外壁用ラジカル塗料のご紹介 (2018年3月11日 リフォームの基礎知識更新)

こんにちは! 川崎市宮前区のマサキホーム株式会社、自称『釣師ハマちゃん!』こと川村と申します。

外壁用塗料で、マサキホームがオススメする『シリコン塗料ラジカル塗料』の中から、前回(3月2日)はシリコン塗料をご紹介しました。
今回は前回ご紹介できなかったラジカル塗料についてお話しします。

【 マサキホームが『シリコン塗料』と
  『ラジカル塗料』をオススメする理由  】
※外壁塗料の種類別に耐久性と塗装工事価格より1年当りの費用を算出し比較!

( 比較例 ・・・ 30坪2階建ての外壁塗装工事費用 )

上記の比較より『シリコン塗料・ラジカル塗料』は『アクリル塗料・ウレタン塗料』に比べて外壁塗装工事費は上回るものの、耐用年数が長いため1年当りの費用が安価になります。

それでは、弊社がオススメする外壁用塗料の中から『ラジカル塗料』について、特徴・メリット・デメリットを中心にご説明をします。

           

1. ラジカル塗料とは

ラジカルとは、「樹脂や顔料の有機物を劣化させるエネルギー」と言い換えることができます。ラジカルは、塗料を調色(色を作る作業)する時に使う酸化チタン(白色顔料)に太陽光の紫外線が当たることで発生するエネルギーです。発生したラジカルは、塗料の樹脂や有機顔料にダメージを与えてしまい、劣化を促進させてしまいます。つまり、ラジカルは塗膜の劣化症状の1つであるチョーキング現象を引き起こす原因になります。
〔 参 考 〕
チョーキング現象とは ・・・ 手で触ると、チョークのような粉状のものが付着する状態

この問題の解決として、2015年に日本ペイントが「ラジカル制御型の酸化チタンを使用した塗料」の開発、発売を行い、ラジカル制御型塗料誕生しました。
ラジカル塗料は、今までの塗料には無い大きな特徴を持っている優れた塗料です。
どのように優れた塗料なのか、その詳細を詳しくご紹介していきます。 

 

2.ラジカル塗料(ラジカル制御型塗料)の特徴

◎劣化現象の1つ「チョーキング現象」に効果がある
上記でご説明したように、酸化チタンから発生してしまったラジカルによって、樹脂がダメージを受けて塗膜の劣化が進行します。
その結果、「塗膜の劣化=樹脂の劣化」を意味しており、外壁を触って白く粉が付着する「チョーキング現象」が発生します。ラジカル制御型塗料は、ラジカルの発生を抑制できるので、チョーキング現象に対して高い効果があります。
結果として、塗料の耐候性を向上させることができます。

◎濃色の場合、ラジカル抑制効果を発揮できない
酸化チタンは「白色顔料」という話をしました。そのため、酸化チタンは白色顔料なので調色をするときに使用すると、濃色を作ることが難しくなってします。
そもそも、酸化チタンを使用しない濃色の塗料は、そもそもラジカルが発生せず、耐候性に影響を与えることはありません。そのため、濃色の塗料は樹脂の耐候性に依存してしまいますので、耐候性の高い樹脂を選ぶ必要があります。

どのような塗料にも良い面と悪い面がありますので、しっかりと特徴を理解した上で塗料選定をされることをオススメします。

 

3.ラジカル塗料(ラジカル制御型塗料)のメリット

大変画期的なラジカル塗料には、大きなメリットがたくさんあります。数あるラジカル塗料のメリットを、ピックアップしてみました。

◎単価か安い
フッ素塗装等の塗膜が長持ちする機能性塗料は単価が高いのが難点ですが、ラジカル塗料は㎡当たり1,500~2,000円程度で施工が可能です。 シリコン塗料程度の単価ですので、どのようなお宅でも活用できる外壁塗装です。
フッ素塗装等、機能性塗料に匹敵する塗料なのに単価が安いのはとても大きな魅力です。

◎耐久性が高い塗膜
30年間のメンテナンスで比較すると、シリコン塗料でしたら3回、ラジカル塗料は2回のメンテナンスで済みますので、耐久性に優れた塗料といえます。

◎光沢があるので低汚染性に優れている
ラジカル塗料の塗膜は、綺麗なツヤ有りの光沢が出る塗膜ですので、汚れが付着しにくい塗膜です。汚れにくく綺麗な塗膜を保つ事が出来るので、外壁の寿命にも大きな効果がありとても優れた塗料といえます。もちろんツヤなしも可能ですが、ツヤ有りよりは汚れが付着しやすくなってしまいますので、汚れや塗膜の寿命を考えるのであれば、ツヤ有りを選択されることをオススメします。

◎防藻、防カビ性能が高い
防藻、防カビ性がありますので、空気の流通が無い北側等の外壁でもカビや物心配が無くなります。また外壁を清潔に保つことができ、アレルギーなどの心配が無くなります。

◎作業性が高い
外壁用のラジカル塗料は水性で一液型ですので、手間なく簡単に作業が可能です。
また、伸びが良い塗料ですので、ローラーや刷毛で簡単に塗布することができ、作業向上につながる使いやすい塗料です。

◎下地を選ばず塗装が可能
ラジカル塗料は、どのような下地にも塗装が可能です。
金属サイディング、窒素系サイディング、モルタル、コンクリート、ALCパネル、木部、亜鉛メッキ、アルミ、鋼板等、どのような外壁素材でも塗布が可能です。
アクリルやシリコン塗料の塗布が可能な素材であれば塗布が可能ですので、幅広くご利用いただけます。

 

4.ラジカル塗料ラジカル制御型塗料)のデメリット

 そんな便利で性能が良いラジカル塗料でも、残念ながらデメリットがあります。

◎知名度が低い塗料
2015年に販売された塗料ですので、実績が少なく知名度が低く知らない方も多いです。

◎ラジカル塗料は実績のある業者へ依頼
ラジカル塗料は、まだ普及されていない塗料ですので実績ある塗装屋さんに施工をお願いしましょう。
業者のなかには知名度が無いことに目を付け、いい加減な方法で塗装工事を行う悪徳業者が存在しますので、訪問業者等の悪徳業者の口車には乗らないよう注意してください。
訪問業者があっせんする塗装屋さんは、技能士を持っていない職人さんに依頼することも多々ありますので、いい加減な塗装を行われてしまう可能性があります。

 

5.ラジカル塗料(ラジカル制御型塗料)の商品説明

日本ペイントが販売しているニッペパーフェクトトップは現在非常に人気がある塗料です。
それでは、何故人気なのかご紹介します。

◎ニッペパーフェクトトップとは
ニッペパーフェクトトップはニッペ(日本ペイント)が販売している塗料の一つで、非常に人気がある塗料です。グレードでいうと、アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素のどれにも属さない「ラジカル塗料」という分類になります。パーフェクトトップはあくまでパーフェクトシリーズの中の上塗り用の塗料の一つで、下塗り用にも同様のラジカル塗料があり、同じ家の塗り替えで合わせて使う事により、より高い効果をもたらしてくれます。
日本ペイントから販売されているパーフェクトシリーズは以下の表の通りです。

下塗り用塗料
  • パーフェクトフィラー
  • パーフェクトサーフ
  • パーフェクトプライマー
  • ファインパーフェクトシーラー
上塗り用塗料
  • パーフェクトトップ
  • パーフェクトトップローズ
  • ファインパーフェクトベスト
  • ファインパーフェクトトップ

塗り替え前の下地の状態に応じて、下塗り用塗料を使い分け、その上から上塗り用塗料を2回塗るというのが基本的な流れです(上塗りの一回目を ”中塗り” という場合もある)。

◎下塗り用塗料は下地の状態に応じて使用する
パーフェクトトップは下地に応じて下塗り用塗料が複数用意されており、パーフェクトシリーズでそろえる事によって、さらにパーフェクトトップの力を発揮させることが出来るので、出来るだけ同じシリーズを使うようにしましょう。

◎パーフェクトトップの特徴
パーフェクトトップをはじめとするニッペパーフェクトシリーズには様々な特徴があります。結論からいうと、パーフェクトトップは非常に良い塗料で、おすすめできるものと言えます(正しい施工をしている事が前提です)。

◎耐候性が高い
耐候性というのは塗料が紫外線、雨風などに耐えられるかどうかを指します。長い間塗りかえずに済む塗料は「耐候性が高い」と表現することが出来ます。
パーフェクトトップをはじめ、ラジカル塗料は耐候性が高く、グレードでいえば、シリコン塗料よりも上で、フッ素塗料よりも下、という位置づけです。シリコン塗料を塗るよりもさらに費用対効果が高いので、人気の塗料が今後はシリコン塗料ではなく、ラジカル塗料になると予想する外壁塗装業者もいます。
ちなみに屋根は外壁よりもさらなる耐候性が求められるので、新しく屋根専用ラジカル塗料の「ファインパーフェクトベスト」も発売されました。

◎光沢があり、汚れにくい、汚れが落ちやすい
ラジカル塗料は非常にきれいな光沢を出すことが出来ます。光沢が長期間続くので、長い間汚れがつきにくいと言えます。つやがあまり好きではない場合でも、五分艶有り、三分艶有り、艶消しと調節することが出来ます。しかし、外壁保持の観点からすれば、艶を消すと言う事は調整剤などを混ぜて塗料の耐久性を下げることに繋がってしまうので、長持ちさせたく、艶の有無は気にしない、という場合はツヤ有りにしておきましょう。
パーフェクトトップは、親水性が高いように作られています。親水性が高いというのは、水と相性がよく、くっつく性質の事です。例えば、汚れが外壁についてしまったとしても雨が降る事で、雨水が外壁と汚れの間に入り込んで汚れを洗い流してくれるのです。

その他には、防藻性、防かび性等、汚れが発生しにくい成分も含まれています。

◎作業性が高い

「作業性が高い」というのは、「作業しやすい」という言葉に言い換えることが出来ます。
パーフェクトトップはまず水性で危険性が少ないので混ぜやすいですし、1液型なので、主剤と硬化剤を混ぜる手間も必要ありません。また、非常にのびが良く、ローラーで塗りやすい塗料なので、作業員が非常に作業をしやすい事で、業者さんからも人気があります。

◎ラジカル塗料について
パーフェクトトップはグレード的にはラジカル塗料という新しいグレードになります。
では、このラジカル塗料というのは何なのかをもう少し解説いたします。ラジカル塗料は正式には「ラジカル制御型塗料」と言います。意味的にはラジカルを制御してくれるタイプの塗料です。ラジカルというのは、顔料(塗料の色などの元になっている成分)に含まれている「酸化チタン」が紫外線や雨風などに当たると発生する物質のことです。
このラジカルは、塗料の中の耐久性をもたらす「樹脂」を分解してしまう性質があり、塗膜劣化の原因となってしまいます。そこに目をつけたのが日本ペイントで、このラジカルの発生を何とか抑えることは出来ないかと開発されたのがラジカル制御型塗料、通称「ラジカル塗料」というわけです。

◎ラジカルを抑える技術
ラジカル塗料中に含まれるラジカルを抑える技術は主に二つで、「高耐候酸化チタン」と「光安定剤」です。高耐候酸化チタンは通常の酸化チタンと違い、発生させたラジカルを逃がさずに閉じ込めるラジカルバリヤーを持っています。このバリヤーにラジカルを閉じ込めておくことでラジカルを外に出しません。

光安定剤は塗料の中にまんべんなく存在しており、発生してしまったラジカルを捕まえて、働きを抑制する性質を持っています。これらの二つのラジカルを抑える技術により、ニッペパーフェクトトップは非常に高い耐候性を持っています。
ちなみに屋根専用ラジカル塗料の「ファインパーフェクトベスト」は特殊光安定剤を二つ配合し、屋根にふさわしい高い耐候性を実現しています(屋根は外壁よりもさらに過酷なため、高い耐候性が求められます)。

 

6.まとめ

ラジカル塗料(ラジカル制御型塗料)はこんな人にオススメ
・初期費用が少々高くなっても、良い塗料を選び抜きたい方
・同程度の見積金額で「ラジカル塗料」と「一般塗料」を選んだらよいか悩んでいる方
・淡彩色系の色で塗替えを検討している方

最後まで、ご閲覧いただきありがとうございます。  
お住まいのリフォームは『マサキホーム株式会社』までご用命ください。

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外壁用シリコン塗料のご紹介 (2018年3月2日 リフォームの基礎知識更新)

こんにちは! 川崎市宮前区のマサキホーム株式会社、自称『釣師ハマちゃん!』こと川村と申します。

今回は、前回(2月9日)ご紹介しました 外壁用塗料の比較2018年版 の中から、マサキホームがお勧めするシリコン塗料ラジカル塗料についてお話しします。

【 マサキホームが『シリコン塗料』
  『ラジカル塗料』をオススメする理由  】
※外壁塗料の種類別に耐久性と塗装工事価格より1年当りの費用を算出し比較!

( 比較例 ・・・ 30坪2階建ての外壁塗装工事費用 )

上記の比較よりシリコン塗料・ラジカル塗料アクリル塗料・ウレタン塗料に比べて外壁塗装工事費は上回るものの、耐用年数が長いため1年当りの費用が安価になります。 

それでは、弊社がおすすめする外壁用塗料の中から『シリコン塗料について、特徴・メリット・デメリットを中心にご説明をします。

 

1. シリコン塗料とは?

シリコン塗料とは、主成分である合成樹脂がシリコン系樹脂でできた塗料のことを言います。シリコン樹脂とはケイ素を核としたシロキサン結合を持つ無機化合物で、非常に安定した性質が特徴です。

(1)シリコン塗料の種類
シリコン塗料は、『水性(水性1液型)・油性(溶剤1液型)・油性(溶剤2液型)の3種類があり、用途に応じて使い分けられます。主な用途としては、戸建て住宅の塗り替えやカーテンウォール塗装、シーリング材、建設用保護材などです。
また身近なところではシャンプーやファンデーションにもシリコン樹脂が使われています。  

(2)水性と油性の違い
外壁塗装用の塗料は、そのままでは塗ることができません。 塗料を液体で溶かして(または薄めて)から壁に塗って乾かし、溶かした液体を蒸発させることで密着させます。このときに、水で塗料を溶かすのが水性塗料、シンナーなどの溶剤で溶かすのが油性塗料(溶剤塗料)です。
一般的に油性塗料と呼ばれている塗料は、溶剤で溶かしているので正確には溶剤塗料です。また、水性の反対という意味で油性塗料と呼ばれることが多いようです。

(3)液型と2液型の違い
1液型と2液型とは塗料のグレードを表しています。1液型に比べ2液型は、少しコストが高くなりますが、その分耐久性に優れていたり、使用範囲が広がったりと、塗料の性能が上がっています。

  

2. シリコン系塗料の特徴

シリコン塗料とは、主成分である合成樹脂がシリコン系樹脂でできた塗料のことを言います。
シリコン樹脂とはケイ素を核としたシロキサン結合を持つ無機化合物で、非常に安定した性質が特徴です。

(1)水性のシリコン系塗料   
水性のシリコン系塗料の特徴としては、低汚染・高光沢・防かび・環境にも優しい・高耐久などがあります。水性シリコン系塗料でよく使われている塗料が『水性シリコンセラUV』です。主に窯業サイディングボード・モルタルに使用され、低コストなのに高耐久で環境にも優しいとあって、外壁塗装では選ばれる率がとても高い塗料になります。その他、水性のシリコン系塗料はたくさんあります。

【 マサキホームがおすすめする日本ペイント』の水性のシリコン塗料  】
・水性シリコンセラUV(1液型)
・パワーオーデフレッシュSi(2液型)
・スーパーオーデフレッシュSi(1液型)
・DANエクセル水性シリコン上塗(1液型)
・オーデフレッシュSi100Ⅲ(1液型)
・ハナコレクション100水性(1液型) などです。

(2)油性のシリコン系塗料   
油性のシリコン系塗料の特徴としては、高耐久・高光沢・雨水に強い・塗料密着が良い・アルミ建材やステンレス製品にも直接塗れるなどです。  

【 マサキホームがおすすめする『日本ペイント』の油性のシリコン塗料  】
・ピュアライドUVプロテクトクリヤー 
・ニッペ ファイングラシィSi(2液型)
・ニッペ 高弾性ファインシリコンフレッシュ(2液型)
・ニッペ ファインシリコンフレッシュクリヤー(2液型)
・ニッペ ファインシリコンフレッシュ(2液型) 
・ニッペ ファインシリコンフレッシュFRP貯水槽外面塗装システム(2液型)
・ハナコレクション200UVファイン(2液型)
・ニッペ ファインSi(2液型)
・ニッペ 1液ファインシリコンセラUV(1液型)
・ハナコレクション100ファイン(1液型)などです。

 

3. シリコン塗料のメリット

◯コストパフォーマンスが高い塗料
費用耐効果が大変高く、単価の割には耐久年数が長いのが大きな特徴です。
シリコン塗料の耐久年数は、10~15年ほどです。その割には、単価は安く済ませる事が出来ます。その為、機能性塗料を選択しない場合は、シリコン塗料をオススメしてくる塗装屋さんが大半です。

◯アクリル塗料やウレタン塗料と比べて格段に耐久年数が長い
シリコン塗料の耐久年数は、アクリル塗料やウレタン塗料と比べると約1.5倍も長持ちするすばらしさです。単価は、アクリル塗料やウレタン塗料と比べるとお高いですが耐久年数の長さを比較して考えると断然シリコン塗料の方がお得となります。
紫外線に強いので、紫外線の影響を受ける外部に使用するのに非常に適しています。

◯汚れにくい塗膜
塗膜が固く撥水性がありますので、物を綺麗に弾く性質があります。また、低電圧性で汚れが付きにくい性質がありますので、雨や泥、ホコリなどを弾く性質があり長期間綺麗な塗膜を保つ事が出来ます。

◯高耐熱性に優れている
約600℃に耐える事が出来る塗膜ですので、暑い地域の外部でも問題なく採用する事が出来ます。

◯塗膜の光沢保持率が高く綺麗なツヤが出る
シリコン塗料はツヤのある仕上がりとなり、光沢保持率が大変高い塗料です。ウレタン塗料と同じ環境で実験した所、シリコン塗料の方は2割ほど高いという結果が出ました。より長い期間光沢を発揮し、綺麗な塗膜を維持させる事が出来ます。

◯塗料の種類が大変多い
シリコン塗料は3種類の塗料があり、水性1液型、溶剤1液型(油性)、溶剤2液型(油性)があります。主に採用される事が多いのが水性1液型であり、扱いにくいですけれど高い効果が期待できるのが溶剤系2液型です。様々な視点から、お好みの1つを選ぶことが出来る塗料です。

 

4. シリコン塗料のデメリット

×扱いにくい塗料
低粘度の塗料につき顔料が沈殿しにくいため、取り扱い方に注意が必要。頻繁に撹拌して使わないといけなく、手間がかかる塗料です。また、付着性に劣りますので、DIYには不向きの塗料です。

×重ね塗りに不向きな塗料
表面が固い塗膜であり、はっ水性が高いので、付着力が悪く塗り替えの際に密着が悪くなってしまいます。対応としては、適したシーラーやフィラーをきちんと塗布する事で、この問題は解決する事が出来ます。
シリコン塗料の上にシリコン塗料を塗布する場合は、得手で信用できる業者に依頼するようにしましょう。(訪問業者等、どこの業者かわからない場合にはシリコン塗料の重ね塗り依頼は禁物) 

×ひび割れしやすい塗膜
塗布後は、それなりの柔らかさも加味している塗膜となりますが、10年程度経過すると塗膜が固くなってしまい、ひび割れしやすい塗料となってしまいます。建物に動きが生じなければヒビは入りませんが、地震等大きな力が加わった場合に、ヒビが起こりやすくなってしまいます。 

 

5.シリコン塗料で外壁塗装工事を行う場合の1ポイントアドバイス

(1)種類によって耐用年数に大きな差が出る塗料
シリコン塗料は、水性なのか油性なのかにより耐用年数に大きな差が生まれます。水性のシリコン塗料が10年ほど、油性のシリコン塗料で12~15年ほどと言われています。油性のシリコン塗料の方が断然耐久性が高く、フッ素塗料の耐久性と勝るも劣らない油性のシリコン塗料もあります。最近は水性のシリコン塗料でも性能が向上している物もございますので、シリコン塗料を採用する際はどのような性質でどれくらい持つ塗料なのかを確認しましょう。

(2)シリコン含有率が低いシリコン塗料は選んではいけない
シリコン塗料には様々な種類があり、価格もピンキリです。安価なシリコン塗料はシリコン含有率が少なく耐久性や性能は下がってしまいます。塗料の中に含まれるシリコン含有率に規定はないので、少しのシリコン含有量でもシリコン塗料と言えてしまいます。
シリコン塗料の中で1番オススメの塗料は、シリコン塗料のメリットを十分に発揮してくれる、シリコン含有率が高い塗料です。
シリコン含有率が高いシリコン塗料を見分ける事は、とても難しい事です。
シリコン含有率は、塗料やパンフレットには記載しておりません。その為、有名ではないメーカーや訪問業者等の悪徳業者には注意しましょう。シリコン含有率が高く信用できるシリコン塗料を選定する為には、大手メーカーのシリコン塗料を採用する事が1番です。

☆日本ペイント関西ペイントエスケー化研など、メジャーな塗料メーカーは信頼できます。

一部の業者は、無名の塗料メーカーと癒着しそのメーカーの塗料を押してくる事がありますが、聞いた事ないようなメーカーの塗料は避けるべきです。無名の塗料メーカーを押してくるのは訪問業者等の悪徳業者が多いので注意しましょう。

(3)シリコン塗料は外壁塗装に適した塗料
シリコン塗料が適している1番の部位は、外壁です。その理由は、汚れが付着しに
くい防汚性に富んでいるからです。汚れが目立ちにくいので、外壁の様な汚れが付着しやすい環境部位にはとても適しています。 外壁塗装の際に外壁に近い付帯部分にも目を向けなくてはいけませんが、付帯部分にも同じシリコンの塗料を採用するようにしましょう。

付帯部分ですのでグレードを下げた塗料を採用する場合がありますが、違う塗料を採用すると外壁部分と付帯部分との塗膜の劣化に差が出てしまいます。そうなってしまうと塗り替えのタイミングが別々になってしまいますので、よくありません。
付帯部分をグレードの低い塗料に指定してくる業者が居ますが、必ず同じシリコン塗料を指定して塗装工事を行ってもらうようにしましょう。

屋根の塗装は外壁のメンテナンスと同じタイミングになる塗料を屋根は紫外線の影響が大きいので、外壁より早く塗膜が劣化してしまいます。その為、外壁と屋根の塗り替えのタイミングを同じにする為には、屋根の塗料は外壁の塗料よりグレードの高い物を塗布しなければいけません。外壁にも屋根にもシリコン塗料を採用する際は、屋根には高耐久のシリコン塗料を採用するようにしましょう。外壁塗膜が劣化する同じようなタイミングに屋根の塗膜も劣化するようになりますので、外壁と屋根が劣化しすぎて建物に影響を起こさないうちに、メンテナンスが可能となります。

 

6.まとめ

◎シリコン塗料はデメリットを加味しても優秀な塗料
今までシリコン塗料のメリットとデメリットをご紹介してきましたが、数あるデメリットを差し引いてもシリコン塗料は魅力ある優秀な塗料と言えます。シリコン塗料は、ここ数年の中で塗り替え工事に採用される事が多い塗料の1つです。1番の理由は、シリコン塗料の性能と価格とのバランスの費用対効果の良さです。手頃な単価で耐候性や耐汚染性を発揮させる事が出来ますので、理想の塗料と言えます。
どの塗料を採用すればよいのかわからない場合は、シリコン塗料を採用する事をオススメします。シリコン塗料で塗装工事を行いたい場合にどこの業者に依頼して良いのかわからない場合は、是非『マサキホーム株式会社』へご一報ください。

◎シリコン塗料での塗装はこんな人にオススメ
①耐久性とコストのバランスを重視する方
耐久性とコストのバランスを重視したい方にオススメです。シリコン系塗料の耐久年数は10~13年とされており、ほかの塗料の平均的な耐用年数より長く、塗装後のきれいな外観も長持ちします。アクリルやウレタン系塗料に比べて価格は高いものの、優れた耐久性や品質を考えれば値ごろ感があります。断熱性や光触媒のような特別な機能を求めない方には最も適した塗料です。

②長期的なコストを優先したい方
上記と同様、長期的なトータルコストを抑えたい方にもオススメです。数ある塗料の中でアクリル、ウレタンに次いで3番目に安いのがシリコン塗料で、ウレタンに比べて1.5倍程度長持ちする点が魅力。コストパフォーマンスの面で最も優れた塗料がシリコン塗料と言えます。

③光沢感のある外壁に仕上げたい方
光沢感のある外観にしたい方に向いています。光沢が長持ちし色あせしにくい塗料なので、艶のある、オシャレで光沢のある見た目が長続きします。反面、フッ素系塗料のように高級感のあるザラッとした質感には向いていませんので、仕上がりイメージに合わせて塗料を選択しましょう。

④お掃除やメンテナンスの手間を減らしたい方
掃除やメンテナンスの回数を減らしたい方にもシリコン塗料が向いています。防汚性に優れ、汚れが付着しにくく、付着した汚れも簡単に落とすことができるので、お手入れの手軽さでもシリコン塗料がオススメです。 

 

最後まで、ご閲覧いただきありがとうございます。
次回は、弊社がおすすめするもう一つの外壁塗料『ラジカル塗料』について最新情報を中心にご紹介したいと思います。
お住まいのリフォームはマサキホーム株式会社までご用命ください。

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壁クロス 壁紙のリフォームについて (2018年2月14日 リフォームの基礎知識更新)

こんにちは! 川崎市宮前区のマサキホーム株式会社、自称『釣師ハマちゃん!』こと川村と申します。

今回は、壁クロス(壁紙)のリフォームを検討されている方のお悩み解決としまして、お客様のニーズに合った商品をお選び頂けますよう、壁クロスの『種類・特徴・取扱メーカー』などを中心にご紹介します。

 

1. 壁クロス(壁紙)とは  

壁クロスとは、壁の仕上げ材として用いられ、石膏ボードなどの下地の上から貼る装飾用シートのことです。主な素材には、紙製、布製だけではなく、ビニール製、プラスチック製のものも多く、環境問題を含めた安全性が問われている商品もあります。
しかし最近では、シックハウス症候群の原因とされる、ホルムアルデヒドを含まな
い壁装用接着剤が使われていたり、環境対応商品や機能性壁紙も増えてきました。

壁クロスのメリットとしては、塗り壁などに比べ、リフォーム工事が『比較的簡単、短期間・低コスト』などがあげられます。また、デザインのバリエーションが豊富、最近では汚れ防止防カビなどの機能が付加されている壁紙もあります。

【  参  考  】
※シックハウス症候群とは
住居内での室内空気汚染に由来する様々な健康障害(倦怠感、めまい、頭痛、湿疹、のどの痛み、呼吸器疾患など)を総称して、シックハウス症候群と呼びます。住宅の高気密・高断熱化が進み、新建材と呼ばれる化学物質を含有した建材で汚染された住宅内の空気を吸引することによって発症します。また、カビや微生物による空気汚染も原因の一つといわれています。  

2. 壁クロスの種類と特徴  

代表的な壁クロスとして、『紙クロス、ビニールクロス、布クロス、木質系クロス、無機質クロス、珪藻土(ケイソウド)クロス、オレフィンクロスなどがあります。
それでは、クロスの種類別に主な特徴をご説明します。

 

3. 上手な壁クロスの選び方  

壁クロスの上手な選び方として、リフォームを行う場所で選別することをおすすめします。

〔全てのお部屋におすすめの壁クロス〕
■ 防カビ効果のある壁クロス
湿気の多い部屋は、クロスにカビが生えてしまうことがあります。カビは見た目もよくないですが、衛生面においても人体に悪影響を与えるので注意が必要です。
部屋の湿度が高いようであれば、防カビ処理されたクロスの選択をおすすめします。   

■防汚効果のある壁クロス
表面に特殊なフィルムをラミネート加工したクロスです。そのため、一般的なクロスでは落ちにくい汚れに対して水拭きや中性洗剤を使って落とすことができます。汚れが付着しやすい場所や、小さなお子様がいらっしゃり落書きに困っていると言ったご家庭でも簡単に汚れを拭き取ることができ、お手入れも簡単です。

■ マイナスイオン効果のある壁クロス
壁や天井に貼られているクロスからマイナスイオンが発生していると、常に部屋の空気をフレッシュに保つことができます。
マイナスイオンには森林浴と同様のリラックス効果があり、マイナスイオンを発生させるクロスを選べば、プライベート空間の癒やし効果をさらに高めることができます。 実際に、クロスからマイナスイオンが発生する製品が販売されています。このような製品は、クロスの生地に天然鉱石が配合されており、水分と反応することでマイナスイオンを発生させます。

〔ダイニング、キッチン、洗面所、脱衣所、トイレにおすすめの壁クロス〕
■抗菌効果のある壁クロス
衛生面に注意が必要な場所には抗菌機能の壁クロスをおすすめします。防汚機能と一緒に対応していることが多く、表面に抗菌剤が使用されていますのであらゆる菌の増殖を抑制します。特に、小さなお子さまや高齢者といった免疫力が強くない方いらっしゃるご家庭では是非お選びください。 

〔キッチン、トイレ、子供部屋、人通りが多い場所におすすめの壁クロス〕
■表面を強化している壁クロス
一般的なクロスよりも強度が高く破れにくくキズがつきにくいのが特徴です。人通りが多い廊下や玄関、階段、リビングといった傷みやすい場所には最適の機能いえます。

〔リビング、玄関、廊下、傷つきやすい場所におすすめの壁クロス〕
■ 耐久性のある壁クロス
クロスを選ぶ際には、耐久性も重要な要素の1つとなります。特に引っかきキズなどがつきやすい「小さなお子様がいるご家庭やペットを飼われているご家庭」、人の出入りが多い「飲食店や商業施設」などは、クロスが剥がれてしまいやすい場所でもあるため、耐久性の高いクロスを選ぶ必要があります。 クロスの表面に耐久性のある特殊フィルムが表面に貼り付けてあるタイプを選べば、キズがつきにくく、綺麗な壁に保つことができます。  

〔リビング、ダイニング、寝室におすすめの壁クロス〕
■蓄光機能
お子さまのお部屋や暗がりの廊下などに人気の蓄光クロス
『夜になると真っ暗なお部屋で眠れない・廊下が暗すぎて困っている』といった時に、ほのかに光りますので選ばれる方も多いようです。
また、昼間は普通のクロスと変わりありませんのでその点も選ばれている理由です。通常照明や太陽の光を蓄え、消灯後約20分間柔らかい光を放ちます。

〔子供部屋、廊下、寝室などにおすすめの壁クロス〕
■防火機能
不燃性のあるクロスがこれにあたります。不燃性と一言にいっても、不燃準不燃難燃3種類に分かれています。これらは下地と防火性能の組み合わせによって同パターンのものを防火種別として分類しており、不燃は20分、準不燃は10分、難燃は5分加熱されても燃焼せず、人体に有害な煙を出しませんよく燃えない壁紙として勘違いされる方もいらっしゃいますが、これらは「燃えにくい壁紙」で、機能としては燃焼を少しでも遅らせ、燃焼拡大の防止、煙・有害ガスなどの発生を抑制することが目的です。 高層階ビルやマンション、集合住宅などではこれらが必須の場合もありますので、確認の上お選びください。

※壁クロスには、品質保証、健康、環境保護に配慮した原料使用などの規定がありますので、ショールームにお出かけの際やカタログをご覧の際には、壁クロスに対する基準をチェックしてください。

 

4. 主な壁クロスメーカーのご紹介

壁クロスの取り扱いを行っている、主なメーカーをまとめましたので、ご参考にしてください。

株式会社サンゲツ
インテリアの専門商社で、 壁紙、カーテン、床材、イス生地などの開発・ 販売。
日本でのシェアNo1。業界のトップ。

リリカラ株式会社  http://www.lilycolor.co.jp/
壁紙、オーダーカーテン、床材などトータルインテリア商品の企画・開発・販売。
関連インテリア商品の販売。業界大手 柄物の壁紙も豊富。

東リ株式会社  http://www.toli.co.jp/
・ ビニル床タイル、クッションフロア、ビニル床シート等、塩ビ製品の製造・販売。
・カーペット・カーテン等繊維製品の製造・販売。
・ 壁装材の製造・販売。
・上記関連商品の製造・販売製造販売を行うメーカー。

シンコール株式会社  http://www.sincol.co.jp/
インテリア専門商社、トータルインテリア用品の企画・開発・販売。
カーテン、壁紙、カーペット、床材などの室内装飾用品。

ルノン株式会社  http://www.runon.co.jp/
各種壁紙・壁装材・襖紙・カーペット・カーテンなどの 国内卸販売および輸出入。

川島織物セルコン  http://www.kawashimaselkon.co.jp/
カーテン、カーペット、壁装、インテリア小物などの製造販売、室内装飾工事。
織物の会社だけあって壁紙も織物。

株式会社 ニップコーポレーション  https://www.nip-co.co.jp/
幅広いメーカーの資材を取り扱うほか、独自のブランド資材を提供する。

  

5. まとめ  

機能性に注目してクロスを選ぶことで、清潔で衛生的、耐久性のある部屋を実現することができます。リフォームの際には、デザインやカラーなどの見た目の部分でクロスを選んでしまうこともあると思います。また、なるべく値段を安く抑えるために、機能性の劣った物を選んでしまうこともあるでしょう。しかし、見た目や値段でクロスを選ぶと、すぐに汚れがついたり、キズがついたりと、不具合が発生してしまう恐れがあります。もちろん、色柄や値段もクロスを選ぶ上でとても大切な要素ですが、それと同時に機能にも注目してクロスを選ぶようにしましょう。

また、最近の壁クロスはデザインはもちろんのこと、さまざまな特徴を持たせた商品が数多く提案されています。選択にお悩みの方は、ショールームに出向き、実際に現物を見ながら『デザインや性能、商品の特徴、メンテナンス方法』などを確認しながら決定することをおすすめします。

 

最後まで、ご閲覧いただきありがとうございます。  
お住まいのリフォームはマサキホーム株式会社までご用命ください。

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外壁用塗料の比較 2018年版(2018年2月9日 リフォームの基礎知識更新)

こんにちは! 川崎市宮前区のマサキホーム株式会社、自称『釣師ハマちゃん!』こと川村と申します。

唐突ですが、『外壁塗装工事』の際に、お客様から塗料の種類についてのご質問が多々ございます。そこで今回は、お客様が外壁塗装工事をご依頼するときに、お客様のニーズに合った塗料 を正しくお選び頂けますよう、最新の外壁用塗料についてご紹介します。

外壁用の塗料は以前までは、『アクリル塗料・ウレタン塗料・シリコン塗料・フッソ塗の4グレードが基本でしたが、2012年より日本ペイント社からラジカル塗料』が開発され、2018年現在で外壁用の塗料は5グレードに分類されています。

【  参  考  】
上記の塗料の他に、光触媒塗料がありますが、光触媒塗料は「坪単価が高く、認定施工店でしか取り扱えができない」次世代塗料のため、今回のご紹介からは割愛させていただきます 

1. 外壁用塗料の比較  

(1)耐久性の比較
ここでは『耐久性の比較』として、塗料の耐用年数をまとめました。


※『耐久性の比較では、10年を超える塗料はシリコン・ラジカル・フッソ3種類がありました。
その中で、弊社マサキホームでは、以下の塗料をおすすめします。
◆シリコン塗料 ・・・ 日本ペイントの ファインシリコンフレシュ
◆ラジカル塗料 ・・・ 日本ペイントパーフェクトトップ
◆フッソ塗料 ・・・ 日本ペイントの ファイン4Fセラミック

(2)外壁塗装工事価格の比較(30坪2階建て費用)     
今度は『価格の比較』として、の各塗料を使用し、外壁塗装工事を行った場合の費用見積もり例をご紹介します。

☆見積もり例の内容 ・・・ 見積金額は、30坪2階建て家屋を例に算出しました。


※『価格の比較』では、アクリル・ウレタンを使用した場合の工事費が安価です。
その中で、弊社マサキホームがおすすめする塗料は以下になります。
◆アクリル塗料 ・・・ 日本ペイントの DANシリコンセラ
◆ウレタン塗料 ・・・ 日本ペイントの ファインウレタン
但し、アクリル塗料は耐用年数が最も短いため、用途に応じた選択が必要になり
ますので、下記(3)を参考に選択してください。 

(3)基本機能・特徴の比較     
ここでは、塗料選択の一助として、どのような方におすすめの塗料か基本機能を中心にご紹介します。

 

2. まとめ 

以上、マサキホーム株式会社で分析しました最新の外壁塗料の比較です。以前スタンダードだったウレタン塗料は、シリコン塗料の価格が下がってきたことにより、あまり使われなくなりました。
今、外壁塗装工事を行うとしたら、マサキホームでは、シリコン塗料、ラジカル塗料をおすすめしますが、すべての家に合っているという訳ではありません。お客様には、上記の比較をご参考に、現在のご事情に合わせて判断するのがベストと考えます。
お困りの際は、是非マサキホームまでご相談ください。担当者が丁寧にご対応させていただきます。

【判断に必要な要因】
家の状況(家屋を建ててから何年経過しているか…など)
予算のかけ方(あまり予算が取れないor多少高額でも耐久性が高い方が良い…など)
外壁の状態(ボロボロでヒビがあるor経年劣化防止のためマメに塗装したい…など)
外壁の材質(モルタル壁 or サイディングボード…など)
施工地域(海側 or 山側…など)

最後になりますが、塗装作業の工程にも目配りを心がけてください。通常の外壁塗装工事は3工程(下塗り、中塗り、上塗り)があり、それらの組み合わせにより、塗料の性能を発揮できます。
まれに手抜きをする業者がありますので依頼の際には、業者へ是非確認をしてください。

最後まで、ご閲覧いただきありがとうございます。
次回からは更なる外壁塗料お選びのお手伝いとしまして、今回比較した塗料の中から弊社がおすすめする外壁塗料の詳細説明をシリーズでご紹介します。
お住まいのリフォームはマサキホーム株式会社までご用命ください。

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人気の床材 フロアタイルのご紹介(2018年2月4日 リフォームの基礎知識更新)

こんにちは! 川崎市宮前区のマサキホーム株式会社、自称『釣師ハマちゃん!』こと川村と申します。

今回は、床のリフォームには欠かせない、お客様からたいへん人気の『フロアタイル』についてお話したいと思います。

 

1.フロアタイルとは? 

フロアタイルとは、塩ビ素材で出来た床材のことで、『石柄・木目・フローリング』などを再現し、本物感、耐久性、施工性にとても優れた床材のことです。

 

 

2.フロアタイルの主な特徴  

優れた素材

塩ビ(ビニール)素材で出来ており、デザイン性に優れ、本物の『石柄・木目・フローリング』と見違えるほどのリアルな質感で、室内を高級感のある雰囲気に仕上げます。耐久性に優れ表面も硬くて丈夫なので、土足での使用も可能で、店舗や会社の事務所、ショールームなどでの使用も可能です。 

豊富なデザイン

本物と見間違うくらいの質感の再現で、木目調・石目・アジアン柄・フローリング柄など、サンゲツ・東リ・シンコール等、各メーカーより多種多彩なデザインが発売されており、お客様の希望に沿った床に仕上げる事が可能です。木目調は無垢フローリングのような味わいを持ち、石目調では御影石や大理石の種類も豊富にあります。 一見、本物かと思うほどのリアルな質感がフロアタイルの最大のメリットです。

簡単な施工と安価な費用

フロアタイルは、カッターで簡単にカットすることができ、床にボンドを塗って貼るだけで簡単に施工することができます。無垢材や石材では、樹種や希少性によって価格も大きく変動してしまう欠点がありまが、素材の変動がないフロアタイルは一律の価格です。フローリングと比べても簡単に施工することができ、施工費用の削減にもつながります

高い耐久性・耐水性

表面が特殊加工してあるので、表面が固くて傷がつきにくく、湿気の吸い込みも少ないので耐久性に優れた床材といえます。玄関土間や店舗などにも使用可能。素材は塩ビなので、日頃のお手入れも簡単にすることができます。また、天然素材の無垢フローリングは水に弱いので水まわりには不向きですが、塩ビ  系床材のフロアタイルは耐水性に優れ、場所を選ばないという利点があります。 

容易なメンテナンス性

フローリングは定期的なワックス、畳は裏返しや表替えが必要ですが、フロアタイルは特に何も必要ありません。フロアタイルは、タイル状の製品を敷き詰めて貼っていくので、傷んだ部分のみを剥がして貼り直すことができ、容易にメンテナンスが可能です。
それに比べ、クッションフロアは部分的な交換ができないので、全面を張替えることになります。 

  

◆最後まで、ご閲覧いただきありがとうございます。
◆フロアタイル等、床材のリフォームはマサキホーム株式会社までご用命ください。

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雨漏りはなぜ古い家で多く起こるのか(2017年11月1日 リフォームの基礎知識更新)

こんにちは! 川崎市宮前区のマサキホーム株式会社、自称『釣師ハマちゃん!』こと
川村と申します。

今回は、お客様からのお問合せが最も多い、雨漏りについてお話したいと思います。
先日、2週連続で発生した台風21号(平成29年10月22日)、22号(10月29日)では

1日に30件(1週間でおよそ200件)を超える雨漏り被害のお電話がありました。
その被害のほとんどが、築20年を超える古い家屋で全体の9割を占めていました。
そこで、今回は何故、古い家屋で雨漏りが頻発するのかに焦点を当てご説明します。

1.雨漏りはなぜ起きるのか? 

◎新築~築5年程度経過の家屋場合は、ほとんどが『建築時の不備』によるものです。
 原因1:素材の選択ミス
 ・家を建てる際、建築基準法で定められている素材は、『防火性能・耐震性能』に
  対する基準で『防水性能』に関する基準は明確になっていないため、施工会社の
  選択に左右されてしまいます。
 原因2:施工ミス
 ・施工上の納まりや手順に問題があり、雨漏りに至るケースもあります。
  また設計上は適正でも、作業の中での取付けミスも実際にはお見受けすることが
  あり、ほとんどのケースが原因1の場合と同様に建物が完成してからの短期間に
  雨漏りが発生する場合がほとんどです。 

◎台風等による突発的な破損、剥れによるものです。
 原因3:建築資材の剥れ
 ・住宅は新築時しっかりと施工をし建築資材を色々な方法で止めているのですが、
  強風や猛烈な風が吹くと屋根材や、外壁材もはがれてしまいます。
  剥れによって雨水が入ることも少なくはないです。古い家屋になると色々な箇所
  に隙間などが発生し風の吹き方によってははずれやすくなります。
  こちらは強風による突発的な雨漏れになりますので火災保険に加入していれば、
  保険金で修理を行う事は可能です。

◎築20年以上経過の家屋場合は、『経年劣化(時間とともに)』によるものです。
 原因4:経年による劣化
 ・防水材料にも寿命があり、年数とともに少しずつ傷んでいきます。建物には防水
  性能を保つ為の防水材が要所に使用されておりますが、そのほとんどの素材の持
  ちが10年程度しか持ちません。建物を建てた当初はなんら問題が無いにも関わ
  らず、年数に伴う雨漏りはこの水建材の劣化によるもので、雨漏りの原因のほ
  とんどがこれにあたります。そこで、今回は『屋根材の経年劣化が原因の雨漏り』
  について下記にまとめました。

 

2.なぜ古い家で雨漏りは多く起こるのか?

施工不良でもない限り、雨漏りは築年数の古い家で頻発します。
これは屋根材の劣化がほとんどの原因になります。そこで屋根材の劣化が主な原因の
雨漏りについて詳しく説明します。 

(1)築20年以上のお宅はルーフィングの耐用年数に注意!
   古い家の雨漏りで一番多い原因がルーフィング(防水シート)の老朽化ルー
   フィングの防水が無くなったことにより起こります。

    
   上の図からも分かるように、ルーフィングは屋根材(瓦やスレートなど)の下

   に敷かれ、雨が侵入するのを防ぐ役割をしています。
   ですから、このルーフィングはいつも完全にピッタリと屋根を覆っていなけれ

   ばなりません。ところが、ルーフィングはホッチキスで固定するものがほとん

   どで、ここに問題があります。    

   これがなぜ問題なのかというと、固定する際にルーフィングに穴が開いてしま
   うからです。これがこのままだと、当然その隙間から雨水が侵入してしまいま
   す。しかし、ルーフィングの素材には本来、対流動性・付着性・追従性があり
   ます。簡単にいうとホッチキスにまとわりつく力です。この力によって、ルー

   フィングは自身でその穴を防いでいる
のです。    

   ところが、ルーフィングにも寿命があり、約20年を経過したころから柔軟性
   を失い、
徐々に硬くなり、その結果「まとわりつく力」を喪失して防水性に欠

   陥がでます。これが雨漏りを起こしてしまう原因となります。
   ※但し、最近のルーフィングは耐久年数が長くなっています。

    このようなトラブルが、ルーフィングの寿命期を境にあちこちで発生します。
   劣化が始まり放っておくと重大な事態に陥ってしまいますから、そうなる前に
   ルーフィングの交換を行うようにしましょう。
   最近は、ホッチキスを使用しないタイプのルーフィングもあります。こちらの
   場合はシート本体に粘着層のあり、ホッチキスは不要となりますので、更に高
   い防水性能を期待することが出来ます。

(2)瓦屋根の場合は、瓦の割れやズレに注意!
   一般的に瓦屋根は、最下層に下地となる野地板があり、その上に防水シートを
   張って瓦棒を打ち、瓦を葺くという構造になっています。瓦は雨水を受けて下
   に流す役割があり、防水シートは激しい風雨で瓦の下から雨が入り込んだ際に、
   野地板に雨水が染み込むのを防ぎます。つまり瓦と防水シートが一体となって
   屋根を雨から守っているのです。老朽化によって瓦が割れたりずれたりすると、
   防水シートはむき出になり、日射や風雨によって傷み、能力が著しく低下し
   ます。瓦のずれかたによっては、防水シートを傷つけてしまう事もあります。

   それを防ぐために、常に瓦が防水シートを保護している状態に保つことが大切
   なのです。

   

(3)雨樋などの詰まりに注意!
   雨樋に落ち葉が詰まったり、鳥が巣をつくったりすると雨水が流れず、行き場
   のなくなった雨水によって雨漏りが起きます。その上瓦の隙間に入り込んで屋
   根下地を傷めます。雨樋の水たまりにより広小舞が腐ったりすると、軒先の瓦

   が落ちたり、ずれたりします。屋根下地の機能が衰えると当然雨漏りしやすく
   なるので、雨樋も気をつけて点検しましょう。

   

(4)棟瓦の割れやズレに注意!
   棟瓦のずれは、棟瓦をとめている棟土が経年劣化により粘り気を失うことによ
   って起こります。経年劣化を早める原因が、棟下にある屋根漆喰のひび割れや

   欠落になります。漆喰等が剥れている住宅では地震等起きると弱っている棟瓦
   の番線がきれたりします。これが起こると大変。雨が吹き込むだけでなく、瓦
   が落下する恐れがあるので、即座に適切な処置を行うことが重要です。
   屋根の棟下にある白い漆喰が黒ずんだり、剥れかけていたりすれば早急な点検
   を行い、棟瓦が崩れないように処置を行いましょう。

   

(5)『雨漏りが起きてしまったらどうすればいいのか?』
   迅速、かつ正確に対応する必要があります。それは、雨漏りを放置しておくと、
   家の寿命を一気に縮めてしまうことになるからです!
   現在の住宅は高気密高断熱を掲げている住宅がほとんどです。ですから、その分

   内部に浸み込んだ雨はなかなか乾燥しません。乾燥しないということはシロアリ
   の格好の住処となってしまいます。そうなったらシロアリ駆除だけでも十数万円

   といった経費がかかり加えて雨漏りの修理費用もかかってしまうことになります。
   ですから、被害を最小限にするために雨漏りを発見したらすぐに対応して下さい。

  【ワンポイントアドバイス こんなことがあったら要注意!】
   *床や壁、天井に部分的に汚れやシミがある
   *シロアリだけでなく黒アリが壁を上っている
   特に築15年を経過した家屋では定期的に点検を行ってください。

(6)『雨漏りを放置して起きるトラブル?』
  ①家にダメージを与える!
   室内の天井から落ちてくる雨水の侵入口として考えられるのは、主に屋根・外壁
   ベランダ・サッシ・霧除けなどで、そこから必ずどこかを経由して天井に達す

   るわけで、雨水の通り道になっている柱や梁、壁なども濡れるということです。
   放置しておくと、やがてその部分が腐ってしまい強度を保てず、地震に弱い家に
   なってしまいます。

   基本的に雨漏りというのは木材などに浸み込んだ水分を吸収しきれなくて、ポタ
   ポタもれてくるわけですから、雨漏りに気付いた時には、躯体内はかなりひどい
   状態になっていることも多いので、くれぐれも迅速に対処して下さい。 

  ②シロアリを発生させる原因になる!
   雑食性で何でも食べてしまう恐ろしいシロアリ。このシロアリが好むのが湿気の
   多いところです。雨漏りによって水分が溜まり、木材腐朽菌が繁殖しているよう
   な所はシロアリの格好の棲家。土台や通し柱など、構造的に重要な部分がシロア
   リの被害を受けると、地震など万一の時の建物の倒壊にもつながりかねないので
   要注意です。

  ③家族の健康にも影響する!
   雨漏りによって壁の中や天井裏に湿気がこもると、アレルギーや喘息の原因とな
   るカビが発生します。また雨が降るたびに雨漏りするとなると精神的なストレス
   も大きいですよね。ご家族の健康のためにも雨漏り根絶に心がけてください。

  雨漏れの放置は高額な工事費につながります。 お早めにご相談ください。 
  マサキホーム株式会社では、みなさまからのご相談をお待ちしております。
  火災保険なども使える場合もございますのでご相談ください。

 

また、火災保険に関しては、こちら(下記)ブログを参考にして下さい。

☞ 練馬区、北区の雹被害 波板損傷を火災保険で補修

☞ 火災保険・住宅総合保険で屋根修理や雨樋交換ができる?

☞ 火災保険で屋根修理 実例:風災が認められた補償金が支払われたケース

 

雨漏れに関するご依頼、ご相談、ご質問 等は、下記までお問い合わせ下さい。

  お電話でのお問い合わせは フリーダイヤル 0120-910-615
  メールでのお問い合わせは info@masaki-home.com

 

   ☞ 外壁工事に関する情報はこちらを ご覧ください 

 

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            マサキホーム株式会社 火災保険専用相談窓口  担当 山根

川崎市宮前区 火災保険で修理した雨樋工事の実例(2017年7月12日 リフォームの基礎知識更新)

こんにちは! 川崎市宮前区のマサキホーム株式会社、自称『釣師ハマちゃん!』こと
川村と申します。 

今回は、先日お客様から『火災保険・住宅総合保険』で雨樋の修理ができますか?とい
うようなお問合せがありましたので、今までに弊社が『火災保険・住宅総合保険』の適
用で行った雨樋工事の実例を中心に、火災保険適用までの概要をお話しします。

 

1.火災保険とは

 火災保険は、火事で家が燃えてしまったときに補償(保険金をお支払い)しますが、
 火災保険が補償する事故
火災だけではありません 
 ご契約内容のプランにもよりますが、火災補償のほかに風災補償・雹(ひょう)災

 補償・雪災補償』が、ほとんどの場合『基本補償または自由選択』に含まれておりま
 すので、この機会に是非ご契約の保険内容をご確認ください。

(1)風災とは、具体的に;
 ・強風、台風、突風、疾風による雨樋の破損
 ・竜巻による雨樋の破損
 ・豪雨、暴風雨による雨樋の破損

(2)雪災とは、具体的に;
 ・積雪や落雪による雨樋の破損

(3)雹(ひょう)災とは、具体的に;
 ・雹(ひょう)による雨樋の破損

【ワンポイントアドバイス】
 過去に弊社が手掛けた雨樋修理の中には、一見経年劣化による被害と思われた、雨樋
 サビや雨樋のチョーキング現象(塗料の防水効果が切れて起こる現象)も、※1「日本
 損害保険協会の鑑定人」による調査の結果、突風や強風に晒されて何らかの風災を受け
 ていると診断され風災補償が適用されたケースがありますので、お心当たりの方は是非
 弊社(マサキホーム株式会社)にご相談ください。

 ※1・・・「日本損害保険協会の鑑定人」が火災保険の補償金を算定する!
 そもそも火災保険の補償金の算定は日本損害保険協会の鑑定人が行います。
 みなさんが加入している保険会社ではないのです。当然、見積を提示している施工業者
 でもありません。中立な立場の第三者が申請のあった物件に対して調査を行い申請金額
 が妥当であるかないかを判断するのです。
 ですから、保険会社に被害状況と復旧に掛かる工事費用(見積書)を提出(申請)して
 みないと、いくらの補償金が支払われるのかはわからないということです。
 とは言え、長年やってますと どんな被害が認められるか・いくらぐらいは補償される
 かの傾向は見えてきます。その辺のところは建物調査の段階でお客様には、あくまで私
 の見解とした上でお話しさせていただいてます。
 

 

2.補償の申請期間・補償金額について

(1)補償の申請期間
  被害を受けた日から3年以内に保険会社に保険申請をしなければ、失効になります。
  しかし3年以内に雨樋を修理しなければならないということではなく、その3年以内
  に保険会社に「保険申請します」と電話1本だけで保険申請になりますので、失効当
  日に雨樋の破損に気付いた方も間に合います。

(2)補償金額とは
  屋根修理の場合、2階以上は足場工事が必要となります。
  補償の金額には屋根修理費のほか、足場費用も補償の対象になり高額となりますので
  是非「火災保険」補償の申請で修理することをお勧めいたします。
  また、火災保険は自動車保険のように保険を使ったからといって、保険料の割り増し
  も一切ありません

 

3.火災保険で雨樋修理をする手順

 ①はじめに、保険会社ではなく専門業者(あなた⇒マサキホーム株式会社)に調査依頼
 ☟
 ②専門業者(マサキホーム株式会社)による屋根調査の実施
 ☟
 ③雨樋調査報告書・見積書の作成と送付(マサキホーム株式会社⇒あなた)
 ☟
 ④保険会社へ事故電話報告(あなた⇒保険会社へ保険申請)
 ☟
 ⑤保険請求書類(屋根調査報告書・見積書など)を保険会社に提出(あなた)
 ☟
 ⑥「日本損害保険協会の鑑定人」による屋根調査の実施(保険会社が手配)
 ☟
 ⑦被災額の確定後、保険金額の決定(保険会社)
 ☟
 ⑧保険金の支払い(保険会社)
 ☟
 ⑨被災箇所の屋根修理施工(マサキホーム株式会社)

【 保険会社へ連絡する場合のアドバイス 】
 保険会社では、ご契約さまからの最初の電話連絡時から保険金額の決定までの間、常に
 あらゆる正当な方法で保険対象外にする理由や保険金を減額できる根拠を見つけようと
 しますので、保険会社への第1報が重要!になります。
    ☛ ご不安の方は上記①、弊社提出の雨樋調査報告と修理見積書の詳細説明とできる
     限りのアドバイスをしますのでご相談ください。

弊社は、風災や雪害など被害にあわれた方々の修理費用を、少しでもご負担の無いよう
 専門知識のあるスタッフが在籍し取り組んでおります。
 また、弊社にお問い合わせしていただいた方々に喜んでいただけることを念頭に置いて
 体制作りを行っております。
 お困り事やご不明な点等ございましたら、下記までお問い合わせ下さい。

    火災保険・住宅総合保険での雨樋工事はお気軽にご相談ください。
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   □■□ メールでのお問い合わせは info@masaki-home.com □■□
            マサキホーム株式会社 火災保険専用相談窓口  担当 山根

 

4. 火災保険で雨樋修理ができた事例の画像集 

(1)突風・強風・台風・豪雨などの強い風で火災保険が適用された事例

  〔 事例1 〕
  

  〔 事例2 〕
  

  〔 事例3 〕
  

  〔 事例4 〕
  

 

 

(2)積雪・落雪で火災保険が適用された事例

  〔 事例5 〕
  

  〔 事例6 〕
  

  〔 事例7 〕
  

  〔 事例8 〕
   

 

(3)経年劣化と思われた補修で風災被害が認められ火災保険が適用された事例

  〔 事例9 〕
  

  〔 事例10 〕
  

  〔 事例11 〕
  

  〔 事例12 〕
  

【マサキホームからのアドバイス】
100% 経年劣化であれば火災保険の風災補償で修理できませんが、「日本損害保険協会の
鑑定人」による屋根調査の結果、突風や強風に晒されて何らかの風災を受けていると診断
された場合は風災補償が適用されますので、マサキホーム株式会社にご相談ください。 

 

   ☞ 外壁工事に関する情報はこちらを ご覧ください 

 

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雨樋の不具合はお住まいのダメージに直結!』(2017年5月18日 リフォームの基礎知識更新)

こんにちは! 川崎市宮前区のマサキホーム株式会社、自称『釣師ハマちゃん!』こと
川村と申します。 

普段は、あまり気にかけることは少ないと思いますが、壊れた雨樋をそのまま放置して
おくと、雨樋修理・交換の費用のほかに想定外の費用が発生する事態につながります。
そこで今回は、このようなトラブルを防止する為に、雨樋の役割壊れる原因雨樋修
理や交換工事の重要性につきましてご説明させていただきます。

 

1.雨樋の役割と早期補修工事の重要性

雨樋は、雨水の侵入で建物が腐食することを避けるという役割を担っています。
屋根に降り注いだ雨水を集め、地上や下水に排水させるたいへん重要な役割です。
雨樋の壊れをそのまま放置しておくと、屋根から雨水が直接地面に落ち、地面に溝を
作ったりして建物の基礎回りを不安定にさせ、ご自宅の老朽化を早め最悪の場合には、
住宅の建て替えという大きなしっぺ返し食らうことになり兼ねませんので、その前に
雨樋の定期点検を厳重に行い異常を発見しましたら、すぐに雨樋の修理、交換工事を
依頼することが重要になります。

 

2.雨樋が壊れる主な原因

〔原因1〕 ・・・ 経年劣化している

〔原因2〕 ・・・ 雨樋の継ぎ手の隙間や劣化がある

〔原因3〕 ・・・ 風や雪などの影響

それでは、それぞれの原因について説明します。 

 

2-1. 経年劣化が原因の場合

通常、雨樋の寿命は20~25年です。それ以上経過していて雨樋に穴が開いていたり、
外れていたりして雨水漏れがあるようなら、経年劣化と考えていいでしょう。

すぐに雨水漏れが発生してしまうので、速やかに業者へ連絡し雨樋交換工事をお勧めいた
します。

 

2-2. 雨樋の継ぎ手が原因の場合

雨樋の継ぎ手が外れて雨水が流れ出ている場合は、接着不良や経年劣化が原因です。

この場合も、速やかに業者へ連絡し雨樋修理工事をお勧めいたします
また20~25年以上経過しているのであれば経年劣化の可能性が高いので全体の雨樋
交換工事が必要になります。

 

2-3. 風や雪などが原因の場合

突風や積雪が原因で雨樋が損傷、歪み、落下する被害です。
このケースの場合は、火災保険の「風災補償」・「雪災補償」で補償される場合が多々あり
ますのでご加入の火災保険の内容をご確認ください。

 

上記のような事態には、速やかに業者へ雨樋交換工事を依頼してください。
火災保険に加入済みの場合、雨樋交換工事費用がほとんど火災保険の「風災補償」・
「雪災補償」で適用されますので、ご加入済みの保険内容をご確認ください。

☆ご参考・・・「風災補償」・「雪災補償」とは
 ここでいう補償とは「風・雪」によって雨樋の破損、歪み、外れや落下などの損害が
 生じたときに保険会社がその損害金額(修理費用)をカバーすることをいいます。 
 つまり、「風・雪」によって雨樋修理が必要になった場合は、保険会社がその雨樋修
 理費用を負担してくれるワケです。

※火災保険に関する詳細説明こちら 火災保険適用”をご確認ください。

屋根材の種類と特徴について『③金属屋根材(ガルバリウム鋼板・ジンカリウム鋼板)の取扱メーカー紹介』(2017年2月16日 リフォームの基礎知識更新)

こんにちは! 川崎市宮前区のマサキホーム株式会社、自称『釣師ハマちゃん!』こと
川村と申します。 

今回は、前回に引き続き、屋根材の種類と特徴についてシリーズの第3回目としまして、
現在 最も人気のある、金属系屋根材(ガルバリウム鋼板・ジンカリウム鋼板)取り扱い
メーカーの紹介を兼ねまして、 弊社(マサキホーム)より、『屋根リフォームのご提案』
をプレゼン用レジュメ形式でご紹介させていただきます。

 

★『 ガルバリウム鋼板・ジンカリウム鋼板』の取扱メーカー紹介

 代表的なメーカー3社の「商品紹介・加工技術や取組の紹介・施工例の紹介」を中心に
 ご説明します。

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【 補足説明 】

★アイジールーフシリーズ『スーパーガルテクト・スーパーガルテクト フッ素』

 現在、アイジー工業株式会社が販売する屋根材は、主に「 スーパーガルテクト 」
「 スーパガルテクト フッ素 」2種類です。

(1)スーパーガルテクト

 アイジー工業では昨年(2016年3月)、さらに進化したガルバリウム鋼板「スー
 パーガルテクト」を発売しました。「スーパーガルテクト」は、超高耐久ガルバリウ
 ム鋼板屋根で、これまでのガルテクトとほぼ同価格でありながら、性能がグレードア
 ップした屋根材です。「スーパーガルテクト」の特徴をご紹介いたします。 

 ①スーパーガルテクト(マグネシウム含有 ガルバリウム鋼板)とは
  従来のガルバリウム鋼板は、アルミ・亜鉛・シリコンの3成分で構成されています。
  これまでのガルバリウム鋼板の詳細・特徴については下記をご覧ください。この3

  分に、マグネシウムを添加することで、防錆性能を強化したものが、今回、販売
  された「スーパーガルテクト=超高耐久ガルバリウム鋼板」です。
  超高耐久ガルバリウム
鋼板とは、「2%マグネシウム-55%アルミニウム-亜鉛合金
  めっき鋼板」を示し、従来品にくらべ3倍超の寿命が期待できます。特に沿岸地域
  において防錆効果が発揮し、証内容が強化されています。

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 ②従来の「ガルテクト」と「スーパーガルテクト」の保証内容比較。

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  スーパーガルテクトは軽量です。和瓦(日本瓦)の場合で1㎡あたり50kg、スー
  パーガルテクトはその10分の1の重さで5kgです。屋根のカバー工法を検討されてい
  るお客様とお話した際、気にされるのが「耐震性」です。カバー工法自体、現在の
  屋根の上にかぶせるわけですから不安になられるのも分かりますが、金属屋根に限
  って言えばその心配はほぼありません。

 ③「スーパーガルテクト」のカラー種類。
  従来の「ガルテクトに置き換わった屋根材で、カラーは従来品と同様5種類ありま
  す。 「Sシェイドブラック」、「Sシェイドブルー」、「Sシェイドブラウン」、
  「Sシェイドモスグリーン」、「Sシェイドチャコール」です。塗膜が2コートに
  なっており、遮熱性ポリエステル樹脂塗装が採用されています。表面の塗装方法が
  「ちぢみ塗装」であり、他のメーカーに比べ、建築仕上げ材らしい重厚感のある質
  感が特徴です。

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(2)スーパーガルテクト フッ素

 ①スーパーガルテクト フッ素とは
  「スーパーガルテクト フッ素」は塗膜に遮熱性フッ素を使用した最もグレードの
  高い製品です。 塗膜構成は3コートになっており、変褪色メーカー保証も最長の
  20年となっています。カラーは2種類です。  

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(3)まとめ

 ご覧いただいたようにアイジー工業のアイジールーフシリーズ(スーパーガルテクト、
 スーパーガルテクト フッ素)は耐久性・遮熱、断熱性・軽量化に優れており、なお且つ
 『遮音、防火』のにも優れています。 また当然ながら雨仕舞(雨水をお家の中に入れな
 い構造)も工夫されています。

  屋根リフォーム工事で、カバー工法をご希望の方は、マサキホームがお勧めするアイジ
 ー工業のアイジールーフシリーズ(スーパーガルテクト、スーパーガルテクト フッ素)
 を是非ご検討下さい。

 

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 【 横断ルーフはどういう屋根材か? 】

横暖ルーフのシリーズでは、ガルバリウム鋼板を使っていますが、いろいろな塗装、表面
処理をして、ガルバリウム鋼板屋根材が出来ています。ニチハ株式会社は、ガルバリウム
鋼板のメーカーではなく、屋根材の製造会社ですので、ガルバリウム鋼板にいろいろな加
工(切断、折り曲げ、塗装、表面処理他)を加えて屋根材として販売しています。
横暖ルーフシリーズは、全製品、硬質ウレタンでの断熱材入りで、裏面はアルミで包んで
あり、堅牢で丈夫な屋根材になっています。横断ルーフシリーズと他の屋根材との違いは
表面処理、耐用年数です。

 

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【 横断ルーフシリーズ(ガルバリウム鋼板屋根材)の新商品紹介  

 1. 横暖ルーフα プレミアムS

 c1 フッ素鋼板 遮熱鋼板 c5
 超高耐候の「フッ素樹脂遮熱鋼板」を採用した高意匠・高断熱モデルが、充実の長期
 保証と新価格で登場!!

《 横暖ルーフ プレミアムS 》  

 c2 フッ素鋼板 遮熱鋼板 c5
 超高耐候の「フッ素樹脂遮熱鋼板」を採用した上質で耐久性に優れたモデルが、充実
 の長期保証と新価格で登場!!

《 横暖ルーフα S 》  

 c3 遮熱鋼板  c5
 耐候性に優れた「遮熱鋼板」を採用した高意匠・高断熱モデルが、新色&長期保証と
 新価格で登場!!

《 横暖ルーフS 》  

 c4 遮熱鋼板  c5
 耐候性に優れた「遮熱鋼板」を採用した次世代スタンダードモデルが、長期保証と新
 価格で登場!!

 

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 アイジー工業のアイジールーフシリーズ同様に、マサキホームがお勧めする
 ニチハの横断ルーフシリーズもご検討のほどよろしくお願いします。

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 【 ジンカリウム鋼板とは? 】 

ジンカリウム鋼板(アルミニウム55%・溶解亜鉛43.4%・シリコン1.6%)は、合金被膜鋼板と
して、通称”ガルバリウム鋼板”と呼ばれている高耐蝕性・耐熱性・熱反射性と加工性を併せ
持つ鋼板と同じ組成の鋼板です。 ジンカリウム鋼板は、米国BHP社が米国ベスレヘム社との
共同開発により、通称”ガルバリウム鋼板”の生産工程を改良し、さらに耐久性を持つジンカ
リウム鋼板(AZ150)は、亜鉛鉄板(Z27)との耐久比較において3〜6倍耐久性が優れています。

 

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◆詳細の商品情報は右記をクリック下さい  c5

 

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 【 補足説明 】

 ご覧のとおり2011年以降、金属系屋根材(ガルバリウム鋼板・ジンカリウム鋼板)のみ
 着実に毎年シェアupをしている、現在 最も人気のある屋根材です。
 屋根リフォームをご検討のお客様は、是非この機会に施工実績豊富なマサキホームまで
 ご相談ください。

最後まで、ご閲覧いただきありがとうございます。

 

    ☞ 外壁工事に関する情報はこちらを ご覧ください

リフォームのお悩み解消はこちら ➡ “マサキホ-ム”

 

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ヒートショック対策を意識した断熱リフォームについて(2017年1月25日 リフォームの基礎知識更新)

こんにちは!! 川崎市宮前区のマサキホーム株式会社、自称『釣師ハマちゃん!』こと
川村と申します。  

皆さま、寒い冬がまだまだ続きそうです。
そこで今回は、寒い冬を快適に過ごせるよう、またヒートショック対策にもつながる断熱
リフォームのご紹介をしたいと思います。
悲しいことにヒートショックが原因で亡くなる方は、交通事故の死亡者より多い、年間約
1万7千人いると言われています。もう少し我慢すれば、春が来るとお考えの方も寒い冬
は毎年やってきます。是非この機会にお部屋の断熱リフォームをご検討ください。

参考 ・・・ ヒートショックとは? 》
ヒートショックとは急激な温度変化が体に及ぼす影響のことです。
室温の変化によって、血圧が急激に上昇したり下降したり脈拍が早くなったりする状態の
ことをいいます。室温の変化にさらされた我々の体は、体温を一定に保つために血管が急
激に収縮し血圧の変動や脈拍の変動を起こします。心臓にも思った以上の負担がかかって
います。ちなみに、入浴中の急死は夏の11倍に増加します。ヒートショックは心筋梗塞や
脳血管障害などにつながりかねない危険な状態と言えます。

1.冬場に起こる問題

 1)冬場に多いお問合せ内容
   ■窓に近づくと、部屋の温度が下がっているのが分る。
   ■窓際に寝ると肩口が冷えて寒い。
   ■暖房にすると、窓ついた水滴が滴り落ちる。
   ■カーテンや壁にカビが生え、普段使わない部屋がカビ臭い。
   ■トイレや浴室に入ると、寒くゾクゾクする。(温度差がある)
   ■廊下が冷えすぎて素足で歩けない。
   ■暖房器具等の光熱費が多くかかる。

 2)人と建物への健康被害
   冬場には、上記1)の問合せが多くなり、このような環境の中で暮らしていると、
   以下の問題を起こします。
   ①結露により腐朽菌が発生し、建物の構造体(木材)を腐らせたり、白蟻を寄せ付

    けたりして、建物強度低下の問題
   ②結露によりカビやダニが発生し、喘息、気管支炎、アトピー性皮膚炎などのアレ

    ルギー症状など健康被害の問題     
   ③高齢者や病弱者のトイレ、脱衣室、浴室などでのヒートショックによる事故死の

    問題

 このような悩みを解消するためには、断熱リフォームをお勧めします!!

 3)冬場の暖房時に家から熱が流出する割合

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上記より、熱の流出割合が多い順にまとめると
   ★1位・・・窓などの開口部(48%)
   ★2位・・・外壁(19%)
   ★3位・・・換気扇などの換気部(17%)
   ★4位・・・床(10%)
   ★5位・・・屋根(6%) となります。
  そこで、これらの熱流出箇所について、ヒートショック対策にむけた断熱リフォーム
  の方法についてご提案します。

2.断熱リフォームの提案

 1)主な断熱リフォーム

 ①開口部(窓)の断熱リフォーム
  ★窓の断熱リフォーム
   *最もお勧めする工事で、開口部の断熱リフォームとして、既存の窓に内窓(イン
    ナーサッシ)を取付ける方式。
   <主な効果>
    後付けが可能で、工事費も低予算のうえ断熱とともに、防音効果も期待できます。
    また、後付けサッシのガラスを遮熱複層ガラスに替えることもできます。

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     弊社社員の実家二重窓、断熱窓取付け中です!
 
 ②外壁の断熱リフォーム
  ★柱・間柱間に断熱材を充填施工
   *壁の内装工事に合わせて、繊維状・ボード状の断熱材を充填施工する方式
   <主な効果>
    ・外壁に断熱材を施工することによって、外壁を通じた熱移動を低減します。
    ・冬季に暖房の効きが良くなるとともに、表面結露の防止にも効果があります。
  ★外壁の室内側にボード状断熱材を施工
   既存の内装材の上、または、躯体の室内側にボード状の断熱材を内張施工する方式
   <主な効果>
    ・外壁に断熱材を施工することによって、外壁を通じた熱移動を低減します。
    ・冬季に暖房の効きが良くなるとともに、表面結露の防止にも効果があります。
  ★外張り断熱
   *既存の外壁の上にさらに外壁(サイディング)を張る方式。
   <主な効果>
    ・断熱効果のほか結露によるダニ・カビの発生対策にもなります。
    ・外張りの代表的なものとしてエコウォールがあり、エコウォールはガルバリウ
     ム鋼板パネルの裏側に、イソシアヌレート発泡断熱材を入れ、アルミ箔で包む
     サンドイッチパネルとした為、パネル本体で優れた断熱性能を発揮します。


 ③床の断熱リフォーム
  ★床の上部断熱
   *床の内装リフォーム(床張り替え工事)を行う場合等に、繊維状・ボード状の断
    熱材を床下から大引き間や根太間に施工する方式。
  ★床下断熱
   *既設床のまま、床下側から大引き間や根太間に断熱材を施工する方式。
    (1992年以前の省エネ基準が低い時期に建てられた住宅は、床下に断熱材が入っ
     ていない場合が多いので、断熱材を入れルと良いでしょう。)
  ★床暖房の設置
   *床暖房は大きく2種類に分類され、「電気式」と「温水式」があります。発熱体
    に電気を通して暖める「電気式」は、「温水式」に比べ設置が簡単で、工事費用
    は割安になる傾向がありますが、電気代がやや高くなるというのが一般的です。
 
 ④屋根・天井の断熱リフォーム
  ★屋根の上側(外側)断熱
   *屋根の葺き替え工事等にあわせて断熱材を外張施工する方式。
  ★屋根の下側(内側)断熱
   *屋根の垂木間に断熱材を施工する方式。
   *屋根の野地板の下面に断熱材を吹付ける方式。
  ★天井裏に断熱材を敷設
   *天井の野縁材や天井材の裏側(上側)に断熱材を敷設する方式。
   <主な効果>
    ・天井に断熱材を施工することによって、小屋裏と室内の熱の移動を低減します。
    ・冬季は室内の熱損失を低減し、暖房の効きが良くなり、夏季は室内の火照りを
     抑えるとともに、冷房の効きが良くなります。

 2)主な断熱リフォームの『BEFORE(前)・AFTER(後)』

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     出典:reformakita.com

 

3.入浴中のヒートショック対策

 1)入浴中のヒートショック状況
   ヒートショックは、体全体が露出する入浴時に多く発生しています。
   原因は、温度の急激な変化で血圧が上下に大きく変動することにより、失神や心筋

   梗塞、不整脈、脳梗塞を起こすことです。なかでも入浴時に急激な血圧低下により
   失神し、溺れて死亡するケースは、入浴時のヒートショックの典型的な例です。

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   入浴中に心肺機能停止となる人を時系列でまとめると、外気温が低くなる12月か
   ら1月にかけて多くなり、最も少ない8月のおよそ11倍に急増するそうです。
   住宅内で暖房をしていない脱衣室や浴室では、室温が10度以下に下がることが多
   くなります。そこで衣服を脱ぐと、急激に体表面全体の温度が下がり、寒冷刺激に
   よって血圧が急激に上がるます。この血圧の急上昇が、心筋梗塞、脳卒中を起こす
   原因のひとつとされている。
   さらに、一度急上昇した血圧は、浴槽の暖かい湯につかることによる血管の拡張で、

   反対に急激に低下します。この急激な血圧低下が失神を起こす原因となり、ヒート
   ショックを巻き起こします。


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 2)浴室・脱衣室の断熱リフォーム
  ■窓まわりは熱が逃げやすいため、内窓を設置するなどの断熱改修で、外気温の影響を
   最小限に抑える。
  ■浴室をユニットバスへ改修することでも断熱性は向上します。
  断熱性能が高い窓ガラスを使用したり、断熱シート・フィルムを貼る。

  ヒートショックの対策として重要なのは、寒い季節、脱衣所や浴室を温かくすることで
  す。また、トイレも体を露出させる場所なので、同様に温かくすることをお勧めします。

最後まで、ご閲覧いただきありがとうございます。
ご説明しました各断熱リフォームは防音効果も期待でき、騒音の対策にもなります。冒頭
でも言いましたが冬将軍は毎年やってきます。快適な冬を過ごすために、断熱リフォーム
工事のご希望・ご相談は、ぜひマサキホームまでご一報ください。

       ☞ ※外壁工事に関する情報こちら ご覧ください

 
リフォームのお悩み解消はこちら ➡ “マサキホ-ム”

 

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