引き戸がおすすめです。

(2)高齢者に優しいトイレのリフォーム

高齢者に優しいトイレのリフォームでは、室内スペースの確保が大切です。将来を見据えると、車椅子での利用や介助者と二人で入ることも検討する必要があります。そうすると扉は外開き、または、引き戸にリフォームするのがおすすめです。

トイレの扉周りを計画するときには段差をなくしたバリアフリーも忘れずに。住まい全体のリフォームを考えているなら、ぜひトイレは寝室の近くへ設けましょう。高齢になるとトイレが近くなりやすいです。寝室の近くにあれば、夜中にあわててトイレまで移動するときの転倒事故を防げます。

入り口から便座に座りやすい位置まで手すりの設置も重要ですね。また、床材は転倒しても大丈夫で掃除しやすいクッションフロアを採用するとよいでしょう。

高齢者になると明るさを感じにくくなることがわかっています。40代の頃の約2倍程度の明るさがあると安心できるといわれています。照明器具を交換、または追加することで、安全で高齢者に優しいトイレへとリフォームできますね。

(3)高齢者に優しい階段のリフォーム

階段の上り下りも高齢者は注意したい場所ですね。手すりの設置はもちろん、階段のタイプや傾斜によって安全性が異なります。

踊り場がない階段をU字型の折り返し階段にすると、踊り場でひと息つけて転落の心配が少なくなります。また、階段の勾配をゆるやかにして踏板を長くすると高齢者にも上りやすくなります。

さらに高齢者に優しい階段に近づけたいときに見直したいのが床材です。注目されている自然素材のコルクは、高齢者に優しいおすすめの床材です。滑りにくい性質を持つコルク材はクッション性があって柔らかく、万が一転んでもケガをしにくい素材です。

階段のリフォームにフローリング材を使用する場合には、「段鼻」と呼ばれる踏板の先端に必ず滑り止めを設置するようにしましょう。

 

2.高齢者向けリフォームにかかる費用をおさえるには

高齢者に優しいリフォームをすることは決まったけれど、実際どれくらい費用がかかるのでしょうか。また、利用できる公的な制度はあるのかも気になるところです。リフォームを計画するうえで重要な資金面を解説していきましょう。

(1)高齢者向けリフォームにかかる費用はどのくらい?

優先したい高齢者向けのリフォーム場所として、浴室、トイレ、階段をご紹介しました。ところで、それぞれの場所をリフォームするにはどのくらい費用がかかるのでしょうか。一般的なリフォーム費用の相場をご紹介しましょう。

①浴室
浴室のリフォーム費用は、部分的な改修なのか、全体的にリフォームするのかによって大きく異なります。

〔部分的なリフォーム〕では
☆手すりの設置 3~5万円
☆段差解消 5~7万円
☆浴室ドアの交換  6~20万円

〔全体的なリフォーム〕では
★在来工法→ユニットバスの交換 80~200万円
★ユニットバス→ユニットバスの交換 50~150万円
が相場です。

➁トイレ
トイレの場合も手すりの取り付けや床材をクッションフロアにするなど、部分的なリフォームは10万円以内の費用におさまります。
一方で、便器の入れ替えや扉の交換をともなうリフォームは、20~50万円の予算を組むようにしましょう。

➂階段
手すりや滑り止めのシートの設置は10万円以内におさまります。
階段の踏板だけをリフォームする場合は、素材によって異なりますが、30~40万円が相場です。
さらに、階段の勾配や位置、タイプを変更するリフォームについては、50~100万円の費用がかかります。

(2)高齢者向けリフォームをするときに利用可能な制度

高齢の同居家族がいる場合には、もっとも利用しやすいのが「介護保険」の補助金です。上限20万円までの住宅リフォームに対して、自己負担が1~3割で工事できます。この補助金は、「要支援」または「要介護1~5」に該当するご家族がいる場合のみ利用できます。

また、バリアフリーのような住宅の性能を高めるリフォームに対しては、国や自治体がさまざまな補助金を用意しています。お住いの自治体の補助金については、窓口へ問い合わせてみましょう。

さらに、要件を満たしたリフォームをした場合には、所得税や固定資産税など税金面で優遇を受けられます。くわしくはリフォーム業者へぜひお問い合わせください。

 

3.高齢者に優しいリフォームをする時の注意点

リフォーム後の住まいは、家族全員が納得のいくものにしたいですね。そのためには、どんなことに注意をしてリフォーム計画を進めていけばよいのでしょうか。
考えられる注意点について見ていきましょう。

(1)リフォームへの要望について話し合う

高齢者に優しいリフォームをする時には、住まいに関わる方が全員で話をすることがとても大切です。一人でも不安や不満を抱えたままリフォームしても、理想の我が家は手に入りません。

現状困っていることや、高齢になった時に困りそうな点についてしっかりと意見を出し合いましょう。そして、資金や予算の上限も明確にし、リフォームをしたい場所すべての工事ができるのかどうか考えます。

資金面に不安がある場合は、まず補助金や助成金を活用する方法を検討して、それでも難しいときはリフォームする場所の優先順位を決めるのがおすすめです。

さらに、リフォーム工事中はトイレや浴室、階段などが使用できなくなることも考えておきたいですね。工期を確認して、工事中の家族全員の生活についてもシュミレーションしておきましょう。

(2)信頼できるリフォーム会社へ依頼しよう

高齢者に優しいリフォームをすることは決まったけれど、実際どんな業者に工事を依頼すればよいのでしょうか。

リフォーム工事といっても、手すりの設置から浴室を全部ユニットバスにする工事まで規模はさまざまです。見積もりを取るときには必ず複数の業者へ依頼するようにしましょう。

リフォーム業者にも得意分野や専門分野があります。過去の実績などを調べるとその業者がどんな工事を請け負ったかがわかります。

見積もり時のアドバイスや提案も参考にして、見積額だけで判断せずに「信頼できる」リフォーム会社へ依頼するようにしましょう。

 

4.住み続けられる家をリフォームで手に入れよう

大切にしたい愛着のある住まいは、リフォームすることで高齢者に優しい家へと生まれ変わります。家族みんなが幸せに暮らしていける、そんなリフォームになるように計画を進めてみてください。

 

◆「高齢者に優しいリフォーム」の工事は「マサキホーム」までご相談ください!

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マサキホーム㈱ お問合せ窓口 担当 山根 

 

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冷え性・暑がりの方におすすめ! 進化する窓の断熱リフォーム(2021年12月27日 現場ブログ更新)

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の村木です。

日本の最近の気候を考えると、寒暖差が年々大きくなっているように感じますね。暑がりさんや冷え性の方にとっては厳しい環境の日が多くなってきています。
外出先はまだしも、わが家に帰ってきてからも暑さ、寒さが続くと大きなストレスを感じますね。

そこで今回は、家の開口部のほとんどの面積を占める「窓」の断熱についてお話します。窓のリフォームの必要性について簡単に解説していきましょう。

 

〔 わかりやすく窓の断熱リフォームをご紹介 〕

1.どうして窓の断熱リフォームは効果が大きのか

住まいの暑さ寒さ対策を考えるときに一番効果があるのは、窓を断熱リフォームすることです。外と室内の熱は窓を通して夏場は約70%、冬でも50~60%が出入りしています。冷たく感じる床を通して入ってくる冬の冷気が7%程度と考えると、大きな割合を占めていることがわかりますね。

「いくら暖房器具を使っても部屋がなかなか暖まらない」「エアコンを入れても涼しくならない」と感じたまま過ごしていては、光熱費の無駄にもつながります。そこで、おすすめしたいのが窓の断熱リフォーム。断熱性の低い窓を断熱リフォームするだけで、屋外の気温の変化の影響を受けにくくなり、少ない冷暖房費で地球にもやさしい暮らしが手に入ります。

屋根や床、壁に比べて外気温を取り込みやすい窓を、いったいどのようにリフォームすれば快適な室内環境が手に入るのでしょうか。それでは、既存住宅の窓のリフォーム方法についてを具体的にご紹介していきましょう。

 

2.窓の断熱リフォームの3つの方法

窓の断熱リフォームには大きくわけて次の3つの方法があります。
 ◆いまある窓の内側にもう一つ窓を設置する
 ◆アルミサッシから樹脂サッシへ交換する
 ◆複層ガラスや断熱性の高いガラスへ交換する

以上の3つの方法を、わかりやすく解説します。

2-1.いま現在の窓に内窓をつけるリフォーム
「二重窓」という言葉を耳にされたことはありませんか? もっとも短時間で済むスピード施工が可能なのが、既存の窓をそのまま残して新たに内窓を設置するリフォームです。
おすすめなのは費用も安く済むこと。大がかりな工事は必要ないので、マンションのリフォームでもよく採用されていますね。

ほとんどの場合、1つの窓のリフォームにかかるのは約1時間。腰高窓など小さな窓なら約5万円の費用でリフォームできます。マンションでも窓の内側は専有部分なので、問題なく施工できますよ。
内窓を設置すると、断熱以外にも遮音効果があって屋外の音が室内に入りにくくなります。元からある窓と内窓の間の空気層が断熱効果をもたらしてくれる、コスパがよいリフォーム方法といえますね。

2-2.アルミサッシを樹脂製サッシに交換するリフォーム
次にご紹介するのは、おなじみのアルミサッシを樹脂製のサッシに交換する方法です。「窓がスムーズに開け閉めできない」、「窓の古くなった外観が気になる」と悩んでいる方におすすめの窓リフォームですよ。
アルミサッシと比べるとだんぜん高い断熱性を誇る樹脂サッシ。新築住宅ではほとんどが樹脂サッシを採用していますね。

気密性が高い樹脂サッシは悩んでいたすき間風もシャットアウト。もちろん遮音効果もあって、リフォーム後には快適な空間が手に入ります。
窓枠の上からベースの部材と新しい窓枠を取り付けることで、壁を壊さずに施工できるリフォーム用の商品があります。

また、窓の種類を変えられるのもこのリフォーム方法の大きな特長ですね。FIX窓を上げ下げ窓に変えて換気ができるように、すき間風が気になっていたルーバー窓をすべり出し窓に交換して気密性を高めるなど、断熱以外のメリットもある窓リフォームです。

2-3.単板ガラスを断熱性の高いペアガラスと交換するリフォーム
寒さや暑さを感じて断熱のためにリフォームを考える部屋の窓には、「単板ガラス」と呼ばれる一枚のガラスが使われていることが多いです。最近の新築住宅の窓ではペアガラス=複層ガラスが使われています
2枚のガラスで空気層をはさんでいるペアガラスは、室外との熱のやり取りを少なくして部屋の環境を快適に保てるおすすめの商品です。

また、さらに遮熱性に富んだ「Low-E複層ガラス(エコガラス)」というアイテムもおすすめ。「Low-E」という金属を使ったコーティングをペアガラスの中にほどこすことで、断熱性能を向上させたガラスです。
しかし、ガラスだけを交換するのは窓の断熱という点からみるとあまりおすすめできません。窓のフレームを含めたリフォームこそ、気になるすき間風を防いで気密性を高めて、家全体の断熱性能を向上させるからです。

 

3.窓の断熱リフォームをするメリット・デメリット

3-1.窓の断熱リフォームのメリット
窓の断熱リフォームには次の3つのメリットがあります。
 ◎結露を防げる
 ◎防音性を高められる
 ◎省エネにつながる

冬になると気になる窓ガラスの結露。カビの原因にもなる結露は毎日きれいに拭き取る手間が大変ですね。
結露を放置しておくと、壁や床など窓以外の部分まで腐食してしまうこともあります。また、結露とホコリから発生するカビはアレルギーの原因になることも。やっかいな結露の悩みは窓を断熱リフォームすることで一気に解決します。

1枚のガラスだけの窓と比べると、断熱リフォームした窓は防音性も高められます。家の外からの音が半減すると、集中して勉強ができたり、家族だんらんで会話する声が聞こえやすくなったりと快適さがアップします。
いくらエアコンや暖房器具を使っても効率が悪かったリフォーム前と比べると、窓の断熱リフォーム後は光熱費が下がります。家計の節約になるとともに、省エネにも貢献できますね。

3-2.窓の断熱リフォームのデメリット
窓の断熱リフォームにはあまり大きなデメリットはありません。リフォーム後にはほとんどの方が居心地よく過ごしていらっしゃいます。
しいて挙げるとすれば、「二重窓にすると開け閉めの手間が2倍になる」「部分的なリフォームなので、窓周りの他の場所に結露が発生してしまうことがある」の2点が考えられます。

断熱リフォームすることで、窓ガラスの結露を防げても窓周りの他の場所にカビが生えるのは避けたいですね。あらかじめ、リフォーム業者にしっかりと現地を調査してもらって、リフォームの範囲を提案してもらうのがおすすめです。

 

4.窓の断熱リフォームの費用を抑える方法

窓の断熱リフォームには、国や自治体から省エネに関する補助金や助成金が用意されています。

国が主体の補助金や支援制度には
 ◎戸建て住宅向けの「グリーン住宅ポイント制度(国土交通省管轄)」
 ◎マンションなど集合住宅向けの「既存住宅における断熱リフォーム支援事業(環境省管轄)」

地方自治体によっては、窓リフォームの補助金制度を設けている場合があります。お住いの自治体の補助金・助成金を活用することで、窓断熱リフォームの費用を賢く抑えましょう。

5.窓断熱リフォームで快適な空間を手に入れよう

家の中へ暑い空気や冷気を侵入させてしまう窓。部屋を快適な温度に保つためには、窓を断熱リフォームするのが一番の効果的だということがおわかりいただけましたでしょうか。

家の気になる場所の窓を断熱リフォームして、夏や冬も過ごしやすい空間を手に入れてくださいね。

 

◆断熱リフォーム工事は「マサキホーム」までご用命ください!

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