壁クロス 壁紙のリフォームについて (2018年2月14日 リフォームの基礎知識更新)

こんにちは! 川崎市宮前区のマサキホーム株式会社、自称『釣師ハマちゃん!』こと川村と申します。

今回は、壁クロス(壁紙)のリフォームを検討されている方のお悩み解決としまして、お客様のニーズに合った商品をお選び頂けますよう、壁クロスの『種類・特徴・取扱メーカー』などを中心にご紹介します。

 

1. 壁クロス(壁紙)とは  

壁クロスとは、壁の仕上げ材として用いられ、石膏ボードなどの下地の上から貼る装飾用シートのことです。主な素材には、紙製、布製だけではなく、ビニール製、プラスチック製のものも多く、環境問題を含めた安全性が問われている商品もあります。
しかし最近では、シックハウス症候群の原因とされる、ホルムアルデヒドを含まな
い壁装用接着剤が使われていたり、環境対応商品や機能性壁紙も増えてきました。

壁クロスのメリットとしては、塗り壁などに比べ、リフォーム工事が『比較的簡単、短期間・低コスト』などがあげられます。また、デザインのバリエーションが豊富、最近では汚れ防止防カビなどの機能が付加されている壁紙もあります。

【  参  考  】
※シックハウス症候群とは
住居内での室内空気汚染に由来する様々な健康障害(倦怠感、めまい、頭痛、湿疹、のどの痛み、呼吸器疾患など)を総称して、シックハウス症候群と呼びます。住宅の高気密・高断熱化が進み、新建材と呼ばれる化学物質を含有した建材で汚染された住宅内の空気を吸引することによって発症します。また、カビや微生物による空気汚染も原因の一つといわれています。  

2. 壁クロスの種類と特徴  

代表的な壁クロスとして、『紙クロス、ビニールクロス、布クロス、木質系クロス、無機質クロス、珪藻土(ケイソウド)クロス、オレフィンクロスなどがあります。
それでは、クロスの種類別に主な特徴をご説明します。

 

3. 上手な壁クロスの選び方  

壁クロスの上手な選び方として、リフォームを行う場所で選別することをおすすめします。

〔全てのお部屋におすすめの壁クロス〕
■ 防カビ効果のある壁クロス
湿気の多い部屋は、クロスにカビが生えてしまうことがあります。カビは見た目もよくないですが、衛生面においても人体に悪影響を与えるので注意が必要です。
部屋の湿度が高いようであれば、防カビ処理されたクロスの選択をおすすめします。   

■防汚効果のある壁クロス
表面に特殊なフィルムをラミネート加工したクロスです。そのため、一般的なクロスでは落ちにくい汚れに対して水拭きや中性洗剤を使って落とすことができます。汚れが付着しやすい場所や、小さなお子様がいらっしゃり落書きに困っていると言ったご家庭でも簡単に汚れを拭き取ることができ、お手入れも簡単です。

■ マイナスイオン効果のある壁クロス
壁や天井に貼られているクロスからマイナスイオンが発生していると、常に部屋の空気をフレッシュに保つことができます。
マイナスイオンには森林浴と同様のリラックス効果があり、マイナスイオンを発生させるクロスを選べば、プライベート空間の癒やし効果をさらに高めることができます。 実際に、クロスからマイナスイオンが発生する製品が販売されています。このような製品は、クロスの生地に天然鉱石が配合されており、水分と反応することでマイナスイオンを発生させます。

〔ダイニング、キッチン、洗面所、脱衣所、トイレにおすすめの壁クロス〕
■抗菌効果のある壁クロス
衛生面に注意が必要な場所には抗菌機能の壁クロスをおすすめします。防汚機能と一緒に対応していることが多く、表面に抗菌剤が使用されていますのであらゆる菌の増殖を抑制します。特に、小さなお子さまや高齢者といった免疫力が強くない方いらっしゃるご家庭では是非お選びください。 

〔キッチン、トイレ、子供部屋、人通りが多い場所におすすめの壁クロス〕
■表面を強化している壁クロス
一般的なクロスよりも強度が高く破れにくくキズがつきにくいのが特徴です。人通りが多い廊下や玄関、階段、リビングといった傷みやすい場所には最適の機能いえます。

〔リビング、玄関、廊下、傷つきやすい場所におすすめの壁クロス〕
■ 耐久性のある壁クロス
クロスを選ぶ際には、耐久性も重要な要素の1つとなります。特に引っかきキズなどがつきやすい「小さなお子様がいるご家庭やペットを飼われているご家庭」、人の出入りが多い「飲食店や商業施設」などは、クロスが剥がれてしまいやすい場所でもあるため、耐久性の高いクロスを選ぶ必要があります。 クロスの表面に耐久性のある特殊フィルムが表面に貼り付けてあるタイプを選べば、キズがつきにくく、綺麗な壁に保つことができます。  

〔リビング、ダイニング、寝室におすすめの壁クロス〕
■蓄光機能
お子さまのお部屋や暗がりの廊下などに人気の蓄光クロス
『夜になると真っ暗なお部屋で眠れない・廊下が暗すぎて困っている』といった時に、ほのかに光りますので選ばれる方も多いようです。
また、昼間は普通のクロスと変わりありませんのでその点も選ばれている理由です。通常照明や太陽の光を蓄え、消灯後約20分間柔らかい光を放ちます。

〔子供部屋、廊下、寝室などにおすすめの壁クロス〕
■防火機能
不燃性のあるクロスがこれにあたります。不燃性と一言にいっても、不燃準不燃難燃3種類に分かれています。これらは下地と防火性能の組み合わせによって同パターンのものを防火種別として分類しており、不燃は20分、準不燃は10分、難燃は5分加熱されても燃焼せず、人体に有害な煙を出しませんよく燃えない壁紙として勘違いされる方もいらっしゃいますが、これらは「燃えにくい壁紙」で、機能としては燃焼を少しでも遅らせ、燃焼拡大の防止、煙・有害ガスなどの発生を抑制することが目的です。 高層階ビルやマンション、集合住宅などではこれらが必須の場合もありますので、確認の上お選びください。

※壁クロスには、品質保証、健康、環境保護に配慮した原料使用などの規定がありますので、ショールームにお出かけの際やカタログをご覧の際には、壁クロスに対する基準をチェックしてください。

 

4. 主な壁クロスメーカーのご紹介

壁クロスの取り扱いを行っている、主なメーカーをまとめましたので、ご参考にしてください。

株式会社サンゲツ
インテリアの専門商社で、 壁紙、カーテン、床材、イス生地などの開発・ 販売。
日本でのシェアNo1。業界のトップ。

リリカラ株式会社  http://www.lilycolor.co.jp/
壁紙、オーダーカーテン、床材などトータルインテリア商品の企画・開発・販売。
関連インテリア商品の販売。業界大手 柄物の壁紙も豊富。

東リ株式会社  http://www.toli.co.jp/
・ ビニル床タイル、クッションフロア、ビニル床シート等、塩ビ製品の製造・販売。
・カーペット・カーテン等繊維製品の製造・販売。
・ 壁装材の製造・販売。
・上記関連商品の製造・販売製造販売を行うメーカー。

シンコール株式会社  http://www.sincol.co.jp/
インテリア専門商社、トータルインテリア用品の企画・開発・販売。
カーテン、壁紙、カーペット、床材などの室内装飾用品。

ルノン株式会社  http://www.runon.co.jp/
各種壁紙・壁装材・襖紙・カーペット・カーテンなどの 国内卸販売および輸出入。

川島織物セルコン  http://www.kawashimaselkon.co.jp/
カーテン、カーペット、壁装、インテリア小物などの製造販売、室内装飾工事。
織物の会社だけあって壁紙も織物。

株式会社 ニップコーポレーション  https://www.nip-co.co.jp/
幅広いメーカーの資材を取り扱うほか、独自のブランド資材を提供する。

  

5. まとめ  

機能性に注目してクロスを選ぶことで、清潔で衛生的、耐久性のある部屋を実現することができます。リフォームの際には、デザインやカラーなどの見た目の部分でクロスを選んでしまうこともあると思います。また、なるべく値段を安く抑えるために、機能性の劣った物を選んでしまうこともあるでしょう。しかし、見た目や値段でクロスを選ぶと、すぐに汚れがついたり、キズがついたりと、不具合が発生してしまう恐れがあります。もちろん、色柄や値段もクロスを選ぶ上でとても大切な要素ですが、それと同時に機能にも注目してクロスを選ぶようにしましょう。

また、最近の壁クロスはデザインはもちろんのこと、さまざまな特徴を持たせた商品が数多く提案されています。選択にお悩みの方は、ショールームに出向き、実際に現物を見ながら『デザインや性能、商品の特徴、メンテナンス方法』などを確認しながら決定することをおすすめします。

 

最後まで、ご閲覧いただきありがとうございます。  
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