こんにちは。川崎市宮前区リフォーム会社のマサキホーム株式会社、大平です。
駐車スペースの地面が土のままだと、車を乗り入れた時に土が削れて水たまりやぬかるみの原因になります。そのためコンクリートなどで仕上げることが多いのですが、駐車スペースの地面は外構の中でも面積が広いので見た目にもこだわりたいところです。今回は駐車スペースの地面の仕上げについてお伝えします。新築で外構工事をされる方も、リフォームをお考えの方もぜひ参考にしてください。

1.駐車スペースの仕上げ
駐車スペースの仕上げにはさまざまな仕上げ方があります。ご新築の際に「外構工事に費用をかけられないから」と駐車スペースの仕上げを後回しにしてしまうと、砂ぼこりやぬかるみなどで生活に支障をきたしてしまうため、駐車スペースの仕上げは慎重に選ぶ必要があります。さまざまな仕上げをここでご紹介します。
◆土間コンクリート
駐車スペースの地面の仕上げには「とりあえず土間コンクリート」と考える方は多いのではないでしょうか?土間コンクリートは見た目が殺風景な印象になりがちですが、色のついた砂利と組み合わせたり、スリットに常緑多年草を植えたりすることでデザイン性が上がります。

◆インターロッキング
インターロッキングとはブロック状の部材で、「かみ合わせる」という意味を持っています。上から荷重がかかったとき、ブロックの間に充填した砂でブロックが互いにかみ合って荷重を分散させます。ブロックの形ややカラーが豊富なほか、砂で固定しているため透水性が高いというメリットもあります。かなりの荷重に耐えられるので駐車スペースの仕上げには最適です。

◆砂利敷き
砂利敷きの仕上げはコスト面にすぐれています。砂利敷きは透水性に優れているというメリットもあります。平らに均して敷くだけなのでDIYでも簡単に設置できます。ただ使い続けるうちに施工面に凹凸ができたり砂利が動いて敷地の外にはみ出したりするため、定期的に砂利を補充する必要があります。地面の上に直接敷く場合は砂利のすき間から雑草が生えてくることもあります。

◆スタンプコンクリート
スタンプコンクリートはコンクリートにタイルやレンガなどの模様や色をつける技法です。一見コンクリートに見えないほどリアルで、しかもコンクリートなので本物のタイルやレンガと比べると目地もなくメンテナンスの手間がかかりません。タイルやレンガの模様だけでなく、曲線や複雑な模様も表現できるのが特徴です。

引用:有限会社 宮国工業より
◆アスファルト
道路などに使用されている素材です。駐車スペースの面積が広い場合は土間コンクリートよりも施工費が割安になります。メンテナンスの手間もほぼかかりません。しかし、見た目がデザイン性に欠けるのと施工するときににおいが出るというデメリットがあります。

2.駐車スペースの土間コンクリートをおしゃれに変身させる「目地」。
駐車スペースは外構の中でも面積が広く、おうちの印象を左右するポイントでもあります。どうしても「ひび割れしにくいもの」「水はけがいいもの」など機能面を優先して考えがちですが、デザインにもこだわると一層愛着がわきますよ。ここでは土間コンクリートに入れたスリット(溝)をおしゃれに見せる目地についてお伝えします。土間コンクリートは温度変化で収縮を起こします。収縮でコンクリートの表面がひびわれたり周りの建物を押したりしないようにスリットを入れる必要があります。機能面で入れるスリットで駐車スペースのデザイン性もアップできれば一石二鳥ですね。
①砂利目地
色のついた砂利をスリットに入れると、白っぽい土間コンクリートのアクセントになります。砂利目地は透水性もよく雑草も対策にもなります。コストパフォーマンスがいいというメリットもあります。
1mあたりの単価……~1,000円

②植栽
スリットに常緑多年草などの植物を植えると無機質な土間コンクリートに温かみが生まれます。
●リュウノヒゲ
●芝生
●タイム
などの植物が適しています
1mあたりの単価……1,000~2,000円

③タイル・レンガ
タイルやレンガを目地に入れると高級感が出ます。施工後にタイルやレンガがひび割れを起こさないように、土間コンクリートとの間に数ミリ程度のすき間を設けることをおすすめします。
1mあたりの単価……2,000円~5,000円

④エキスパンタイ目地
エキスパンタイはコンクリート目地専用の部材です。プチルゴム、合成ゴム、ポリエチレン発泡体、ステンレス、ガラス繊維、塩ビを組み合わせた素材でできています。仕上がりはシャープな印象になります。比較的コストパフォーマンスがよく、雑草対策にもなるすぐれものです。
1mあたりの単価……1,000円前後

引用:株式会社タイセイより
3.さまざまな建材の値上がり。土間コンクリートも例外ではない……。
コロナ禍やウクライナ情勢が悪化して以降、エクステリア部材や設備などの建材が軒並み値上がりしています。駐車スペースをはじめとした外構工事に使用される土間コンクリートも例外ではありません。大手セメントメーカーは2022年に入ってからも1トンあたり2,000円程度の値上がりを発表しています。ここでは土間コンクリートを少しでもお得に施工できる方法をお伝えします。

①土間コンクリートが高い理由
外構工事に欠かせない土間コンクリートですが、土間コンクリートはもともと安いものではありません。施工費用は面積にもよりますが1㎡あたり10,000円程度が相場です。コンクリートは「生もの」のようなもので扱いが難しく、搬入や施工にも手間がかかるからです。
土間コンクリートの施工には下記のような工程があります。
●転圧・砕石敷き
●残土処分
●型枠
●水盛・やり方
●重機回送費

②土間コンクリートが高くなる要素
場所によって、土間コンクリートの施工費用が上がることがあります。特に下記のような場所では1㎡あたりの施工費用が上がることがあります。
●施工場所が敷地の奥などミキサー車を横付けできないところにある。
●施工面積が狭い。(20㎡以下)
●搬入路が狭い

③土間コンクリートを安くするには?
土間コンクリートの施工費用を大幅に安くすることは難しいかもしれませんが、下記のような場合は少しコストを抑えられる可能性があります。
●仲介業者を介さない
●工期に余裕を持つ
●相見積もりをとる

4.まとめ
今回は駐車スペースの地面の仕上げについてお伝えしました。駐車スペースの地面を土のままにしておく方はあまり見かけないので、外構の中で必ず何らかの仕上げする場所ではないでしょうか?面積が広くて人目につく場所だということ、一度設置するとわざわざリフォームすることは少ない場所であることから駐車スペースの地面は慎重に選ぶ必要があります。
◆リフォームは「マサキホーム」までご用命ください!
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