みなさんこんにちは!
川崎市宮前区のマサキホーム株式会社です。
2026年8月13日から14日にかけて、千葉県では記録的な大雨となりました。
気象庁は今回の大雨を「令和8年8月千葉豪雨」と命名し、8月13日夜には千葉県にレベル5の大雨特別警報を発表しました。千葉県内では線状降水帯が発生し、道路の冠水、住宅への浸水、土砂災害、停電、交通機関への影響など、広い範囲で深刻な被害が発生しています。
住宅についても床上浸水・床下浸水が確認されています。
8月14日時点の報道では、千葉県内で少なくとも床上浸水45棟、床下浸水39棟が確認されたとされています。市川市では床上浸水5件、床下浸水6件が確認され、大網白里市でも床上・床下浸水が30軒以上確認されています。
今回の災害を見て、
「うちは大丈夫だろう」
「今まで浸水したことがないから大丈夫」
「水が引いたからもう大丈夫」
と考えるのは危険です。
実際には、浸水被害は水が引いた後からが本当のスタートです。
床下に入り込んだ水、泥、汚れ、湿気をそのままにしてしまうと、カビや腐朽、悪臭、床材の劣化、断熱材への影響、場合によっては電気設備などへの二次被害につながる可能性があります。
マサキホームでは、これまで住宅の屋根・外壁・雨樋・雨漏り・水回りなど、住宅に関するさまざまなトラブルに対応してきました。
そして、昨年の東京・品川区、大田区周辺で発生した大雨による浸水被害への対応経験もあります。
その経験を、今回の千葉県での被害に生かしたい。
この記事では、床下・床上浸水が発生した場合に住宅で何が起こるのか、そしてマサキホームができることについて詳しく解説します。
1.今回の千葉県の大雨で何が起きたのか
今回の千葉県の大雨では、非常に短い時間に猛烈な雨が降り、河川の増水や氾濫、排水能力を超えた雨水による内水氾濫などによって、住宅地でも浸水被害が発生しました。
気象庁は8月13日に、千葉市、市川市、船橋市、松戸市、佐倉市、習志野市、柏市、市原市、八千代市、我孫子市、鎌ケ谷市、四街道市、印西市、白井市にレベル5の大雨特別警報を発表しました。
つまり今回の災害は、一部地域だけの局地的な住宅被害ではありません。
広い範囲で同時に大雨が発生し、道路、河川、住宅、鉄道、電力など、地域全体に影響が及ぶ大規模災害となりました。
さらにウェザーニュースの約2万件の現地報告を分析した結果では、浸水被害に遭った人の約半数が、国や自治体が定める浸水想定区域の「外」で被災した可能性が示されています。
これは非常に重要なポイントです。
「ハザードマップでは浸水しないから大丈夫」
とは限りません。
想定を超える雨が降れば、これまで浸水したことのない場所でも被害が発生する可能性があります。
2.床下浸水だから安心、ではありません
住宅の浸水被害というと、
「床上まで水が入ったら大変」
というイメージを持つ方が多いと思います。
もちろん床上浸水は非常に大きな被害ですが、床下浸水も決して軽視できません。
床下には、
・基礎
・土台
・床束
・大引き
・根太
・断熱材
・給排水設備
・電気設備
・配管
など、住宅を支える重要な部分があります。
ここに水が入り込むと、目に見えない場所で湿気が残る可能性があります。
特に問題になるのが「乾燥」です。
水が引いたからといって、床下まで完全に乾いたとは限りません。
床下の奥や断熱材の内部、木材の接合部分などに湿気が残れば、時間が経過してからカビや腐朽、臭いなどの問題が発生することがあります。
だからこそ、
「水が引いた後に、住宅を確認する」
ことが重要です。
3.床上浸水の場合は、さらに早い対応が必要
床上まで水が入った場合、床材だけではなく、壁の内部まで水分が入り込む可能性があります。
住宅の壁には、
・石膏ボード
・断熱材
・柱
・間柱
・電気配線
などがあります。
水が壁の内部に入り込んでしまうと、表面だけ乾燥させても内部に水分が残っている可能性があります。
そのため、浸水した高さを確認し、どこまで水が入ったのかを記録することが重要です。
また、コンセントや分電盤など電気設備が浸水した場合は、感電や漏電などの危険があるため、自己判断で電源を入れたり、設備を触ったりすることは避け、専門家や電力会社などに相談してください。
4.浸水後に最初にやるべきこと
浸水被害に遭った場合、慌てて片付けを始める前に、まず被害状況を記録してください。
特に重要なのが写真です。
・建物全体
・外壁
・基礎
・浸水した高さ
・床
・壁
・床下点検口
・室内
・設備
・屋外の泥や汚水
・配管周辺
など、できるだけ多く撮影しておきます。
後から乾燥や清掃を行うと、浸水した状態が分からなくなってしまうことがあります。
浸水高さが分かるように、メジャーなどを当てて撮影するのも有効です。
また、自治体への被害申告や罹災証明書などの手続きが必要になる場合があります。
自治体によって対応が異なるため、必ず所在地の自治体に確認してください。
5.「乾燥」が非常に重要
↑浸水被害後、床下を清掃・乾燥する様子(2025年9月東京都内 マサキホーム撮影)
浸水後の住宅で最も重要な作業の一つが乾燥です。
床下浸水の場合は、床下に入った水や泥を確認し、必要に応じて排水・清掃・乾燥を行います。
床下の状態によっては、
・泥が溜まっている
・汚水が入り込んでいる
・断熱材が濡れている
・木材が湿っている
・カビが発生している
・異臭がする
などの問題が発生する場合があります。
特に汚水や泥が入った場合は、単純に水を抜くだけでは十分とは限りません。
衛生面にも注意する必要があります。
また、床下に入ること自体が危険なケースもあります。
無理に自分で床下へ入らず、専門業者に確認してもらうことをおすすめします。
6.昨年の東京・品川区、大田区での経験
↑2025年9月 東京都内での床下浸水被害(マサキホーム撮影)
マサキホームでは、これまで東京・神奈川を中心に住宅の雨漏り、屋根、外壁、雨樋、水回りなどのトラブルに対応してきました。
昨年、2025年9月11日にも東京では非常に激しい雨が降りました。
品川区の公式資料によると、この豪雨では最大時間雨量が約120mmとなり、町丁目別の浸水実績が記録されています。品川区では、この浸水実績をハザードマップとあわせて確認するよう案内しています。
大田区でも過去の浸水実績図が公開されており、昭和60年から令和7年までの台風・集中豪雨等による浸水実績を確認することができます。
このような現場を経験して感じるのは、
「水が引いた後の住宅確認が非常に重要」
ということです。
浸水被害は、雨が止んだ瞬間に終わるわけではありません。
むしろ、その後の住宅内部の確認、清掃、乾燥、復旧が重要になります。
7.マサキホームができること
では、住宅リフォーム会社であるマサキホームに何ができるのか。
私たちが大切にしたいのは、
「いきなり工事を勧めるのではなく、まず住宅の状態を確認する」
ということです。
浸水被害に遭った住宅では、被害の程度によって必要な工事が大きく変わります。
例えば、
床下浸水の場合
・床下の状態確認
・床下の浸水状況確認
・泥や汚れの確認
・基礎周辺の確認
・土台や床組の確認
・断熱材の確認
・床下の乾燥対策
・必要に応じた床材の復旧
などを検討します。
床上浸水の場合
・室内の浸水高さ確認
・床材確認
・壁材確認
・壁内部の確認
・断熱材確認
・床下確認
・建具確認
・住宅設備確認
・電気設備周辺の確認
・復旧工事の検討
など、被害範囲に応じた対応が必要になります。
8.「浸水したから全部交換」ではありません
ここも私たちが大切にしたい部分です。
浸水被害に遭ったからといって、すべてを交換すればいいとは限りません。
住宅ごとに、
・どこまで水が入ったのか
・どれくらいの時間、水に浸かっていたのか
・泥や汚水が入ったのか
・床材は何か
・壁材は何か
・断熱材は何か
・木材にどの程度影響があるのか
などが違います。
そのため、現場を確認した上で、
「ここは交換した方がいい」
「ここは清掃・乾燥で対応できる」
「ここは専門業者による確認が必要」
といったように、必要な工事を整理することが重要です。
9.実は「雨が入ってくる場所」を事前に確認することも大切
浸水対策というと、止水板や土のうだけを思い浮かべるかもしれません。
しかし、住宅にはさまざまな水の侵入口があります。
例えば、
・玄関
・勝手口
・掃き出し窓
・車庫
・地下・半地下部分
・床下換気口
・排水口
・雨樋
・屋根
・外壁の開口部
などです。
特に雨樋は、屋根に降った大量の雨水を集めて排水する重要な設備です。
雨樋が詰まっていたり、破損していたり、排水先に問題があったりすると、想定以上に住宅周辺へ水が流れ込むことがあります。
そのため、豪雨対策は「浸水した後」だけではなく、「浸水する前」から始めることが重要です。
↓雨樋に関する対策はこちら
10.今からできる住宅の浸水対策
今回の千葉県の豪雨をきっかけに、ご自宅について一度確認してみてください。
玄関
玄関前に水が集まりやすくないか。
道路より敷地が低くなっていないか。
掃き出し窓
庭やベランダから水が流れ込む構造になっていないか。
雨樋
雨樋に落ち葉や泥が詰まっていないか。
雨が降ったときに雨水が正常に流れているか。
屋根
屋根材の破損やズレがないか。
棟板金などに問題がないか。
外壁
ひび割れやシーリングの劣化がないか。
基礎
基礎周辺に水が溜まりやすくなっていないか。
床下
床下点検口から見える範囲で、湿気やカビ、異臭などがないか。
こうした小さな確認が、大きな被害を防ぐきっかけになることがあります。
11.千葉県で浸水被害に遭われた方へ
今回の豪雨では、千葉県の広い範囲で住宅被害が発生しました。
特に市川市、大網白里市などでは床上・床下浸水が確認されています。
ただし、被害状況は時間とともに集計・更新されます。
そのため、
「ニュースでは被害が出ていない地域だから大丈夫」
ではなく、ご自身の住宅で実際に何が起きたのかを確認することが大切です。
もし、
「床下まで水が入った」
「床上まで浸水した」
「床が濡れている」
「家の中がカビ臭い」
「床下から異臭がする」
「泥が床下に入った」
「浸水したけれど何をしたらいいか分からない」
という場合は、まず住宅の状態を確認してください。
12.マサキホームは「復旧」だけではなく「原因確認」も行います
住宅の浸水被害を復旧することはもちろん重要です。
しかし、私たちはその次も考えたいと思っています。
「なぜ、この家に水が入ったのか?」
ということです。
例えば、
道路から水が入ったのか。
雨樋から溢れたのか。
排水能力を超えたのか。
外壁から入ったのか。
屋根から入ったのか。
床下換気口から入ったのか。
土地の高低差が原因なのか。
原因によって、今後の対策は変わります。
一度浸水した住宅は、
「また同じことが起きないようにする」
ことも大切です。
13.「次の大雨」に備える
今回の千葉県の豪雨を見て、
「こんな雨がまた降るのか」
と不安になった方も多いと思います。
しかし、災害を完全に防ぐことはできません。
だからこそ、
「被害を小さくする」
「早く異常に気付く」
「被害後の復旧を早くする」
という考え方が重要です。
ハザードマップを確認する。
避難場所を確認する。
止水対策を考える。
雨樋を点検する。
屋根や外壁を確認する。
床下を確認する。
そして、万が一浸水したら、被害状況を写真で残し、早めに専門家へ相談する。
こうした準備が住宅を守ることにつながります。
14.マサキホームが目指す「住宅の緊急対応」
マサキホームは、屋根・外壁・雨樋・雨漏り・水回りなど、住宅に関するさまざまなトラブルに対応してきました。
災害時には、
「どこに頼めばいいのか分からない」
という方も少なくありません。
特に浸水被害の場合、
水を抜くのか。
床を剥がすのか。
壁を壊すのか。
乾燥させるのか。
消毒するのか。
交換するのか。
保険や罹災証明についてどうすればいいのか。
分からないことが多くあります。
だからこそ、まず現場を確認し、必要な対応を整理することが重要だと考えています。
15.浸水被害は「早めの確認」が大切です
床下・床上浸水は、見た目だけでは判断できない部分があります。
「床は乾いたから大丈夫」
「壁は濡れていないから大丈夫」
「床下は見ていないけれど、水はもう引いた」
という状態でも、住宅内部に水分が残っている可能性があります。
だからこそ、被害に遭った場合は早めの確認をおすすめします。
マサキホームでは、住宅の状態を確認し、必要な工事を整理することを大切にしています。
必要以上の工事をするのではなく、
「本当に必要なところを直す」
「今すぐ必要なことと、後からでもいいことを分ける」
「今後の再発防止まで考える」
これが、私たちが考える住宅復旧です。
まとめ
2026年8月13日の千葉県の豪雨は、これまでの経験や想定だけでは対応しきれない大雨が現実に起こることを改めて示しました。
今回の災害では、広い範囲で浸水被害が発生し、住宅にも大きな影響が出ています。
そして、私たちマサキホームが昨年の東京・品川区、大田区周辺での大雨・浸水対応を通じて感じたことがあります。
それは、
「水が引いたら終わり」ではない。
ということです。
浸水後の住宅には、床下、床材、壁、断熱材、木部、設備など、確認しなければならない場所がたくさんあります。
そして大切なのは、
「今の被害を直すこと」だけではなく、「次の大雨で同じ被害を受けない住宅にすること」
です。
千葉県で今回の大雨によって、
「床下まで水が入った」
「床上まで浸水した」
「床下の状態が分からない」
「泥が入ってしまった」
「家の中に異臭がする」
「床がふわふわする」
「壁や床が濡れている」
「今後の浸水対策をしたい」
という方は、まず住宅の状態を確認してください。
マサキホームは、屋根・外壁・雨樋・雨漏り・住宅リフォームなど、これまで培ってきた住宅の知識と現場経験を生かし、浸水被害後の住宅についても、状況確認から復旧・再発防止まで一緒に考えていきます。
災害が起きてから慌てるのではなく、
「今、自分の家に何ができるのか」
を一緒に考える。
それが、私たちマサキホームが地域の住宅会社としてできることだと考えています。
今回の千葉県の豪雨で被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
一日も早く、安心して暮らせる日常が戻ることを願っています。
川崎市・横浜市で修理を行うならマサキホームにお任せください!
屋根工事・外壁工事・雨樋工事・雨漏り修理・住宅リフォームなど、住宅に関するご相談を承っています。
浸水被害についても、まずは現在の住宅の状態をご確認ください。
「何をしたらいいか分からない」
という段階でも構いません。
住宅の状態を確認し、必要な対応を一つずつ整理することが、復旧への第一歩です。
※災害時の避難・安全確保を最優先としてください。浸水中の住宅や電気設備には近づかず、安全が確保された後に専門家へ相談してください。
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