東京都 日野市 金属屋根(亜鉛めっき鋼板)塗装工事完了(2016年8月1日 店長ブログ更新)

川崎市宮前区のマサキホーム株式会社 メタボリック風店長です。

本日は東京都日野市のお宅の屋根塗装が完了したのでご報告いたします。
お問い合わせ内容は下屋根(一階の屋根)の部分葺き替えをお願いしたいとのこと
でした。早速、現地に向かいお客様のお話しを伺いました。お施主さまは御高齢の
奥様の一人暮らしということだったので、ご近所に住まれているお嬢さまにも同席
していただきました。

築40年ほどのお宅ですが、定期的にメンテナンスされていて、お庭なども手入れ
が行き届いていてとてもキレイにされているお宅でした。

お話しをうかがうと、10年ほど前に屋根の葺き替え工事をある業者に依頼して施
工してもらったそうです。ところがなぜか大屋根(2階の屋根)と下屋根(1階の
屋根)の一部しか施工してもらえなかったそうです。

まずは状況把握のため、屋根にあがって調査してみました。なるほど!わかりまし
た!!下屋根(1階の屋根)は、2階の外壁をぐるっと囲むように伏せています。
通常、屋根を葺き替えた場合、下屋根と2階の外壁の取り合いは「壁際水切り」と
いう板金で雨漏れしないように加工します。ところが、こちらのお宅の外壁材は今
では珍しい木製下見板です。壁際水切りは粘性のコーキング材などを併用して雨水
などが入らないように防水するのです。コーキングする相手が木製下見板だと防水
が不十分になってしまいます。また、既存のサッシが、低い箇所についています。
要するに、下屋根とサッシまでの立上りの距離が2~3センチほどしかありません。
これでは壁際水切りを設置することができないのです。どうやら、大屋根と下屋根
の一部の施工しやすい箇所のみ葺き替え工事をしたようです。

早速、このことを写真をお見せしながらご説明しました。
今回、葺き替え工事をする場合、この壁際の処置で通常よりも費用がかかってしま
うことも合わせてご理解頂きました。よく、お話しを伺ってみると、屋根から剥離
した塗料の膜が落ちてきて掃除が大変でストレスらしいです。たしかに既存の屋根
が亜鉛めっき鋼板なので、塗料の密着が悪くだいぶ剥離していました。
以前 地元の塗装屋さんで塗ってもらっていたのですが、今回もお願いしようとし
たら剥がれやすいから無理だとサジを投げられたとのことでした。たしかに施工業
者としてお断りしてリスクを回避するのは一理あるかとは思います。しかし、弊社
としては出来る限りお客様のご要望にお応えできるよう努めております。

結局、葺き替え工事と塗装工事の2パターンをご提案しました。その際にはお客様
が納得できるまで工事内容をご説明し工事の長所・短所をお話させていただきまし
た。結果、今回は塗装で工事のご依頼を頂きました。

1ま
 ☝既存が亜鉛めっき鋼板のため塗料の密着が悪く剥離しています。

まずは、この剥離した塗膜を電動グラインダーなどで削り取ります。更に下地の
亜鉛めっき層も削り塗料の密着度をあげていきます。

ま2
 ☝ケレン作業が終了したら、下塗り塗布です。
  段差や軒先は先に刷毛で塗っておきます。

ま3
 ☝下塗りがしっかり入りました。密着力の高い日本ペイント・ハイポン20デグロを
  塗りました。

ま4
 ☝中塗りです。日本ペイントのファインルーフシリコンです!

ま5
☝上塗り 同じく日本ペイント ファインルーフシリコンをもう一度塗って完成です!

無事にキレイに完成しました。お客様も大変喜ばれていたので、一安心です。
お役に立ててよかったです!

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