こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の佐々木です。
「おうちの顔」ともいえる玄関。玄関ドアは、こだわりを持って選択されるお客様も多いパーツです。しかし、数年経ってみると、住み始めたばかりの時と比べて、なんとなくくすみや色あせを感じたことはありませんか?
どんなに外壁をきれいにしていても、お庭や植栽に手を掛けていても、玄関ドアが色褪せてしまっていると、どうしてもみすぼらしいイメージを与えてしまいます。
そこで今回は、玄関ドアの色褪せや劣化の原因と適切なメンテナンス方法を理解して、「おうちの顔」を美しく保つ方法を紹介します。
玄関ドアの色褪せや劣化の原因
玄関ドアが徐々に色褪せたり、劣化が早まったりする主な原因は次の通りです。
◆自然条件によるもの
◎紫外線にさらされる:玄関ドアはおうちの間取りによっては、太陽光を浴び続けることもあります。日光に含まれる紫外線は、塗装や木材を劣化させます。
◎雨や湿気などの水分:水分はおうちにとって大敵です。玄関ドアも例外ではなく、木材の劣化や金属のサビの原因となります。
◆使用環境によるもの
◎設置場所:玄関ドアは建物の外側にあるので、直接風雨にさらされ続けています。
◎気温の変化:季節や時間帯による気温変化は、木材や塗装の劣化を招くほか、室内側に結露の水滴がつくこともあります。
◆お手入れ不足によるもの
◎塗装の劣化:塗装の剥がれ、塗膜の劣化は、そのままにすると玄関ドアを保護する機能が弱まるため、劣化が早まります。
◎金属部品のサビ:アームや丁番など金属部品についたサビを放置すると、玄関ドア本体に無理な力が掛かって、劣化を引き起こす場合もあります。
玄関ドアのお手入れ方法
はじめに、全ての玄関ドアで共通するお手入れ方法について解説します。
◆普段のお手入れ方法
どんな素材の玄関ドアでも、普段のお手入れは、砂やほこりを落とすようにはたきや乾いた雑巾で乾拭きすれば十分です。汚れがついてしまった場合については、玄関ドアの素材ごとに対処方法が異なるので、下記でそれぞれ紹介します。
◆塗装の点検
塗装は、玄関ドア本体を守るために非常に重要です。剥げてしまったり、傷がついたりした場合は、早めに補修しましょう。
◆ヒンジ(開閉アーム)の調整
定期的に潤滑油を注すと、スムーズな開閉ができます。「バタン」と閉まるようになった場合や手で引っ張らないと閉まりづらくなった場合は、クローザーの速度を調整します。アーム部分でできる場合が多いですが、商品によって調整方法は異なるので取扱説明書で確認しましょう。
つづいて、玄関ドアの素材ごとのお手入れ方法について紹介します。
◎アルミ製の玄関ドア
古くから広く使われているのがアルミ製のドアです。アルミは比較的水分に強い素材ですが、お手入れはもちろん必要です。
汚れが取れない場合は、中性洗剤をつけて水拭きして、しっかり拭き上げましょう。また、サビを見つけた場合は、専用のサビ取り剤を使って落として再塗装します。広範囲にわたっている場合や、落ちづらい場合には、専門業者へ依頼しましょう。
◎樹脂製の玄関ドア
近年増加しているのが樹脂製のドアです。熱を伝えづらく、気密性が高いので、室内の暖かい空気を極力逃がさずにすみます。
砂やほこりによる傷がつきやすいので、普段のお手入れでこまめに払い落とすようにしましょう。とれない汚れがついてしまった場合は、濡らしたメラミンスポンジを使うと簡単です。ただし、必ず目立たない場所で試してからお使いください。
◎木製の玄関ドア
木製ドアを選ばれる方も徐々に増えてきています。断熱性やデザイン性の高さが魅力です。しかし、木製の玄関ドアは他の素材のドアに比べて、お手入れに少し手間が掛かります。
普段のお手入れは、他の素材と同様ですが、注意が必要なのが雨や雪の日です。水や泥が掛かってしまった場合は、乾いた布で拭き取り、水分が残らないように注意してください。そのまま放置すると跡が残ってしまうこともあるので、できるだけ早めに対処しましょう。取れづらい汚れがついた場合や、汚れがしみ込んでしまったような場合には、きつく絞った雑巾で水拭きしたあと、すぐに乾拭きします。それでも取れなければ、木材専用のクリーナーを利用しましょう。
数か月~半年に一度、汚れや水分がつかないように保護しておくとさらに安心です。玄関ドア用のワックス、家具用ワックス、チークオイルなどが使用できますが、取扱説明書などで確認して玄関ドアに合ったものを選択しましょう。
また、木製のドアの場合、ドア枠や見切り材も木製であることが大半です。ちょうど玄関ドアの下にあたる床見切りは靴底に付着した水分を吸収しやすい部分です。水分を含んで膨張してしまうと、ドアの開け閉めの際にこすってしまう場合もあるので、ここにも忘れずにワックスを塗り込んでおきましょう。もし、ご自宅にスキーやスノーボード用のワックスをお持ちであれば、水に強いのでおススメです。
玄関まわりもいっしょにお手入れ!
◆玄関ドアの取っ手の清掃
玄関ドアの取っ手はどうしても手垢で汚れやすい部分です。油汚れに強いアルカリ性の洗剤を利用するのがおすすめです。洗剤が玄関ドア本体の塗装を傷つけないように、注意深く清掃してください。
◆鍵穴の清掃
鍵穴の内部も砂やほこりが溜まりやすい部分です。定期的な清掃を怠ると鍵が抜けなくなったり回らなくなったりなどのトラブルを引き起こす場合があります。掃除機のノズルをあてて吸い出すだけでも効果がありますが、エアダスターを使うとさらに隅々まできれいになります。また、鍵の動きが悪くなった場合に、シリコンスプレーや潤滑油(KURE5-56など)を使うのは避けましょう。使ってしまった場合、数日後に鍵穴の内部で固まって、かえって動きが悪くなる場合があります。必ず、「鍵穴専用」の潤滑剤を利用しましょう。
◆玄関ドアパッキンの交換
玄関ドアの周りのパッキンは、玄関ドアの気密性を高めるだけでなく、ドアの開閉音や衝撃を和らげるクッションのような役割をしています。玄関ドアがピタッと閉まらない場合や、開閉音が大きくなった場合、玄関ドア周囲のパッキンの劣化または、パッキンが外れてしまっている可能性が考えられます。
パッキンは消耗品のため、5年に一度程度交換が必要です。玄関ドアによっては、専用の交換用パッキンの取り寄せが必要なケースや、玄関ドアに当初からセットされていてご自身で取り外すのが難しいケースもあります。DIYで交換することも可能なものもありますが、専門業者へ依頼するのが安心です。
◆靴箱の清掃
靴箱内部も湿気が溜まりやすく、放置するとカビが発生しやすい場所です。半年に一度程度は、中身を全て取り出して砂やほこりをとったあと、水拭きや除菌をして、しばらく扉を開け放しておきましょう。普段から、靴を収納する前にしっかり汚れを落とすことを習慣付けるのもポイントです。
まとめ
玄関ドアや玄関回りのメンテナンス方法について詳しく紹介しました。
これらのお手入れを定期的に続けることで、玄関ドアは美しく長持ちし、おうち全体の印象を良く保つことができます。しかし、いずれ寿命は訪れますし、メンテナンスだけでは限界を感じる場合もあることかと思います。また、吊元を逆にしたい場合や引き戸に変更したい場合など使い勝手を向上させたい場合は、メンテナンスで解消することはできません。そんな場合は、玄関ドアの交換も検討してみましょう。
もしご自身でのメンテナンスが難しい場合や、玄関ドアの交換も検討したい場合は、専門のリフォーム業者に相談することも一つの方法です。専門業者ならば、確かな技術と経験を持ち、おうちの美しさと安全を保つお手伝いができます。
「おうちの顔」である玄関ドアを大切にし、快適な生活空間を保つために、ぜひ定期的なメンテナンスを心掛けてください。
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