『カーポート』について パートⅡ(2016年7月28日 リフォームの基礎知識更新)

こんにちは!  川崎市宮前区のマサキホーム株式会社 自称釣師 ハマちゃん こと川村です。
今回は、前回ご紹介しました『カーポート』の種類についてのパートⅡとして、FRP板
とスチール折板ご説明します。

①FRP板

繊維強化プラスチック(せんいきょうかプラスチック)または FRP (Fiber-Reinforced Plastics
略称) は、ガラス繊維などの繊維をプラスチックの中に入れて強度を向上させた複合材料
こと
wikipediaより

わかりやすく解説すると、ガラス繊維強化プラスチック(fiber glass reinforced plastic)
のことで 頭文字をとって、FRP(エフアールピー)と呼ばれます。繊維と樹脂を用いて、
プラスチックを補強することによって、強度を著しく向上した素材です。 樹脂としては
主に不飽和ポリエステルが使用されます。

★ FRP板の特徴

 耐候性、耐熱性、耐薬品性に優れています。
 電気絶縁性があり電波透過性に優れています。
 断熱性に優れています。
 さまざまな形状の製作に対応でき、着色が自由です。
 軽量かつ強度的に優れています。

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②スチール折板

スチール板を折って作られる折板屋根は、カーポート 屋根材としてはスタンダードなスタ
イルです。 スチール性で耐久性はバツグンですし、折りたたんだ構造になっているため強
度も十分です。 積雪の多い地域など屋根に重量がかかるケースでは、屋根の破損が心配で
すが、折板のカーポート屋根材なら重量をしっかりと支え大切な自動車を守ってくれるで
しょう。折板の屋根には日光を遮断できるというメリットもあります。 塗装がデリケート
な自動車だと駐車中の日光の影響で、 ボディ表面が変質してしまう恐れがありますが、折板
屋根なら直射日光を遮って、大切な自動車を保護することができます。 直射日光で、ボディ
が熱くなってしまうのも防止できますから、夏場にやけどする心配もいりません。

ただし、折板は屋根材としては重量があり、屋根全体が重くなってしまうという欠点があり
ます。もちろん柱には十分な強度があるので問題はないのですが、台風による強風や地震
の揺れなどが発生した場合は自重でカーポートが倒壊してしまう危険性は高くなります。
また、金属という素材の関係上、気温が低くなると屋根の内側に結露が発生してしまう可能
性があります。雨は防げても、結露の水滴が滴ることによる自動車へのダメージという問
題は、折板屋根のカーポート 屋根材に特有の問題です。 この様な場合は、結露防止対策と
して、ペフ付きのものを選ぶようにしましょう。

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最後まで、ご閲覧いただきありがとうございます。
次回はパートⅢとしまして、『カーポート』のスタイルについてご紹介します。  

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