外壁のメンテナンスの必要性とは?時期や方法を解説!(2023年4月10日 現場ブログ更新)

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の柳沢です。
昨今は、住宅の外壁材や塗料の品質が高いものを選ぶ人も増えており、家の寿命が伸びる傾向にあります。
しかし、外壁材や塗料の性能に頼り切ってメンテナンスを怠るのは、よくありません。

そこで、メンテナンスが欠かせない理由やタイミング、方法について紹介します。
外壁メンテナンスを検討しているときの参考にしてください。


1.高級な外壁材・塗料だから「メンテナンス不要」は間違い!

新築住宅やビル・マンションの外壁には、予算や目的に応じてさまざまな外壁材が使われています。
なかでも公共施設や外壁に予算を多めに使った新築住宅では、高級な外壁材や塗料を使用しています。
建材の謳い文句の中には「メンテナンス不要」と入っているために、「面倒なメンテナンスがずっと不要になる」と誤解してしまいがちです。

しかし、どれだけ優れた建材や塗料を使用していても、メンテナンスなしで放置できる外壁は基本的に存在しません。
なぜなら、外壁材・塗料には「耐用年数」と呼ばれる素材としてのいわば寿命があり、紫外線や雨風から守れるだけの期間には限界があるからです。

たしかに、高級な外壁材や塗料は耐用年数が長く、中にはメンテナンスを簡単にするもの、一定期間不要となるものは存在しますが、完全にしなくてよいというわけではないのです。

その理由として、外壁材・塗料の強みに隠れた弱点が挙げられます。
どの外壁材・塗料もすべての弱点をカバーできるような建材がなく、塗料であれば、以下のような相反する特徴がそれぞれにあります。

●塗膜が硬かたい分、ひび割れが起こりやすい(シリコン塗料)
●塗膜が柔軟である分、汚れが付きやすい(ウレタン塗料)

以上のように、それぞれの長所短所があるのです。外壁材も同じで素材が異なる場合に違いが出てきます。

●機能が豊富で安価だが、コーキング材の劣化がある(窯業系サイディング)
●防火性に優れている一方で、ひび割れや汚れに弱い(モルタル)

このように、外壁材の違いによってそれぞれに優れている点と気をつけるべき点があります。

2.外壁のメンテナンスはいつ?時期やタイミング

一般的に、10年以上の新築住宅では外壁のメンテナンスが必要です。
しかし、外壁材が置かれている環境や状況によって10年経過していなくても7~8年で早々にメンテナンスが必要となります。

例えば、外壁材として有名なサイディング素材でもメンテナンスの目安は7~20年とばらばらです。
窯業系サイディングでは7〜10年ですが、金属系サイディングや樹脂系サイディングでは長くても15~20年程度と10年の窯業系に対して5~10年ほどメンテナンス時期が伸びます。

また、外壁材は長い耐用年数があっても、塗料は耐用年数が低いことが多く、通常の塗料では10年前後が目安です。高級塗料では20年近く保つ場合もありますが、再塗装がいずれ必要になることや劣化を防ぐための定期的な点検とメンテナンスが必要であることには変わりがないでしょう。


3.メンテナンスが必要な症状の目安

外壁材や塗装(塗料)の点検後にメンテナンス(補修、リフォーム)の必要性を見分けるには、目安として以下の症状が挙げられます。

●ひび割れ(クラック)
●チョーキングの劣化
●カビや苔の発生
●反り
●色あせ
●シーリングの劣化
●塗装(塗膜)が剥がれる

塗装(塗膜)が剥がれている場合は、塗料本来の機能(紫外線の防止や熱吸収、防水、汚れを防ぐ機能)が低下し、外壁材にもダメージが蓄積します。

再塗装などを怠っていると、外壁材の劣化を早めます。
特に「ひび割れ(クラック)」は、外壁において水が入り込んで外壁材に透過するなど危険な状態です。内部の素材から劣化して、耐久性の低下やシロアリの問題などを発生させます。

一度、下地が劣化して交換が必要になると大掛かりなリフォーム作業となるため、期間が長くかかり、コストも大きく跳ね上がります。
なにより、地震が起きたときに外壁材が劣化していると十分な耐震性能が発揮できず、倒壊やひび割れを引き起こす可能性もあります。


4.メンテナンスの方法

メンテナンスの方法としては、症状によって方法が変わってきます。
例えば、「塗装(塗膜)が剥がれる」という場合は、塗装を施すのが基本です。

しかし、ラジカルのような高級塗料は、自分で塗料を確保して塗ることが技術的にも難しい場合があり、再塗装を業者に依頼するなどの必要性が出てきます。

次に、外壁材のメンテナンス方法の各症状に対応した方法を列挙しておきます。

◆ひび割れ(クラック) ⇒ 重ね張り、張り替え
◆チョーキング ⇒ 洗浄と再塗装
◆カビや苔の発生 ⇒ 軽いものは自分で洗って落とす、重度のものは業者による高圧洗浄
◆サイディングボードの反り ⇒ サイディングボードの塗り替え
◆色あせ ⇒ 再塗装
◆シーリングの劣化 ⇒ 外壁シーリングの補修(打ち替え・打ち増し)

ちなみに、張り替えは外壁材をすべて撤去して、新たに外壁材を張り直す方法です。
劣化が大きく進行すると方法が張り替えのみとなります。

一方で、重ね張りは外壁材の上部から新規の外壁材を2重に張る方法です。
短期間で安く施工できますが、外壁の工法によりできない場合や木材の上から金属サイディングを重ね張りしてはいけない場合など、難しいこともあります。

以上を参考に、メンテナンス方法を実行したり、業者に依頼してメンテナンスを進めることを検討します。


5.外壁のメンテナンスが可能な業者の種類

外壁のメンテナンスを実施している会社はいくつかあります。
一般の人でも外観から分かる傷みや劣化があればよいですが、点検時に自分の目だけで探すというのも難しい場合があるのです。

その際は、メンテナンスが可能な業者を活用して、定期点検を依頼し、必要であればメンテナンスにともなうリフォームや補修を実行します。

外壁のメンテナンスができる業者の種類は以下の3つです。

(1)外壁塗装業者

外壁塗装業者は、外壁や塗装を専門にしている施工会社のことです。
中小企業から個人営業まで幅広く、全国チェーン型の地域対応業者も存在します。
ただし、中には訪問販売の手法で高額請求する業者や工事を偽装して手抜きなどで儲ける悪質な業者もいるため、メンテナンスが初めての方は業者選定時に気をつけましょう。

(2)リフォーム業者

次に、リフォーム業者は、リフォームを専門とした幅広い施工を行う会社です。
外壁塗装に限らず、住宅の室内外で水廻りや住居、内壁・外壁をリフォームするお手伝いをします。
必ずしも外壁塗装の経験が豊富というわけではないため、選ぶときは実績などに注目して依頼する必要があります。

(3)大手ハウスメーカー

最後に大手ハウスメーカーのような住宅関連の施工に強い会社が挙げられます。
住宅を注文したハウスメーカーにそのまま定期点検やメンテナンスが任せられます。
しかし、実際に施工をするのは下請け業者となるため、依頼した側が業者を選べないことが多いのが難点です。


6.まとめ

今回は、外壁のリフォームに関連して、メンテナンスの必要性やタイミング、方法などについてお伝えしました。

外壁の耐用年数をできる限り伸ばして、住宅の寿命を長くするには、定期点検をして、必要に応じたメンテナンスを施すことが最適です。
下地や基礎の劣化を防ぐためにもメンテナンスを検討しましょう。


☆リフォームは「マサキホーム」までご用命ください!

リフォームは事前に細やかな聞き取りをすることで、お客様によりご満足いただけるものになります。
施工の内容についてはもちろん、費用や工事日数など具体的なご相談につきましてもいつでもご連絡ください。

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屋根のリフォームなら屋根カバー工法?特徴やメリットを解説!(2023年3月22日 現場ブログ更新)

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の佐々木です。

屋根は古くなって劣化すると、雨漏りや内部の破損・ひび割れなどが起こり、屋根としての機能が十分に果たせなくなります。その際に検討されるのが「屋根葺き替え」という工事です。しかし、屋根葺き替えは下地となる屋根材からすべてを取り出して新しくするリフォーム工事のため、大掛かりなものとなりやすいという欠点があります。そこで、おすすめの工法が「屋根カバー工法」です。

1.屋根カバー工法の特徴

屋根カバー工法の特徴は、屋根葺き替えのようにすべてを新しくする必要がなく、屋根材の上から新しい屋根材をかぶせて屋根リフォームの方法とすることです。通常は、住宅スレート屋根に「ガルバリウム鋼板屋根」を使用してカバー工法を行います。

◆屋根カバー工法の目的

屋根カバー工法の本来の目的は、防水機能を一新し、屋根材と防水シートで2重に雨水を防ぐことです。屋根の雨漏りは屋根材の劣化や下地などの内部の傷みで起こります。リフォームが必要な状態になるまで劣化が進んでいた場合、板金内部に水が浸透していることも珍しくありません。つまり、新しくした防水機能により、内部に水が浸透したり、屋根材が腐ったりすることを防ぐことができます。

◆施工手順

屋根カバー工法の手順は、リフォームを施工業者に依頼するところから始まります。大まかな流れとして、まずは洗浄を行い、屋根の頂点にある板金(「棟板金」)やその下・内部にある板(「貫板」)を必要に応じて取り除きます。

その後、防水シートを設置して、新しい屋根材を上から施工します。最初に取り除いた板金などは、屋根材の設置後に改めて新品を取り付けます。後はコーキング処理などを施して、リフォーム完了となります。

2.屋根カバー工法のメリット

屋根カバー工法には、屋根葺き替えや塗装・補修・交換の一部施工に比べてさまざまなメリットがあります。

◎屋根葺き替えほど費用がかからず工期を短縮できる

屋根カバー工法の最大のメリットは、屋根葺き替えのように大掛かりな撤去作業をして新しい屋根を内部含めて張り替えるという手間がかからないことです。特に施工業者に依頼した場合の費用を抑えることができます。それから、工期を短くして短期間でリフォームが完了するのです。大掛かりな屋根リフォームの施工は費用が多くかかり、屋根の面積が大きくなるほどその費用も比例して高くなりますから、費用削減できる工法です。

また、住宅の屋根をリフォームする場合、工期が長くなるほど足場の組んだ状態が長くなり、自宅の外観が悪くなるでしょう。このように屋根葺き替えで生じるようなデメリットが屋根カバー工法にはありません。

◎空気汚染や騒音、アスベスト対策が簡単

屋根カバー工法には、撤去作業が少ないことによる周辺環境への配慮が簡単というメリットがあります。一般的に屋根葺き替えの欠点は、撤去工事による廃棄物が出ることが挙げられます。住宅から屋根を撤去するために出た廃材は、トラックなどを使用して運び出されますが、舞い上がった粉塵により周辺環境は一時的に汚れて、昼間であっても騒音などのトラブルを引き起こします。しかし、屋根の全面撤去が必要ない屋根カバー工法では、そういったトラブルを最小限にすることが可能です。

また、上記に加えて、古い住宅に使われていたアスベスト対策が可能という点もメリットの1つです。アスベストが住宅に含まれていた場合、その撤去作業にはアスベスト対策を施すためのネット設置や作業員の安全を維持するための室内換気の対策などが不可欠です。屋根カバー工法では最小限の撤去作業のために、アスベスト対策も最小限にとどまります。

◎防水・防音・断熱の機能が高まる

屋根カバー工法で誰もが得られるメリットの中には、屋根を重ねたことによる防水や防音、断熱の機能が高まることがあります。屋根が2段重ねになっていることを想像すれば、そのメリットがなぜ得られるのか想像がつきやすいでしょう。さらに、防水面は、防水シートと屋根材を上から新たに重ねることもあり、高い防水性能を獲得し、雨音に対しても防音機能が高まるでしょう。

3.屋根カバー工法のデメリットや注意点

次に、屋根カバー工法のデメリットや施工する場合の注意点について紹介します。

●施工できる屋根が限定される

屋根カバー工法のデメリットは、スレート屋根やアスファルトシングルといった特定の屋根に使うことが想定されており、他の屋根の種類には基本的に使えないことです。例えば、瓦屋根や劣化したコロニアル屋根などです。防水シートの設置や屋根材を止めるためには平らな屋根を必要とし、それ以外の条件の屋根には使えません。瓦は重量もあるため、上からかぶせると屋根そのものの重量が重くなりすぎるのです。

●内部劣化がひどい場合には使えない

築年数が30年以上という場合に、カバー工法ではどうにもならないほど内部が劣化していることがあります。その場合、屋根葺き替えしか工法の選択肢がなくなるため、屋根カバー工法は使えないというデメリットが生じるでしょう。

●耐震面の不安がある(屋根の重さが増す)

屋根カバー工法が必要になる住宅は基本的に20年程度時間の経った住宅です。そのため、古い住宅はいまある屋根の重さに対してのみ耐震性能を保持しているため、2重に施すことで屋根が重くなり過ぎ、地震(揺れ)に対して弱い住宅に変わってしまうことがあります。

●DIYは基本的に不可

屋根カバー工法は全面リフォームという負担がかからないため、さらに費用を抑えるべく「DIYしてみたい」という方もいるかもしれません。しかし、屋根カバー工法は手順はシンプルでもそこに使われている技術や安全対策は業者だからできるという部分が大きく、一般素人のDIYはできません。上から屋根材を設置するという、普通の屋根設置以上の技術が求められますし、何より屋根上の作業は危険がつきまといます。実際、屋根上での作業を素人がDIYしようとして転落し、大怪我や死亡するケースもあるのです。

作業中の怪我もありえますし、女性に限らず男性でも大変な作業であることには変わりません。

何より、専門業者の技術を持たずDIYする場合、施工に失敗して再度リフォームし直すことになれば二重の費用負担となり、結局は施工業者に任せたほうが安かったということにもなりかねません。屋根は長い期間を雨風から住宅や中の人を守る大事な部分のため、ちょっとした補修作業であってもDIYすることは避けるべきです。

4.まとめ

今回は、屋根のリフォームを考えている人に、屋根カバー工法の特徴やメリット・デメリットを解説しました。屋根カバー工法は、屋根葺き替えのような屋根を一掃する必要なく、上から最小限の工事だけでリフォームが完了します。特にメリットとしてかかる費用が少ないことや工期が短いことが挙げられます。さらに、断熱性能や防水性能が上がるのも魅力です。しかし、デメリットとしてどの屋根にも適用できるわけではなく、内部劣化の状況によっては屋根葺き替えしか工法を選べないことがあります。そして、屋根カバー工法は技術面だけでなく、安全面を考慮する必要があり、個人でのDIYはせず専門の施工業者に任せるのが最適です。

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リフォームは事前に細やかな聞き取りをすることで、お客様によりご満足いただけるものになります。

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外壁リフォームに使用する塗料の選び方は?業者依頼・DIYのどちらも必見!(2023年3月9日 現場ブログ更新)

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の村木です。
今回は、外壁リフォームで使用する塗料を選ぶときのポイントについてご紹介します。

一般的に、屋根や壁に塗られているペンキやニス、樹脂素材の流体物を「塗料」と呼びます。なかでも外壁の塗装に使用する塗料を「外壁塗料」と分類します。外壁塗料は、住宅や建物の外壁に塗って、汚れにくくしたり、見栄えを良くしたりできる家づくりには欠かせない存在です。以前は、外壁塗料に溶剤の塗料の比率が多く使われていましたが、現在は、使い勝手や安全性などさまざまな面から水性塗料を使うケースも増えています。

1.外壁リフォームに塗料選択が不可欠な理由

塗料を選ぶことは、外壁リフォームにおいてとても重要なことです。なぜなら、デザインを変えたい場合は、塗料の変更も必要となりますし、費用面(塗装時、ランニングコスト)や耐用年数、デザイン性などを考慮するからです。特に女性の方がおしゃれな住宅外壁のデザインに一新したいというときは、塗料をじっくり選びましょう。

2.塗料の種類や性能

塗料には、複数の種類があり、目的や予算に応じて選ぶ必要があります。そこで、外壁塗料について性能や耐用年数、費用などを種類ごとに詳しく解説します。

【アクリル塗料】

近年ではほとんど使用されることのなくなった外壁塗料がアクリル塗料です。特に新築住宅のように長い耐用年数が求められる住宅の外壁塗装では、4~8年ほどしかない耐用年数では足りないことが需要低下の原因です。

生み出されたのが1900年代中頃で、当時は色鮮やかで、住宅の外壁塗料として人気があったのです。しかし、新たにウレタンやシリコンといった高性能な塗料が生み出される中で、アクリル塗料は住宅の外壁塗装であまり使われなくなります。アクリル塗料は、耐用年数が低いだけでなく、耐久性にも欠けており、ひび割れが起こりやすいという問題があります。また、他の塗料に比べて透水性があることや汚れやすいことなども挙げられるのです。

ただし、アクリル塗料は費用が安く、使い勝手に優れているため、DIYで外壁する場合などには重宝されています。その場合、水気を弾くような外壁材の上から使うのは難しいことに気をつける必要があります。また、1500円前後(1,000円~1,800円)/㎡と単価が安く、住宅の外壁塗装予算を抑える場合には、あえてアクリル塗料が使われるケースもあるでしょう。

【ウレタン塗料】

塗装する外壁の素材を選ばず、木材や金属などさまざまなパターンの外壁に利用できる塗料がウレタン塗料です。耐用年数は6~10年とアクリルほど短くありませんが、住宅の外壁に使われることは少なくなっています。特に外壁リフォームを部分的に実施する補修作業などに向いています。単価は2,000円前後(1,700円~2,500円)/㎡と1つ上のウレタンよりも価格が安く、予算を抑えて中古住宅外壁の再塗装などに向いているのです。

このとき、ある程度築年数が経っており、建て替えまであまり時間が残されていない(10年以内)というケースには適した塗料です。また、特性としてウレタン塗料には柔軟性があり、凹凸のある外壁の細部や突起物にも使用できます。仕上がりはツヤを出せるため、高級感を出す場合にも適しています。ただし、ウレタンはシリコンの下位互換として見られることが多く、「ウレタンを選ぶくらいなら多少高くてもシリコンを選んだほうが品質的によい」というように現在では塗料として選ばれにくくなっています。

【シリコン塗料】

一般的な住宅外壁に人気の塗料として長年使用されているのがシリコンです。シリコンは、市場で人気の塗料ということもあり、メーカーが多くの商品を提供しており、塗料のバリエーションが豊かというメリットがあります。何より、耐用年数が新築住宅向きの10~15年です。しかも3,000円前後(2,500円~3,500円)/㎡の費用で収まるため、コストパフォーマンスを考えたときに長持ちで性能が高く、値段も高すぎないという基準で選べるのです。ちなみに、性能としては汚れが落ちることや水を通さない撥水性能、紫外線に強いことなどが挙げられます。

一方、デメリットとして塗膜が硬いためにひび割れが起きやすいこと、そして費用がウレタンよりも少し高いことです。DIYにしろ業者依頼にしろ、メーカー商品の選択肢が多く、耐用年数の長さから塗り替え頻度を抑えられる塗料です。

近頃は、さらに性能の高いフッ素やラジカルが登場したため、シリコンを選ばない人も増えていますが、ある程度の耐久度と予算のバランスを取れるという点で、いまも人気が高いことに変わりはありません。

【フッ素塗料】

フッ素と聞くと歯磨き粉の成分を思い浮かべる人がいるかも知れませんが、まさしくその成分が使われているのがフッ素塗料です。フッ素塗料は、他の一般的な塗料に比べて価格が高く設定されています。実際に、相場が3,500円~5,000円/㎡となっており、安価な塗料に比べて2倍近い費用がかかることもあります。

その代わり、耐用年数は高く、15~20年近くまで伸びます。フッ素塗料の高い性能は、その長い耐久性だけでなく、親水性(汚れを落としやすくする)や防藻・防カビ性、耐摩耗性(ツヤの減少率が20年で1割程度)、耐薬品性(酸性雨に耐える)などさまざまです。

ただし、価格の高さやひび割れのしやすさ、ツヤありしか製品がないなどのデメリットはあります。

もちろん、一概に費用が高いといってもメンテナンスや塗替えの回数が耐用年数の長さによって単純に減るため、総合的に見ると高い費用というわけではなく、性能に見合った単価といえるでしょう。

【ラジカル塗料】

高性能なものとして各種メーカーが打ち出している塗料にラジカル塗料があります。ラジカル塗料は「ラジカル制御型」「ラジカルフリー」「ラジカル制御型ハイブリッド」塗料として新たに市場で出回っています。耐用年数は12~15年で、費用が3,000円~4,000円/㎡です。フッ素より耐用年数や費用は少ないですが、シリコンよりも高性能なため、シリコンの上位互換として人気を獲得しつつあります。

ラジカルは、酸化チタンという白色塗料に添加物を加えており、汚れの付きにくい低汚染性や天候によって受けるダメージを減らすなどチョーキングの防止などにも有効です。ただし、仕組みがわかりにくく、活用まで至らないケースもあるため、DIYには難しく、業者によっては取り扱っていないこともあります。

【無機塗料】

無機塗料は、無機系ハイブリッドとも呼ばれる耐久・防火性能に優れた塗料です。耐久力に関する性能の高さから、公共施設等に積極的に使われており、耐用年数が15~20年以上と、塗装年数が20年を超える建物もあります。ちなみに、「無機」という名前が付いているのは、塗膜の劣化原因である有機物の割合を下げて、代わりに無機物であるガラスや鉱物を加えているためです。

費用は5,000円前後(4,000円~5,500円)/㎡と高めです。それからもう1つの欠点として、耐用年数が長すぎるために塗り替えやメンテナンス時に発生する費用ロスが起こることです。タイミングが一致せずに、塗ったばかりのところも合わせてまるごと再塗装が求められるなどの課題があることには注意が必要です。

3.まとめ

今回は、外壁リフォームするときに必要な知識として外壁塗料の種類について取り上げ、性能や耐用年数、費用などを説明しました。外壁塗料には、安くて耐用年数・性能が落ちるものとそれなりの費用である程度の耐用年数・性能を保持するもの、費用が高い代わりに耐用年数・性能の高いものがあります。DIYするか業者依頼かでも使う塗料は変わってくるため、目的や予算に応じて外壁塗料を選んでみましょう。

◆リフォームは「マサキホーム」までご用命ください!

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施工の内容についてはもちろん、費用や工事日数など具体的なご相談につきましてもいつでもご連絡ください。また少しでもご不明な点やご心配な点がありましたらお気軽にお問い合わせ頂ければと思います。

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失敗しない!介護リフォームのポイント! リフォーム内容の実例と助成金利用の流れについて (2023年2月28日 現場ブログ更新)

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の大平です。

高齢者の事故のうち77%は、おうちの中で起きていると統計が出ています。
出典:内閣府 平成30年版高齢社会白書

その中でも、転倒転落の割合が最も高くなっています。転倒転落は、その部位のケガや骨折だけではなく、安静治療をしているうちに筋力が衰えて歩けなくなってまったり、けがが原因で寝たきりなど介護が必要な状況を招く危険性があります。生活環境や生活動線を見直して、事故を未然に防ぎましょう。
ケガの予防だけではなく、自立した生活を続けることや家族のゆとりにもつながります。
高齢者にとって暮らしやすく、家族にとって負担を減らすために有効なリフォーム工事のポイントについて紹介します。

1.介護リフォームを考える時のポイント

【介護しやすい環境作り】

介護リフォームというと、高齢者の動きに意識が行ってしまいがちですが、介助者がスムーズに動けるような工夫も大切です。介護する側の視点でリフォーム箇所を考えることで、介護の負担やストレスを軽減することができます。

【リフォームをする時期】

玄関やお風呂、トイレなどのリフォームで日数がかかる場合、数日にわたるケースも考えられます。体調や気分が優れない日が多くなってくると、工事中に家を空けて、仮住まいすることも難しくなります。介護保険の助成金を利用する場合は、介護認定を受けたらすぐに検討を始めましょう。準備が整っていれば、体調や季節を見ながら日程を決定することも可能になります。

そのためには「今すぐリフォームが必要」となる前に、日ごろから
★リフォームが必要となりそうなのはどの部分か。
★どのようにリフォームしたら便利か。
といったおうちの中の問題点を把握しておきましょう。

【段差の解消】

最初に考えるのは室内の段差の解消です。
階段やドアの敷居部分、玄関のたたきとの段差だけでなく、普通では気にならない小さな段差も、体の自由が利きづらい高齢者にとっては危険な場合があります。

【温度差解消】

各部屋の温度差をなくすことでヒートショックを防止することができます。
ヒートショックとは、急激な温度変化が身体にダメージを与える現象のことです。
暖かい部屋から寒い場所へ移動すると、熱を奪われないように欠陥が縮んで血圧が上がります。血圧が上下すると心臓に負担がかかり、心臓疾患を引き起こす要因となります。
費用も工期も大きく掛かりますが、断熱の改修工事を行うと、高齢者だけでなく家族全員が快適で健康的な暮らしを送ることができます。

2.部位ごとのリフォーム内容

おうちの中で、特にリフォームの必要性な箇所について、リフォーム時のポイントを解説します。介護保険の住宅改修費の受給要件に当てはまる項目も多くあります。

◆玄関

置くものを減らしてすっきりさせるだけでも安全性があがります。また、玄関かまちの段差は15㎝以内に抑えると危険が減少します。
車いすに乗せたまま室内に出入りできると、介助する側の手間と労力が減少するので、外出へのハードルが下がり、より気軽に庭へ出たり、散歩に出かけたりすることができます。

●手すり、ベンチ、スロープ設置 ・・・ 負担軽減、動きのサポート、転倒防止
●スロープ設置、玄関ドアを引き戸に交換して間口を確保 ・・・ 車いすへの対応

※玄関回りにスロープ設置のスペースがない場合、庭やバルコニーを経由するアプローチを考える必要もあります。

◆トイレ

身体が動きづらくなっても、どうしても自力移動ができなくなるまでは、自分で行きたいと思っている方がほとんどです。生活の質や自分で動きたいという意欲を落とさないように優先的にリフォームを検討しましょう。

●和式から洋式へ交換 ・・・ 足腰への負担の軽減
●手すりの設置 ・・・ 限られたスペースの中で、車いすから便座にどのように移動するかをシミュレーションして、手すりの位置を検討する。トイレ入口にスロープがあるとスムーズなケースもあります。

◆お風呂

お風呂場も、事故が起こる可能性が高くありますが、リフォーム費用が高額になるケースが多いので、早めの計画が大切です。

●濡れても滑りにくい床に変更する ・・・ 転倒防止
●手すりの設置 ・・・ 動きのサポート、転倒防止
●浴槽の高さを低くする ・・・ 転倒防止
●浴室の断熱性を高める ・・・ ヒートショック防止、負担軽減

◆室内扉

室内移動の妨げにならないように、建具の見直しをしましょう。ドアノブをレバーハンドルに交換するだけでも暮らしやすさは変わります。

●敷居の段差解消 ・・・ 転倒防止
●片開き戸から引き戸やアコーディオンカーテンへ変更 ・・・ 間口の確保

3.介護保険の利用方法

要介護認定を受けている場合、バリアフリー化のリフォームには介護保険を利用できます。他の介護サービスとは別枠で金額が設定されています。

助成金は自己負担額も含めて上限20万円が支給され、受給割合は、要介護ランクによって受給対象や自己負担割合が違うので確認が必要です。

【認定要件】

要介護認定で要支援認定か要介護認定を受けていること。
実際に居住している家のリフォーム工事であること(利用者が入院や施設入所等で自宅を離れていないこと)
基本的に1度きりの利用だが、要介護ランクが3つ以上あがった時や引っ越した時は再度利用可能。
限度額に達するまでは分割しての利用も可能

【助成対象】
助成対象となるのは、下記の5つの項目です。

●手すり設置 ・・・ 屋外工事も対象
●段差の解消
●滑りづらい床材へ変更
●引き戸などへの建具交換やドアノブ交換
●和式から洋式へのトイレ交換

※上記工事に伴う下地処理
※大規模工事で上記項目に当てはまる部分がある場合は、面積按分して該当部分の見積書を分けることができ利用可能。

【介護保険利用の流れ】

➀役所で介護認定を申請して認定を受ける ・・・ 申請から認定まで平均して1か月程度かかります。
➁ケアプランの作成を依頼する ・・・ ケアマネージャーや自治体の高齢者支援課へ相談します。
③業者へ見積依頼する
ケアマネージャーも同席して打合せを行います。現地で立ち合いしてイメージに相違がでないように注意します。
➃自治体へ住宅改修費受給の事前申請をする

(必要書類)
介護保険給付支給申請書、介護保険被保険者証
住宅改修理由書(ケアマネージャーが作成)
工事見積書・内訳書、施工前の状態写真、完成イメージ図
⑤契約・工事開始
事前申請の通りに改修工事を実施します。

⑥工事代金の支払い
一旦、全額を支払いして、領収書を受け取ります。
⑦自治体へ助成金の申請
(必要書類)
リフォーム前後の写真、領収書、工事内訳書
⑧助成金還付
自治体から助成金が入金されます。

4.まとめ

高齢者のおうちの中での事故を防ぐためのリフォームと利用できる補助金について解説しました。

4人に一人が65歳以上の超高齢化社会を迎えるにあたって、介護は身近な問題です。できる限り「楽に」介護を行えるよう環境を整えることは、介護者、要介護者お互いにとってプラスになります。早め早めの検討を行って、必要となったタイミングで、慌てずに対応できるように情報収集や準備を整えておきましょう。

まずはマサキホームまでご相談ください!

◆リフォームは「マサキホーム」までご用命ください!

リフォームを満足いくものにするためには、事前のヒアリングが重要です。マサキホームでは経験豊富なスタッフが丁寧にヒアリング・施工し、アフターケアも万全!信頼と実績ではどこにも負けません!

施工の内容や工事費用や工事日数、ご不明な点やご心配な点、気になった点はどんな小さなでも遠慮なくお気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。

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フローリングとフロアタイルとの違いって何?住宅リフォームに選びたい壁材・床材はこれ!(2023年1月30日 現場ブログ更新)

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の柳沢です。

住宅の屋内施工や床下のリフォームでは、壁材・床材のことをよく知らずに選択して失敗することがあります。インテリアに合わない、目的に合致せずリフォームがすぐ必要になったなどです。そこで、壁材・床材で代表的な「フローリング」「フロアタイル」の違いについてそれぞれの特徴やメリット・デメリットを押さえながら比較して解説します。

1.フローリングの種類と特徴

住宅の壁材・床材としてよく使われるのが「フローリング」です。屋内の洋室に使われることで知られており、日本で馴染みの縁甲板(日本家屋にある木質の床材)とは異なる床材です。フローリングには大別して2種類あり、「複合フローリング」と「無垢フローリング」です。複合フローリングは、基材(合板や集成材)の表面に単板の天然木、もしくは化粧材(化粧シート)を重ねて張った壁材・床材のことを指します。ちなみに、単板というのは、薄く切った板を削って仕上げたものです。

◆複合フローリングの種類と素材

化粧材は、壁材・床板の外観を美しく整えるために化粧のように樹脂を加工したものです。そのうえで、複合フローリングはさらに細かく「挽き板フローリング」・「突き板フローリング」・「シートフローリング」の3種類に分類できます。

上記はそれぞれ名称の通り、「挽き板」を張った建築材、「突き板」を張った建築材、「シート」を表面に張った建築材で区別します。それぞれ張り合わせる材質の薄さが異なり、「挽き板」が2mm、「突き板」が約0.3mm、「シート」上記2種類よりもさらに薄いシートを張り重ねるイメージです。化粧材(化粧シート)を代用した場合はすなわち「シートフローリング」を利用していることになります。

したがって、「挽き板フローリング」や「突き板フローリング」とは決定的に違うのが、本物の木材を表面のシートに使っていないことです。木目に見えるのはあくまでも人工的に作られた模様であり、触ったときの感触も本当の木材ではありません。

◆無垢フローリングの素材

一方で、フローリングには「無垢フローリング」という全部が本当の木材で作られた壁材・床材があります。複合フローリングはあくまでも複数の材質が重なっており、中にはシートのような木材ではないものから構成されていることもあります。

しかし、無垢フローリングは100%の割合で天然の木材が使用されていることです。断面を確認したときに明確な違いがあり、無垢フローリングは自然な樹木の年輪の線があります。複合フローリングは真っ直ぐな線でそれがありません。

天然素材の印象を強めたい住宅では最適ですが、塗装方法によってはワックスがけが必要な場合や汚れが落ちにくいなどのデメリットがあるため、床材の選択から塗装まで気をつける必要があります。

◆フローリングのメリット

フローリングにはいくつかのメリットやデメリットがあります。まず、メリットとしてフローリングの種類を施行目的から選べることです。天然さ、高級感を出したいときは無垢フローリングを選ぶことで、自然な木材の印象を強められます。住宅インテリアにあわせてバリエーションを出したいときは、複合フローリングの加工技術で質感を変更するための選択も可能です。

また、もう1つのメリットとしてフローリングは掃除がしやすく、メンテナンス性が高いことも挙げられます。そのため、小さな子どもがいる住宅では、アレルギーの原因となるダニの発生を抑制するなど、複合フローリングのメリットを得られます。

デザイン性も高く、住宅内のさまざまな壁材・床材として使えるため場所も選びません。新築住宅だけでなく、リフォーム時に住宅内の印象を変える場合や設備変更でイメージの異なる壁材・床材を選択したい場合などにもさまざまな選択肢を与えてくれるのです。

さらに、複合フローリングにはない無垢フローリングだけのメリットは、調温機能があり、足で踏みしめたときに暖かさ(ぬくもり)や床材の樹木のような柔らかい感覚を得られることです。

◆フローリングのデメリット

反対に、フローリングのデメリットは、使われている材質によって硬度や柔軟さが異なることです。そのため、足で踏みしめたときに冬場で寒さを感じたり、素足やスリッパで歩いたときに硬さの影響で足が疲れやすいことです。

また、フローリングは木材を中心に壁材・床材を構成しているため、湿気に弱く水気を多く含んでしまうと膨張し、変形や変色、場合によっては内部腐敗により脆くなる原因となります。これに関連して、フローリングには経年劣化というメリットがあり、それは同時にデメリットでもあります。

なぜなら、部屋の見た目が床側から劣化して見えるのは風情があるともいえますが、現代住宅において床だけが劣化した場合、最初にイメージした内装インテリアに比べて見た目が劣るためです。無垢フローリングの場合は特に、場所によって壁材・床材が均一ではないことも内装の印象を変えてデメリットが強まる要因でしょう。

2.フロアタイルの特徴は?フローリングと比較する

フロアタイルは、別名「塩ビタイル」と呼ばれる塩ビ(塩化ビニール)の材質で作られたタイル形状の壁材・床材です。一般的には、クッションフロアと混同されることが多いため、注意が必要です。フローリングと比較した場合、フロアタイルは塩ビで構成しているのに対し、フローリングは天然の木材や大半を人工の木材で構成しています。

◆デザイン性が高いフロアタイル

本来、フローリングは住宅・建築業界で事例が多く、フロアタイルはその次に多く使われています。しかし、フロアタイルは材質が違っていても、目的は壁材・床材として使うため、フローリングに外観を近づけていることです。

実際に、フロアタイルと混同しやすいクッションフロアには平らな表面が多いのに対して、フロアタイルは実際の木目のような凸凹や形状をしっかり作っています。そのうえで、黒が基調の木目や明るい色合いの木目、オニックス、石粒などデザインの選択肢も充実しています。

また、フロアタイルの構造は3層に分割することが可能です。まず、基材となる部分にプリント層、クリア層の並びをしています。厚さは約2.5mm、高さの調整ができるようにしたものは約5mmです。置敷きフロアタイルでは、1枚ずつタイル単位で床材として組み合わせて使えるため、インテリア目的やリフォームなどにも簡単に導入できるという特徴があります。

◆フロアタイルの形状

形は大きく分けて縦長の板状と正方形のタイル型となっており、目的に応じて選ぶのが基本です。場合によっては、リフォーム時にフローリングの上からフロアタイルを重ねて張るというケースもあり、既存のフローリングでは変えられなかったデザインや雰囲気を一新することができます。

なにより、一度、住宅の完成やリフォームの完了後に、床材だけを張り替えたいというときは、フローリングよりもフロアタイルのほうが使い勝手に優れています。すなわち、フロアタイルを選ぶときは、住宅インテリアにフィットしたものを数あるデザインから探すことが最適です。台所や洗面所など、場所によってデザインを変えるなどの工夫をすることで、内装や物品にあわせた満足のいく壁材・床材を導入できるでしょう。

◆フロアタイルのメリット

フロアタイルには、フローリングとはまた異なるメリットやデメリットがあります。最初にメリットとして、耐久性に優れており、土足で床に上がるような場所や硬いものを擦るような場所にも使いやすいことです。

例えば、玄関や洋式のリビング、キッチンなどです。また、壁材・床材が水に強く、撥水性に優れていることです。構成のほとんどが木材を使ったフローリングでは、水気を放置することで吸収し、さまざまな壁材・床材のトラブルが起きる懸念がありますが、フロアタイルには水気の心配がそれほど必要ありません。

そのため、先程挙げた台所や洗面所など水回りにフロアタイルを用いるというケースがよくあります。ただし、つなぎ目には注意を払って接着面の間から水が抜けないような工夫が施行時には必要です。

加えて、デザインを選択できる幅が広く、本物感のあるリアルなフロアタイルを使って高級感を高めたり、インテリアにあったものをピンポイントで設置できるのもメリットでしょう。特に、木質のフローリングでは雰囲気を出すのが難しい大理石風の床材デザインや新品の素材ではまず出せない経年劣化を感じさせる床材デザインの使い方ができます。もちろん、リフォームがしやすく、メンテナンス性も高いので初めてのリフォームでも一般の方が施工後に対処しやすいというメリットもあります。

◆フロアタイルのデメリット

一方で、フロアタイルは安価なクッションフロアなどに比べて価格が高めに設定されており、広さや材質にもよりますが50~100万円の予算が必要です。また、防音性能はフローリングに比べて圧倒的に劣るため、アパートやマンションの床下に通常の厚みのものを張る場合は、イスを引く振動音がダイレクトに伝わって騒音の問題が起きることもあります。そのため、フロアタイルを使えるのは一階部分や持ち家の住宅が中心となります。

後は、フロアタイルがタイルを敷いて並べることを前提にしているため、敷く作業時間がフローリングよりも多くかかることです。特に自分だけでリフォームをする際には、フロアタイルはデザイン性があってタイルを組み合わせて敷けることから施行が楽ですが、実際には専門業者に施工を任せないと厳しい場面もあるでしょう。したがって、範囲が広い場合や大掛かりなリフォームの際には、業者に依頼したほうがスムーズに作業が完了します。

3.フローリングとフロアタイルのどちらか目的にあった壁材・床材を選ぼう!

今回は、壁材・床材として頻繁に選ばれるフローリングとフロアタイルの違いについて比較しています。フローリングは木質感がある反面、水気に弱くデザインが少ないのが特徴です。一方で、フロアタイルは、デザインが豊富でフローリングに見た目がかなり近く、防音性に不安はありますが水気に強いことといえます。リフォーム時の目的や状況に応じてフローリングとフロアタイルのどちらかを選択しましょう。

◆リフォームは「マサキホーム」までご用命ください!

リフォームは事前に細やかな聞き取りをすることで、お客様によりご満足いただけるものになります。

施工の内容についてはもちろん、費用や工事日数など具体的なご相談につきましてもいつでもご連絡ください。また少しでもご不明な点やご心配な点がありましたらお気軽にお問い合わせ頂ければと思います。

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    フリーダイヤル 0120-910-615 

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DIYで家のリフォームはできる?メリット・デメリットを解説!(2023年1月23日 現場ブログ更新)

こんにちは。川崎市宮前区リフォーム会社のマサキホーム株式会社、自称『釣師カワじいじ』こと川村です。

お住まいのリフォームは業者に依頼するのが一般的ですが、DIYでできる場合もあります。
DIYでリフォームして費用を抑えたい、という方も多いでしょう。

今回はDIYでリフォームするメリット・デメリットについてご紹介します。
DIYでリフォームできるところ、業者に依頼すべきところもまとめました。
お住まいのリフォームをDIYでやってみようとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

1.DIYリフォームのメリット

DIYでリフォームする一番のメリットは費用を抑えやすいことですが、ほかにもさまざまなメリットがあります。
ここでは、DIYリフォームにどんなメリットがあるのか見ていきましょう。

■費用を抑えやすい

DIYでリフォームすると基本的に材料費しかかからないため、リフォーム費用を大幅に抑えることができます。
業者に依頼すると工事費用(材料費・人件費・諸経費)がかかり、リフォーム内容によっては設計費や仮住まい費用などの費用も必要です。
DIYなら人件費などの費用を材料費に充てることもできるので、予算に合わせて自由に材料を選ぶことができますよ。

■イメージを形にしやすい

DIYでリフォームすると、イメージ通りの仕上がりにしやすいというメリットがあります。
業者に依頼してリフォームする場合は、打ち合わせなどでイメージを細かく伝えなければいけません。
しかし、理想の仕上がりイメージを100%伝えるのは難しく、あなたと業者のイメージが食い違ってしまう可能性があります。
DIYリフォームなら自分のイメージを形にしやすいので、こだわりを反映させたオリジナルの仕上がりにすることもできるでしょう。

■好きなタイミングでリフォームできる

自分の好きなタイミングで行えるのもDIYリフォームのメリットです。
業者に依頼してリフォームする場合は、業者と自分のスケジュールを合わせなければいけません。DIYリフォームなら工事の日程を業者と調整する必要がなく、自分の都合のよいときに自分のペースで作業できます。
リフォーム業者が出入りすることもないため、普段通りに生活できる点もメリットといえるでしょう。

■DIYの知識が身につく

DIYでリフォームすると、DIYの知識や技術が身につきます。
DIYだけでなく、リフォームの方法や家の構造について把握するよい機会になるでしょう。
DIYリフォームの知識や経験は、将来ほかの箇所をリフォームするときや、同じ箇所のメンテナンスをするときに活かすことができますよ。

またDIYリフォームの知識や技術は、リフォーム以外のDIY作業にも役立ちます。
DIYに必要な工具をそろえて実際に作業することで、DIYの楽しさに目覚める方も少なくありません。
DIY初心者の方でも、リフォームをきっかけにDIYにハマってしまうかもしれませんね。

2.DIYリフォームのデメリット

費用を抑えやすく、比較的手軽にとりかかれるDIYリフォームには、デメリットもあります。
メリットだけでなくデメリットも把握したうえで、DIYでリフォームするかどうか決めるとよいでしょう。

■時間と労力がかかる

DIYリフォームには、時間と労力がかかるというデメリットがあります。
特にDIY初心者の場合、すべての作業を調べながら進めていくため、なかなかはかどらないこともあるでしょう。

また、リフォーム内容によっては、重い材料を運んだり脚立を使ったりする必要があります。慣れない作業が負担になり、途中で挫折してしまうかもしれません。
もしも途中で作業をやめて業者に依頼するとなると、予想外の費用や時間がかかってしまいます
DIYでリフォームする場合は、思った以上の時間と労力がかかる可能性があることを覚えておいてください。

■納得のいかない仕上がりになる可能性がある

DIYでリフォームすると、プロの業者のような仕上がりにならない可能性があります。DIY作業に慣れている方や手先の器用な方であればうまくいくかもしれません。
しかし、プロの業者が行ったような美しい仕上がりにならず、「こんなはずでは…」と後悔することもあるでしょう。

また、作業に時間がかかりすぎてモチベーションが下がると、その気持ちが反映された仕上がりになってしまうことがあります。
初めてDIYでリフォームする場合は、目立たないところから行ったり、経験者にアドバイスをもらったりすることが大切です。
納得のいく仕上がりにするためにも、無理のない計画を立てるようにしましょう。

■DIYの準備にお金がかかる

DIYでリフォームするには、作業に必要な工具をそろえなければいけません。
リフォーム内容によっては手工具だけでも作業可能ですが、電動工具があると作業効率が格段にアップします。
手工具や電動工具が家にない場合は、材料費のほかに工具の購入費用も必要です。

特にDIY初心者の方は、初回だけ準備費用が高めになることを覚えておきましょう。
今後も使う予定がありそうな電動工具は購入し、それ以外はレンタルするなどで工夫してみてください。

■DIYでできないリフォームがある

DIYでリフォームできることは限られており、特殊な技術が必要なリフォームや、資格がなければできないリフォームもあります。
DIYに慣れていたとしても、法的な規制がある作業や危険を伴う作業はNGです。

DIYでリフォームする場合は、まずできる範囲を確認し、できないリフォームについては専門家に相談することをおすすめします。

3.DIYでできるリフォーム

DIYでできるリフォームは主に次の5つです。
●壁のリフォーム
●床のリフォーム
●収納のリフォーム
●ドアのリフォーム
●エクステリアのリフォーム

DIY初心者の方でも取り組みやすいリフォームは、壁や床の張り替えです。
壁は面積が広いため、壁紙を張り替えることでお部屋の雰囲気をガラッと変えることができます。
DIYに慣れている方であれば、壁を塗装することもできるでしょう。
床のリフォームは家具を移動させたり、ドアの開閉を確認したりする必要がありますが、フロアマットを敷くリフォームなら比較的簡単に行えます。

また、収納棚の作成やドアノブの交換ウッドデッキの塗り替えなどもDIYでできるリフォームです。
難易度は高くなりますが、キッチンや洗面所の流し台をDIYでリフォームする方もいます。
DIYでリフォームする場合は、それぞれの注意点やコツを押さえておきましょう。

4.DIYでやらないほうがいいリフォーム

初心者の方でも比較的簡単に行えるリフォームもありますが、DIYでやらないほうがいいリフォームもあります。
最後に、プロに依頼するべきリフォームについてまとめました。

■専門知識が必要なリフォーム

水回りの工事や電気工事、ガス工事を伴うリフォームは、専門知識のあるプロに依頼しましょう。流し台の交換はDIYでもできないことはありませんが、難易度が高く水漏れなどのリスクがあるため、業者に依頼するのが一般的です。

また、排水管の工事や電気の配線工事、ガス工事を伴うリフォームは、資格を持たない一般の方が行うことはできません。不安な場合は専門家に相談することをおすすめします。

■間取り変更を伴うリフォーム

間取り変更を伴う大掛かりなリフォームはDIYで行わないようにしましょう。
素人判断で壁や柱、梁などに手を加えると、取り返しのつかないことになる可能性が高いです。建物の耐震性や断熱性が損なわれることもあるので、必ず専門業者に依頼してください。

また壁や天井の内部には、電力やインターネット通信などのケーブルが配線されていることがあります。手を加えてもよいか判断するのは難しいため、初めからプロに依頼すると安心です。

5.まとめ

お住まいのリフォームはDIYでできる箇所もあり、費用を抑えやすいなどのメリットがあります。ただし、時間や労力がかかる、専門的なリフォームはできないなどのデメリットもあるので注意が必要です。

DIYでリフォームする場合はメリット・デメリットを考慮し、無理のない範囲で行いましょう。DIYでリフォームするのは難しそうだな…というときは、お気軽にマサキホームにご相談ください。

◆リフォームは「マサキホーム」までご用命ください!

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リノベーションで叶える理想の暮らし。依頼前に知っておきたいポイント。(2022年12月26日 現場ブログ更新)


こんにちは。川崎市宮前区リフォーム会社のマサキホーム株式会社、佐々木です。

近年耳にすることが増えた「リノベーション」という言葉。ドラマにもなりましたね。リノベーションとはどういうものを指すのでしょうか?リフォームとは違うのでしょうか?今回はリノベーションについてお伝えします。リノベーションをお考えの方はぜひ参考にしてください。

1.リフォームとリノベーションの違い

「リノベーション」という言葉の意味を考える機会はあまりないと思います。「リノベーション=大がかりなリフォーム」という感覚でとらえている方もいらっしゃるのではないでしょうか?ここで「リノベーション」「リフォーム」、二つの意味の違いをご説明します。

①「元の状態に戻す」のがリフォーム

リフォームは英語で表示すると「REFORM」と書きます。「改善」とか「改良」という意味を持ちます。リフォームは古くなった設備などを元の性能に「戻す」というニュアンスで使われます。新築に近い状態に回復させるのがリフォームです。

②「作り替える」のがリノベーション

リノベーションは英語で表示すると「RENOVATION」と書きます。これは「修復」とか「刷新」という意味です。リノベーションは設備の交換だけでなく、間取りや配管経路まで変更することもあります。そのためリフォームに比べると工事の規模が大きくなります。

2.リノベーションでできること・できないこと

リノベーションは大規模な工事を施して「作り替えること」ですが、できることとできないことがあります。戸建て・マンション別にここでまとめました。

〇戸建てのリノベーションでできること

戸建は比較的改修の自由度が高いです。新築時の竣工図など構造設計がわかるものがあればよりプランニングしやすくなります。

・クロス、フローリングの貼り替え

・水まわり設備の交換

・天井高の変更、勾配天井・吹抜

・外装の塗装・貼り替え

・屋根の塗装・葺き替え

・窓サッシ、玄関ドアの交換

・断熱工事

・耐震補強

・間取りの変更(構造を担う柱や壁の撤去はできません)

・増改築(建築基準法の制限内で)

×戸建てのリノベーションでできないこと

・建築基準法の制限を超える増改築(建ぺい率・容積率・斜線制限にかかわるもの)

例えば、2階建を3階建に変更、建物のアウトラインを広げる改修などです。

〇マンションのリノベーションでできること

マンションでリノベーションできるのは専有部分のみです。専有部分とは簡単に説明すると玄関ドアや窓を閉めた室内の部分です。マンションのリノベーションで間取りを変更する場合は、換気経路と配管計画をどのようにするかが肝心です。水回りの位置を大幅に変更するとその分排水経路が長くなり、排水がうまくいかなくなる可能性もあります。間取り変更の際は専門家とよく話し合うことが大切です。またマンションによって個別にルールを設けているところもあるのでリノベーションの前には必ず管理規約を確認しておきましょう。

・クロス、フローリングの貼り替え

・水まわり設備の交換

・内窓の設置

・間取りの変更(構造を担う柱や壁の撤去はできません)

×マンションのリノベーションでできないこと

先に挙げたとおり、マンションでリノベーション玄関ドアは内側のみが専有部分になるので、ドア自体を交換することはできません。

3.リノベーションの前に実施しておきたい「ホームインスペクション」

インスペクションとは「調査」や「点検」という意味で、住宅における「ホームインスペクション」とは「建物状況調査」・「住宅診断」として使われます。ここではホームインスペクションの具体的な調査内容やその効果についてご紹介します。

●診断・発見

建物の中の見えない部分(屋根、小屋裏、床下など)を診断し、問題を発見します。ご自身ではなかなか確認できない部分をしっかり診断することで、不安を解消できます。調査にかかる費用は地域や依頼先によって異なりますが、10万円~15万円のところが多いようです。日々の暮らしの中で知らず知らずのうちに住まいが傷んでいるということはよくあります。リノベーションのように建物の構造躯体を点検できる機会はそう多くありません。リノベーションは、ホームインスペクションを依頼する絶好のチャンスとも言えます。安心を買うという気持ちで実施しましょう。ホームインスペクションで具体的に診断するポイントは下記のとおりです。

《 屋 根 》

・屋根葺材の割れ・歪み

・屋根下地材の劣化状態

・雨樋の破損・つまり

・仕上げ材の浮き・ひび割れ・継ぎ目

・防水の状態

・積雪に耐えられる状態か など

《 外 壁 》

・面材の割れ・反りと固定ビス

・色褪せ・チョーキング(塗装表面が紫外線などで劣化している状態)

・シーリングの状態

・苔・カビ・汚れ

・振動や凍害によるひび割れ など

《 床 下 》

・基礎のひび割れ

・木製部材の腐食

・シロアリの有無

・床下の湿気の状態

・給排水の水漏れの有無 など

《 室 内 》

・建具・枠・金具の状態

・クロス・床材の剥がれ、浮き

・床材の劣化状態

・換気の状態 ほか

《 設 備 》

・給排水管の劣化状態

・排水管のつまり・汚れ・におい

・換気の状態 ほか

●提案

おうちの快適性を維持・向上させるための提案をします。たとえば雨樋の交換などの改修時期、ライフステージの変化に対応したアドバイスをします。ただ設備(給湯器など)の寿命については検査の対象外になります。

●おうちの資産価値を向上させる

継続的にホームインスペクションをすると点検履歴が蓄積され、おうちを売却する際の資産価値が向上します。たとえば中古車の場合でも、売却の際に整備点検記録簿があると査定額が上がることがあります。おうちでも車でも購入する側からすれば、どのように使われ、どのようにメンテナンスがされてきたかという点は購入時の重要なポイントになります。継続的なホームインスペクションは、いわば「おうちを大切にメンテナンスしてきた」という証明といえるでしょう。

●おうちの長寿命化を図る

ホームインスペクションは、最近よく耳にするSDGs(Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標)にも貢献しています。省エネ・省資源の視点から、今や住宅は消耗品ではなくストックする時代へと変わりました。住宅の寿命はイギリスで約140年、アメリカで約100年、ドイツやフランスでは約80年とされていますが、日本の住宅は約30年と諸外国に比べ大幅に短くなっています。環境負荷が大きい日本の住宅を長寿命化させることは、時代のニーズでもあります。

4.まとめ

今回はリノベーションについてお伝えしました。「設備が新しくなる」「間取りが変わる」「内装が変わる」など見た目の変化が嬉しいリノベーションですが、見た目だけでなくホームインスペクションなど構造上のメンテナンスも合わせて行うことでより満足のいくものになります。快適に、そして不安なく安心して暮らすためのリノベーションをプランニングしましょう。

◆リノベーションは「マサキホーム」までご用命ください!

リフォーム・リノベーションを満足いくものにするためには、事前のヒアリングが重要です。マサキホームでは経験豊富なスタッフが丁寧にヒアリング・施工し、アフターケアも万全!信頼と実績ではどこにも負けません!

施工の内容や工事費用や工事日数、ご不明な点やご心配な点、気になった点はどんな小さなでも遠慮なくお気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。

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災害に備えるリフォーム!停電・台風・地震からおうちを守ろう。(2022年12月19日 現場ブログ更新)

こんにちは。川崎市宮前区リフォーム会社のマサキホーム株式会社、村木です。

日本は「地震大国」と呼ばれています。いつ大きな地震が起こってもおかしくないのだそうです。今まで幸いにも被害を受けることがなかった地域も決して他人事ではなく、今後被害に遭わないとも限りません。今回は地震や台風、そして停電が起こったときに、少しでも安心に暮らせるリフォームについてお伝えします。災害対策の参考にしてください。

1.災害に備えるリフォーム

(1)停電時の電気を創る・蓄える

「備えあれば憂いなし」とはよくいったもので、災害が起こる前に災害時の状況を想定しておくことが大切です。現代は特に電気がなければ作動しないものが多く、停電してしまうとたちまちライフラインが途絶えてしまいます。電気の蓄えも備えておきましょう。

①太陽光発電

住宅の屋根に太陽光パネルを見かけることが多くなりました。太陽光発電システムはシリコン半導体に光が当たると電気が発生する現象を利用し、太陽の「光エネルギー」を直接「電気エネルギー」に変換して活用します。

②エネファーム

ガスに含まれる水素と空気中の酸素で発電し、同時にお湯も作ります。エネファームは都市ガスやLPガスから取り出した水素と空気中の酸素を化学反応させて電気を作り出すシステムです。簡単にいうと発電機付きの給湯器です。

引用:大阪ガスより

③ベランダ発電

太陽光発電もエネファームも戸建ての持ち家でなければ設置しにくいシステムですが、折りたたみ式のソーラーパネルとポータブル電源を使えば、マンションでも賃貸住宅でも電気を創ることができます。

引用:株式会社Jackery Japanより

④蓄電池

①~③の方法で作られた電気を蓄えておくためのものです。停電が起きた時、蓄電池に貯まった電気を使用できます。使える電気の量は蓄電池の容量によって異なりますが、7.4kWhの蓄電容量がフル充電の状態の場合、照明器具、冷蔵庫、パソコンなどの主要な電化製品を約12時間使い続けることが可能です。

引用:京セラ株式会社より

(2)台風から日常を守る

どんなおうちでも長く住んでいれば老朽化し、いつか必ずリフォームが必要になります。リフォームをする時には費用面だけでなく、災害時のメリットも合わせて考えることが大切です。

①屋根材のリフォーム ケイミュー「ROOGA(ルーガ)」

暴風時に傷んだ屋根材が飛んでしまうことがありますが、反対に暴風で飛ばされた物によってご自宅の屋根材が割れるということも考えられます。高耐久軽量屋根材 ケイミュー「ROOGA」は、耐衝撃性に優れ、割れにくい素材の屋根材です。台風などによる暴風時に飛来物が当たっても、素材自体がたわむことで衝撃を吸収し割れを抑えます。そして一般的な瓦と変わらない重厚感がありながら、半分以下の重量を実現しました。屋根が軽いと建物の重心が低くなるので、地震の際の揺れを軽減できます。

引用:ケイミューより

②窓のリフォーム 防犯ガラス

防犯ガラスは2枚の板ガラスの間に合成樹脂の中間膜をはさみ、熱と圧力で圧着しています。そのため暴風時に物が飛んできても、地震で衝撃を受けても、ガラスが割れて破片が飛び散るようなことがありません。災害時に割れたガラスの破片でケガをするリスクを防ぐことができます。名前のとおり防犯性にも優れているので、空き巣など外部からの侵入も防ぎます

引用:YKKAP株式会社より

(3)地震の被害を最小限に抑える。

阪神淡路大震災で亡くなった方の死亡原因の多くは「圧死」「窒息死」だそうです。これは建物や家具の倒壊が原因で避難できないケースが多かったということです。室内の家具が倒壊しないように工夫することはもちろん、建物自体も強度が足りているかどうかを確認することが大切です。

①耐震診断

おうちの現状を把握し、効果的な耐震補強をするために必要なのが耐震診断です。有資格者が非破壊で調査した内容を元に建物の強度を計算します。具体的には屋根裏、床下、壁、外壁に入ったひび、建物の傾きなどをチェックします。

②耐震補強設計

①の耐震診断の結果を元に耐震補強設計をします。建物のどの部分をどのように補強するかなど綿密な改修計画を立てます。たとえば開口部が多く家全体に壁が少なく、地震の際には建物にねじれが生じるおそれがあるという場合は、補強の壁やねじれ防止の金物を構造躯体に設置する、柱と土台の接合を強化するなどです。

③耐震補強工事

①耐震診断と②耐震補強設計を受けて建物を補強します。金物を使った補強のほか、編みラド繊維で基礎を補強するケース、建物自体をジャッキアップして新しい基礎を作るケースもあります。

2.もしもおうちが災害に遭ったら……。損害保険の請求について

おうちが災害で破損した場合、火災保険や地震保険で補償できるケースがあります。ここでは火災保険・地震保険についてお伝えします。

①火災保険の請求について

火災保険は住宅ローンを組むときに一緒に勧められることも多いため、約6~7割の人が加入していると言われています。「火災保険」という名前ですが「火災・落雷・台風・大雪・雹」による被害に補償できます。

②地震保険の請求について

地震保険は単体での加入はできず、火災保険とセットで加入する保険です。火災保険の保険金額の3~5割の範囲で、建物5000万円、家財1000万円を上限に契約保険金を設定できます。地震保険で請求できるのは「地震・噴火・津波による火災・損壊・埋没・流失」です。

《保険請求の流れ》

●被害の状況を記録する

被害に遭った日時、被害の状況を細かに記録します。保険の請求には被害の状況のほかに、実際に被害のあった箇所の写真や画像の提出を求められるケースもあります。被害が屋根など高所で撮影できない場合は、業者に撮影をしてもらいましょう。

●保険会社に連絡をする

ご加入の保険会社に連絡をして必要な書類を請求しましょう。保険証書を用意し、契約者氏名、証券番号、事故の日時・場所、当時の状況、損害の程度を伝えます。大きな災害時には保険会社への問い合わせが集中し、電話がつながりにくいことがあります。早めに連絡をとることをおすすめします。

●調査員による現場訪問または損害箇所の写真送付(書面による自己申告)

請求方法は調査員による訪問か書面による損害の自己申告から選べます。指定された書類の記入、写真を送付して請求します。

●保険金の支払い

2週間~1カ月ほどで保険金が支払われます。

3.まとめ

今回は災害に備えてできることをお伝えしました。被害がないことが一番ですが、近年の災害の激甚化を鑑みると、誰がいつ被災しても不思議ではない状況です。対策は災害が起こってからでは意味がなく、平常時にすることが大切です。対策をしておいて無駄になることは一つもありません。万が一、被害に遭われた場合はマサキホームがお力になりますので、安心してご連絡ください!

◆リフォームは「マサキホーム」までご用命ください!

リフォームを満足いくものにするためには、事前のヒアリングが重要です。マサキホームでは経験豊富なスタッフが丁寧にヒアリング・施工し、アフターケアも万全!信頼と実績ではどこにも負けません!

施工の内容や工事費用や工事日数、ご不明な点やご心配な点、気になった点はどんな小さなでも遠慮なくお気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。

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駐車スペースの地面はどう仕上げる?素材や特徴を徹底解説! (2022年12月12日 現場ブログ更新)

こんにちは。川崎市宮前区リフォーム会社のマサキホーム株式会社、大平です。

駐車スペースの地面が土のままだと、車を乗り入れた時に土が削れて水たまりやぬかるみの原因になります。そのためコンクリートなどで仕上げることが多いのですが、駐車スペースの地面は外構の中でも面積が広いので見た目にもこだわりたいところです。今回は駐車スペースの地面の仕上げについてお伝えします。新築で外構工事をされる方も、リフォームをお考えの方もぜひ参考にしてください。

1.駐車スペースの仕上げ

駐車スペースの仕上げにはさまざまな仕上げ方があります。ご新築の際に「外構工事に費用をかけられないから」と駐車スペースの仕上げを後回しにしてしまうと、砂ぼこりやぬかるみなどで生活に支障をきたしてしまうため、駐車スペースの仕上げは慎重に選ぶ必要があります。さまざまな仕上げをここでご紹介します。

◆土間コンクリート

駐車スペースの地面の仕上げには「とりあえず土間コンクリート」と考える方は多いのではないでしょうか?土間コンクリートは見た目が殺風景な印象になりがちですが、色のついた砂利と組み合わせたり、スリットに常緑多年草を植えたりすることでデザイン性が上がります。

◆インターロッキング

インターロッキングとはブロック状の部材で、「かみ合わせる」という意味を持っています。上から荷重がかかったとき、ブロックの間に充填した砂でブロックが互いにかみ合って荷重を分散させます。ブロックの形ややカラーが豊富なほか、砂で固定しているため透水性が高いというメリットもあります。かなりの荷重に耐えられるので駐車スペースの仕上げには最適です。

◆砂利敷き

砂利敷きの仕上げはコスト面にすぐれています。砂利敷きは透水性に優れているというメリットもあります。平らに均して敷くだけなのでDIYでも簡単に設置できます。ただ使い続けるうちに施工面に凹凸ができたり砂利が動いて敷地の外にはみ出したりするため、定期的に砂利を補充する必要があります。地面の上に直接敷く場合は砂利のすき間から雑草が生えてくることもあります。

◆スタンプコンクリート

スタンプコンクリートはコンクリートにタイルやレンガなどの模様や色をつける技法です。一見コンクリートに見えないほどリアルで、しかもコンクリートなので本物のタイルやレンガと比べると目地もなくメンテナンスの手間がかかりません。タイルやレンガの模様だけでなく、曲線や複雑な模様も表現できるのが特徴です。

引用:有限会社 宮国工業より

◆アスファルト

道路などに使用されている素材です。駐車スペースの面積が広い場合は土間コンクリートよりも施工費が割安になります。メンテナンスの手間もほぼかかりません。しかし、見た目がデザイン性に欠けるのと施工するときににおいが出るというデメリットがあります。

2.駐車スペースの土間コンクリートをおしゃれに変身させる「目地」。

駐車スペースは外構の中でも面積が広く、おうちの印象を左右するポイントでもあります。どうしても「ひび割れしにくいもの」「水はけがいいもの」など機能面を優先して考えがちですが、デザインにもこだわると一層愛着がわきますよ。ここでは土間コンクリートに入れたスリット(溝)をおしゃれに見せる目地についてお伝えします。土間コンクリートは温度変化で収縮を起こします。収縮でコンクリートの表面がひびわれたり周りの建物を押したりしないようにスリットを入れる必要があります。機能面で入れるスリットで駐車スペースのデザイン性もアップできれば一石二鳥ですね。

①砂利目地

色のついた砂利をスリットに入れると、白っぽい土間コンクリートのアクセントになります。砂利目地は透水性もよく雑草も対策にもなります。コストパフォーマンスがいいというメリットもあります。

1mあたりの単価……~1,000円

②植栽

スリットに常緑多年草などの植物を植えると無機質な土間コンクリートに温かみが生まれます。

●リュウノヒゲ

●芝生

●タイム

などの植物が適しています

1mあたりの単価……1,000~2,000円

③タイル・レンガ

タイルやレンガを目地に入れると高級感が出ます。施工後にタイルやレンガがひび割れを起こさないように、土間コンクリートとの間に数ミリ程度のすき間を設けることをおすすめします。

1mあたりの単価……2,000円~5,000円

④エキスパンタイ目地

エキスパンタイはコンクリート目地専用の部材です。プチルゴム、合成ゴム、ポリエチレン発泡体、ステンレス、ガラス繊維、塩ビを組み合わせた素材でできています。仕上がりはシャープな印象になります。比較的コストパフォーマンスがよく雑草対策にもなるすぐれものです。

1mあたりの単価……1,000円前後

引用:株式会社タイセイより

3.さまざまな建材の値上がり。土間コンクリートも例外ではない……。

コロナ禍やウクライナ情勢が悪化して以降、エクステリア部材や設備などの建材が軒並み値上がりしています。駐車スペースをはじめとした外構工事に使用される土間コンクリートも例外ではありません。大手セメントメーカーは2022年に入ってからも1トンあたり2,000円程度の値上がりを発表しています。ここでは土間コンクリートを少しでもお得に施工できる方法をお伝えします。

①土間コンクリートが高い理由

外構工事に欠かせない土間コンクリートですが、土間コンクリートはもともと安いものではありません。施工費用は面積にもよりますが1㎡あたり10,000円程度が相場です。コンクリートは「生もの」のようなもので扱いが難しく、搬入や施工にも手間がかかるからです。

土間コンクリートの施工には下記のような工程があります。

●転圧・砕石敷き

●残土処分

●型枠

●水盛・やり方

●重機回送費

②土間コンクリートが高くなる要素

場所によって、土間コンクリートの施工費用が上がることがあります。特に下記のような場所では1㎡あたりの施工費用が上がることがあります。

●施工場所が敷地の奥などミキサー車を横付けできないところにある。

●施工面積が狭い。(20㎡以下)

●搬入路が狭い

③土間コンクリートを安くするには?

土間コンクリートの施工費用を大幅に安くすることは難しいかもしれませんが、下記のような場合は少しコストを抑えられる可能性があります。

●仲介業者を介さない

●工期に余裕を持つ

●相見積もりをとる

4.まとめ

今回は駐車スペースの地面の仕上げについてお伝えしました。駐車スペースの地面を土のままにしておく方はあまり見かけないので、外構の中で必ず何らかの仕上げする場所ではないでしょうか?面積が広くて人目につく場所だということ、一度設置するとわざわざリフォームすることは少ない場所であることから駐車スペースの地面は慎重に選ぶ必要があります。

◆リフォームは「マサキホーム」までご用命ください!

リフォームを満足いくものにするためには、事前のヒアリングが重要です。マサキホームでは経験豊富なスタッフが丁寧にヒアリング・施工し、アフターケアも万全!信頼と実績ではどこにも負けません!

施工の内容や工事費用や工事日数、ご不明な点やご心配な点、気になった点はどんな小さなでも遠慮なくお気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。

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マサキホーム㈱ お問合せ窓口 担当 山根 

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冬到来!内窓リフォームでお部屋をもっと暖かく。(2022年12月3日 現場ブログ更新)

こんにちは。川崎市宮前区リフォーム会社のマサキホーム株式会社、自称『釣師カワじいじ』こと川村です。

築年数が経過した戸建住宅は、現在ほど断熱性能が高くありません。そのため「暖房をかけても部屋の中が暖まりにくい」「部屋の移動や入浴がおっくうになる」というお話もよく聞きます。部屋の熱は窓などの開口部から約50%逃げてしまうというデータがあります。浴室や脱衣所では室内の熱が逃げてしまうと血圧が急激に上下し、ヒートショックを起こすことも懸念されます。そのような危険を回避するためには、内窓リフォームがおすすめです。

今回はLIXILの内窓「インプラス」についてお伝えします。内窓のリフォームで、今までよりも暖かい冬を体感しませんか?

引用:LIXILより

1.LIXILインプラスの特徴

LIXILインプラスとはどのような製品なのかをまとめました。

①既存の窓の内側に取り付ける窓

極寒地域以外では窓のサッシはアルミでできていることがほとんどです。LIXILインプラスはアルミに比べて熱を伝えにくい樹脂でできた内窓です。既存の窓の内側に取り付けます。取り付けにかかる時間は約1時間程度と、スピーディーな施工時間も魅力的です。

②選べるガラス

LIXILインプラスには断熱・防音・結露軽減の基本性能が備わっていますが、さらにその効果をアップさせたいなどニーズに合わせてガラスの種類が選べます。

引用:LIXILより

③選べるカラー

インプラスはお部屋のインテリアとコーディネートしやすい6色から選べます。

引用:LIXIL より

2.こんなにある!LIXIL インプラスのメリット

LIXIL インプラスにはたくさんのメリットがあります。こんなにメリットがあるならリフォームしない手はありませんね。

①断熱効果

窓の内側にもう一枚窓を取り付けることで、窓と窓の間に空気の層を作り外気温の影響を受けにくい室内環境を生み出します。

引用:LIXILより

②結露軽減

気密性の高い住宅では暖房をかけると窓に結露が発生します。放っておくと床に流れてフローリングを傷めてしまう原因になりますし、カビやダニが繁殖してしまいます。LIXILインプラスで断熱効果が高まると、外気温の影響を受けにくくなるため結露の発生を大幅に抑制できます。

③遮音効果

内窓リフォームを考える理由として「断熱」「結露対策」を上位に挙げる方が多くいらっしゃいます。しかし実際に施工した方からよくお聞きするのは「騒音が聞こえなくなって家の中が静かになった」という声です。思いがけないメリットには、何だか得をした気分になりますね。LIXILインプラスは快適で静かな住環境づくりにも効果的です。

引用:LIXILより

④UVカット

おうちに差し込む紫外線は、住まいをはじめ人体にも有害です。LIXILインプラスは単板ガラスの3倍の効果を発揮する「Low-E複層ガラス」も選べます。多くの紫外線をカットするほか、断熱効果もさらに高めることができます。

引用:LIXILより

⑤侵入抑止効果

LIXILインプラスには引き違い窓と同じようなクレセント錠が付いています。窓の鍵とインプラスの鍵の2ロックで防犯できますので、外部からの侵入は難しくなります。

引用:LIXILより

⑥経済性

室内の熱の50%は窓から放出されます。LIXILインプラスを取り付けると窓の断熱性能がアップするので、おうち全体の断熱性能のアップにつながります。毎月の冷暖房費が約1,400円節約できるとのデータも。

引用:LIXILより

3.LIXILインプラスはおうちの中のこんなリスクも軽減

外と室内に生じる気温差は身体にさまざまな問題を起こします。あらかじめ対策して室内での事故を未然に防ぎましょう。

①室内熱中症

近年新たな働き方として定着しつつある在宅勤務。通勤時間が省けるのは嬉しいことですが、おうちの中に仕事ができる環境を作りだすのは案外難しいものです。壁際にパソコンを設置した場合、特に開口部の多い戸建てだと窓のそばで仕事をすることになります。窓の断熱性能がよくないと夏は暑く、冬は寒いといった環境になりかねません。特に夏場の室内熱中症を防ぐためにも窓の断熱性能を上げることが大切です。

②ヒートショック

ヒートショックとは急激な温度差によってもたらされる身体への悪影響のことです。暖かい部屋から暖房のきいてない部屋に移る際などに起こります。ヒートショックは今や交通事故で亡くなる方の2倍の命を奪っています。外と室内の気温差をなくすことはもちろん、部屋間での寒暖差をなくすことも大切です。ヒートショック対策にもLIXILインプラスは有効です。

4.内窓リフォームは「こどもみらい住宅支援事業」の対象リフォームです!

子育て支援および2050年カーボンニュートラルの実現へ向けて、子育て世帯や若者夫婦世帯による住宅の省エネ改修等に対して補助金が交付される制度として2021年11月から開始されています。住宅取得に伴う負担を減らし、省エネ性能の高い住宅ストックの形成を図ることがねらいです。こどもみらい住宅支援事業の対象となる方は以下のとおりです。

◆こどもみらい住宅事業者と工事請負契約等を締結し、リフォーム工事をする人

「こどもみらい住宅事業者」とは工事発注者に変わって交付申請等の手続を代行し、交付された補助金を工事発注者に還元するものとして、あらかじめ登録した施工業者です。つまり部材だけを仕入れてご自身でリフォームされるといった場合は補助の対象にはなりませんのでご注意ください。もちろんマサキホームもこどもみらい住宅事業者に登録しております!安心してお任せください!

◆リフォームする住宅の所有者であること

「所有者等」とは、リフォーム住宅の所有者(法人を含む)およびその家族、賃借人または管理組合・管理組合法人のいずれかに該当する方です。

◆対象となる期間

2023年3月31日までに工事請負契約書を締結したもの。当初は工事請負契約を2022年10月31日までに締結したものが補助金の対象でしたが、昨今の原油価格・物価価格高騰による住宅価格上昇の対策として、交付申請期限が延長されました。まさに今こそリフォームのチャンスです!

◆補助金の額

原則、1戸あたり30万円です。ただし以下に該当する場合は補助上限がそれぞれ引き上げられます。

①子育て世帯または若者夫婦世帯が、自ら居住する住宅におこなうリフォーム工事

・子育て世帯とは申請時点で2003年4月2以降に出生した子を有する世帯です。

・若者夫婦世帯とは申請時点で夫婦であり、夫婦のいずれかが1981年4月2日以降に生まれた世帯です。

②工事発注者が自ら居住するために購入した既存住宅におこなうリフォーム工事

既存の住宅の購入とは以下のすべてを満たすものを指します。

・不動産売買契約の締結時に完成から1年以上経過している住宅(不動産登記で確認)

・不動産売買契約の締結が、2021年11月26日以降であること

・売買代金が100万円(税込)以上である。

・リフォーム工事の工事請負契約の締結が不動産売買契約の締結から3カ月以内であること

・工事発注者が①に該当しない場合、購入する住宅が安心R住宅である。

※「安心R住宅」は、特定既存住宅情報提供事業者団体登録制度(安心R住宅制度)を利用し、安心R住宅調査報告書が発行された住宅です。

4.まとめ

今回はLIXILインプラスでできる内窓リフォームについてお伝えしました。多くのメリットをもつ内窓リフォームは比較的手軽なリフォームで、近年増えている「おうち時間」をより快適にできます。今なら「こどもみらい住宅支援事業」を利用してお得にリフォームすることも可能です。今年の冬はLIXILインプラスで暖かく、そして地球環境にも貢献しながら過ごしてみませんか?

◆こどもみらい住宅支援事業リフォームは「マサキホーム」までご用命ください!

リフォームを満足いくものにするためには、事前のヒアリングが重要です。マサキホームでは経験豊富なスタッフが丁寧にヒアリング・施工し、アフターケアも万全!信頼と実績ではどこにも負けません!

施工の内容や工事費用や工事日数、ご不明な点やご心配な点、気になった点はどんな小さなでも遠慮なくお気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。

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マサキホーム㈱ お問合せ窓口 担当 山根 

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