川崎市宮前区のマサキホーム㈱です。
先日、3件の雨漏れ調査に行ってきました。
弊社では台風や梅雨、ゲリラ豪雨や季節の変わり目の時期になり、雨がふるとお問い合わせが
月に15件~20件ほど来ます。
特に最近は異常気象で天変地位等の影響で住宅が悲鳴をあげています (*´Д`)
お問い合わせ内容は
『2階の天井にシミができており雨漏れがしているので急いで見に来てください』や『窓の上
の箇所から雨水が落ちてくるから一度点検してください。』『工事をしたが雨漏りがなおりま
せん。調査をお願いします。』等、様々な内容でお問い合わせが来ます。
特に風が強く雨量が多い日は、電話が鳴り止みません ( ゚Д゚)
雨漏れでお困りのお客様は以外と多いのです (+_+)
弊社では、住宅やマンション等のリフォームを行っており、多岐にわたる工事を請け負って
おりますので、原因追究から原因箇所の特定、原因箇所の解決、被害箇所の修繕が可能です。
では、雨漏れってどんな雨漏れがあるのでしょう?
下記に詳しくまとめました。
部位別雨漏れ事例
①屋根からの雨漏れ天窓からの雨漏れ、屋根裏換気口からの雨漏り
和瓦の割れ、和瓦のズレ、棟瓦の欠落、面戸漆喰の剥れ、鬼瓦の傾き、防水シートの剥れ、
スレート屋根の棟板金の腐り、剥れ、縁切り不良、コーキングの劣化、スレート瓦の割れ、
浮き苔、谷樋からの雨漏れ、施工不良、役物の収め不良、壁際板金からの雨漏れ天窓からの
雨漏れ、屋根裏換気口からの雨漏り
②外壁からの雨漏れ
モルタル外壁のクラック(ひび割れ)外壁材の劣化、欠落、損傷、サイディングの割れ、欠落、
目地コーキングの劣化、剥れ、反り、施工不良、屋根材と外壁材の境目、取り合いの不良、
役物の収め不良、防水シートの劣化、タイル壁の割れ、欠落
③ベランダ、屋上の雨漏れ
ベランダ床のひび割れ、亀裂、ベランダ立ち上がり(水切り)からの雨漏り、ウレタン防水材
の劣化、シート防水の剥れ、浮き、切断、劣化、FRPの施工不良、劣化、外壁材の境目、排水不
良、オーバーフロー、笠木と外壁材の継ぎ目、笠木の巻き込み雨漏れ、物干し金具の施工不良
④窓からの雨漏れ
出窓サッシ上部、裏側の雨漏れ、隙間、コーキング材の切れ、コーキング施工不良、サッシ取付
け時施工不良、サッシの防水テープ施工不良、窓シーリング材の劣化、結露、雨仕舞の処理不良
⑤破風板、軒天、雨樋からの雨漏れ
破風板の劣化、ズレ、腐り、反り、継ぎ目の老朽化、欠落、施工不良、軒天の剥れ、腐り、雨水の
吸い上げ、欠落、施工不良、雨樋の排水不良、傾き、欠落、雨樋施工不良、オーバーフロー
上記の様に原因は様ざまで、雨の降り方やどこから雨漏れするのか?等雨漏りの特徴を
明確に考える必要があります。
さてそこで先日伺った3件の症例をあげさせていただきました。
点検調査事例
1件目
藤沢市、築35年 瓦屋根からの雨漏れ
相談内容…2階の天井に凄いシミがあり雨漏りしているので見てほしい。
こちらが天井のシミ↓
屋根にのぼり点検中↓
屋根の棟下漆喰等が劣化しており棟瓦から雨水が侵入しておりました。
瓦屋根は地震等で瓦がずれており台風等で屋根漆喰が剥がされているケースが多々あります。
定期点検が必要不可欠な部位になります。
雨漏れをしているとの事でしたのでその場合、防水シートが破けてる可能性がある為屋根の
葺き替えを提案をさせていただきました。
2件目
世田谷区 築16年 サッシからの雨漏れ
相談内容…2階天井から雨漏れがしてきてハウスメーカーに相談したが、雨漏れの原因が、
わからず放置になっている為、調査をしてほしい。
散水試験で点検中↓
至る箇所を点検調査(屋根、外壁、窓、屋上)↓
今回は散水試験で調査しました。
散水試験とは漏水個所を判断するため怪しい箇所をホース等で水をまき調べるやり方です。
水道ホースからの水圧、水量では原因がわからなかったため、弊社の高圧洗浄機で散水試験を
することにしました。
高圧散水試験で調査をおこなった結果、屋上出入り口のドアサッシ枠からの漏水であることが
判明しました。
かなりの水の量が室内にきました (+_+)
原因がわからず1年間悩んでいたため、原因わかり安心した様子でした。
サッシ枠の交換もしくはシーリング材による補修をお勧めしました。
3件目
高津区 築20年 ベランダからの雨漏れ
相談内容…中古住宅を購入したが1階の天井から雨漏りしておりどこから雨漏れがしているか
全くわからず調べてほしい。
点検中↓
外壁、下屋根、ベランダ至る箇所を調査↓
今回も高圧洗浄機を用いて、調査を開始。
なかなか漏水が確認できず2時間後、やっと原因箇所の判明。
ベランダの立ち上がりと壁の取り合いからの雨漏りでした。
応急に防水テープ等で補修。
ベランダ防水と外壁の補修をお勧めしました。
雨漏れに対する対策、対処
雨漏れは、気づかないうちに進んでいるケースが多々ございます。
雨漏れを放置してしまうと、特に木造住宅の場合、木材に対して悪影響を及ぼします。
木材の腐り、湿気、天井材のシミ、カビ、断熱材の劣化、外、内壁材の欠落、酷い場合には
床下 などにキノコが生えたり、屋根裏では配線がとおっているため、漏電をおこすケースも
ございます。
また、シロアリ等も水を含んだ木材を好む為、シロアリ被害にあう可能性もあります。
下記のような住宅は早急な点検調査をおすすめします。
①〇新築もしくは以前に雨漏れがあった。
②〇年以上も住宅の点検をしていない。
③〇10年を超えている。
④〇屋根裏、床下を一度も見たことがない。
⑤〇近所で雨漏れがあった。
⑥〇所でシロアリ被害があった。
⑦〇外壁のひび割れが多い。
⑧〇屋根にコケやカビが生えている。
⑨〇ベランダが劣化している。
⑩〇建てた会社が倒産している。
上記3つ以上あてはまる項目がある場合は雨漏れがおきている可能性がございます。
専門会社に早急な点検、調査をお勧めします。
まとめ
今回は、雨漏りについてお話をさせていただきました。
住宅の雨漏れで長年苦しんでいる方や、今後雨漏れをして悩んだり困ったりし途方にくれない
よう にと思いこのような記事を書かせていただきました。
弊社は雨漏れに対し適切な判断する為、常日頃、自社で強会等を行っております。
また、雨漏れで困っている方々に対して相談会等も行っております。
点検調査は無料で行っております。機械を用いての場合は有料になります。
ご相談事などございましたら下記までお問い合わせ下さい。
雨漏れ高圧散水試験の動画はこちら↓
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