川崎市宮前区のマサキホーム株式会社、自称『釣師ハマちゃん!』こと川村と申します。
今年も大型の台風が発生し日本各地に大きな被害をもたらしています。
先日(2019年08月27日10:29)も日本気象協会より、27日午前9時にフィリピンの東で、大型の台風12号「ポードル」が発生しました。その後熱帯低気圧に変わりましたが「8月で5個目」の発生です...との発表がありました。
台風による被害は大きな爪跡を残すものが多く、大雨や強風が何度も発生すると、一見被害がないような箇所にも大きな影響が出ていることが多々あります。その被害箇所に気付かず放置すると、大切なお住まいに大きなダメージを与え、その結果「高額な補修費用」という大きな代償を支払うことにもなりかねません。
そこで今回は、被害の拡大を抑えるために、台風が通過した後に行う「お住まいのチェック」と、被害箇所を発見した場合に、少しでも補修の工事費用を抑えるために、ご加入の火災保険や住宅総合保険の概要説明や申請の手順を中心にお話しします。
<今回お話しする主な内容>
1.台風が通過した後にチェックする住まいの点検ポイントについて
(1)建物の外側(エクステリア)チェック
①屋根の主なチェック箇所
②外壁の主なチェック箇所
③その他のチェック箇所
(2)建物の内側(インテリア)チェック
2.「火災保険・住宅総合保険」で被害箇所を補修
(1)被害箇所は速やかに補修工事を!
(2)ご加入の火災保険を申請し補修工事を行う手順
①火災保険に含まれている補償とは
②補償の申請期間・補償金額について
1. 台風が通過した後にチェックする住まいの点検ポイントについて
(1)建物の外側(エクステリア)チェック
①屋根の主なチェック箇所
●瓦・スレート(欠け・ずれ・割れ・浮き)
●棟板金(釘浮き・釘抜け)
●漆喰(崩れ・剥がれ・ひび)
●軒天(剥がれ・染み・割れ・欠け)
台風による最も多い住宅被害は、強風によってスレート屋根やトタン屋根が吹き飛ばされたり剥がれたりしてしまうことです。瓦屋根はそれらに比べると強度がありますが、それでも並びがズレたり浮いてしまうことがあります。その他にも板金を固定する釘が緩んでいないか、漆喰(しっくい)が崩れていないかなど屋根に異常が見られないか徹底的に調査することが必要です。
●雨樋(歪み・はずれ・割れ)
※排水口に枯葉やゴミの堆積もチェックのこと
暴風による「歪み・はずれ・割れ」などのほか、雨樋内に「落ち葉やゴミ」が詰まっていないか確認しましょう。雨樋が正常に機能しなければ雨水の排水が滞ってしまいます。台風に限らず豪雨の際は雨どいの掃除を実施してください。
②外壁の主なチェック箇所
●クラック(ひび割れ)
外壁は強い雨風や飛来物の衝突で痛みが発生しやすくなっています。特にクラック(ひび割れ)が無いか入念に確認をしてください。また窓枠のコーキングの劣化にも注意が必要です。些細な隙間から雨水が染みこむ可能性がありますので油断はできません。
③その他のチェック箇所
●ポリカ(破損・落下)
●フィンス(歪み・ずれ・割れ)
(2)建物の内側(インテリア)チェック
●天井(雨染み)
※最上階の天井裏の変色チェックは入念に!
●壁クロス(雨染み)
このケースは、かなり激しく雨漏りが起こってしまっている状況です。内壁にまで水が浸入しているということは、家中に水が浸入してしまっている状態ですので、即急に処置が必要です。台風が過ぎて数時間後に内壁が変色してきた場合は、次の台風までに処置しなければ一気に被害が拡大してしまうので注意が必要です。
●サッシガラス・窓ガラス(傷、ひび)
【ワンポイントアドバイス】
※屋根の点検は、足場が不安定で怪我に繋がります。点検が困難な場合は無理にのぼることはせず、専門家に調査を依頼しましょう。
2.「火災保険・住宅総合保険」で被害箇所を補修
(1)被害箇所は速やかに補修工事を!
屋根は住宅の中で最も台風の被害を受ける箇所ですが、高所なため確認が難しく損害の発覚が遅れることが多々あります。屋根の損害を放っておくと、雨漏りを引き起こしたり木材が腐敗してシロアリが発生する危険性があります。予想外の重大な二次被害を招く可能性が高いので、早めに修理することが重要です。台風後は早急に住宅のチェックをし、必要であれば補修を実施しましょう。
(2)ご加入の火災保険を申請し補修工事を行う手順
弊社(マサキホーム)では、住宅の損害に火災保険が適用されるかお調べする無料の現地調査を実施しております。台風による被害は火災保険の風災補償が適用されますので、保険金が下りれば修繕費用をまかなうことも可能です。「被害箇所をご加入の火災保険で補修したい」とお考えの方は、是非ご一報ください!
(2)-1.火災保険に含まれている補償とは
火災保険は、火事で家が燃えてしまったときに補償(保険金をお支払い)しますが、火災保険が補償する事故は火災だけではありません。
ご契約内容のプランにもよりますが、火災補償のほかに『風災補償・雹(ひょう)災補償・雪災補償』が、ほとんどの場合『基本補償または自由選択』に含まれておりますので、この機会に是非ご契約の保険内容をご確認ください。
【補足説明:風災とは】
・強風、台風、突風、疾風による雨樋の破損
・竜巻による雨樋の破損
・豪雨、暴風雨による雨樋の破損
(2)-2.補償の「申請期間・補償金額・申請手順」について
<補償の申請期間>
被害を受けた日から3年以内に保険会社に保険申請をしなければ、失効になります。
しかし3年以内に雨樋を修理しなければならないということではなく、その3年以内に保険会社に「保険申請します」と電話1本だけで保険申請になりますので、失効当日に雨樋の破損に気付いた方も間に合います。
<補償金額とは>
屋根修理の場合、2階以上は足場工事が必要となります。補償の金額には屋根修理費のほか、足場費用も補償の対象になり高額となりますので是非「火災保険」補償の申請で修理することをお勧めいたします。また、火災保険は自動車保険のように保険を使ったからといって、保険料の割り増しも一切ありません。
〔火災保険で雨樋修理や雨樋交換をする手順〕
①はじめに、保険会社ではなく専門業者(あなた⇒マサキホーム株式会社)に調査依頼
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②専門業者(マサキホーム株式会社)による屋根調査の実施
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③台風被害調査報告書・見積書の作成と送付(マサキホーム株式会社⇒あなた)
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④保険会社へ事故電話報告(あなた⇒保険会社へ保険申請)
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⑤保険請求書類(被害調査報告書・見積書など)を保険会社に提出(あなた)
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⑥「※1日本損害保険協会の鑑定人」による被害調査の実施(保険会社が手配)
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⑦被災額の確定後、保険金額の決定(保険会社)
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⑧保険金の支払い(保険会社)
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⑨被災箇所の補修工事(マサキホーム株式会社)
※1・・・「日本損害保険協会の鑑定人」が火災保険の補償金を算定する!
火災保険の補償金の算定は、加入している保険会社ではなく「日本損害保険協会の鑑定人」が行います。これは、中立な立場で被害物件の調査を行い妥当な申請金額を算出するためです。
【 保険会社へ連絡する場合のアドバイス 】
保険会社では、ご契約さまからの最初の電話連絡時から保険金額の決定までの間、常にあらゆる正当な方法で保険対象外にする理由や保険金を減額できる根拠を見つけようとしますので、保険会社への第1報が重要!になります。
☛ ご不安の方は上記①、弊社提出の雨樋調査報告と修理見積書の詳細説明とできる限りのフォローを行いますのでご相談ください。
〔 ご参考 〕
他にも弊社が火災保険を適用して実際に行った工事に関する情報を下記にまとめましたのでクリックしてご参考にしてください。
★火災保険が適用された弊社ブログのご閲覧は下記をクリック下さい。
☞ 練馬区、北区の雹被害 波板損傷を火災保険で補修
☞ 火災保険・住宅総合保険で屋根修理や雨樋交換?
☞ 実例:火災保険の風災が認められ補償金が支払われた
★雨樋修理のご閲覧は下記をクリック下さい。
☞ 雨樋修理 専門店
最後までご閲覧いただきましてありがとうございます。
台風が通過した後には「お住まいの点検と被害箇所の補修」を是非行って下さい。弊社は、台風などの被害にあわれた方々の修理費用を、少しでもご負担の無いよう専門知識のあるスタッフが在籍し取り組んでおります。お困り事やご不明な点等ございましたら、下記までお問い合わせ下さい。
ご加入の保険で補修工事をご希望の方はお気軽にご相談ください。
□■ お電話でのお問い合わせは
フリーダイヤル 0120-910-615 ■□
□■ メールでのお問い合わせは
info@masaki-home.com ■□
マサキホーム㈱ 火災保険専用相談窓口 担当 山根
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