こんにちは! 川崎市宮前区のマサキホーム株式会社 自称釣師 ハマちゃん こと川村です。
今回は、雨戸を収納する『戸袋の補修』について解説します。
1.戸袋が傷んでいても放置していませんか?
早速ですが、戸袋を雨戸を収納するためだけの箱だからと、傷んでいても放置していま
せんか?。 実は戸袋内部は、住宅の躯体部分(基礎)と繋がっていて、戸袋を取り外すと
断熱材も見えてきます。戸袋の劣化や破損部分から、雨水が浸入する事で雨漏りに繋が
る事もあります。
2.戸袋とは、どのような設備なのか?
窓枠に隣接する形で設置されている、雨戸を収納するための住宅設備で、
この箱型のケースの事を『戸袋』と呼びます。
一般的な木造住宅や和風造りの住宅の場合には、縁側や敷居の端に設けられています。
築年数の経過した住宅では、『木製』の戸袋が設置されている事もあり、
雨除けまで木材が使われていると、雨水により腐食を起こしている場合があります。
腐食に強く、耐久性のある『アルミ製』の戸袋も最近では普及しています。
レール上を雨戸が移動する引き戸式戸袋以外にも、『シャッター式雨戸』の住宅もあり
ます。シャッター式の場合には、窓枠上部にシャッターボックスが設けられています。
★ 木製の戸袋 ★ アルミ製の戸袋
↑ ↓ この部分が『戸袋』です ↑
★ シャッター式雨戸
3.木製戸袋の補修について
ここでは、実際に弊社で過去に工事しました、木製戸袋の補修内容を紹介します。
〔before〕 ⇩ 塗膜が剥がれて傷んでいる木製戸袋
雨や紫外線の影響で塗膜が剥がれて、塗装の保護効果が著しく低下し、即急に塗装補修
が必要な状況です。
【 木部の塗装作業工程 】
①下地調整
塗装面をケレンして、表面に傷を付けます。
ざらざらにすることで、塗料の密着性を高めます。
傷みやすい木部を長く持たせるためには、下地調整を念入りに行う必要があります。
②下塗り
木部の耐久性を上げるためには、木部専用下塗り材を塗ります。
木部専用の下塗り塗料はウレタン系です。
③中塗り
耐久性の良い、溶剤系シリコン塗料がおすすめです。
④上塗り
中塗り、上塗りは同じ塗料が使われます。
上塗りは見た目と持ちを左右する重要な作業です。
最後まで、ご閲覧いただきありがとうございます。
このようなことで、ご検討中の工事がありましたらお気軽にお声がけください ((´∀`))
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