色で変わるおうちの印象|心理学から考える外壁塗料の色選び(2023年1月27日更新)

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の柳澤です。

外壁の塗り替えをご依頼いただくお客様の中で、どんな色を選ぼうか悩まれる方も少なくありません。以前に比べて、格段に色の種類や質感が豊富になったことはもちろん、現状の外壁と全く違う色の塗料を重ねて塗ってもきれいに仕上げられることも選択肢の幅を広げています。そこで今回は、外壁の色が住環境や気分に及ぼす影響など、外壁の色から受ける心理的な効果から解説したいと思います。おうちの外観とご家族の気分を一新させる外壁塗替の検討をはじめてみませんか。

再塗装が大切な理由

これまでのブログでもお伝えしてきましたが、外壁の再塗装がどうして重要であるかにつてポイントのみ復習してみましょう。

過去ブログも合わせてご覧ください!

外壁のメンテナンスの必要性とは?時期や方法を解説!

外壁塗装工事の流れを徹底解説!

①不具合をそのままにするとさらに状態が悪くなる可能性がある

塗装の塗膜は紫外線や気象条件によって徐々に劣化し、撥水効果の低下や、傷やひび割れなどの被害を避けることはできません。これらの不具合を放置すると、雨漏りが起きたり、構造材や断熱材などの建物内部の損傷を引き起こしたりといったさらに深刻な問題に発展してしまう可能性があります。再塗装時には、建物全体を入念に点検するので、不具合の早期発見、早期補修につなげられます。

②美観が損なわれる

経年劣化により塗装の色褪せが起きたり、表面の艶がなくなったりすると、建物全体の美観が損なわれます。ガーデニングなどおうち周りの環境をどんなに整えていても、おうち本体の美観が損なわれていては、魅力が半減してしまいます。

③資産価値が落ちてしまう

将来的に売却を考える場合、定期的にメンテナンスされたおうちであることは、購入者にとって重要な要素です。外壁の再塗装は、おうちを良好な状態に保ち、資産価値を維持するためにも重要です。大切に暮らしてきたことを証明できるメンテナンス履歴があれば購入時の大きな決め手となります。

④機能を持った塗料もある

最新の塗料には、遮熱や断熱効果のあるものや、コケのつきづらいもの、雨で汚れを落とす効果のあるものなど、様々な機能を持ったものがあります。再塗装の際は、お住まいの地域の特性に合わせたものを選ぶと、おうちの快適性アップや省エネ効果など多くのメリットを感じられます。

心理学から考える外壁の色選び

外壁再塗装時に使用する塗料の色について、色の及ぼす心理的効果から考えてみましょう。

色彩心理学とは

色彩心理学とは、色によってどのような心理的作用が与えられるのかを研究する学問です。色は、色相(色合い)彩度(鮮やかさ)明度(赤るさ)の3つの要素の組み合わせによって成り立っています。外壁の色選びにおいて、この理論をもとにどのような効果が期待できるかについて紹介します。

<h3>あたたかみを感じる色と涼しさを感じる色</h3>

あたたかさ、涼しさに関係するのは色相と彩度です。

暖色である赤やオレンジは温かみを感じさせ、寒色である青や緑は涼しい印象があります。

また、これらの印象は彩度が高いほど大きな影響があります。

ただし、当たり前ですが、感じられる印象が変化するだけなので、外壁の色によって、おうちの室内温度に直接的な影響はありません。

<h3>興奮を感じる色と落ち着きを感じる色</h3>

興奮度に関係するのは、色相と彩度です。

暖色である赤やオレンジは、エネルギッシュで情熱的な印象を与え、寒色である青や緑はリラックス感やクールな印象です。

また、これらの印象は彩度が高いほど大きな影響があります。

これをおうちの外観で活用すると、赤やオレンジのおうちは、周囲でも目立つ存在となりやすく、青や緑のおうちは穏やかな雰囲気を醸し出します。

前に出て見える色と後ろに下がって見える色

進出度に関係するのは、色相と明度です。

赤や黄色は、前に飛び出すように強調されて見え、青や紫は遠くにあるように感じられます。

明度が高く白に近い明るい色程、大きな影響があります。

これをおうちの外観で活用すると、玄関回りや窓周り、飾りを入れた箇所など、アクセントとしたい部分に進出色を使用し、全体の壁面は後退色を使うなど、全体のバランスをとるのに役立てましょう。

膨張して見える色と収縮して見える色

膨張収縮に関係するのは、明度です。

明度が高い色は膨張して大きく、明度が低い色は収縮して小さく見せる効果があります。

これを外壁の色に活用すると膨張色は建物を大きく見せ、収縮職は建物を引き締まって見せる効果があります。

重く見える色と軽く見える色

重量感に関係するのは、彩度と明度です。

濃い色や暗い色は重厚感を与え、薄い色や明るい色は軽やかな印象を与えます。

黒と白を比べると見た目から想像する印象は、黒の方が白より1.87倍重く見えるという研究結果もあると言われています。

これをおうちの外観で活用すると、濃い色や暗い色を使うとどっしりとした高級感が感じられやすく、薄い色や明るい色を使うと軽やかで開放的な雰囲気を与えます。

柔らかい色と硬い色

柔らかさに関係するのは、彩度と明度です。

彩度が低い色や明度が高い色は柔らかく見え、彩度が高い色や明度が低い色は硬そうに見えます。

これをおうちの外観で活用すると、柔らかい色を使うと優しく穏やかな印象を与え、硬い色を使うとシャープでモダンな印象を与えます。

派手な色と地味な色

派手さに関係するのは、彩度です。

彩度が高いと派手な印象を強く受け、彩度が低いと地味な印象を感じます。

これをおうちの外観で活用すると、派手な色を選ぶと、地域でも目立ちやすい印象を与えますが、地味な色を選ぶと、お庭の緑や周囲の自然と調和させやすくなります。

まとめ

外壁の色選びが住宅に与える心理的な印象について、紹介しました。外壁の色選びは、美観だけでなく心地よさやオリジナリティを出すためにも重要な要素です。しかし、建物外観の統一感を得るためには、外壁の色だけでなく、素材や周囲の環境との調和も考慮することが重要です。例えば、使用する素材の風合いを生かす色合いや素材感と相性の良い色選びは欠かせません。また、お住まいの地域によっては周辺の風景やご近所のおうちや街並みとの調和も考慮が必要とされる場合もあります。

総合的に検討して理想的なおうちの外観を実現しましょう。外壁の塗装にご興味をお持ちの方はお気軽にご相談ください!

色の選び方や塗料の選び方については、過去ブログも合わせてご覧ください!

女性必見!外壁や屋根のデザインカラーを選ぶときのポイント

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持続可能なおうちを目指す|エコフレンドリーなリフォームアイディア(2024年1月13日更新)

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の村木です。SDGsに向けた取り組みやカーボンニュートラルの実現など環境に配慮する考え方が広がっています。そこで今回はエコフレンドリーなリフォームのアイディアや家族や環境に及ぼす効果について考えてみましょう。

エコフレンドリーとは?

最近よく耳にするエコフレンドリーとは、環境にやさしく、持続可能な生活に貢献することを指します。具体的には、再生建材の活用や省エネ設備の導入、自然エネルギーの利用などが挙げられます。どんな活動においても、これらの取組によって地球にやさしい影響をもたらすことに注目が集まっています。

リサイクル建材や再利用製品の活用

環境に配慮したリフォームの一つに、再生建材やリサイクル商品の活用があります。これまで捨てられてしまっていたものの価値を見直し、新たな価値を付け加えて再生させる取り組みはエコフレンドリーな取組につながります。

<h3>再生木材の利用</h3>

再生木材は、役割を終えた木材を木粉に再加工したものと樹脂を複合して成型された木材です。廃材の再利用と森林資源の保護を促進できる素材です。

◆YKKAPリウッド200

引用:YKKAP リウッドデッキ 200

木粉とプラスチック(ポリプロピレン)を主原料とした、ノンホルムアルデヒド商品です。

天然木に比べて、強度が高く、美観が長持ちするほか、変形、強度の低下、変色、水濡れによる反りや腐食などが圧倒的に起こりづらいのがメリットです。防腐処理のための薬品も不要なので、住む人の健康に配慮できます。

◆Panasonic サステナブルフロアーW ハードコート クリア1本溝

引用:Panasonic 住まいの設備と建材 サステナブルフロアーW ハードコート クリア1本溝

建築廃材を有効活用したフロア材に、植物由来のバイオマス素材を採用した塗料を使って環境に配慮したフローリングです。

日常的なお手入れは乾拭きだけで十分なことや、ワックスがけをしなくても表面の光沢が長続きすることがメリットです。汚れが染み込みにくく、傷がつきづらいので、何かをこぼしてしまった際のお掃除の手間も軽減されます。

再生家具や古材の利用

古民家のリノベーションに注目が集まっているのと同様に、古くから使われている上質な商品に修繕やアレンジを加えて再利用することもトレンドの一つです。これらの素材の独特な風合いを損なうことなくリメイクして使うことは、一点ものならではのオリジナリティに満足を得られながらも、無駄な資源を使わずにすむので環境への配慮ができます。

おうちの省エネ化への取組

おうちで使用するエネルギーを減らして、環境保全に貢献する方法について紹介します。

エネルギースター家電の利用

引用:Wikipedia エネルギースター

エネルギースター認証を受けた家電製品は、エネルギー効率が高く、省エネ効果が期待できます。この認証を受けた冷蔵庫やエアコンは、最新の技術を活用して低い消費電力で高い性能を発揮するほか、LED電球は、白熱球の数倍の寿命を持っています。これらを利用すると家庭の電力消費を抑えて光熱費の削減と、環境への負荷の軽減を両立できます。

スマートハウスシステムの導入

スマートハウスシステムは、AIの力によって家の設備を効率的に制御し、エネルギーの無駄を抑えられるシステムです。例えば、人がいる部屋を検知して照明やエアコンを自動で調整したり、太陽の位置や気温に合わせて窓の開閉を自動で行ったが可能です。これによって、必要な時にだけ電力を使用するように調整し、快適な住環境を提供します。また、スマートフォンを通じて外出先でも設備のコントロールや消費エネルギーを確認できます。

おうちの断熱の強化

断熱性能が優れた窓や断熱材を使用すると、冷暖房の効率が上がり室内温度を安定させることができます。これにより、室内環境が外気温に左右されづらくなるので、エアコンや暖房の使用頻度を抑え、電力消費を削減できます。

自然エネルギーを利用する

自然エネルギーの有効活用もエコフレンドリーなリフォームのキーポイントです。太陽光発電や雨水の活用など、身近な自然エネルギーを取り入れると、持続可能な生活を実現できます。

引用:ダイワ化成株式会社 商品ラインナップ 雨水槽

雨水槽に収集された雨水は、植物の水やりやトイレの洗浄などに再利用されます。一般的な雨水槽の仕組みや設置によるメリットを紹介します。

◆雨水槽の仕組みとそれぞれの装置の役割

収集装置:屋根や庭に落ちた雨水を集めるための装置です。屋根の形状によっては雨樋をそのまま利用できることもあります。

雨水槽本体:収集された雨水を貯蔵する大きなタンクです。地上に設置するタイプと地下に埋設するタイプがあります。各メーカーで様々な素材を使用していますが、プラスチック、コンクリート、金属などが一般的です。

フィルターやろ過装置:収集された雨水から汚れや微生物を除去するためにフィルターやろ過装置が組み込まれています。この装置を通すと清潔で利用可能な水として再利用可能になります。

◆雨水槽設置のメリット

雨水の再利用:この装置を通してきれいになった雨水は、ガーデニングやトイレの洗浄水として利用可能です。これによって、上水道の使用量を削減できます。

コスト削減:雨水槽を導入することで、水道代の削減が期待できます。また、雨水を再利用する設備を導入すると、水道料金の優遇措置をとっている自治体も一部あります

環境への貢献:雨水の再利用は水資源を節約して、水不足となりがちな季節でも安定した水資源の供給と集中豪雨などの大雨災害時の一時的な水害対策にもなります。

地下水への浸透:雨水槽で使いきれなかった雨水は、地下水へ浸透させるので、地下水位を保つ効果もあります。

※メーカーや製品により仕様は異なります。詳細は各メーカーのHP等でご確認ください。

まとめ

再生建材やリメイクした古材の利用、省エネ設備の導入、自然エネルギーの活用など、おうちをエコフレンドリーにアップグレードする方法を紹介しました。これらの取り組みは簡単に始められるものから、より大規模なものまで様々です。まずは、電球交換時にLED電球を選択する、使っていない部屋の電気はこまめに消すなど小さな取り組みからはじめてみませんか?環境に対する配慮を意識することが地球環境を守るための大切な一歩となります。

エコフレンドリーなリフォームは、こどもたち孫たちの世代にも持続可能な住まいや、地球全体の環境へのやさしい影響をもたらします。環境保全への意識が高まる中、おうちのリフォームを検討する際には、エコフレンドリーな方法を取り入れてみてはいかがでしょうか。地球にやさしく快適な住環境へのリフォームをお考えの際は、お気軽にお問い合わせください。

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屋根リフォームで快適な住まいを実現!KMEW「ROOGA」を紹介します。(2024年1月11日更新)

引用:https://www.pinterest.jp/pin/563512972111901961/

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の柳澤です。

おうちの築年数が経つにつれて、冬の寒さや夏の暑さに影響を受けやすくなっていると感じたことはありませんか?その原因は、屋根にあるかもしれません。伝統的な瓦屋根は美しさと風合いを持ちながらも、地震や台風などの自然災害に対するリスクが指摘されています。そこで、今回はKMEWの新しい屋根素材「ROOGA」(ルーガ)の特徴や性能について詳しく紹介します。ROOGAは瓦屋根の伝統的な美しさを保ちながら、地震や暴風雨、台風といった様々な自然災害に対して強い性能を発揮する軽量で耐久性のある屋根材です。新しい屋根材にリフォームして快適な生活を手に入れませんか?

<h2>KMEWの屋根材「ROOGA」を紹介します</h2>

引用:https://www.pinterest.jp/pin/693976623836473804/

KMEWのROOGAは、瓦屋根の風合いを感じさせながらも、地震に強い軽量な特長を持つ新しい屋根素材として注目されています。セメント瓦でありながらも、陶器瓦のような重厚感を感じさせる優れたデザイン性と高い性能を兼ね備えた屋根材です。

重厚感と軽量さが融合した新素材

瓦は古くから使われてきましたが、その重さが地震や台風などの自然災害によるリスクを抱えた屋根材でした。この問題を解消するため、ROOGAでは樹脂素材、無機素材、繊維素材の3つを組み合わせた「Hybrid PIF(ハイブリッドピフ)」と呼ばれる独自の新素材を導入しています。この素材は、無機素材のメリットである堅牢さや燃えにくさと繊維材料のメリットである粘り強さを組み合わせています。これによって、セメント瓦の中では非常に軽量、頑丈であり、陶器瓦に匹敵する重厚感を実現しました。また、素材の特長に加えて、乾式工法を採用しているので、素材の軽さをより活かした施工が可能です。

リフォームにお得な「リジュー工法」

既存の屋根がコロニアル屋根の場合は、カバー工法である「リジュー工法」が採用できます。現状の屋根材の上に新しい屋根材を葺く工法なので、解体撤去の手間が掛からず、工期もコストも削減できます。リーズナブルな屋根をリフォームが実現でき「現在の陶器瓦の雰囲気を残したまま、地震に強い屋根材へリフォームがしたい」といったニーズにもピッタリです。

「ROOGA」の性能について解説します

ROOGAの持つ性能について、詳しく解説します。

地震に強い!

ROOGAの最も優れた特長は地震に強い性能です。地震発生時、建物は「振り子の原理」に従って、上部が重いほど揺れが大きくなります。ROOGAは屋根が軽くすることで、地震時の揺れを最小限に抑え、建物にかかる負担が軽減させます。

一般的な瓦が150kg/坪に対して、ROOGAは68kg/坪と約半分の軽さです。これにより、地震の影響を受けにくくなるだけでなく、屋根葺き替えリフォームした場合、屋根材が軽くなった分、建物の総重量も減少します。その結果、建物の重さを支えていた耐力壁をリフォーム後の建物重量に合わせて削減できる可能性があります。ただし、具体的な構造計算が必要なので大きな開口部を作りたい場合や、大幅な間取り変更をしたい場合は、専門業者に相談しましょう。

暴風雨に強い!

ROOGAは悪天候時でも雨風の被害を抑える効果が期待できます。雨水が流れやすい形状や水の浸入を防ぐ設計に加え、釘でしっかりと固定する施工方法によって、屋根からの漏水や雨水の飛散を抑えて暴風雨のリスクを軽減します。特に屋根裏面への漏水量が少ないため、建物内部への損害を最小限に抑えられるのも特徴です。

台風に強い

ROOGAは台風などの強風に対しても高い耐性を持っています。通常、陶器瓦は風速60㎡/sで飛散の危険があるとされていますが、ROOGAは風によるバタつきはあっても飛ばされる危険性が低いとの実験結果が出ています。その優れた性能は、乾式工法を採用し、野地板に全ての瓦の対角2点をしっかりと釘留めする施工によるものです。

また、台風時には強風によって飛んできた物にぶつかるリスクも高まりますが、物が当たっても割れにくい頑丈な素材でできているので、衝撃を吸収して割れを防ぎます。万が一割れた場合でも破片の飛散を最小限に抑えられるので、ご自宅の安全性だけでなく、周囲のおうちへ損害を与える可能性を防ぐことができます。

その他の優れた性能

ROOGAは不燃材料認定を受けているので、もしもの火災時でも安心です。また、金属製の屋根材と違ってサビに強いため、海岸地域など塩害によるサビが発生しやすい地域でも使用できます。

さらに屋根材と野地板の間に通気層を設ける設計です。これによって、屋根の中で発生した湿気を断熱材の外側に逃がしておうちの構造や断熱材を湿気から守ります。

優れたデザインと美観を保つ技術

ROOGAは「雅」と「鉄平」の2つのシリーズがラインアップされています。どちらも、紫外線に強く退色しづらいグラッサコートでコーティングしているので美観が長持ちし、30年経過後もほぼ色あせが見られないメリットがあります。

「雅」

引用:KMEW ROOGA

和瓦タイプ「雅」は陶器瓦のような凹凸のあるデザイン特徴です。曲線と直線の組み合わせがモダンさと上質感を感じさせ、和風のおうちにおすすめです。

モダンブラック・モダンブラウン・モダングレー・モダンオレンジ・モダンレッド・モダンオークの6色のカラーバリエーションがあります。

 「鉄平」

引用:KMEW ROOGA

天然石調タイプの「鉄平」はフラットなデザインが特徴で、すっきりした印象となります。

自然石の風合いを忠実に再現したランダムさが、重厚感と高級感が感じられ、洋風なおうちにもマッチします。

ストーンブラック・ストーンブラウン・ストーングリーン・ストーンオレンジ・ストーンオーク・ストーンシルバーの6色のカラーバリエーションがあります。

ROOGAにリフォームすると快適な生活が送れます

引用:KMEW ROOGA 施工事例

ROOGAの使用により、おうちの生活が一層快適に変化します。

断熱性能

ROOGAは、金属屋根よりも大幅に熱を遮り、従来の陶器瓦とほぼ同等の優れた断熱性能を持っています。これは、屋根材本体の厚みとの通気層によって、屋根から室内への熱の伝達を遮断するためです。真夏でも真冬でも、屋外の気象条件に左右されず快適な室内空間で過ごせます。また、室温の上下が減らせるので、エネルギー効率があがり、光熱費の削減も期待できます。

遮音性能

ROOGAは優れた遮音性能も備えており、屋根にあたる雨音が室内に響きにくい特長があります。陶器瓦とほぼ同等の性能で、静かで快適な暮らしを実現します。

まとめ

KMEWの新しい屋根素材「ROOGA」の特徴や性能について紹介しました。屋根材の性能は快適な住環境に大きく影響を及ぼします。ROOGAは季節の変化や気象条件に左右されず、一年を通して安定した室内温度を維持し、無駄なエネルギーを使わず光熱費を削減することが可能です。また、美観を長期間維持しメンテナンスの手間を減らすことができます。経済的なメリットだけでなく環境にも優しい選択といえるでしょう。屋根のリフォームには一定のコストがかかりますが、冷暖房コストやメンテナンス費用の削減によって回収できる可能性もあり、自治体によってはお得な補助金も活用できます。

おうちの価値向上を高める効果もあり、将来的な売却時にも有利な条件を生み出す可能性もあります。将来を見据えて屋根のリフォームを検討してみませんか?

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コンクリートを美しく蘇らせるすごい塗料:日本ペイントの水性シリコン浸透ガード(2024年1月6日更新)

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の柳澤です。

外壁塗装は、外壁そのものの保護や美観を保つだけでなく、おうちの中への水分の浸入を防ぐ重要な役割を持っています。このため、建物の寿命を延ばすために欠かせない重要なメンテナンスの一つです。

おうちの基礎にも、外壁様と同様に塗装できることはご存じでしょうか?今回は、基礎塗装にぴったりな日本ペイント社の「水性シリコン浸透ガード」を紹介します。この塗料は、最先端技術を駆使した塗料です。基礎だけではなく、コンクリート造のおうちの外壁や擁壁、門塀、車庫など幅広いコンクリート製品へ使用することができます。是非ご一読ください!

「日本ペイントの水性シリコン浸透ガード」の特徴とメリット

「日本ペイントの水性シリコン浸透ガード」の主な特徴やメリットは下記の6点です。

  • 浸透力の高さ 
  • 耐候性の優秀性 
  • 防カビ・防藻効果
  • 通気性の確保
  • カラーバリエーションの豊富さ 
  • 施工のしやすさ

それぞれの項目ごとに下記で詳しく解説します。

  • 浸透力による耐久性の向上

「水性シリコン浸透ガード」の優れた特性の一つは、高い浸透力です。塗料がコンクリートにしっかりと染み込むことで耐久性を向上させることができます。これには下記のようなメリットがあります。

幅広い場所で使うことができる

ガレージの擁壁や基礎など、コンクリートの内側から湿気が発生する場所にも効果的に使用できます。また、内部からの湿気を防ぐことで、建物全体の耐久性を高めます。

優れた遮水効果

コンクリート内部に浸透して、表面に薄膜を形成する仕組みの塗料なので、塗ってから時間が経過しても、膨れや剥がれが起きづらいです。膨れや剥がれの部分から水が入ると建物内部に大幅な劣化を及ぼしますが、そういった心配なく、長期間にわたって美しい外観を保つことができます。

中性化(*1)の防止

シリコンやフッ素などの成分によって保護膜を形成します。コンクリートの中性化を防いで、建物の構造をしっかりと保護する役割を持っています。

(*1)コンクリートはアルカリ性なので、そのままでは基礎内部の鉄筋が錆びることはありません。

しかし、空気中の二酸化炭素と化学反応が起きるとコンクリートが中性に傾き、鉄筋を酸化させて錆びが生じます。これが「中性化現象」です。錆びた鉄筋は膨張するので、コンクリートのひび割れの原因になることがあります。

  • 耐候性に優れる

「水性シリコン浸透ガード」の高い耐候性について紹介します。

外部の気象条件に対する耐性

外部の厳しい気象条件に対しても高い耐性を持ちます。雨風や紫外線などの影響を受けにくく、長期間にわたって美しさを保ちます。

フッ素の配合による高い耐久力

「水性シリコン浸透ガード」にはフッ素が配合されています。これにより、塗料自体の耐久性が高められるので、厳しい環境においてもしっかりと耐えることができます。

長期間の美しさの維持

耐候性の高さによって長期間にわたって美しさを保つことができます。給水を防止する効果があり、表面の美観を保つ役割を果たします。

塗替えの必要なスパン

通常の使用状況では、約7~10年ごとが塗り替えのタイミングです。これは、表面の吸水防止効果が薄れてくることによります。定期的なメンテナンスを続けていけば、塗料の効果を引き出した状態を保つことができます。

  • 防カビ・防藻効果のメリット

「水性シリコン浸透ガード」は、高い防カビ・防藻性能を持っているので、塗装面の表面にカビや藻が発生するのを抑えることができます。

バイオ技術でカビや藻の発生を抑える仕組み

この塗料には、最先端のバイオ技術が活用されており、カビや藻の発生を抑える効果が得られます。そのため、美観を保ちながら健康的な環境を維持することができます。

健康の保持に与える影響

カビやコケが広がってしまうと美観だけでなく健康にも大きな影響を与えます。カビや藻の発生を防ぐことは、アレルギーなどの健康被害を未然に防ぐ効果もあります。

コンクリートブロックの汚れを抑える

コンクリートブロックは特に汚れや藻が付きやすいですが、塗装をすると汚れの付着を抑えて清潔な外観を保つことができます。

  • 通気性の確保

「水性シリコン浸透ガード」は、塗装したコンクリート内に浸透することで通気性を保ちながら水を弾く効果があります。また、建物内部の湿気は外に逃がす透湿性も兼ね備えているため、内部に湿気がこもることを防ぐ重要な役割を果たします。

浸透による通気性の維持

優れた浸透性を持ち、塗装面に浸透することで撥水します。また、建物内部で発生する水蒸気や結露を外部に逃がし、建物全体を健康に保つ役割を果たします。

通気性や透湿性が高い

通気性や透湿性が高いため、室内の水蒸気や結露を外部に逃がし、建物を守ります。これにより、建物内部の構造部分や外壁材の湿気による損害や劣化を防ぎます。

  • カラーバリエーション

ライトグレー、モルタルグレー、透明の3色です。

※透明は追っかけ塗装(2度塗り)が必要です。

  • 施工のしやすさと利便性

「水性シリコン浸透ガード」の施工は、手順が簡単で専門的な技能が不要です。一般の塗装業者でも施工可能であり、安全かつ環境にも配慮した利便性が高い塗料といえます。

施工の手順

  • 塗装面の汚れや油分、コケなどを丁寧に取り除きます。
  • 白華現象を除去します。
  • よく乾燥させた後、ローラーやはけを使って2回塗布します。
  • 乾燥時間は夏で約1時間、冬で約2時間程度です。

施工上の注意点

気温が5℃以下の場合は使えないので、施工環境には注意が必要です。

希釈すると性能が下がるため、注意が必要です。

安全性と環境への配慮

水性なので、取り扱いが安全であり、環境にも優しい商品です。

まとめ

「水性シリコン浸透ガード」の特徴やメリットについて解説しました。外壁塗装の際には、同時に基礎の塗装を行うのもおすすめです。基礎は建物を支える重要な役割があります。基礎の内部に水分が入ると最悪の場合、おうちが傾いてしまうなどの危険性もあります。

基礎を含むコンクリート面の塗装を考える場合、特徴をしっかりと理解することと同様に現在の不具合やひび割れを点検し、必要となる補修をする信頼のおける業者へ依頼することも重要です。おうちのコンクリート面の汚れやひび割れなどの状態が気になる場合は、まず一度ご連絡ください。丁寧な点検と的確な見積、予算に合わせた提案が可能なほか、おうち全体において検討するべきメンテナンスについても合わせてアドバイスさせていただきます。

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