悪徳業者の見分け方とは?悪徳業者の手口も合わせてご紹介!(2021年7月8日 現場ブログ更新)


こんにちは。川崎市宮前区リフォーム会社のマサキホーム株式会社です。

皆さんは、家にいるときに外壁塗装や屋根塗装の訪問販売業者が来たことはありませんか?中には、塗装工事をした方が良いと言われて、工事をお願いしたことがあるという方もいるでしょう。
しかし、外壁塗装や屋根塗装の業者には、悪徳業者も存在します。中には許可を取らずに勝手に点検を行っている業者もいるようです。

そこで今回は、悪徳業者を見分けるポイントをご紹介します。この記事を参考に、悪徳業者に騙されないようにご注意ください。

 

1.悪徳業者の見分け方


外壁塗装や屋根塗装は、悪徳業者が多い業界でもあります。そのため、皆さんには業者を見極める力が必要です。そこで、悪徳業者か優良業者かを見分けるポイントを解説します。

①見積書の数値が一式になっている

外壁塗装や屋根塗装を依頼する場合、見積書を見てから依頼する場合がほとんどだと思います。そこで確認して欲しいのが、見積書の数値です。通常であれば、外壁や屋根の塗る面積に合わせて金額を計算します。そのため、塗装を行う面積が見積書に記載されるでしょう。
しかし、悪徳業者の場合は数値を誤魔化そうとして、曖昧な「一式」という数字を使います。現場を見ずに判断している可能性があるので、一式と書かれている場合は説明を求めましょう。優良業者の場合であれば例え一式と書かれたいたとしても、どれくらいの面積を指しているのか、しっかりと説明してくれますよ。

②下地調整の記載がない
塗装を行う場合、下地調整を行わなければなりません。下地調整とは、高圧洗浄やコーキングの打ち直しといった仕上げを行う前の段階です。下地調整を怠ると、すぐに塗料が剥がれてしまう可能性があります。もし、下地調整の記載がなければ、どのような手順で工事を行うのか尋ねましょう。悪徳業者の場合、工程を省こうとして手抜き工事を行うかもしれません。
業者の中には、塗装費用の中に下地調整も含んでいる場合もありますので、塗装費用にどの工程が含まれているのかはしっかりと確認してくださいね。

③塗料についての説明がない
外壁塗装や屋根塗装では、使用する塗料によって費用が異なります。そのため、見積もりの際にどの塗料を使うかや使う塗料についての説明をしなければなりません。もし、その説明がなかったり、曖昧であれば悪徳業者である可能性を疑いましょう。
また、安い塗料を進めてくる場合も注意が必要です。安い塗料だと、耐用年数が短くなるので、複数回に渡っての工事を進められる場合があります。もちろん、予算に合わせた施工を行うことが大切ですが、安すぎたり高すぎたりする業者には、依頼しないようにしましょう。

➃付帯工事について記載がない
塗装を塗るのは、外壁や屋根だけではありません。例えば外壁塗装であれば、ひさしの部分にも塗装をしなければ、雨漏りの原因となってしまいます。優良業者であれば、付帯工事の詳細についても記載や説明がなされるはずです。見積書にも、付帯工事を行わなければならない箇所の塗装工事も含めた金額が出されていることでしょう。
しかし、悪徳業者は付帯工事をしなかったり、後から追加費用として請求する可能性があります。付帯工事は、見積もりの段階でどれくらいの費用がかかるかわかるものです。見積書を作ってもらう段階から、付帯工事が必要な箇所の面積に合わせて金額を出してもらうようにしてください。

⑤見積書にサインを頼まれた
見積書と契約書は別物ですが、外壁塗装や屋根塗装では見積書兼請書として書類を作成するケースがほとんどです。それを逆手に取り、契約書にサインをさせようとする悪徳業者も存在します。見積書にサインをしただけと思いきや、それが契約書となっていて勝手に工事が始まってしまうというケースもありました
見積書にはサインは必要ありません。もしサインを求められたら、しっかりと断るようにしましょう。

 

2.悪徳業者の手口とは?


悪徳業者の見分け方について紹介しましたが、一体悪徳業者はどのような手口で騙そうとしてくるのでしょうか?事前に手口を知っておくことで、悪徳業者に騙される確率を下げることができます。悪徳業者の手口についても紹介していきましょう。

①塗料を誤魔化す
悪徳業者の中には、塗料を誤魔化して利益を出そうとしている業者もあります。特に使われやすいのが、アクリル塗料です。アクリル塗料は最低水準の塗料で、耐用年数は3〜5年といわれています。しかし、アクリル塗料はツヤが出て発色も鮮やかです。そのため、塗装を行ったばかりの頃は綺麗に工事をされたように見えます。そして寿命の3〜5年後になると、塗装が剥がれてくるので、また塗り直しをしなければなりません。
戸建て住宅の場合、理想の塗料の目安は10〜15年です。この目安を頭に入れ、塗料の耐用年数を確認するようにしてください。中には「10年以内であれば無料で塗り直しをしますよ」甘い言葉を投げかける業者もありますが、この言葉を鵜呑みにしてはいけません。
悪徳業者だと、短期間で会社を潰し、名前や電話番号を変えて連絡ができないようにしてしまいます。そうなると、泣き寝入りするしかありません。大手の業者であれば簡単に潰れないと思いますが、小さい業者の場合は注意が必要です。

②共働きの家を狙う

悪徳業者がターゲットにしているのは高齢者だけではありません。共働きの家も悪徳業者のターゲットです。工事が行われるのは、平日の昼間がほとんど。もし共働きであれば、誰もいない家を施工することができますよね。工事の様子を見られていないため、業者は手抜き工事をしやすくなります。
もし共働き世帯で工事の確認ができないのであれば、工事のスケジュールを事前に共有してもらい、進捗状況についても定期的に連絡してもらうようにしましょう。優良業者であれば、一日の工事の報告をしっかり行ってくれるはずですよ。

③屋根に登って屋根や瓦を破壊する
訪問業者の中には、屋根の点検を装って破壊する業者があります。そして、破壊した箇所を写真に取り「今すぐ工事をしなければならない」と工事を進めてくることでしょう。
一般の人が屋根に登る機会はないので、破壊されたとしても気づかない場合がほとんどです。屋根の一部が破壊している写真を見せられたら不安になりますよね。破壊されたことに気づかず、ムダな工事を行ってしまったという人も少なくありません。
そして、訪問業者の中には施主の許可を取らずに屋根に登ろうとする業者も存在します。許可を取らずに勝手に敷地に入ったり、屋根に登ったりする業者は100%悪徳業者です。不法侵入になる可能性もあるので、そのような場面に遭遇した際は警察に通報しましょう。

 

3.まとめ

今回は、悪徳業者の見分け方についてご紹介しました。残念ながら、悪徳業者は年々増え続けています。これは外壁塗装・屋根塗装の業界だけではありません。悪徳業者に騙されないようにするためには、正しい情報を持って悪徳業者を見極める力が必要です。先程ご紹介したポイントを頭に入れ、悪徳業者に騙されないようにしましょう。

マサキホーム株式会社では、外壁塗装や屋根塗装に対応。皆さんの悩みやご要望に寄り添い、家を長持ちさせるための最適な提案をいたします。

 

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