こんにちは! 川崎市宮前区のマサキホーム株式会社、自称『釣師ハマちゃん!』こと
川村と申します。
今回は、モルタル外壁とサイディング外壁の特徴とメリット・デメリットについてお話し
させていただきます。
1.モルタル外壁・サイディング外壁とは
昔の家(1990年以前)に主流として使われていた外壁材がモルタルです。 モルタルとは、
砂とセメントと水を混ぜた材料です。それに対し最近の一戸建て新築住宅で多く使われて
いる外壁材がサイディングです。サイディングには、窯業系・金属系・木質系・樹脂系が
あり、現在は窯業サイディングや金属サイディングが主流になっております。
【 モルタル 外壁 】 【 サイディング 外壁 】
2.モルタル外壁の特徴
(1)モルタル壁のメリット
・デザインの自由性があり意匠性に優れている
・質感が良く味わいがある
・サイディングのような繋ぎ目がない
・金属の外壁材のように熱くならない
※サイディングはパネルを貼りますので、決まった形になりますが、モルタルは職人
が塗りますので、色々なデザインにすることができます。
(2)モルタル壁のデメリット
・工程が複雑でコストが高い
・ヒビ割れが発生しやすい
・防水性能が低い
・汚れが目立ちやすい
※モルタル壁は工程が複雑になり、サイディングと比較した時に、モルタルのほうが
高くなることが多いですが、それほど大きな価格差になるわけではありません。
モルタルの最大の欠点は、クラックと呼ばれる「ヒビ割れ」です。ヒビ割れが発生
すると、そこから雨水が侵入する可能性があります。
(3)劣化したモルタル壁の塗装
マサキホームの施工例の中から、ヒビ割れや汚れで劣化した、モルタル壁の施工例を
ご紹介します。
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3.サイディング外壁の特徴
サイディングにも色々な種類がありますので、素材によって特徴が変わってきますが最近
最も利用されている窯業系サイディングのメリット・デメリットをご紹介します。
(1)サイディングのメリット
・耐火性・耐久性に優れている(窯業サイディングのように、ヒビ割れは入りません)
・工場生産のため品質が安定している
・タイル調、石張り調、木目調等のバリエーションが豊富
・扱いやすく施工しやすい
(2)サイディングのデメリット
・熱を吸収しやすい
・塗膜がなくなると水を吸収する
・シーリングの劣化も発生する
・サイディングには目地がありコーキングで埋めているが傷みやすい
(コーキング寿命は7-8年のものが多い)
※窯業サイディングは熱が溜まりやすく、真夏に直射日光を浴びる壁面は、表面温度
が60度以上になることがあります。施工から5~7年もすると、表面の防水性能が
落ちてきます。窯業サイディングの原料はセメントなので、塗膜が剥がれてしまう
と水を吸収します。サイディングボードの繋ぎ目にはシーリング材が充填されてい
ます。シーリングも経年劣化により、痩せやヒビ割れが発生します。隙間が出来る
と、そこから雨水が侵入し、ボードや建物のカビやコケ、腐食の原因になります。
(3)劣化したサイディング壁の塗装
マサキホームの施工例の中から、劣化したサイディング壁の施工例をご紹介します。
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4.まとめ
サイディングとモルタルの価格はあまり大きく変わりません。最近ではコーキングも耐久
性の長い(10年以上)ものが出てきましたので塗り替え周期もあまり変わりません。
どちらを選ぶのかはデザインの好き・嫌いという部分が大きいかと思います。洋風にはど
ちらもイケますが和風には恐らくモルタルとなるかと思います。
以上で、『モルタル外壁とサイディング外壁の特徴とメリット・デメリットについて』の
ご説明を終わらせていただきます。
是非、この機会に外壁の点検の実施をしてみてはいかがでしょうか。
ご自身で判断に不安のお客様は、『マサキホーム』の無料点検をご利用ください。
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