主な雨漏り発生箇所の事例紹介 ❺ サッシ(2018年11月11日 リフォームの基礎知識更新)

こんにちは。川崎市宮前区のマサキホーム株式会社、自称「釣師ハマちゃん!」こと川村です。
今回は、『雨漏り発生箇所の紹介』シリーズの最後になります『マサキホーム施工 ランキング5位=『サッシ』についてお話しします。

1.雨漏箇所別ランキング(マサキホーム施工)

 1位:屋根
 2位:屋上、ベランダ
 3位:破風板、軒天、雨樋
 4位:外壁のヒビ
 5位:サッシ


*マサキホーム株式会社 雨漏り施工ランキングより

 

2.『サッシ窓』からの雨漏り

(1)雨漏りの主な原因

劣化(コーキング・シーリング材・窓枠四隅の外壁)、施工不良(コーキング施工不良・サッシ取付け時施工不良・サッシの防水テープ施工不良)、窓枠と壁のスキマ雨仕舞(あまじまい)の処理不良、窓の上にある配管や換気扇

雨仕舞(あまじまい)とは、建築において、家の中に雨水が入らないようにする製品の構造や設  置・固定の仕組みを指します。同じく水に関わる言葉で「 防水 」がありますが、両者の違いを簡単に言うと
・「防水」=雨水を防ぐ、シャットアウトすること。
・「雨仕舞」=防水機能はもちろん、雨水を上手く誘導し雨樋や地面などに受け流す構造。

それでは、これらの原因の中から、いくつか詳細内容を説明します。
〔どうしてサッシから雨漏りが起こるの?〕

原因1:コーキングの劣化・ひび割れ
サッシ窓からの雨漏りでいちばん多いのがコレです。施工時、窓枠を壁にはめ込む時に外壁とサッシが接するところに隙間ができます。それを埋めるのがコーキング(シーリング)というゴム状の素材。雨風、紫外線、雪など、さまざまな影響でコーキングは劣化します。コーキングの寿命は約10年程で、劣化するとヒビ割れたりスキマができて、雨漏りの原因になります。

原因2:窓枠四隅に接した外壁のひび割れ・穴
外壁の塗装も、コーキングと同じように雨風や紫外線などで劣化し、ヒビ割れや、小さな穴などの現象が起こります。とくに、窓枠の四隅外壁は劣化しやすくヒビ割れが起こり、窓枠と外壁の間を埋めていたコーキングがはがれてしまいここから雨水が侵入します。

原因3:窓の上にある配管や換気扇
台風や暴風などで雨がいろんな角度から降ると窓の上にある配管、換気扇、通気口などを通じて雨漏りすることがあります。横や下から雨が吹き付ける場合は要注意です。

原因4:引き違いサッシの境目
サッシとサッシの間・境目から雨が浸入してきます。台風や暴風雨など、雨が横からふきつける時は特に注意!

原因5:防水処理のミス(施工不良)
窓枠とサッシを取り付ける時に、防水シートや防水フィルムなどで防水処理をします。その最初の防水処理に不備があったり、処理が下手だと雨漏りします。最も多いのが、サッシのフィン(外側の枠)・防水テープ・防水シートが上手く一体化できていないという施行ミス。シワが残らないように防水テープをしっかり付けないと、雨漏りが起こってしまいます。

◆雨漏りは補修必須!放置すると2次被害が発生し家の資産価値がります。 

雨漏りは見つけたら、スグに補修するのが鉄則です。ひとたび雨漏りがはじまると、補修しない限り、永続的に建物内部に水が入り続けることになります。そして、その被害は、生活に支障をきたすだけではありません。雨水は家の内部にどんどん入り込むことにより、柱などの躯体を腐食させていき、その結果家の寿命を大きく縮めてしまうなどの2次被害を引き起こします。

【雨漏り放置による主な2次被害】
・家の木材が腐って、家の資産価値が下がる
・湿った木材が好物のシロアリを呼び寄せる
・カビが生える
・電気系統の故障や漏電事故

2次被害で特にコワイのが、湿った木材が大好物のシロアリです。雨漏りで湿った家の木材をねらって、家に住み着きます。一度住み着いてしまったシロアリの駆除と、被害にあった木材の修繕費用多額数百万円単位に及ぶケースが多々あります。シロアリの被害は目に見えない場所でジワジワ進行しています。対応が遅くなるほど、回復するための費用も大きくなりますのでお心当たりの方は調査だけでもオススメします。

(2)サッシ窓からの雨漏りチェック方法

①自分でできるチェック項目
★外壁にひび割れ・変色・塗装のはがれが生じていないか
★外壁とサッシの間を埋めているコーキング剤に劣化・欠損・はがれなどがないか
★窓周辺の壁にカビがはえていないか
★窓周辺の壁のクロスにシミ・変色・はがれなどがないか
★何もこぼしていないのに窓下の床がぬれていることがないか

プロによる調査が必要な項目
雨漏りの原因となるコーキングや外壁の劣化は、素人では判断がつかない状態のこともあります。また、配管や換気扇部分、屋根、窓上の外壁などは自分でチェックするのは難しいでしょう。サッシの雨漏りの原因は、通常は思いつかないような部分や、素人では見ることができない部分にあることも多いのでプロに調査をしてもらうほうがおすすめです。

 

(3)サッシの雨漏りに関する、よくある質問

Q.台風や暴風雨のときだけサッシから雨漏りするのはなぜでしょうか?
A.台風など風が強いときは、雨は垂直に落下せず上や横方向に流れることがあります。そのため、サッシの上部や横のコーキング部分にすき間や欠損などができていると、そこから雨漏りしてしまうのです。

Q2階は雨漏りしないのに、1階だけサッシから雨漏りするのはなぜでしょうか?
A.雨水が、屋根から壁を伝い1階で雨漏りする・1階のサッシ周辺の外壁がひび割れしているなど、いくつか原因が考えられます。雨漏りが悪化しないうちに、早めに業者に調査を依頼し原因を突き止めてもらうほうがいいでしょう。

Q.「サッシの雨漏りを放置するのは危険」といわれているのはどうしてですか?
A.最初は、「窓枠がぬれるだけなのでふけば大丈夫」と思っていても、徐々に雨漏りは広がり、窓周辺や床にシミやカビが発生します。そうなると、カビによる健康被害・シロアリ被害・ろう電による火災など、大きな被害を招く危険もあるのです。雨水が屋内に侵入した段階で、原因を突き止め修理をしたほうが結果的に修理代も時間もかかりません。 

(参考)雨漏り点検ブログ

世田谷区 築16年 サッシからの雨漏れ

相談内容 ・・・ 2階天井から雨漏れがしてきてハウスメーカーに相談したが、雨漏れの原因がわからず放置になっているため調査をしてほしい。

 散水試験で点検中

 ↓ あらゆる箇所を点検調査(屋根、外壁、窓、屋上)

今回は散水試験で調査しました。
散水試験とは、漏水個所を判断するため怪しい箇所をホース等で水をまき調べるやり方です。
水道ホースからの水圧、水量では原因がわからなかったため、弊社の高圧洗浄機で散水試験をすることにしました。高圧散水試験で調査をおこなった結果、屋上出入り口のドアサッシ枠からの水漏れであることが判明しました。かなりの水の量が室内にきました(+_+) 原因がわからず1年間悩んでいたため、原因わかり安心した様子でした。
サッシ枠の交換もしくはシーリング材による補修をお勧めしました。

 

(4)まとめ

サッシの雨漏りの原因は素人が見つけるのは難しい場合も多く、DIY修理しても応急処置にしかならないケースも少なくありません。おかしいなと思ったら、早めにプロに雨漏り調査や修理を依頼することをおすすめします。

 

最後までご閲覧いただきありがとうございます。

雨漏り修理をはじめ、各種リフォームのご相談はお気軽にお問い合わせください。

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主な雨漏り発生箇所の事例紹介 ❹ 外壁(2018年10月31日 リフォームの基礎知識更新)

こんにちは。川崎市宮前区のマサキホーム株式会社、自称「釣師ハマちゃん!」こと川村です。
今回は、前回に引き続き雨漏り発生箇所の紹介としまして『マサキホーム施工 ランキング4位=『外壁』についてお話しします。

1.雨漏箇所別ランキング(マサキホーム施工)

 1位:屋根
 2位:屋上、ベランダ
 3位:破風板、軒天、雨樋
 4位:外壁のヒビ
 5位:サッシ窓


*マサキホーム株式会社 雨漏り施工ランキングより

 

2.『外壁』からの雨漏り

(1)雨漏りの主な原因

モルタル外壁のクラック(ひび割れ)、外壁材が劣化し(欠落・損傷)、サイディングの(割れ・欠落)、目地コーキングが劣化し(剥れ・反り)、施工不良(屋根材と外壁材の設置部分の取り合い不良・役物の収め不良)、防水シートの劣化、タイル壁の割れや欠落等があげられます。

それでは、これらの原因について、詳細の内容を下記にまとめましたので説明します。
〔どうして外壁から雨漏りが起こるの?〕
原因1:経年劣化
外壁の劣化箇所から雨漏りが起こるもの。モルタル、サイディング、タイルなどさまざまな素材が外壁には使われますが、時間の経過とともに劣化が進むことは避けられません。劣化によって、防水効果が低下し、雨漏りがしやすくなります。

原因2:クラック
外壁にクラックができると、雨水が浸透し雨漏りを引き起こす。クラックは、太さが名刺より厚い場合は外壁の向こうまでクラックが貫通していることがあります。
その場合は、カッターなどでVカットする、コーキングや防水モルタルで補修後、塗装補修するなどの手順が必要になります。
重点ポイント:クラックのみの塗装補修は目立つので、外壁全体の塗り替えが望ましい。

原因3:雨樋のオーバーフロー
雨樋のゴミ詰まりによるオーバーフローで、近くにある外壁に雨水が浸透し、雨漏りを引き起こす。外壁に水の侵入経路があると雨樋のオーバーフローによって雨漏りが起こりやすくなるので、雨樋は定期的に点検、掃除をして詰まりがない綺麗な状態で使うことが大切です。

原因4:自然災害
台風などによって強い雨風が外壁と屋根の境目から浸水し、雨漏りが起こる屋根や外壁は通常上から降ることを想定され防水されていますが、長時間の雨風によって浸水する可能性があります。台風の時に雨漏りしだしたら、屋根と外壁からの雨漏りを疑いましょう。
重点ポイント:火災保険の対象になることもあるので、調べてみることがおすすめ。

原因5:施工不良(新築)
建設時の施工不良による可能性が高い。窓枠、換気口などの開口部を取り付けるときに水が侵入しないように施工がされない場合や、太陽光パネル設置工事などで外壁に穴ができて雨漏りが起こる。

これらの症状が起こると、特に梅雨の長雨の時期や、台風によって横なぐりの雨が降ったときなどに、雨漏りの被害が発生するリスクが高まります

それでは、雨漏りを引き起こす、外壁の被害状況を幾つかご紹介します。

(2)雨漏り被害の事例

 

 

「雨漏りは補修必須!」放っておくと家の寿命が縮まってしまうことも

雨漏りに気づいていても、「日常生活に大した支障はないし、当面は放っておこう」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、雨漏りは見つけたら、迅速補修するのが鉄則です。
ひとたび雨漏りがはじまると、補修しない限り永続的に建物内部に水が入り続けることになります。そして、その被害は、生活に支障をきたすだけではありません。雨水は家の内部にどんどん入り込むことにより、柱などを腐食させていきます。その結果、家の寿命を大きく縮めてしまうことも多々ありますので、お早めの補修工事をおすすめします。

次に、外壁補修工事の事例をご紹介します。

(3)雨漏り補修

【 雨漏り補修工事事例 ・・・ 東京都 多摩市

【 工事内容 】 
足場仮設 、高圧洗浄、屋根、外壁塗装下塗り、中塗り、上塗り、破風板、軒天塗装、鉄骨階段、手摺補修塗装、雨樋交換工事
【 築  年  数 】 ・・・ 30年
【 工  期 】 ・・・ 25日間
【 施工材料 】 
日本ペイント(パーフェクトトップ、シリコンルーフ)

【 リフォームのきっかけ 】
賃貸物件(アパート)の入居者より、部屋の壁クロス雨ジミで汚れてきたとの苦情があり被害箇所付近を調べてみると、雨樋からの水漏れが直接ヒビ割れしている外壁に降り注ぎ濡れていたため調査と修理をしてほしいとの連絡がはいりました。知り合いの紹介ですぐに来ていただき対応をしてもらいました。雨樋が壊れているという事で火災保険の保険申請をおこなっていただき被害箇所は保険金で行う事ができました。以前から気になっていた屋根や外壁の修理なども色々説明を詳しくしていただいたのでご依頼しました。

【 施工後の感想 】 
外壁、雨樋をはじめ全体が素晴らしく見違えるように綺麗になりました。入居者に対してもすぐに対応ができました。問題もなく工事も終わる事ができ安心しています。雨漏れも改善されてよかったです。ありがとうございました。また、今後もお付き合いをよろしくお願い致します。

【 担当からひとこと 】
喜んでいただけたみたいで良かったです。外壁も明るくなり入居者さんも喜ばれておりました。今回は火災保険申請で被害箇所の工事代金も降りて本当に良かったです。またなにかお困りごとの際は是非お声がけ下さい。今後ともよろしくお願い致します。

【 施工状況 】

 

※他の雨漏り補修工事閲覧は下記をクリック!

  東京都 練馬区 雨漏り補修 屋根外壁塗装工事

  東京都 練馬区 外壁補修塗装 雨樋一部交換工事

 

最後までご閲覧いただきありがとうございます。
今回は、雨漏り箇所ランキング4位の中から『外壁』が起因の雨漏りについて、弊社で過去に行った点検調査・補修工事の事例を中心にご紹介しました。

次回は、雨漏り箇所ランキング5位の『サッシ』からの雨漏りについて、今回同様、事例を中心にお話したいと思います。

 

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主な雨漏り発生箇所の事例紹介 ❸-2 雨樋(2018年10月24日 リフォームの基礎知識更新)

こんにちは。川崎市宮前区のマサキホーム株式会社、自称「釣師ハマちゃん!」こと川村です。
今回は、前回に引き続き雨漏り発生箇所の紹介としまして『マサキホーム施工 ランキング3位=破風、軒天、雨樋』のなかから雨樋についてお話しします。

1. 雨漏箇所別ランキング(マサキホーム施工)

 1位:屋根
 2位:屋上、ベランダ
 3位:破風板、軒天、雨樋
 4位:外壁のヒビ
 5位:サッシ窓


*マサキホーム株式会社 雨漏り施工ランキングより

 

2.『雨樋』からの雨漏り

(1)雨樋の役割

雨樋がないと建物の寿命縮みます!

雨樋の役割とは、雨水の浸入で建物が腐食するのを防ぐことにあるのです。雨に対する性能を屋根と外壁とで比べると、屋根の方が外壁に比べ優れています。特に木造住宅では、外壁は大量の雨を長時間受け続けることを想定していません。雨樋で屋根から流れる水を受け、外壁には最小限の雨しか当たらない構造になっているからです(暴風雨の場合は別ですが)。もし雨樋がなかったら、雨水の大部分は軒先から落ちますが、軒先を伝って外壁に及ぶ雨の量が増えます。すると外壁に水が浸水し、腐食するリスクが高まってしまうのです。

軒が大きく出ていれば大丈夫だと考えるかもしれませんが、雨樋がない場合は、屋根から落ちた雨水が直接地面を叩くことになります。すると土がえぐれてしまい、建物の基礎を脅かすことになりかねません。例えコンクリートに覆われていても、長年水滴を受け続ければ穴が穿たれてしまいます。つまり、雨樋がなければ建物の寿命が縮むことになるのです。したがって雨樋が壊れたりした場合は早めに対処する必要があります。

 

(2)雨漏りの主な原因

雨樋とは、屋根面を流れる雨水を、パイプを伝って地上や下水に導くためにあるものです。雨樋の破損や金具が一部変形していると、「雨漏れ」の被害に遭ってしまう可能性が高いです。特に強風豪雨などの後には確認するようにしましょう。

また、雨樋にゴミ等が詰まり雨漏りを引き起こすこともあります。雨樋のゴミ詰まりは主に集水器で起こり、結果ここから雨水が逆流してしまいます。集水器とは、縦になっている雨樋の上部に付いた小さなバケツ状の部分です。

雨樋の詰まりにより、あふれた水が壁から入ってくる場合があります。

〔雨樋が詰まる原因〕

原因1:枯れ葉・落ち葉
一階部分の屋根などで落ち葉が屋根の上に落ちるような場所だと、雨樋に枯れ葉が溜まりやすいです。落葉樹などの木が植えてある近くの雨樋は、知らずのうちに詰まっている可能性が高いです。自分の家の敷地内に木が植えてなくても隣の家に落葉樹が植えてあるケースもあります。
落葉樹が近くにある場合、一度、詰まっていないか確かめてみましょう。

原因2:土や砂
風で飛んできた土や砂が長い年月をかけて雨樋に溜まります。また、そのような場所には雑草が生えているケースがあるため、草が生えていることがわかるようであれば、詰まっている可能性は高いです。できるだけ早めに雨樋の詰まりを掃除するようにしましょう。自分自身でできないようであれば、業者などに依頼するのも1つの方法です。

原因3:ビニール袋などのゴミ
台風や突風などで、ビニールなどのゴミが飛んできて雨樋に詰まるケースがあります。そのため、白い袋が雨樋にないか確かめてみましょう。

原因4:鳥の巣の残骸、動物の死骸
雨樋に鳥が巣を作ってしまい、それが原因で水漏れする可能性があります。もし、鳥が雨樋に巣を作っていたのであれば、詰まる原因です。早めに取り除くようにしてください。また、カラスやハトなどの鳥の死骸などが原因で、雨樋が詰まることがあります。このようなことが原因で雨樋が詰まり、雨漏りにつながる危険性があるため、覚えておきましょう。

それでは、雨漏りを引き起こす、雨樋の被害状況の事例を幾つかご紹介します。

(2)雨漏り被害の事例

【 事例1 (被害画像)・・・ 雨樋が破損し雨漏り被害 】

経年劣化した雨樋が、積雪の落下・強風・豪雨・台風により『破損・外れ・落下』の被害に!

 

【 事例2 (現場ブログ)・・・ 川崎市 多摩区 横樋 縦樋 全交換工事 】

おはようございます。宮前区のリフォーム会社、マサキホームの由谷です。
前回のブログでは多摩区のご自宅で既存屋根漆喰の撤去、塗りのお話をさせて頂きましたが、今回も引き続き多摩区のご自宅で横、縦の雨樋、どちらも交換させて頂いたお話をさせて頂きます。

屋根漆喰も実際住んでいる方からすると見落としがちな箇所だと思いますが、樋も中々自らでは気づきにくい箇所です。実際僕らは職業病なのか、ただ道を歩いているだけでも自然に、色々な家の外観を見てしまいます。
その中でもほとんどの家の横樋が機能を成していない状態になっています(゚д゚)!

なかなか気づかない部分なので、このブログを読んで頂いた方には一度気にかけて、自分の ご自宅の雨樋を確認してみて下さい(‘◇’)ゞ っと、話が変わってしまいましたが、今回はそんな雨樋の全交換工事です。こちらの多摩区のご自宅は雨樋がひん曲がってしまい、屋根の雨水を樋が全くうけきれていない状態でした。
これでは、屋根に降り注いだ雨水が直接外壁に流れ込みます。結果、外壁が経年劣化でヒビ割れを起こしている住宅の場合、ここから内部に雨水が染み込み雨漏を引き起こします。

よく見ると横樋の受け金具のピッチが最近の戸建は455mm(45.5cm)なんですが今回はその倍の910mm(91.0cm)ピッチで受け金具がついていました(◎_◎;)
それならこういった現象も納得と言うか、なるべくしてなった現象としか言いようがありません。樋を支える金具がこれだけ開いていれば雨樋は雨水の重さや雪に耐えきれなくなりねじ曲がってしまいます。こんな事、誰が考えてもわかるような事なのに、未だにそういう付け方をする業者はけっこういたりします。

昔の住宅は多かったですが (◎_◎;) 、ここ最近では昔と違い建築の基準も変わってきています。皆さんも雨樋を交換、補修される際はしっかりそういった点に目を光らせて下さい。そんな樋の交換は簡単そうに見えますが、とてもシビアな作業です。
まず既存の樋、受け金具を全部撤去し、横樋の端からしっかりじょうご(雨水の落とし口)に雨水が流れるよう勾配をとって、基準を決めチョーク等でラインを出します。それを横樋が付く全箇所に初めにやっておき、そこからまずは受け金具をさっきも言った通り、455mmピッチで取り付けて行きます。受け金具が一通り付け終わったら、次はその受け金具に横樋を取り付けて行きます。
そこもしっかりコーナー合わせで取り付けて行かなければ、今度はコーナー部分に負荷がかかり雨樋が受け金具から外れてしまったりもしますので、しっかり寸法を出し、加工し取り付けます。

そこまでの作業が終われば後は縦樋を既存の通りにエルボ、自在エルボ、ソケットなどを駆使し取り付けて、最後に屋根の上から水を流ししっかりじょうごに横樋を通って水が流れているかの確認をし、作業は終了になります。

お客様も僕らの施工、仕上がりに大変満足して頂き、せっかく足場も立っている事だからと言う事で木部、鉄部の塗装もご依頼頂きました。僕らの作業を見て気にいって頂いて、追加で工事を頼んで頂けるのはとても嬉しい事です。そんな気持ちのいい仕事をこれからも日々頑張って行こうと思います(‘◇’)ゞ 

次に、雨樋補修工事の事例をご紹介します。

(3)雨漏り補修

【 雨漏り補修事例 ・・・ 横浜市 都筑区 】

築35年が経過し経年劣化してきた雨樋が、冬の積雪や台風等による豪雨・突風で年々破損状況が酷くなってきた。最近では内壁や一部天井に雨染みらしきものが目立ち始めてきたため雨樋交換と破風板金の工事を依頼した。

【工事内容】  雨樋交換

【築  年  数】  35年

【建物タイプ】  木造2階建て

【工  期】  6日間

【施工材料】 
 雨樋⇒エスロン アートフェイスH120(高耐候性)
 破風板⇒ガルバリウム鋼板

【施工状況】

 

 

最後までご閲覧いただきありがとうございます。
今回は、雨漏り箇所ランキング3位の中から『雨樋』が起因の雨漏りについて、弊社で過去に行った点検調査・補修工事の事例を中心にご紹介しました。

次回は、雨漏り箇所ランキング4位の『外壁』からの雨漏りについて、今回同様、事例を中心にお話したいと思います。

 

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  外壁工事に関する情報はこちらを ご覧ください! 

 

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主な雨漏り発生箇所の事例紹介 ❸-1 破風 軒天(2018年10月17日 リフォームの基礎知識更新)

こんにちは。川崎市宮前区のマサキホーム株式会社、自称「釣師ハマちゃん!」こと川村です。
今回は、前回に引き続き雨漏り発生箇所の紹介としまして『マサキホーム施工 ランキング3位=破風軒天、雨樋』のなかから『破風、軒天』についてお話しします。

1. 雨漏箇所別ランキング(マサキホーム施工)

 1位:屋根
 2位:屋上、ベランダ
 3位:破風板、軒天、雨樋
 4位:外壁のヒビ
 5位:サッシ窓


*マサキホーム株式会社 雨漏り施工ランキングより

 

2.『破風板、軒天』からの雨漏り

(1)雨漏り原因

*破風板・・・劣化、ズレ、腐り、反り、継ぎ目の老朽化、欠落、施工不良
*軒天・・・剥れ、腐り、雨水の吸い上げ、欠落、施工不良

以上のように、雨漏りの原因はさまざまあり、また雨の降り方にも左右されますので、明確にどこから雨漏れするのか厳重な調査が必要になります。

◆雨漏り被害事例◆


 ↑ 破風板がボロボロ状態に!。場所的には、丁度伝わってきた雨水が集まる所ですので、長い年月で経年の劣化も考えられます。


 ↑ 軒天の反りや雨染み、塗装剥離など、かなり劣化が進行しています。この状態では、既存の軒天ボードを下地として利用ないので、重ね張りはできません。リフォームの方法は張り替えになります。

(2)雨漏り補修

◆ 破風雨漏り補修事例 ・・・ 川崎市 高津区 ◆

【工事内容】  破風板金取付工事

【築  年  数】  25年

【工  期】  1日間

【施工材料】  稲垣商事 注文板金

【リフォームのきっかけ】

築25年が経過し、天井の雨ジミが目立ってきた。屋根を確認したところ「破風(木部分)」がボロボロになっており、天井のシミの位置とだいたい一致していたためマサキホームさんへ点検の依頼をした。点検に来た職人さんのお話がとてもわかりやすく好感をもてましたので補修工事をお願いした。

【施工後の感想】

見えづらい場所の工事ということで、現状・工事中・完成後状況写真や動画を見せていただきながら説明を受け凄く安心できました。工事していただいて本当にありがとうございます。

【担当からひとこと】

喜んで頂けて大変嬉しいです。依頼して頂いてありがとうございました。

【施工画像】


経年劣化破風板ボロボロ( ;∀;)になっていました。場所的には、丁度伝わってきた雨水が集まる所ですので、ここから雨水が侵入しました。


 

◆ 軒天雨漏り補修事例 ・・・ 川崎市 多摩区 ◆

【工事内容】 軒天の交換と塗装

【工  期】  1日

【施工材料】  ベニヤ板

【リフォームのきっかけ】

築35年が経過し劣化した軒天が雨水で腐食してきた。
雨漏れが心配になり補修工事をお願いした。

【施工後の感想】

剥がれていた、軒天も綺麗に張り替えていただき、また塗装のできにも
大変満足しいている。これで雨漏れの心配もなく毎日を過ごせます。

【担当からひとこと】

軒天はしっかり採寸して加工をし張りました。
塗装もしっかりマスキングテープでラインを出すように塗装しました。

【施工状況】


経年劣化した軒天に雨水が染み込み、軒天ボードの塗装が剥げ、ブヨブヨ(-_-;)になっています。この状態では、既存の軒天ボードを下地として利用ないので、重ね張りはできません。リフォームの方法は張り替えになります。

 

最後までご閲覧いただきありがとうございます。
今回は、雨漏り箇所ランキング3位のなかから『破風板、軒天』からの雨漏りについて、弊社で過去に行った点検調査・補修工事の事例を中心にご紹介しました。

次回は、今回同様に雨漏り箇所ランキング3位の『雨樋』からの雨漏りについて、ご紹介します。

 

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     マサキホーム株式会社 窓口 山根

 

  外壁工事に関する情報はこちらを ご覧ください! 

 

 

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主な雨漏り発生箇所の事例紹介 ❷屋上、ベランダ(2018年10月10日 リフォームの基礎知識更新)

こんにちは。川崎市宮前区のマサキホーム株式会社、自称『釣師ハマちゃん!』こと川村です。
今回は、前回お話しました『弊社雨漏り補修工事箇所のランキング1位=屋根 』の続編としまして、『ランキング2位=屋上、ベランダ』について、雨漏りの点検調査・補修作業の事例を中心にご紹介します。

1. 雨漏箇所別ランキング(マサキホーム施工)

 1位:屋根
 2位:屋上、ベランダ
 3位:破風板、軒天、雨樋
 4位:外壁のヒビ
 5位:サッシ窓


*マサキホーム株式会社 雨漏り施工ランキングより

 

2.『屋上、ベランダ』が原因の雨漏りについて

(1)屋上、ベランダの主な雨漏り箇所と現象

ベランダ床のひび割れ、亀裂、ベランダ立ち上がり(水切り)からの雨漏り、ウレタン防水材の劣化、シート防水の剥れ、浮き、切断、劣化、FRPの施工不良、劣化、外壁材の境目、排水不良、オーバーフロー、笠木と外壁材の継ぎ目、笠木の巻き込み雨漏れ、物干し金具の施工不良などがあげられます。

 

(2)屋上、ベランダ』の雨漏り点検調査

〔事例1〕 高津区 築20ベランダからの雨漏れ

★相談内容 ・・・ 中古住宅を購入したが1階の天井から雨漏りしており、どこから雨漏れがしているか全く見当がつかないので調べてほしい。

☆点検調査 ・・・ 1階天井の雨漏り状況より疑われる雨漏り箇所を徹底的に調査!

↑ 疑われる雨漏り箇所「外壁、下屋根、ベランダ・・・」の点検調査中!

<調査の結果>
高圧洗浄機を用いて調査を開始。なかなか漏水が確認できず、2時間後やっと原因箇所の判明。ベランダの立ち上がりと壁の取り合いからの雨漏りでした。応急に防水テープ等で補修。ご依頼者様には、点検調査の結果報告とベランダ防水・外壁の補修をご提案をさせていただきました。

 

〔事例2〕川崎市宮前区 ベランダからの雨漏れ点検・調査に行ってきました!

★店長ブログより
こんにちは、川崎市宮前区のマサキホーム株式会社
メタボリック風店長(体質改善中!最近、近所のスポーツジムに入会しました!)です。
本日は地元、川崎市宮前区の方からのご依頼で「ベランダからの雨漏れ・点検調査」に伺ってきました。築15年ほどのお宅でした。5年ほど前から一階リビングの天井から雨漏れするようになったとの事です。雨漏れしている天井の真上はベランダです。天井の雨漏れの様子もベランダの形に沿って雨ジミがあるので、おそらく原因はベランダだと思われます。

3年ほど前に近くの工務店に依頼して、そのベランダの防水工事をお願いしたそうです。しかし、最近になって、また天井から雨漏れするようになったそうです。天井のクロスは雨水を吸って浮いている状態です。手で剥がせば簡単に剥がれそうです。その下に出窓があるのですが、その窓枠も雨水を吸って腐っているようです。かろうじて窓枠の原型をとどめている状態でした。


 ↑ 水分を含んで腐っている窓枠です。今にも崩れそうです!!!!

一階リビングの雨漏れ箇所を確認したので、次は真上にあるベランダを拝見すると (-_-;)


 ↑ 上記写真の矢印部分に水が入りこんでいます。指で押すと「ブヨブヨ」します!

既存のベランダ床を確認したところ、3年前に施した防水はウレタン防水だったようです。どこからか雨水が侵入して防水層の下(中)に水分が溜まってしまっています。要するに既存の防水層では「防水」できていないということです。


本来であれば、ベランダ床から部屋の床までの立ち上りが12センチ以上必要です。こちらのお宅の場合は3センチほどしかありませんでした。

また、この写真のサッシは外付けサッシ(部屋が和室のため)が使われています。外付けサッシとは柱や敷居の外側から取り付けられているサッシの事です。通常の洋室などでは、半外付けサッシが使われています。半外付サッシとは文字通りサッシの枠が半分中に(柱や敷居の)入って取り付けられています。防水性は外付けサッシの方が雨漏れリスクが高い訳です。

さらに、上記写真のように立ち上りが3センチほどしかありません。しかも前回の防水工事の際にサッシの下が狭くて防水処理ができないために、詰め物をしてから防水工事をしたとのことです。
なんだか、色々と問題があるベランダです。ご主人様は長年、この雨漏れでお悩みの様子でした。一筋縄ではいかない感じの内容ですが、お客様のためにも最善の策を考えてお見積りの提案をさせていただきます。

〔事例3〕横浜市青葉区 ベランダ防水 雨漏れ点検に行ってきました!

★店長ブログより
川崎市宮前区のマサキホーム株式会社、メタボリック風店長(体質改善中)です。
本日は施工中の現場管理の合間に横浜市青葉区のお宅点へ点検に行って来ました。「ベランダから雨漏れがしている」とのお問い合せでしたので早速、拝見しました。

既存の防水材は塩ビシート防水でした。築13年くらいのお住まいでしたが、ベランダの床に穴がいくつか開いていました。雨漏れの原因はおそらく、この穴だと思われます。また塩ビシートも穴の付近を中心に浮いてしまっていて、きちんと防水できていない様子です。上の写真のように遠目でみると一見、普通のベランダ床に見えますが、気を付けて見てみると建物には不具合箇所の症状が出ています。
次にベランダの下側を確認してみました。すると、ベランダの下部は水シミが出ています。水が侵入しているサインです。


↑穴が開いていた場所の真下です。

上の写真はベランダ床で確認した穴のあった場所の下側です。水分を含んでいるのがわかると思います。中の状態が気になるのでお施主様の了解を得てこの部分を開けてみることになりました。

ベランダの下部を開けて中を覗いてみると、やはり先ほどの床の穴が原因だと思われます。長い期間、雨漏れが続いていたためベランダの内部は水分を含みカビが発生していました。


↑ベランダ床の下の部分です。雨漏れしていたのでカビだらけです!!

床の穴から侵入した雨水などの水分は床下の木材を湿らせます。通気の悪い箇所なので一度、湿ってしまうとなかなか、乾きません。乾ききらないうちに、次の雨が降れば、また床下は水分補給をうけて湿った状態をキープします。そのようなサイクルを繰り返していると写真のようにカビが発生してしまいます。更にこの状態が続けばベランダ床の下地木部は腐りベランダの強度は極端に弱くなり大変危険です。ある日、突然ベランダが崩れる恐れがあります。
また、木部にカビが発生しているということは「腐朽菌」がいるということです。シロアリはこの腐朽菌をエサにしているのです。

ということは、こちらのお宅の場合はまず、ベランダ床の防水工事を新しくする工事が必要です。既存の床防水は塩ビシートを使っていますが、耐久性・防水性・後のメンテナンスの簡易性などを考慮しFRP防水をおススメしようと思います。
また、防水層の改修だけではなくベランダ床下の下地木部の確認とその状態によっては補強工事が必要になるかと思います。床下を開口しているのでお施主様自身にもカビの状況や木部の破損状態を目視でご確認してもらいましたので納得されています。更にカビをこのままにはできないので、カビ取りと殺菌が必要になってきます。
また、シロアリが寄ってこないように防蟻防虫剤の散布も必須になります。

こちらのお宅のように築年数にかかわらず、ベランダからの雨漏れは以外と多いです。みなさんのお宅も軒下の水シミなどがあったら一度、雨漏れを疑ってみることをおすすめします。

大切なお住まいを快適に維持するには、不具合の早期発見、早期修繕が肝心です!!!

 

〔事例4〕 屋上防水からの雨漏れ点検に行ってきました!

★相談内容 ・・・ だいぶ前から天井の隅から雨漏れしてきた。しばらく放っておくと、壁クロスは水に濡れて剥がれてしまった。雨漏り箇所を調べてほしい。


 ↑ 雨漏り被害状況(天井の隅から雨漏れしクロスは水に濡れて剥がれていた

☆点検調査 ・・・ 雨漏り被害の上が屋上とのことで、早速屋上を徹底的に調査!

<調査の結果>
屋上に上がってみると、ドレン(排水口)にゴミが詰まって排水能力が著しく低下しています。
ドレン(排水口)が詰まっていると排水ができないので、雨が降った時に屋上がプールのようになってしまいます。更に防水層の劣化で亀裂や穴があいていれば、そこから雨水は建物内へとドンドン侵入してしまいます。また、雨水がプールの様に溜まってしまい、その水位が立上りより高い所まで上がってしまうと「オーバーフロー」して、建物内に雨水が侵入してしまいます。

次に上記右側の写真ですが、ドレンの詰まりにより既存の防水層がだいぶ傷んでいました。10年ほど前に1回目の防水工事をしたとのことでした。防水層表面が経年劣化のために亀裂や隙間などが生じて写真のように雨がしみ込んだものと思われます。手で押してみると「ぷよぷよ」していました。まるで水まくらみたいな感じです。

屋上だけでなくベランダなども同じ事が言えます。日頃からドレン(排水口)の掃除は豆にやったほうが雨漏れリスクを大幅に減らせます。ぜひ、みなさんもご自宅の屋上やベランダのドレン(排水口)は月に一度くらいは点検してみてください。

点検調査のまとめとして、今回のお宅では劣化が進んでいるので「根本的な工事」が必要になってしまいます。費用も工期もそれなりに掛かりそうです。何事も早期発見・早期の対処が肝心です。

【 参 考 】 ・・・ 屋上やベランダの防水層工法
ウレタン防水・シート防水・FRP防水などが一般のお宅では、多く仕様されています。どちらの工法でも共通しているのは「防水層」の保護のため「トップコート」が表面に塗られています。その表面保護の役割の「トップコート」の経年劣化、傷み具合をたまに点検することをおススメします。トップコートの状態が良ければ、その下の防水層は保護されているということです。逆にトップコートが傷んでいれば、その下の防水層にも影響が及ぶということです。トップコートだけの塗り替えならば工事費用も抑えられますので定期的なメンテナンスが結果的には工事費用を抑えることができお住まいを良い状態で維持できます。

 

(3)雨漏り補修工事の事例紹介

〔 東京都 八王子市 屋上防水・外壁塗装工事 〕

【工事内容】  屋上 ⇒ ウレタン防水・笠木取付
        外壁 ⇒ コンクリート打ち放し保護塗料

【築  年  数】  20年

【工  期】  8日間

【施工材料】  屋上:ウレタン防水
        外壁:セラミクリート(コンクリート打ち放し保護塗料)

【リフォームのきっかけ】
10年以上、建物外部のメンテナンスをしていなかったので、全体的なメンテナンスの依頼を考えていた。そんな矢先に天井に雨ジミを発見し早速『建物外部の点検調査』を依頼した。結果、屋上と外壁から雨水が侵入していることが判明したため補修工事をお願いした。

【施工後の感想】
雨漏りしていたので応急措置を含め、迅速な対応して頂けたので大事に至らずホッとした。

【担当からひとこと】
雨漏りでお困りでしたので、迅速な対応を心掛けました。工事も無事に終わり雨漏りも止まったので良かったです。

【施工状況】

 <施工中> 

 

屋上雨漏れ改善工事動画のご視聴は下記をクリック下さい

 

最後までご閲覧いただきありがとうございます。
今回は、雨漏り箇所ランキング2位の『屋上、ベランダ』からの雨漏りについて、弊社で過去に行った点検調査・補修工事の事例を中心にご紹介しました。

次回は、雨漏り箇所ランキング3位の『破風板、軒天、雨樋』からの雨漏りについて、今回同様、事例を中心にお話したいと思います。

 

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雨漏りの主な発生箇所と原因について ❶屋根(2018年10月5日 リフォームの基礎知識更新)

こんにちは。川崎市宮前区のマサキホーム株式会社、自称『釣師ハマちゃん!』こと川村です。
今回は、前回お話した『雨漏り放置による3大被害の恐怖について』の続編としまして、弊社が実際に工事を行った雨漏り修理の事例雨漏り発生箇所ランキングを基に、高頻度で発生する箇所を中心に雨漏りの原因や修理内容を詳しく取り上げます。
また、先日の台風24号のような超大型が通過した後には、特に屋根を中心とた『雨漏り点検・調査』をお勧めします。

詳細説明の第1回目は、雨漏り箇所ランキング1位の『屋根』についてお話します。

1. 雨漏箇所別ランキング(マサキホーム施工)

 1位:屋根
 2位:屋上、ベランダ
 3位:破風板、軒天、雨樋
 4位:外壁のヒビ
 5位:サッシ窓


*マサキホーム株式会社 雨漏り施工ランキングより

◆雨漏り施工ランキング1位 ・・・ 屋根

 

2. 『屋根』が原因の雨漏りについて

(1)屋根の主な雨漏り箇所と現象

谷樋の劣化、棟板金の浮き、スレートの浮き・ひび割れ・一部落下、瓦の割れ・ズレ、棟瓦の欠落、漆喰の崩れ・剥がれ・ひび割れ、天窓の劣化、防水シートの劣化・剥がれ、コーキングの劣化、屋根裏換気口からの雨漏り

 

(2)屋根からの雨漏り被害状況

【屋根からの雨漏りで天井・壁にシミが!】
雨漏りで天井や壁が濡れた色や輪染みのあと・・・・・なんでシミってあんなに嫌な色なんでしょうね?ホントにがっかりですよね。放っておくとほとんどの場合、被害が拡大します。


雨漏りで「天井にシミ」ができ、放置すると「天井板が歪み⇒落下」

上記の雨漏り被害状況より一例をご紹介します。

〔雨漏り点検調査事例〕

藤沢市築35年 瓦屋根からの雨漏れ(上記の左側画像)
相談内容 ・・・ 2階の天井に凄いシミがあり雨漏りしているので見てほしい。

こちらが天井のシミ↓
社長2

屋根にのぼり点検中↓
社長32
調査の結果、屋根の棟下漆喰等が劣化して棟瓦から雨水が侵入していることが判明しました。瓦屋根は地震等で瓦のずれが起こり、台風等で屋根漆喰が剥がされているケースが多々あります。定期点検が必要不可欠な部位になります。雨漏れをしているとのことでしたので、防水シートが破けてるケースがほとんどのため屋根の葺き替えを提案をさせていただきました。

◆屋根からの雨漏り被害による施工事例は下記をクリックしご閲覧下さい。

  施工事例 2018年9月14日 川崎市  屋根補修工

 

(3)屋根からの雨漏り原因は何?

【スレート屋根から雨漏りが起こる原因】
*棟板金の釘浮き
棟板金を固定する釘が浮いている場合に、その釘穴を伝って浸入することがあります。
ただ下には防水シートがあるのでまず簡単には浸水しません。
浸水の危険が高まるのは築年数が20年を越えるなど防水シートの劣化が進んでいる場合です。
※釘浮きの原因 ⇒ 経年の温度変化や、釘が打たれている木材の劣化、強風等

スレートの浮き、ヒビ割れ、一部落下
その隙間やヒビ、落下により空いた穴から浸入することがあります。ただ下には防水シートがあるのでまず簡単には浸水しません。浸水の危険が高まるのは築年数が20年を越えるなど防水シートの劣化が進んでいる場合。
※浮き、ヒビ割れ、落下の原因 ⇒ 強風・飛来物・鳥の落とし物や、屋根に人が上ったときに踏み割れ

◆スレート屋根からの雨漏り被害事例は下記をクリックしご閲覧下さい。

 ☞ 店長ブログ 川崎市 麻生区 屋根 雨漏れ点検 火災保険が適応

【瓦屋根での雨漏りの原因】
*瓦の割れ、ズレ
その隙間や空いた穴部分から浸入することがあります。ただ下には防水シートがあるのでまず簡単には浸水しません。浸水の危険が高まるのは築年数が20年を越えるなど防水シートの劣化が進んでいる場合です。
※割れ、ズレの原因 ⇒ 強風や飛来物、鳥の落とし物等

*漆喰の崩れ、剥がれ、ヒビ割れ
・大きく崩れている、何カ所も崩れている場合
雨漏りについてだけ言えばすぐに雨漏りするという危険はそれほど高くありません。ただ、棟が歪んでいたりする場合には漆喰の内側の土が劣化し、棟瓦を固定する力が弱くなっています。
棟の取り直しを行い、最新の地震に強い工法で棟を土台から強固にすると安心です。
・多少の剥がれ、ヒビ割れが見られる場合
すぐに雨漏りするという危険はほぼないです。ただ点検をすると安心です。
※漆喰の崩れ、剥がれ、ヒビ割れの原因 ⇒ 風雨等天候による劣化

【天窓と周辺の雨漏りの原因】
*ガラス周囲のパッキンの劣化
※原因 ⇒ 経年劣化

*屋根接合部の防水シートや水切りの劣化
※原因 ⇒ 経年劣化

 

その他の原因】
*谷樋
谷板、谷樋の穴や隙間から浸入することがあります。谷部分は屋根の水が集まり流れる部分なので、劣化がはやく、古い谷板の場合穴が空くこともあります。
※原因 ⇒ 谷樋の劣化

*庇部分屋根材の劣化
庇も屋根の仲間ですので屋根と同様に雨漏りする恐れがあります。ただ、屋根のようなしっかりとした構造で施工されないこともあるので、劣化等がはやい場合があります。
※原因 ⇒ 屋根と同じ

 

3.雨漏り放置厳禁?!

【雨漏りは見た目以上に深刻です!  絶対に放置はしないでください】
雨漏りは見た目もがっかりですが、見えないところではもっとがっかりなことになっている恐れがあります。そもそも雨漏りが起こると、原因カ所周辺が水で濡れます。多くの場合は壁の内部や天井裏等見えないところに浸入してきます。そこからどんどん水が浸入し、いろいろな物を濡らしながら伝ってきて、壁紙や天井などに到達します。なので、目に見えるところにシミができたときにはすでにいろいろな場所を濡らしています。

特に、古い家でない場合には断熱材等が使用され、雨漏りが始まってから水が室内に到達するまでの時間が長くなっています。つまり、お住まいの方がシミを発見したときには、そのだいぶ前から雨漏りがしていて、見えないところを長く濡らし続けていたということになります。壁紙やボート、天井板等の交換だけでは済まないということも少なくありません。家の骨組みとなる構造物は丈夫にできてはいますが、カビたり腐食したりした場合には修繕コストも跳ね上がります。ですので、雨漏りは長く放置せずに発見したら業者に相談しましょう。

◆雨漏りにも強い今人気の軽量金属屋根の紹介は下記をクリックしご閲覧下さい。

☞ 店長ブログ 屋根葺き替え工事 既存瓦⇒軽量金属瓦

 

最後までご閲覧いただきありがとうございます。
今回は、詳細説明の第1回目としまして、雨漏り箇所ランキング1位の『屋根』についてお話しました次回は、雨漏り箇所ランキング2位の『屋上、ベランダ』からの雨漏りについて、弊社で過去に工事しました雨漏り修理の状況も交えて詳しくお話したいと思います。

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雨漏り放置による3大被害の恐怖について(2018年9月24日 リフォームの基礎知識更新)

こんにちは。川崎市宮前区のマサキホーム株式会社、自称『釣師ハマちゃん!』こと川村です。
台風シーズンは、雨漏りによる施工依頼が特に多いです。そのなかでも、『雨漏りに気付くのが遅れ、雨漏りに気付いていても修理をしないで放置状態』にし、家の寿命を短くするだけでなく、お住まいになるご家族への健康被害をもたらす結果にもつながります。
そこで、今回は雨漏り放置による被害減少の一助になればと考え『雨漏り被害の説明・雨漏り発生箇所別ランキングとその原因』等、数回に分け詳しくお話ししていきたいと思います。

雨漏りは、放っておくと被害がどんどん大きくなります。まず知っていただきたいのが、雨漏りの3大被害です。

〔 雨漏りによる家の3大被害 〕

◆家が腐る ・・・ 木造部分が腐り、家の寿命(耐久力)を短くし、家の資産価値を下げます。
◆シロアリに家を食べられる ・・・ 雨が湿っている場所はシロアリの餌食になります。
◆カビによる家具や健康の被害 ・・・ カビが発生し、アレルギー感染症を引き起こします。

それでは、この3大被害について詳しく説明します。

〔被害1〕家が腐る

(1)建物の木材が腐る流れ

詳細は下記の弊社施工事例をクリックしご閲覧下さい。

  施工事例 2018年9月14日 川崎市  屋根補修工

(2)何故、家が腐るの… 腐るとどうなるの?
雨漏りでいちばん多い被害が、建物の木材が腐ってしまうこと。雨水はあらゆる場所から家に浸入します。日光の届かないような家の内側に入りこむことが多く、雨水で濡れた場所は、湿気が多くてジメジメになります。すると、木材腐朽菌が繁殖し腐食がどんどん進みます。

木材腐朽菌は、木材を腐らせる菌で、湿度85%以上・木材の含水率25%以上などの条件がそろうと発生する。セルロースやリグニンなど木材の成分を分解して、木の強度を下げてしまう。鉄骨や鉄筋コンクリートの場合は、サビによって強度が低下します。
雨漏りによる濡れがひどくなると、『天井が抜け落ちる・家が傾く・家が倒れる』などのたいへんな事態になることも。

弊社では、不動さんの業務も遂行しており、国家資格の宅建(宅地建物取引士)を有する担当者に雨漏り被害にあった家の価値について聞くと、『当然、家の安全性や耐震性能は低くなります。その結果、家の資産価値が低下。たとえ新築の家でも、このような雨漏り被害でおどろくほど値下がりしてしまいます。将来家を売るときに、とても損してしまうのです。』との見解でした。

(3)まとめ
結論を言うと、雨水で濡れると木材が腐り鉄骨がサビます。家が傷み資産価値が下がります。

〔被害2〕シロアリに家を食べられる

(1)シロアリはどこから侵入してどんな被害をもたらすの?

①シロアリはなぜ雨漏りする家に頻繁に侵入してくるの?
湿気の多い木材はシロアリの大好物。雨漏りで湿気を含んだ家の木材や柱などを食べます。築30年以上の木造住宅では「家の柱が1本まるごとなくなった…!」なんてケースも。また、木材だけではなく、断熱材や電線がかじられることもあります。

②シロアリはどこから侵入を防ぐことはできないの?
結論から言うと… シロアリの侵入を100%防ぐのはムリです。物理的に完璧にブロックしようとしても、ありとあらゆるスキマから侵入してきます。ちなみにシロアリは、『基礎のコンクリー・配管・土間とタイルのスキマ』等、考えられない場所からも侵入できるからです。

③シロアリ被害のサインってあるの?
「なんだか、床がフワフワするなぁ」・「建て付けが悪い気がするなぁ」… こんな場合は、シロアリ被害のサインであることが多いので、早めに調査することをおすすめします。

(2)シロアリ被害

詳しくは下記の弊社現場ブログをクリックしご閲覧下さい

☞ 現場ブログ 川崎市 シロアリ駆除 木造住宅の天敵 緊急対応

(3)まとめ
湿気の多い木材は、シロアリの大好物家に湿気が増えると、ジメジメした木材が大好物のシロアリが家に侵入して、家を食べます。

〔被害3〕カビによる家具や健康の被害

(1)雨漏りによるシミを見つけた場合は、カビが繁殖しているケース大?  

天井や内壁等にシミができてしまうとカビもできている可能性が高いです。カビは、木材、接着剤、塗料など建築に使われるモノや、空気中の汚れをエサにして増えていきます。壁紙の裏など、見えないところで育つことも多く、雨漏りする家では「クロスを剥がしたら大量のカビがビッシリ…!」ということは、よくあります…。

【豆知識:カビの発生しやすい条件】
・湿度70%以上 (60%以上で活発になり、80%以上で一気に増殖)
・気温20~30度 (25~28度が最適)
・栄養 (ホコリ、汚れ、ダニ、食べカスなど)

【豆知識:絶対にやってはいけない!注意ポイント】
カビを除去しないまま、塗料で上塗りしてはいけません。じつはカビは、塗料に含まれる樹脂などを栄養にして、増えてしまうのです…!

(2)カビが原因で起こる病気(カビ毒に注意!アレルギーや呼吸の病気になることも)

雨漏りがもたらす被害は、住宅だけに限りません。カビによって家族やペットの健康にも悪影響が及びます。カビは湿度の高いところに発生します。人体に悪影響を及ぼすカビはカビ毒と呼ばれ、300以上の種類があります。咳、頭痛、呼吸困難などをはじめ、アレルギー感染症になるケースもありますから、ぜひ注意してください…!怖いのは、カビは目に見えない場所に多いということ。

《 カビが原因で起こる病気と主な症状 》
 ●気管支喘息・・・呼吸困難・咳。座らないと息ができないことも。ゼイゼイ・ヒューヒュー音がする。
 ●アレルギー性鼻炎・・・くしゃみ、鼻づまり、鼻水など
 ●過敏性肺炎・・・発熱、咳、呼吸困難など

また、雨漏りの放置は、シロアリにほか、ダニやネズミなど害虫・害獣を呼んでしまい雨漏りのよる二次被害及ぼすリスクがあります。

《 雨漏り放置による二次被害 》
ダニ・・・刺されるとかゆい。病原菌や感染症を持っている。
ネズミ・・・糞害、断熱材で巣を作られる、寄生虫やダルモネラ菌を家に持ち込むことも

大人と子どもなど、年齢や体質によって受ける被害の大きさは変わります。家族(とくに小さなお子さん)やペットの体調変化にも気をつけましょう。雨漏りはシロアリやダニだけではなく、湿気を好む害虫・害獣を引き寄せます。ヒメアリという小型のアリが、湿気の多い壁の中などに巣を作ることも…。シロアリのように木材を食べるわけではないのですが、「キッチンの壁から突然、大量のアリがでてきた…!」と大慌てしたお客さんもいらっしゃいました。

最後までご閲覧いただきありがとうございます。
今回は、雨漏り放置による3大被害!と題しまして『概説』を中心にお話ししましたが、次回は、弊社で工事した雨漏り修理の状況を詳しくお話したいと思います。

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台風 強風 突風 豪雨 暴風雨の被害を火災保険で修理(2018年9月1日 リフォームの基礎知識更新)

みなさま! たいへんです!!  今年最強レベルの台風が日本列島に接近しております。
今回の台風21号は「猛烈な」勢力に発達し、本日(9月1日)に発達がピークに達し、4日(火)から5日(水)にかけては列島へ接近、上陸の恐れがあります。

そこで今回は、川崎市宮前区のマサキホーム株式会社、自称『釣師ハマちゃん!』こと川村が、最近お客様からの問合せが最も多い『台風被害』を『火災保険・住宅総合保険』で修理できますか? との問合せにお応えすべく、今までに弊社が『火災保険・住宅総合保険』の適用で行った数々の修理工事の中から、台風被害を補償する”風災補償”を中心にお話しします。

 

1.火災保険・住宅総合保険とはどんな被害に補償されるのか?

火災保険は、火事で家が燃えてしまったときに補償(保険金をお支払い)しますが、火災保険が補償する事故は火災だけではありません 
ご契約内容のプランにもよりますが、一般的に火災補償のほかに『風災補償・雹(ひょう)災補償・雪災補償』が、ほとんどの場合『基本補償または自由選択』に含まれており、以下の災害被害で多く適用になります。

(1)風災とは、具体的に;
  ・強風、台風、突風、疾風による雨樋の破損
  ・竜巻による雨樋の破損
  ・豪雨、暴風雨による雨樋の破損
(2)雪災とは、具体的に;
  ・積雪や落雪による雨樋の破損
(3)雹(ひょう)災とは、具体的に;
  ・雹(ひょう)による雨樋の破損 

 

2.補償の申請期間・補償金額について

(1)補償の申請期間
被害を受けた日から3年以内に保険会社に保険申請をしなければ、失効になります。しかし3年以内に被害箇所を修理しなければならないということではなく、その3年以内に保険会社に「保険申請します」と電話1本だけで保険申請になりますので、失効当日に被害に気付いた方も間に合います。
(2)補償金額とは
屋根修理の場合、2階以上は足場工事が必要となります。補償の金額には屋根修理費のほか、足場費用も補償の対象になり高額となりますので是非「火災保険」補償の申請で修理することをお勧めいたします。また、火災保険は自動車保険のように保険を使ったからといって、保険料の割り増しも一切ありません

 

3.火災保険・住宅総合保険の補償で台風被害を修理するまでのフロー

①専門業者に調査依頼
 
②専門業者による屋根調査の実施
 
③被害調査報告書・修理見積書の作成とご説明
 
④保険会社へ事故電話報告(被害にあわれたお客様⇒保険会社へ保険申請)
 
⑤保険請求書類(屋根調査報告書・見積書など)を保険会社に提出(被害にあわれたお客様)
 
「日本損害保険協会の鑑定人」による屋根調査の実施(保険会社が手配)
 
⑦被災額の確定後、保険金額の決定(保険会社)
 
⑧保険金の支払い(保険会社)
 
⑨被災箇所の修理施工 

マサキホームができること
上記、保険の補償で修理が完了するまでのお手伝いとしまして被害箇所の無料点検 被害にあわれたお客様が加入保険業者に行う各種申請のアドバイス 加入保険で補償された被害箇所の修理施工等を行わせていただきます。

 

4.台風 強風 突風 豪雨 暴風雨で火災保険が適用された事例 

 

 

 

 

〔その他の事例紹介〕

弊社が火災保険を適用して実際に行った台風被害の工事や、“風災”以外にも適用された工事に関して、詳細説明の一例を下記に添付しましたのでクリックしてご参考にしてください。

実例:火災保険の風災が認められ補償金が支払われ

練馬区、北区の雹被害 波板損傷を火災保険で補修

火災保険・住宅総合保険で屋根修理や雨樋交換?

弊社は、風災や雪害など被害にあわれた方々の修理費用を、少しでもご負担の無いよう専門知識のあるスタッフが在籍し、取り組んでおります。また、弊社にお問い合わせしていただいた方々に喜んでいただけることを念頭に置いて体制作りをおこなっております。
お困り事やご不明な点等ございましたら、下記までお問い合わせ下さい。

 

保険の補償で災害被害の修理をご希望の方はご相談ください
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マサキホーム株式会社 火災保険専用相談窓口 山根

 

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外壁塗装のすすめ(2018年6月5日 リフォームの基礎知識更新)

こんにちは! 川崎市宮前区のマサキホーム株式会社、自称『釣師ハマちゃん!』こと川村と申します。

先日、お客様より『外壁塗装をしないとどうなるの?』、『外壁塗装工事の実施時期はいつがベストなの?』とのお問合せがありました。
そこで、今回は外壁塗装の必要性と実施時期の見極め方を中心にお話したいと思います。

1.外壁塗装を放置して起きるトラブル

外壁塗料の役割は、単に外壁の美観のためだけではありません。外気、雨風など外からの刺激から外壁を守ってくれることです。それも365日、休みなく家を守っているわけです。
当然、その塗装は少しずつ色あせて剥がれていきます。外壁塗装の耐久性が無くなると、以下のようなことが起こっていきます。

防水効果の低下
外壁の耐久性が落ちると、雨などの水分、湿気の浸入を防ぐ事ができなくなり、家屋自体に損傷をあたえてしまいます。

ひび割れが起きる
外壁塗装が剥がれてきて耐久性が無くなると、外壁自体にひび割れを起こします。ひび割れが起こると共に外壁が反ってきます。こうなると、益々外壁の劣化は進行していきます。

外壁内部の劣化
外壁がひび割れてくると、湿気、汚れ、雨が直接外壁内へ染み込むため、そこから外壁内部の劣化(腐食)が始まります。

④外壁内部の腐食
外壁の内部に水分、湿気が入り込むため外壁内部・木材部分の腐食が始まります。腐食が進むと外壁が崩れ落ちる危険もあります。

⑤家が傾く恐れ
木材部分まで腐食が及ぶと、家が傾く恐れも出てきます。また、家に隙間が出来ることで断熱性も低下します。冷暖房が効かず光熱費が上がるのに夏は暑く、冬は寒い家になります。

⑥コンクリートの強度低下
外壁コンクリートに含まれるセメント成分が、中性化して本来あるはずの強度を失います。

⑦雨漏り
壁自体が雨や湿気をもろに受けますので、そのうち侵入を防げなくなり住居部分へ水分が漏れ出してきます。

〔症状が起きてからでは遅いことも〕
特にひび割れ、雨漏りという症状がある場合は、かなり外壁の劣化が進んでしまっていることになります。外壁のチェックは常日頃から気をつけ、早め早めの対応が大切です。
上記のような症状を放っておいた結果、外壁内部まで腐食が進み、状態が酷く手の施しようが無くなってしまうと、外壁自体をリフォームすることとなり費用も多くかかります。
早めに外壁の補修を行う事ができれば、費用も安く抑える事ができ塗装の塗り替えのみで工事が終わります。外壁塗装の塗り替えは10年ごと必要と言われているのはこんな理由からです。

 

2.外壁塗装の時期・季節はいつがいいのか

外壁塗装の時期を計るものとして、一番分かりやすいのが築10年以上経っているかどうか。
あなたの大切な家は、建てられた時からすでに劣化が進行しているので、築10年も経てばメンテナンスをしなくてはいけない症状が出てきます。外壁塗装の季節は気候も安定し、雨も少ない秋頃の10~11月が最も適した季節です。  季節と気候はとても密接に関係しているので、気候も合わせて知っておく必要があります。外壁塗装の時期はなぜ築10年を目安にするのか、外壁塗装の季節はなぜ秋頃がいいのか、まずは外壁塗装の時期についてから詳しく見ていきましょう。

①外壁塗装の時期について
外壁塗装の時期として築10年を目安にされることが多いのは、家は建てられている時から劣化が始まり、築10年もすれば必ずどこかしらに不具合が発生するからです。
例えば、電化製品も何年も使っていると壊れたり動かなくなったりして、買い替えを検討しますよね?家に関して簡単に買い替えができないので、長持ちするようにメンテナンスをする時期が訪れます。不具合が発生する原因として、常に紫外線・雨風・ホコリなど自然環境から与えられるダメージを受け続けているからなのですが、不具合=劣化の症状は段階的に現れます。外壁塗装をする時期を見極めるには、劣化の段階・症状を見極めることで、外壁塗装をする最適な時期をあなた自身で確認することができます。

②外壁塗装をする時期は劣化の段階・症状で分かる

新築から、それぞれどのくらいの時期にどんな症状が発生するのかが分かれば、あなた自身で外壁塗装をするべき時期になったことが判別できます。悪徳業者などは、大げさに危険性をうたい、すぐに契約をもらおうとしてきます。あなた自身で見極めることができる情報を知ることで、失敗しない塗装をすることができます。

③外壁塗装の季節について
外壁塗装の季節は、塗り替えてもらうあなた・実際に塗装をする外壁塗装業者にとって、大切なものとなります。よく言われているのが、6~7月の夏に入る前の雨期には塗装を控えたほうがいいということ。なぜ、雨期の塗装はだめなのか、どの季節の塗装がいいのか見てみましょう。

④雨期の塗装はなぜダメと言われているのか
外壁塗装に必要不可欠なのは塗料ですが、乾く前の塗料に雨水がついてしまうと、塗料が流れてしまって塗装したことを無かったことにしてしまうんです。
外壁塗装というのは、塗料を塗ったあとに必ず乾燥させる為の時間を設ける必要があります。乾燥時間をきちんと確保することで塗膜(塗料が乾いてできた薄い膜)が作られ、この塗膜によって紫外線・雨水などの自然環境からのダメージを防いでくれる防御壁となるんです。
しかし、乾燥中の塗料は水に弱いので、雨が振られてしまうと以下の事が起きます。
 ・乾燥しきってない部分が流れてしまう
 ・水が付くのでもっと乾燥時間が必要となってしまう
 ・乾燥が不十分なまま仕上げ塗りがされてしまう
これらは雨によって引き起こされ、塗装日数(期間)の増加に繋がり、お客様にも塗装業者にも負担となってしまいます。これが、雨期の時期は塗装を避けたほうがいいと言われる理由になります。

【補足説明】⇒ 雨期に塗装をするのは必ずしもダメではない
雨期の時期は塗装を避けた方がいいと言われてはいますが、塗装ができないということではありません。ただ雨が多いというだけで、そもそも雨期は夏前のあたたかい季節なので塗料が乾燥しやすい時期のため、雨(天気)に気をつけていれば雨期の時期でも塗装は行なえます。天気の予測はとても難しいですが、これが出来てしまえば雨期の塗装も怖くありません。地域の特性を知り、天気も予測できる地域密着で長年活動している塗装業者にお願いすることがオススメです。

◆まとめ ☞ 外壁塗装の最適な季節はいつ?
以上より、外壁塗装は『春・夏・秋・冬』どの季節に実施するのがベストか表にまとめました。

 

3.外壁塗装を行うメリットとは 

外壁塗装の時期や季節についてご説明してきましたが、今度は外壁塗装を定期的に実施することでどのようなメリットがあるのかを表にまとめてみました。

このように外壁塗装は、雨漏り防止・家を長持ちさせる・メンテナンスの費用が抑えられるなど、さまざまなメリットがあります。外壁塗装のメリットも知ってもらうことで、外壁塗装の大切さを知っていただければ嬉しく思います。

以上をもちまして、外壁塗装に関してのご説明を終わります。最後までご高覧頂きまして有難うございました。

外壁塗装の放置は高額な工事費につながります。  
マサキホーム株式会社では、みなさまからのご相談をお待ちしております。是非ご相談ください。

 

外壁塗装に関するご依頼、ご相談、ご質問は、下記までお問い合わせ下さい。

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梅雨目前! 雨樋の詰まりや破損の放置は雨漏りを起こします(2018年5月23日 リフォームの基礎知識更新)

こんにちは! 川崎市宮前区のマサキホーム株式会社、自称『釣師ハマちゃん!』こと川村と申します。

今回は、梅雨時期にお客様からのお問合せが最も多い『雨漏り』についてお話したいと思います。『雨樋の詰まり・雨樋の破損』を放置したことにより雨漏りが起こり、雨樋交換費用に加え雨漏り修理の費用の支払いという最悪のケースの解消としてみなさま!  いますぐ  対応しましょう

それでは、雨樋の詰まりや損傷の ”原因・対処法・火災保険を活用した補修工事” 等、詳しくご説明します。

1.雨漏りを放置して起きるトラブル

①家にダメージを与える!
室内の天井から落ちてくる雨水の侵入口として考えられるのは、主に屋根・外壁・ベランダ・サッシ・霧除けなどで、そこから必ずどこかを経由して天井に達するわけで、雨水の通り道になっている柱や梁、壁なども濡れるということです。放置しておくと、やがてその部分が腐ってしまい強度を保てず、地震に弱い家になってしまいます。基本的に雨漏りというのは木材などに浸み込んだ水分を吸収しきれなくて、ポタポタもれてくるわけですから、雨漏りに気付いた時には、躯体内はかなりひどい状態になっていることも多いので、くれぐれも迅速に対処して下さい。 

②シロアリを発生させる原因になる!
雑食性で何でも食べてしまう恐ろしいシロアリ。このシロアリが好むのが湿気の多いところです。雨漏りによって水分が溜まり、木材腐朽菌が繁殖しているような所はシロアリの格好の棲家。土台や通し柱など、構造的に重要な部分がシロアリの被害を受けると、地震など万一の時の建物の倒壊にもつながりかねないので要注意です。

③家族の健康にも影響する!
雨漏りによって壁の中や天井裏に湿気がこもると、アレルギーや喘息の原因となるカビが発生します。また雨が降るたびに雨漏りするとなると精神的なストレスも大きいですよね。ご家族の健康のためにも雨漏り根絶に心がけてください。

 

2.雨樋が詰まる原因と対策の説明 

雨樋が詰まると雨水が上手に流れないため、そこから水漏れします。するとその水が外壁などを伝ってしまい、そこが腐敗してしまいます。結果、その部分から雨水が内部に侵入するため、雨漏りしてしまうのです。雨樋が詰まっていたり水漏れが確認できたりした場合は、できるだけ早めに雨樋の掃除や修理をするようにしてください。

①雨樋が詰まる原因

原因1:枯れ葉
一階部分の屋根などで落ち葉が屋根の上に落ちるような場所だと、雨樋に枯れ葉が溜まりやすいです。落葉樹などの木が植えてある近くの雨樋は、知らずのうちに詰まっている可能性が高いです。自分の家の敷地内に木が植えてなくても隣の家に落葉樹が植えてあるケースもあります。
落葉樹が近くにある場合、一度、詰まっていないか確かめてみましょう。

原因2:土や砂
風で飛んできた土や砂が長い年月をかけて雨樋に溜まります。また、そのような場所には雑草が生えているケースがあるため、草が生えていることがわかるようであれば、詰まっている可能性は高いです。できるだけ早めに雨樋の詰まりを掃除するようにしましょう。自分自身でできないようであれば、業者などに依頼するのも1つの方法です。

原因3:ビニール袋などのゴミ
台風や突風などで、ビニールなどのゴミが飛んできて雨樋に詰まるケースがあります。そのため、白い袋が雨樋にないか確かめてみましょう。

原因4:動物の死骸
カラスやハトなどの鳥の死骸などが原因で、雨樋が詰まることがあります。このようなことが原因で雨樋が詰まり、雨漏りにつながる危険性があるため、覚えておきましょう。

原因5:鳥の巣の残骸
雨樋に鳥が巣を作ってしまい、それが原因で水漏れする可能性があります。もし、鳥が雨樋に巣を作っていたのであれば、詰まる原因です。早めに取り除くようにしてください。

②雨樋詰まりの対策

対策1:落ち葉除けネットを取り付ける
雨樋カバーを取り付けることにより雨水だけを取りこむことができ、雨樋詰まりの解消につながります。雨樋が詰まるたびに掃除をするのでは、毎年秋や冬など落葉する季節は大変ですよね。「落ち葉でよく詰まってしまう」という方は、このようなガードがついている雨樋にするのがおすすめです。

3.雨樋の破損原因と火災保険適用による修理の説明 

①雨樋が破損する原因

原因1:積雪、落雪
屋根に積もった雪が滑り落ちるときに雨樋が破損してしまう

 

原因2:台風、突風
台風や突風により障害物が雨樋を直撃し落下

 

 

 

 

②火災保険の適用で破損した雨樋を修理

雨樋が雨漏りや破損していた場合、火災保険を使って修理するのがおすすめです。保険金が支払われるため、修理費用をお得にできるからです。火災保険は、風災補償雪災補償があり雨や風、雪やヒョウが原因の破損による雨漏りであれば、保険金が支払われます。仮に、30万円の雨樋の修理費用だとしても、保険金が20万円支払われれば、本来30万円かかる雨漏りの工事でも10万円の負担でできてしまうのです。また、保険金が30万円支払われれば、実質負担0円で修理ができます。

火災保険は、ほとんどの方が住宅購入時に加入しています。火災保険は自動車保険とは異なり、保険料が上がることがありません。せっかく加入しているのであれば、使わなければもったいないですよね。 

そこで、弊社が火災保険を適用して実際に行った工事雨樋修理に関する情報を下記にまとめましたのでクリックしてご参考にしてください。

〔 ご参考 〕

★雨樋修理に関する弊社ブログのご閲覧は下記をクリック下さい。

 ☞ 練馬区、北区の雹被害 波板損傷を火災保険で補修

 ☞ 火災保険・住宅総合保険で屋根修理や雨樋交換?

 ☞ 実例:火災保険の風災が認められ補償金が支払われた

★雨樋修理に関する弊社HPのご閲覧は下記をクリック下さい。

 ☞ 雨樋修理 専門店

★火災保険の申請から適用までのご視聴は下記をクリック下さい。

 

  雨漏れの放置は高額な工事費につながります。  
  マサキホーム株式会社では、みなさまからのご相談をお待ちしております。
  火災保険なども使える場合もございますのでご相談ください。

 

雨漏れに関するご依頼、ご相談、ご質問 等は、下記までお問い合わせ下さい。

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  メールでのお問い合わせは info@masaki-home.com

 

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マサキホーム株式会社 火災保険専用相談窓口  担当 山根