明るく快適に節約!エコキュートとLED電球で光熱費を抑える方法

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の村木です。

ここ数年の電気代の高騰は、どのご家庭にとっても悩みの種ではないでしょうか。なかでも、オール電化住宅にお住まいの方にとっては、その影響がより深刻に感じられることでしょう。電気代やガス代などの光熱費は、家計の中でも大きな割合を占めています。暖房の設定温度を下げたり、こまめに電気を消したりなど、節約の努力をされている方も多いことと思います。しかし、それだけでは限界があるため「光熱費を節約できるおうち」へのリフォームに注目が集まっています。

そこで今回は、電気代節約のためのリフォームアイデアのうち、電気温水器からエコキュートへの切り替えとLED電球への交換について詳しく解説します。以前のブログでご紹介しました内窓の取付や外壁の断熱補修工事も効果の高い方法ですので、ぜひ、あわせて参考にしてください。

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  • 電気温水器からエコキュートへ交換する

◆電気温水器とエコキュートの仕組みの違いについて説明します。

電気温水器とエコキュートはどちらも電気を利用するシステムですが、その仕組みには大きな違いがあります。

電気温水器は、電気ヒーターを使ってお湯を作ります。一方、エコキュートは電気と空気中の熱を利用します。具体的には、エコキュートは空気を圧縮するために電気を使っており、その圧縮された空気は、使用した電気の7倍近い熱のパワーを持っています。このため、エコキュートを使うと電気の使用量を大幅に削減できるのです。

このような違いから、エコキュートはより効率的にエネルギーを利用し、電気代の節約に貢献できます。

◆エコキュートのメリットとデメリットは?

エコキュートのメリットとデメリットを紹介します。これらを理解した上で、家庭構成やニーズに合わせて選ぶことが重要です。

◎エコキュートへの交換によるメリット

エコキュートは、多くの優れた点を持ったシステムです。

1.光熱費の節約:上記で紹介した通り、省エネ性能が非常に高く、家計にやさしい効果があります。

2.地球環境にも優しい:無駄なエネルギーを必要とせず、環境へも配慮できます。

3.快適な温水供給: 湯温が安定しているので、お風呂やシャワーなどを快適に利用できます。

4.災害時にも安心:断水が起きてもエコキュートタンク内の水が使えるので安心感があります。また、火災のリスクが低いのも特徴です。

5.メンテナンスがらくちん: 定期的な点検や清掃など簡単なメンテナンスで、長寿命化が期待できます。

◎エコキュートへの交換によるデメリット

エコキュートを設置する際の注意点は以下の通りです。

  • 初期費用がかかる:通常の電気ボイラーや電気温水器と比較すると高額です。
  • 低周波による騒音:寝室の真横に配置する場合など、低周波によるわずかな音が気になる場合もあります。
  • 水圧が低くなる場合もある:貯湯タンクから給湯するので2階以上にお風呂がある場合や同時に複数の場所でお湯を使う場合、水圧が低くなることがあります。また、知人や親戚が泊まりに来た時など、通常よりもお湯の使用量が増えると、タンク内のお湯を使い切ってしまう可能性もあります。

4.設置場所の制約: エコキュートは2つの機器で構成されており、それに伴う設置スペースが必要です。住宅の構造や間取りによっては設置が難しい場合もあります。

5.修理が必要な場合の手間とコスト: エコキュートは仕組みが複雑なため、故障が発生した場合、専門業者による修理が必要なので、手間やコストが掛かります。

◆エコキュートのイニシャルコストをランニングコストが回収するのは何年後?

エコキュートへの切り替えに伴う初期費用の発生は、設備の交換時には避けて通れない問題です。しかし、エコキュートの省エネ性能によって、毎月のランニングコストが大幅に削減されます。この削減額を元に考えると、通常は約7年で初期投資を回収できると言われています。エコキュートの平均寿命が設置後10年~15年であることを考えても十分な効果を得られるといえるでしょう。

具体的な回収期間は、ご家庭の使用状況や地域の光熱費の価格差によって異なります。詳しい計算方法やシミュレーションについては、リフォームの専門家へ相談して試算を依頼することをおすすめします。

  • LED電球に交換する

ご家庭の照明でよく使われるのは白熱球と蛍光灯です。これらとLED電球との仕組みの違いや、LED電球が長持ちする理由について説明します。

◆光を発する仕組み

白熱球:電気が通ることで発光します。しかし、使用した電力の大部分が熱として発散されてしまうので、無駄が多いのがデメリットです。

蛍光灯:ガスの放電によって紫外線を発生させ、それが蛍光体に当たると明るくなります。白熱球と比較すると、エネルギーの無駄ははるかに少ないのですがLEDよりはやや劣っています。

LED電球:発光ダイオードという半導体素子を使って、電流を流すと直接光が発生します。エネルギーをほとんど無駄にしないので省エネです。

◆LED電球が長持ちする理由は?

1.発光ダイオードの寿命が長い:LED電球が切れる主な原因は、LED電球内部の発光ダイオードの劣化です。発光ダイオードの寿命は非常に長く、一般的に寿命は約2万〜5万時間以上と言われています。これは、仮に照明をつけっぱなしにしていても3年~6年近く使える計算となります。白熱球や蛍光灯に比べて桁違いに長寿命なのがお分かりいただけるかと思います。

2.発熱が少ない:発光ダイオードは効率的に光を発生させるため、発熱が少なく、熱の影響による劣化があまりありません。

3.耐振動性が高い:発光ダイオードは振動にも強いため、通常は振動や衝撃によって壊れる心配がほとんどありません。

上記のような理由から、LED電球は、白熱球や蛍光灯と比べて長持ちするのです。

◆LED電球のメリットとデメリット

◎LED電球のメリット

LED電球のメリットをまとめると以下の通りです。

1.長持ちする:上記で紹介した通り、非常に高寿命です。

2.光熱費の節約:上記で紹介した通り、エネルギーを効率よく使えるため、省エネ性能が非常に高く、家計にやさしい効果があります。

3.地球環境にも優しい:無駄なエネルギーを使わず、交換頻度も低いため廃材を減らすことができます。

4.光の色味を調節できる: 太陽光に近い色味やオレンジ掛かった電球色まで、お好みやお部屋の雰囲気に合わせて調節できるものもあります。

5.つけた瞬間明るくなる: 点灯してすぐにフルの明るさになります。

6.調光機能がある: 明るさを調節できる調光可能なタイプもあります。

◎LED電球のデメリット:

ただし、LED電球には以下のような注意点もあります。

1.初期費用がかかる:白熱球や蛍光灯と比較すると高額です。しかしそれに対するランニングコストの節約や長寿命を考えれば、総合的にはコストパフォーマンスが高いと言えます。

2.LEDに対応していない照明器具もある:すべての照明器具に適合するわけではありません。特に、年数の経った照明器具はLEDに対応していない場合も多いので、交換前には取扱説明書などの確認が必要です。

3.光の広がり方にムラがある: 白熱灯のように均一に光が広がらない場合があります。

まとめ

「光熱費を節約できるおうち」にリフォームする方法の中で、電気温水器からエコキュートへの交換とLED電球への交換についてピックアップして紹介しました。

これらの方法を利用すれば、電気代を大幅に節約可能です。今回紹介した以外にもご提案できる方法はたくさんあります。もしリフォームについての相談があれば、ぜひお気軽にお問い合わせください!

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