川崎市宮前区のマサキホーム株式会社メタボリック風店長(体質改善中)です。
(最近は体質改善の努力を怠っているので「体質改善休止中」です。
ちょっと夏バテ気味です。)
本日は、暑い日が続いているせいか最近、急激にお問い合わせが増えている「暑さ対策」
・「遮熱塗料」についてご紹介したいと思います。以前、店長ブログでもご紹介したこと
がありますが改めて「暑さ対策」・「遮熱塗料」の特長をお伝えしたいと思います。
「遮熱塗料」はその名の通り熱を遮断(反射)する特長を持った塗料のことです。
住宅や工場の屋根などに塗装すると夏場の厳しい太陽熱を反射してくれます。
日射エネルギーを反射させることで、夏の暑い日でも屋根面の温度上昇を抑え、快適な
環境づくりに貢献します。エアコンの温度設定を緩和出来るため、省エネや電気料金の
節約につながります。また、太陽光の反射による温度上昇の抑制によって環境負荷低減
に貢献します。
遮熱塗料は各塗料メーカーから販売されています。
- 日本ペイント⇒サーモアイ・シリーズ
- 関西ペイント⇒アレスクール・シリーズ
- エスケー化研⇒クールタイト・シリーズ
- 水谷ペイント⇒快適サーモ・シリーズ
- スズカファイン⇒ワイド遮熱α・シリーズ
- 大日本塗料⇒エコクール・シリーズ
- 日本特殊塗料⇒パラサーモ・シリーズ
などがあります。他にも多数のメーカーから販売されています。
弊社では多数あるメーカーの中から「日本ペイントのサーモアイ・シリーズ」を推奨して
おります。「日本ペイントのサーモアイ・シリーズ」は下塗り材となるシーラーやプライ
マーも「遮熱機能」を備えているからです。他にも日本ペイントというブランドも、日頃
から信頼しており、遮熱塗料に限らず広く採用させて頂いております。
お客様の方から特別なメーカー・商品のご指定がなければ日本ペイントの材料を使わせて
頂いています。
他にもできる!屋根の暑さ対策
お問い合わせのお客様からのご要望では「2階の部屋が暑くて仕方がない」「暑さをなん
とかした」というお声が多いようです。
塗装工事だけではなく、総合的にリフォームを扱っている弊社では、「夏の暑さ対策」の
ご相談を多数承っております。
遮熱塗料を屋根瓦の表面に塗れば、確かに太陽熱を反射し屋根裏(小屋裏)に蓄積される
熱を低減できます。しかし、「本当にそれだけで大丈夫?」というお客様も多数いらっし
ゃいます。そんな時にご提案するのが屋根裏(小屋裏)の換気です。
既に屋根裏換気が備わっているお宅も最近では多いですが、「本当に暑くて仕方がない!
・何とかならないか!?」と強く要望されるお宅を見てみるとだいたい、この「屋根裏換
気」が備わっていないことが多いです。
弊社では、日頃から屋根葺き替え工事のご依頼も多いので、このような「屋根裏換気」を
設置する機会は非常に多いです。「屋根裏換気」を設置する場合、まず軒下に吸気口が必
要になります。もし軒下の板に、部分的に数ミリ程度の穴があいている有孔ベニヤなどが
張ってあれば、それで十分です。
そのような吸気口が無い場合は専用の吸気口を数か所、軒下に設置すればOKです。
更に、屋根上の棟板金(スレート平瓦・コロニアル屋根などの場合)の一部を、換気用の
「棟板金」に交換します。これだけで飛躍的に2階の部屋内の蓄熱温度は解消されます。
↑屋根裏の様子。このスペースに屋根から伝わった高温の空気が蓄積される。
夏場の屋根表面温度は80℃前後にもなります。その熱が上記写真のような屋根裏のスペ
ースに溜る訳です。高温になった空気は、換気口が無いと、なかなか温度がさがりません。
この逃げばを失った暑い空気が夜になっても冷めず、寝苦しい熱帯夜の原因になるのです。
建物の仕組みを理解し適正な対策を施せば、今よりもずっと快適にお過ごし頂けると思い
ます。お住まいのお悩み・ご相談はそれぞれです。
お気軽にお声がけのうえご相談ください。
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