防水工事で雨からおうちを守る!その①「FRP防水工法」(2022年5月4日 現場ブログ更新)

こんにちは。川崎市宮前区リフォーム会社のマサキホーム株式会社、自称『釣師カワじいじ』こと川村です。

今回お伝えするのは、バルコニーの防水工事についてです。雨漏りをはじめ、家の構造物を腐らせてしまう雨水の侵入は、おうちにとって大敵です。新築の時には問題のなかった防水効果も、時間が経つにつれ、知らず知らずのうちに確実に劣化しています。マンションなど集合住宅では計画的なメンテナンスが実施されますが、戸建ては住まい手が判断しなければ、いつまでもメンテナンスされないままになってしまいます。定期的なメンテナンスはおうちを長持ちさせる鍵です。「気が付いたら雨水が侵入して柱が腐っていた!」なんていうことのないように、早めのメンテナンスを心がけましょう。

 

1.防水工事はなぜ必要?

バルコニーや陸屋根は、勾配(傾き)のある屋根と違って平らであるため、水はけがよくありません。排水のための勾配は設けてあるものの、近年の豪雨などでは排水が追い付かない場合もあります。また、住宅のバルコニーは下地に木材の構造物が使用されている場合が多いです。そこに防水効果が劣化していると、水が侵入して腐食を招いてしまいます。日頃から常に風雨にさらされている家屋を長く大切に使い続けるためにも、防水工事は必要不可欠です。

 

2.防水工事は大きく分けて3種類

防水工事の方法には大きく分けて3つあります。

➀アスファルト防水工法 ・・・ おもに大規模建築物に用いられます。アスファルトを含ませたシートを貼り付けて防水する工法です。マンションやビルの屋上防水で使われます。

②シート防水工法 ・・・ マンションの共用部分によく用いられます。名前のとおり、塩化ビニール製やゴム製のシートを下地に貼り付ける工法です。

③塗膜防水工法 ・・・ 施工する箇所(バルコニーなど)に液体の防水材料を重ねて塗り、防水の層(膜)を作る工法です。戸建ての改修では最もポピュラーな工事です。

 

3.「FRP防水工法」と「ウレタン防水工法」

塗膜防水工事には、大きく分けて「FRP防水工法」「ウレタン防水工法」の2種類があります。今回はFRP防水工法についてお伝えします。

FRPとは繊維強化プラスチックのことで、Fiber Reinforced Plasticsの略称です。弾性率が小さく強度が低いプラスチックに、弾性率の大きいガラス繊維などの強化剤を混ぜることで強度を高めた複合材料です。軽くて耐久性があるため、浴槽や車のパーツやスマートフォンなど、日常生活のいろいろな場面でお見かけします。FRP防水工法とは液状のポリエステル樹脂に硬化剤を加えて混合し、ガラス繊維などの補強材と組み合わせて一体にした塗膜防水です。木造戸建て住宅のバルコニーではFRP防水工事がされていることが一般的です。

 

4.FRP防水工法の手順

FRP防水工法とはどのようにして施工されているのでしょうか。
手順を簡単にご説明します。

●バルコニーを形成している構造用合板にプライマーを塗装
 
●防水用ポリエステル樹脂を塗装
 
●FRPのシートを敷設
 
●再び防水用ポリエステル樹脂を塗装
 
●防水層を厚くするため、何度かシートの敷設と塗装を繰り返す
 
●塗装面を磨いてなめらかに仕上げる
 
●トップコート(防水層を守るための層)を塗装

このような手順が施されています。仕上がった後に見えているのはトップコートの部分だけです。改修工事の場合はトップコートだけを塗り替える場合もあります。防水塗装の劣化状況によって、どの層まで塗り直しが必要となるかが異なってきます。

 

5.FRP防水工法のメンテナンス時期の目安

立地によっても異なりますが、防水層の耐用年数は10~13年程度です。だいたい外壁塗装と同じタイミングで実施されるケースが多いようです。トップコートは約5~6年で劣化すると言われていますので、定期的に点検し、5年に1度を目安に塗り替えましょう。

 

6.トップコートの種類

防水層を守るトップコートには2種類あります。

➀ポリエステル系 ・・・  おもに新築の家に使用されます。乾いた状態では硬くなるためひび割れを起こしやすいです。そのため重ね塗りには向いておらず、塗り直しに使われることはあまりありません。

②アクリルウレタン系 ・・・ FRP防水の改修工事で一般的に使われるトップコートです。塗り直しに向いています。ポリエステル系のものと比べて、塗膜に硬さがないためFRP防水工法の耐摩耗性を活かせないことが難点として挙げられます。

 

7.FRP防水工法のメリット

FRP防水工法にはどのようなメリットがあるのでしょうか?

防水性が非常に高く、貯水槽やプールなど絶対に水漏れが許されない場所にも使用される信頼性があります。

強度があり耐久性や摩耗性に優れているので、人が歩くバルコニーなどには最適です。

1㎡あたり3~4㎏と他の防水材料に比べて軽いため、バルコニーにかかる負荷が少なくて済みます。

硬化が早く乾燥に時間がかからず、工期を短くすることができます。

 

8.FRP防水工法のデメリット

FRP防水工法のデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?

➀施工費用・メンテナンス費用が高めです。

②ポリエステル樹脂特有の臭いがきついです。ずっと続くものではありませんが、工事の際には事前にご近所にお断りしておいた方がいいかも知れません。

③長期的に紫外線に当たると劣化してひび割れるため、定期的なメンテナンスが必要です。

伸縮性があまりないため、広い場所への施工には向いていません。

 

9.FRP防水工法の価格相場は?

劣化状況により異なりますが、1㎡あたり4,000円~8、000円が相場です。他の防水工法に比べると少し高めになっています。トップコート塗装の場合、1㎡あたり2,000円~4,000円が相場となります。

 

10.FRP防水工法はDIYできる?

知識と技術があればできるかも知れません。しかし施工に使う材料のほとんどがとても燃えやすい性質を持っています。中でもポリエステル樹脂の硬化剤は、他の物と接触するだけで発火する危険性があります。もし施工自体がうまくいったとしても、残材の処分方法に問題があって火災につながる可能性もあります。大変危険ですので専門職人におまかせされることをおすすめします。

 

11.まとめ

今回はFRP防水工法についてお伝えしました。最適なタイミングでメンテナンスを行うには、日頃からおうちをチェックしておくことが大切です。バルコニーは洗濯物を干しているご家庭ではよく出入りする場所ですが、ご高齢の世帯やお子様が巣立たれた世帯では「2階を使う必要がなくなり、1階でのみ生活している」というケースも結構お聞きします。普段出入りしない場所には目が行き届かなくなりがちですので、特に気を付けたいものです。

近年は局地的大雨が頻発しています。ここ30年での発生率は1.3倍に増加しているそうです。夏に向けておうちの防水対策は万全ですか?FRP防水工法で、安心して夏を迎えましょう。

 

◆防水リフォームは「マサキホーム」までご用命ください!

リフォームは事前の細やかな聞き取りが肝心です。「こんな感じにしたい」「この部分に不便を感じている」といった些細なことでも、お気軽にご相談ください。

施工の内容についてはもちろん、費用や工事日数、少しでもご不明な点やご心配な点などご遠慮なく、お気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。

 

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マサキホーム㈱ お問合せ窓口 担当 山根 

 

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