床フロア張り替えリフォームにピッタリな商品はこれ!DAIKENのフロア材を紹介します!(2023年5月9日 現場ブログ更新)

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の柳沢です。

一般的にフロア材に劣化が見られはじめるのは、施工後10年後といわれています。使用している製品や下地の状態、メンテナンス頻度にもよりますが、「きしみや沈む感じがひどくなる」「汚れ落としやワックス掛けをしてもくすんだ感じが消えない」「キズや痛みが気になる」と感じたタイミングでフロア張り替えのご相談をいただくことが多くあります。

今回はフロア張り替えに最適な大建工業(DAIKEN)のフロア材について紹介します。

1.床のフロア材を張り替える方法

フロアを貼替する方法には、「上張り」と「張り替え」の2つの方法があります。床の状態やどうしてリフォームしようと思いたったのかといった家族のニーズに合わせてどちらの工法にするか選択しましょう。

➀上張り
現在のフロア材の上から新しいフロア材を重ね貼りする方法です。

◎メリット

・既存のフロア材をはがさないので撤去作業と下地調整作業が必要ありません。工期が短くすみ、8畳程度であれば半日程度で工事が終わることもあります。
・解体費用やはがしたフロア材の処分費用がかかりません。
工事中の騒音が少ないので、住んだままの工事でも不快感が少なくてすみます。
・床が2枚重ねになるので、強度が増すほか、2階以上の部屋の場合防音効果も期待できます。

●デメリット

・床の厚さの分だけ部屋の天井が低く感じるようになります。
 特にキッチン天板は数ミリ単位でも高さが変わると、使い勝手に違和感を覚えることがあります。
・建具の高さがスレスレだった場合、建具の下部を削って調整する必要がでてくる場合があります。
・フロアの中の状態が確認できないので、床下の部材の劣化やシロアリ被害が出ている場合でも、気づかずにそのままふたをしてしまうことになります。
・床鳴りがある場合でも、床下をいじらないので解消することができません
・張り替えと比べて、対応できる商品の種類が限られています。

➁貼替
既存のフロア材をはがして、新しいフロア材に張り替える方法です。

◎メリット

・床下に劣化部分が見つかった場合、同時に補修することができます。
・下地で高さ調整ができるので、部屋と廊下の段差を解消するなど、バリアフリーに対応させることができます。
・たたみやカーペットからフローリングへのリフォームが可能です。

●デメリット

・床を剥がす工程が増えるため、工期が長くなります。
・工期が長くなることに加え、既存のフロア材の撤去費用や廃棄費用が掛かるので、金額が高くなります。
・床下の状況によっては、追加金額が発生します、広範囲にわたるシロアリ被害は見つかった場合などは見積金額よりも大幅に費用が掛かる場合もあります。

2.リフォームにお勧めのフロア材

現在販売されているフロア材には、幅広いニーズに合わせて特徴を持たせた商品が多くあります。大建工業(DAIKEN)のフロア材の中から、紹介します。

➀抗ウイルス機能をもった「ハピアフロア ベーシック柄―VS」

引用:大建工業株式会社 製品ラインナップ「ハピアフロア ベーシック柄-VS(ミルベージュ)」

「ビオタスク」という独自の抗ウイルス機能を持たせた商品です。
「ビオタスク」とは、空気中や手からフロア材に付着したウイルスを24時間で99%以上減少させる独自の技術です。傷や汚れが付きづらくお手入れがしやすい使い勝手のよい商品です。
カラー展開もホワイト~ダークブラウンまで8色あるので、お好みのカラーコーディネートを選ぶことができます。 

➁滑りにくさに配慮した「おもいやりフロアIV」

引用:大建工業株式会社 製品ラインナップ「おもいやりフロアIV(ティーブラウン)」

家庭内で起こる事故の半数以上は転倒によるものといわれています。UV抗菌耐摩耗防滑マットコートで加工しており、介護が必要な方でも安心して使用できる滑りに配慮した商品です。表面の硬度が高く傷がつきづらいため、室内で車いすや杖を使う場合でも安心です。

③ペットの脱臼などのケガを防ぐ「ワンラブIV」

引用:大建工業株式会社 製品ラインナップ「ワンラブフロアIV(ミルベージュ)」

犬は、爪を地面に食い込ませるようにして歩きますが、フローリングではそれができません。そのため、足の関節や筋肉に余計な力がかかってしまい、脱臼の原因となります。ダックスフントやチワワなどの小型犬は特にけがをしやすいので、飼い主が注意して対策する必要があります。ペットと暮らす方ほほとんどが検討されるほど、ニーズの高い商品です。

➃水回りでの使用も安心な「ハピアフロア トイレタフ」

引用:大建工業株式会社 製品ラインナップ「ハピアフロア トイレタフ(ビアンコ柄)」

フローリングを水回りに使用することを躊躇される方もいらっしゃいますが、こちらの商品なら安心です。一枚一枚が大判サイズのため、継ぎ目が少なく、フロア内部に水分が入り込みづらくなっています。また、フロア表面が鏡面仕上げのため、水分がかかってしまっても簡単にふき取りができます。それに加えて薬剤にも強いので、汚してしまった部分を徹底的に消毒したいような場合でも安心です。

⑤床暖房にも対応「ジオラナチュラル」

引用:大建工業株式会社 製品ラインナップ「ジオラナチュラル(ウォールナット)」

フロア材は、木材なので熱を加えると乾燥収縮によって割れてしまうことがあります。
こちらは、床暖房の熱による表面のひび割れや目地の隙間ができづらい商品です。
ただし、床暖房ヒーターの機種やメーカーによっては、対応していない場合もありますので確認が必要です。

⑥上張り工法でも使用可能「かんたんリモデル」シリーズ

引用:大建工業株式会社 製品ラインナップ「吸着フローリング」

「かんたんリモデル」シリーズは、厚みが3.5㎜~5.8㎜の薄型の商品です。
上記で紹介した特徴と同様にペット対応、水回り対応、床暖房対応の商品もあります。

また、接着剤や釘を使わずに現状のフロア材の上に敷くだけで床リフォームができる「吸着フローリング」もあります。歪んでしまってもはがしたあとが残らずやり直し可能ので、DIYで床のリフォームに挑戦することができます。
また、撤去も簡単なので、一時的にイメージや用途を変更したい場合にもおススメです。

3.まとめ

床のリフォームにピッタリの大建工業(DAIKEN)のフロア材を紹介しました。
面積が大きいので、どんなフロア材を選択するか、どんな色味を選択するかによって部屋の印象を大きく変えることができます。

ワックス不要の商品や傷のつきづらい商品など、どんどん新商品も発売されており。ご家族のニーズに合わせたリフォームが可能です。

床のリフォームを検討されている方は、ぜひ一度マサキホームへご相談下さい。今回紹介した以外にも、多数の商品を取り扱っています。それぞれの商品や工事内容、スケジュールなどについて説明の上、ご家族のニーズやご予算に合わせた提案をさせていただきます。

☆リフォームは「マサキホーム」までご用命ください!

リフォームを満足いくものにするためには、事前のヒアリングが重要です。マサキホームでは経験豊富なスタッフが丁寧にヒアリング・施工し、アフターケアも万全!信頼と実績ではどこにも負けません!

施工の内容や工事費用や工事日数、ご不明な点やご心配な点、気になった点はどんな小さなでも遠慮なくお気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。

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次世代ガルバリウム鋼板「SGL」の特徴について紹介します。(2023年5月2日 社長ブログ更新)

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の山根です。

屋根や外壁の材料として使われる「ガルバリウム鋼板」
言葉は聞いたことがあったり、なんとなく長持ちしそうなイメージはあっても、実際にはどんな金属なのか、どんな特徴があるのかはご存じない方が多いのではないでしょうか。

今回は、耐震性や耐久性、コスパに優れた素材であるガルバリウム鋼板とさらに性能の向上した次世代ガルバリウム鋼板「SGL」について紹介します。

1.ガルバリウム鋼板ってどんな素材?

ガルバリウム鋼板は、アメリカで開発されました。アルミニウム55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%の割合からなるメッキで鉄をコーティングした素材です。
日本で生産が始まったのは1982年頃といわれています。
アルミニウムは、長期耐久性や耐熱性があり、亜鉛は、犠牲防食作用(*1)と自己修復作用(*2)を持っており、お互いのメリットを存分に引き出した性能の高い資材です。

*1 ・・・ 犠牲防食作用(傷がついて鉄が露出した時に、メッキ金属の中の亜鉛が先に溶けだして鉄の腐食を防止する作用)
*2 ・・・ 自己修復作用(亜鉛が溶けだした部分が、アルミニウムの酸化物で埋められる作用

2.ガルバリウム鋼板のメリットやデメリットは?

ガルバリウム鋼板のメリット、デメリットについて紹介します。

《 メリット 》

➀耐久性が高い!
上記のように金属の特性をうまく引き出して併せ持っているので、亜鉛鉄板と比べて3~6倍の耐久性が確認されています。メッキの耐用年数は25年、金属が苦手とする海の近くの塩害の恐れがある地域の場合でも15年との試験結果も出ています。

➁耐熱性が高い!
アルミニウムの割合が高いので300~350℃までは、熱にさらされても性能が劣化しません。

③熱反射性が高い!
ガルバリウム鋼板の表面は光をよく反射するため、金属にも関わらず表面の温度上昇が少ないです。よって、屋根材に利用すると太陽光による室内の温度上昇を防ぐことができます。また、触ったら熱い!なんてこともありません。

➃デザイン性が高い!
ガルバリウム鋼板は元々の状態が美しい銀白色です。このままでもデザイン性の高い人気の色味ですが、塗装をした商品もあります。耐久性が高いので、長い間にわたって美観を損なわれることがありません。

⑤耐震性が高い!
ガルバリウム鋼板は非常に軽い素材のため、建物にかかる負荷が少なくなります。建物自体が軽量化されるので、揺れが少ない地震に強いおうちとなります。

⑥施工がしやすい!
ガルバリウム鋼板はメッキ加工した鉄板のため、非常に加工がしやすい素材です。複雑な形状を作ることも得意とされており、こだわった屋根形状でも施工可能です。
また、加工が容易で扱いやすいので、工期も短くスピーディにできます。

⑦メンテナンスがしやすい!
ガルバリウム鋼板は金属のため、雨水や湿気を吸収することがありません。そのため、コケやカビが発生しづらい素材です。
また、金属なので、ヒビや割れの心配もありません。

⑧環境にやさしい!
ガルバリウム鋼板は廃棄後に再利用が可能です。

〔 デメリット 〕

①他の素材に比べるとコストがかかる
性能についてや、後々のメンテナンスコスト、リフォームの容易さを考えるとコスパがいいとはいっても、他の素材と比較すると初期費用は高額になります。

②施工できる業者が限られる
専門的な技術が必要なので、施工できる職人や業者が限られています。

③外部からの衝撃には弱い
ひび割れの心配はありませんが、物がぶつかると凹んでしまいます。

④キズが目立ちやすい
ガルバリウム鋼板の人気色であるマットな質感の濃い目の色味は、金属がぶつかったり、こすれたりすると、すぐに跡が残ってしまいます。

⑤完全なメンテナンスフリーではない
ガルバリウム鋼板といえば、メンテナンスが必要ないイメージが浸透していますが、実際は定期的なメンテナンスが必要です。他の素材に比べるとメンテナンスの頻度が低く 、汚れもつきづらくはありますが、塗装の塗膜は年月とともに劣化しますし、目地のシーリングも劣化します。適切なメンテナンスを怠るとサビが発生したり、シーリングの隙間から水が入ってしまって建物の構造材に影響を及ぼしたりといった他の外装材と同様の症状を引き起こします。

3.次世代ガルバリウム鋼板「SGL」とは


SGLはメッキにマグネシウムを加えることで、今までのガルバリウム鋼板をはるかに超える耐久性能を持たせた商品です。
2013年に、従来のガルバリウム鋼板のメッキにマグネシウムを2%加える形で誕生しました。ガルバリウム鋼板と比べてメッキの効果が3倍以上続くと言われています。

マグネシウムと亜鉛は相性がよく、亜鉛を助ける効果をもたらします。
その効果として、亜鉛の修復作用を促進させることや錆の拡大を防ぐために亜鉛の消耗を防ぐこと、亜鉛単体よりも緻密な保護皮膜をつくることなどがあげられます。

一般的な耐用年数は30~50年と言われており、塗装のメンテナンス間隔も15年ほどと従来商品の2/3程度でよくなりました。また、穴あきに対するメーカーの品質保証も25年間付与されます。

4.SGLを使っている屋根材と外装材を紹介!

➀ニチハ 横暖ルーフαS

引用:ニチハ株式会社 商品情報「横暖ルーフαS」

ジョイント部の気密性を高めた構造です。17㎜の断熱材を組み合わせているため断熱性に優れています。
また、ニチハの横暖シリーズの特徴は、横の接続部に4重の溝が加工されていることです。この加工によって水の侵入を防いでいます。

➁アイジー工業 スーパーガルテクトシリーズ

引用:アイジー工業 屋根のリフォームなら「スーパーガルテクト」

金属屋根の実績、信頼の高いアイジー工業の商品です。
令和4年度 文部科学大臣表彰を受賞しました。
根材の結合部に断熱材を充填する独自の技術で屋根裏への熱の侵入を防いでいます。

③旭トステム外装 ニュースタンダードシリーズ

引用:旭トステム外装株式会社 商品案内「スパンサイディングL」

業界初のSGL外装材として注目を集めました。
遮熱性、耐候性の高いフッ素塗料を塗装しているため、塗膜が長持ちします。

5.まとめ

ガルバリウム鋼板の特徴とガルバリウム鋼板の進化系であるSGL鋼板について紹介しました。
どちらもイニシャルコストはかかりますが、メンテナンスの頻度を抑えられるので長い目で見るとコスパの良い商品となります。

また、厚みが薄く軽量なため、外壁、屋根ともに、既存の外装材の上から貼るカバー工法を用いたリフォームに適しています。カバー工法はリフォーム時の廃材が少ない。廃棄物がほとんど出ない。工期が短いといったメリットも多く、人工代や処分費用が減るため、コストを抑えた大型リフォームとして人気を集めています。

外壁や屋根などおうち回りで、劣化や補修箇所を見つけたなど、心配な点や気になる点がある場合は、お気軽にマサキホームまでご相談ください。プロの視点で丁寧な点検を行い、状態の確認と考えられる原因について説明させていただきます。ご希望される場合は、「必要最低限の補修だけしたい」「再発しないように根本から補修したい」「近いうちに全塗装や貼替を考えているから、今は応急処理だけしてほしい」といったお客様のニーズやご予算に合わせて、補修方法やリフォームの提案も可能です。まずはご一報ください!

◆リフォームは「マサキホーム」までご用命ください!

リフォームを満足いくものにするためには、事前のヒアリングが重要です。マサキホームでは経験豊富なスタッフが丁寧にヒアリング・施工し、アフターケアも万全!信頼と実績ではどこにも負けません!

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電気自動車用充電設備をおうちに設置すると、こんなメリットがあります!(2023年4月24日 現場ブログ更新)

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の佐々木です。

今日は、おうちに後付けできる電気自動車の充電設備について紹介します。
2035年までに新車販売で電気自動車100%目標を掲げており、次の車の乗り換えでは、電気自動車を検討される方も多いのではないでしょうか。

大型スーパーや道の駅の駐車場などでよく見かけるように、お出掛け先での充電スポットは、補助金割合が高いこともあり、年々増加しています。
充電設備をおうちに設置すると、たくさんのメリットがあります。ここでは、どんな商品があるのかについてや設置の際の注意点、設置することでえられるメリットについて紹介します。

1.電気自動車用充電設備とは

電気自動車用の充電設備には「普通充電設備」「急速充電設備」の2種類があります。

急速充電設備は、30分~1時間で80%まで充電可能です。
業務用の大型電気機器専用の電力を使用するので、高速道路のSSやガソリンスタンド、スーパーの駐車場に設置されているのがこちらのタイプです。
充電のついでに店舗の利用を促す目的で、無料で使用できるところもあります。

普通充電設備は、家庭用電力である200V電源や100V電源を使用するので、自宅に設置可能です。
充電時間は4~8時間のため、帰宅後から朝まで充電する使用スタイルとなります。

2.充電スポットの現状

全国にある充電スポットは2022年3月時点では、3万基ほどあり、2030年までに全国で15万基の設置を目標とされているので、今後も増えていくことが予想されます。
参考までに、全国のガソリンスタンドは、2022年3月時点で28475軒です。
理論上は30キロごとに1か所充電ステーションがあれば心配ないと言われていますが、地域によって、設置場所にかたよりがあるのが現状です。

新築住宅では、自宅に充電設備を設置した場合にローン金利やローン控除による優遇措置を設けることも提言されており、自宅に充電設備を設置する割合が増えていくと考えられます。

参照:資源エネルギー庁 令和3年度末揮発油販売業者数及び給油所数
内閣府 カーボンニュートラルに向けた EV 普及のための充電器の整備についての提言

3.おうちに設置できる普通充電設備の種類

おうちに設置できる充電設備には下記のような種類があります、使い勝手や設置場所によって、最適なものを選択しましょう。

使い勝手で選ぶ

*ケーブル搭載タイプ ・・・ ケーブルが搭載された充電器で、車載ケーブルを取り出す必要がありません。毎日使用するものなので、利便性を重視したい場合にお勧めです。
*コンセントタイプ ・・・ 車載ケーブルを使って充電するタイプです。最も安価に設置可能です。

設置位置で選ぶ

*壁掛けタイプ ・・・ 家と駐車場(充電する場所)が隣接している場合
*スタンドタイプ ・・・ 家から駐車場(充電する場所)まで距離がある場合

➀壁掛け × ケーブル搭載 タイプ

引用:Panasonic [EV・PHEV充電用] 充電器 ELSEEV hekia S Mode3

ケーブルがついているので、充電時の手間を減らすことのできる商品です。下部にコードを引っかけて収納するため、地面に着かないように少し高めの位置に設置します。
同様のタイプで、カーポートの柱や門柱に設置できる商品も各社から販売されています。
定価 3kw 200,200円 / 6kw 243,100円
工事費用 10万~15万円

➁スタンド × ケーブル搭載 タイプ

引用:Panasonic[EV・PHEV充電用]充電スタンドELSEEV mine Mode3

スタンド式は、設置場所を自由に選べることが大きなメリットです。門柱一体型商品やエクステリアライト一体型の商品も各社より販売されています。
定価 343,200円
工事費用 10万~15万円

③壁掛け × コンセント タイプ

引用:Panasonic 〔EV・PHEV充電用〕カバー付屋外コンセント

本体代金が安価なため、検討しやすい商品です。元々ついている外部コンセントが100V のみの場合は、新たに200V電源を分電盤からつなげる必要があります。
定価11,660円
工事費用 4万円~10万円

➃スタンド × コンセント タイプ

引用:YKK エレポルト 機能門柱1型

どこにでも設置できますが、地中に基礎を埋めて設置するため、本体代金は壁付けよりもかなり高くなります。こちらの商品はアクセントパネルをオプションで選べるので、外壁や外構のイメージに合わせられます。
定価 286,800円
工事費用 10万~15万円

4.おうちに充電設備を設置するメリット

おうちでガソリンの給油ができなくても困らないのと同じように、充電設備は絶対に必要なわけではありません。充電スポットを利用するほかに、おうちに充電設備を設置するメリットについて紹介します。

➀充電の待ち時間がいらない
ガソリン給油に比べて、充電には時間がかかります、急速充電気を使った場合でも30分~1時間必要です。買い物のついでとはいっても、毎回のこととなると時間がもったいなく感じることもあるでしょう。おうちに設置すれば、帰宅してから朝までの自動車を使わない時間に効率的に充電することが可能です。

➁充電場所までの移動が必要ない
お住まいの地域によっては、家の近くやいつも通る道路沿いに充電設備がない場合もあります。おうちで充電できると、充電場所に向かうための時間と電力を節約することができます。

③順番待ちが必要ない
現状、充電スポットで一度に充電可能な台数は数台ずつです。充電しようと向かったスポットで、先に使っている人がいる場合、順番待ちが必要です。急速充電設備でも1台につき、30分以上かかります。充電中は車を置いて出られても、並んでいる間は社内で待機しなければなりません。
お出掛けの予定が大幅に狂ってしまうことも考えられます。

➃充電のついでの余計な出費を防げる
充電に行ったついでに買い物してこようと思っても、買い物が必要なタイミングとぴったり合わないこともあります。充電中になんとなくお店に入ってしまうと、今すぐ必要なもの以外を購入してしまうことや、充電ついでにちょっと外食で済ましてしまおうと考える機会も増えてしまいそうです。
おうちで充電できれば、必要のない外出や余計な出費を防ぐことができます。

5.設置の際のポイント

設置場所を考える際に注意した方がいいポイントについて説明します。

専用ブレーカーが必要な場合や電気料金のアンペア数を上げる必要がある場合がある。
車種によって充電口の場所が異なるので、駐車した時に向く方向に合わせましょう。
夜間以外も充電する機会がある場合、充電コードが人の動線と交差すると足を引っかけて転倒する危険があるので、設置位置を決める場合には動線を考慮しましょう。
可能であれば、バックドアが干渉しない位置に設置できると、使い勝手の良さがあがります。
ケーブルの長さが十分か確認しましょう。差し込みが不十分な場合、火災の原因となる場合もあります。
壁掛けタイプの場合、設置高さに注意しましょう。90~120㎝が使いやすい高さとされています。
オープンな外構にされていて、前面道路に近い位置に設置する場合は、いたずらに注意しましょう。いたずらが抑制できる鍵のつけられる商品も販売されています。

6.まとめ

電気自動車充電設備をおうちに設置するメリットや注意点、商品について解説しました。
設置が絶対必要なわけではないですが、毎日のことなので、おうちで充電できると、より効率的でスムーズなカーライフが過ごせそうです。
電気自動車購入の際やおうちに充電設備の準備を検討されている方は、マサキホームまでご相談ください!

☆リフォームは「マサキホーム」までご用命ください!

リフォームを満足いくものにするためには、事前のヒアリングが重要です。マサキホームでは経験豊富なスタッフが丁寧にヒアリング・施工し、アフターケアも万全!信頼と実績ではどこにも負けません!

施工の内容や工事費用や工事日数、ご不明な点やご心配な点、気になった点はどんな小さなでも遠慮なくお気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。

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外壁で防音を施すときに知っておきたい豆知識(2023年4月17日 現場ブログ更新)

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の村木です。

近年、住宅やアパート・マンションでは、防音性能の高い住宅が増えていますが、それでも騒音に悩む人は少なくありません。古い住宅やアパート・マンションでは、近くの近隣住宅や隣室、車道から騒音が聞こえてきて困るという悩みを持つ人も多くいます。

そこで、外からの騒音を防ぐために検討したいのが外壁のリフォームや塗装で防音対策をする方法です。

防音グッズでDIYしたい人やリフォームを検討している人の参考になれば幸いです。


1.外壁防音の目的や種類

外壁には防音の機能がある外壁材があり、リフォーム時に高性能なものに切り替えることがあります。

(1)外壁に防音が必要な理由

外にはさまざまな音があふれており、住宅内で快適に暮らすためには、外からの音をシャットアウトする必要があります。

例えば、次のような音です。

・雨風の音
・車の走行音、ヘリコプターの音
・人の声
・犬の鳴き声
・隣家のテレビ音や生活音
・学校や施設の放送音、鐘の音

これらは、家の中で暮らす人にとって騒音となりやすく、外壁材や屋根材で音をできるだけ防ぐことが求められます。外壁が薄い、もしくは防音性能の薄い音を透過する外壁材を使っている住宅・建物は、上記の音が部屋の中までしっかり聞こえてしまう恐れがあります。

(2)防音の種類

外壁の防音には「遮音」と「吸音」の2種類があります。
「遮音」とは、「音を遮(さえぎ)る」ことを意味し、家の中に音が届かないようにする防音の仕組みです。例えば、外壁が音を反射する高い性能がある場合です。
音を外側に反射して、住宅内に音が伝わらないようにします。

また、音が外壁を透過する際に、その音をできるだけ軽減するなどです。
壁が厚い鉄筋コンクリート造(RC造)の住宅では、ある程度の遮音を期待できます。

次に、「吸音」と呼ばれる音を吸収する方法です。音は空気を振動させて伝わり、障害物にぶつかると反射します。しかし、音の波は障害物にぶつかると、音の反射を繰り返して、最終的に人の耳に音が伝わります。そのため、壁や床、天井などの音の反響によって騒音が聞こえやすくなるのです。

例として、住宅業者の下請けが手抜き物件の事故を起こした際に、必要な天井の敷居がなく、隣の部屋の音がダイレクトに伝わってしまうというトラブルが起きるケースです。

音は物理的に遮っていても、壁が薄い、必要な建材が足りていない、壁材の材質が安価すぎるなどの理由で音が透過し、聞こえやすくなります。そして、防音の中でも「吸音」を使った方法は、外壁材の内部にシートを入れるか気泡構造にして音を軽減するのが特徴的です。

音響スタジオでは吸音材が内壁に使われていますが、凸凹の形状をしているのは効率的に吸音し、気泡が音エネルギーの分散を促すためです。部屋の中を音が反響するだけでは抑えられませんが、吸音の気泡の中に音を取り込んで分散する機構があれば、音が壁を通る際に騒音を抑制することができます。

2.防音の工事・リフォームで優先する場所

住宅の防音を実施するには、外壁の性能を上げるか、分厚くするか、二重に外壁をカバー工法で作るかのいずれかが必要です。
特に鉄筋コンクリートにして壁を厚くすれば防音性能を上げることができます。

しかし、どの住宅でも上記のほうが使えるわけではなく、全面改築となれば大きな費用もかかります。
そのため、壁の間に遮音シートや吸音シートを入れる(さらに石膏ボードを重ねる)などの方法が一般的です。ところが、外壁のリフォームで防音性能を高めていても騒音が防げていないことがあります。

その原因としては住宅の各所の隙間から音が入り込んでいるというケースです。音の透過や空気中を回り込んで音が入りやすい場所として、窓、屋根、床、サッシ、換気口の隙間などが挙げられます。

特に壁をどれだけ厚くしても窓が容易に音を透過しているのでは騒音を防ぎきれません。
窓の厚さや防音性能だけでなく、サッシや通気口となる穴などは音を通してしまうからです。

したがって、二重のサッシを構築したり、防音サッシに取り替えたりする方法も外壁リフォームと同時に行う必要があります。
そこで、知っておきたいのが防音リフォームの工法です。

3.防音リフォームの工法

防音リフォームでは、外壁や屋根、窓、床などに工事を施して、建材の入れ替えや補修を行う方法があります。特に断熱工法による防音性能の向上はその1つです。

断熱材として防音効果を期待できる素材は、有名なものに「グラスウール」があります。
繊維状の素材で構成されているため、音を分散する吸音性能があります。

最近では、防音性能の高いセルロースファイバーが床や壁に使用されることがあり、吸音性能の高さで防音目的の新築やリフォーム時に採用されることもあります。上記のように外壁材や内壁材、床材、屋根材など、素材の厚さや断熱素材で建材本来の遮音・吸音性能を頼る方法はよく知られています。一方で、外壁材の上から塗って防音する塗料の性能を生かした塗装方法もあります。

例えば、塗料の塗膜に細かいセラミックを配合して音を反射したり、透過を防いだりする塗料です。


引用:GAINAより

外壁材のリフォームに比べて費用が抑えられることや外壁材の防音効果を高める意味でメリットがあります。

4.DIYで防音グッズによるセルフリフォーム

防音対策では、壁の間に遮音・吸音素材を入れるなど、個人では十分な対策のリフォームが難しいことはよくあります。しかし、防音グッズを使った手軽なセルフリフォームなら可能です。
女性に嬉しいインテリアも兼ねて、部屋の内外に防音を施すことができるでしょう。

以下によく使われるアイテムとその説明をします。

◆遮音カーテン

窓からの音の侵入を防ぐのには遮音カーテンがおすすめです。遮音カーテンは通常のカーテンと同じ形状で、表面にコーティングをして防音性能を高めた製品を指します。基本的には、窓やサッシから入る音を反射して防いで、部屋の中に音が伝わらないようにします。ただし、通常のカーテンより重く、コーティングが剥げるとその部分だけ光が目立つなどの欠点があります。

◆防音フィルム

防音フィルムは、遮音カーテンのようにカーテンの形状にこだわらず、シート状で防音したい場所に貼れる製品です。窓に貼るのが一般的ですが、室内の壁や天井にも貼ることがあります。屋外用として音が反響しないように外に設置する製品もあります。

◆防音パネル

防音パネルは、ボードやパネル状になった防音の壁紙や下地用の製品です。
手軽なものでは壁や床に貼り付けて使用します。下地向けの場合は、リフォーム時に外壁・内壁材や床材の間に入れる使い方です。吸音・防音材として置くだけかビス止めするものもあります。

◆防音シート

防音シートは、防音フィルムほどではないが薄く、遮音・吸音の性能を持つ製品です。防音の基礎的な素材として外壁材の中に入れているケースも多く、直接壁に貼り付けたり、天井裏に重ねたりといった使い方の応用ができます。重さはありますが、ロール状にまとめられるものが多いため、持ち運びもできます。

5.まとめ

今回は、外壁の防音に関するリフォームや対策についてお伝えしました。
防音は正しい知識がないと間違った対策をしてしまい、外からの騒音が上手く防げず失敗することがあります。そのため、音の性質や防音の種類(遮音・吸音の違い)をよく知り、対策を施す場所を見極めて、塗料や外壁材、DIYでは使う製品をしっかり選ぶことが大切です。


☆リフォームは「マサキホーム」までご用命ください!

リフォームは事前に細やかな聞き取りをすることで、お客様によりご満足いただけるものになります。
施工の内容についてはもちろん、費用や工事日数など具体的なご相談につきましてもいつでもご連絡ください。また少しでもご不明な点やご心配な点がありましたらお気軽にお問い合わせ頂ければと思います。

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外壁のメンテナンスの必要性とは?時期や方法を解説!(2023年4月10日 現場ブログ更新)

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の柳沢です。
昨今は、住宅の外壁材や塗料の品質が高いものを選ぶ人も増えており、家の寿命が伸びる傾向にあります。
しかし、外壁材や塗料の性能に頼り切ってメンテナンスを怠るのは、よくありません。

そこで、メンテナンスが欠かせない理由やタイミング、方法について紹介します。
外壁メンテナンスを検討しているときの参考にしてください。


1.高級な外壁材・塗料だから「メンテナンス不要」は間違い!

新築住宅やビル・マンションの外壁には、予算や目的に応じてさまざまな外壁材が使われています。
なかでも公共施設や外壁に予算を多めに使った新築住宅では、高級な外壁材や塗料を使用しています。
建材の謳い文句の中には「メンテナンス不要」と入っているために、「面倒なメンテナンスがずっと不要になる」と誤解してしまいがちです。

しかし、どれだけ優れた建材や塗料を使用していても、メンテナンスなしで放置できる外壁は基本的に存在しません。
なぜなら、外壁材・塗料には「耐用年数」と呼ばれる素材としてのいわば寿命があり、紫外線や雨風から守れるだけの期間には限界があるからです。

たしかに、高級な外壁材や塗料は耐用年数が長く、中にはメンテナンスを簡単にするもの、一定期間不要となるものは存在しますが、完全にしなくてよいというわけではないのです。

その理由として、外壁材・塗料の強みに隠れた弱点が挙げられます。
どの外壁材・塗料もすべての弱点をカバーできるような建材がなく、塗料であれば、以下のような相反する特徴がそれぞれにあります。

●塗膜が硬かたい分、ひび割れが起こりやすい(シリコン塗料)
●塗膜が柔軟である分、汚れが付きやすい(ウレタン塗料)

以上のように、それぞれの長所短所があるのです。外壁材も同じで素材が異なる場合に違いが出てきます。

●機能が豊富で安価だが、コーキング材の劣化がある(窯業系サイディング)
●防火性に優れている一方で、ひび割れや汚れに弱い(モルタル)

このように、外壁材の違いによってそれぞれに優れている点と気をつけるべき点があります。

2.外壁のメンテナンスはいつ?時期やタイミング

一般的に、10年以上の新築住宅では外壁のメンテナンスが必要です。
しかし、外壁材が置かれている環境や状況によって10年経過していなくても7~8年で早々にメンテナンスが必要となります。

例えば、外壁材として有名なサイディング素材でもメンテナンスの目安は7~20年とばらばらです。
窯業系サイディングでは7〜10年ですが、金属系サイディングや樹脂系サイディングでは長くても15~20年程度と10年の窯業系に対して5~10年ほどメンテナンス時期が伸びます。

また、外壁材は長い耐用年数があっても、塗料は耐用年数が低いことが多く、通常の塗料では10年前後が目安です。高級塗料では20年近く保つ場合もありますが、再塗装がいずれ必要になることや劣化を防ぐための定期的な点検とメンテナンスが必要であることには変わりがないでしょう。


3.メンテナンスが必要な症状の目安

外壁材や塗装(塗料)の点検後にメンテナンス(補修、リフォーム)の必要性を見分けるには、目安として以下の症状が挙げられます。

●ひび割れ(クラック)
●チョーキングの劣化
●カビや苔の発生
●反り
●色あせ
●シーリングの劣化
●塗装(塗膜)が剥がれる

塗装(塗膜)が剥がれている場合は、塗料本来の機能(紫外線の防止や熱吸収、防水、汚れを防ぐ機能)が低下し、外壁材にもダメージが蓄積します。

再塗装などを怠っていると、外壁材の劣化を早めます。
特に「ひび割れ(クラック)」は、外壁において水が入り込んで外壁材に透過するなど危険な状態です。内部の素材から劣化して、耐久性の低下やシロアリの問題などを発生させます。

一度、下地が劣化して交換が必要になると大掛かりなリフォーム作業となるため、期間が長くかかり、コストも大きく跳ね上がります。
なにより、地震が起きたときに外壁材が劣化していると十分な耐震性能が発揮できず、倒壊やひび割れを引き起こす可能性もあります。


4.メンテナンスの方法

メンテナンスの方法としては、症状によって方法が変わってきます。
例えば、「塗装(塗膜)が剥がれる」という場合は、塗装を施すのが基本です。

しかし、ラジカルのような高級塗料は、自分で塗料を確保して塗ることが技術的にも難しい場合があり、再塗装を業者に依頼するなどの必要性が出てきます。

次に、外壁材のメンテナンス方法の各症状に対応した方法を列挙しておきます。

◆ひび割れ(クラック) ⇒ 重ね張り、張り替え
◆チョーキング ⇒ 洗浄と再塗装
◆カビや苔の発生 ⇒ 軽いものは自分で洗って落とす、重度のものは業者による高圧洗浄
◆サイディングボードの反り ⇒ サイディングボードの塗り替え
◆色あせ ⇒ 再塗装
◆シーリングの劣化 ⇒ 外壁シーリングの補修(打ち替え・打ち増し)

ちなみに、張り替えは外壁材をすべて撤去して、新たに外壁材を張り直す方法です。
劣化が大きく進行すると方法が張り替えのみとなります。

一方で、重ね張りは外壁材の上部から新規の外壁材を2重に張る方法です。
短期間で安く施工できますが、外壁の工法によりできない場合や木材の上から金属サイディングを重ね張りしてはいけない場合など、難しいこともあります。

以上を参考に、メンテナンス方法を実行したり、業者に依頼してメンテナンスを進めることを検討します。


5.外壁のメンテナンスが可能な業者の種類

外壁のメンテナンスを実施している会社はいくつかあります。
一般の人でも外観から分かる傷みや劣化があればよいですが、点検時に自分の目だけで探すというのも難しい場合があるのです。

その際は、メンテナンスが可能な業者を活用して、定期点検を依頼し、必要であればメンテナンスにともなうリフォームや補修を実行します。

外壁のメンテナンスができる業者の種類は以下の3つです。

(1)外壁塗装業者

外壁塗装業者は、外壁や塗装を専門にしている施工会社のことです。
中小企業から個人営業まで幅広く、全国チェーン型の地域対応業者も存在します。
ただし、中には訪問販売の手法で高額請求する業者や工事を偽装して手抜きなどで儲ける悪質な業者もいるため、メンテナンスが初めての方は業者選定時に気をつけましょう。

(2)リフォーム業者

次に、リフォーム業者は、リフォームを専門とした幅広い施工を行う会社です。
外壁塗装に限らず、住宅の室内外で水廻りや住居、内壁・外壁をリフォームするお手伝いをします。
必ずしも外壁塗装の経験が豊富というわけではないため、選ぶときは実績などに注目して依頼する必要があります。

(3)大手ハウスメーカー

最後に大手ハウスメーカーのような住宅関連の施工に強い会社が挙げられます。
住宅を注文したハウスメーカーにそのまま定期点検やメンテナンスが任せられます。
しかし、実際に施工をするのは下請け業者となるため、依頼した側が業者を選べないことが多いのが難点です。


6.まとめ

今回は、外壁のリフォームに関連して、メンテナンスの必要性やタイミング、方法などについてお伝えしました。

外壁の耐用年数をできる限り伸ばして、住宅の寿命を長くするには、定期点検をして、必要に応じたメンテナンスを施すことが最適です。
下地や基礎の劣化を防ぐためにもメンテナンスを検討しましょう。


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施工の内容についてはもちろん、費用や工事日数など具体的なご相談につきましてもいつでもご連絡ください。

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屋根塗装と外壁塗装を同時に行う場合のメリット!同時に塗装するのがお勧めな理由(2023年4月3日 社長ブログ更新)

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の山根です。

おうちのメンテナンスは、毎年きちんと手を掛けていても、おおよそ10年に一度のスパンで大型修繕が必要となります。
その中でも、特に金額が大きいのは、屋根と外壁の再塗装です。いっぺんにやってしまった方がいいのか、費用負担を分散させたいから、屋根塗装は来年以降にずらそうか。などと悩まれるケースも多いようです。

同時に再塗装か別々の日程で考えるか。お勧めは、外壁と屋根の塗装は同時に行うことです。同時に塗装を行うと得られるメリットについて解説します。

1.10年目に大幅なメンテナンスが必要となる理由

新築時にハウスメーカーの担当者から「築10年目頃にメンテナンス費用が大きくかかることが多いから、メンテナンス資金は計画的に少しずつ積み立てておいた方がいいですよ」と言われることが多いようです。

毎年のメンテナンス以外に、どうして、10年目に大きな費用が発生するのか不思議に思われた方もいらっしゃると思います。

その理由は、ボイラーに故障や不具合が出やすい時期であること、畳の劣化水回りの不具合、クロスの汚れが目立ってくるなど経年での劣化が目立ち始める時期であることがあげられます。また、5年に一度行う排水管の高圧洗浄や防蟻処理、シーリング、コーキングの打ち換えも行うタイミングも重なるため、大きな費用負担が想定されるのです。

屋根や外壁も10年を目安にした再塗装が推奨されています。

2.屋根の再塗装が必要なサイン

屋根は紫外線や雨風に常に晒されつづけています。なかなか自分で点検することは難しいですが、発見しやすいサインについて紹介します。

➀屋根材が色褪せてきた
塗装の塗膜が劣化の初期症状です。艶がなくなったように感じたり、色が変わったように見えることもすぐに雨漏りを起こすわけではなく、屋根材自体が激しく劣化しているわけではないことが大半です。

➁コケが生える、錆が発生している
上記①の色褪せをそのままにしていると、コケが見られるようになります。塗料の塗膜が著しく劣化して防水性が低下した状態です。そのままにしておくと屋根材自体が劣化してしまうので、早急に対応しましょう。

③触ると指に粉がつく
2階の窓から平屋部分の屋根に触れられる場合に限りますが、塗装部分を触った時に指に粉が付着する場合は再塗装が必要な状態です。チョーキング現象と呼ばれ、紫外線によって塗料の成分が分解されて起こる現象です。

➃屋根材が浮いて見える、割れているように見える
塗装の目安ではありませんが、足場を架けて修理が必要な可能性があります。強風の影響や飛来物の衝突が原因で、屋根材が変形することや、破損することがあります。そのままにしておくと、変形部分の隙間から雨水や害虫が浸入して、屋根の構造材がぬれてしまったり、雨漏りを起こしたり、屋根から壁を伝って家全体に水が回ってしまう場合もあります。

早急に専門業者へ点検を依頼しましょう。

3.外壁の再塗装が必要なサイン

普段からおうちの外壁に変わった点や気になる点がないか、点検するようにしましょう。
下記のような症状を見つけたら、メンテナンスが必要なサインです。

➀色褪せてきた。くすんで見える。
外壁は、東西南北面それぞれに劣化の進行が異なります。色褪せやくすみが気になる場合は、紫外線を浴びづらい北面の外壁や風の当たりづらい方角の外壁と比較してみて下さい。

➁塗膜が浮いている感じがする。膨らんできた部分がある。
ポコポコとした膨らみを発見した場合や塗装が浮いてきた感じを見つけた場合、塗膜が劣化しているサインです。そのままにしていると、膨らみや浮きが徐々に広がってしまう可能性があるだけでなく、その部分から壁内部に水が入ってしまうこともあります。

③ヘアクラックを発見した。
幅0.3mm以下のひび割れをヘアクラックといいます。塗膜がしっかりしている内は、ある程度建物の伸縮に合わせて塗膜も伸縮します。劣化が進むと、建物の動きに対応できず、表面にひびが入るようになります。そのため、ヘアクラックの発生は塗料の劣化を示すサインです。

➃チョーキング現象が起こり始めた。
紫外線によって塗料の中の合成樹脂が分解されてしまい、塗装表面に粉上になった顔料が浮いてしまう現象です。チョーキング現象がみられるときは、塗膜の防水性が低下しているので、再塗装が必要です。

4.外壁と屋根を同時に再塗装するメリット

外壁と屋根の再塗装を同時に行うことで、トータルして考えると時間や労力、コストを削減することができます。具体的には下記のような内容です。

➀トータルでのコストが少なくてすむ
建物と屋根の塗装を同時に行う場合、足場を共有して使います。足場の代金はおおよそ塗装代金の2割ほどを占めています。別々の日程で塗装するよりも、足場代金だけで20万円近いコストを抑えることができます。
また、塗装職人にお願いする日にちもトータルでは少ない日数ですむため、余計な費用が発生せずにすみます。

➁打ち合わせが一度ですむ
外壁と屋根を同時に再塗装する場合、状態の点検を依頼して現状の報告を受けたり、スケジュールを決定したり、といった打ち合わせをいっぺんに進めることができます。
同様に塗装前の近隣挨拶や塗装完了後の点検もいっぺんに終わらせることができます。

③塗料の種類や色の選択の幅が広くなる
元々の色味から違う色味に変えようと思っている場合、屋根と外壁の色を合わせて検討することができます。また、耐久性の高い塗料への変更も取り入れやすく、同等の耐用年数の塗料を選ぶようにすると、次回の再塗装が必要なタイミングも同時に訪れるので、次回以降の塗装サイクルを合わせることができます。

➃トータルすると工事日程も短くてすむ
再塗装はお天気が続く季節に行います。天候によって日程が延びてしまうことはありますが、外壁と屋根の修繕や補修をやり繰りして最小限の延期で抑えることができます。それぞれの工程で必要な乾燥時間を、上手に利用するなど、無駄なくスピーディに塗装工事を進めることが可能です。

 

5.外壁と屋根の再塗装を同時に行うデメリット

トータルするとメリットがあることがわかっていても、別々にやるのに比べると「今」必要となる支出や時間が増えてしまうのがデメリットといえます。

➀コストが高額になることは避けられない。
トータルで考えるとコストが抑えられるとはいっても、一度に支払う金額は高額になってしまいます。

➁どちらかだけ塗装する場合よりも工事日程が長くなる。
こちらもトータルで考えると短縮できるとはいっても、外壁単体または屋根単体の塗装よりも、日数が少し長くなります。

6.まとめ

外壁と屋根の再塗装のタイミングを見逃さないためのサインや、同時に再塗装する際のメリットデメリットについて解説しました。

掛かってくる塗装費用は大きな問題なので、家計のライフプランが許すのであれば、同時に行って少しでもコスト削減することをお勧めします。そろそろ再塗装を検討する時期の方もまだ時期は先だけれど、どのくらい塗装費用を用意しておけばいいのか知りたい方も、まずはマサキホームへご相談ください!

◆リフォームは「マサキホーム」までご用命ください!

リフォームを満足いくものにするためには、事前のヒアリングが重要です。マサキホームでは経験豊富なスタッフが丁寧にヒアリング・施工し、アフターケアも万全!信頼と実績ではどこにも負けません!

施工の内容や工事費用や工事日数、ご不明な点やご心配な点、気になった点はどんな小さなでも遠慮なくお気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。

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屋根のリフォームなら屋根カバー工法?特徴やメリットを解説!(2023年3月22日 現場ブログ更新)

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の佐々木です。

屋根は古くなって劣化すると、雨漏りや内部の破損・ひび割れなどが起こり、屋根としての機能が十分に果たせなくなります。その際に検討されるのが「屋根葺き替え」という工事です。しかし、屋根葺き替えは下地となる屋根材からすべてを取り出して新しくするリフォーム工事のため、大掛かりなものとなりやすいという欠点があります。そこで、おすすめの工法が「屋根カバー工法」です。

1.屋根カバー工法の特徴

屋根カバー工法の特徴は、屋根葺き替えのようにすべてを新しくする必要がなく、屋根材の上から新しい屋根材をかぶせて屋根リフォームの方法とすることです。通常は、住宅スレート屋根に「ガルバリウム鋼板屋根」を使用してカバー工法を行います。

◆屋根カバー工法の目的

屋根カバー工法の本来の目的は、防水機能を一新し、屋根材と防水シートで2重に雨水を防ぐことです。屋根の雨漏りは屋根材の劣化や下地などの内部の傷みで起こります。リフォームが必要な状態になるまで劣化が進んでいた場合、板金内部に水が浸透していることも珍しくありません。つまり、新しくした防水機能により、内部に水が浸透したり、屋根材が腐ったりすることを防ぐことができます。

◆施工手順

屋根カバー工法の手順は、リフォームを施工業者に依頼するところから始まります。大まかな流れとして、まずは洗浄を行い、屋根の頂点にある板金(「棟板金」)やその下・内部にある板(「貫板」)を必要に応じて取り除きます。

その後、防水シートを設置して、新しい屋根材を上から施工します。最初に取り除いた板金などは、屋根材の設置後に改めて新品を取り付けます。後はコーキング処理などを施して、リフォーム完了となります。

2.屋根カバー工法のメリット

屋根カバー工法には、屋根葺き替えや塗装・補修・交換の一部施工に比べてさまざまなメリットがあります。

◎屋根葺き替えほど費用がかからず工期を短縮できる

屋根カバー工法の最大のメリットは、屋根葺き替えのように大掛かりな撤去作業をして新しい屋根を内部含めて張り替えるという手間がかからないことです。特に施工業者に依頼した場合の費用を抑えることができます。それから、工期を短くして短期間でリフォームが完了するのです。大掛かりな屋根リフォームの施工は費用が多くかかり、屋根の面積が大きくなるほどその費用も比例して高くなりますから、費用削減できる工法です。

また、住宅の屋根をリフォームする場合、工期が長くなるほど足場の組んだ状態が長くなり、自宅の外観が悪くなるでしょう。このように屋根葺き替えで生じるようなデメリットが屋根カバー工法にはありません。

◎空気汚染や騒音、アスベスト対策が簡単

屋根カバー工法には、撤去作業が少ないことによる周辺環境への配慮が簡単というメリットがあります。一般的に屋根葺き替えの欠点は、撤去工事による廃棄物が出ることが挙げられます。住宅から屋根を撤去するために出た廃材は、トラックなどを使用して運び出されますが、舞い上がった粉塵により周辺環境は一時的に汚れて、昼間であっても騒音などのトラブルを引き起こします。しかし、屋根の全面撤去が必要ない屋根カバー工法では、そういったトラブルを最小限にすることが可能です。

また、上記に加えて、古い住宅に使われていたアスベスト対策が可能という点もメリットの1つです。アスベストが住宅に含まれていた場合、その撤去作業にはアスベスト対策を施すためのネット設置や作業員の安全を維持するための室内換気の対策などが不可欠です。屋根カバー工法では最小限の撤去作業のために、アスベスト対策も最小限にとどまります。

◎防水・防音・断熱の機能が高まる

屋根カバー工法で誰もが得られるメリットの中には、屋根を重ねたことによる防水や防音、断熱の機能が高まることがあります。屋根が2段重ねになっていることを想像すれば、そのメリットがなぜ得られるのか想像がつきやすいでしょう。さらに、防水面は、防水シートと屋根材を上から新たに重ねることもあり、高い防水性能を獲得し、雨音に対しても防音機能が高まるでしょう。

3.屋根カバー工法のデメリットや注意点

次に、屋根カバー工法のデメリットや施工する場合の注意点について紹介します。

●施工できる屋根が限定される

屋根カバー工法のデメリットは、スレート屋根やアスファルトシングルといった特定の屋根に使うことが想定されており、他の屋根の種類には基本的に使えないことです。例えば、瓦屋根や劣化したコロニアル屋根などです。防水シートの設置や屋根材を止めるためには平らな屋根を必要とし、それ以外の条件の屋根には使えません。瓦は重量もあるため、上からかぶせると屋根そのものの重量が重くなりすぎるのです。

●内部劣化がひどい場合には使えない

築年数が30年以上という場合に、カバー工法ではどうにもならないほど内部が劣化していることがあります。その場合、屋根葺き替えしか工法の選択肢がなくなるため、屋根カバー工法は使えないというデメリットが生じるでしょう。

●耐震面の不安がある(屋根の重さが増す)

屋根カバー工法が必要になる住宅は基本的に20年程度時間の経った住宅です。そのため、古い住宅はいまある屋根の重さに対してのみ耐震性能を保持しているため、2重に施すことで屋根が重くなり過ぎ、地震(揺れ)に対して弱い住宅に変わってしまうことがあります。

●DIYは基本的に不可

屋根カバー工法は全面リフォームという負担がかからないため、さらに費用を抑えるべく「DIYしてみたい」という方もいるかもしれません。しかし、屋根カバー工法は手順はシンプルでもそこに使われている技術や安全対策は業者だからできるという部分が大きく、一般素人のDIYはできません。上から屋根材を設置するという、普通の屋根設置以上の技術が求められますし、何より屋根上の作業は危険がつきまといます。実際、屋根上での作業を素人がDIYしようとして転落し、大怪我や死亡するケースもあるのです。

作業中の怪我もありえますし、女性に限らず男性でも大変な作業であることには変わりません。

何より、専門業者の技術を持たずDIYする場合、施工に失敗して再度リフォームし直すことになれば二重の費用負担となり、結局は施工業者に任せたほうが安かったということにもなりかねません。屋根は長い期間を雨風から住宅や中の人を守る大事な部分のため、ちょっとした補修作業であってもDIYすることは避けるべきです。

4.まとめ

今回は、屋根のリフォームを考えている人に、屋根カバー工法の特徴やメリット・デメリットを解説しました。屋根カバー工法は、屋根葺き替えのような屋根を一掃する必要なく、上から最小限の工事だけでリフォームが完了します。特にメリットとしてかかる費用が少ないことや工期が短いことが挙げられます。さらに、断熱性能や防水性能が上がるのも魅力です。しかし、デメリットとしてどの屋根にも適用できるわけではなく、内部劣化の状況によっては屋根葺き替えしか工法を選べないことがあります。そして、屋根カバー工法は技術面だけでなく、安全面を考慮する必要があり、個人でのDIYはせず専門の施工業者に任せるのが最適です。

◆リフォームは「マサキホーム」までご用命ください!

リフォームは事前に細やかな聞き取りをすることで、お客様によりご満足いただけるものになります。

施工の内容についてはもちろん、費用や工事日数など具体的なご相談につきましてもいつでもご連絡ください。また少しでもご不明な点やご心配な点がありましたらお気軽にお問い合わせ頂ければと思います。

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外壁リフォームに使用する塗料の選び方は?業者依頼・DIYのどちらも必見!(2023年3月9日 現場ブログ更新)

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の村木です。
今回は、外壁リフォームで使用する塗料を選ぶときのポイントについてご紹介します。

一般的に、屋根や壁に塗られているペンキやニス、樹脂素材の流体物を「塗料」と呼びます。なかでも外壁の塗装に使用する塗料を「外壁塗料」と分類します。外壁塗料は、住宅や建物の外壁に塗って、汚れにくくしたり、見栄えを良くしたりできる家づくりには欠かせない存在です。以前は、外壁塗料に溶剤の塗料の比率が多く使われていましたが、現在は、使い勝手や安全性などさまざまな面から水性塗料を使うケースも増えています。

1.外壁リフォームに塗料選択が不可欠な理由

塗料を選ぶことは、外壁リフォームにおいてとても重要なことです。なぜなら、デザインを変えたい場合は、塗料の変更も必要となりますし、費用面(塗装時、ランニングコスト)や耐用年数、デザイン性などを考慮するからです。特に女性の方がおしゃれな住宅外壁のデザインに一新したいというときは、塗料をじっくり選びましょう。

2.塗料の種類や性能

塗料には、複数の種類があり、目的や予算に応じて選ぶ必要があります。そこで、外壁塗料について性能や耐用年数、費用などを種類ごとに詳しく解説します。

【アクリル塗料】

近年ではほとんど使用されることのなくなった外壁塗料がアクリル塗料です。特に新築住宅のように長い耐用年数が求められる住宅の外壁塗装では、4~8年ほどしかない耐用年数では足りないことが需要低下の原因です。

生み出されたのが1900年代中頃で、当時は色鮮やかで、住宅の外壁塗料として人気があったのです。しかし、新たにウレタンやシリコンといった高性能な塗料が生み出される中で、アクリル塗料は住宅の外壁塗装であまり使われなくなります。アクリル塗料は、耐用年数が低いだけでなく、耐久性にも欠けており、ひび割れが起こりやすいという問題があります。また、他の塗料に比べて透水性があることや汚れやすいことなども挙げられるのです。

ただし、アクリル塗料は費用が安く、使い勝手に優れているため、DIYで外壁する場合などには重宝されています。その場合、水気を弾くような外壁材の上から使うのは難しいことに気をつける必要があります。また、1500円前後(1,000円~1,800円)/㎡と単価が安く、住宅の外壁塗装予算を抑える場合には、あえてアクリル塗料が使われるケースもあるでしょう。

【ウレタン塗料】

塗装する外壁の素材を選ばず、木材や金属などさまざまなパターンの外壁に利用できる塗料がウレタン塗料です。耐用年数は6~10年とアクリルほど短くありませんが、住宅の外壁に使われることは少なくなっています。特に外壁リフォームを部分的に実施する補修作業などに向いています。単価は2,000円前後(1,700円~2,500円)/㎡と1つ上のウレタンよりも価格が安く、予算を抑えて中古住宅外壁の再塗装などに向いているのです。

このとき、ある程度築年数が経っており、建て替えまであまり時間が残されていない(10年以内)というケースには適した塗料です。また、特性としてウレタン塗料には柔軟性があり、凹凸のある外壁の細部や突起物にも使用できます。仕上がりはツヤを出せるため、高級感を出す場合にも適しています。ただし、ウレタンはシリコンの下位互換として見られることが多く、「ウレタンを選ぶくらいなら多少高くてもシリコンを選んだほうが品質的によい」というように現在では塗料として選ばれにくくなっています。

【シリコン塗料】

一般的な住宅外壁に人気の塗料として長年使用されているのがシリコンです。シリコンは、市場で人気の塗料ということもあり、メーカーが多くの商品を提供しており、塗料のバリエーションが豊かというメリットがあります。何より、耐用年数が新築住宅向きの10~15年です。しかも3,000円前後(2,500円~3,500円)/㎡の費用で収まるため、コストパフォーマンスを考えたときに長持ちで性能が高く、値段も高すぎないという基準で選べるのです。ちなみに、性能としては汚れが落ちることや水を通さない撥水性能、紫外線に強いことなどが挙げられます。

一方、デメリットとして塗膜が硬いためにひび割れが起きやすいこと、そして費用がウレタンよりも少し高いことです。DIYにしろ業者依頼にしろ、メーカー商品の選択肢が多く、耐用年数の長さから塗り替え頻度を抑えられる塗料です。

近頃は、さらに性能の高いフッ素やラジカルが登場したため、シリコンを選ばない人も増えていますが、ある程度の耐久度と予算のバランスを取れるという点で、いまも人気が高いことに変わりはありません。

【フッ素塗料】

フッ素と聞くと歯磨き粉の成分を思い浮かべる人がいるかも知れませんが、まさしくその成分が使われているのがフッ素塗料です。フッ素塗料は、他の一般的な塗料に比べて価格が高く設定されています。実際に、相場が3,500円~5,000円/㎡となっており、安価な塗料に比べて2倍近い費用がかかることもあります。

その代わり、耐用年数は高く、15~20年近くまで伸びます。フッ素塗料の高い性能は、その長い耐久性だけでなく、親水性(汚れを落としやすくする)や防藻・防カビ性、耐摩耗性(ツヤの減少率が20年で1割程度)、耐薬品性(酸性雨に耐える)などさまざまです。

ただし、価格の高さやひび割れのしやすさ、ツヤありしか製品がないなどのデメリットはあります。

もちろん、一概に費用が高いといってもメンテナンスや塗替えの回数が耐用年数の長さによって単純に減るため、総合的に見ると高い費用というわけではなく、性能に見合った単価といえるでしょう。

【ラジカル塗料】

高性能なものとして各種メーカーが打ち出している塗料にラジカル塗料があります。ラジカル塗料は「ラジカル制御型」「ラジカルフリー」「ラジカル制御型ハイブリッド」塗料として新たに市場で出回っています。耐用年数は12~15年で、費用が3,000円~4,000円/㎡です。フッ素より耐用年数や費用は少ないですが、シリコンよりも高性能なため、シリコンの上位互換として人気を獲得しつつあります。

ラジカルは、酸化チタンという白色塗料に添加物を加えており、汚れの付きにくい低汚染性や天候によって受けるダメージを減らすなどチョーキングの防止などにも有効です。ただし、仕組みがわかりにくく、活用まで至らないケースもあるため、DIYには難しく、業者によっては取り扱っていないこともあります。

【無機塗料】

無機塗料は、無機系ハイブリッドとも呼ばれる耐久・防火性能に優れた塗料です。耐久力に関する性能の高さから、公共施設等に積極的に使われており、耐用年数が15~20年以上と、塗装年数が20年を超える建物もあります。ちなみに、「無機」という名前が付いているのは、塗膜の劣化原因である有機物の割合を下げて、代わりに無機物であるガラスや鉱物を加えているためです。

費用は5,000円前後(4,000円~5,500円)/㎡と高めです。それからもう1つの欠点として、耐用年数が長すぎるために塗り替えやメンテナンス時に発生する費用ロスが起こることです。タイミングが一致せずに、塗ったばかりのところも合わせてまるごと再塗装が求められるなどの課題があることには注意が必要です。

3.まとめ

今回は、外壁リフォームするときに必要な知識として外壁塗料の種類について取り上げ、性能や耐用年数、費用などを説明しました。外壁塗料には、安くて耐用年数・性能が落ちるものとそれなりの費用である程度の耐用年数・性能を保持するもの、費用が高い代わりに耐用年数・性能の高いものがあります。DIYするか業者依頼かでも使う塗料は変わってくるため、目的や予算に応じて外壁塗料を選んでみましょう。

◆リフォームは「マサキホーム」までご用命ください!

リフォームは事前に細やかな聞き取りをすることで、お客様によりご満足いただけるものになります。

施工の内容についてはもちろん、費用や工事日数など具体的なご相談につきましてもいつでもご連絡ください。また少しでもご不明な点やご心配な点がありましたらお気軽にお問い合わせ頂ければと思います。

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失敗しない!介護リフォームのポイント! リフォーム内容の実例と助成金利用の流れについて (2023年2月28日 現場ブログ更新)

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の大平です。

高齢者の事故のうち77%は、おうちの中で起きていると統計が出ています。
出典:内閣府 平成30年版高齢社会白書

その中でも、転倒転落の割合が最も高くなっています。転倒転落は、その部位のケガや骨折だけではなく、安静治療をしているうちに筋力が衰えて歩けなくなってまったり、けがが原因で寝たきりなど介護が必要な状況を招く危険性があります。生活環境や生活動線を見直して、事故を未然に防ぎましょう。
ケガの予防だけではなく、自立した生活を続けることや家族のゆとりにもつながります。
高齢者にとって暮らしやすく、家族にとって負担を減らすために有効なリフォーム工事のポイントについて紹介します。

1.介護リフォームを考える時のポイント

【介護しやすい環境作り】

介護リフォームというと、高齢者の動きに意識が行ってしまいがちですが、介助者がスムーズに動けるような工夫も大切です。介護する側の視点でリフォーム箇所を考えることで、介護の負担やストレスを軽減することができます。

【リフォームをする時期】

玄関やお風呂、トイレなどのリフォームで日数がかかる場合、数日にわたるケースも考えられます。体調や気分が優れない日が多くなってくると、工事中に家を空けて、仮住まいすることも難しくなります。介護保険の助成金を利用する場合は、介護認定を受けたらすぐに検討を始めましょう。準備が整っていれば、体調や季節を見ながら日程を決定することも可能になります。

そのためには「今すぐリフォームが必要」となる前に、日ごろから
★リフォームが必要となりそうなのはどの部分か。
★どのようにリフォームしたら便利か。
といったおうちの中の問題点を把握しておきましょう。

【段差の解消】

最初に考えるのは室内の段差の解消です。
階段やドアの敷居部分、玄関のたたきとの段差だけでなく、普通では気にならない小さな段差も、体の自由が利きづらい高齢者にとっては危険な場合があります。

【温度差解消】

各部屋の温度差をなくすことでヒートショックを防止することができます。
ヒートショックとは、急激な温度変化が身体にダメージを与える現象のことです。
暖かい部屋から寒い場所へ移動すると、熱を奪われないように欠陥が縮んで血圧が上がります。血圧が上下すると心臓に負担がかかり、心臓疾患を引き起こす要因となります。
費用も工期も大きく掛かりますが、断熱の改修工事を行うと、高齢者だけでなく家族全員が快適で健康的な暮らしを送ることができます。

2.部位ごとのリフォーム内容

おうちの中で、特にリフォームの必要性な箇所について、リフォーム時のポイントを解説します。介護保険の住宅改修費の受給要件に当てはまる項目も多くあります。

◆玄関

置くものを減らしてすっきりさせるだけでも安全性があがります。また、玄関かまちの段差は15㎝以内に抑えると危険が減少します。
車いすに乗せたまま室内に出入りできると、介助する側の手間と労力が減少するので、外出へのハードルが下がり、より気軽に庭へ出たり、散歩に出かけたりすることができます。

●手すり、ベンチ、スロープ設置 ・・・ 負担軽減、動きのサポート、転倒防止
●スロープ設置、玄関ドアを引き戸に交換して間口を確保 ・・・ 車いすへの対応

※玄関回りにスロープ設置のスペースがない場合、庭やバルコニーを経由するアプローチを考える必要もあります。

◆トイレ

身体が動きづらくなっても、どうしても自力移動ができなくなるまでは、自分で行きたいと思っている方がほとんどです。生活の質や自分で動きたいという意欲を落とさないように優先的にリフォームを検討しましょう。

●和式から洋式へ交換 ・・・ 足腰への負担の軽減
●手すりの設置 ・・・ 限られたスペースの中で、車いすから便座にどのように移動するかをシミュレーションして、手すりの位置を検討する。トイレ入口にスロープがあるとスムーズなケースもあります。

◆お風呂

お風呂場も、事故が起こる可能性が高くありますが、リフォーム費用が高額になるケースが多いので、早めの計画が大切です。

●濡れても滑りにくい床に変更する ・・・ 転倒防止
●手すりの設置 ・・・ 動きのサポート、転倒防止
●浴槽の高さを低くする ・・・ 転倒防止
●浴室の断熱性を高める ・・・ ヒートショック防止、負担軽減

◆室内扉

室内移動の妨げにならないように、建具の見直しをしましょう。ドアノブをレバーハンドルに交換するだけでも暮らしやすさは変わります。

●敷居の段差解消 ・・・ 転倒防止
●片開き戸から引き戸やアコーディオンカーテンへ変更 ・・・ 間口の確保

3.介護保険の利用方法

要介護認定を受けている場合、バリアフリー化のリフォームには介護保険を利用できます。他の介護サービスとは別枠で金額が設定されています。

助成金は自己負担額も含めて上限20万円が支給され、受給割合は、要介護ランクによって受給対象や自己負担割合が違うので確認が必要です。

【認定要件】

要介護認定で要支援認定か要介護認定を受けていること。
実際に居住している家のリフォーム工事であること(利用者が入院や施設入所等で自宅を離れていないこと)
基本的に1度きりの利用だが、要介護ランクが3つ以上あがった時や引っ越した時は再度利用可能。
限度額に達するまでは分割しての利用も可能

【助成対象】
助成対象となるのは、下記の5つの項目です。

●手すり設置 ・・・ 屋外工事も対象
●段差の解消
●滑りづらい床材へ変更
●引き戸などへの建具交換やドアノブ交換
●和式から洋式へのトイレ交換

※上記工事に伴う下地処理
※大規模工事で上記項目に当てはまる部分がある場合は、面積按分して該当部分の見積書を分けることができ利用可能。

【介護保険利用の流れ】

➀役所で介護認定を申請して認定を受ける ・・・ 申請から認定まで平均して1か月程度かかります。
➁ケアプランの作成を依頼する ・・・ ケアマネージャーや自治体の高齢者支援課へ相談します。
③業者へ見積依頼する
ケアマネージャーも同席して打合せを行います。現地で立ち合いしてイメージに相違がでないように注意します。
➃自治体へ住宅改修費受給の事前申請をする

(必要書類)
介護保険給付支給申請書、介護保険被保険者証
住宅改修理由書(ケアマネージャーが作成)
工事見積書・内訳書、施工前の状態写真、完成イメージ図
⑤契約・工事開始
事前申請の通りに改修工事を実施します。

⑥工事代金の支払い
一旦、全額を支払いして、領収書を受け取ります。
⑦自治体へ助成金の申請
(必要書類)
リフォーム前後の写真、領収書、工事内訳書
⑧助成金還付
自治体から助成金が入金されます。

4.まとめ

高齢者のおうちの中での事故を防ぐためのリフォームと利用できる補助金について解説しました。

4人に一人が65歳以上の超高齢化社会を迎えるにあたって、介護は身近な問題です。できる限り「楽に」介護を行えるよう環境を整えることは、介護者、要介護者お互いにとってプラスになります。早め早めの検討を行って、必要となったタイミングで、慌てずに対応できるように情報収集や準備を整えておきましょう。

まずはマサキホームまでご相談ください!

◆リフォームは「マサキホーム」までご用命ください!

リフォームを満足いくものにするためには、事前のヒアリングが重要です。マサキホームでは経験豊富なスタッフが丁寧にヒアリング・施工し、アフターケアも万全!信頼と実績ではどこにも負けません!

施工の内容や工事費用や工事日数、ご不明な点やご心配な点、気になった点はどんな小さなでも遠慮なくお気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。

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マサキホーム㈱ お問合せ窓口 担当 山根 

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フローリングとフロアタイルとの違いって何?住宅リフォームに選びたい壁材・床材はこれ!(2023年1月30日 現場ブログ更新)

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の柳沢です。

住宅の屋内施工や床下のリフォームでは、壁材・床材のことをよく知らずに選択して失敗することがあります。インテリアに合わない、目的に合致せずリフォームがすぐ必要になったなどです。そこで、壁材・床材で代表的な「フローリング」「フロアタイル」の違いについてそれぞれの特徴やメリット・デメリットを押さえながら比較して解説します。

1.フローリングの種類と特徴

住宅の壁材・床材としてよく使われるのが「フローリング」です。屋内の洋室に使われることで知られており、日本で馴染みの縁甲板(日本家屋にある木質の床材)とは異なる床材です。フローリングには大別して2種類あり、「複合フローリング」と「無垢フローリング」です。複合フローリングは、基材(合板や集成材)の表面に単板の天然木、もしくは化粧材(化粧シート)を重ねて張った壁材・床材のことを指します。ちなみに、単板というのは、薄く切った板を削って仕上げたものです。

◆複合フローリングの種類と素材

化粧材は、壁材・床板の外観を美しく整えるために化粧のように樹脂を加工したものです。そのうえで、複合フローリングはさらに細かく「挽き板フローリング」・「突き板フローリング」・「シートフローリング」の3種類に分類できます。

上記はそれぞれ名称の通り、「挽き板」を張った建築材、「突き板」を張った建築材、「シート」を表面に張った建築材で区別します。それぞれ張り合わせる材質の薄さが異なり、「挽き板」が2mm、「突き板」が約0.3mm、「シート」上記2種類よりもさらに薄いシートを張り重ねるイメージです。化粧材(化粧シート)を代用した場合はすなわち「シートフローリング」を利用していることになります。

したがって、「挽き板フローリング」や「突き板フローリング」とは決定的に違うのが、本物の木材を表面のシートに使っていないことです。木目に見えるのはあくまでも人工的に作られた模様であり、触ったときの感触も本当の木材ではありません。

◆無垢フローリングの素材

一方で、フローリングには「無垢フローリング」という全部が本当の木材で作られた壁材・床材があります。複合フローリングはあくまでも複数の材質が重なっており、中にはシートのような木材ではないものから構成されていることもあります。

しかし、無垢フローリングは100%の割合で天然の木材が使用されていることです。断面を確認したときに明確な違いがあり、無垢フローリングは自然な樹木の年輪の線があります。複合フローリングは真っ直ぐな線でそれがありません。

天然素材の印象を強めたい住宅では最適ですが、塗装方法によってはワックスがけが必要な場合や汚れが落ちにくいなどのデメリットがあるため、床材の選択から塗装まで気をつける必要があります。

◆フローリングのメリット

フローリングにはいくつかのメリットやデメリットがあります。まず、メリットとしてフローリングの種類を施行目的から選べることです。天然さ、高級感を出したいときは無垢フローリングを選ぶことで、自然な木材の印象を強められます。住宅インテリアにあわせてバリエーションを出したいときは、複合フローリングの加工技術で質感を変更するための選択も可能です。

また、もう1つのメリットとしてフローリングは掃除がしやすく、メンテナンス性が高いことも挙げられます。そのため、小さな子どもがいる住宅では、アレルギーの原因となるダニの発生を抑制するなど、複合フローリングのメリットを得られます。

デザイン性も高く、住宅内のさまざまな壁材・床材として使えるため場所も選びません。新築住宅だけでなく、リフォーム時に住宅内の印象を変える場合や設備変更でイメージの異なる壁材・床材を選択したい場合などにもさまざまな選択肢を与えてくれるのです。

さらに、複合フローリングにはない無垢フローリングだけのメリットは、調温機能があり、足で踏みしめたときに暖かさ(ぬくもり)や床材の樹木のような柔らかい感覚を得られることです。

◆フローリングのデメリット

反対に、フローリングのデメリットは、使われている材質によって硬度や柔軟さが異なることです。そのため、足で踏みしめたときに冬場で寒さを感じたり、素足やスリッパで歩いたときに硬さの影響で足が疲れやすいことです。

また、フローリングは木材を中心に壁材・床材を構成しているため、湿気に弱く水気を多く含んでしまうと膨張し、変形や変色、場合によっては内部腐敗により脆くなる原因となります。これに関連して、フローリングには経年劣化というメリットがあり、それは同時にデメリットでもあります。

なぜなら、部屋の見た目が床側から劣化して見えるのは風情があるともいえますが、現代住宅において床だけが劣化した場合、最初にイメージした内装インテリアに比べて見た目が劣るためです。無垢フローリングの場合は特に、場所によって壁材・床材が均一ではないことも内装の印象を変えてデメリットが強まる要因でしょう。

2.フロアタイルの特徴は?フローリングと比較する

フロアタイルは、別名「塩ビタイル」と呼ばれる塩ビ(塩化ビニール)の材質で作られたタイル形状の壁材・床材です。一般的には、クッションフロアと混同されることが多いため、注意が必要です。フローリングと比較した場合、フロアタイルは塩ビで構成しているのに対し、フローリングは天然の木材や大半を人工の木材で構成しています。

◆デザイン性が高いフロアタイル

本来、フローリングは住宅・建築業界で事例が多く、フロアタイルはその次に多く使われています。しかし、フロアタイルは材質が違っていても、目的は壁材・床材として使うため、フローリングに外観を近づけていることです。

実際に、フロアタイルと混同しやすいクッションフロアには平らな表面が多いのに対して、フロアタイルは実際の木目のような凸凹や形状をしっかり作っています。そのうえで、黒が基調の木目や明るい色合いの木目、オニックス、石粒などデザインの選択肢も充実しています。

また、フロアタイルの構造は3層に分割することが可能です。まず、基材となる部分にプリント層、クリア層の並びをしています。厚さは約2.5mm、高さの調整ができるようにしたものは約5mmです。置敷きフロアタイルでは、1枚ずつタイル単位で床材として組み合わせて使えるため、インテリア目的やリフォームなどにも簡単に導入できるという特徴があります。

◆フロアタイルの形状

形は大きく分けて縦長の板状と正方形のタイル型となっており、目的に応じて選ぶのが基本です。場合によっては、リフォーム時にフローリングの上からフロアタイルを重ねて張るというケースもあり、既存のフローリングでは変えられなかったデザインや雰囲気を一新することができます。

なにより、一度、住宅の完成やリフォームの完了後に、床材だけを張り替えたいというときは、フローリングよりもフロアタイルのほうが使い勝手に優れています。すなわち、フロアタイルを選ぶときは、住宅インテリアにフィットしたものを数あるデザインから探すことが最適です。台所や洗面所など、場所によってデザインを変えるなどの工夫をすることで、内装や物品にあわせた満足のいく壁材・床材を導入できるでしょう。

◆フロアタイルのメリット

フロアタイルには、フローリングとはまた異なるメリットやデメリットがあります。最初にメリットとして、耐久性に優れており、土足で床に上がるような場所や硬いものを擦るような場所にも使いやすいことです。

例えば、玄関や洋式のリビング、キッチンなどです。また、壁材・床材が水に強く、撥水性に優れていることです。構成のほとんどが木材を使ったフローリングでは、水気を放置することで吸収し、さまざまな壁材・床材のトラブルが起きる懸念がありますが、フロアタイルには水気の心配がそれほど必要ありません。

そのため、先程挙げた台所や洗面所など水回りにフロアタイルを用いるというケースがよくあります。ただし、つなぎ目には注意を払って接着面の間から水が抜けないような工夫が施行時には必要です。

加えて、デザインを選択できる幅が広く、本物感のあるリアルなフロアタイルを使って高級感を高めたり、インテリアにあったものをピンポイントで設置できるのもメリットでしょう。特に、木質のフローリングでは雰囲気を出すのが難しい大理石風の床材デザインや新品の素材ではまず出せない経年劣化を感じさせる床材デザインの使い方ができます。もちろん、リフォームがしやすく、メンテナンス性も高いので初めてのリフォームでも一般の方が施工後に対処しやすいというメリットもあります。

◆フロアタイルのデメリット

一方で、フロアタイルは安価なクッションフロアなどに比べて価格が高めに設定されており、広さや材質にもよりますが50~100万円の予算が必要です。また、防音性能はフローリングに比べて圧倒的に劣るため、アパートやマンションの床下に通常の厚みのものを張る場合は、イスを引く振動音がダイレクトに伝わって騒音の問題が起きることもあります。そのため、フロアタイルを使えるのは一階部分や持ち家の住宅が中心となります。

後は、フロアタイルがタイルを敷いて並べることを前提にしているため、敷く作業時間がフローリングよりも多くかかることです。特に自分だけでリフォームをする際には、フロアタイルはデザイン性があってタイルを組み合わせて敷けることから施行が楽ですが、実際には専門業者に施工を任せないと厳しい場面もあるでしょう。したがって、範囲が広い場合や大掛かりなリフォームの際には、業者に依頼したほうがスムーズに作業が完了します。

3.フローリングとフロアタイルのどちらか目的にあった壁材・床材を選ぼう!

今回は、壁材・床材として頻繁に選ばれるフローリングとフロアタイルの違いについて比較しています。フローリングは木質感がある反面、水気に弱くデザインが少ないのが特徴です。一方で、フロアタイルは、デザインが豊富でフローリングに見た目がかなり近く、防音性に不安はありますが水気に強いことといえます。リフォーム時の目的や状況に応じてフローリングとフロアタイルのどちらかを選択しましょう。

◆リフォームは「マサキホーム」までご用命ください!

リフォームは事前に細やかな聞き取りをすることで、お客様によりご満足いただけるものになります。

施工の内容についてはもちろん、費用や工事日数など具体的なご相談につきましてもいつでもご連絡ください。また少しでもご不明な点やご心配な点がありましたらお気軽にお問い合わせ頂ければと思います。

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マサキホーム㈱ お問合せ窓口 担当 山根 

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