屋根塗装と外壁塗装を同時に行う場合のメリット!同時に塗装するのがお勧めな理由(2023年4月3日 社長ブログ更新)

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の山根です。

おうちのメンテナンスは、毎年きちんと手を掛けていても、おおよそ10年に一度のスパンで大型修繕が必要となります。
その中でも、特に金額が大きいのは、屋根と外壁の再塗装です。いっぺんにやってしまった方がいいのか、費用負担を分散させたいから、屋根塗装は来年以降にずらそうか。などと悩まれるケースも多いようです。

同時に再塗装か別々の日程で考えるか。お勧めは、外壁と屋根の塗装は同時に行うことです。同時に塗装を行うと得られるメリットについて解説します。

1.10年目に大幅なメンテナンスが必要となる理由

新築時にハウスメーカーの担当者から「築10年目頃にメンテナンス費用が大きくかかることが多いから、メンテナンス資金は計画的に少しずつ積み立てておいた方がいいですよ」と言われることが多いようです。

毎年のメンテナンス以外に、どうして、10年目に大きな費用が発生するのか不思議に思われた方もいらっしゃると思います。

その理由は、ボイラーに故障や不具合が出やすい時期であること、畳の劣化水回りの不具合、クロスの汚れが目立ってくるなど経年での劣化が目立ち始める時期であることがあげられます。また、5年に一度行う排水管の高圧洗浄や防蟻処理、シーリング、コーキングの打ち換えも行うタイミングも重なるため、大きな費用負担が想定されるのです。

屋根や外壁も10年を目安にした再塗装が推奨されています。

2.屋根の再塗装が必要なサイン

屋根は紫外線や雨風に常に晒されつづけています。なかなか自分で点検することは難しいですが、発見しやすいサインについて紹介します。

➀屋根材が色褪せてきた
塗装の塗膜が劣化の初期症状です。艶がなくなったように感じたり、色が変わったように見えることもすぐに雨漏りを起こすわけではなく、屋根材自体が激しく劣化しているわけではないことが大半です。

➁コケが生える、錆が発生している
上記①の色褪せをそのままにしていると、コケが見られるようになります。塗料の塗膜が著しく劣化して防水性が低下した状態です。そのままにしておくと屋根材自体が劣化してしまうので、早急に対応しましょう。

③触ると指に粉がつく
2階の窓から平屋部分の屋根に触れられる場合に限りますが、塗装部分を触った時に指に粉が付着する場合は再塗装が必要な状態です。チョーキング現象と呼ばれ、紫外線によって塗料の成分が分解されて起こる現象です。

➃屋根材が浮いて見える、割れているように見える
塗装の目安ではありませんが、足場を架けて修理が必要な可能性があります。強風の影響や飛来物の衝突が原因で、屋根材が変形することや、破損することがあります。そのままにしておくと、変形部分の隙間から雨水や害虫が浸入して、屋根の構造材がぬれてしまったり、雨漏りを起こしたり、屋根から壁を伝って家全体に水が回ってしまう場合もあります。

早急に専門業者へ点検を依頼しましょう。

3.外壁の再塗装が必要なサイン

普段からおうちの外壁に変わった点や気になる点がないか、点検するようにしましょう。
下記のような症状を見つけたら、メンテナンスが必要なサインです。

➀色褪せてきた。くすんで見える。
外壁は、東西南北面それぞれに劣化の進行が異なります。色褪せやくすみが気になる場合は、紫外線を浴びづらい北面の外壁や風の当たりづらい方角の外壁と比較してみて下さい。

➁塗膜が浮いている感じがする。膨らんできた部分がある。
ポコポコとした膨らみを発見した場合や塗装が浮いてきた感じを見つけた場合、塗膜が劣化しているサインです。そのままにしていると、膨らみや浮きが徐々に広がってしまう可能性があるだけでなく、その部分から壁内部に水が入ってしまうこともあります。

③ヘアクラックを発見した。
幅0.3mm以下のひび割れをヘアクラックといいます。塗膜がしっかりしている内は、ある程度建物の伸縮に合わせて塗膜も伸縮します。劣化が進むと、建物の動きに対応できず、表面にひびが入るようになります。そのため、ヘアクラックの発生は塗料の劣化を示すサインです。

➃チョーキング現象が起こり始めた。
紫外線によって塗料の中の合成樹脂が分解されてしまい、塗装表面に粉上になった顔料が浮いてしまう現象です。チョーキング現象がみられるときは、塗膜の防水性が低下しているので、再塗装が必要です。

4.外壁と屋根を同時に再塗装するメリット

外壁と屋根の再塗装を同時に行うことで、トータルして考えると時間や労力、コストを削減することができます。具体的には下記のような内容です。

➀トータルでのコストが少なくてすむ
建物と屋根の塗装を同時に行う場合、足場を共有して使います。足場の代金はおおよそ塗装代金の2割ほどを占めています。別々の日程で塗装するよりも、足場代金だけで20万円近いコストを抑えることができます。
また、塗装職人にお願いする日にちもトータルでは少ない日数ですむため、余計な費用が発生せずにすみます。

➁打ち合わせが一度ですむ
外壁と屋根を同時に再塗装する場合、状態の点検を依頼して現状の報告を受けたり、スケジュールを決定したり、といった打ち合わせをいっぺんに進めることができます。
同様に塗装前の近隣挨拶や塗装完了後の点検もいっぺんに終わらせることができます。

③塗料の種類や色の選択の幅が広くなる
元々の色味から違う色味に変えようと思っている場合、屋根と外壁の色を合わせて検討することができます。また、耐久性の高い塗料への変更も取り入れやすく、同等の耐用年数の塗料を選ぶようにすると、次回の再塗装が必要なタイミングも同時に訪れるので、次回以降の塗装サイクルを合わせることができます。

➃トータルすると工事日程も短くてすむ
再塗装はお天気が続く季節に行います。天候によって日程が延びてしまうことはありますが、外壁と屋根の修繕や補修をやり繰りして最小限の延期で抑えることができます。それぞれの工程で必要な乾燥時間を、上手に利用するなど、無駄なくスピーディに塗装工事を進めることが可能です。

 

5.外壁と屋根の再塗装を同時に行うデメリット

トータルするとメリットがあることがわかっていても、別々にやるのに比べると「今」必要となる支出や時間が増えてしまうのがデメリットといえます。

➀コストが高額になることは避けられない。
トータルで考えるとコストが抑えられるとはいっても、一度に支払う金額は高額になってしまいます。

➁どちらかだけ塗装する場合よりも工事日程が長くなる。
こちらもトータルで考えると短縮できるとはいっても、外壁単体または屋根単体の塗装よりも、日数が少し長くなります。

6.まとめ

外壁と屋根の再塗装のタイミングを見逃さないためのサインや、同時に再塗装する際のメリットデメリットについて解説しました。

掛かってくる塗装費用は大きな問題なので、家計のライフプランが許すのであれば、同時に行って少しでもコスト削減することをお勧めします。そろそろ再塗装を検討する時期の方もまだ時期は先だけれど、どのくらい塗装費用を用意しておけばいいのか知りたい方も、まずはマサキホームへご相談ください!

◆リフォームは「マサキホーム」までご用命ください!

リフォームを満足いくものにするためには、事前のヒアリングが重要です。マサキホームでは経験豊富なスタッフが丁寧にヒアリング・施工し、アフターケアも万全!信頼と実績ではどこにも負けません!

施工の内容や工事費用や工事日数、ご不明な点やご心配な点、気になった点はどんな小さなでも遠慮なくお気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。

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シーリングレス(コーキングレス)工法はサイディングの進化形! (2023年1月4日 社長ブログ更新)

こんにちは。川崎市宮前区リフォーム会社のマサキホーム株式会社、山根です。
旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
2023年も、より満足度の高いサービスを提供できるよう努めて参りますので、本年もお引き立てのほど、宜しくお願いいたします。

早速ですが、本年最初のブログは、最新の「サイディング」についてのお話です。
外壁の仕上げに多く使われるサイディングボードは、デザインもさることながら機能性も日々進化しています。

以前の記事でサイディングボード仕上げのデメリットとして「サイディングボードの継ぎ目ができる」と挙げました。これはサイディングボードの継ぎ目にできる約1㎝程度の目地がおうちの外観を損ねてしまうというものですが、近年のサイディングパネルにはシーリング材を使用しない(露出させない)「シーリングレス工法」があります。

シーリングレス工法専用のサイディングボードを使用して、独自の施工法で仕上げます。今回はシーリングレス工法の特徴やメリット・デメリット、費用についてお伝えします。ご自宅のサイディングボード貼り替えやリフォームをお考えの方はぜひ参考にしてください。

1.シーリングレス工法とは?その特徴を徹底解説!

一般的なサイディングボード仕上げではボードの継ぎ目にできる約1㎝程度の目地ができてしまいます。継ぎ目はさほど目立つものではありませんが、サイディングボードとは別素材なのでボードの色や柄の「つながり」を妨げるものになることは否定できません。

また一般的なサイディングボード施工の際には、サイディングボードの継ぎ目にシーリング材を注入します。防水性を高め、衝撃吸収性を高めるためですが、シーリング材は年月とともにひび割れや剥がれを起こすので5年~10年に一度はメンテナンスが必要になります。

これらのシーリングが起こすサイディングボードのデメリットを見事に解決したのが「シーリングレス工法」です。シーリングレス工法の特徴をさらに具体的に解説します。

引用:ケイミュー株式会社より

〔 シーリングレス工法 〕

➀合いじゃくり工法
サイディングボードの上下左右の端部を厚みの半分だけ削り取り、相互に貼り合わせることを「合いじゃくり接合」といいます。シーリング目地が大幅に減り、継ぎ目にすき間のない自然な仕上がりにできます。

引用:ニチハ株式会社より

②ドライジョイント工法
ドライジョイント工法とは、専用部材を用いて出入隅や窓回り部分にシーリングを使用せずに施工する工法です。継ぎ目が目立ちにくいので木目柄やタイル柄など柄のサイディングボードも柄のつながりを損なうことがありません。上質感あふれる外観に仕上げられます。

引用:ニチハ株式会社

2.シーリングレス工法のメリット・デメリットとは?

どんな建材にもいい部分とそうでない部分はあります。ここではシーリング工法のメリット・デメリットをまとめました。参考にしてください。

☆シーリング工法のメリット☆

・一般的なサイディングボード仕上げに比べると外観が美しい。
・外観に高級感を持たせることができる。
・柄物のサイディングボードに継ぎ目を付けることなく連続性が出せる。
・シーリング交換が不要なのでメンテナンス費用を抑えられる。
・窯業系の製品では高耐候性塗料を表面に採用しているため長寿命である。

引用:旭トステム外装株式会社より

★シーリング工法のデメリット★

・サイディングボードの四方が「合いじゃくり」でかみ合っているため、修理が必要になったときに一枚だけ外すというような部分補修ができない。
・施工が難しく、きれいに仕上げるには職人のスキルが必要。
・シーリングを使用しないため、防水面では通常のサイディングボードに劣る。
・部分的にシーリングを使用することもある。


3.シーリングレス工法はリフォームにも採用できる?

結論から言うと、カバー工法やサイディングボードの貼り替えでもシーリングレス工法は採用できます。サイディングボードの寿命は約40年ですが、この寿命は経年劣化に応じてメンテナンスをした場合のものです。サイディングボードには10年に一度程度、外壁塗装やシーリングの打ちかえが必要で、それでもひび割れや雨漏りが発生した場合は「カバー工法」や「サイディングボード貼り替え」のリフォームが必要になります。

またサイディングボードは1990年代に急速に広まった外装材ですが、当時は施工方法が確立されていませんでした。そのため当時は下地とサイディングボードの間に通気孔を設けず直接貼り付ける「直貼り工法」で仕上げている住宅が多く見られます。直貼り工法で仕上げられた住宅はサイディングボードと防水紙の間に空気層がなく、湿気や結露をうまく排出できません。逃げ場を失った湿気や結露で、サイディングボードが歪みや剥がれを起こす可能性があります。現在は空気層を設ける通気工法が標準工法となりましたが、2000年以前に建築された建物は直貼り工法の可能性があります。直貼り工法で施工されているかどうかは見た目ではわかりませんので、専門業者に調査してもらいましょう。

〔サイディングボードのリフォーム〕

①「カバー工法」
既存の外壁材をカバーするように壁材を張り付ける工法です。張り付けたカバー壁によって、紫外線や水分の透過をほぼ防ぎます。カバー工法はサイディングボードの張り替えとは違い、既存のサイディングボードを撤去する手間も費用もかかりません。廃材の排出量を大幅に削減できるため、環境に配慮した工法とも言えるでしょう。ただ雨漏りなど躯体にダメージが見受けられる場合は、躯体の補修が必要になるためカバー工法では施工できません。カバー工法の耐用年数は30年程度です。

引用:旭トステム外装株式会社

②「貼り替え」
既存のサイディングボードを剥がして、新たなサイディングボードを貼るという方法です。上から重ねて貼るよりも建物にかかる負担が少なく、既存のサイディングボードの裏側(躯体のダメージなど)のメンテナンスも同時に実施できます。雨漏りをしているなど躯体にダメージが見受けられる場合や、カバー工法に耐えられないほどサイディングボードが傷んでいる場合にはサイディングボードの貼り替えがおすすめです。

〔シーリングレス工法に向いているサイディングボード〕

➀金属系サイディング
窯業系サイディングよりも軽い金属系のサイディングボードはカバー工法にも向いています。金属系サイディングでは見た目に冷たい印象を感じることがありましたが、近年の金属系サイディングはそれを払拭したデザイン、そしてシーリングレス工法にも対応した製品が多く登場しています。

引用:ケイミュー株式会社より

➁窯業系サイディング
窯業(ようぎょう)系サイディングは、セメントに繊維を混ぜてパネル状に成型したものです。多くの住宅で採用されているため、サイディングボードと言えば窯業系サイディングを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?シーリングレス工法に対応した製品も豊富です。

引用:ニチハ株式会社より

3.まとめ

今回はシーリングレス工法についてお伝えしました。外壁は365日おうちを風雨や紫外線から守ってくれる大切な存在です。大切な外壁をより美しく仕上げられるのがシーリングレス工法です。外壁リフォームの際にはシーリングレス工法もぜひご検討ください。ほかにも外壁のことでお困りのことがあれば、ぜひマサキホームが力になりますよ!

◆リフォームは「マサキホーム」までご用命ください!

リフォームは事前に細やかな聞き取りをすることで、お客様によりご満足いただけるものになります。

施工の内容についてはもちろん、費用や工事日数など具体的なご相談につきましてもいつでもご連絡ください。また少しでもご不明な点やご心配な点がありましたらお気軽にお問い合わせ頂ければと思います。

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リフォームでおうちの変化を大切に見守ろう。(2022年9月16日 社長ブログ更新)

こんにちは。川崎市宮前区リフォーム会社のマサキホーム株式会社、山根です。

家を買うと多くの人は長い期間同じところに住むことになります。その間にはおうちのまわりの環境やご家族の人数など、さまざまな変化があります。そんな環境の変化に合わせておうちを自由にカスタマイズできることは持ち家のメリットとも言えるでしょう。反対に新築当時から何もリフォームしないことは、不便を我慢しながら暮らすことにもつながります。

そこで今回は、おうちの「変化・生活」の状況に合わせたリフォームについてお伝えします。少しのリフォームで暮らし大きく改善されることもよくあります。今回の記事が「当たり前」になっている暮らしを見つめ直す意味でも参考になれば幸いです。

 

1.リフォームはなぜ必要なの?

家を持つと年月の経過とともに家にも住む人にもさまざまな変化が起こります。賃貸住宅であれば、オーナーに頼んで設備を交換してもらったり、狭くなった家を引っ越したりして対応することができますが、持ち家ではすべて住み手が責任を持って管理していかなくてはいけません。ここではリフォームが必要になるタイミングについて優先度の高い順にお伝えします。

優先順位①「壊れたものを交換する」
放っておくと生活が機能しないため、急を要するリフォームです。具体例は以下のとおりです。

お風呂の給湯器が壊れた
台風でカーポートが倒れた
床が抜けた
雨漏りする

これらのトラブルは放っておくと生活が機能しないだけでなく、家の寿命を縮めることにもつながりかねません。これらのトラブルが発生した場合は早急に対応しましょう。

優先順位②「老朽化したものを修繕・修復する」
そのままでも生活できないことはないし、気になってはいるけどつい後回しにしてしまうというリフォームです。具体例は以下のとおりです。

ドアの建付けが悪くなった
床がたわんでいる。ひずんでいる
外壁を触ると手に白い粉がつくようになった
コーキング(サイディングボードの目地)にひび割れがある

これらは「不便だな……」「リフォームしないといけないな……」という思いがいつも頭の片隅にあるため、知らず知らずのうちに住み手のストレスにもなる事案です。放っておいて勝手に改善されることはありませんし、早めにリフォームを依頼することをおすすめします。資金に不安がある場合はリフォームのローンも上手に利用しましょう。

優先順位③「おうちの機能性を見直す」
長く同じ家に住んでいると、そこでの生活が「日常」になります。そのため「機能性を見直す」ことは難しいことです。しかし住まいの機能性を上げることこそ、リフォームの本質とも言えます。普段の暮らしの中でご不便を感じることはたいていリフォームで解決できますよ。具体例は以下のとおりです。

ご家族が増えた、ご家族が独立したなど、人数に合わせて間取りを変更する
火の始末に不安が出てきたのでガスコンロからIHコンロに交換する
玄関やアプローチに手すりがほしい
間仕切り部分にある段差をなくしたい

リフォームは何かきっかけがなければなかなか依頼に踏み切れないという方もいますが、たいていの方は工事の後に「早くやってもらえばよかった」というご感想をくださいますので、一日も早く依頼されることをおすすめします。

優先順位④「見栄えを見直す」
おうちの見た目が新しく変わると嬉しいですし、気分も上がりますね。見た目の変化もリフォームでは大切なことです。具体例は以下のとおりです。

クロスを貼り替えて綺麗にする
床を貼り替える
キッチンを最新のものに交換する
屋根や外壁の色を変える

これらのリフォームは、見栄えだけでなく先に挙げた「交換」「修繕」「機能性を上げる」というリフォームと同時に考えられるケースがほとんどです。「ただ設備を交換する」「ただ修繕する」「ただ機能性を上げる」というだけでなく、見栄えが好みのものに変わるとより満足のいくリフォームになりますね。リフォーム工事を頻繁に依頼される方はそういらっしゃらないと思いますし、せっかくならリフォームを楽しいものにしましょう。

LIXILより引用

 

2.目的に合わせたリフォーム実例

ここではリフォームの目的別に実例を上げながらご紹介します。ご参考ください。

①経年劣化による変化に対応したリフォーム
持ち家に住んでいればいつか必ず必要になるリフォームです。トラブルに見舞われてからではなく、あらかじめリフォームの計画を立てておくと慌てなくて済みますね。

◎外壁塗装
外壁に発生するひび割れや剥離を放っておくと雨水が建物の中に侵入してしまい、建物に深刻なダメージを与えてしまいます。水分を含んだ木材はシロアリやダニを発生させる原因にもなります。外壁塗装工事には「メンテナンス」の役割も大きく含まれています。

◎設備の交換
給湯器、キッチン、お風呂、トイレ、洗面台など水回りの設備は故障が原因で交換するケースが多いです。近年はコロナ禍や流通が原因で設備の調達に時間がかかることもあるため、故障して慌てるのではなく、時間に余裕をもって依頼しましょう。設置から10年以上経過している場合は特に注意が必要です。

LIXILより引用

◎仕上げ材の変更
クロスや床は知らず知らずのうちに劣化しています。貼り替えなくても生活自体は機能しますが、貼り替えることで得られる視覚的効果、心理的な効果は大きいはずです。

②ライフスタイルの変化に対応したリフォーム
近年、リモートワークの普及や共働き家庭の増加などで需要が増えました。ご自身だけではなかなかアイデアを出すのが難しいため、専門業者の提案を受けることもおすすめです。思いがけないアイデアが生まれるかも知れませんよ。

◎間取りの変更
家族構成が変わった時に3LDKを2LDKに変更する、収納スペースをなくしてリビングを広くするなどのリフォームです。

◎ワーキングスペース
リモートワークのためのスペースがあれば、ご自宅でも落ち着いてお仕事ができますね。収納を改造したスペースや、家具で空間を仕切ってスペースを作り出すことも可能です。

LIXILより引用

◎家事の効率性をアップ
屋内に洗濯物を干せるランドリールームを作る、食品のストックを入れておけるパントリーを設置するなどです。家事の効率を上げることで、生活がより快適になります。

LIXILより引用

③バリアフリーリフォーム
年齢とともに誰しも身体の機能は低下します。特に高齢者の転倒は重症や寝たきりのリスクを引き上げます。毎日暮らす家の中で転倒事故を起こさないためのリフォームは重要です。要介護(要支援)者のためのリフォームであれば、介護保険で工事費を賄うことも可能です。

手すりをつける
段差を上がる時などはどうしても不安定な態勢になります。玄関や階段に手すりがあれば安心ですよね。手すりの設置は簡単な工事で、たいていの場合1日以内に工事が済みます。

LIXILより引用

すべりにくくする
玄関のタイルや床材が滑りやすい素材の場合は気を付けましょう。床の仕上げをリフォームで変えることももちろん可能ですし、簡易的に防滑性のあるシートを敷くことも効果的です。

LIXILより引用

◎段差をなくす
玄関アプローチの階段の段差が高い間仕切り部分に段差があるなどもリフォームで解決できますよ。

 

3.まとめ

今回はリフォームの必要性についてお伝えしました。おうちを長持ちさせるためにはこまめなメンテナンスが必要です。計画的に、そしておうちの変化を楽しみながらリフォームしたいものですね。

 

◆リフォームは「マサキホーム」までご用命ください!

リフォームを満足いくものにするためには、事前のヒアリングが重要です。マサキホームでは経験豊富なスタッフが丁寧にヒアリング・施工し、アフターケアも万全!信頼と実績ではどこにも負けません!

施工の内容や工事費用や工事日数、ご不明な点やご心配な点、気になった点はどんな小さなでも遠慮なくお気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。

 

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台風の季節に備えよう!あなたのおうちは大丈夫?(2022年7月29日 社長ブログ更新)

こんにちは。川崎市宮前区リフォーム会社のマサキホーム株式会社、山根です。

この季節から秋ごろにかけて、台風がしばしば日本列島にやってきます。報道などを見ていると、日本列島にやってくる台風は年々激甚化し、被害も深刻化しています。
今まで被害を受けることがなかった地域も決して他人事ではなく、今後被害に遭わないとも限りません。

今回は台風に備えて、ご自宅の被害を最小限に抑える方法をお伝えします。災害対策の参考にしてください。

 

1.台風の後に多いトラブルとその対策

台風で被害を受けやすい場所と、その対策についてお伝えします。

 ★屋根葺材の飛散

台風の時に飛び散った屋根葺材がよそのおうちを傷付けてしまったというトラブルはよくあります瓦だけでなく、スレート葺が割れて飛び散るケースもあります。瓦にせよスレート葺にせよ重さがあるので、飛び散って何かにぶつかると確実に傷を付けてしまいます。人であれば大けがになります。屋根は高い位置にあるため普段から様子をうかがうことは難しいですが、築年数が経過している場合、前回のメンテナンスから10年以上経過している場合は早めにメンテナンスを実施しましょう。

★カーポート

カーポートの屋根部分に採用されているポリカーボネートのパネルが剥がれて飛ばされることがよくあります。これは突風などによってカーポートを破損させないように、一定以上の風圧で飛ぶように設計されているためです。強風でカーポートが根こそぎ飛ばされることのないように、風を逃がしているということです。他にも深刻なのがカーポートの柱が風にあおられて倒れてしまうというケースです。特に片側支持(片側にしか柱がない形)のカーポートの場合は構造上不安定なので、強風が予想される時にはサポート柱(つっかえ棒のようなもの)を使用するなどの対策が必要です。サポート柱はカーポート設置後でも購入できます。カーポート設置から10年以上経過しているものは特に注意して対策しましょう。

★物置の転倒

物置の転倒は、台風の激甚化に伴いしばしば耳にするようになりました。古い物置に多いのですが、アンカーボルトで物置を固定していない場合には特に注意が必要です。物置の中にたくさん物が入っていて重量があっても、物置を壁付けにしていても、風にあおられて転倒してしまうケースが相次いでいます。大きな物置が倒れると人にケガをさせてしまう危険性があるほか、物置も衝撃により変形して使用できなくなります。倒れた物置を起こすのに人手もかかりますし、中に入れているものも破損します。復旧させるのが想像以上に大変なため、転倒防止工事がされていない物置は早めに固定しましょう。

 

2.台風に備えてできること

台風の被害を最小限に抑えるために事前にできることをまとめました。事前の点検は短時間で済みますが、実際に被害が出てしまうと補修するのに時間もお金もかかってしまいます。災害時に慌てることのないように平常時の点検やメンテナンスを心がけましょう。

☆おうちの周辺の片づけ

台風が近づいたら、とにかくおうちの周りに物を置かないことです。植物の鉢植え、家庭菜園のプランター、ガーデニング用品、お子様のおもちゃ、ガーデンファニチャーなど、移動できるものはすべて屋内に移動しましょう。屋内に入れるのが難しい場合は風の影響が少ない場所に固めておくなど、風に飛ばされない工夫をしましょう。

☆排水経路の点検

軒樋や竪樋、側溝、雨水桝などゴミが溜まったり詰まったりしないかを事前に確認しましょう。特に樋は詰まって雨水があふれると、建物の躯体に水が侵入するなど深刻なトラブルにつながりかねません。樋に破損や亀裂が発生していないかどうかも確認しましょう。ご自身で確認しづらいという場合は、専門業者に依頼されることをおすすめします。他にも見落としやすいのが雨水桝の確認です。雨水桝は知らず知らずのうちに泥や砂利が入り込んで、うまく機能しなくなっているケースが多くあります。雨水桝を開けて、スコップや使わなくなったお玉などで泥などをかき出し、雨水がうまく流れるようにしておきましょう。

☆外壁付属品・外構の点検

雨戸や窓の面格子に問題がないかをチェックします。「雨戸はついているけど、普段あまり閉めない」という方は特に注意が必要です。きちんと開閉できるか、台風の前には必ず確認しましょう。窓の面格子はがたつきが出ていないかをチェックしましょう。

 

3.もしおうちが台風の被害に遭ったら

おうちが台風で破損した場合、火災保険で補償できるケースがあります。ここでは火災保険の請求を見越した手順をご紹介します。ここで1点注意しておきたいのが、火災保険で請求できるのは「台風で破損したことが明らかにできる損害」です。経年劣化による破損などについては補償を受けることができません。業者の中には、経年劣化の破損についても「保険金で賄える」といって工事を勧めてくることがありますので注意しましょう。

◎修理の依頼をする

修理業者に連絡をして被害の状況を明確にしましょう。ご自身が見ただけでは気付かないような小さな被害も、プロなら気づいてくれることがあります。 

◎被害の状況を記録する

被害に遭った日時、被害の状況を細かに記録します。火災保険の請求には被害の状況のほかに、実際に被害のあった箇所の写真や画像の提出を求められるケースもあります。被害が屋根など高所で撮影できない場合は、修理業者に撮影をしてもらいましょう。

◎保険会社に連絡をする

ご加入の保険会社に連絡をして必要な書類を請求しましょう。保険証書を用意し、契約者氏名、証券番号、事故の日時・場所、当時の状況、損害の程度を伝えます。大きな災害時には保険会社への問い合わせが集中し、電話がつながりにくいことがあります。早めに連絡をとることをおすすめします。

◎修理業者に見積もりを依頼する

修理業者に被害箇所の修理費用の見積書を作成してもらいます。この時、給付金申請に必要な現場調査報告書も同時に作成してももらうと手続きがスムーズです。

◎申請書類を作成し、保険金を請求する

保険会社から取り寄せた申請書類を作成し、必要な書類を揃え、保険給付金を請求します。保険給付金は請求が完了してから30日以内に支払われます。

◎修理工事を依頼する

保険給付金がおりたら、見積をとった修理業者に工事を依頼しましょう。

 

4.まとめ

今回は台風に備えてできることをお伝えしました。被害がないことが一番ですが、近年の災害の激甚化を鑑みると、誰がいつ被災しても不思議ではない状況です。対策は災害が起こってからでは意味がなく、平常時にすることが大切です。「備えあれば憂いなし」とはよく言ったもので、対策をしておいて無駄になることは一つもありません。万が一、台風の被害に遭われた場合はマサキホームがお力になりますので、安心してご連絡ください!

 

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こどもみらい住宅支援事業で今すぐリフォームしよう!(2022年6月14日 社長ブログ更新)


こんにちは。川崎市宮前区リフォーム会社のマサキホーム株式会社、山根です。

最近テレビなどで「こどもみらい住宅支援事業」という言葉を聞いたことがありませんか?
ネーミングから「小さなお子さまがいるご家庭への支援事業」というイメージで「うちには小さい子どもはいないから関係ないな……」と思った方もいらっしゃるかも知れません。チェット!待ってください!「こどもみらい住宅支援事業」は、リフォームに関しては小さなお子さまがいるいないにかかわらずご利用いただけます。今回は「こどもみらい住宅支援事業」についてお伝えします。現在リフォームをお考えの方、近い将来リフォームをお考えの方、「こどもみらい住宅支援事業」でお得にリフォームできる可能性がありますよ!ぜひご参考にしてください。

 

1.こどもみらい住宅支援事業って何?対象はどんな人?

子育て支援および2050年カーボンニュートラルの実現へ向けて、子育て世帯や若者夫婦世帯による住宅の省エネ改修等に対して補助金が交付される制度として2021年11月から開始されています。住宅取得に伴う負担を減らし、省エネ性能の高い住宅ストックの形成を図ることがねらいです。こどもみらい住宅支援事業の対象となる方は以下のとおりです。

▣こどもみらい住宅事業者と工事請負契約等を締結し、リフォーム工事をする人

「こどもみらい住宅事業者」とは工事発注者に変わって交付申請等の手続を代行し、交付された補助金を工事発注者に還元するものとして、あらかじめ登録した施工業者です。つまり部材だけを仕入れてご自身でリフォームされるといった場合は補助の対象にはなりませんのでご注意ください。もちろんマサキホームもこどもみらい住宅事業者に登録しております!安心してお任せください!

▣リフォームする住宅の所有者であること

「所有者等」とは、リフォーム住宅の所有者(法人を含む)およびその家族、賃借人または管理組合・管理組合法人のいずれかに該当する方です。

 

2.こどもみらい住宅支援事業はどんなリフォームが対象?

以下のリフォーム工事の内容に応じて補助金が支給されます。下記の①~③のリフォーム工事のいずれかは必ず含めなければいけません。

①開口部(窓や玄関ドア)の断熱リフォーム
②.外壁・屋根・天井または床の断熱リフォーム
③エコ住宅設備の設置
④子育て対応リフォーム
⑤バリアフリーリフォーム
⑥空気清浄機・換気機能付きエアコンの設置
⑦耐震リフォーム
⑧リフォーム瑕疵保険等への加入

上記の①~③のいずれかは必須です。
④~⑧については、①~③のいずれかと同時におこなう場合にのみ補助の対象となります。
また、申請する補助額の合計が5万円未満の工事は補助の対象外です。

▣対象となる期間

〔2023年3月31日までに工事請負契約書を締結したもの〕
当初は工事請負契約を2022年10月31日までに締結したものが補助金の対象でしたが、昨今の原油価格・物価価格高騰による住宅価格上昇の対策として、交付申請期限が延長されました。まさに今こそリフォームのチャンスです!

▣補助金の額

〔原則、1戸あたり30万円です。〕
ただし以下に該当する場合は補助上限がそれぞれ引き上げられます。

①子育て世帯または若者夫婦世帯が、自ら居住する住宅におこなうリフォーム工事
・子育て世帯とは申請時点で2003年4月2以降に出生した子を有する世帯です。
・若者夫婦世帯とは申請時点で夫婦であり、夫婦のいずれかが1981年4月2日以降に生まれた世帯です。

②工事発注者が自ら居住するために購入した既存住宅におこなうリフォーム工事
既存の住宅の購入とは以下のすべてを満たすものを指します。
・不動産売買契約の締結時に完成から1年以上経過している住宅(不動産登記で確認)
・不動産売買契約の締結が、2021年11月26日以降であること
・売買代金が100万円(税込)以上である。
・リフォーム工事の工事請負契約の締結が不動産売買契約の締結から3カ月以内であること
・工事発注者が①に該当しない場合、購入する住宅が安心R住宅である。

※「安心R住宅」は、特定既存住宅情報提供事業者団体登録制度(安心R住宅制度)を利用し、安心R住宅調査報告書が発行された住宅です。

 

3.こんなリフォーム工事にも「こどもみらい住宅支援事業」がお役に立ちます!

実際にこどもみらい住宅支援事業でどのようなリフォームができるのでしょうか。対象のリフォーム工事、必須項目の中から3例ご紹介します。

①内窓をつける(開口部(窓や玄関ドア)の断熱リフォーム)
冬場に暖房をかけても部屋の中が暖まりにくいというご不便はありませんか?お部屋の熱は窓などの開口部から約50%逃げてしまうというデータがあります。浴室や脱衣所では、室内の熱が逃げてしまうと血圧が急激に上下し、ヒートショックを起こすことも懸念されます。今ある窓の内側に内窓を取り付けるだけで断熱性が上がり、室温の低下が軽減されます。リフォーム工事も1窓あたり約60分とスピーディーなのでお忙しい方でも安心です。

YKKAPより引用

②床の断熱工事(外壁・屋根・天井または床の断熱リフォーム)
お部屋の熱は約10%が床から逃げるというデータがあります。古い住宅では床下にじゅうぶんな断熱がされていないことも多く、冬場にお部屋が暖まりにくいということがあります。床の断熱リフォームでは床下にグラスウールなどを取り付けて断熱性を上げます。フローリングなど床材の貼り替えなどと同時に施工すれば効率的ですね。

デュポン・スタイロ株式会社より引用

③電気ヒートポンプ給湯器(エコキュート)に取り替え(エコ住宅設備の設置)
エコキュートは電気をエネルギー源とする給湯器です。太陽光や風力と同じ再生可能エネルギーである「空気の熱」を利用してヒートポンプ技術でお湯を沸かすことができる、環境にやさしい省エネルギーの給湯器です。オール電化住宅にリフォームする際に取り入れられることが多いようです。

Panasonicより引用

 

4.まとめ

今回は「こどもみらい住宅支援事業」を利用してできるリフォームについてお伝えしました。「こどもみらい住宅支援事業」はもちろん「子育て支援」という目的もありますが、省エネ住宅や環境配慮への取り組みといった目的も大いに含まれています。最近よく耳にするようになった「カーボンニュートラル」という言葉があります。これは地球上の温室効果ガスの排出量と吸収量・除去量を均衡させることです。私たちは日常生活や経済活動の中で常に温室効果ガスを排出しています。日本人1人でインド人5人分の温室効果ガスを排出しているというデータもあります。地球温暖化や気候の変動を食い止めるため、私たち一人ひとりが住まいや暮らしを見直すことが急務です。まずは「こどもみらい住宅支援事業」を使って省エネリフォームをしてみませんか?

 

◆こどもみらい住宅支援事業リフォームは「マサキホーム」までご用命ください!

リフォームを満足いくものにするためには、事前のヒアリングが重要です。マサキホームでは経験豊富なスタッフが丁寧にヒアリング・施工し、アフターケアも万全!信頼と実績ではどこにも負けません!

施工の内容や工事費用や工事日数、ご不明な点やご心配な点、気になった点はどんな小さなでも遠慮なくお気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。

 

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マサキホーム㈱ お問合せ窓口 担当 山根 

 

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リフォームに大きな影響!?納品遅れ・値上げのお話(2022年5月8日 社長ブログ更新)

こんにちは。川崎市宮前区リフォーム会社のマサキホーム株式会社、山根です。

コロナ禍に入って早いもので2年以上が経ちましたが、いまだに収束せず、未だ回復の兆しが見えません。そこにロシアによるウクライナ侵攻が重なり、新築やリフォームで使用する住宅設備機器や木材にも大きく影響が出ています。今後も欠品や納期の遅れや価格の高騰は免れません。今回はリフォームにおける流通の現状についてお伝えします。これからリフォームをお考えの方はぜひご一読ください。

 

1.住宅設備機器の流通の現状はこんな感じです。

新型コロナウイルスのまん延や世界情勢が悪くなることで、なぜ住宅設備機器や木材の流通が滞ってしまうのでしょうか。ここで解説します。

▣住宅設備機器
リフォームで使用する住宅設備機器は、ベトナムなどのアジア諸国で生産されているものが多く、新型コロナウイルス感染拡大の影響で通常サイクルでの生産体制が取れないことから遅れが生じているようです。

①納品が遅れている商品
トイレ、ウォシュレット、洗面化粧台、給湯機器、キッチン、衣類乾燥機、浴室乾燥機、食洗器、IHヒーターコンロ、レンジフードほか

②どれぐらい遅れているのか
少なくとも3カ月以上お待ちいただいている状況です。商品によっては納期未定や受注停止になっているものもあります。TOTOの公式ホームページによれば「生産拠点の見直し等を行い、段階的に回復に向かっている商品もある」とのことですが、全体的に順調な流通に戻るまでには時間がかかりそうです。

▣木材
ウッドショックという言葉をご存知でしょうか。近年アメリカや中国において住宅の建築が急増し、木材の需要は急拡大しています。そんな中、コロナウイルスの影響で木材の生産量はガクンと落ち、木材の需要と供給のバランスが悪くなってしまいました。結果、木材の買付競争は世界的に激しくなっています。建築用の木材が確保できずに工事の着工が遅れてしまう状況をウッドショックといいます。このウッドショックは今後もまだ続きそうです。現在も杉材で以前の約2倍、ホワイトウッド材で約2.5倍の価格高騰をしています。そこにロシアによるウクライナ侵攻の影響が追い打ちをかけている状況です。2022年4月には日本のロシアへの経済制裁が強化され、木材も4品目が輸入できなくなりました。住宅の内装の下地には、加工しやすい「アカマツ」が多く使われるのですが、その多くはロシアから輸入されています。そのアカマツも輸入禁止の対象に含まれています。アカマツだけでなく他の木材も同様に価格高騰しており、リフォームにもよく使用される12㎜の合板については数年前まで1000円未満だったものが、今は2000円弱ぐらいにまで値上がりしています。

▣金属
木材だけでなく鉄や銅、アルミニウムなどの金属も価格高騰が止まりません。この状況はアイアンショック」「メタルショック」などと呼ばれています。H形鋼、異形棒鋼(鉄筋)、厚鋼板といった建築に必要な鋼材が、2021年7月までの1年半の間に約40%も上昇しました。この背景には、主原料である鉄鉱石の需要が中国で急拡大したことなどがあります。ウッドショック同様、中国での金属の需要がすぐに落ち込むとは考えにくいので、この状態はしばらく続くでしょう。

▣オイル
一見、リフォームには直接関係なさそうなオイルショックですが、関係は大ありです。ガソリンの値段が高騰していることに始まり、あらゆるものを運ぶ物流コストが上がっています。他にも石油を使って作られている水道配管やお風呂の浴槽、竪樋や樹脂系の断熱材、ビニールクロスなど、さまざまな建材の値段が比例して上昇しています。

 

2.住宅設備機器メーカーによる相次ぐ値上げ

先に挙げたように、原材料価格が高騰したことから住宅設備機器メーカーでは値上げを発表しています。詳細は以下の通りです。

▣TOTO (2022年10月1日受注分より)
・衛生陶器……約3~8%程度
・ウォシュレット(一体形便器・シートタイプ)……約2~13%程度
・水栓金具……約6~12%程度
・ユニットバス・システムバスルーム……約6~20%
・洗面化粧台……約4~8%程度
・システムキッチン……約2~7%

▣LIXIL (2022年4月1日受注分より)
・樹脂サッシ……約8~10%程度
・エクステリア……約10%程度
・インテリア造作材……約7%程度
・インテリア床材……約1,000円/坪アップ
・トイレ……約3~11%程度
・水栓……平均10%程度
・浴室……約8~14%程度
・キッチン……約2~11%程度
・洗面化粧台……約4~7%

▣YKKAP (2022年1月1日発注分より)
・住宅用商品……約10%~12%程度
・エクステリア商品……約8%程度
・金属外装材……約15%程度
・ビル用商品……約8~10%

▣三協アルミ (2022年2月1日受注分より)
・エクステリア商品……約10%程度
・ビル商品……約10%程度
・住宅商品全般……約4%~12%程度

▣パナソニック (2022年8月1日受注分より)
・キッチン……約9%程度
・バスルーム(戸建・マンション向け)……約11%程度
・洗面化粧台……約6~9%程度
・トイレ……約6~12%程度

 

3.納品遅れ・値上げに対策できることはあるの?

住宅設備機器の納品遅れやメーカーの値上げに対して、何か対策できることはあるのでしょうか。いくつか挙げてみます。

▣値上げ対象外の商品を選ぶ
値上げの情報をお伝えしましたが、すべての商品が値上がりするわけではありません。価格が据え置きになっている商品を選ぶこともできます。詳しくはお問い合わせください。

▣計画を前倒しして依頼をする
住宅設備機器に故障や不備が発生してから工事を依頼するのではなく、早めに工事を依頼することをおすすめします。たとえば給湯器は、設置から10年経過していればいつ不具合が発生してもおかしくない状況です。給湯器など生活に不可欠なものは、あらかじめ余裕をもって交換を依頼しておくと安心です。

▣インターネットで住宅設備機器を購入して工事だけ業者にお願いする
住宅設備機器には品番や型式など細かくスペックが分かれています。誤って合わないものを購入してしまうと取り付けられない可能性もあるため決しておすすめはできませんが、苦肉の策としてご提案します。いくつもの業者に当たっても納期遅れが理由で対応してもらえないという場合は、ご自身でなんとかせざるを得ないですものね。

 

4.まとめ

今回はリフォーム業界における流通の現状ついてお伝えしました。今回の納品遅れや欠品につきましては、お客様からのご依頼に応えられないケースもあり、当社としましてもたいへん心苦しい思いをしております。新型コロナウイルスの収束、世界情勢が安定し、一日も早くスムーズな流通が戻りますよう、マサキホーム社員一同願っております

 

◆リフォームは「マサキホーム」までご用命ください!

リフォームは事前の細やかな聞き取りが肝心です。「こんな感じにしたい」「この部分に不便を感じている」といった些細なことでも、お気軽にご相談ください。

施工の内容についてはもちろん、費用や工事日数、少しでもご不明な点やご心配な点などにも経験豊富なスタッフが丁寧にお答えします。お気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。

 

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光触媒塗料で外壁を綺麗にしてもらおう!?(2022年4月28日 現場ブログ更新)

こんにちは。川崎市宮前区リフォーム会社の山根です。

春先から梅雨入りにかけては、一年の中で一番外壁塗装をされる方が多くなる時期です。夏に向けて雨が多くなる時期に備えるという理由もありますが、施工時に窓を養生するので、窓の開閉やクーラーの使用ができないタイミングがあるからです。そのため暑くも寒くもない時期がお施主様にとっても職人にとっても好ましい時期となります。しかしこの時期以外でももちろん外壁塗装はお受けできますので、いつでもお気軽にご相談くださいね!

今回は外壁塗装に使われる塗料の中で「光触媒塗料」についてお伝えします。さまざまな外壁用塗料がある中で、光触媒塗料にはどのような特徴があるのでしょうか?おうちの外壁塗装をお考えの方はぜひご参考ください。

 

1.光触媒塗料は汚れを落としてくれる優れもの

光触媒塗料は、塗料の中に含まれている二酸化チタン(TiO2)が太陽光(紫外線)に反応し、活性酸素を発生させ、外壁につく排気ガスなどの汚れをセルフクリーニングしてくれる優れものです。そして分解した汚れは、雨が降った時に洗い流されます。言わば雨が降るたびに外壁が綺麗になる塗料なのです。

 

2.光触媒塗料はどうやって汚れを落とすの?

光触媒塗料は「親水性」といって、水が外壁の表面になじむ状態になります。外壁の表面で水が膜のように広がり、壁の汚れの下に入り込んで汚れを浮き上がらせて流します。この「親水性」と対照的なのが「撥水性」です。こちらは水を弾いて「汚れを寄せ付けない」というイメージです。


株式会社ピアレックス・テクノロジーズより引用

 

3.光触媒塗料のメリット

光触媒塗料のメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?ご紹介します。

➀外壁につく汚れを落としてくれる
前項でもお伝えしたとおり、光触媒塗料の最大のメリットは雨が降るたびに外壁の汚れが流れ落ちるセルフクリーニング作用といえるでしょう。この作用により外壁を長く美しく保つことができます。

②メンテナンスがほぼいらない
汚れがつきにくいので、外壁のメンテナンスの手間がかかりません。メンテナンスの時間が取れない方、洗浄の頻度を少なくしたい方にはおすすめです。

③耐久性に優れている
光触媒塗料の耐用年数は約15年~20年と言われています。他の塗料は紫外線を浴びることによって劣化しますが、光触媒塗料はその紫外線を利用して外壁を綺麗にするため、長くおうちを守ることができます。

➃地球環境に配慮している
光触媒塗料を塗った外壁に太陽光が当たると活性酸素が発生します。光化学スモッグの原因となる物質を酸化させ、除去することができます。空気を浄化させるという点では、環境にもやさしい塗料だと言えるでしょう。

⑤防臭・防カビ・防藻効果がある
臭いを分解する、カビに強い、苔が付きにくいといった効果が期待できます。

 

4.光触媒塗料のデメリット

光触媒塗料のデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?ご紹介します。

➀コストが高い
光触媒塗料は他の塗料に比べるとコストが高くなります。費用が高くなる理由としては、販売されてからあまり年数が経っていない、比較的新しい商品だからということでしょう。具体的な費用の相場は後述します。

②職人の技術が必要
光触媒塗料は他の塗料と比べると粘度が低く、サラサラとした質感です。非常に垂れやすいため、塗るのに技術を要します。光触媒塗料の扱いに慣れた、実績のある施工業者を選びましょう。

③乾燥に時間がかかる
光触媒塗料は他の塗料と比べると乾燥に時間がかかるほか、施工時の天候や気温などにも注意が必要です。

➃外壁の色が限られる
光触媒塗料は白っぽい、明るい色には効果を発揮しやすいのですが、黒っぽい、暗い色では効果を発揮しません。そのため「今度の外壁塗装はダークな色にしたい!」という方には他の塗料をおすすめします。

⑤仕上がりにツヤがない
光触媒塗料の塗面にはツヤがなく、マットな仕上がりになります。仕上がりにツヤがほしいという方には不向きな塗料です。塗膜も固いため、アクリル系の塗料に比べるとひび割れを起こしやすいと言えます。

⑥太陽光が当たらない場所では効果がでにくいことがある
光触媒塗料は、基本的に太陽光(紫外線)が当たることによって汚れを落とします。そのため日照時間の短い北側の外壁や、日当たりのよくない場所では効果をじゅうぶんに発揮できません。現地調査の時だけでは業者の方も把握しきれないので、日頃から日の当たり具合を知っておく必要があります。

⑦屋根には施工できない
光触媒塗料には屋根用タイプが販売されておらず、屋根には他の塗料を使用しなければいけません。屋根の塗料を選ぶ際はその後のメンテナンス時期を揃えることを考えて、光触媒塗料と同じぐらいの耐用年数の塗料を選びましょう。

 

 5.光触媒塗料の種類

代表的な光触媒塗料は以下のとおりです。

➀ピュアコート(株式会社ピアレックス・テクノロジーズ)
1㎡あたり約3,000円 

②エヌティオ(日本特殊塗料株式会社)
1㎡あたり約3,500円 

③アパタイト光触媒塗料(株式会社ニュートラル)
1㎡あたり約2,000円

以前は、TOTOの子会社であるTOTOエクセラ株式会社が「ハイドロテクトコート」という商品を生産・販売していましたが、2017年に販売終了しています。

 

6.光触媒塗料の費用相場

光触媒塗料の費用相場は1㎡あたり3,500円~5,000円です。

ちなみに他の塗料の費用相場と比較すると
・光触媒塗料  3500~5,000円
・アクリル塗料 1,000~1,500円
・ウレタン塗料 1,500~2,500円
・シリコン塗料 2,500~3,500円
・フッ素塗料  3,500~5,000円
・無機塗料   3,500~5,000円

外壁塗装で利用されることが多いシリコン塗料など比べると、光触媒塗料の費用相場が高いことがわかります。

 

7.まとめ

今回は光触媒塗料についてお伝えしました。太陽光と雨の力で外壁をセルフクリーニングしてくれる光触媒塗料は、一口で言うと「汚れ防止」を重視される方におすすめの塗料です。外壁用塗料の中でも特殊塗料と言われる光触媒塗料は、業者によっては対応していないところもありますし、施工の難しさからおすすめしないというところもあります。しかしお伝えしたように、光触媒塗料の機能には、地球環境への配慮など他の塗料に見られない素晴らしい点もあり、今後の進化に期待できる塗料とも言えるでしょう。一部の光触媒塗料では遮光効果も期待できるそうで、昨今の気温上昇に大きく役立つ塗料になるかも知れません。外壁用塗料にはさまざまな特徴があることから、何を選ぶか非常に悩ましいところです。そして塗料選びも大切ですが、選んだ塗料の性能をじゅうぶんに活かしてくれる業者選びはもっと大切です。信頼できる業者を選び、そして納得されたうえで決定されることをおすすめします。

 

 

◆外壁塗装リフォームは「マサキホーム」までご用命ください!

外壁塗装はただペンキを塗る作業ではありません。日々進化する塗料への知識と、熟練の技術が必要になります。マサキホームでは経験豊富なスタッフが丁寧に施工し、アフターケアも万全!信頼と実績ではどこにも負けません!

施工の内容や工事費用や工事日数、ご不明な点やご心配な点、気になった点はどんな小さなでも遠慮なくお気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。

 

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ガルバリウム鋼板屋根とは?特徴とメリット・デメリットについて解説(2022年3月18日 社長ブログ更新)

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の山根です。

屋根材や外壁材としてよく利用されているガルバリウム鋼板
屋根をリフォームしたいけれど、どんな素材があるのか、瓦屋根やスレート屋根以外のおすすめの素材は? と悩んでいる人もたくさんいらっしゃいます。

そこで今回の記事では、丈夫で長持ちすると話題のガルバリウム鋼板の特徴とメリット・デメリットについてご紹介していきましょう。屋根のリフォームを考えている人は、ぜひ最後までお読みください!

 

1.ガルバリウム鋼板屋根とは

ガルバリウム鋼板とはアメリカで約40年前に開発された、錆びにくい金属系の建築素材です。
鉄に「亜鉛」「アルミ」でメッキを施した薄い金属素材のガルバリウム鋼板は、それまでの金属屋根の主流だったトタン屋根と比べると、錆びにくいという特徴があり急速に普及しました。

では、それまでよく使用されていたトタン屋根とガルバリウム鋼板屋根のちがいとは一体何なのでしょうか。
トタン屋根は鉄の表面に「亜鉛」でメッキを施した素材です。一方、ガルバリウム鋼板屋根のメッキでは「アルミニウム、亜鉛、シリコン」と複数の原料を組み合わせて使用しています。アルミニウムの腐食に強い特性が加わることで、耐久性に優れた屋根材となっています。

現在使用されているガルバリウム鋼板といえば、ほとんどの場合、メッキの原料にマグネシウムを加えた製品を指すようになりました。従来タイプのガルバリウム鋼板と比較すると約3倍、錆に強いといわれています。

 

2.ガルバリウム鋼板屋根のメリット

ガルバリウム鋼板屋根材を使用する、5つのメリットについて見ていきましょう。

▣耐久性にすぐれている

外壁や屋根は住宅の外部で風雨や紫外線にさらされる環境にあります。そのため、外壁材や屋根材は「耐久性にすぐれていること」がもっとも重要です。
ガルバリウム鋼板屋根は、亜鉛の特徴である犠牲防錆作用(亜鉛が鉄より先に腐食することで鉄の腐食を防ぐ作用)とアルミニウムの耐食性を組み合わせることで、トタン屋根の約5倍の耐久性を実現しています。

鉄にメッキを施したガルバリウム鋼板屋根は、塩害にも強いため海の近くの住宅でもよく使用されている屋根材です。また積雪が多い地方でも、金属系素材のガルバリウム鋼板屋根は雪の重みに耐えられるので、安心して使用できます。

▣耐熱性にすぐれている

ガルバリウム鋼板のメッキには高い比率でアルミニウムが使用されています。そのため、アルミニウムメッキ鋼板に近い優れた耐熱性も兼ね備えています。

また、ガルバリウム鋼板の表面は反射率も高いです。屋根は一年中に直射日光を受け続けていますが、反射率が高いガルバリウム鋼板屋根では、表面温度の上昇が少なく室内の温度上昇を抑える効果があります。

▣耐震性が高い

ガルバリウム鋼板は厚さが1~3mm程度と非常に薄い金属系素材です。重量は瓦と比較すると1/10、スレート屋根と比べても1/5程度と、軽量であることが大きな特徴の一つです。

屋根の重量は、住宅全体の耐震性に大きく関わってきます。屋根の軽量化を図れるガルバリウム鋼板屋根は、耐震性にすぐれた屋根材といえるでしょう。

▣加工しやすい

さきほども触れたように、薄い金属製素材であるガルバリウム鋼板は、メッキ層もやわらかいためとても加工しやすいことも特徴です。さまざまな屋根の形状に合わせて加工することで、既存屋根のカバー工法にも柔軟に対応できます。

▣豊富なカラーバリエーション

ガルバリウム鋼板屋根は、加工しやすいだけではなく、着色も容易におこなえます。そのため、さまざまなデザインやカラーバリエーションがそろっており、好みの外観にあわせた製品を選べることもメリットの一つです。

特に最近のトレンドであるシンプルモダンスタイルやアーバンスタイルの外観を作るには、ガルバリウム鋼板屋根がおすすめです。その独特な素材感やイメージから、ガルバリウム鋼板屋根を取り入れる人が増えています。

 

3.ガルバリウム鋼板屋根のデメリット

次に、ガルバリウム鋼板屋根のデメリットについてもしっかりと理解しておきましょう。

▣断熱性が低い

鉄はもともと熱伝導率が高い素材です。メッキを施していても、ガルバリウム鋼板屋根は単体では断熱性が低い製品が多く、施工時に工夫が必要となります。

しかし近年、断熱材と一体化した製品が多数展開されるようになり、少しずつ解消されつつあるデメリットといえるでしょう。

▣遮音性が低い

ガルバリウム鋼板屋根は薄くて軽量なのが特徴です。薄い金属系の屋根材は、瓦やスレート屋根と比べるとどうしても遮音性が乏しくなります。

従来のガルバリウム鋼板屋根材では雨音が大きく聞こえるなどのデメリットが指摘されていました。しかしこのデメリットについても、断熱材一体型のガルバリウム鋼板屋根の開発で解消されつつあるといえるでしょう。
改良されたタイプを採用する場合は、性能が良くなる分だけ価格も上昇することは覚えておきたいです。

▣錆びないわけではない

ガルバリウム鋼板のメッキは「亜鉛、アルミニウム、シリコン」で構成されており耐久性は抜群です。しかしメッキ塗膜の層は非常に薄いものです。そのためメッキ塗装の表面に傷がつきやすいことはガルバリウム鋼板のデメリットといえます。

傷がつくとその部分から水や異物が入り込んで、屋根材の腐食が始まってしまいます。錆びない屋根材ではなく、「錆びにくい屋根材」であることを理解したうえで採用するのがおすすめです。

 

4.ガルバリウム鋼板屋根の劣化症状とメンテナンス

▣錆び

ガルバリウム鋼板屋根は錆びにくい金属系の屋根材ですが、まったく錆びないというわけではありません。劣化症状としてあげられるガルバリウム鋼板屋根の錆びは2種類あります。

●白錆び
ガルバリウム鋼板のメッキ層の原料である亜鉛が酸化することで現れる錆びです。表面に白い斑点が見られるのが特徴で、外観が損なわれますが屋根材の機能に重大な影響を及ぼすわけではありません。
●赤錆び
さきほどのデメリットでも触れたように、ガルバリウム鋼板の表面のメッキは薄いです。傷や凹みを放置しておくと赤みがかった錆びが浮いてきます。この赤錆びは範囲が拡大してガルバリウム鋼板屋根材の機能を大きく損なう原因となります。

▣電蝕

電蝕による腐食もガルバリウム鋼板屋根で気をつけたい劣化症状の一つです。異なる金属素材が接触することで起きる電蝕(異種金属接触腐食)。ガルバリウム鋼板は電蝕を起こしやすい金属系素材です。

住宅のリフォームや新築時に使用する、釘や金物の金属製品との接触には注意して施工する必要があります。電蝕からの錆びは赤錆びと同じように、ガルバリウム鋼板本体へ広がり屋根材としての機能を低下させてしまいます。

▣色褪せ

ガルバリウム鋼板屋根のメッキ塗膜は、直射日光や風雨に長年さらされることによって劣化します。塗膜の劣化が進行すると金属屋根本体の腐食へと進行して、鋼板に穴が開くという事態にもなりかねません。そうなる前に、定期的な検査やメンテナンスをおこなうことが重要です。

 

5.まとめ

ガルバリウム鋼板屋根は、シンプルでスタイリッシュな住宅外観を作るのに魅力的な屋根材です。

大きなメリットとしてスレート屋根と比較すると耐久性に優れていることや軽量なので、住宅全体の耐震性能をアップさせることがわかりました。

非常に魅力的な屋根材ですが、メンテナンスフリーなわけではありません。定期的な点検やメンテナンスをおこなうと、ガルバリウム鋼板屋根を良い状態で長く使用し続けられます。

屋根のリフォームをおこなう際には、瓦屋根やスレート屋根の他にガルバリウム鋼板屋根も候補に含めて検討してみてください。

 

◆外壁塗装・屋根塗装の工事は「マサキホーム」までご用命ください!

リフォームは事前に細やかな聞き取りをすることで、お客様によりご満足していただけるものになると思います。

施工の内容についてはもちろん、費用や工事日数など具体的なご相談につきましてもいつでもご連絡ください。また少しでもご不明な点やご心配な点がありましたらお気軽にお問い合わせ頂ければと思います。

 

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外壁塗装は必要?大切な住宅を守る外壁塗装!10年が検討時期の目安(2022年2月8日 社長ブログ更新)

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の代表・山根です。
今回は「外壁塗装って必要なの?」ということについて。

住宅に住み始めてしばらくすると、
「外壁塗装の時期ですよ!」
「今なら格安で外壁塗装ができます!」
などと、チラシが入っていたり、訪問セールスされたり…こんなことがありませんか?

そういわれても、見た感じ少し色あせはしているかもしれないけれど、外壁はまだきれいだし、塗装しなくちゃだめなのかしら?… 塗装って必要なのかしら?… と悩みますよね。

はい、外壁塗装は必要です!
塗装の目安は一般的に10年ぐらいといわれており、住宅を長持ちさせるために外壁塗装は大切なメンテナンスなのです。

そこで今回は、外壁塗装が必要な理由外壁塗装の時期の見極め方についてお伝えします。

 

1.外壁の種類

外壁塗装について解説する前に、外壁材の種類について知っておきましょう。サイディング外壁・モルタル外壁・ALC外壁の3つが現在よく使用されてる外壁材です。

それぞれの特徴をみてみましょう。

①サイディング外壁
サイディングとは、セメントと繊維物質を混ぜて板状に形成した外壁材のことです。デザインが豊富で軽いため、現在の戸建て住宅で主流の外壁材です。軽い素材のものは建物への負荷が少ないことから、耐震性が上がるため人気の外壁材となっています。

材質により、窯業(ようぎょう)系・金属系・木質系・樹脂系などの種類があります。近年では、金属系が軽量のため人気になりつつある傾向です。

②モルタル外壁
モルタルは、セメントに砂と水を加え練ったものです。このモルタルを、コテなどで塗り重ねてつくられたのがモルタル外壁です。コテの使い方次第では、凝った模様の外壁にもなります。

モルタルはつなぎ目のない外壁で目地がないため、コーキングの必要がないことが特徴です。モルタルは柔軟性に優れており耐火性があり、外壁の素材として使われています。
モルタル自体の防水性は低いのですが、防水塗装することで耐水性が向上します。

③ALC外壁
ALC外壁とは、軽量気泡コンクリートともよばれます。コンクリートでありながら、気泡の穴が内部にあるため、軽く水に浮きます。珪石・セメント・生石灰を主原料として、板状に形成された外壁材です。耐久性が強く、断熱性・耐火性に優れており、空気の層が音を遮断することで、遮音性が高いことも特徴です。

ALC外壁は、気泡がたくさんあることから吸水性が高く、水分が中に入るとひび割れや膨張するといったことが挙げられます。そのため、細かいお手入れを必要としますが、メンテナンス次第では耐用年数が50年ともいわれている外壁材です。
モルタル以外は、ボードになった外壁材をつなげて外壁が作られています。

 

2.外壁塗装が必要な理由


外壁材の次は、塗装の役割についてです。
外壁塗装には外壁材を守る機能と美観を保つ役割があります。

➀守る役割
外壁材を守る役割には、防水と劣化の防止が挙げられます。
塗装すると、塗料の膜(塗膜)が作られ、雨や紫外線などの外的刺激から外壁材を守ります。イメージでいえば、車にワックスをかけたような感じといえばお分かりいただけるでしょうか。

雨や紫外線による劣化で塗膜が薄くなると、外壁材に水分が侵入して外壁材自体が傷んでしまう可能性があるのです。外壁材が傷んでしまうと、全て張り替えるか、今ある外壁の上に覆うように外壁材を貼り付けるといった大掛かりなリフォームが必要になってしまうのです。
そのため、定期的なメンテナンスとして外壁塗装が必要です。

➁美観を保つ役割
また、外壁塗装により住宅の外観の美観を保つ役割もあります。新たに塗装することで、外観をキレイにリフォームできます。現在のカラーと全く違うカラーを選択すると、住宅のイメージを変えることも可能なのです。定期的に外壁塗装をすることで外観を常にきれいな状態に保てるわけです。

 

3.塗料による時期の見極め方

現在お住まいの住宅に使用してある塗料によっても、塗装の時期が変わってきます。
これは、塗料の種類によって、耐用年数が違うためです。
一般的に使用されている塗料の種類と耐用年数は以下の通りです。

・アクリル塗料 … 5~7年
・ウレタン塗料 … 7~10年
・シリコン塗料 … 10~15年
・ラジカル制御型塗料 … 12~15年
・フッ素塗料…15~20年
  このように塗料の種類によって耐用年数にばらつきがありますね。

10年くらい前に建築された住宅は、ウレタン塗料やシリコン塗料が多いため、そろそろ塗膜が薄くなっている時期だと考えられます。そのため、外壁塗装を検討する時期になっていると推測できるのです。

 

4.外壁塗装の状態からの見極め方

外壁を塗り替える時期の目安は、年数だけに限りません。外壁の状態から判断もできますよ。以下に外壁の塗装時期を知らせてくれるサインをいくつか紹介します。

➀チョーキング
外壁を手で触ったときに白い粉が手につく状態のことを、チョーキングといいます。これは、白い粉がチョークの粉に似ていることからそう呼ばれています。
外壁が紫外線を浴びると、塗料に含まれている成分の顔料が紫外線と反応し、粉に変化することから起こる現象です。外的刺激から守る力が弱くなっているサインなので、早めの塗装がおすすめです。

➁ひび割れ
モルタルに多くあらわれるひび割れは、クラックともよばれます。
クラックはひびの程度によって、ヘアークラックと構造クラックに分かれます。
ヘアークラックは髪の毛のような細いひび割れ、深いクラックは構造クラックです。

塗膜に弾性や伸縮性をもつ特徴のある下塗り剤の微弾性フィラーで補修できる場合もありますが、大きなクラックなどは、シーリング材で補修することになります。
クラックをそのままにしておくと、クラックから水分がモルタルの中に侵入したり、ひび割れがさらに大きく広がったりするため、早めのメンテナンスを考えたほうがよいでしょう。

➂コーキングの劣化
コーキングは、サイディング外壁やALC外壁に使用されているボードのつなぎ目(目地)に充填(じゅうてん)しているもののことです。目地から屋内に水分が侵入することを防ぐ役割をもっています。コーキングが劣化すると、亀裂(きれつ)がおこります。コーキングは7年くらいから亀裂が起こり始めます。亀裂をそのままにしておくと、亀裂から水分が入ってくる恐れがあるため、外壁塗装の際にコーキングを新しく打ち替えるのが一般的です。

➃色あせ
長年住んでいると、色あせには気がつきにくいものです。しかし、日々紫外線などの外的刺激を浴びている外壁は、気がつかないうちに劣化しているものなのです。可能であれば、以前の写真と現在の写真とを比べてみると色あせ具合がわかりますよ。
色あせも外壁の劣化のサインのひとつです。外壁自体に異常があるわけではないので、色があせているからといって、外壁塗装を急いでする必要はありませんよ。

➄カビやコケ
塗膜の防水機能が低下してくると、ジメジメした場所や日当たりの悪いところにカビやコケが発生してきます。カビやコケはどんどん広がる性質があることから、そのままにしておくと外壁材にまで浸食してしまう場合があるのです。
カビやコケが原因でアレルギー症状を引き起こす可能性もあることから、注意が必要です。

 

5.まとめ

こちらでは、外壁塗装が必要な理由や外壁塗装の時期の見極め方についてお伝えしました。

住宅のメンテナンスには、外壁塗装が欠かせない大切なものだということがお分かりいただけたのではないかと思います。
大切な住宅をきれいに保ち、末永く住める家にするためにも、10年を過ぎたら外壁塗装を検討してみてくださいね

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