川崎市宮前区のマサキホーム株式会社メタボリック風店長(体質改善中)です。
先日、施工した世田谷区の外壁塗装工事のご報告です。
築30年ほど。モルタル外壁。10年前に一度、他社で塗装しているお宅でした。
はじめは屋根の葺き替え工事のご依頼を頂きました。
その際、仮設足場を組むので ついでに外壁全体の点検をしてほしいとの事でした。
屋根葺き替え工事をするために、まずは仮設足場を組みました。
契約時のお約束通り早速、デジカメを持って外壁各所の点検を実施しました。
まずはサッシ廻りの点検からです。
サッシ廻りは写真のようなクラック(ひび割れ)がはいりやすい場所です。
サッシはアルミやスチールなど金属製の物が主流です。
金属は寒暖差で膨張や収縮するので、どうしてもその廻りにはクラックがはいりやすく
なります。
このようなサッシ廻りのクラックは他の窓でも多々確認できました。
モルタル外壁には上記のようなクラックの発生は付き物です。
幸い大きなクラック(ひび割れ)はなかったので軽度の補修で済みそうです。
点検調査の結果をお客様にご報告しました。
①外壁モルタルの状態
②軒天の状態
③鉄部(雨戸・霧除け板金・出窓庇など)
④木部(破風板・面格子・窓枠など)
上記のように項目別にデジカメで撮った写真を確認してもらいながら建物の
状態をご報告致しました。
結果、おススメした日本ペイントのパーフェクトトップで、外壁塗装工事の
ご依頼を頂きました。
ここで外壁塗装工事の進め方を簡単にご説明いたします。
まずは高圧洗浄です。
お住まいの一般的な汚れであれば水道水を使って高圧洗浄すれば十分です。
あまりにも汚れが酷い場合などは用途にあった洗剤での洗浄をおススメする
場合もあります。
しかし、ほとんどが洗剤なしで問題ありません。
むしろ洗剤を使う方が色々な問題が起きる可能性があります。
洗浄の次は養生です。
ドアや窓などの開口部、下屋根、ベランダ床など塗料が付かないように必要箇所を
マスカーというビニールとテープが一体になった物を使い養生していきます。
養生の次は塗装工程に入ります。まずは軒天から塗装していきます。
先に壁を塗った場合、あとから軒天を塗ろうとしたら壁を汚してしまうからです。
基本、上部から施工していくのがセオリーです。
軒天が塗り終われば次は外壁の塗装です。
外壁は①下塗り(パーフェクトフィラー)⇒②中塗り(パーフェクトトップ)⇒
③上塗り(パーフェクトトップ)の順に塗り重ねていきます。
今回おススメしたのは日本ペイントのパーフェクトシリーズです。
下塗りにはパーフェクトフィラー。
中・上塗りにはパーフェクトトップを使用します。
数あるメーカー・塗料の中で今イチオシしている商品です。
パーフェクトトップは、「ラジカル制御型ハイブリット高耐候性塗料」という他の
塗料にはない特長があります。
グレードはシリコン系塗料の上位グレードです。
そのうえ、お値段はそれほど高くなく耐候性とコスパに優れた塗料です。
こちらのお宅でも仕上がりにとても満足頂けました。
外壁を下塗り・中塗り・上塗りと3回塗り、完了した後は破風板・雨樋・出窓鉄部
・霧除け板金雨戸などの各部を塗って仕上げていきます。
その様子はまた後日、ご報告致します。