東京都 日野市 金属屋根(亜鉛めっき鋼板)塗装工事完了(2016年8月1日 店長ブログ更新)

川崎市宮前区のマサキホーム株式会社 メタボリック風店長です。

本日は東京都日野市のお宅の屋根塗装が完了したのでご報告いたします。
お問い合わせ内容は下屋根(一階の屋根)の部分葺き替えをお願いしたいとのこと
でした。早速、現地に向かいお客様のお話しを伺いました。お施主さまは御高齢の
奥様の一人暮らしということだったので、ご近所に住まれているお嬢さまにも同席
していただきました。

築40年ほどのお宅ですが、定期的にメンテナンスされていて、お庭なども手入れ
が行き届いていてとてもキレイにされているお宅でした。

お話しをうかがうと、10年ほど前に屋根の葺き替え工事をある業者に依頼して施
工してもらったそうです。ところがなぜか大屋根(2階の屋根)と下屋根(1階の
屋根)の一部しか施工してもらえなかったそうです。

まずは状況把握のため、屋根にあがって調査してみました。なるほど!わかりまし
た!!下屋根(1階の屋根)は、2階の外壁をぐるっと囲むように伏せています。
通常、屋根を葺き替えた場合、下屋根と2階の外壁の取り合いは「壁際水切り」と
いう板金で雨漏れしないように加工します。ところが、こちらのお宅の外壁材は今
では珍しい木製下見板です。壁際水切りは粘性のコーキング材などを併用して雨水
などが入らないように防水するのです。コーキングする相手が木製下見板だと防水
が不十分になってしまいます。また、既存のサッシが、低い箇所についています。
要するに、下屋根とサッシまでの立上りの距離が2~3センチほどしかありません。
これでは壁際水切りを設置することができないのです。どうやら、大屋根と下屋根
の一部の施工しやすい箇所のみ葺き替え工事をしたようです。

早速、このことを写真をお見せしながらご説明しました。
今回、葺き替え工事をする場合、この壁際の処置で通常よりも費用がかかってしま
うことも合わせてご理解頂きました。よく、お話しを伺ってみると、屋根から剥離
した塗料の膜が落ちてきて掃除が大変でストレスらしいです。たしかに既存の屋根
が亜鉛めっき鋼板なので、塗料の密着が悪くだいぶ剥離していました。
以前 地元の塗装屋さんで塗ってもらっていたのですが、今回もお願いしようとし
たら剥がれやすいから無理だとサジを投げられたとのことでした。たしかに施工業
者としてお断りしてリスクを回避するのは一理あるかとは思います。しかし、弊社
としては出来る限りお客様のご要望にお応えできるよう努めております。

結局、葺き替え工事と塗装工事の2パターンをご提案しました。その際にはお客様
が納得できるまで工事内容をご説明し工事の長所・短所をお話させていただきまし
た。結果、今回は塗装で工事のご依頼を頂きました。

1ま
 ☝既存が亜鉛めっき鋼板のため塗料の密着が悪く剥離しています。

まずは、この剥離した塗膜を電動グラインダーなどで削り取ります。更に下地の
亜鉛めっき層も削り塗料の密着度をあげていきます。

ま2
 ☝ケレン作業が終了したら、下塗り塗布です。
  段差や軒先は先に刷毛で塗っておきます。

ま3
 ☝下塗りがしっかり入りました。密着力の高い日本ペイント・ハイポン20デグロを
  塗りました。

ま4
 ☝中塗りです。日本ペイントのファインルーフシリコンです!

ま5
☝上塗り 同じく日本ペイント ファインルーフシリコンをもう一度塗って完成です!

無事にキレイに完成しました。お客様も大変喜ばれていたので、一安心です。
お役に立ててよかったです!

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暑さ対策!! 遮熱塗料+屋根裏換気(2016年7月31日 店長ブログ更新)

眞1 

川崎市宮前区のマサキホーム株式会社メタボリック風店長(体質改善中)です。
(最近は体質改善の努力を怠っているので「体質改善休止中」です。
ちょっと夏バテ気味です。)
本日は、暑い日が続いているせいか最近、急激にお問い合わせが増えている「暑さ対策」
・「遮熱塗料」についてご紹介したいと思います。以前、店長ブログでもご紹介したこと
がありますが改めて「暑さ対策」・「遮熱塗料」の特長をお伝えしたいと思います。

「遮熱塗料」はその名の通り熱を遮断(反射)する特長を持った塗料のことです。
住宅や工場の屋根などに塗装すると夏場の厳しい太陽熱を反射してくれます。

眞2

日射エネルギーを反射させることで、夏の暑い日でも屋根面の温度上昇を抑え、快適な
環境づくりに貢献します。エアコンの温度設定を緩和出来るため、省エネや電気料金の
節約につながります。また、太陽光の反射による温度上昇の抑制によって環境負荷低減
に貢献します。

眞3

遮熱塗料は各塗料メーカーから販売されています。

  • 日本ペイント⇒サーモアイ・シリーズ
  • 関西ペイント⇒アレスクール・シリーズ
  • エスケー化研⇒クールタイト・シリーズ
  • 水谷ペイント⇒快適サーモ・シリーズ
  • スズカファイン⇒ワイド遮熱α・シリーズ
  • 大日本塗料⇒エコクール・シリーズ
  • 日本特殊塗料⇒パラサーモ・シリーズ

などがあります。他にも多数のメーカーから販売されています。

弊社では多数あるメーカーの中から「日本ペイントのサーモアイ・シリーズ」を推奨して
おります。「日本ペイントのサーモアイ・シリーズ」は下塗り材となるシーラーやプライ
マーも「遮熱機能」を備えているからです。他にも日本ペイントというブランドも、日頃
から信頼しており、遮熱塗料に限らず広く採用させて頂いております。
お客様の方から特別なメーカー・商品のご指定がなければ日本ペイントの材料を使わせて
頂いています。

他にもできる!屋根の暑さ対策

お問い合わせのお客様からのご要望では「2階の部屋が暑くて仕方がない」「暑さをなん
とかした」というお声が多いようです。
塗装工事だけではなく、総合的にリフォームを扱っている弊社では、「夏の暑さ対策」の
ご相談を多数承っております。
遮熱塗料を屋根瓦の表面に塗れば、確かに太陽熱を反射し屋根裏(小屋裏)に蓄積される
熱を低減できます。しかし、「本当にそれだけで大丈夫?」というお客様も多数いらっし
ゃいます。そんな時にご提案するのが屋根裏(小屋裏)の換気です。
既に屋根裏換気が備わっているお宅も最近では多いですが、「本当に暑くて仕方がない!
・何とかならないか!?」と強く要望されるお宅を見てみるとだいたい、この「屋根裏換
気」が備わっていないことが多いです。
弊社では、日頃から屋根葺き替え工事のご依頼も多いので、このような「屋根裏換気」
設置する機会は非常に多いです。「屋根裏換気」を設置する場合、まず軒下に吸気口が必
要になります。もし軒下の板に、部分的に数ミリ程度の穴があいている有孔ベニヤなどが
張ってあれば、それで十分です。
そのような吸気口が無い場合は専用の吸気口を数か所、軒下に設置すればOKです。
更に、屋根上の棟板金(スレート平瓦・コロニアル屋根などの場合)の一部を、換気用の
「棟板金」に交換します。これだけで飛躍的に2階の部屋内の蓄熱温度は解消されます。

眞4
 ↑屋根裏の様子。このスペースに屋根から伝わった高温の空気が蓄積される。

夏場の屋根表面温度は80℃前後にもなります。その熱が上記写真のような屋根裏のスペ
ースに溜る訳です。高温になった空気は、換気口が無いと、なかなか温度がさがりません。
この逃げばを失った暑い空気が夜になっても冷めず、寝苦しい熱帯夜の原因になるのです。

建物の仕組みを理解し適正な対策を施せば、今よりもずっと快適にお過ごし頂けると思い
ます。お住まいのお悩み・ご相談はそれぞれです。
お気軽にお声がけのうえご相談ください。

 

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川崎市 麻生区 屋根 雨漏れ点検 火災保険が適応(2016年7月30日 店長ブログ更新)

川崎市宮前区のマサキホーム株式会社メタボリック風店長(体質改善中)です。
※最近は体質改善の努力を怠っているので「体質改善休止中」です。 

こんにちは、本日は先日伺った雨漏れの調査・点検依頼のお宅のお話しです。

こちらのお宅では、「先日の雷雨の時に2階の廊下天井から雨漏れがあった。」との調査・点検依頼でした。奥様に2階へ案内され、まずは小屋裏から確認してみました。

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 ☝天井裏の断熱材に水たまりがありました!!!!!

クローゼットの天井に点検口があったので、そこから小屋裏へと入ってみました。
ライトを照らしながら小屋裏を見渡すと断熱材に水たまりを発見。天井の雨漏れ箇所とも一致しています。次に上部の野地板(屋根の下地板)を確認してみます。

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☝野地板(屋根の下地板)にもシミがあります。

どうやらこの辺が雨水の侵入経路のようです。
しかし、これらの形跡は比較的新しいので雨漏れは最近の雨に限られているようです。
周辺の建材も、腐ったりしている訳ではなく、水の侵入さえ防げば問題なさそうです。

小屋裏の気温は外部よりも暑くて既に汗でビショビショですが、続いて屋根の上から点検です。

屋根に上がってみると屋根材はスレート平瓦(コロニアル)でした。
位置的に怪しい箇所が下記写真の矢印部分です。

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 ☝この辺が小屋裏に水シミがあった箇所と一致してます。

奥様のお話しと状況から考えると、通常の雨であればおそらく雨漏れはしていないようです。ゲリラ的な強い雨や横吹きの風を伴う雨の場合、この辺りの隙間から雨水が侵入してしまうようです。
奥様に状況の説明と今後の対策として、ひとまず応急的に変性シリコンでこれらの隙間をふさぎ、様子をみることになりました。

また、築年数的にもそろそろ屋根や外壁のメンテナンスをやりたいそうですが、大学受験を控えたお子様と高校受験を控えたお子様がいるので、とりあえず費用はあまりかけられないとのお話しでした。

他にも屋根の劣化症状には板金の浮きが数か所ありました。クギが抜けて固定が弱くなっています。強風などの影響でよくあることです。これらの症状もこれからくる台風時期にそなえ心配な症状です。そこで奥様の方から火災保険(火災・風災・雹災・雪災などを補償する保険)が使えないですか?と質問をされました。使えるかどうかはわかりませんが申請はできるはずですので、とりあえず被害状況をまとめ申請することになりました。

すると約1週間後には、保険会社から回答がきて保険での補償が一部認められたとのことです。申請してみてよかったです。

雨漏れの対処も含め、これから奥様と工事をどこまでやるか相談して決めていくことになりました。やはり火災保険などの備えは大切ですね。また保険に加入していても使わないともったいないと思いました。

今後の進捗状況はおってまた報告致します。

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川崎市 宮前区 セキスイかわらUの屋根点検(2016年7月26日 店長ブログ更新)

川崎市宮前区のマサキホーム株式会社メタボリック風店長(体質改善中)です。
※最近は体質改善の努力を怠っているので「体質改善休止中」です。  

こんにちは、本日は屋根点検調査および屋根メンテナンス工事の、お見積り依頼に伺って
きました。

こちらのお宅では、お隣さんが現在工事中でそこの会社の営業さんに「屋根 が随分、 傷
んでいる!このままでは大変ですよ!!」と指摘を受けたそうです。
しかし、屋根のことは気にはなったけど、あまり感じの良い人柄ではなかったとのことで
そちらの会社には依頼せず、インターネットで検索し当社へのお問い合わせとなった様
子です。私の人柄は受け入れてもらえたようでホッとしてます。

ご主人にごあいさつをしてから早速、屋根に上がり調査開始です。
全体的に塗膜が剥がれ落ちヒビ割れだらけです。

マ1無題
 ☝既存の屋根はセキスイかわらUです。16年ほど前に「半永久的に持つから」と
  営業さんに言われ葺き替えたそうです。費用は約300万円ほどかかったらしいです。 

ここで、少しこのセキスイかわらUについて触れておきます。「セキスイかわらU」は 、
屋根カバー工法などにも対応できるため、40年以上の販売実績があり、 全国で50万棟
以上施工されたといわれています。
1990年8月に、アスベストの健康被害などの問題で「セキスイかわらU」はノンアス
ベスト商品として生まれ変わりました。 アスベストの使用が法律で禁止され各建材メー
カーはノンアスベストの製品を開発し販売することになります。 屋根材に限らず外壁材
のサイディングなども同時期にノンアスベスト商品に切り替わりました。
ところが、この生まれ変わったノンアスベスト商品が「セキスイかわらU」の強度を極端
に脆弱化したようです。

マ2無題
 ☝塗膜は剥がれスレートにはひび割れが多数あります。

屋根全体の瓦が上記写真のような傷み具合です。このような状態はセキスイかわらUの
お宅ではよく見られる症状です。私共にとっては、既存屋根がセキスイかわらUの場合、
傷み具合はだいたいこんな感じなので想定内のことでしたが、ご主人様にもハシゴを登
ってもらい屋根の状況を確認してもらいました。
ある程度の傷みは想定していたらしいですが、少しショックを受けておられました。
塗装工事くらいはやらないといけないと思っていたそうですが、状況を確認後、塗装工
事では対処できないことを理解され葺き替え工事でのお見積りを承りました。

調査終了後、少しお話をさせていただきましたが、今度はご主人様が後悔されないように
私共の方から数種類の見積プランを提案させていただくことになりました。
色々な屋根材がありますが、それぞれ特徴があるので丁寧にご説明しご納得いただける
よう努めたいと思います。

また、進展があればご報告させていただきます。
 

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川崎市 宮前区 和瓦屋根の防水シート補強(2016年7月23日 店長ブログ更新)

川崎市宮前区のマサキホーム株式会社メタボリック風店長(体質改善中)です。
※最近は体質改善の努力を怠っているので「体質改善休止中」です。 

本日は地元、川崎市宮前区での施工例で和瓦屋根の防水シート補強工事のご紹介です。
築年数は40年ほどのお宅でした。押入れの上の天袋へ雨漏れしていました。
はじめは知り合いの業者に頼んで雨漏れを直してもらったそうですが、一向に雨漏れは
治まらなかったそうです。その業者に来てもらう度に都度、費用がかかったそうですが
どんな工事をしたのかもわからず不安な日々を過ごしていたそうです。

そんな折、当社にお問い合わせを頂いたので早速、現地調査です。まずは天袋の雨漏れ
を確認。長い間、雨漏れが続いた様子で天井板は既に腐っていました。
お施主様の了承のうえ、その天井板を手で剥がしてみました。
ライトをあてて屋根裏の様子を確認しました。雨水のつたった跡が確認できたのでおお
よその雨漏れしている箇所が特定できました。

次はいよいよ屋根に上がって瓦の状態を確認です。
見当をつけた箇所の瓦を剥がしてみました。

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 ☝瓦を剥がしてみたところ。鳥の巣がいっぱいありました。

瓦を剥がしてみたところ、築40年以上経っているお宅でしたのでアスファルトルーフィ
ングなどの防水シートではなく、木の皮を敷き詰めてある、いわゆる「トントン葺き」で
下地貼りしてありました。年数が経過しているので、その下地貼りしてあるトントン葺
きに穴が何か所もあいています。
通常、瓦屋根の防水システムは瓦が一次防水で、その下のルーフィンが2次防水となり
この2つの防水機能で雨水などが建物内へ侵入しないようにできています。瓦は軒先か
ら順に瓦桟と言われる木製の下地に引っ掛けて設置されています。ですから道具を使わ
なくても手で簡単に剥がすことができます。そのような状態なので瓦だけで防水をして
いる訳ではないのです。

お施主様に屋根の状況をデジカメで撮影した画像で確認してもらいました。長年、雨漏
れで困っているので雨漏れは止めてもらいたいけど、築年数も古いので、屋根全体を葺
き替えるまでの予算はかけたくないとのご相談を受けたので既存の瓦を再利用して防水
シートを貼り増す工事をご提案しました。

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 ☝既存の瓦を剥がしたところ。軒先から順に施工します。
  矢印が指しているのが瓦を引っ掛けるための瓦桟です。

既存の瓦を一度剥がして、瓦桟、鳥の巣などを撤去して掃除します。アスファルトルー
フィングを敷き込みます。今回の雨漏れは2次防水に原因がありました。防水シートを
しっかり入れたのでこれで安心して頂けます。
マサキホーム㈱では屋根の事なら何でも対応致します。
お問い合わせ、ご相談はお気軽にどうぞ!!!

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 ☝アスファルトルーフィングを敷き込み後、瓦桟を新設します。

その後、瓦を元に戻せば完成です。長年の雨漏れもこれで解決です!!!

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横浜市 都筑区 屋根葺き替え見積依頼(2016年7月18日 店長ブログ更新)

川崎市宮前区のマサキホーム株式会社メタボリック風店長(体質改善中)です。
※最近は体質改善の努力を怠っているので「体質改善休止中」です。  

本日は横浜市都筑区の築17年のお宅からのご依頼で、スレート瓦(コロニアル)屋根の
点検調査に伺ってきました。同時にお見積りのご依頼も頂いているので既存屋根の計測
も合わせて行いました。
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 ☝スレート瓦が割れて一部落ちています。本来、隠れているはずの固定クギが
  屋根表面に現れています。

こちらのお宅では今年2月に降った雪が屋根に積もり、その時上記写真の様にスレート瓦
が何枚か割れて雪と一緒に落ちてしまったそうです。台風の季節が来る前に対処したい
とのご要望でした。一般的にはスレート瓦(コロニアルなど)は定期的な塗装の塗り替
えが必要です。 各建材メーカーのカタログなどにも5年から10年スパンでの塗り替えを
推奨しています。しかし、一般の方が住宅を購入する際にそのような屋根材のカタログ
の小さな記載事項を読むことはあまりないと思います。屋根が汚くなったから塗り替え
る訳ではなく、屋根材としての機能が落ちてくるから塗り替えて機能を維持するのです。
こちらのお宅の場合、築年数15年ですから塗り替え時期としては数年遅かったようです。
スレート瓦(コロニアルなど)の表面は「防水機能・撥水機能」が弱まりスレート瓦が
水分を含む状態が数年続いていました。スレート瓦が濡れたり乾燥したりの繰り返しで
脆くなっています。

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  ☝棟板金を固定しているクギが抜けて今にも落ちそうです!!!!!

また、屋根の頂上の部分を棟包み板金という部材で施工してあるのですが、その部分の
クギも何本も抜けていました。棟包み板金の木製下地が含水し腐っている様です。
お施主様のご要望としては既に何枚かのスレート瓦が割れてしまっていること。他にも
板金などの既存屋根の状態などを考慮して、塗装工事ではなく葺き替え工事を希望され
ています。

既存の屋根がスレートの平瓦なので上葺き工事 (既存屋根を剥がさずにカバーする工法)
も可能ですが、建物への重量負担なども考え、できるだけ軽量化をはかりたいとのご希望
です。 近年、屋根の葺き替え工事をご希望されるお客様は友人やご近所の施工例を見た
り、インターネットなどで色々と情報を集めておられるようです。その結果、ガルバリ
ウム鋼板製の軽量金属瓦を希望される方が非常に多いです。耐候性はもちろん、軽量化
・断熱性・遮音性など既存の屋根材と比較して優れた点が多いことが人気の理由だと思
われます。こちらのお宅ではニチハ㈱の横暖ルーフとアイジー工業㈱のスーパーガルテ
クトの商品でのお見積り依頼を受けました。どちらも軽量で断熱材が付いているタイプ
の「超軽量断熱金属瓦」といわれている商品です。

どちらにしても屋根の葺き替え工事のご依頼を頂いた際は当社のスタッフ一同、精一杯
の対応をさせて頂きます。宜しくお願い致します。

 

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川崎市 高津区 店舗改修見積依頼(2016年7月15日 店長ブログ更新)

川崎市宮前区のマサキホーム株式会社メタボリック風店長(体質改善中)です。
※最近は体質改善の努力を怠っているので「体質改善休止中」です。  

本日は神奈川県川崎市高津区の店舗改修工事のお見積り依頼に伺いました。
賃貸ビルのスケルトン状態の店舗を、「おしゃれなBAR(バー)」に改装して新規
オープンしたいそうです。オーナー様立会のもと空き店舗で打合せをしました。
スケルトン(何もない)状態なので、まずはオーナー様のご要望をよく伺います。
基本的な内装工事からお話しを伺いました。床はどんなフロア材を張るのか、壁は
クロス仕上げか、または既存の壁を塗装するのか  天井は天井材を張るのか予算を抑
えて今風にアレンジして露出にするのかなど 基本的な内装工事の内容から仕様を決
めていきます。 更には「おしゃれなBAR(バー)」に改装するので、 流し台・調理
場・カウンター・換気扇の位置などを決めなければいけないことは様々あります。
他にも照明器具・空調設備(エアコンなど)・換気設備・電気コンセントの増設移
設・ガスの引込みおよび調理器具の設置・冷蔵庫や冷凍庫などなど最終的には決め
なければなりません。

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 ☝スケルトン(何もない)状態の店舗です。あーなー様立会のもと一緒に完成を
  イメージしました。理想のお店が完成するといいですね!!!

約1時間ほどお話しをさせていただきましたが、オーナー様の方でもまだ、イメージが
はっきりとしていないようでした。カウンターを設置して、奥の方にテーブルを置く
くらいのイメージでした。話しあいの結果、オーナー様のイメージが湧くように、ひと
まずはこの空間をどのように具体化するか私どもの方で「たたき台となるプラン」を
作成することを提案しました。
「限られたスペースや予算の中でどこまでの店舗が完成するか」というのは、やはり
一般の方にはイメージがしずらいと思います。そんな時はこちらから、何点かプラン
をご提案するようにしています。具体的なプランと予算があればお客様であるオーナ
ー様の趣向やイメージもはっきりとしてくるはずです。

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BAR(バー)のあり方はオーナー様の考え方によって色々です。人がお酒を介して近づき
向き合い、語りあう日常を少しはなれた空間です。それ故に、ターゲットを絞り込んだ
デザインと、明確なコンセプトが重要になってきます。また、時間を忘れるほどの居心
地の良さも重要な要素だと思います。オーナー様の妥協の無いこだわりのBAR(バー)
作りをお手伝いさせて頂きます。

オーナー様の夢が実現できるよう頑張って今からプランを作成します!!!!

 

 

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川崎市 宮前区 和かわら屋根点検依頼(2016年7月9日 店長ブログ更新)

川崎市宮前区のマサキホーム株式会社メタボリック風店長(体質改善中)です。
※最近は体質改善の努力を怠っているので「体質改善休止中」です。 

本日は神奈川県川崎市宮前区の築30年ほどのお宅の屋根点検に行ってきました。
築30年ほど経つお宅でしたが、2階のお部屋に2か所ほど雨漏れがしているそうです。
雨漏れがしているお部屋の天井を確認したあと、早速屋根に昇り瓦の状態を確認しました。
下がその写真です。一見、問題無さそうにみえるかもしれませんが矢印の箇所が歪んでいる
のがわかるかと思います。

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☝棟に積んである「のし瓦と冠瓦」がズレています。地震などの影響で歪んだままで
放置していたようです。

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「のし瓦」の下の漆喰も経年劣化で剥がれてしまっています。 その中の「葺き土」も流れ
落ちて穴があいています。 横降りの雨などの場合、このような箇所から雨水が侵入してし
まいます。
雨漏れの状態は2階の部屋の天井に「ジンワリ」と水シミがでていました。天井から水滴が
「ポタポタ」と滴るまでにはまだ、至っていませんでした。
瓦の下には通常「ルーフィング」と言われる防水シートが敷き込んであります。
そのルーフィングが水に濡れ続けて劣化したり、瓦がズレて角で穴が開いたりすれば屋根か
ら侵入した雨水は室内へと入って「雨漏れ」となってしまいます。

更に、この「雨漏れ」を放置してしまうと防水シートの下に張ってある「野地板」や野地板
の下地になっている「棟木や垂木」などが含水して腐ってしまいます。

こちらのお宅の場合、築経過年数や将来のメンテナンス頻度、また建物への重量負担などを
考慮してご家族でどんな屋根のメンテナンスをするかよく検討されていました。
ご家族での検討の結果、軽量で耐久性が高くメンテナンスフリーの軽量金属瓦への葺き替え
工事を希望されておりました。また、最近の各地での地震などのニュースでも倒壊・半壊し
ているのはほとんどが、屋根の重量が重い瓦屋根の被害が多いことも軽量金属瓦を選ばれた
大きな理由だそうです。

見積のご希望内容は
①既存の重たい瓦を全部撤去する。
②下地の傷み具合をよく確認の上、必要に応じて補修する。
③防水シートは高強度・高耐久グレードのルーフィングを使用する。
④屋根材はガルバリウム鋼板製を使用する。
⑤ガルバリウム鋼板屋根材には断熱性能が付いているものを使用する。
⑥メーカー保証は10年以上の屋根材を使用する。
⑦7自社施工の会社に施工を依頼する。
 (自社施工と言いながら下請け業者を使っている会社には工事を依頼しない)

以上のような条件で施工業者を探されていたそうです。
弊社のホームページをご覧になって、地元でも多数の実績と上記の条件に合ったとの こと
でお見積りのご依頼を頂きました。
ご期待に沿えるよう、お客様の条件にあった見積プランをご提案させて頂きます。
続きはまた、ご報告させて頂きます。お楽しみに!

梅雨時なので雨が気になりますが防水工事が始まったら、また進捗状況をお知らせ致します。

 ☞ ※外壁工事に関する情報こちら ご覧ください

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横浜市 マンション塗装工事 屋上防水工事 5(2016年7月6日 店長ブログ更新)

川崎市宮前区のマサキホーム株式会社メタボリック風店長(体質改善中)です。

横浜市の「マンション塗装工事・屋上防水工事」の物件も工事がはじまり1ヶ月ほどが
過ぎ、コンクリート面の塗装がやっと終了しました。
フラットな壁面でしたので塗装の仕上げはエアーガンによる「吹き付け」にして、平滑
仕上げにしました。
見積上は、① 下塗り(カチオンシーラー)⇒ ② 下塗り(サーフェーサー)⇒ ③ 中塗り
(パーフェクトトップ)⇒ ④上塗り(パーフェクトトップ)をローラー施工で4回塗り
になっていました。
しかし現場判断でより仕上がり感にこだわり、更にスプレーガンで2回ほど「吹き付け」
をして完璧な仕上がりを求めました。
お客様にもきっと満足して頂けると確信しています。

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  ☝ ローラーで仕上げた後に吹き付けを2回施しました!!!!!!!!!!!!

コンクリート外壁の塗装が終了したので、次はマンション正面のタイル外壁の工事です。
事前にタイル・タイル目地の清掃や補修は済ませていたので、まずは伸縮目地のコーキ
ング充填の作業です。

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  ↑  変性シリコンを充填中!!!!!!

コーキング材は「変性シリコン」を使用しています。
コーキング材にはいくつか種類があります。
用途や使用箇所によって使い分けるのですが、今回はタイル面に「タイル保護塗料」を
この後、塗るので塗料との相性や耐久性を考慮して「変性シリコン」を採用しています。
外壁塗装工事の際にはこの「変性シリコン」はよく使われるコーキング材です。

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  ↑ 充填された変性シリコンはヘラでキレイにならしていきます!!!!!!!!!

充填された変性シリコンをヘラでキレイにならしていきます。
その際に充填してから時間をおかないように注意が必要です。
あまり時間が経過してしまうと変性シリコンの硬化が始まってしまいます。
その日の気温や湿度で硬化までの時間は変わってきますが、とにかく時間との勝負です。
充填したらヘラでならす作業は一気にやります。

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↑養生テープを剥がすとこんな感じです。

ヘラでキレイにならしたら、はみ出し防止の養生テープを剥がしていきます。

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 ↑ テープを剥がして目地コーキング完了です!!!!

キレイに目地コーキングが打てました。このあとはコーキングの乾燥を確認の上
タイル面全体に「タイル保護塗料」を塗って仕上げていきます。

ところでコンクリート外壁や写真のタイル外壁にはなぜ、このような目地があるかと
いうと、ちゃんと意味があるので、少し説明しておきます。

気温の変化と共にコンクリートは伸縮をします。
真夏の太陽の直射日光を受けたコンクリートは、触ることすらできないくらい高温に
なり、大きく膨張します。
一方、真冬の冷たい風にさらされているコンクリートは収縮してしまいます。
また、地震による振動はコンクリート構造物全体を大きく動かします。
もし、ビルが一枚のコンクリートで作られていた場合、各所にひび割れを生じさせて
しまいます。
地震による振動の力に対して、逃げ場がないからです。

つまり、コンクリートは自然の力で形が変動するため、動きに対応した処置をとって
おかなければ崩壊してしまう可能性が高いです。

その伸縮を助ける役目を果たすのが「伸縮目地」です。
伸縮目地とは、温度変化による膨張や収縮で、亀裂の影響を最小限にとどめるために
設ける弾力性を持たせた目地のことです。
伸縮目地は上記の力を吸収するためにコンクリート構造物に使用されます。

上記写真のタイルも下地はコンクリート外壁なので、伸縮目地があるわけです。

あと少しで外壁塗装は完了しそうです。
外壁塗装が終われば次はいよいよ屋上の防水工事です。
梅雨時なので雨が気になりますが、防水工事が始まったら、また進捗状況をお知らせ
致します。

 

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川崎市麻生区 屋根塗装工事 遮熱塗料サーモアイシリコン(2016年7月3日 店長ブログ更新)

今年も暑い夏がやってきました。
梅雨の晴れ間だというのに、ここぞとばかりの猛暑で早くも夏バテ気味の、川崎市
宮前区のマサキホーム株式会社メタボリック風店長(体質改善中)です。 

今日は暑い夏にうってつけの遮熱塗料をご紹介します。

ただ今、施工中の川崎市麻生区の屋根塗装工事の様子です。
こちらのお宅ではこの度、屋根・外壁塗装工事のご依頼でした。
既存屋根はコロニアル(スレート瓦)です。
コロニアル屋根(スレート瓦)のお宅からの塗装工事のご依頼の場合、ほとんどの
方が 遮熱塗料(太陽熱高反射塗料)でのお見積り依頼をされます。
インターネットなどで消費者の皆様も、本当によく塗料のことを勉強されているよ
うです。

 ↓ こちらが川崎市麻生区のお宅 既存のコロニアル屋根(スレート瓦)です。
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写真の左側が南面。右側が北面です。閑静な住宅街にあるお宅です。

築年数は約15年だということです。
築年数的にはそれなりの経年劣化といったところでしょうか。
屋根全体的には表面の防水機能が低下して水を弾かなくなっています。
要するに、雨がふるとスレート瓦が表面で撥水しないでジンワリと濡れてしまうと
いう状態です。
北側には薄っすらとコケや藻が発生しています。

今回、採用した塗料は日本ペイントの屋根用高日射反射率塗料(遮熱塗料)
サーモアイシリーズの中からサーモアイSi(シリコン)です。
日本ペイントのサーモアイの特長は「ダブル反射」です。
下塗り材のシーラーも反射性能を有する! ということです。
他社の遮熱塗料は、上塗り材のみ反射性能があり下塗り材は通常のシーラーを使用
するものがほとんどです。

 ↓ 下塗り材「サーモアイシーラー」を塗ったところです。遮熱性能ありです!!!
マ2
  ☝ 下塗り材は白色です。塗ったあとは眩しくていかにも反射してそうです!!!!

簡単に言うと、遮熱塗料の仕組みは塗料の中に赤外線を反射する物質が入っているとの
ことです。
赤外線と言うと肉や魚を炭火で焼く場合、赤外線が内部まで浸透し芯までよく火が通る。
とか赤外線治療などは接骨院などで患部に光を当てて温めて血流を良くする。
など使い方によっては私達に有利に働くこともあるのはみなさんもご存じかと思います。
しかし、屋根の場合はその浸透性のある熱が、太陽からサンサンと降り注ぎ建物内部に
入ってきて蓄熱されてしまうわけです。
要するにその浸透性の高い赤外線を反射できる塗料が「遮熱塗料」ということなんです。

 ↓ サーモアイSI(シリコン)を塗ったところです。もちろん遮熱性能アリアリです!

マ3

この時期、屋根の表面温度は約70~80℃あります。
とても素手では触れないほどです。
その熱が小屋裏に溜まります。溜まった熱はなかなか冷めません。
夜になっても暑い小屋裏の熱は部屋中に輻射熱を発します。
このサーモアイシリーズは夏場の屋根表面温度を15~20℃ほど軽減できます。
暑い夏を少しでも快適に乗り切るためには正にうってつけの塗料だと思います。
お値段も一般的な屋根用シリコン塗料と比べても一般的な大きさのお宅でしたら数万円
ほどのプラスで施工可能です。
ご興味のある方はお気軽にご相談ください。

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