冷え性・暑がりの方におすすめ! 進化する窓の断熱リフォーム(2021年12月27日 現場ブログ更新)

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の村木です。

日本の最近の気候を考えると、寒暖差が年々大きくなっているように感じますね。暑がりさんや冷え性の方にとっては厳しい環境の日が多くなってきています。
外出先はまだしも、わが家に帰ってきてからも暑さ、寒さが続くと大きなストレスを感じますね。

そこで今回は、家の開口部のほとんどの面積を占める「窓」の断熱についてお話します。窓のリフォームの必要性について簡単に解説していきましょう。

 

〔 わかりやすく窓の断熱リフォームをご紹介 〕

1.どうして窓の断熱リフォームは効果が大きのか

住まいの暑さ寒さ対策を考えるときに一番効果があるのは、窓を断熱リフォームすることです。外と室内の熱は窓を通して夏場は約70%、冬でも50~60%が出入りしています。冷たく感じる床を通して入ってくる冬の冷気が7%程度と考えると、大きな割合を占めていることがわかりますね。

「いくら暖房器具を使っても部屋がなかなか暖まらない」「エアコンを入れても涼しくならない」と感じたまま過ごしていては、光熱費の無駄にもつながります。そこで、おすすめしたいのが窓の断熱リフォーム。断熱性の低い窓を断熱リフォームするだけで、屋外の気温の変化の影響を受けにくくなり、少ない冷暖房費で地球にもやさしい暮らしが手に入ります。

屋根や床、壁に比べて外気温を取り込みやすい窓を、いったいどのようにリフォームすれば快適な室内環境が手に入るのでしょうか。それでは、既存住宅の窓のリフォーム方法についてを具体的にご紹介していきましょう。

 

2.窓の断熱リフォームの3つの方法

窓の断熱リフォームには大きくわけて次の3つの方法があります。
 ◆いまある窓の内側にもう一つ窓を設置する
 ◆アルミサッシから樹脂サッシへ交換する
 ◆複層ガラスや断熱性の高いガラスへ交換する

以上の3つの方法を、わかりやすく解説します。

2-1.いま現在の窓に内窓をつけるリフォーム
「二重窓」という言葉を耳にされたことはありませんか? もっとも短時間で済むスピード施工が可能なのが、既存の窓をそのまま残して新たに内窓を設置するリフォームです。
おすすめなのは費用も安く済むこと。大がかりな工事は必要ないので、マンションのリフォームでもよく採用されていますね。

ほとんどの場合、1つの窓のリフォームにかかるのは約1時間。腰高窓など小さな窓なら約5万円の費用でリフォームできます。マンションでも窓の内側は専有部分なので、問題なく施工できますよ。
内窓を設置すると、断熱以外にも遮音効果があって屋外の音が室内に入りにくくなります。元からある窓と内窓の間の空気層が断熱効果をもたらしてくれる、コスパがよいリフォーム方法といえますね。

2-2.アルミサッシを樹脂製サッシに交換するリフォーム
次にご紹介するのは、おなじみのアルミサッシを樹脂製のサッシに交換する方法です。「窓がスムーズに開け閉めできない」、「窓の古くなった外観が気になる」と悩んでいる方におすすめの窓リフォームですよ。
アルミサッシと比べるとだんぜん高い断熱性を誇る樹脂サッシ。新築住宅ではほとんどが樹脂サッシを採用していますね。

気密性が高い樹脂サッシは悩んでいたすき間風もシャットアウト。もちろん遮音効果もあって、リフォーム後には快適な空間が手に入ります。
窓枠の上からベースの部材と新しい窓枠を取り付けることで、壁を壊さずに施工できるリフォーム用の商品があります。

また、窓の種類を変えられるのもこのリフォーム方法の大きな特長ですね。FIX窓を上げ下げ窓に変えて換気ができるように、すき間風が気になっていたルーバー窓をすべり出し窓に交換して気密性を高めるなど、断熱以外のメリットもある窓リフォームです。

2-3.単板ガラスを断熱性の高いペアガラスと交換するリフォーム
寒さや暑さを感じて断熱のためにリフォームを考える部屋の窓には、「単板ガラス」と呼ばれる一枚のガラスが使われていることが多いです。最近の新築住宅の窓ではペアガラス=複層ガラスが使われています
2枚のガラスで空気層をはさんでいるペアガラスは、室外との熱のやり取りを少なくして部屋の環境を快適に保てるおすすめの商品です。

また、さらに遮熱性に富んだ「Low-E複層ガラス(エコガラス)」というアイテムもおすすめ。「Low-E」という金属を使ったコーティングをペアガラスの中にほどこすことで、断熱性能を向上させたガラスです。
しかし、ガラスだけを交換するのは窓の断熱という点からみるとあまりおすすめできません。窓のフレームを含めたリフォームこそ、気になるすき間風を防いで気密性を高めて、家全体の断熱性能を向上させるからです。

 

3.窓の断熱リフォームをするメリット・デメリット

3-1.窓の断熱リフォームのメリット
窓の断熱リフォームには次の3つのメリットがあります。
 ◎結露を防げる
 ◎防音性を高められる
 ◎省エネにつながる

冬になると気になる窓ガラスの結露。カビの原因にもなる結露は毎日きれいに拭き取る手間が大変ですね。
結露を放置しておくと、壁や床など窓以外の部分まで腐食してしまうこともあります。また、結露とホコリから発生するカビはアレルギーの原因になることも。やっかいな結露の悩みは窓を断熱リフォームすることで一気に解決します。

1枚のガラスだけの窓と比べると、断熱リフォームした窓は防音性も高められます。家の外からの音が半減すると、集中して勉強ができたり、家族だんらんで会話する声が聞こえやすくなったりと快適さがアップします。
いくらエアコンや暖房器具を使っても効率が悪かったリフォーム前と比べると、窓の断熱リフォーム後は光熱費が下がります。家計の節約になるとともに、省エネにも貢献できますね。

3-2.窓の断熱リフォームのデメリット
窓の断熱リフォームにはあまり大きなデメリットはありません。リフォーム後にはほとんどの方が居心地よく過ごしていらっしゃいます。
しいて挙げるとすれば、「二重窓にすると開け閉めの手間が2倍になる」「部分的なリフォームなので、窓周りの他の場所に結露が発生してしまうことがある」の2点が考えられます。

断熱リフォームすることで、窓ガラスの結露を防げても窓周りの他の場所にカビが生えるのは避けたいですね。あらかじめ、リフォーム業者にしっかりと現地を調査してもらって、リフォームの範囲を提案してもらうのがおすすめです。

 

4.窓の断熱リフォームの費用を抑える方法

窓の断熱リフォームには、国や自治体から省エネに関する補助金や助成金が用意されています。

国が主体の補助金や支援制度には
 ◎戸建て住宅向けの「グリーン住宅ポイント制度(国土交通省管轄)」
 ◎マンションなど集合住宅向けの「既存住宅における断熱リフォーム支援事業(環境省管轄)」

地方自治体によっては、窓リフォームの補助金制度を設けている場合があります。お住いの自治体の補助金・助成金を活用することで、窓断熱リフォームの費用を賢く抑えましょう。

5.窓断熱リフォームで快適な空間を手に入れよう

家の中へ暑い空気や冷気を侵入させてしまう窓。部屋を快適な温度に保つためには、窓を断熱リフォームするのが一番の効果的だということがおわかりいただけましたでしょうか。

家の気になる場所の窓を断熱リフォームして、夏や冬も過ごしやすい空間を手に入れてくださいね。

 

◆断熱リフォーム工事は「マサキホーム」までご用命ください!

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年末年始休業のお知らせ(2021年12月25日)

お客様各位

本年も皆様のご支援ご協力を賜わりましたことを厚く御礼申し上げます。
弊社では、誠に勝手ながら下記の期間中を年末年始の休業とさせていただきます。
お客様には、ご不便ご迷惑をおかけしますが、ご理解の程よろしくお願い致します。

  ◆ 年末年始休業日 ◆

 2021年12月30日(木) ~ 2022年1月3日(月) の5日間

なお、年末年始休業中につきましても、災害発生等、緊急につきましてはメールでご対応をさせていただきますので、下記メールアドレスまでお問い合わせ下さい。

    info@masaki-home.com  山根迄

上記につきまして、ご不明な点がございましたら、下記の担当までお問合せ下さい。

 マサキホーム株式会社 代表取締役 山根正生
    【フリーダイヤル】 0120-610-950
    【携帯電話】 080-4120-3258

 

ウッドデッキに生えたコケを除去して見違えるほどきれいにする方法!(2021年12月23日 現場ブログ更新)

こんにちは。川崎市宮前区リフォーム会社のマサキホーム株式会社、自称『釣師カワちゃん!』こと川村と申します。

みなさ~ん! ウッドデッキ汚れてコケが広がっていませんか?
普通に掃除するだけでは木材に張り付いたコケは落ちませんよね。
そこで今回は、「長~く、気持ちよ〜く」ウッドデッキを使うために、コケを落としてきれいに保つ方法を紹介していきましょう!

 

1.ウッドデッキに生えたコケを落とす方法5選

☆ウッドデッキに生えたコケは自宅にあるもので落とすことができます。

1-1.キッチン用洗剤で落とす
コケはキッチン用の中性洗剤で落とせます。ウッドデッキをほうきなどできれいに掃いたら、水・キッチン用洗剤を撒いてデッキブラシやたわしなどで木目に沿ってこすります。最後に水洗いをして完了です。

1-2.コケは熱湯に弱い
コケは熱に弱いので、コケの生えてる部分に熱湯をかければ死滅します。熱湯をかけて死滅したものをデッキブラシなどでこすり水洗いしたら完了です。
但し、この方法は広範囲だと効率が悪くやけどの危険もあるのであまりお勧めはできません。

1-3.カビキラーも効果的
カビに効果のあるカビキラーはコケの除去にも効果があります。コケの生えてる部分に直接スプレーして、デッキブラシやたわしなどでこすればほとんどのコケやカビは落ちるでしょう。よく水洗いして完了です。

1-4.高圧洗浄のパワーではがす
効果が高いのが高圧洗浄を使う方法です。家庭用のものもホームセンターなどで売られています。パワーがあるので女性の取り扱いには注意が必要ですが、見違えるようにきれいなります。

1-5.サンドペーパーで削り取る
しっかりコケやカビが付着している場合はたわしでこすっても落ちないかもしれません。この場合は、目の荒いサンドペーパーを使って削り落とすのが良いでしょう。塗装をし直すために古い塗装をはがす場合は80番の粗さのものがおすすめです。

 

2.ウッドデッキを塗装するなら水性?油性?

ウッドデッキのコケをきれいにしたら、早めに塗装をして再びコケを生えにくくしましょう。
塗料には水性のものと油性のものがありますが、どちらにもメリット・デメリットがあります。

2-1水性塗料の特徴
〔メリット〕
多くの色から選べるので好みの色にすることができます。塗料を薄める場合やハケを洗うときに水が使えますので、DIY初心者も扱いやすいでしょう。

〔デメリット〕
水性塗料は環境にやさしい塗料として高く評価されていますが、膜を張る傾向があるので水性塗料を塗るウッドデッキの材質によっては剥がれやすい場合もります。

2-2油性塗料の特徴
〔メリット〕
木材に使う油性塗料はオイルステインといわれるものが多く、木に浸透するので木材本来の美しい木目を生かした仕上がりになります。また防腐効果や防虫効果があるものが多く木材自体の寿命が伸びます。

〔デメリット〕
木材に浸透するので塗りムラができやすく、乾燥する間匂いが気になります。また水性塗料に比べて価格は高めです。

 

3.ウッドデッキの塗装は塗装前の工程が重要!

ウッドデッキに使う塗料が決まったらウッドデッキを塗装しましょう。
きれいに仕上げるためには塗装前の下準備が重要です。

①ゴミやほこりを取りのぞく
木を乾燥した状態で雑巾などでゴミを取り除きましょう。重要なのが、ウッドデッキが乾燥している状態ということです。洗剤やデッキブラシ、水洗いをしてコケなどの汚れを取り除いた場合は、天気のいい日に1~2日ほど乾かしてから塗装しましょう。

②サンドペーパーでなめらかにする
木材の塗装は表面がなめらかなほど仕上がりがきれいになります。もともと塗装してある場合はサンドペーパーを使って塗装をはがしましょう。範囲が広い場合は電動のサンダーを使うと作業がはかどります。

③壁やサッシなどの養生をする
養生をすることで手早くきれいに仕上がります。外壁とのさかい目、サッシのふちなどに塗料がつかないよう養生してから塗装を始めましょう。
ガムテープとビニールが1つになった塗装用のマスキングテープはホームセンターなどで売っています。

④塗装
はじめに床板の隙間や手すりなどの塗りにくい部分から塗料を塗り、平らな面を1枚ずつ丁寧に塗っていきましょう。木目の方向にローラーやハケを動かすと木目を生かしてきれいな仕上がりになります。

⑤重ね塗り
ウッドデッキの塗装は3回ほど塗ると機能性や色味を高められるものも。乾燥させてから重ね塗りをしていきます。最初にムラになってしまうと重ねて塗ってもムラになりやすいので気をつけましょう。

 

4.ウッドデッキの塗装の目安年数は?

◆1年で変色
ウッドデッキは設置してから1年もすると白っぽく変色してきます。この色味を経年変化と楽しむ方もいますが、木を長持ちさせるために1年ほどで塗装を行うことは全く問題ありません。

◆3年〜5年でカビやコケが生える
一般的に3年がウッドデッキのメンテナンスの目安とも言われています。
3年〜5年ほどでカビやコケが生えてくるようになりますが、これは木材の防水機能が落ちて水分を吸収しはじめているからです。
3年とは決めずに変色を目安に掃除、塗装をするのも良いでしょう。

◆5年〜8年で部分腐食、反り、割れが起こる
ウッドデッキのメンテナンスを全くしないまま紫外線や雨にさらされていると、防水機能がなくなります。木材が水や湿気を吸収して板が反ってきたり割れてきたりします。また木が腐ってしまった部分は、はがして張り替える必要があるでしょう。

 

5.人工木のウッドデッキはメンテナンスフリー

ウッドデッキには天然の木を使ったものと人工の木を使ったものがあります。

5-1人工木の特徴
ウッドデッキに使われている人工木は、見た目もさわった感じも天然の木とそれほど変わりませんが、耐久性が高く30年ほど持つといわれています。
ウッドデッキに使われる人工木の床板は樹脂(プラスチック)と木材から作られた木の粉が混ざった素材でできているので変色やささくれ、シロアリ被害などがでにくいのも特徴。
天然木のコケやカビなどのメンテナンスにかかる手間や腐敗や虫の被害を無くしつつも天然木のような質感がある人気の素材です。
価格は天然木材のハードウッドとあまり変わりません。

〔メリット〕
湿気を吸収しないので反ったり腐ることがなく劣化はほとんどありません。
また色の種類が多く塗り替えの手間がないので維持するためのコストはかかりません。
〔デメリット〕
天然木ならではの質感や木目がなく、夏場は太陽の熱を吸収して暑くなりやすいでしょう。

5-2天然木の特徴
ウッドデッキに使われる天然木は、サイプレスなどのハードウッドと呼ばれる硬く耐久性の高いものと、レッドシダーなどの加工がしやすいソフトウッドがあります。

◎ハードウッド
組織が密でとても硬い木材です。耐久性がとても高く塗装をしなくても30年以上持つと言われています。腐りにくく天然木特有の風合いや木目などが楽しめます。
人工木と価格に大差はありませんが、天然木のため数ヶ月〜数年で色が変化していきます。また加工に時間がかかるので施工費がかかる場合も。
◎ソフトウッド
柔らかい木材のためハードウッドに比べて雨や湿気を吸収しやすく、数年おきに塗り替えしてメンテナンスする必要があります。
けれど常に雨ざらしではない場所では劣化するスピードは遅く、ハードウッドに比べて価格は安くなります。

 

6.まとめ

屋外にあるウッドデッキは、コケやカビなどの被害も受けやすいので定期的に塗装をしてあげることがきれいにウッドデッキを長持ちさせるコツです。
ウッドデッキがそこまで広くなくても、きれいに塗り替えるのは素人では難しく、数日で終わらせるのは難しいかもしれません。
見た目や機能性に優れた塗料の相談などもプロに依頼することをおすすめします。

 

◆ご相談はマサキホームまで!

無料でお見積もり・現地調査を行っております。小さな不安や疑問も是非お気軽にマサキホームまでご相談ください!

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屋根ってこのままで大丈夫なの?(2021年12月16日 現場ブログ更新)

こんにちは。川崎市宮前区リフォーム会社の田中です。

近頃、ご高齢の親御さまを連れて相談に来られる方が増えてきました。
『介護が必要になったので同居することになったけれど、それまで家のことは親に任せていたので、自分たちではいつどれくらいの頻度で補修やメンテナンスしていたのかがわからない。まだ自分の家は大丈夫だろうか?それとも、これからずっと住むのであればどこか修繕が必要なのか調べてほしい』ということです。

そんなお悩みを抱えていらっしゃるシニア層がたくさんいらっしゃいますよね。
特に一戸建ての家は、屋根の塗装は定期的に行っておかないと劣化具合がわからないだけに、近年の大雨の影響で建物内まで被害が及んでしまうことも。
それらの不安を解消するために、今回は屋根のメンテナンスについてご紹介します。

 

1.屋根の塗装は「築10年が目安」って本当?

メンテナンスが必要な時期は、外壁・屋根の塗装が約10~20年と言われています。
一戸建ての場合、家の外側だけではなく室内の壁紙やフローリングなども同様に、築10年前後経過したあたりから、様々な劣化がみられメンテンナンスが必要になってきます。
メンテナンスが必要な理由は、毎日使っているカバンや靴がすり減ってきたり、壊れたりするように、それと同じで、家も毎日紫外線にさらされたり、雨や風、また温暖化による環境の変化等、さまざまな影響により、知らない間に相当なダメージをうけています。

その結果、耐用年数が10年の塗料を使用していたとしても、住宅環境によりそれぞれの条件によって塗り替え時期はもう少し短くなると考えてよいでしょう。

 

2.屋根と外壁のメンテナンスはどちらを優先したがいいの?

普段、なかなか自分たちで屋根は見えないので、どうしても目につきやすい外壁のひび割れや色褪せが先に気になり外壁塗装をするついでに屋根塗装をする方が多いです。

確かに、外壁がひび割れていたりシーリングが剝がれたりしていると雨漏りする危険性はありますが、それよりも屋根の剥がれや穴あきなどの不具合を放置してしまう方が雨漏りに直接影響するため、屋根と外壁の工事を考えると、屋根塗装をメインに優先した工事をおすすめします。

 

3.屋根塗装が必要となる劣化の症状は?

①ひび割れ
セメント瓦や日本瓦、スレートに見られる劣化のひとつです。小さなひび割れでもそこから雨漏りに繋がるので、早めに補修か塗装が必要です。

②カビ、コケの発生
高圧洗浄で除去できる場合もありますが、取れない場合は塗装を検討しましょう。ただし、高圧洗浄をすると屋根に負荷がかかります。高圧洗浄が不向きな屋根材もあるので注意しましょう。

③塗装の剥がれ
長年の劣化が原因で、塗装している屋根材すべてに剥がれの症状が発生するといってもよいのですが、大きく剥がれている場合は、補修費用も増えてしまうので出来るだけ早めに塗装しておく方がよいですね。

➃破損
どの屋根材でも破損は起こりますが、特に耐久性の低い金属屋根やスレート屋根に起こりやすいですね。破損してしまうと、塗装だけでは修繕ができないので屋根材の交換や補修を行うようにしましょう。

 

4.屋根のメンテナンス時期に目安はあるの?

①セメント瓦/10年~15年
セメントと砂を混ぜた屋根材。防水性や耐久性が低いので塗料で表面を保護する必要があります。塗膜が剥がれてしまうと「割れ」などの劣化が起きてしまうので要注意です。

色あせや塗膜が剥がれたり、汚れが目立つようになっている場合は塗り替えを検討しましょう。

②スレート屋根/7~12年
近年では、安くて施工に優れているためよく使われるようになった屋根材。汚れがつきやすく割れやすいので、定期的なメンテナンスが必要な屋根材です。

カビや色褪せ、ひび割れなどの劣化が目立つようになってきた場合は早めに業者に相談しましょう。

③トタン屋根/10年程度
軽量で安価な金属製の屋根材ですが、錆びやすいので雨漏りしやすいなどのデメリットが多いため近年ではほとんど一般の住宅には使用されません

錆止めや塗り替えなどの修繕が必要で、5~10年程度の目安ですが、一度錆が発生してしまうと急に全体に広がってしまうので、定期点検をして早めにメンテナンスを行いましょう。

➃ガルバリウム屋根/10~20年
軽くてメンテナンスしやすい屋根材。スレート屋根の重ね葺きも可能です。

これまでの金属系よりも錆びにくいため、表面を定期的に保護すると耐久性を維持しやすいです。だいたい10年を目安に塗装修繕を行い、20年経ったら葺き替えをおすすめします。

⑤日本瓦
他の屋根材よりも耐久性に優れた強度がある屋根材。基本的にはメンテナンスは必要ないとされていますが、瓦の下にある防水シートは交換が必要です。また、瓦が割れたり欠けたりすることもあるので、定期的に点検をしておくのがよいでしょう。

 

5.屋根塗装に適した時期はあるの?

屋根の塗装をする時期によって、メンテナンス後の耐久年数に影響することがあります。それは、気象条件が悪い時に行うと施工不良になりはがれやすくなる可能性が高いからです。

基本的には、塗料メーカーがパンフレットなどに記載している『湿度85%未満、気温5℃以上の環境であること』の規定を満たしていれば、1年中屋根塗装は可能です。特に、春と秋は比較的気候が安定しているので、人気が高い時期といってよいでしょう。ただし、繁忙期になるので希望通りの工事日に出来ない可能性も高くなるので、早めに検討し時期を調整することをおすすめします。

 

6.屋根と外壁塗装を同時に行うメリットは?

屋根や外壁のメンテナンスの際には、足場を設置する必要があり、同時に行うことでその分の費用を削減できます。高額な足場の費用を1度にまとめてしまうことができるので、いずれは外壁塗装も行なう必要が出てくることを考えると同時にできる時期を検討されてみてはいかがでしょうか。

また劣化のスピードが速い屋根の塗料を外壁の塗料よりも耐久性の高い塗料を選ぶことで今後も同じタイミングでメンテナンスができるようになりますよ。

7.屋根塗装で助成金や補助金が使えるの?

家のリフォーム(屋根・外壁塗装)に関する助成金・補助金は、お住まいの自治体の制度を確認してみましょう。多くの市町村では、「省エネ住宅改修補助金」と「住宅リフォーム資金助成」などの制度があり、屋根塗装が対象になるケースがあります。
いずれも補助制度は、交付決定前に契約・着工した場合は対象外となります。

また、原則として申請時に申請者が住宅を保有している必要がありますが、親の家を相続して入居する前にリフォームするという場合は条件により対象になるケースもあるので、事前に自治体に確認しましょう。
こういった制度が使えるとお得にリフォームができるので、工事を依頼する時にも聞いてみることをおススメします。

 

8.まとめ

屋根塗装のメンテナンスの時期は、住宅環境や屋根材・塗料によって変わります。また、劣化の状況によっては塗装だけれではなく補修が必要になってきます。
ですから、劣化しやすい屋根は特に定期的な点検とメンテナンスを行い、適切な時期にリフォームできるように早めに相談しておきましょう。

さらに、お住まいの地域の自治体で助成金が使える場合もあるので確認してくださいね。
大切な住宅を長く安心して住めるようにしっかりと定期的なメンテナンスをしていきましょう。

 

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水回りリフォーム費用相場はいくら?わかりやすく徹底解説!(2021年12月1日 現場ブログ更新)

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の村木です。
そろそろ水回りをリフォームしたいけれど、いったい費用はいくらぐらいかかるのかな?と悩んでいる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

毎日の生活で必ず使う水回り。快適な生活を送るためには水回りのリフォームはとても重要です。今回は気になる水回りのリフォーム費用や相場についてご紹介します。
リフォーム初心者にもわかりやすく、ポイントをおさえてわかりやすく解説していきますよ。

 

1.水回りのリフォームを考えるタイミングとは?

まず、住宅での「水回り」とはどこを指すのでしょうか?
家の中で水を使う場所、「キッチン、浴室、洗面所、トイレ」水回りと呼ばれています。いずれも湿気や汚れがたまりやすく、毎日の生活で必ず使用する場所ですね。

水回りのリフォームを考える時期は、一般的に家を建ててから15年から20年といわれています。見た目はきれいでも、水垢や汚れが蓄積しやすい水回り設備は、見えない内部の傷みが気になるところ。

万が一にも故障してしまっては、すぐに修理が必要になってしまします。
そうなる前に、水回りのリフォームについてしっかり考えておくことが大切ですね。

 

2.水回りリフォームの特徴と費用相場

それでは、水回りのリフォームにはどのくらい費用がかかって、一般的な相場はいくらなのかを具体的に見ていきましょう。

■「キッチン」のリフォームの特徴と費用
水回りのリフォームとして最初に計画されることが多いのが「キッチン」です。キッチンにはいろいろなタイプがあります。窓や壁に向かって設置されるI型やⅡ型をはじめ、カウンターがある対面式やフルオープンタイプまで、どのタイプを採用するかで大きく費用は変わってきます。また、オプションとしてコンロをガスからIHへ変えたり、食洗器を設置したりすることで費用は増えていきますね。

キッチンのリフォーム費用の内訳は、システムキッチン購入費、配管工事費、内装工事費、既存のキッチン撤去費などが含まれます。

現状のキッチンの場所とタイプをそのままでリフォームする場合には、約50万円~70万円が相場です。一方で、キッチンの場所を移動して壁付けキッチンを対面式へ変更する場合には、配管工事が必要になります。
レイアウト変更をともなうキッチンのリフォームは100万円以上の予算を組んでおきましょう。

■「浴室」のリフォームの特徴と費用
続いては、浴室のリフォームについてご紹介していきましょう。
浴室のリフォームの費用相場は、約50万円~150万円程度と幅広いのが特徴です。

現在の浴室はユニットバスが大半を占めています。浴室のリフォームには、在来工法で設置された浴室をユニットバスに変更する場合と、既存のユニットバスを撤去して新しいユニットバスを設置するリフォームの2つに分けられます。
いずれにしても、ユニットバスのグレードとサイズによって浴室のリフォーム費用は大きく変わりますね。

また、オプションの追加も検討が必要です。浴室乾燥機や手すり、浴室用のテレビの設置、バリアフリー用のリフォームなど目的に応じて考えるのがおすすめです。
バリアフリーへのリフォームには補助金や助成金を活用できる場合があるので、ぜひ調べておきましょう。

■「洗面所」のリフォームの特徴と費用
浴室とセットでリフォームされることも多い洗面所。最近ではコロナ禍のなか、帰宅してすぐに手を洗える場所を設置するリフォームも増えてきました。洗面所のリフォーム費用は水回りの中では比較的安価なのが特徴です。

洗面所は鏡、ボウル、収納がセットになっているユニットタイプと、すべて造作で設置するタイプの2つに分けられます。スタンダードなユニットタイプでは約20万円~が相場といわれています。造作で作る洗面所は、鏡やボウル、そして収納を好みのスタイルにコーディネートすることができるため人気があります。

いずれにしても、同時に床材をリフォームする場合には別途費用がかかることも押さえておきましょう。

■「トイレ」のリフォームの特徴と費用
トイレのリフォームは簡単なものでは便座のみの交換から、床材や壁も含めた全面的な改装まで、範囲がさまざまあります。

一番需要が多いのは便器本体の交換です。人気のタンクレスタイプへのリフォームは約30万円~が相場といわれています。タンクレス便器への変更で空いたスペースに、手を洗える場所を設置する場合などは、費用差が大きいためしっかりと見積もりを確認してください。 

 

3.水回りのリフォームを成功させるために必要なこと

■リフォームの具体的な目的を明らかにする
・老後の生活を考えてお風呂をバリアフリーにしたい
家族そろって調理したいから思い切ってアイランドタイプのキッチンに変えたい
・収納が少ないユニットタイプの洗面所を造作タイプに変更して、収納スペースを確保したい

など、リフォームにはそれぞれの目的があります。その目的の優先順位を明確にすることで、費用が膨らんでしまうのを防ぐことができます。また、水回り全体をリフォームするのか、気になる場所だけを優先してリフォームするかもしっかりと考えておきましょう。

■資金計画を立てる
リフォームの目的と場所が定まったら次に重要なのが資金計画です。ローンを組むのか、手持ちの資金で足りる部分だけを発注するのかが決まったら、リフォーム業者に見積もりを依頼しましょう。

もちろん数社に相見積もりを取って、施工業者を決めることが大切です。また、水回りに強いリフォーム業者なのかもしっかりと確認したいですね。

■リフォーム後の使い方を業者に伝える
理想の水回りのリフォームを実現するには現場調査が必須です。施工業者を決めた後にはしっかりと現場を確認してもらいましょう。

その時に重要なのが、リフォーム後の使い方のイメージを業者へ具体的に伝えることです。リフォーム後のイメージを伝えることで、業者から専門的なアドバイスがもらえます。それを加味しながらもう一度リフォーム計画を練り上げると、水回りが理想の形に近づきますよ。

 

4.水回りリフォームの費用をできるだけ抑えるには?

■補助金や助成金を活用する
水回りのリフォームの費用を抑えるために必ず調べておきたいのが、国や自治体などで利用できる補助金と助成金です。

税金から支給される補助金や助成金は、予算や期間が詳細に決められています。タイミングを逃すと適用されない場合があるので注意が必要ですね。

例えば、浴室やトイレをバリアフリーにリフォームする際には、介護保険の助成金と自治体からの補助金を利用できる場合があります。また、浴室をリフォームする際にエコキュートやエネファームなどの給湯設備を導入する場合には、省エネに関する補助金の活用が考えられますよ。

■設備のグレードダウンを考えてみる
それでも費用が予算を上回る場合は、設備のグレードダウンも視野に入れましょう。水回りのリフォームでは、購入する設備にかかる費用が大きな割合を占めます。

水回り全体をリフォームするなら、どの場所のリフォームを最優先するかをしっかりと考えて、機能やデザインを考慮した上で妥協点を探ることも必要です。

 

5.満足のいく水回りのリフォームで快適生活を送ろう

ここまで、水回りのリフォーム費用と相場についてご紹介してきました。
ご自身やご家族が水回りのどの部分を優先してリフォームしたいのか、そしてリフォームの目的をしっかりと確認することが、満足のいく水回りを手に入れる最短の道筋です。

リフォーム業者と良好な関係を築くことも理想のリフォームへ近づくポイントですよ。
ご紹介した方法で満足のいく水回り環境を手に入れて、快適な生活を送ってくださいね。

 

◆水回りのリフォーム工事は「マサキホーム」までご用命ください!

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