雨樋について(2016年2月24日 リフォームの基礎知識更新)

みなさーん?! こんにちは ((´∀`)) ケラケラ
川崎市宮前区のマサキホーム株式会社の”釣師 ハマちゃん”こと事務担当の川村です。
今回は、雨樋について 役割、破損原因、種類(形状・素材)等を中心に説明します。

1.雨樋の役割 

雨樋は雨水の侵入で建物が腐食することを避ける重要な役割を持っています。
雨樋がなかったらどうなるでしょう?
雨水が軒先から外壁へ伝い、内部へと浸入を始めます。また雨水が屋根から地面に直接落ち
地面に溝を作り、建物の基礎廻りを不安定にさせてしまいます。
雨漏りしていないからと放置せず、早め早めに補修、交換を行いましょう!

2.雨樋の主な破損原因

雨樋の破損原因として、ゴミ詰まり・傾斜不良・経年劣化・施工不良・自然災害が考えられます。
経年劣化ですと雨樋を支えている樋吊が見やすいのではないでしょうか!樋吊が錆びると取れ、
雨樋が支えられなくなり傾斜不良にもなりえます。
曲がりの部分では樋が外れ、機能を果たしていない場合もあります。接続部は異常を感じたら
点検することを心がけましょう!
また、自然災害では屋根の積雪・台風による雨樋破損のお問い合わせが多く、季節的に今が
点検の時期だと思われます。

雨樋写真(積雪被害)

 3.雨樋の種類(形状別)

 形 状 半 円 型 角 型 特 殊 型
 特 徴    昔からある典型的な形状。単純な形状なので価格帯が少額。 半円型に比べ流水量が多く確保できるため、ゲリラ豪雨にも適し最近主流の形状。 雪かきをする際に、雨樋を傷めないよう形状が特殊(雪国仕様)。価格帯は高額。
 写 真         雨樋丸   雨樋角    雨樋特殊

 4.雨樋の種類(素材別) 

【 特 徴 】

素  材

特     徴

塩化ビニール 雨や太陽光による変色や劣化で、破損しやすいデメリットがあるが、軽くて組み立てが簡単なため、広く普及されているのでコストが安く済むというメリットもある。
他の合成樹脂 金属製の雨樋には及ばないが、塩化ビニールと比べ、紫外線に対して耐久性がある。価格帯は塩化ビニールより高めです。
ガルバリウム鋼板 近年、脚光を浴びている金属素材で、錆びにくく耐久性があり、加工もしやすい。価格帯は他の金属素材に比べて安い傾向で、金属素材としては一番普及している。
耐久性の高い材質だが、近年では酸性雨の影響で15~20年で、雨樋に小さな穴が開くこともある。価格帯はかなり高額です。
ア ル ミ アルミだから雨水で錆びないのが最大のメリット。また、余分な継ぎ目なく加工も可能だが、住宅用雨樋は、ほとんど取り扱いがない
ステンレス アルミと同様に錆びず、耐久性が高いのが特徴。価格帯はアルミより安価だが、やや高額。

【 素材別比較表 】

 

塩化ビニール

他の合成樹脂

ガルバリウム鋼板

価 格 帯

×

耐 久 性

×

デザイン

      *アルミとステンレスは流通量が極端に少ないため割愛させていただきます。

簡単ではありますが、以上で雨樋についてのご説明とさせていただきます。
ご不明な点等、皆さまからのお問い合わせお待ちしておりま~す。((´∀`))

 

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