色で変わるおうちの印象|心理学から考える外壁塗料の色選び(2023年1月27日更新)

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の柳澤です。

外壁の塗り替えをご依頼いただくお客様の中で、どんな色を選ぼうか悩まれる方も少なくありません。以前に比べて、格段に色の種類や質感が豊富になったことはもちろん、現状の外壁と全く違う色の塗料を重ねて塗ってもきれいに仕上げられることも選択肢の幅を広げています。そこで今回は、外壁の色が住環境や気分に及ぼす影響など、外壁の色から受ける心理的な効果から解説したいと思います。おうちの外観とご家族の気分を一新させる外壁塗替の検討をはじめてみませんか。

再塗装が大切な理由

これまでのブログでもお伝えしてきましたが、外壁の再塗装がどうして重要であるかにつてポイントのみ復習してみましょう。

過去ブログも合わせてご覧ください!

外壁のメンテナンスの必要性とは?時期や方法を解説!

外壁塗装工事の流れを徹底解説!

①不具合をそのままにするとさらに状態が悪くなる可能性がある

塗装の塗膜は紫外線や気象条件によって徐々に劣化し、撥水効果の低下や、傷やひび割れなどの被害を避けることはできません。これらの不具合を放置すると、雨漏りが起きたり、構造材や断熱材などの建物内部の損傷を引き起こしたりといったさらに深刻な問題に発展してしまう可能性があります。再塗装時には、建物全体を入念に点検するので、不具合の早期発見、早期補修につなげられます。

②美観が損なわれる

経年劣化により塗装の色褪せが起きたり、表面の艶がなくなったりすると、建物全体の美観が損なわれます。ガーデニングなどおうち周りの環境をどんなに整えていても、おうち本体の美観が損なわれていては、魅力が半減してしまいます。

③資産価値が落ちてしまう

将来的に売却を考える場合、定期的にメンテナンスされたおうちであることは、購入者にとって重要な要素です。外壁の再塗装は、おうちを良好な状態に保ち、資産価値を維持するためにも重要です。大切に暮らしてきたことを証明できるメンテナンス履歴があれば購入時の大きな決め手となります。

④機能を持った塗料もある

最新の塗料には、遮熱や断熱効果のあるものや、コケのつきづらいもの、雨で汚れを落とす効果のあるものなど、様々な機能を持ったものがあります。再塗装の際は、お住まいの地域の特性に合わせたものを選ぶと、おうちの快適性アップや省エネ効果など多くのメリットを感じられます。

心理学から考える外壁の色選び

外壁再塗装時に使用する塗料の色について、色の及ぼす心理的効果から考えてみましょう。

色彩心理学とは

色彩心理学とは、色によってどのような心理的作用が与えられるのかを研究する学問です。色は、色相(色合い)彩度(鮮やかさ)明度(赤るさ)の3つの要素の組み合わせによって成り立っています。外壁の色選びにおいて、この理論をもとにどのような効果が期待できるかについて紹介します。

<h3>あたたかみを感じる色と涼しさを感じる色</h3>

あたたかさ、涼しさに関係するのは色相と彩度です。

暖色である赤やオレンジは温かみを感じさせ、寒色である青や緑は涼しい印象があります。

また、これらの印象は彩度が高いほど大きな影響があります。

ただし、当たり前ですが、感じられる印象が変化するだけなので、外壁の色によって、おうちの室内温度に直接的な影響はありません。

<h3>興奮を感じる色と落ち着きを感じる色</h3>

興奮度に関係するのは、色相と彩度です。

暖色である赤やオレンジは、エネルギッシュで情熱的な印象を与え、寒色である青や緑はリラックス感やクールな印象です。

また、これらの印象は彩度が高いほど大きな影響があります。

これをおうちの外観で活用すると、赤やオレンジのおうちは、周囲でも目立つ存在となりやすく、青や緑のおうちは穏やかな雰囲気を醸し出します。

前に出て見える色と後ろに下がって見える色

進出度に関係するのは、色相と明度です。

赤や黄色は、前に飛び出すように強調されて見え、青や紫は遠くにあるように感じられます。

明度が高く白に近い明るい色程、大きな影響があります。

これをおうちの外観で活用すると、玄関回りや窓周り、飾りを入れた箇所など、アクセントとしたい部分に進出色を使用し、全体の壁面は後退色を使うなど、全体のバランスをとるのに役立てましょう。

膨張して見える色と収縮して見える色

膨張収縮に関係するのは、明度です。

明度が高い色は膨張して大きく、明度が低い色は収縮して小さく見せる効果があります。

これを外壁の色に活用すると膨張色は建物を大きく見せ、収縮職は建物を引き締まって見せる効果があります。

重く見える色と軽く見える色

重量感に関係するのは、彩度と明度です。

濃い色や暗い色は重厚感を与え、薄い色や明るい色は軽やかな印象を与えます。

黒と白を比べると見た目から想像する印象は、黒の方が白より1.87倍重く見えるという研究結果もあると言われています。

これをおうちの外観で活用すると、濃い色や暗い色を使うとどっしりとした高級感が感じられやすく、薄い色や明るい色を使うと軽やかで開放的な雰囲気を与えます。

柔らかい色と硬い色

柔らかさに関係するのは、彩度と明度です。

彩度が低い色や明度が高い色は柔らかく見え、彩度が高い色や明度が低い色は硬そうに見えます。

これをおうちの外観で活用すると、柔らかい色を使うと優しく穏やかな印象を与え、硬い色を使うとシャープでモダンな印象を与えます。

派手な色と地味な色

派手さに関係するのは、彩度です。

彩度が高いと派手な印象を強く受け、彩度が低いと地味な印象を感じます。

これをおうちの外観で活用すると、派手な色を選ぶと、地域でも目立ちやすい印象を与えますが、地味な色を選ぶと、お庭の緑や周囲の自然と調和させやすくなります。

まとめ

外壁の色選びが住宅に与える心理的な印象について、紹介しました。外壁の色選びは、美観だけでなく心地よさやオリジナリティを出すためにも重要な要素です。しかし、建物外観の統一感を得るためには、外壁の色だけでなく、素材や周囲の環境との調和も考慮することが重要です。例えば、使用する素材の風合いを生かす色合いや素材感と相性の良い色選びは欠かせません。また、お住まいの地域によっては周辺の風景やご近所のおうちや街並みとの調和も考慮が必要とされる場合もあります。

総合的に検討して理想的なおうちの外観を実現しましょう。外壁の塗装にご興味をお持ちの方はお気軽にご相談ください!

色の選び方や塗料の選び方については、過去ブログも合わせてご覧ください!

女性必見!外壁や屋根のデザインカラーを選ぶときのポイント

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屋根リフォームで快適な住まいを実現!KMEW「ROOGA」を紹介します。(2024年1月11日更新)

引用:https://www.pinterest.jp/pin/563512972111901961/

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の柳澤です。

おうちの築年数が経つにつれて、冬の寒さや夏の暑さに影響を受けやすくなっていると感じたことはありませんか?その原因は、屋根にあるかもしれません。伝統的な瓦屋根は美しさと風合いを持ちながらも、地震や台風などの自然災害に対するリスクが指摘されています。そこで、今回はKMEWの新しい屋根素材「ROOGA」(ルーガ)の特徴や性能について詳しく紹介します。ROOGAは瓦屋根の伝統的な美しさを保ちながら、地震や暴風雨、台風といった様々な自然災害に対して強い性能を発揮する軽量で耐久性のある屋根材です。新しい屋根材にリフォームして快適な生活を手に入れませんか?

<h2>KMEWの屋根材「ROOGA」を紹介します</h2>

引用:https://www.pinterest.jp/pin/693976623836473804/

KMEWのROOGAは、瓦屋根の風合いを感じさせながらも、地震に強い軽量な特長を持つ新しい屋根素材として注目されています。セメント瓦でありながらも、陶器瓦のような重厚感を感じさせる優れたデザイン性と高い性能を兼ね備えた屋根材です。

重厚感と軽量さが融合した新素材

瓦は古くから使われてきましたが、その重さが地震や台風などの自然災害によるリスクを抱えた屋根材でした。この問題を解消するため、ROOGAでは樹脂素材、無機素材、繊維素材の3つを組み合わせた「Hybrid PIF(ハイブリッドピフ)」と呼ばれる独自の新素材を導入しています。この素材は、無機素材のメリットである堅牢さや燃えにくさと繊維材料のメリットである粘り強さを組み合わせています。これによって、セメント瓦の中では非常に軽量、頑丈であり、陶器瓦に匹敵する重厚感を実現しました。また、素材の特長に加えて、乾式工法を採用しているので、素材の軽さをより活かした施工が可能です。

リフォームにお得な「リジュー工法」

既存の屋根がコロニアル屋根の場合は、カバー工法である「リジュー工法」が採用できます。現状の屋根材の上に新しい屋根材を葺く工法なので、解体撤去の手間が掛からず、工期もコストも削減できます。リーズナブルな屋根をリフォームが実現でき「現在の陶器瓦の雰囲気を残したまま、地震に強い屋根材へリフォームがしたい」といったニーズにもピッタリです。

「ROOGA」の性能について解説します

ROOGAの持つ性能について、詳しく解説します。

地震に強い!

ROOGAの最も優れた特長は地震に強い性能です。地震発生時、建物は「振り子の原理」に従って、上部が重いほど揺れが大きくなります。ROOGAは屋根が軽くすることで、地震時の揺れを最小限に抑え、建物にかかる負担が軽減させます。

一般的な瓦が150kg/坪に対して、ROOGAは68kg/坪と約半分の軽さです。これにより、地震の影響を受けにくくなるだけでなく、屋根葺き替えリフォームした場合、屋根材が軽くなった分、建物の総重量も減少します。その結果、建物の重さを支えていた耐力壁をリフォーム後の建物重量に合わせて削減できる可能性があります。ただし、具体的な構造計算が必要なので大きな開口部を作りたい場合や、大幅な間取り変更をしたい場合は、専門業者に相談しましょう。

暴風雨に強い!

ROOGAは悪天候時でも雨風の被害を抑える効果が期待できます。雨水が流れやすい形状や水の浸入を防ぐ設計に加え、釘でしっかりと固定する施工方法によって、屋根からの漏水や雨水の飛散を抑えて暴風雨のリスクを軽減します。特に屋根裏面への漏水量が少ないため、建物内部への損害を最小限に抑えられるのも特徴です。

台風に強い

ROOGAは台風などの強風に対しても高い耐性を持っています。通常、陶器瓦は風速60㎡/sで飛散の危険があるとされていますが、ROOGAは風によるバタつきはあっても飛ばされる危険性が低いとの実験結果が出ています。その優れた性能は、乾式工法を採用し、野地板に全ての瓦の対角2点をしっかりと釘留めする施工によるものです。

また、台風時には強風によって飛んできた物にぶつかるリスクも高まりますが、物が当たっても割れにくい頑丈な素材でできているので、衝撃を吸収して割れを防ぎます。万が一割れた場合でも破片の飛散を最小限に抑えられるので、ご自宅の安全性だけでなく、周囲のおうちへ損害を与える可能性を防ぐことができます。

その他の優れた性能

ROOGAは不燃材料認定を受けているので、もしもの火災時でも安心です。また、金属製の屋根材と違ってサビに強いため、海岸地域など塩害によるサビが発生しやすい地域でも使用できます。

さらに屋根材と野地板の間に通気層を設ける設計です。これによって、屋根の中で発生した湿気を断熱材の外側に逃がしておうちの構造や断熱材を湿気から守ります。

優れたデザインと美観を保つ技術

ROOGAは「雅」と「鉄平」の2つのシリーズがラインアップされています。どちらも、紫外線に強く退色しづらいグラッサコートでコーティングしているので美観が長持ちし、30年経過後もほぼ色あせが見られないメリットがあります。

「雅」

引用:KMEW ROOGA

和瓦タイプ「雅」は陶器瓦のような凹凸のあるデザイン特徴です。曲線と直線の組み合わせがモダンさと上質感を感じさせ、和風のおうちにおすすめです。

モダンブラック・モダンブラウン・モダングレー・モダンオレンジ・モダンレッド・モダンオークの6色のカラーバリエーションがあります。

 「鉄平」

引用:KMEW ROOGA

天然石調タイプの「鉄平」はフラットなデザインが特徴で、すっきりした印象となります。

自然石の風合いを忠実に再現したランダムさが、重厚感と高級感が感じられ、洋風なおうちにもマッチします。

ストーンブラック・ストーンブラウン・ストーングリーン・ストーンオレンジ・ストーンオーク・ストーンシルバーの6色のカラーバリエーションがあります。

ROOGAにリフォームすると快適な生活が送れます

引用:KMEW ROOGA 施工事例

ROOGAの使用により、おうちの生活が一層快適に変化します。

断熱性能

ROOGAは、金属屋根よりも大幅に熱を遮り、従来の陶器瓦とほぼ同等の優れた断熱性能を持っています。これは、屋根材本体の厚みとの通気層によって、屋根から室内への熱の伝達を遮断するためです。真夏でも真冬でも、屋外の気象条件に左右されず快適な室内空間で過ごせます。また、室温の上下が減らせるので、エネルギー効率があがり、光熱費の削減も期待できます。

遮音性能

ROOGAは優れた遮音性能も備えており、屋根にあたる雨音が室内に響きにくい特長があります。陶器瓦とほぼ同等の性能で、静かで快適な暮らしを実現します。

まとめ

KMEWの新しい屋根素材「ROOGA」の特徴や性能について紹介しました。屋根材の性能は快適な住環境に大きく影響を及ぼします。ROOGAは季節の変化や気象条件に左右されず、一年を通して安定した室内温度を維持し、無駄なエネルギーを使わず光熱費を削減することが可能です。また、美観を長期間維持しメンテナンスの手間を減らすことができます。経済的なメリットだけでなく環境にも優しい選択といえるでしょう。屋根のリフォームには一定のコストがかかりますが、冷暖房コストやメンテナンス費用の削減によって回収できる可能性もあり、自治体によってはお得な補助金も活用できます。

おうちの価値向上を高める効果もあり、将来的な売却時にも有利な条件を生み出す可能性もあります。将来を見据えて屋根のリフォームを検討してみませんか?

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コンクリートを美しく蘇らせるすごい塗料:日本ペイントの水性シリコン浸透ガード(2024年1月6日更新)

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の柳澤です。

外壁塗装は、外壁そのものの保護や美観を保つだけでなく、おうちの中への水分の浸入を防ぐ重要な役割を持っています。このため、建物の寿命を延ばすために欠かせない重要なメンテナンスの一つです。

おうちの基礎にも、外壁様と同様に塗装できることはご存じでしょうか?今回は、基礎塗装にぴったりな日本ペイント社の「水性シリコン浸透ガード」を紹介します。この塗料は、最先端技術を駆使した塗料です。基礎だけではなく、コンクリート造のおうちの外壁や擁壁、門塀、車庫など幅広いコンクリート製品へ使用することができます。是非ご一読ください!

「日本ペイントの水性シリコン浸透ガード」の特徴とメリット

「日本ペイントの水性シリコン浸透ガード」の主な特徴やメリットは下記の6点です。

  • 浸透力の高さ 
  • 耐候性の優秀性 
  • 防カビ・防藻効果
  • 通気性の確保
  • カラーバリエーションの豊富さ 
  • 施工のしやすさ

それぞれの項目ごとに下記で詳しく解説します。

  • 浸透力による耐久性の向上

「水性シリコン浸透ガード」の優れた特性の一つは、高い浸透力です。塗料がコンクリートにしっかりと染み込むことで耐久性を向上させることができます。これには下記のようなメリットがあります。

幅広い場所で使うことができる

ガレージの擁壁や基礎など、コンクリートの内側から湿気が発生する場所にも効果的に使用できます。また、内部からの湿気を防ぐことで、建物全体の耐久性を高めます。

優れた遮水効果

コンクリート内部に浸透して、表面に薄膜を形成する仕組みの塗料なので、塗ってから時間が経過しても、膨れや剥がれが起きづらいです。膨れや剥がれの部分から水が入ると建物内部に大幅な劣化を及ぼしますが、そういった心配なく、長期間にわたって美しい外観を保つことができます。

中性化(*1)の防止

シリコンやフッ素などの成分によって保護膜を形成します。コンクリートの中性化を防いで、建物の構造をしっかりと保護する役割を持っています。

(*1)コンクリートはアルカリ性なので、そのままでは基礎内部の鉄筋が錆びることはありません。

しかし、空気中の二酸化炭素と化学反応が起きるとコンクリートが中性に傾き、鉄筋を酸化させて錆びが生じます。これが「中性化現象」です。錆びた鉄筋は膨張するので、コンクリートのひび割れの原因になることがあります。

  • 耐候性に優れる

「水性シリコン浸透ガード」の高い耐候性について紹介します。

外部の気象条件に対する耐性

外部の厳しい気象条件に対しても高い耐性を持ちます。雨風や紫外線などの影響を受けにくく、長期間にわたって美しさを保ちます。

フッ素の配合による高い耐久力

「水性シリコン浸透ガード」にはフッ素が配合されています。これにより、塗料自体の耐久性が高められるので、厳しい環境においてもしっかりと耐えることができます。

長期間の美しさの維持

耐候性の高さによって長期間にわたって美しさを保つことができます。給水を防止する効果があり、表面の美観を保つ役割を果たします。

塗替えの必要なスパン

通常の使用状況では、約7~10年ごとが塗り替えのタイミングです。これは、表面の吸水防止効果が薄れてくることによります。定期的なメンテナンスを続けていけば、塗料の効果を引き出した状態を保つことができます。

  • 防カビ・防藻効果のメリット

「水性シリコン浸透ガード」は、高い防カビ・防藻性能を持っているので、塗装面の表面にカビや藻が発生するのを抑えることができます。

バイオ技術でカビや藻の発生を抑える仕組み

この塗料には、最先端のバイオ技術が活用されており、カビや藻の発生を抑える効果が得られます。そのため、美観を保ちながら健康的な環境を維持することができます。

健康の保持に与える影響

カビやコケが広がってしまうと美観だけでなく健康にも大きな影響を与えます。カビや藻の発生を防ぐことは、アレルギーなどの健康被害を未然に防ぐ効果もあります。

コンクリートブロックの汚れを抑える

コンクリートブロックは特に汚れや藻が付きやすいですが、塗装をすると汚れの付着を抑えて清潔な外観を保つことができます。

  • 通気性の確保

「水性シリコン浸透ガード」は、塗装したコンクリート内に浸透することで通気性を保ちながら水を弾く効果があります。また、建物内部の湿気は外に逃がす透湿性も兼ね備えているため、内部に湿気がこもることを防ぐ重要な役割を果たします。

浸透による通気性の維持

優れた浸透性を持ち、塗装面に浸透することで撥水します。また、建物内部で発生する水蒸気や結露を外部に逃がし、建物全体を健康に保つ役割を果たします。

通気性や透湿性が高い

通気性や透湿性が高いため、室内の水蒸気や結露を外部に逃がし、建物を守ります。これにより、建物内部の構造部分や外壁材の湿気による損害や劣化を防ぎます。

  • カラーバリエーション

ライトグレー、モルタルグレー、透明の3色です。

※透明は追っかけ塗装(2度塗り)が必要です。

  • 施工のしやすさと利便性

「水性シリコン浸透ガード」の施工は、手順が簡単で専門的な技能が不要です。一般の塗装業者でも施工可能であり、安全かつ環境にも配慮した利便性が高い塗料といえます。

施工の手順

  • 塗装面の汚れや油分、コケなどを丁寧に取り除きます。
  • 白華現象を除去します。
  • よく乾燥させた後、ローラーやはけを使って2回塗布します。
  • 乾燥時間は夏で約1時間、冬で約2時間程度です。

施工上の注意点

気温が5℃以下の場合は使えないので、施工環境には注意が必要です。

希釈すると性能が下がるため、注意が必要です。

安全性と環境への配慮

水性なので、取り扱いが安全であり、環境にも優しい商品です。

まとめ

「水性シリコン浸透ガード」の特徴やメリットについて解説しました。外壁塗装の際には、同時に基礎の塗装を行うのもおすすめです。基礎は建物を支える重要な役割があります。基礎の内部に水分が入ると最悪の場合、おうちが傾いてしまうなどの危険性もあります。

基礎を含むコンクリート面の塗装を考える場合、特徴をしっかりと理解することと同様に現在の不具合やひび割れを点検し、必要となる補修をする信頼のおける業者へ依頼することも重要です。おうちのコンクリート面の汚れやひび割れなどの状態が気になる場合は、まず一度ご連絡ください。丁寧な点検と的確な見積、予算に合わせた提案が可能なほか、おうち全体において検討するべきメンテナンスについても合わせてアドバイスさせていただきます。

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リフォームを満足いくものにするためには、事前のヒアリングが重要です。マサキホームでは経験豊富なスタッフが丁寧にヒアリングや現地調査の上、お客様のニーズに合わせた提案を行なっています。丁寧な施工を心掛け、アフターフォローも万全の態勢を整えています。信頼と実績ではどこにも負けません!

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春を迎える前に!新生活に向けてリフォーム計画をはじめてご自宅をリフレッシュしませんか?(2023年12月29日更新)

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の村木です。

4月は、学校生活や仕事だけでなく、私たちの生活においても、春を新たな始まりであり一つの区切りの季節として根付いています。新しい環境でスタートを切るタイミングとして4月からの新生活を目指してリフォーム計画を進める方も少なくありません。しかしリフォームは、規模によっては計画から工事完了までに思っているよりも時間がかかることも多いものです。徐々に本格的な冬の到来が近づくこの時期は、春に向けたリフォームの検討祖はじめるのにぴったりの季節です。

そこで今回は、実際にリフォームを行った方々のきっかけや、リフォームがもたらした生活の変化について紹介します。さらに春にぴったりなリフォームやDIYのアイデアも合わせて提案していきます。春の訪れに合わせて、ご自宅の見直しを始めてみませんか?

リフォームを考えるきっかけは?

リフォームを経験した方々が、リフォームを始めるきっかけやその後に感じた満足のポイント、日常生活に起きた嬉しい変化について、これまでいただいたご意見や口コミの内容にから紹介します。リフォームを検討するきっかけは多岐にわたりますが、どなたにも共感いただける事例として下記のような状況があります。

同居する家族の変化

子どもの成長や介護のための同居など一緒に暮らす家族の増減は、生活スペースや必要とされる機能が変化するため、リフォームのきっかけとなりえます。

ライフスタイルの変化

勤務先や通勤先が変わる、テレワークの導入が進むなどの仕事状況の変更や、趣味や子どもの成長によって、生活リズムやライフスタイルは変化します。このような変化をきっかけとして、今の生活に適した住環境へのリフォームを考えるケースもあります。

住宅設備の破損や経年劣化

住宅設備や建物の部材の破損や経年劣化によって、修理や入替が早急に必要なケースもリフォームの動機で大きな割合を占めています。快適で安全な暮らしを保つために必要不可欠な工事です。リフォームを考える時に悩みがちなポイント

リフォームを検討し始める時、多くの方が感じる悩みや不安など、リフォーム計画がつまずきがちな点について解説します。一歩踏み出しづらいと感じてしまう理由として、具体的には下記のようなお悩みをよくお聞きします。

1. 予算が立てづらい

リフォームは、大きなコストが掛かるイメージだけが先行して具体的な予算が見えづらいので不安感が募りがちです。予算内で可能な内容を明確にイメージですることができれば最初の一歩目のハードルを下げることができます。

2. リフォームが必要な箇所が特定しづらい

住まいに対する不満はあっても、具体的に何をどのようにリフォームすれば解決するのかがわかりづらいケースがあります。例えば、家の寒さを解決したい場合に、暖房システムを見直すべきなのか、窓の断熱を考えるのか、外壁の断熱リフォームが必要なのかなどがご自身では特定できずに暗礁に乗り上げて先送りするケースも多いものです。お困りごとを改善するためにどんな方法をとるのか最善なのか見極めることに難しさを感じ、施工会社への相談前に計画が頓挫してしまうこともあります。


3. 施工会社の選定で悩んでしまう

数多くのリフォーム会社の中から、ご自身のニーズに合う提案や信頼できる施工を任せられる会社を見つけることに疲れてしまう場合もあります。施工会社を選ぶ際には、口コミやオーナーの声などから信頼できる情報を探すこと、これまでの施工実績からご自身の希望するテイストにあった提案や予算におさまるような提案が受けられるかなど、様々な観点から検討されるお客様が大半です。しかし、ご自身に合う施工会社を絞り込むことができずに計画が流れてしまう場合があります。

 

4. 計画内容の検討とスケジュール決定

リフォーム内容に合わせてスケジュールを決める必要があります。リフォーム規模によっては仮住まいの必要もあるほか、短期間の工事でも工事中の騒音や生活への影響は気に掛かるポイントです。生活への影響を最小限に抑えたスケジュールについて悩んでしまい、工期を決めることができずに計画自体が白紙に戻ってしまう場合もあります。

これらのポイントでつまずく可能性があることを事前に理解して、早い段階からある程度のイメージを固めておくとスムーズに計画を進めることができます。

春にぴったりなリフレッシュアイデア

春の新生活にぴったりのリフォームの中から、どのご家庭にでも取り入れられるアイデアをご提案します。季節に合わせた変化を取り入れて、快適で心地よい生活空間を手に入れましょう。

春らしいカラーを取り入れる

カラフルで明るい色合いやさわやかな素材のクッションやカーテンにチェンジするだけで、お部屋全体の雰囲気を簡単に一新させることができます。パステルカラーや柔らかなグリーンなど、春の自然を感じさせる色彩を取り入れてみましょう。

 

窓やドアを一新してあたたかな陽射しを室内へ

春になると陽射しが暖かくなるので、自然の光を最大限に取り入れたい気分になります。断熱性能を向上させられる新しい窓やドアへ交換すると、家の中に明るさとあたたかさを同時に取り込むことができます。交換工事の際は、窓やドアを一旦外す必要があるため、寒い時期を避けた春先の工事がおすすめです。

フローリングを張り替えて明るい雰囲気に

フローリングを白っぽい色合いのものに変えると、室内の雰囲気が一気に明るく感じられるようになります。春を迎えるにあたってイメージチェンジを図るのに大きな効果を実感できます。

リフォームがもたらす嬉しい変化

実際にリフォームを実施されたお客様から。リフォーム前後でどんな変化があったのかをお聞きした内容について紹介します。

家で過ごす時間が楽しくなった。長くなった。

リフォームによって、お部屋がより快適で居心地の良いものになったため、家で過ごす時間が増えたそうです。また、インテリアの見直しでリビングの雰囲気が変わった影響なのかは断言できないけれど、リビングに家族が集まることが多くなったとのことでした。

おうちに対する満足度が上がり、今まで以上の愛着を感じるようになった

リフォームによって住環境が向上することで、生活に対する満足度が高まります。この満足感が自宅のメンテナンスや掃除に対するモチベーションを高め、次々ともっと快適にしたい。もっと見直したいと手を掛けたくなる部分が増えたそうです。定期的なメンテナンスを無理なく楽しんでできるようになれば、修理箇所があっても早期に発見できるので、早め早めに手を打つことができ、おうちの長寿命化につながります。

省エネ効果の向上

断熱性の高い窓やドアを導入すると、エネルギー効率があがり、住宅の省エネ性能が向上し、光熱費の削減が期待できます。また、住環境の快適性も大きくアップします。

 

スモールチェンジで大きな違い!手軽なDIYアイデア

大掛かりなリフォームでなくても、DIYでも春らしさを感じられるようなアイデアをご紹介します。普段よく視界に入る空間を少し工夫するだけで、簡単にお部屋の雰囲気を変えられます。

 

壁面にアクセントカラーを追加してみる

リビングや玄関回りの一部の壁に春らしいアクセントカラーを追加してみましょう。そのまま壁面に貼るだけのリメイクシートがホームセンターなどで、多数販売されています。きれいに簡単にはがせる商品もあるので、季節ごとに貼替して楽しむこともできます。春先におススメなのは、パステルカラーやグリーン、イエロー、ボダニカル柄などの明るい色合いを取り入れることです。

観葉植物を配置する

お庭のガーデニングに手を掛けるのはもう少し先の時期ですが、観葉植物を充実させて、お部屋の中で緑を楽しんでみてはいかがでしょうか。家族で植物を使ったアレンジメントを作ってかざるのも楽しみながらイメージアップさせられるのでおすすめです。

まとめ

リフォームは悩みも多く、一歩踏み出すのが難しいこともありますが、思い切って取り組むと新しい生活に向けての楽しさやメリットがたくさん待っています。区切りの季節となる春に向けて、インテリアの見直しやリフォームによる自然光の取り込みなど、春らしい明るく爽やかな雰囲気を取り入れるリフォームを検討してみませんか?

まずは気軽にDIYからはじめるのも一案ですが、何から手を付けようか悩んでしまう場合やどこに手を付けるといいか相談したい場合などはお気軽にご連絡いただければ幸いです。快適で魅力的なおうちづくりのお手伝いをさせていただきます。

リフォームは「マサキホーム」までご用命ください!

リフォームを満足いくものにするためには、事前のヒアリングが重要です。マサキホームでは経験豊富なスタッフが丁寧にヒアリングや現地調査の上、お客様のニーズに合わせた提案を行なっています。丁寧な施工を心掛け、アフターフォローも万全の態勢を整えています。信頼と実績ではどこにも負けません!

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2023年12月26日 川崎市麻生区 屋上防水、笠木板金取り付け工事

☆工事内容・・・屋上防水、笠木板金取り付け
☆築年数・・・ 27年
☆工期・・・ 4日
☆施工材料・・・東日本塗料 弾性トップ
コーキング
☆施工道具・・・ローラー、刷毛、サンドペーパー、マスカー、カッター その他

☆リフォームのきっかけ
以前訪問してきた業者に屋上防水の修繕を頼んだところ、高額な工事を行ったのにも関わらずすぐに雨漏れが再発しました。私共にとって最後の工事のつもりで腹づもりしていたため怒りもあり、雨漏りの不安もありつつ時間をかけ優良業者様を探しました。複数の業者様に見てもらったところ簡易的な方法の修繕らしく今回は最善の方法で施工をお願いしました。

☆施工後の感想
施工経過のお写真をたくさんお見せ頂き記録ようにと印刷したものまでご用意頂き説明も丁寧かつわかりやすく安堵致しました。
私共は普段見ることはできない場所なので安心して暮らせるよう最善を尽くして頂き感謝しております。
担当様も職人の方もお若く元気な方々で遠方の息子、孫達にふと会いたくなりました。
この度は誠にありがとうございました。

☆担当からひとこと
『施工担当』
既存の状態が良くなかったため下地補修に時間を要しました。
以前行ったかと思われる防水僧のパッチワークを復旧させ、勾配を取りつつフラットに仕上げる事で排水性能を発揮させ、トップコート仕上げに取り掛かりました。
片流れの陸屋根で笠木の板金及びジョイント部分は劣化が進んでおりました。
笠木はよく雨漏りの原因にもなる部分です。既存の笠木を外して、新たに取り付けるとかなりの費用が掛かります。今回は木下地を入れてガルバリウム鋼板を使用したカバー工法で施工を行いました。

『営業担当』
この度はありがとうございました。
事の経緯をお聞かせ頂き心中お察し致しました。S様ご夫婦が今後も長く安心してお過ごし頂けるよう、最善のご提案をさせて頂きました。施工経過を見に行った際は職人の第一声が、日当たりも風通しも見晴らしも良く気持ちいいです!との事で和気藹々とした現場でした。

施工前

施工後

施工前

施工後

施工中

施工中

施工中

外壁・屋根塗装の選び方:艶ありと艶なしのメリット・デメリット(2023年12月21日更新)

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の村木です。

外壁や屋根の塗装は、建物を美しく保つために不可欠であることは、これまでの記事でも繰り返し紹介させていただいています。しかし、塗料を選択する時、塗料の種類や特性については理解しづらい場合があり、どれを選んだらいいのか悩んでしまうことも多いのではないでしょうか。

そこで今回は、艶あり塗料と艶なし塗料の特徴について解説します。同じ色でも塗料の艶の有無で仕上がりが全く異なるだけに注目しがちですが、それぞれに異なるメリット・デメリットや適した使用方法があります。現在塗装を検討している方や将来的に塗装を検討する予定があるお客様の塗料選びの参考としていただける情報をまとめて紹介します。

艶あり塗料と艶なし塗料って何が違うの?

塗料の艶とは、何が違うのでしょうか?まずは、塗料の成分について説明します。

艶の違いが生まれる理由

塗料は、顔料、添加物、合成樹脂を混ぜ合わせて作られています。顔料は、色味を出すだけでなく。その粒子の大きさによって艶の有無が決まります。

艶あり塗料は、顔料の粒子のサイズが小さいので、膜表面で粒子が均一に並ぶことで表面が滑らかになり光沢(艶)が生まれます。

一方、艶なし塗料は、顔料の粒子サイズが大きいため、塗膜表面に目では見えない細かな凹凸ができ、光沢が抑えられます。

また、艶消し材を用いて、表面の艶を調整することも可能です。艶消し材は、乾燥すると塗膜の表面に浮かびあがり、表面のツルツル感を阻害します。塗膜の表面に平滑さを失くすことで、艶を消す働きをしています。ほとんどの塗料で、この艶消し材を用いて艶の調整を行っています。

艶の程度による違い

外壁や屋根の塗料の中には、艶の有無を選べるものもあります。3分艶、半艶などの記載を見かけたことのある方もいらっしゃるかもしれません。塗料の種類によって、艶の種類が調整できるものや3分艶までや5分艶まで対応可能なものなどに分かれています。よって、気に入った色の塗料を見つけた場合でも、好みの艶感に調整できない場合もあります。

それぞれの特徴について説明します。

※一部の地域や塗装の職人さんによっては、3分艶が「3割の艶消し」を指している場合もあるようです。認識の違いを起こさぬよう、打合せ時には、念のため、3分艶=3割の光沢の認識で合っているかを確認しておきましょう。

◎艶なし塗料(艶消し塗料)

艶なし塗料は光沢度(*1)が5%以下の塗料をさします。触り心地はさらっとしたマットな仕上げで、自然な風合いです。

(*1)平らな塗装面に、60度の確度で光を当てた時に反射された光の強さを測定した数値。数値が高いほど反射量が多く、数値が小さいほど光沢が抑えられている。

◎3分艶塗料

光沢度が15%程度の塗料です。控えめながら光沢があります。よく晴れた日であれば見る角度によっては艶感を感じられます。

◎5分艶塗料(半艶塗料)

光沢度が35%程度の塗料です。艶あり塗料の半分程度の光沢を持っています。

◎7分艶塗料

光沢度が60%程度の塗料です。汚れが付きづらく耐久性が高くなります。曇りの日などは、艶がないように見えることもあります。

◎艶あり塗料

光沢度が70%程度以上の塗料です。光沢があり、塗った表面がつやつやと光を反射します。触った感じもツルっとした仕上げで、洗練された印象を与えます。

艶の有無によるメリット・デメリットと適切な使用方法

外壁や屋根の塗装には、艶の有無が重要な選択肢となります。それぞれの塗料のメリット、デメリット、そして適切な使用方法について紹介します。

◎艶あり塗料

(メリット)

・新築時のような外観を取り戻せます。

・汚れがつきにくく、美しい外観を保ちます。

・光沢があり、建物を魅力的に演出します。

・塗料の種類が多く、好みの色味を見つけられる可能性が高いです。

(デメリット)

・小さな傷やキズが目立ちやすく、注意が必要です。

・塗りムラやはけムラができやすいため、丁寧な施工が求められます。

・3年程度で光沢がやや落ちることがあります。

・外壁との相性によっては、艶が目立ちすぎておもちゃのような雰囲気になる場合があります。

(適した使用方法)

・モダンなデザインやシンプルな外観の建物に最適です。特に白、赤、黄色など明るい色合いを選ぶと艶が際立つのでおススメです。

◎艶なし塗料

(メリット)

・傷やキズが目立ちにくく、経年劣化も目立ちにくいです。

・塗りムラができにくく、施工が比較的容易です。

・落ち着いた雰囲気を演出し、どんなカラーでも自然に調和します。

(デメリット)

・光沢を抑えるための細かな凹凸部分によごれが付着しやすい場合があります。

・交通量の多い地域では、排気ガスなどの汚れがつきやすい可能性があります。

・微細な凹凸に水分が付着しやすくなります。水分は塗膜の劣化を早めるので、綱ありと比較すると耐久性が劣ります。

・艶消し材を混ぜている分、塗料本来の予膜の保護成分も薄まってしまいます。これも耐久性の王が劣る原因となります。

・光沢が少ないため、質素な印象になる場合があります。

・艶ありと比較するとコストが高めです。

(適した使用方法)

落ち着いた色合いのおうちにおススメです。落ち着いた色合いでは、艶ありを選択しても光沢が目立ちづらいことがその理由です。ただし、暗い色味の場合、重すぎる印象となることもあるので、注意しましょう。

柔らかな雰囲気になるので、悪目立ちしないおしゃれな雰囲気を作り出せます。

多摩、モルタル塗りの外壁との相性も抜群で、古民家のリノベーションにもピッタリです。

☆サイディングの模様をそのまま活かしたいけれど、艶感を抑えたい場合は、艶消しのクリア塗装のできる商品もあります。

日本ペイント ピュアライドUVプロテクトクリヤー

引用:日本ペイント 製品情報 ピュアライドUVプロテクトクリヤー

まとめ

艶あり塗料と艶なし塗料のメリット・デメリットや艶が生まれる仕組みについて解説しました。艶の違いによって、おうちの外観の雰囲気が大きく変わるため、ご自分の好みやおうちのデザイン、お庭や外構のイメージに合わせて選ぶことが重要です。また、それぞれ特性があり、適切な使用方法を選ぶことも大切なポイントです。おうちのリフォームの際の

塗料の選択時にお役立て下さい。また、ご相談いただけましたら、それぞれの塗料を塗布した色見本の多数ご用意しております。また色見本だけはイメージすることが難しい場合には、艶あり塗料、艶なし塗料で再塗装した実際のおうちをご覧いただくことも可能です。このような塗料選びのお手伝いさせていただくことも可能ですので、まずはお気軽にご連絡ください!

リフォームは「マサキホーム」までご用命ください!

リフォームを満足いくものにするためには、事前のヒアリングが重要です。マサキホームでは経験豊富なスタッフが丁寧にヒアリングや現地調査の上、お客様のニーズに合わせた提案を行なっています。丁寧な施工を心掛け、アフターフォローも万全の態勢を整えています。信頼と実績ではどこにも負けません!

工事内容、費用や日程についてなど、気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせください!

◆リフォームに関する、ご用命・ご相談等は、下記にお問い合わせ下さい。
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おうちの中に洗面台をプラスして快適な生活を送りませんか?(2023年12月18日更新)

引用:LIXIL 商品ラインアップ 洗面化粧台 エスタ

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の佐々木です。

お出掛けから帰宅したら、まず「手洗い・うがい」を当たり前にされているご家庭も多いことでしょう。コロナ禍によって、今までよりさらにその習慣を徹底されるようになったことも多いのではないでしょうか。外出時についてしまった汚れやウィルス、花粉を室内に持ち込まないためにも、家に着いたらできるだけ早く落としたい、汚れた手で室内をベタベタ触らずにすませたいと思われるのは当然のことです。

しかし、おうちの間取りによっては、洗面化粧台が玄関から遠い位置にあることも少なくありません。家事効率をアップするためにキッチンの奥に配置されていることも多いですし、お風呂といっしょに洗面所は2階にあるというお住まいもあります。

そんななか、最近増えてきているのが「洗面化粧台をもう一か所増設したい」といったご要望です。今回は、おうちの中にもう一台洗面台を増設する場合の使い道や受けられるメリットやなどについて。紹介します。

セカンド洗面台の設置場所 おススメの場所は?

洗面台をどこに増設するかによって、用途が変わってきます。

  • 玄関の近くに設置する

洗面台を増設すれば、帰宅後、すぐに手洗いができます。外から持ち帰った汚れ、花粉、ウィルスなどをいち早く洗い流せるのでおススメです。お客様が遊びに来た時に、気軽に手洗いしてもらえるほか、既存のユーティリティを他人に見られずにすみます。ユーティリティは、洗濯物を干していり場合もあるほか、何かとごちゃついてしまいやすい場所です。小さな子どものいるご家庭の場合、外遊び誤のドロドロの状態で室内を移動させずにすんだり。シャボン玉セットやお砂場セットなどの外遊びグッズを玄関千卓さっと洗い流すことができたりすることに大きなメリットを感じる方も多いことと思います。

  • 2階に設置する

一日の中で家族が最もバタつくのは、朝の支度の時間ではないでしょうか。特に大きな鏡のある洗面台回りは、家族で順番待ちといった状態にもなりかねません。込み合いがちな時間帯にも分散して準備ができると、ストレスを感じずにすみます。

  • お部屋の中に設置する

介護が必要なご家族がいる場合や水を使う趣味をお持ちの場合、室内に設置すると利便性が格段にアップします。

セカンド洗面台設置のメリットは?

洗面台をもう一台増やすと得られるメリットについてまとめて紹介します。

◆ウィルスを持ち込まず健康を損ねない

玄関に設置すれば、帰宅時に汚れをすぐに落とせるので、感染症対策効果が得られます。

◆外からの汚れの持ち込みを減らせる

玄関に設置すると、汚い手でおうちの中を触らなくて済むので、部屋の汚れを減らせます。

◆家事効率アップ

掃除などでバケツに水を汲んで移動する距離が減るので、動線が短く時短になります。加湿器や花瓶の水替えの負担も大幅に減らせます。

◆趣味に没頭しやすい空間づくり

絵やフラワーアレンジメントなどの水を使う趣味をお持ちの場合、準備や片付けの手間が減るので、集中して取り組みやすくなります。

セカンド洗面台設置のデメリットは?

洗面台が増えることでどんなで考えられるデメリットについて紹介します。

◆スペースが必要

どれだけ小さめのサイズを選んでも、やはりスペースが必要です。設置場所によっては、奥行が出るので廊下の幅を圧迫してしまうこともあります。

◆掃除する場所が増える

水回りは、毎日掃除していても何かと汚れが付きやすいものです。ハンドソープの補充やタオルの交換など、「見えない家事」も増えます。

◆リフォームに時間がかかる

上下水道の配管工事が必要なので、設置場所によっては数日かかる場合もあります。洗面化粧室の場合、水に強いクロスや床材が使われていますが、増設場所は通常の仕様であることが大半です。増設する場所や使い方によっては、床材を張替えしたり、壁をタイル張りにしたり、水に強いクロスに張り替えたりなどの対策が必要な場合もあります。

セカンド洗面台におススメの機種4選!

◆TOTOドレーナ

引用:TOTO 商品情報 ドレーナメニュー

セカンド洗面台は、人目につきやすいところに設置することも多いので、デザインにはこだわりたいものです。

カウンター部分で幅の調整ができるので、余計な凹凸ができずすっきりと仕上げることができます。

引用:TOTO 商品情報 ドレーナメニュー

ボウル部分が広いので、子どもに使わせる時も水ハネの心配がいらず安心ですし、洗い物にも使いやすい形状です。

◆NARUMI stellate

引用 Hitsオンラインショップ 鳴海陶器

手洗いだけを用途とするなら、デザインにこだわった商品を選ぶのもおしゃれです。カウンターを造作して、鏡、水栓、置き型の洗面ボウルをチョイスして設置するとお気に入りのコーナーを作ることができます。廊下や玄関ホールにスッとなじませることができるのもおすすめです。

◆TOTO エスクア

お部屋の中に設置するのであれば、浮いたような形状のこちらのシリーズもおススメ。ホテルのような高級感が感じられるほか、床面が見えるのでお部屋が広く見えます。

介護が必要な方でも、室内に洗面化粧台があれば、ご自身でやれることが増えます。また、移動の手間が軽減するので、介護する方の労力も大幅にダウンさせられます。

介護が目的だけではなく、洗面所の狭い空間でメイクをしている方も多いので、お部屋にこんな化粧台があることに憧れる方も多いのではないでしょうか。

◆Panasonic アクアファニチャー

引用:Panasonic 住まいの設備と建材 おすすめプラン集詳細

最低、幅50㎝、奥行35㎝のスペースがあれば収めることのできる小型の化粧台です。玄関回りなどスペースが取りづらい場合でも使いやすく、デザインもボウル部分だけをハンギングするタイプ、カウンタータイプ、収納キャビネットを付けるタイプから選ぶことができます。

まとめ

おうちの中にセカンド洗面台を増設するメリットやデメリット、おすすめの商品などを紹介しました。

近年ホテル業界でも「アウトベイシンスタイル」として、バスルームや脱衣スペースから洗面室を切り離して外に置くスタイルが急増しています。この利便性を追求したスタイルは徐々に一般住宅にも浸透しています。「洗面化粧台は、バスルームの隣にあるもの」というのが一般的な間取りとされていますが、ご家族にとって必要な場所、使いやすい場所に洗面台を配置すると今よりさらに快適な暮らしが実現できます。リフォームをお考えの際は、家族にとってのメリットを最優先して考えて、それぞれの場所に合わせた商品選びをしていきましょう。セカンド洗面台にご興味をお持ちの方は、ご予算に合わせた商品選びのお手伝いや、図面や現地を確認させていただいて工事方法のご提案が可能です。これまでの経験や知識にも基づいた最適なアドバイスをさせていただきますので、ぜひマサキホームまでお気軽にご相談ください!

リフォームは「マサキホーム」までご用命ください!

リフォームを満足いくものにするためには、事前のヒアリングが重要です。マサキホームでは経験豊富なスタッフが丁寧にヒアリング・施工し、アフターケアも万全!信頼と実績ではどこにも負けません!

施工の内容や工事費用や工事日数、ご不明な点やご心配な点、気になった点はどんな小さなでも遠慮なくお気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。

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冬の結露から解放される!樹脂製の窓サッシに交換して快適生活!

寒い時期が近づくと、窓周りの結露が気になりますよね。中学校の理科の授業を思い出していただきたいのですが、結露が起こる原因には、空気の温度と空気の中の水蒸気量が関係しています。樹脂サッシには暖かさを守ることができる秘密がたくさんあるため、窓周りの室温が下がらず、結露を防ぐことができます。寒い地域では9割以上のシェア持っており、寒冷地以外にも徐々に広がっています。

樹脂製の製品ときくとば、代表的なものはプラスチックですよね。ずっと紫外線にさらされる窓に樹脂を使うとバケツのようにボロボロになってしまうのでは?といったイメージをお持ちの方もいらっしゃることでしょう。しかし、樹脂サッシで使われるのはプラスチックではなく「塩化ビニル樹脂」です。下水道管や自動車の部品にも使われているほど耐久性が高い素材ですので、耐久性に心配はありません。使用環境にもよりますが50年前後の寿命があると言われています。

今回は窓周りのリフォームにもおススメの樹脂サッシの特徴について解説します。

樹脂サッシとは?

まず、よく耳にする「サッシ」とは、窓のどの部分を指すのかご存じでしょうか?本来は窓の枠部分を作る建材のことをいいますが、一般的には『ガラス+ガラスを支えるフレーム+窓枠』のすべてをまとめてサッシと呼ぶことが多いようです。

樹脂サッシとは、窓枠部分を塩化ビニル系の樹脂で作っている窓本体をまとめて指していると理解いただければと思います。

樹脂サッシは省エネ先進国であるドイツで開発された商品です。紫外線に強く、長い間屋外で使える特徴や断熱性や気密性が高く外気温に左右されずに室温を保てることから、長く快適に使い続けられ、さらに省エネに貢献できる製品として考案されました。

日本で普及し始めたのは1970年代中頃だと言われており、北日本を中心とした寒い地域で広く使われるようになりました。

樹脂サッシのメリットとデメリット

樹脂サッシのメリットやデメリットについて紹介します。

◆樹脂サッシのメリット

  • 断熱性が高い!

塩化ビニルはフライパンの取っ手にも使われるほど断熱性能が高いので、窓周りに使用すると、外の冷たい空気が窓枠を通じて室内に伝わるのを防いでくれます。

  • 気密性が高い!

塩化ビニルは温度によって変形してももとに戻る性質を持っているので、室内に隙間風が入るのを防いでくれます。

  • 結露しづらい!

暖かい室内で窓周りだけが冷えてしまうと、空気中の水分が水滴となってサッシ部分に付着してしまいます。樹脂サッシであれば、外の冷気を室内に伝えず、冷たい隙間風も防いでくれるので、窓周りが寒くならず、結露が発生しづらくなります。窓周りの結露は、濡れたまま放置してしまうと、カビの発生やほこりがつきやすくなり、アレルギーなど健康被害につながる心配もあります。

ただし、全ての結露を防げるわけではありません。たくさんの人が遊びに来ている、室内で鍋料理など湯気のあがるような食事をしている場合など、室内の湿度が著しく上がった時には、結露することもあります。

  • 防音性が高い

気密性が高く隙間ができづらい構造なので、外の音が聞こえづらく室内が静かです。また、楽器の練習など室内で大きな音が出るような場合でも、漏れ出す音でご近所に迷惑を掛けることがありません。窓を閉めていれば時間帯を気にせずに心おきなく練習可能です。

  • デザインを選べる

色やデザイン、形状のバリエーションが豊富なので、お好みのものを選択できます。窓の開き方も様々なので、設置するお部屋の使い勝手に合わせて選ぶことができます。

◆樹脂サッシのデメリット

  • 重量感がある

強度を保つために樹脂部分を厚めにして作られています。高齢者や子どもにとって開閉時に重さを感じることもあるようです。

  • コストが掛かる

従来のアルミサッシと比べると設置費用が高くなります。

  • 変色する

紫外線によって、色が白茶けてきます。普及し始めた当初の商品では、黒のサッシだったはずが、モスグリーンのように変色することも多くありました。製品技術の進歩によって、表面にアクリル塗装が施された商品が一般化しているので、現在では変色の心配は大幅に減少しています。

断熱性を高めるにはガラスの枚数や厚さも重要!

樹脂サッシを使う場合には、ガラスの断熱性も重要になります。サッシ部分の結露を抑えられても、ガラス部分が冷えてしまうとガラス面には結露が生じてしまうためです。そのため。金属膜でコーティングしたLOW-Eガラスを使った2層のガラスや、3枚のガラスを組み合わせたトリプルガラスを用いることが大半です。ガラスの間の空気層が断熱効果をもたらします。また、ガラス間の空気層で内部結露が起きないようにしっかりと密閉させて作られています。

リフォームにおススメの樹脂サッシ3選!

◆エクセルシャノン「シャノンウィンド」

引用:エクセルシャノン「シャノンウィンド」

エクセルシャノンは日本の樹脂サッシの取り扱いでは老舗といえるメーカーです。

1976年の創業以来、樹脂サッシに特化して様々な技術を開発しています。気密性に優れているほか、3層ガラスを用いて、ガラスの表面から冷気が伝わるのを防いでいます。

メンテナンスにも配慮が行き届いており、部品の単品交換が可能で窓全体を交換しなくても不具合を解消できるのも大きなポイントです。

◆LIXIL リプラスシリーズ

引用:LIXIL 商品ラインアップ リプラス

外に出られるドアタイプの窓交換では、どうしても足元の段差が大きくなりがちでしたが、この商品は段差を解消してすっきりさせることが可能です。

リプラスシリーズは、窓のデザインもサイズも豊富なので、現状の使い勝手が気になる場合も解消することが可能です。

◆YKKAP 「APW330」

引用:YKKAP 商品を探す APW330

3層のLOW-Eガラスと樹脂サッシを使って、国内最高水準の断熱性を実現しています。

ガラスとガラスの間の内部結露について、10年間の長期保証がついているのは、高い技術力の証明であり安心感を得られることができます。さらに、断熱性の高いAPW430シリーズも寒さの厳しい地域ではよく選ばれています。

まとめ

樹脂サッシのメリットやデメリット、窓サッシ交換におススメの商品について紹介しました。

寒さの厳しい北日本でよく使われている樹脂サッシは、室内の冷気防止や結露に悩まされることがないなど、日本中どこの地域で使っても室内に快適さをもたらしてくれます。また、防犯性能を高めたサッシやさらに窓周りは、家の中でも最も室外に暖かさが逃げていきやすい箇所です。どれだけ、壁や天井などの断熱性を高くしても、窓の対策をしなければ暖かさを保つことはできません。窓周りを見直すことは、省エネや光熱費の削減を目指すうえで最も非常に大切なポイントと言えます。まずは、特に冷気が気になる寝室や家族の集まるリビングなど、数か所だけでも交換してみるとその快適さを実感できるはずです。

今のお住まいの築年数や、お住まいの自治体によっては、省エネに関する補助金を使ってお得に工事できる場合もあります。

エネルギーの無駄を省いて、最小限の冷暖房で快適な室内環境を保つためにも、窓サッシ交換を検討されてみてはいかがでしょうか。

窓リフォームについては、下記のブログもご覧ください!

冷え性・暑がりの方におすすめ! 進化する窓の断熱リフォーム

窓サッシ交換ではなく、室内側に窓をもう一枚増設する方法もあります!

冬到来!内窓リフォームでお部屋をもっと暖かく。

◆リフォームは「マサキホーム」までご用命ください!

リフォームを満足いくものにするためには、事前のヒアリングが重要です。マサキホームでは経験豊富なスタッフが丁寧にヒアリング・施工し、アフターケアも万全!信頼と実績ではどこにも負けません!

施工の内容や工事費用や工事日数、ご不明な点やご心配な点、気になった点はどんな小さなでも遠慮なくお気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。

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「おうちの顔」である玄関ドアの劣化対策とメンテナンス方法(2023年11月26日更新)

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の佐々木です。

「おうちの顔」ともいえる玄関。玄関ドアは、こだわりを持って選択されるお客様も多いパーツです。しかし、数年経ってみると、住み始めたばかりの時と比べて、なんとなくくすみや色あせを感じたことはありませんか?

どんなに外壁をきれいにしていても、お庭や植栽に手を掛けていても、玄関ドアが色褪せてしまっていると、どうしてもみすぼらしいイメージを与えてしまいます。

そこで今回は、玄関ドアの色褪せや劣化の原因と適切なメンテナンス方法を理解して、「おうちの顔」を美しく保つ方法を紹介します。

玄関ドアの色褪せや劣化の原因

玄関ドアが徐々に色褪せたり、劣化が早まったりする主な原因は次の通りです。

◆自然条件によるもの

◎紫外線にさらされる:玄関ドアはおうちの間取りによっては、太陽光を浴び続けることもあります。日光に含まれる紫外線は、塗装や木材を劣化させます。

◎雨や湿気などの水分:水分はおうちにとって大敵です。玄関ドアも例外ではなく、木材の劣化や金属のサビの原因となります。

◆使用環境によるもの

◎設置場所:玄関ドアは建物の外側にあるので、直接風雨にさらされ続けています。

◎気温の変化:季節や時間帯による気温変化は、木材や塗装の劣化を招くほか、室内側に結露の水滴がつくこともあります。

◆お手入れ不足によるもの

◎塗装の劣化:塗装の剥がれ、塗膜の劣化は、そのままにすると玄関ドアを保護する機能が弱まるため、劣化が早まります。

◎金属部品のサビ:アームや丁番など金属部品についたサビを放置すると、玄関ドア本体に無理な力が掛かって、劣化を引き起こす場合もあります。

玄関ドアのお手入れ方法

はじめに、全ての玄関ドアで共通するお手入れ方法について解説します。

◆普段のお手入れ方法

どんな素材の玄関ドアでも、普段のお手入れは、砂やほこりを落とすようにはたきや乾いた雑巾で乾拭きすれば十分です。汚れがついてしまった場合については、玄関ドアの素材ごとに対処方法が異なるので、下記でそれぞれ紹介します。

◆塗装の点検

塗装は、玄関ドア本体を守るために非常に重要です。剥げてしまったり、傷がついたりした場合は、早めに補修しましょう。

◆ヒンジ(開閉アーム)の調整

定期的に潤滑油を注すと、スムーズな開閉ができます。「バタン」と閉まるようになった場合や手で引っ張らないと閉まりづらくなった場合は、クローザーの速度を調整します。アーム部分でできる場合が多いですが、商品によって調整方法は異なるので取扱説明書で確認しましょう。

つづいて、玄関ドアの素材ごとのお手入れ方法について紹介します。

◎アルミ製の玄関ドア

古くから広く使われているのがアルミ製のドアです。アルミは比較的水分に強い素材ですが、お手入れはもちろん必要です。

汚れが取れない場合は、中性洗剤をつけて水拭きして、しっかり拭き上げましょう。また、サビを見つけた場合は、専用のサビ取り剤を使って落として再塗装します。広範囲にわたっている場合や、落ちづらい場合には、専門業者へ依頼しましょう。

◎樹脂製の玄関ドア

近年増加しているのが樹脂製のドアです。熱を伝えづらく、気密性が高いので、室内の暖かい空気を極力逃がさずにすみます。

砂やほこりによる傷がつきやすいので、普段のお手入れでこまめに払い落とすようにしましょう。とれない汚れがついてしまった場合は、濡らしたメラミンスポンジを使うと簡単です。ただし、必ず目立たない場所で試してからお使いください。

◎木製の玄関ドア

木製ドアを選ばれる方も徐々に増えてきています。断熱性やデザイン性の高さが魅力です。しかし、木製の玄関ドアは他の素材のドアに比べて、お手入れに少し手間が掛かります。

普段のお手入れは、他の素材と同様ですが、注意が必要なのが雨や雪の日です。水や泥が掛かってしまった場合は、乾いた布で拭き取り、水分が残らないように注意してください。そのまま放置すると跡が残ってしまうこともあるので、できるだけ早めに対処しましょう。取れづらい汚れがついた場合や、汚れがしみ込んでしまったような場合には、きつく絞った雑巾で水拭きしたあと、すぐに乾拭きします。それでも取れなければ、木材専用のクリーナーを利用しましょう。

数か月~半年に一度、汚れや水分がつかないように保護しておくとさらに安心です。玄関ドア用のワックス、家具用ワックス、チークオイルなどが使用できますが、取扱説明書などで確認して玄関ドアに合ったものを選択しましょう。

また、木製のドアの場合、ドア枠や見切り材も木製であることが大半です。ちょうど玄関ドアの下にあたる床見切りは靴底に付着した水分を吸収しやすい部分です。水分を含んで膨張してしまうと、ドアの開け閉めの際にこすってしまう場合もあるので、ここにも忘れずにワックスを塗り込んでおきましょう。もし、ご自宅にスキーやスノーボード用のワックスをお持ちであれば、水に強いのでおススメです。

玄関まわりもいっしょにお手入れ!

◆玄関ドアの取っ手の清掃

玄関ドアの取っ手はどうしても手垢で汚れやすい部分です。油汚れに強いアルカリ性の洗剤を利用するのがおすすめです。洗剤が玄関ドア本体の塗装を傷つけないように、注意深く清掃してください。

◆鍵穴の清掃

鍵穴の内部も砂やほこりが溜まりやすい部分です。定期的な清掃を怠ると鍵が抜けなくなったり回らなくなったりなどのトラブルを引き起こす場合があります。掃除機のノズルをあてて吸い出すだけでも効果がありますが、エアダスターを使うとさらに隅々まできれいになります。また、鍵の動きが悪くなった場合に、シリコンスプレーや潤滑油(KURE5-56など)を使うのは避けましょう。使ってしまった場合、数日後に鍵穴の内部で固まって、かえって動きが悪くなる場合があります。必ず、「鍵穴専用」の潤滑剤を利用しましょう。

◆玄関ドアパッキンの交換

玄関ドアの周りのパッキンは、玄関ドアの気密性を高めるだけでなく、ドアの開閉音や衝撃を和らげるクッションのような役割をしています。玄関ドアがピタッと閉まらない場合や、開閉音が大きくなった場合、玄関ドア周囲のパッキンの劣化または、パッキンが外れてしまっている可能性が考えられます。

パッキンは消耗品のため、5年に一度程度交換が必要です。玄関ドアによっては、専用の交換用パッキンの取り寄せが必要なケースや、玄関ドアに当初からセットされていてご自身で取り外すのが難しいケースもあります。DIYで交換することも可能なものもありますが、専門業者へ依頼するのが安心です。

◆靴箱の清掃

靴箱内部も湿気が溜まりやすく、放置するとカビが発生しやすい場所です。半年に一度程度は、中身を全て取り出して砂やほこりをとったあと、水拭きや除菌をして、しばらく扉を開け放しておきましょう。普段から、靴を収納する前にしっかり汚れを落とすことを習慣付けるのもポイントです。

まとめ

玄関ドアや玄関回りのメンテナンス方法について詳しく紹介しました。

これらのお手入れを定期的に続けることで、玄関ドアは美しく長持ちし、おうち全体の印象を良く保つことができます。しかし、いずれ寿命は訪れますし、メンテナンスだけでは限界を感じる場合もあることかと思います。また、吊元を逆にしたい場合や引き戸に変更したい場合など使い勝手を向上させたい場合は、メンテナンスで解消することはできません。そんな場合は、玄関ドアの交換も検討してみましょう。

もしご自身でのメンテナンスが難しい場合や、玄関ドアの交換も検討したい場合は、専門のリフォーム業者に相談することも一つの方法です。専門業者ならば、確かな技術と経験を持ち、おうちの美しさと安全を保つお手伝いができます。

「おうちの顔」である玄関ドアを大切にし、快適な生活空間を保つために、ぜひ定期的なメンテナンスを心掛けてください。

リフォームは「マサキホーム」までご用命ください!

リフォームを満足いくものにするためには、事前のヒアリングが重要です。マサキホームでは経験豊富なスタッフが丁寧にヒアリング・施工し、アフターケアも万全!信頼と実績ではどこにも負けません!

施工の内容や工事費用や工事日数、ご不明な点やご心配な点、気になった点はどんな小さなでも遠慮なくお気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。

リフォームに関する、ご用命・ご相談等は、下記にお問い合わせ下さい。
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リフォームのプロがお薦めする屋根のカバー工法に最適の屋根材5選!(2023年10月31日更新)

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の村木です。

屋根のリフォーム方法の一つであるカバー工法は、今使っている屋根材をそのまま残して、その上に新しい屋根材を被せる方法です。

屋根を2枚重ねて載せることになるため、使用できる商品が限られてきます。以前はお客様から「使いたいイメージの色合いや質感のものが見つからない」といった声もありましたが、最近では屋根材メーカーから多くの商品が発売されており選択肢が広がっています。

そこで今回は、リフォームのプロフェッショナルがおススメする、カバー工法に最適な屋根材について紹介します。

屋根のカバー工法とは

これまでもブログの中で屋根のカバー工法について何度か紹介していますが、簡単におさらいしておきましょう。

屋根のカバー工法は、既存の屋根の上に、アスファルトルーフィング(防水シート)を貼り、その上から重量の軽い屋根材を重ねて施工する工法です。屋根の防水シートの寿命はおおよそ25年~30年と言われており、防水シートが劣化してしまうと建物内部に雨が入り込み、構造材を濡らしたり、雨漏りを起こしたりといった可能性が出てきます。カバー工法は、そういった被害が起こる前に先手を打つメンテナンスとして用いられています。

次に、カバー工法のメリットとデメリットについても簡単に紹介します。

◆カバー工法のメリット

・解体による廃材がほとんど出ない

・解体工事がないので、騒音や撤去時のちりやほこりが少ない

・分類や廃棄に関わる作業時間やコストが大幅に削減できる

・屋根材が2枚重ねになるので防音効果や断熱性が高まる

◆カバー工法のデメリット

・既存の屋根材によっては、施工できない(瓦屋根など)

・屋根内部に補修工事が必要な場合は、施工できない

・新しい屋根材の分だけ重量が増えてしまうので、耐震性が落ちてしまう

・葺き替え時に剥がしてみれば発見できたはずの屋根内部の劣化がわからない場合がある場合

・軽量な屋根材から選ぶ必要がある

・建物の高さが高くなるので、元々斜線制限ギリギリに建てられている場合は施工できない

以前のブログで、カバー工法の工法やメリットやデメリットについて、詳しく説明しておりますので、合わせてご覧ください!

マサキホーム現場ブログ 屋根のリフォームなら屋根カバー工法?特徴やメリットを解説!(2023年3月22日 現場ブログ更新)

おススメの屋根材はこれ!

アイジー工業「スーパーガルテクト」

引用:アイジー工業 屋根のリフォームならスーパーガルテクト

まずは、マサキホームでの取り扱いが多数あるスーパーガルテクトを紹介します。

6色のカラーがラインナップされているのでお好みの外観を実現可能です。また、遮熱性、断熱性、耐火性能の大幅アップが期待できます。リフォームを行うことで快適な室内空間を手に入れることができます。

大きなポイントは、丈夫で長持ちする高い耐久性と安心の保証制度です。一般的なガルバリウム鋼板の1.25倍の厚さのメッキに守られているので塗膜15年、赤さび20年、穴あき25年と安心の保証がついています。

施工実績はこちらをご覧ください。

マサキホーム株式会社|屋根修理.jp 屋根カバー工事

ニチハ「横暖ルーフ」

引用:ニチハ 金属製外壁材・屋根材総合 カタログ2023.1 179ページ

ニチハの横暖ルーフは、耐久性が高く、長期間にわたって性能を維持します。耐候性に優れ、風や雨などの自然環境からの影響にも強い構造となっています。とても軽量な素材なので施工性が高く、効率の良い作業が可能です。通常とりも短い1.8mの短いタイプもラインナップされているので、狭小地や旗竿地など、難しい立地条件でも施工できます。

その他、屋根材同士のジョイント部分から建物内に水が入るのを防ぐ

特徴的なのは、基本形以外の形状をした「板金役物」の種類が豊富なことです。既存の屋根形状にピッタリ合わせた適切な役物を選択できるので高い性能を保つことができます。

LIXIL「Tルーフ」

引用:LIXIL 製品ラインナップ T・ルーフシリーズ

LIXILのTルーフは、鋼板に天然石を吹き付けた塗替え不要の屋根材です。

天然石の風合いを楽しめますが、非常に軽量で瓦の1/7、化粧スレートの1/3の重量です。

インターロッキング工法と呼ばれる、上下の屋根材を連結して屋根材全体を一体化させる工法を採用しているので、台風や強風による屋根材の剥がれや雨水の侵入に強いのが特徴です。

そして、デザイン性の高さも大きな魅力です。9種類のデザインやカラーバリエーションが用意されており、ご希望の建物スタイルに合わせて選択することができます。

変色、褐色、天然石の滑落について10年間、屋根材の穴あきや亀裂について30年間の保証が付帯しています。長い目で見るとメンテナンスコストを抑えられるのでおススメです。

ディートレーディング「ディーズルーフィング」

ディートレーディングのディーズルーフィングは、ジンカリウム鋼板の表面に天然石を施した屋根材です。

海外においても暴風や火災に対し硬い耐久性を持った商品として知られています。

様々なニーズに対応できる幅広いデザインやカラーを取り揃えており、曲線状の洋風瓦風のデザインの商品や直線的なシンプルはデザイン、和風デザインのものもあります。

表面の天然石はセラミックコートを施して作られています。セラミックコートとは、古くから日本のやきもので使われる「釉薬」と呼ばれる着色方法です。ガラスの素と色粉を合わせて高温で焼く工法で、退色や褐色することなく長期間美観を保つことができます。

基盤のサビによる穴あき、色あせ、石の剥がれに対する保証が30年間付帯しているので、安心です。

伊藤忠建材「スカイメタルルーフ」

引用:伊藤忠建材 スカイメタルルーフ 施工例“WOOD”

伊藤忠建材のスカイメタルルーフは、ストーンチップ鋼板を用いた商品です。

アルプスに近いイタリア北部の山で採取した玄武石を原料としています。玄武石を1.4mm程度に細かく砕いてセラミックコーティングを施してから使用しているため、色あせの心配がなく長期にわたって美しさが保たれます。

防災性や防音性、熱の拡散に優れた性能を持っており快適な生活を送ることができます。

天然スレートを再現した商品、ナチュラルでシックな木目調、シンプルなフラットデザインの3つのデザインから選ぶことができ、それぞれのテイストに合わせたカラーバリエーションが準備されています。

美観保持と基盤の性能に対して30年間の長期保証がついていることに加え、メンテナンスがほとんどかからないので長い目で見るとコスパの高い商品です。

まとめ

屋根のカバー工法を行う際におススメの屋根材を5つ紹介しました。屋根のカバー工法は、屋根の葺き替え比べて大幅に工期が短く、コストも抑えられます。ただし、屋根の内部の構造材や断熱材に劣化や水濡れなどによる修繕が必要ない場合にしか選択できない工法です。

定期的なメンテナンスを計画し、経年劣化や修繕の必要な個所について早期発見、早期補修を心掛けましょう。

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