リフォームのプロがお薦めする屋根のカバー工法に最適の屋根材5選!(2023年10月31日更新)

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の村木です。

屋根のリフォーム方法の一つであるカバー工法は、今使っている屋根材をそのまま残して、その上に新しい屋根材を被せる方法です。

屋根を2枚重ねて載せることになるため、使用できる商品が限られてきます。以前はお客様から「使いたいイメージの色合いや質感のものが見つからない」といった声もありましたが、最近では屋根材メーカーから多くの商品が発売されており選択肢が広がっています。

そこで今回は、リフォームのプロフェッショナルがおススメする、カバー工法に最適な屋根材について紹介します。

屋根のカバー工法とは

これまでもブログの中で屋根のカバー工法について何度か紹介していますが、簡単におさらいしておきましょう。

屋根のカバー工法は、既存の屋根の上に、アスファルトルーフィング(防水シート)を貼り、その上から重量の軽い屋根材を重ねて施工する工法です。屋根の防水シートの寿命はおおよそ25年~30年と言われており、防水シートが劣化してしまうと建物内部に雨が入り込み、構造材を濡らしたり、雨漏りを起こしたりといった可能性が出てきます。カバー工法は、そういった被害が起こる前に先手を打つメンテナンスとして用いられています。

次に、カバー工法のメリットとデメリットについても簡単に紹介します。

◆カバー工法のメリット

・解体による廃材がほとんど出ない

・解体工事がないので、騒音や撤去時のちりやほこりが少ない

・分類や廃棄に関わる作業時間やコストが大幅に削減できる

・屋根材が2枚重ねになるので防音効果や断熱性が高まる

◆カバー工法のデメリット

・既存の屋根材によっては、施工できない(瓦屋根など)

・屋根内部に補修工事が必要な場合は、施工できない

・新しい屋根材の分だけ重量が増えてしまうので、耐震性が落ちてしまう

・葺き替え時に剥がしてみれば発見できたはずの屋根内部の劣化がわからない場合がある場合

・軽量な屋根材から選ぶ必要がある

・建物の高さが高くなるので、元々斜線制限ギリギリに建てられている場合は施工できない

以前のブログで、カバー工法の工法やメリットやデメリットについて、詳しく説明しておりますので、合わせてご覧ください!

マサキホーム現場ブログ 屋根のリフォームなら屋根カバー工法?特徴やメリットを解説!(2023年3月22日 現場ブログ更新)

おススメの屋根材はこれ!

アイジー工業「スーパーガルテクト」

引用:アイジー工業 屋根のリフォームならスーパーガルテクト

まずは、マサキホームでの取り扱いが多数あるスーパーガルテクトを紹介します。

6色のカラーがラインナップされているのでお好みの外観を実現可能です。また、遮熱性、断熱性、耐火性能の大幅アップが期待できます。リフォームを行うことで快適な室内空間を手に入れることができます。

大きなポイントは、丈夫で長持ちする高い耐久性と安心の保証制度です。一般的なガルバリウム鋼板の1.25倍の厚さのメッキに守られているので塗膜15年、赤さび20年、穴あき25年と安心の保証がついています。

施工実績はこちらをご覧ください。

マサキホーム株式会社|屋根修理.jp 屋根カバー工事

ニチハ「横暖ルーフ」

引用:ニチハ 金属製外壁材・屋根材総合 カタログ2023.1 179ページ

ニチハの横暖ルーフは、耐久性が高く、長期間にわたって性能を維持します。耐候性に優れ、風や雨などの自然環境からの影響にも強い構造となっています。とても軽量な素材なので施工性が高く、効率の良い作業が可能です。通常とりも短い1.8mの短いタイプもラインナップされているので、狭小地や旗竿地など、難しい立地条件でも施工できます。

その他、屋根材同士のジョイント部分から建物内に水が入るのを防ぐ

特徴的なのは、基本形以外の形状をした「板金役物」の種類が豊富なことです。既存の屋根形状にピッタリ合わせた適切な役物を選択できるので高い性能を保つことができます。

LIXIL「Tルーフ」

引用:LIXIL 製品ラインナップ T・ルーフシリーズ

LIXILのTルーフは、鋼板に天然石を吹き付けた塗替え不要の屋根材です。

天然石の風合いを楽しめますが、非常に軽量で瓦の1/7、化粧スレートの1/3の重量です。

インターロッキング工法と呼ばれる、上下の屋根材を連結して屋根材全体を一体化させる工法を採用しているので、台風や強風による屋根材の剥がれや雨水の侵入に強いのが特徴です。

そして、デザイン性の高さも大きな魅力です。9種類のデザインやカラーバリエーションが用意されており、ご希望の建物スタイルに合わせて選択することができます。

変色、褐色、天然石の滑落について10年間、屋根材の穴あきや亀裂について30年間の保証が付帯しています。長い目で見るとメンテナンスコストを抑えられるのでおススメです。

ディートレーディング「ディーズルーフィング」

ディートレーディングのディーズルーフィングは、ジンカリウム鋼板の表面に天然石を施した屋根材です。

海外においても暴風や火災に対し硬い耐久性を持った商品として知られています。

様々なニーズに対応できる幅広いデザインやカラーを取り揃えており、曲線状の洋風瓦風のデザインの商品や直線的なシンプルはデザイン、和風デザインのものもあります。

表面の天然石はセラミックコートを施して作られています。セラミックコートとは、古くから日本のやきもので使われる「釉薬」と呼ばれる着色方法です。ガラスの素と色粉を合わせて高温で焼く工法で、退色や褐色することなく長期間美観を保つことができます。

基盤のサビによる穴あき、色あせ、石の剥がれに対する保証が30年間付帯しているので、安心です。

伊藤忠建材「スカイメタルルーフ」

引用:伊藤忠建材 スカイメタルルーフ 施工例“WOOD”

伊藤忠建材のスカイメタルルーフは、ストーンチップ鋼板を用いた商品です。

アルプスに近いイタリア北部の山で採取した玄武石を原料としています。玄武石を1.4mm程度に細かく砕いてセラミックコーティングを施してから使用しているため、色あせの心配がなく長期にわたって美しさが保たれます。

防災性や防音性、熱の拡散に優れた性能を持っており快適な生活を送ることができます。

天然スレートを再現した商品、ナチュラルでシックな木目調、シンプルなフラットデザインの3つのデザインから選ぶことができ、それぞれのテイストに合わせたカラーバリエーションが準備されています。

美観保持と基盤の性能に対して30年間の長期保証がついていることに加え、メンテナンスがほとんどかからないので長い目で見るとコスパの高い商品です。

まとめ

屋根のカバー工法を行う際におススメの屋根材を5つ紹介しました。屋根のカバー工法は、屋根の葺き替え比べて大幅に工期が短く、コストも抑えられます。ただし、屋根の内部の構造材や断熱材に劣化や水濡れなどによる修繕が必要ない場合にしか選択できない工法です。

定期的なメンテナンスを計画し、経年劣化や修繕の必要な個所について早期発見、早期補修を心掛けましょう。

リフォームは「マサキホーム」までご用命ください!

リフォームを満足いくものにするためには、事前のヒアリングが重要です。マサキホームでは経験豊富なスタッフが丁寧にヒアリングや現地調査の上、お客様のニーズに合わせた提案を行なっています。丁寧な施工を心掛け、アフターフォローも万全の態勢を整えています。信頼と実績ではどこにも負けません!

工事内容、費用や日程についてなど、気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせください!

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マサキホーム㈱ お問合せ窓口 担当 山根

 外壁工事に関する情報はこちらを ご覧ください!

2023年10月20日 川崎市宮前区 外構工事

☆工事内容・・・スロープ、排水砂利
☆築年数・・・ 26年
☆工期・・・ 1日
☆施工材料・・・白砕石、生コン
☆施工道具・・・コテ、攪拌機、バケツ、スコップ、ホース、

☆リフォームのきっかけ
車を停めるのに、敷地内の限られたスペースをどうにか生かしたくて相談しました。数年放置されてい為、生い茂っていた植物や植木を取り除いてもらってからスロープを作ってもらうことになりました。

☆施工後の感想
愛車をさっそく停めてみましたが、ちょうどピッタリ収まりました。工事を進めて頂いてる最中にも担当の方と色々お話ししている中で、趣味の楽器を思う存分楽しめるよう室内の防音などについて相談させてもらい、防音もお願いする事にしました。引き続きよろしくお願いします!

☆担当からひとこと
『施工担当』
植木や雑草を撤去し整地を行ってから土間打ちを行いました。
保管されるバイクのスペースを確保するために、慎重にスロープの勾配や幅を確認し作業を進めました。両サイドの排水には白砕石を使用しました。
この度はご依頼ありがとうございます。

『営業担当』
この度はご依頼頂きありがとうございました。
限られたスペースを有効活用できるよう、施主様及び職人とは何度も打合せを行いました。

今後ともよろしくお願い致します。

施工前

施工後

施工

施工中

◆リフォームは「マサキホーム」までご用命ください!

リフォームは事前に細やかな聞き取りをすることで、お客様によりご満足いただけるものになります。

施工の内容についてはもちろん、費用や工事日数など具体的なご相談につきましてもいつでもご連絡ください。また少しでもご不明な点やご心配な点がありましたらお気軽にお問い合わせ頂ければと思います。

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セキスイ瓦Uのリフォームで住まいの不安を解消しよう!

こんにちは。川崎市宮前区リフォーム会社のマサキホーム株式会社、柳澤です。

「セキスイ瓦U」という屋根葺材をご存じでしょうか。1970年代から2007年にかけて販売されてきた屋根葺材です。「瓦なのに軽く、スレート葺や金属屋根の上からカバー工法で施工ができる」という触れ込みで多くのご家庭で採用されました。しかし残念ながら、採用後早い段階で「割れやすい」、「褪色が激しい」などのトラブルが多く見られています。セキスイ瓦Uを使用し続けることは、おうちへの深刻なダメージや災害時等の事故を招きかねませんのでお早めにリフォームされることがおすすめです。今回はセキスイ瓦Uのリフォームについてお伝えします。セキスイ瓦Uでお悩みの方のご参考になれば幸いです。

1.セキスイ瓦Uの問題点って何?使い続けることはできないの?

「セキスイ瓦Uには問題があるのでリフォームした方がいい」と一口に言われても、ご自宅に採用されているとなると「はい、そうですか」と簡単に受け入れることは難しいと思います。ここではセキスイ瓦Uにどんな問題点があるのかをお伝えします。

●セキスイ瓦Uには「アスベスト含有」「ノンアスベスト」の2種類がある

セキスイ瓦Uは1970年代の発売当初、原料にアスベストが使われていました。今でこそアスベストは有害物質として建材に使用することが禁止されていますが、当時は軽くて丈夫ということでポピュラーな建材でした。実際に1990年まで販売されたアスベスト含有のセキスイ瓦Uは、丈夫で耐久性が高く、アスベスト含有ということ以外でのトラブルは少ないと言われています。

その後、アスベストが有害で世間でも問題視されるようになり、1990年にノンアスベストのセキスイ瓦Uが再販売されました。その時、アスベストの代わりに使用された素材に強度が足りず、多くのトラブルを招く結果となってしまいました。

アスベスト含有のセキスイ瓦Uは、販売終了間近に施工したものでもすでに30年以上が経過しています。そして劣化が早いとされるノンアスベストのセキスイ瓦Uも販売終了から15年以上経過し、どちらのセキスイ瓦Uも使用を続けているご家庭は、葺き替えなどリフォームの時期を迎えています。

●セキスイ瓦Uの問題点①「塗膜が剥がれる」

瓦などの屋根葺材には強度を高めるため、また水の浸透を防止するため、表面に釉薬などが塗装されています。塗装が経年劣化をするとその塗膜が剥がれることがありますが、セキスイ瓦Uは材質そのものに問題があることから塗膜の劣化が著しく早く、上から塗装をし直してもまたすぐに剝がれてしまいます。

●セキスイ瓦Uの問題点②「ひびが入る」「割れる」

セキスイ瓦Uは材質に問題があることから、数年で「ひびが入る」、「割れる」というトラブルが多く聞かれるようになりました。中には塗膜はそのまま、中の材質だけが割れているケースもあります。屋根葺材のひび割れは雨漏りにもつながりますので注意が必要です。

●セキスイ瓦Uの問題点③「崩れる」

「塗膜が剥がれる」、「ひびが入る」、「割れる」というトラブルが起こったままにしておくと、雨水が屋根葺材に入り込んでしまいます。強度の足りない素材に水が含まれることで屋根葺材そのものが崩れるというトラブルに発展します。そのままにしておくと知らず知らずのうちに屋根の下の構造躯体にまでトラブルが及ぶことが考えられますので、お早めに対応されることがおすすめです。

2.セキスイ瓦Uのリフォームの方法はどんなものがある?

セキスイ瓦Uを撤去して、安心な状態の屋根にリフォームする方法をお伝えします。

●セキスイ瓦Uのリフォーム①葺き替え

セキスイ瓦Uを撤去し、新たな屋根葺材を施工する方法です。セキスイ瓦Uの屋根リフォームでは一番おすすめの方法です。屋根葺き替え工事の費用は面積や使用する屋根葺材によって異なりますが、相場は30坪の家屋で120万円~200万円です。

●セキスイ瓦Uのリフォーム②カバー工法

かつてセキスイ瓦Uをカバー工法で施工された屋根であれば、セキスイ瓦Uを撤去して、その下の屋根にカバー工法を施工することができます。この場合、セキスイ瓦Uの下の屋根の状態を見てカバー工法で施工できるかどうかを判断することとなります。ただ注意しておきたいのが、カバー工法の一番のメリットは既存の屋根葺材の撤去の手間と費用を抑えることができるというものです。セキスイ瓦Uの場合は、セキスイ瓦Uを撤去する工程は省けませんので一般的なカバー工法よりも工事費用はかかってしまいます。

●セキスイ瓦Uのリフォーム、こんな点にも注意が必要です。

1990年以前に販売されたアスベスト含有のセキスイ瓦Uを使用されている場合、撤去費や処分費が割高になります。また、ノンアスベストのセキスイ瓦Uの場合でも「アスベストが含まれていない」という証明が必要になる場合もありますのでご注意ください。

3.セキスイ瓦Uのリフォームにおすすめの屋根葺材は?

どんな屋根葺材にも風雨や紫外線に耐える「強さ」と、建物に負担をかけない「軽さ」が求められます。ここではセキスイ瓦Uに代わるおすすめの屋根葺材をお伝えします。

●ガルバリウム鋼板(金属系)

ガルバリウム鋼板は丈夫で軽く、屋根勾配の緩急も選ばないため、セキスイ瓦Uを撤去して葺き替えするリフォームにも、セキスイ瓦U以前の屋根材にカバー工法でリフォームする場合にもおすすめの屋根葺材です。耐用年数も20~30年と長く、屋根リフォームでは人気の葺材です。近年は金属特有の冷たい印象を感じさせない製品など、ラインナップも豊富になりました。

●スレート葺

セメントをベースにつくられた平板タイプの屋根葺材です。「コロニアル」とも呼ばれます。日本の住宅ではポピュラーな屋根葺材です。スレートはセメントベースの他にも「天然スレート」と呼ばれる岩石など自然由来の素材で作られた製品もあります。屋根葺き替えのリフォームにおすすめです。

●アスファルトシングル葺

ガラス繊維にアスファルトを染み込ませ、その表面に砂粒を吹き付けた屋根葺材です。カバー工法に向いています。シート状になっていて柔軟なため割れが発生しにくく、施工しやすく、コストパフォーマンスにも優れています。反面、多雨多湿の地域ではカビやコケが発生しやすいというデメリットもあります。

4.まとめ

今回はセキスイ瓦Uのリフォームについてお伝えしました。ご自宅に使用されている建材に問題があるとなると、穏やかな気持ちで過ごすことは難しいと思います。しかしどんな建材を使用していても年月とともに劣化し、メンテナンスは必要になるものです。屋根のお悩みはリフォームですっきり解決して、晴れ晴れとした毎日を過ごしませんか?ぜひマサキホームが力になりますよ!

◆リフォームは「マサキホーム」までご用命ください!

リフォームは事前に細やかな聞き取りをすることで、お客様によりご満足いただけるものになります。

施工の内容についてはもちろん、費用や工事日数など具体的なご相談につきましてもいつでもご連絡ください。また少しでもご不明な点やご心配な点がありましたらお気軽にお問い合わせ頂ければと思います。

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明るく快適に節約!エコキュートとLED電球で光熱費を抑える方法

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の村木です。

ここ数年の電気代の高騰は、どのご家庭にとっても悩みの種ではないでしょうか。なかでも、オール電化住宅にお住まいの方にとっては、その影響がより深刻に感じられることでしょう。電気代やガス代などの光熱費は、家計の中でも大きな割合を占めています。暖房の設定温度を下げたり、こまめに電気を消したりなど、節約の努力をされている方も多いことと思います。しかし、それだけでは限界があるため「光熱費を節約できるおうち」へのリフォームに注目が集まっています。

そこで今回は、電気代節約のためのリフォームアイデアのうち、電気温水器からエコキュートへの切り替えとLED電球への交換について詳しく解説します。以前のブログでご紹介しました内窓の取付や外壁の断熱補修工事も効果の高い方法ですので、ぜひ、あわせて参考にしてください。

窓の断熱や内窓の取付についてはこちら!

冷え性・暑がりの方におすすめ! 進化する窓の断熱リフォーム(2021年12月27日 現場ブログ更新)

外壁や天井の断熱補修工事についてはこちら!

暑さ寒さからおうち守る!断熱リフォーム(2022年6月18日 現場ブログ更新)

  • 電気温水器からエコキュートへ交換する

◆電気温水器とエコキュートの仕組みの違いについて説明します。

電気温水器とエコキュートはどちらも電気を利用するシステムですが、その仕組みには大きな違いがあります。

電気温水器は、電気ヒーターを使ってお湯を作ります。一方、エコキュートは電気と空気中の熱を利用します。具体的には、エコキュートは空気を圧縮するために電気を使っており、その圧縮された空気は、使用した電気の7倍近い熱のパワーを持っています。このため、エコキュートを使うと電気の使用量を大幅に削減できるのです。

このような違いから、エコキュートはより効率的にエネルギーを利用し、電気代の節約に貢献できます。

◆エコキュートのメリットとデメリットは?

エコキュートのメリットとデメリットを紹介します。これらを理解した上で、家庭構成やニーズに合わせて選ぶことが重要です。

◎エコキュートへの交換によるメリット

エコキュートは、多くの優れた点を持ったシステムです。

1.光熱費の節約:上記で紹介した通り、省エネ性能が非常に高く、家計にやさしい効果があります。

2.地球環境にも優しい:無駄なエネルギーを必要とせず、環境へも配慮できます。

3.快適な温水供給: 湯温が安定しているので、お風呂やシャワーなどを快適に利用できます。

4.災害時にも安心:断水が起きてもエコキュートタンク内の水が使えるので安心感があります。また、火災のリスクが低いのも特徴です。

5.メンテナンスがらくちん: 定期的な点検や清掃など簡単なメンテナンスで、長寿命化が期待できます。

◎エコキュートへの交換によるデメリット

エコキュートを設置する際の注意点は以下の通りです。

  • 初期費用がかかる:通常の電気ボイラーや電気温水器と比較すると高額です。
  • 低周波による騒音:寝室の真横に配置する場合など、低周波によるわずかな音が気になる場合もあります。
  • 水圧が低くなる場合もある:貯湯タンクから給湯するので2階以上にお風呂がある場合や同時に複数の場所でお湯を使う場合、水圧が低くなることがあります。また、知人や親戚が泊まりに来た時など、通常よりもお湯の使用量が増えると、タンク内のお湯を使い切ってしまう可能性もあります。

4.設置場所の制約: エコキュートは2つの機器で構成されており、それに伴う設置スペースが必要です。住宅の構造や間取りによっては設置が難しい場合もあります。

5.修理が必要な場合の手間とコスト: エコキュートは仕組みが複雑なため、故障が発生した場合、専門業者による修理が必要なので、手間やコストが掛かります。

◆エコキュートのイニシャルコストをランニングコストが回収するのは何年後?

エコキュートへの切り替えに伴う初期費用の発生は、設備の交換時には避けて通れない問題です。しかし、エコキュートの省エネ性能によって、毎月のランニングコストが大幅に削減されます。この削減額を元に考えると、通常は約7年で初期投資を回収できると言われています。エコキュートの平均寿命が設置後10年~15年であることを考えても十分な効果を得られるといえるでしょう。

具体的な回収期間は、ご家庭の使用状況や地域の光熱費の価格差によって異なります。詳しい計算方法やシミュレーションについては、リフォームの専門家へ相談して試算を依頼することをおすすめします。

  • LED電球に交換する

ご家庭の照明でよく使われるのは白熱球と蛍光灯です。これらとLED電球との仕組みの違いや、LED電球が長持ちする理由について説明します。

◆光を発する仕組み

白熱球:電気が通ることで発光します。しかし、使用した電力の大部分が熱として発散されてしまうので、無駄が多いのがデメリットです。

蛍光灯:ガスの放電によって紫外線を発生させ、それが蛍光体に当たると明るくなります。白熱球と比較すると、エネルギーの無駄ははるかに少ないのですがLEDよりはやや劣っています。

LED電球:発光ダイオードという半導体素子を使って、電流を流すと直接光が発生します。エネルギーをほとんど無駄にしないので省エネです。

◆LED電球が長持ちする理由は?

1.発光ダイオードの寿命が長い:LED電球が切れる主な原因は、LED電球内部の発光ダイオードの劣化です。発光ダイオードの寿命は非常に長く、一般的に寿命は約2万〜5万時間以上と言われています。これは、仮に照明をつけっぱなしにしていても3年~6年近く使える計算となります。白熱球や蛍光灯に比べて桁違いに長寿命なのがお分かりいただけるかと思います。

2.発熱が少ない:発光ダイオードは効率的に光を発生させるため、発熱が少なく、熱の影響による劣化があまりありません。

3.耐振動性が高い:発光ダイオードは振動にも強いため、通常は振動や衝撃によって壊れる心配がほとんどありません。

上記のような理由から、LED電球は、白熱球や蛍光灯と比べて長持ちするのです。

◆LED電球のメリットとデメリット

◎LED電球のメリット

LED電球のメリットをまとめると以下の通りです。

1.長持ちする:上記で紹介した通り、非常に高寿命です。

2.光熱費の節約:上記で紹介した通り、エネルギーを効率よく使えるため、省エネ性能が非常に高く、家計にやさしい効果があります。

3.地球環境にも優しい:無駄なエネルギーを使わず、交換頻度も低いため廃材を減らすことができます。

4.光の色味を調節できる: 太陽光に近い色味やオレンジ掛かった電球色まで、お好みやお部屋の雰囲気に合わせて調節できるものもあります。

5.つけた瞬間明るくなる: 点灯してすぐにフルの明るさになります。

6.調光機能がある: 明るさを調節できる調光可能なタイプもあります。

◎LED電球のデメリット:

ただし、LED電球には以下のような注意点もあります。

1.初期費用がかかる:白熱球や蛍光灯と比較すると高額です。しかしそれに対するランニングコストの節約や長寿命を考えれば、総合的にはコストパフォーマンスが高いと言えます。

2.LEDに対応していない照明器具もある:すべての照明器具に適合するわけではありません。特に、年数の経った照明器具はLEDに対応していない場合も多いので、交換前には取扱説明書などの確認が必要です。

3.光の広がり方にムラがある: 白熱灯のように均一に光が広がらない場合があります。

まとめ

「光熱費を節約できるおうち」にリフォームする方法の中で、電気温水器からエコキュートへの交換とLED電球への交換についてピックアップして紹介しました。

これらの方法を利用すれば、電気代を大幅に節約可能です。今回紹介した以外にもご提案できる方法はたくさんあります。もしリフォームについての相談があれば、ぜひお気軽にお問い合わせください!

◆リフォームは「マサキホーム」までご用命ください!

リフォームを満足いくものにするためには、事前のヒアリングが重要です。マサキホームでは経験豊富なスタッフが丁寧にヒアリング・施工し、アフターケアも万全!信頼と実績ではどこにも負けません!

施工の内容や工事費用や工事日数、ご不明な点やご心配な点、気になった点はどんな小さなでも遠慮なくお気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。

◆リフォームに関する、ご用命・ご相談等は、下記にお問い合わせ下さい。
お見積り無料『HPを見た』とお話いただければweb限定価格で対応させていただきます。

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     マサキホーム株式会社 担当 山根迄

2023年10月18日 川崎市宮前区 リアテックシート工事

☆工事内容・・・リアテックシート工事
☆築年数・・・ 38年
☆工期・・・ 1日
☆施工材料・・・サンゲツ REATEC
粘着剤付化粧フィルム リアテック
RW-4064
リアルウッド オーク 柾目
シート用プライマー

☆施工道具・・・カッター、ハケ、ローラー、ランダムオービットサンダ、ドライヤー

☆リフォームのきっかけ
長年使用していたドアがとても古く汚れも凄いので悩んでいました。
建具の交換をすると高額になるのでそちらについても相談したところ色々な方法や材料を提案いただきましたので今回はシートを貼るという事で依頼させていただきました。

☆施工後の感想
オシャレなドアにしていただきありがとうございます!
以前のドアを忘れてしまうぐらい綺麗にカッコいいドアになりました。
シートでこんなに変わるとは思わなかったので驚きです!
この度は本当にありがとうございました!

☆担当からひとこと
『施工担当』
トイレドアなどペンキや汚れが付いており汚かったので念入りに下地調整処理をおこないました。
その他のドアは木部がザラザラしており表面の下地がとても悪かったので念入りにケレン後、プライマーをおこないました。
この度はご依頼ありがとうございます。

『営業担当』
この度はご依頼頂きありがとうございました。
今回はドアのシートでダイノックシートかリアテックシートか悩みましたが、選ばれた商品もとてもセンスが良くオシャレな木目のシートでしたので見た目も変わり仕上がりも綺麗で良かったです。

喜んで頂けて大変嬉しく思います。
今後ともよろしくお願い致します。

施工前

施工後

施工中

施工材料

リアテックシート

2023年10月17日 杉並区 M様邸 内装工事

☆工事内容・・・クッションフロア上貼り、クロス張替え、木部塗装
☆築年数・・・ 35年
☆工期・・・ 7日
☆施工材料・・・
クロス SP9800 、SP9704
クッションフロア HM11038
塗料・・・日本ペイント
☆施工道具・・・ローラー、カッター、ハケ、着圧ローラー、サンダー、その他

☆リフォームのきっかけ
以前、アパートオーナーの会で内装のDIYセミナーを開催して頂いた際に山根社長と知り合い、リフォームについても色々伝授して頂いたのが今回お願いしたきっかけです。
DIY主催のオーナーさんもとても喜ばれていました。
職人さんとも一緒に作業をする中で塗り方のコツ等教えていただきありがとうございます。

☆施工後の感想
かなり築年数が経っていてクロスも剥がれまくっていたり木部は変色していたりどんよりとしたワンルームがとても綺麗に見違えました!室内ドアや木部も低コストで綺麗にして頂きおしゃれな空間に生まれ変わりました!
他の物件もありますので、別件でご相談させて頂きますね。この度は本当にありがとうございました!

☆担当からひとこと
『施工担当』
窓際の一部が雨もしくは湿気による下地の腐食が酷く、下地補修を念入りに行いました。施主様のご用意した暖色系のライトによりアクセントクロスもより一層シックに仕上がっていてとても素敵ですね。
変わっていく内装の仕上がりにとても楽しく仕事をさせていただきました。
ありがとうございます。

『営業担当』
この度はご依頼頂きありがとうございました。
以前お会いした珪藻土講習のセミナーでは色々なお話しがあり昼食も会話が弾みとても楽しい時間でした。
今回は予算を抑えつつもワンルーム全体をリフォームしたいとのご要望を頂き、クリーニングでの対応が難しい箇所は低コストで改修できる方法をご提案させて頂きました。

喜んで頂けて大変嬉しく思います。
今後ともよろしくお願い致します。

施工前

施工後

施工前

施工後

施工前

施工後

施工

内装材

サンゲツ 安心シリーズ SP9704
サンゲツ マテリアル SP9800
サンゲツ クッションフロアシート CC-HM11037

2023年10月10日 川崎市宮前区 外構・外装工事

☆工事内容・・・屋根、スレート瓦塗り替え、窯業サイディング外壁塗り替え、ツタ除去、警備、道路使用許可

☆築年数・・・ 25年
☆工期・・・ 16日
☆施工材料・・・
日本ペイント
屋根→1液ベストシーラー、ファインシリコンベスト 
外壁→パーフェクトトップND013

施工道具・・・ 2連ハシゴ、脚立、カワスキ、ワイヤーブラシ、コテ、バケット、刷毛、ローラー、ベンダー、

☆リフォームのきっかけ
宮前区近所の地元のリフォーム会社を探していました。
物件を購入するにあたり、リフォームを検討
購入する前に調査をうけ傷んでいる箇所がある為悩んでいました。
HPなどでリフォーム会社を探し相談させていただきました。すぐに対応してくれ提案内容もわかりやすかった為マサキホームさんを紹介してもらいました。

☆施工後の感想
カッコいい黒の外壁の仕上がりで大変満足しております。
蔦が沢山あり綺麗になるか不安がありましたが、丁寧に作業を進めてくれて本当にありがとうございました。
初めに自宅の状況などを詳しく説明をしていただき、屋根の詳しい状況も再度確認してくれてわかりやすかったです。
リフォーム全般行っているとの事でお仕事を依頼するにあたり決めての一つでした。
施工内容、提案にとても満足できました。
今後も検討している事もありますので引き続きよろしくお願い致します。

☆担当からひとこと
『施工担当』
蔦が多く除去するのに時間がかかりました。
作業に夢中になってしまって日が暮れていた事を思い出します。
下塗りをしっかりいれ綺麗に仕上がったので大変満足しています。
今回も夏という事もあり大変な現場でしたが、またご依頼の際はよろしくお願い致します。

『営業担当』
この度は弊社にご依頼頂きありがとうございました。
ご相談をしたいと電話をいただきその日に鷺沼の会社で打ち合わせをさせていただきました。
外装の調査資料をお持ちいただいたのでお話もスムーズでした。
ありがとうございます。
工事期間はかかってしまいましたが
綺麗に仕上がり無事に事故もなく完工でき良かったです。
また近所に行った際はご挨拶させていただきます!

今後ともよろしくお願い致します。

施工前

施工後

施工前

施工後

施工前

施工後

施工中

施工中

施工中

2023年10月7日 川崎市高津区 F様邸 屋根外壁塗装、足場工事

☆工事内容・・・屋根、乾式コンクリート瓦塗り替え、リシン外壁塗り替え、塀(一部隣宅との関係で高圧洗浄のみ)一部土間コンクリ打ち

☆築年数・・・ 14年
☆工期・・・ 30日
☆施工材料・・・
日本ペイント
屋根→プライマー、ファインシリコンベスト オレンジエロー
外壁→パーフェクトトップND111

施工道具・・・ 2連ハシゴ、コテ、バケット、刷毛、ローラー、ベンダー、

☆リフォームのきっかけ
築18年がたち訪問営業などから外壁の指摘や近所の外壁リフォームをしているのを見て、知人に相談したところ知人宅の屋根、外壁工事をおこなったマサキホームさんを紹介してもらいました。

☆施工後の感想
築18年の自宅外壁塗装工事を依頼させて頂きました。大変満足なお仕事振りでした。複数の見積もりを行いましたが、屋根・外壁・外構の工事内容及び費用面での説明が非常に的確でした。費用がかかる所、費用を抑えられる所、当方事情をよく聞いた上で、社長様自らフットワークよくご対応して下さいました。
職人さんも非常に丁寧な仕事振りで、屋根の洗浄作業では汚れが酷かった為、作業日程を増やして対応頂いた他、大きく悩んだ外壁の色選びでは、途中から色の変更をお願いした際には、快く試し塗りをしてくれたり、迅速に柔軟な対応をしてもらえました。
施工前・施工中・施工後の工事過程では約150枚の写真を撮って、説明をしてくれました。普段見えない場所にどの様な工事をしたのか確認ができ、施工内容も安心・満足できました。
今後も末永くお付き合いしたい業者様だと思います。

☆担当からひとこと
『施工担当』
屋根の汚れが酷く洗浄が二日間かかり工期がのびてしまいましたが、とても綺麗に仕上がり施工をおこなった立場からは満足のいく仕上がりなってよかったです。
今回の現場もとても勉強になりました!

『営業担当』
この度は弊社にご依頼頂きありがとうございました。
点検後ファミレスでの打ち合わせからお話し進み価格も紹介という事もあり頑張りました。色の件で色々悩みましたが工事が進み良かったです。
職人の手配、材料の納品、その他現場もバタバタしておりましたが無事に完工でき私も嬉しく思います。
また気になる事がありましたらお声がけください!

今後ともよろしくお願い致します。

施工前

施工後

施工前

施工後

施工前

施工後

施工前

施工後

施工前

施工後

施工中

施工中

施工中

施工中

外壁を張り替えるならどっちを選ぶ?塗装仕上げvs左官仕上げ

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の村木です。

一般的に外壁は、10年に一度ごとに大きなリフォームのタイミングがくると言われています。もちろん、耐久性に優れた外壁材や塗料を使われている場合は、もう少しメンテナンススパンは長くなりますし、こまめに適切なメンテナンスを行ってきた場合は、品質を保ち続けている場合もあります。また、建築地の陽当たり具合や、風通しの良さなどによっても左右されるので、あくまでも目安のタイミングとして覚えておいていただければと思います。

外壁材自体の劣化が激しい場合には、既存の外壁を剥がして再施工する張替や既存外壁に新しい外壁材をかぶせるカバー工法などのリフォームが必要となります。新しい外壁をどんなイメージにしようか悩むのは楽しい時間ですが、その際、外壁の仕上げによる特徴の違いやメンテナンスについても考えることは大切です。将来的にメンテナンスを行う際、材質に著しい劣化や損傷が見られない場合は、「再塗装」または「左官の塗り替え」を行うことが大半です。メンテナンス時に違う仕上げへ変更することも不可能ではありませんが、コストや手間が大きく掛かってしまいます。

塗装仕上げと左官仕上げについて、それぞれどんな特徴があるかやけメリットとデメリットについて解説しますので。外壁選びのヒントとしていただければと思います。

塗装工事と左官工事の違い

外壁の大規模な修繕工事で行われる塗装工事と左官工事の施工方法について解説します。

◎塗装工事

塗装工事は、塗料を外壁全体に塗る工事です。外壁全体を洗浄して汚れを落としたり、劣化部分を補修した後、刷毛やローラーを使用して、下塗り、中塗り、上塗りの3層で仕上げます。塗料の種類によって、表面に膜を作って防水するものと、外壁材に油分を染み込ませて水をはじくようにするものとに分けられます。

塗料については、下記のブログを合わせてご覧ください!

外壁リフォームに使用する塗料の選び方は?業者依頼・DIYのどちらも必見!

◎左官工事

左官工事は、土やモルタル、漆喰をコテやローラー刷毛を使い分けながら塗る工事です。塗装とは違い「固体物」を塗りやすくのばしたもので仕上げます。日本の伝統的な職人技といえます。

塗装工事と左官工事のメリットとデメリットは?

塗装工事と左官工事のメリットとデメリットについて紹介します。

◆メリット

◎塗装工事のメリット

・施工がしやすい・・・凹凸の多い形状や細かい部分でも問題なく仕上げられます。また、施工範囲が広い場合でも、短期間で塗ることができます。

・好みの色を選べる・・・塗料の種類によっては、塗料を混ぜ合わせてお好みの色に調色することができます。

◎左官工事のメリット

・自由なコテムラをデザインできる・・・職人の手作業で塗装剤を壁に塗っていくため、コテの動かし方によって、お好みの模様で仕上げることができます。櫛引仕上げと呼ばれるボーダー柄の他、波を描いたような流線形なども可能です。外壁全体に立体感が出せるので、日あたりによる陰影を楽しむこともできます。

左官と聞くと、和室の塗り壁をイメージされる方も多いのですが、和風な仕上げだけでなく、すっきりとしたフラットな仕上げや南欧風の外壁にもピッタリです。コテムラを出さないすっきりした仕上げや大理石のようなクールな仕上げとすることも可能です。

・防火性に優れる・・・塗り壁の塗装材は、下塗り材も上塗り材も土や砂、石、火山灰などを主成分とした不燃性の材質でできています。そのため、防火性能は抜群です。

◆デメリット

◎塗装工事のデメリット

大きなデメリットはありませんが、個性的な外観を目指すのは難しいです。また、下塗りの工程がきちんとしていない場合、劣化が早まる場合があります。

◎左官工事のデメリット

・天候に左右されやすい・・・気温や湿度の影響を受けやすく、乾燥期間が長く必要となる場合もあります。

・技能のある職人が減っている

左官工事は職人の手作業によるで、技量による差がでやすい工事です。高い技術を持った職人は年々高齢化により減少しています。また、塗り込む厚さを均一とすることにも高い技術が必要で、厚みが足りないとひび割れしやすくなるなどトラブルの原因となりがちです。また、

・工期が長く、コストも掛かる・・・全て手作業で仕上げるため、工期が長くなりがちです。また、コストもそれなりに掛かってきます。

・こまめなメンテナンスが必要・・・外壁表面に凹凸をつけて仕上げると、どうしても凹凸部分に汚れや水分が付着しやすくなります。そのまま放置してしまうと、カビやコケの原因となるのでこまめなメンテナンスが必要です。その他、経年劣化により、ひび割れが起きる可能性もあり、適切なメンテナンスを怠ると、ひび割れ部分から水が浸入してしまいます。

リフォーム時におススメなのはどちらの仕上げの外壁?

お客様が外壁について、どのような点を重視するかによって異なります。

◎塗装工事

メンテナンスの手間を減らしたい場合やできるだけコストを安く抑えたい場合、また、カラフルな色味で仕上げたい場合は、塗装工事がおススメです。

◎左官工事

オリジナリティのある外観や自然素材を利用したのあたたかみを取り入れた外観がお好きな方におススメです。また、日本医古くから伝わる技術なので、古民家のリノベーション時にも味のある古民家らしさを損なうことがありません。

まとめ

外壁のメンテナンスで行われる塗装工事と左官工事について紹介しました。どんな外観をイメージしているのかだけでなく、住み続ける中ではメンテナンスの頻度も大切です。実際に施行されたお客様からは、計画時には、「一年に一度くらいなら・・・」と思っていても、実際はなかなかメンテナンスに時間を割くのは大変だったといったご意見もお聞きします。

どんな仕上げがご家族に最適なのか決め切れない場合やお悩みをお持ちの場合は専門業者に相談する方法もあります。地元の専門業者であれば、地域の気候の特性などを熟知しておりますので最適なメンテナンスのスケジュールについてもご説明させていただくことができます。メンテナンスが負担に感じられる場合もあるので、どんなスパンでどういったメンテナンスが必要なのかといったスケジュールを確認してから検討されるのもいいかと思われます。

外壁のリフォームを検討されている場合は、ぜひマサキホームまでご相談ください。現地を確認調査した結果やこれまでの実績を踏まえて、お客様のニーズやご予算に合わせたアドバイスが可能です。また、外壁だけでなく、近いうちにメンテナンスが必要となりそうな箇所も合わせてお伝えさせていただくことができます。まずは一度お問い合わせください!

こちらのブログで、外壁の張替えや仕上げについて詳しく解説しています。

外壁の仕上げいろいろ。それぞれの特徴やメンテナンス方法を一挙公開!

◆リフォームは「マサキホーム」までご用命ください!

リフォームを満足いくものにするためには、事前のヒアリングが重要です。マサキホームでは経験豊富なスタッフが丁寧にヒアリング・施工し、アフターケアも万全!信頼と実績ではどこにも負けません!

施工の内容や工事費用や工事日数、ご不明な点やご心配な点、気になった点はどんな小さなでも遠慮なくお気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。

◆リフォームに関する、ご用命・ご相談等は、下記にお問い合わせ下さい。
お見積り無料『HPを見た』とお話いただければweb限定価格で対応させていただきます。

 フリーダイヤル 0120-910-615
 メール masakihome117@icloud.com (24時間対応)
     マサキホーム株式会社 担当 山根迄

使うだけで地球にやさしい サステナブルな住宅建材を紹介します

使うだけで地球にやさしい サステナブルな住宅建材を紹介します。

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の佐々木です。

様々な場面でSDGsの取組が進み、私たちの日常に浸透がすすんでいます。何か行動を始める時、商品を選択する時にも、「未来の地球を持続すること」を考えることが増えてきています。

おうちのリフォームやリノベーションで使用する建材や資材の中にも、使うだけで地球環境に貢献できる商品があります。「これまでただ捨てられてきたものを有効活用」したサステナブルな住宅建材は、製造過程でも廃棄時にも有害物質を発生させない工夫をなされているものも多く、地球環境に加えて、そこに住まう家族の健康にもやさしい商品が多いのが特徴です。

そこで今回は、サステナブルな住宅建材についてまとめてみました。新たな技術を取り入れた新商品だけではなく、これまでも広く使われている商品もあわせて紹介します。

サステナブルな建材って?

サステナブルな住宅建材とは、限りある資源を無駄遣いせず、持続可能な環境へ配慮した資材のことです。特に、これまで捨てられてきたものを新たな製品によみがえらせるアップサイクル資源に注目が集まっており、様々な商品が登場しています。

ちなみに、似たような言葉として「リユース」や「リサイクル」があります。リユースは不要となったものを違う場所で、手を加えずに再利用する方法であり、リサイクルは製品がつくられる前の原料の状態へ戻して再利用する方補です。

アップサイクルされた素材は、元の状態に付加価値をつけて再生する点が異なります。建材でいえば、耐久性のアップやメンテナンスが容易などのメリットを付け加えます。

その他、「ずっと続けていける」環境や人へのやさしさという意味も踏まえて、有害物質を利用しない商品や、国内の原料をつかった地産地消の商品、長く大切に使い続けられる寿命の長い建材、断熱性や気密性に優れ余計なエネルギー消費を抑制できる商品、役目を終えた後リサイクルするために接着剤や処理剤を使用しない商品なども含まれます。

オフセットサイディング「fu-ge」(フュージェ)

引用:ニチハ株式会社 商品情報 外壁材Fu-ge

オフセットサイディングとは、木材を補強繊維として乾式成形法(*1)を採用した外壁材です。間伐材や端材を木材チップに加工したものを利用します。国産木材の利用促進や炭素の固定化に大きく貢献することができます。

凍害を起こしづらいので日本中どこでも使えるほか、よく乾燥させているので水分による膨張や収縮を受けづらい安定した商品です。

高耐候性をもった塗料を使用しているので、塗替えスパンが一般的な塗装品の3倍ほど長く、メンテナンスコストが大幅にカットできるのも嬉しいポイントです。

(*1)木質系材料とセメントに少量の水を混ぜてプレスする成形法。

ドイツで『未来の断熱材』と認められた木繊維断熱材「STEICO(シュタイコ)」

引用:株式会社イケダコーポレーション STEICO

現在断熱材は、グラスウールやスタイロフォームなどが主流ですが、木の繊維を密集して作った断熱材が注目を集めています。針葉樹の端材を原料としており、接着剤、防蟻処理など有害な化学物質を徹底して排除しています。

STEICOは木材の特質を上手に利用しています。冬は、低い熱伝導率を利用して寒さを遮断して室内に伝えず、夏は、高い比熱容量は夏の暑さを蓄えて離さずに室内を快適に保てるので。また、木材ならではの透湿性によって最適に除湿するので夏の室内の蒸し暑さや冬の結露から解放されるのも大きなメリットです。

吹込みタイプの「シュタイコゼル」、ボードタイプの「シュタイコデュオドライ」、壁面埋め込みタイプの「シュタイコフレックス」の3種類が販売されており、現場によって使い分けできるので施工性も抜群です。

100%リサイクル素材から成るデッキ材「テクモク」

引用:文化シャッター 木材・プラスチック再生複合材テクモク

工場や建築解体現場から廃棄される木材と廃棄処分されるプラスチックを原材料とした新しい建材です。製品としての役目が終わって不要になったら、再度粉砕成形してリサイクル可能なので何度でも使い続けることができます。

性能としても、まさに木とプラスチックのメリットを「いいとこどり」です。

・プラスチックの高い耐久性、施工の容易さ、お手入れの容易さ。

・プラスチックとの組み合わせで天然木の心配点である「腐りやすい、水に弱い、シロアリの心配がある」といったデメリットを克服。

・天面木のような外観や手触りを実現。

その他、遮熱効果が高く表面が熱くなりづらいことや、粉砕処理しているのでトゲやささくれが出ないこと、ノンホルムアルデヒドで安全なことも安心して使える大きなポイントです。

デッキ材の他、フェンスや目隠しルーバー、手すりなどでも利用できます。

デニムの端材をリサイクル「NURUDENIM」

引用:日本エムテクス株式会社 NURUDENIM

NURUDENIMは日本国内で排出されるデニムの端材を左官材にリユースした商品です。接着剤を利用しないので、古くなったら水を加えて練り直すと何度でも利用できます。

リフォームで部屋の雰囲気を変えたい時など、落ち着いたブルーの塗り壁をアクセントとして部屋の中の一部や天井に施すような使い方もおススメです。

3つのリサイクル材を利用した壁紙「メグリウォール」

引用:サンゲツ MERUREWALL

メグリウォールには、樹脂をリサイクルしたクロス、米のもみがらをリサイクルしたクロス、ヒノキ加工時の端材をリサイクルしたクロスの3シリーズがあります。

クロスはおうち一軒分でも室内全て合わせると大きな面積になり、インテリアのイメージを大きく左右します。各シリーズで、カラーリングやデザインなどに、それぞれ自然素材の柔らかさや温かみを活かしており、エコなだけでなくインテリアとしても満足できるラインナップです。

植物油由来成分から作られた塗料「OSMO」

ヒマワリ油や大豆油、カルバナワックスなど植物油や植物ワックスから作られている塗料です。塗料を木材内部に浸透させる仕組みで、ウレタン塗料やペンキのように塗膜を作りません。木材が呼吸できるので調湿機能を妨げないほか、木目の柔らかな質感も保つことができます。浸透した油分でしっかり保護されているので、表面の撥水性が高く、シミもつきづらいです。製品の安心性は、赤ちゃんのおもちゃの塗装に選ばれるほど。家具、床、内装、外装まで、幅広いラインナップが揃っています。

まとめ

サステナブルな住宅建材について紹介しました。

こういった商品について気に掛けること以外でも、「古民家をリノベーションする」「国産材を選んで、森林の成長促進を図る」「余計な電力を使わない省エネ家電に交換する」「FSC森林認証(*2)のロゴがある商品を選ぶ」など、多くの方法があります。リフォームを検討する際の参考としていただければ幸いです。

(*2)森林の生態系や労働者の権利を守りながら、適切な森林管理を認証する国際的な制度

リフォームは「マサキホーム」までご用命ください!

リフォームを満足いくものにするためには、事前のヒアリングが重要です。マサキホームでは経験豊富なスタッフが丁寧にヒアリングや現地調査の上、お客様のニーズに合わせた提案を行なっています。丁寧な施工を心掛け、アフターフォローも万全の態勢を整えています。信頼と実績ではどこにも負けません!

工事内容、費用や日程についてなど、気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせください!

◆リフォームに関する、ご用命・ご相談等は、下記にお問い合わせ下さい。
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