色で変わるおうちの印象|心理学から考える外壁塗料の色選び(2023年1月27日更新)

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の柳澤です。

外壁の塗り替えをご依頼いただくお客様の中で、どんな色を選ぼうか悩まれる方も少なくありません。以前に比べて、格段に色の種類や質感が豊富になったことはもちろん、現状の外壁と全く違う色の塗料を重ねて塗ってもきれいに仕上げられることも選択肢の幅を広げています。そこで今回は、外壁の色が住環境や気分に及ぼす影響など、外壁の色から受ける心理的な効果から解説したいと思います。おうちの外観とご家族の気分を一新させる外壁塗替の検討をはじめてみませんか。

再塗装が大切な理由

これまでのブログでもお伝えしてきましたが、外壁の再塗装がどうして重要であるかにつてポイントのみ復習してみましょう。

過去ブログも合わせてご覧ください!

外壁のメンテナンスの必要性とは?時期や方法を解説!

外壁塗装工事の流れを徹底解説!

①不具合をそのままにするとさらに状態が悪くなる可能性がある

塗装の塗膜は紫外線や気象条件によって徐々に劣化し、撥水効果の低下や、傷やひび割れなどの被害を避けることはできません。これらの不具合を放置すると、雨漏りが起きたり、構造材や断熱材などの建物内部の損傷を引き起こしたりといったさらに深刻な問題に発展してしまう可能性があります。再塗装時には、建物全体を入念に点検するので、不具合の早期発見、早期補修につなげられます。

②美観が損なわれる

経年劣化により塗装の色褪せが起きたり、表面の艶がなくなったりすると、建物全体の美観が損なわれます。ガーデニングなどおうち周りの環境をどんなに整えていても、おうち本体の美観が損なわれていては、魅力が半減してしまいます。

③資産価値が落ちてしまう

将来的に売却を考える場合、定期的にメンテナンスされたおうちであることは、購入者にとって重要な要素です。外壁の再塗装は、おうちを良好な状態に保ち、資産価値を維持するためにも重要です。大切に暮らしてきたことを証明できるメンテナンス履歴があれば購入時の大きな決め手となります。

④機能を持った塗料もある

最新の塗料には、遮熱や断熱効果のあるものや、コケのつきづらいもの、雨で汚れを落とす効果のあるものなど、様々な機能を持ったものがあります。再塗装の際は、お住まいの地域の特性に合わせたものを選ぶと、おうちの快適性アップや省エネ効果など多くのメリットを感じられます。

心理学から考える外壁の色選び

外壁再塗装時に使用する塗料の色について、色の及ぼす心理的効果から考えてみましょう。

色彩心理学とは

色彩心理学とは、色によってどのような心理的作用が与えられるのかを研究する学問です。色は、色相(色合い)彩度(鮮やかさ)明度(赤るさ)の3つの要素の組み合わせによって成り立っています。外壁の色選びにおいて、この理論をもとにどのような効果が期待できるかについて紹介します。

<h3>あたたかみを感じる色と涼しさを感じる色</h3>

あたたかさ、涼しさに関係するのは色相と彩度です。

暖色である赤やオレンジは温かみを感じさせ、寒色である青や緑は涼しい印象があります。

また、これらの印象は彩度が高いほど大きな影響があります。

ただし、当たり前ですが、感じられる印象が変化するだけなので、外壁の色によって、おうちの室内温度に直接的な影響はありません。

<h3>興奮を感じる色と落ち着きを感じる色</h3>

興奮度に関係するのは、色相と彩度です。

暖色である赤やオレンジは、エネルギッシュで情熱的な印象を与え、寒色である青や緑はリラックス感やクールな印象です。

また、これらの印象は彩度が高いほど大きな影響があります。

これをおうちの外観で活用すると、赤やオレンジのおうちは、周囲でも目立つ存在となりやすく、青や緑のおうちは穏やかな雰囲気を醸し出します。

前に出て見える色と後ろに下がって見える色

進出度に関係するのは、色相と明度です。

赤や黄色は、前に飛び出すように強調されて見え、青や紫は遠くにあるように感じられます。

明度が高く白に近い明るい色程、大きな影響があります。

これをおうちの外観で活用すると、玄関回りや窓周り、飾りを入れた箇所など、アクセントとしたい部分に進出色を使用し、全体の壁面は後退色を使うなど、全体のバランスをとるのに役立てましょう。

膨張して見える色と収縮して見える色

膨張収縮に関係するのは、明度です。

明度が高い色は膨張して大きく、明度が低い色は収縮して小さく見せる効果があります。

これを外壁の色に活用すると膨張色は建物を大きく見せ、収縮職は建物を引き締まって見せる効果があります。

重く見える色と軽く見える色

重量感に関係するのは、彩度と明度です。

濃い色や暗い色は重厚感を与え、薄い色や明るい色は軽やかな印象を与えます。

黒と白を比べると見た目から想像する印象は、黒の方が白より1.87倍重く見えるという研究結果もあると言われています。

これをおうちの外観で活用すると、濃い色や暗い色を使うとどっしりとした高級感が感じられやすく、薄い色や明るい色を使うと軽やかで開放的な雰囲気を与えます。

柔らかい色と硬い色

柔らかさに関係するのは、彩度と明度です。

彩度が低い色や明度が高い色は柔らかく見え、彩度が高い色や明度が低い色は硬そうに見えます。

これをおうちの外観で活用すると、柔らかい色を使うと優しく穏やかな印象を与え、硬い色を使うとシャープでモダンな印象を与えます。

派手な色と地味な色

派手さに関係するのは、彩度です。

彩度が高いと派手な印象を強く受け、彩度が低いと地味な印象を感じます。

これをおうちの外観で活用すると、派手な色を選ぶと、地域でも目立ちやすい印象を与えますが、地味な色を選ぶと、お庭の緑や周囲の自然と調和させやすくなります。

まとめ

外壁の色選びが住宅に与える心理的な印象について、紹介しました。外壁の色選びは、美観だけでなく心地よさやオリジナリティを出すためにも重要な要素です。しかし、建物外観の統一感を得るためには、外壁の色だけでなく、素材や周囲の環境との調和も考慮することが重要です。例えば、使用する素材の風合いを生かす色合いや素材感と相性の良い色選びは欠かせません。また、お住まいの地域によっては周辺の風景やご近所のおうちや街並みとの調和も考慮が必要とされる場合もあります。

総合的に検討して理想的なおうちの外観を実現しましょう。外壁の塗装にご興味をお持ちの方はお気軽にご相談ください!

色の選び方や塗料の選び方については、過去ブログも合わせてご覧ください!

女性必見!外壁や屋根のデザインカラーを選ぶときのポイント

外壁・屋根塗装の選び方:艶ありと艶なしのメリット・デメリット

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持続可能なおうちを目指す|エコフレンドリーなリフォームアイディア(2024年1月13日更新)

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の村木です。SDGsに向けた取り組みやカーボンニュートラルの実現など環境に配慮する考え方が広がっています。そこで今回はエコフレンドリーなリフォームのアイディアや家族や環境に及ぼす効果について考えてみましょう。

エコフレンドリーとは?

最近よく耳にするエコフレンドリーとは、環境にやさしく、持続可能な生活に貢献することを指します。具体的には、再生建材の活用や省エネ設備の導入、自然エネルギーの利用などが挙げられます。どんな活動においても、これらの取組によって地球にやさしい影響をもたらすことに注目が集まっています。

リサイクル建材や再利用製品の活用

環境に配慮したリフォームの一つに、再生建材やリサイクル商品の活用があります。これまで捨てられてしまっていたものの価値を見直し、新たな価値を付け加えて再生させる取り組みはエコフレンドリーな取組につながります。

<h3>再生木材の利用</h3>

再生木材は、役割を終えた木材を木粉に再加工したものと樹脂を複合して成型された木材です。廃材の再利用と森林資源の保護を促進できる素材です。

◆YKKAPリウッド200

引用:YKKAP リウッドデッキ 200

木粉とプラスチック(ポリプロピレン)を主原料とした、ノンホルムアルデヒド商品です。

天然木に比べて、強度が高く、美観が長持ちするほか、変形、強度の低下、変色、水濡れによる反りや腐食などが圧倒的に起こりづらいのがメリットです。防腐処理のための薬品も不要なので、住む人の健康に配慮できます。

◆Panasonic サステナブルフロアーW ハードコート クリア1本溝

引用:Panasonic 住まいの設備と建材 サステナブルフロアーW ハードコート クリア1本溝

建築廃材を有効活用したフロア材に、植物由来のバイオマス素材を採用した塗料を使って環境に配慮したフローリングです。

日常的なお手入れは乾拭きだけで十分なことや、ワックスがけをしなくても表面の光沢が長続きすることがメリットです。汚れが染み込みにくく、傷がつきづらいので、何かをこぼしてしまった際のお掃除の手間も軽減されます。

再生家具や古材の利用

古民家のリノベーションに注目が集まっているのと同様に、古くから使われている上質な商品に修繕やアレンジを加えて再利用することもトレンドの一つです。これらの素材の独特な風合いを損なうことなくリメイクして使うことは、一点ものならではのオリジナリティに満足を得られながらも、無駄な資源を使わずにすむので環境への配慮ができます。

おうちの省エネ化への取組

おうちで使用するエネルギーを減らして、環境保全に貢献する方法について紹介します。

エネルギースター家電の利用

引用:Wikipedia エネルギースター

エネルギースター認証を受けた家電製品は、エネルギー効率が高く、省エネ効果が期待できます。この認証を受けた冷蔵庫やエアコンは、最新の技術を活用して低い消費電力で高い性能を発揮するほか、LED電球は、白熱球の数倍の寿命を持っています。これらを利用すると家庭の電力消費を抑えて光熱費の削減と、環境への負荷の軽減を両立できます。

スマートハウスシステムの導入

スマートハウスシステムは、AIの力によって家の設備を効率的に制御し、エネルギーの無駄を抑えられるシステムです。例えば、人がいる部屋を検知して照明やエアコンを自動で調整したり、太陽の位置や気温に合わせて窓の開閉を自動で行ったが可能です。これによって、必要な時にだけ電力を使用するように調整し、快適な住環境を提供します。また、スマートフォンを通じて外出先でも設備のコントロールや消費エネルギーを確認できます。

おうちの断熱の強化

断熱性能が優れた窓や断熱材を使用すると、冷暖房の効率が上がり室内温度を安定させることができます。これにより、室内環境が外気温に左右されづらくなるので、エアコンや暖房の使用頻度を抑え、電力消費を削減できます。

自然エネルギーを利用する

自然エネルギーの有効活用もエコフレンドリーなリフォームのキーポイントです。太陽光発電や雨水の活用など、身近な自然エネルギーを取り入れると、持続可能な生活を実現できます。

引用:ダイワ化成株式会社 商品ラインナップ 雨水槽

雨水槽に収集された雨水は、植物の水やりやトイレの洗浄などに再利用されます。一般的な雨水槽の仕組みや設置によるメリットを紹介します。

◆雨水槽の仕組みとそれぞれの装置の役割

収集装置:屋根や庭に落ちた雨水を集めるための装置です。屋根の形状によっては雨樋をそのまま利用できることもあります。

雨水槽本体:収集された雨水を貯蔵する大きなタンクです。地上に設置するタイプと地下に埋設するタイプがあります。各メーカーで様々な素材を使用していますが、プラスチック、コンクリート、金属などが一般的です。

フィルターやろ過装置:収集された雨水から汚れや微生物を除去するためにフィルターやろ過装置が組み込まれています。この装置を通すと清潔で利用可能な水として再利用可能になります。

◆雨水槽設置のメリット

雨水の再利用:この装置を通してきれいになった雨水は、ガーデニングやトイレの洗浄水として利用可能です。これによって、上水道の使用量を削減できます。

コスト削減:雨水槽を導入することで、水道代の削減が期待できます。また、雨水を再利用する設備を導入すると、水道料金の優遇措置をとっている自治体も一部あります

環境への貢献:雨水の再利用は水資源を節約して、水不足となりがちな季節でも安定した水資源の供給と集中豪雨などの大雨災害時の一時的な水害対策にもなります。

地下水への浸透:雨水槽で使いきれなかった雨水は、地下水へ浸透させるので、地下水位を保つ効果もあります。

※メーカーや製品により仕様は異なります。詳細は各メーカーのHP等でご確認ください。

まとめ

再生建材やリメイクした古材の利用、省エネ設備の導入、自然エネルギーの活用など、おうちをエコフレンドリーにアップグレードする方法を紹介しました。これらの取り組みは簡単に始められるものから、より大規模なものまで様々です。まずは、電球交換時にLED電球を選択する、使っていない部屋の電気はこまめに消すなど小さな取り組みからはじめてみませんか?環境に対する配慮を意識することが地球環境を守るための大切な一歩となります。

エコフレンドリーなリフォームは、こどもたち孫たちの世代にも持続可能な住まいや、地球全体の環境へのやさしい影響をもたらします。環境保全への意識が高まる中、おうちのリフォームを検討する際には、エコフレンドリーな方法を取り入れてみてはいかがでしょうか。地球にやさしく快適な住環境へのリフォームをお考えの際は、お気軽にお問い合わせください。

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屋根リフォームで快適な住まいを実現!KMEW「ROOGA」を紹介します。(2024年1月11日更新)

引用:https://www.pinterest.jp/pin/563512972111901961/

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の柳澤です。

おうちの築年数が経つにつれて、冬の寒さや夏の暑さに影響を受けやすくなっていると感じたことはありませんか?その原因は、屋根にあるかもしれません。伝統的な瓦屋根は美しさと風合いを持ちながらも、地震や台風などの自然災害に対するリスクが指摘されています。そこで、今回はKMEWの新しい屋根素材「ROOGA」(ルーガ)の特徴や性能について詳しく紹介します。ROOGAは瓦屋根の伝統的な美しさを保ちながら、地震や暴風雨、台風といった様々な自然災害に対して強い性能を発揮する軽量で耐久性のある屋根材です。新しい屋根材にリフォームして快適な生活を手に入れませんか?

<h2>KMEWの屋根材「ROOGA」を紹介します</h2>

引用:https://www.pinterest.jp/pin/693976623836473804/

KMEWのROOGAは、瓦屋根の風合いを感じさせながらも、地震に強い軽量な特長を持つ新しい屋根素材として注目されています。セメント瓦でありながらも、陶器瓦のような重厚感を感じさせる優れたデザイン性と高い性能を兼ね備えた屋根材です。

重厚感と軽量さが融合した新素材

瓦は古くから使われてきましたが、その重さが地震や台風などの自然災害によるリスクを抱えた屋根材でした。この問題を解消するため、ROOGAでは樹脂素材、無機素材、繊維素材の3つを組み合わせた「Hybrid PIF(ハイブリッドピフ)」と呼ばれる独自の新素材を導入しています。この素材は、無機素材のメリットである堅牢さや燃えにくさと繊維材料のメリットである粘り強さを組み合わせています。これによって、セメント瓦の中では非常に軽量、頑丈であり、陶器瓦に匹敵する重厚感を実現しました。また、素材の特長に加えて、乾式工法を採用しているので、素材の軽さをより活かした施工が可能です。

リフォームにお得な「リジュー工法」

既存の屋根がコロニアル屋根の場合は、カバー工法である「リジュー工法」が採用できます。現状の屋根材の上に新しい屋根材を葺く工法なので、解体撤去の手間が掛からず、工期もコストも削減できます。リーズナブルな屋根をリフォームが実現でき「現在の陶器瓦の雰囲気を残したまま、地震に強い屋根材へリフォームがしたい」といったニーズにもピッタリです。

「ROOGA」の性能について解説します

ROOGAの持つ性能について、詳しく解説します。

地震に強い!

ROOGAの最も優れた特長は地震に強い性能です。地震発生時、建物は「振り子の原理」に従って、上部が重いほど揺れが大きくなります。ROOGAは屋根が軽くすることで、地震時の揺れを最小限に抑え、建物にかかる負担が軽減させます。

一般的な瓦が150kg/坪に対して、ROOGAは68kg/坪と約半分の軽さです。これにより、地震の影響を受けにくくなるだけでなく、屋根葺き替えリフォームした場合、屋根材が軽くなった分、建物の総重量も減少します。その結果、建物の重さを支えていた耐力壁をリフォーム後の建物重量に合わせて削減できる可能性があります。ただし、具体的な構造計算が必要なので大きな開口部を作りたい場合や、大幅な間取り変更をしたい場合は、専門業者に相談しましょう。

暴風雨に強い!

ROOGAは悪天候時でも雨風の被害を抑える効果が期待できます。雨水が流れやすい形状や水の浸入を防ぐ設計に加え、釘でしっかりと固定する施工方法によって、屋根からの漏水や雨水の飛散を抑えて暴風雨のリスクを軽減します。特に屋根裏面への漏水量が少ないため、建物内部への損害を最小限に抑えられるのも特徴です。

台風に強い

ROOGAは台風などの強風に対しても高い耐性を持っています。通常、陶器瓦は風速60㎡/sで飛散の危険があるとされていますが、ROOGAは風によるバタつきはあっても飛ばされる危険性が低いとの実験結果が出ています。その優れた性能は、乾式工法を採用し、野地板に全ての瓦の対角2点をしっかりと釘留めする施工によるものです。

また、台風時には強風によって飛んできた物にぶつかるリスクも高まりますが、物が当たっても割れにくい頑丈な素材でできているので、衝撃を吸収して割れを防ぎます。万が一割れた場合でも破片の飛散を最小限に抑えられるので、ご自宅の安全性だけでなく、周囲のおうちへ損害を与える可能性を防ぐことができます。

その他の優れた性能

ROOGAは不燃材料認定を受けているので、もしもの火災時でも安心です。また、金属製の屋根材と違ってサビに強いため、海岸地域など塩害によるサビが発生しやすい地域でも使用できます。

さらに屋根材と野地板の間に通気層を設ける設計です。これによって、屋根の中で発生した湿気を断熱材の外側に逃がしておうちの構造や断熱材を湿気から守ります。

優れたデザインと美観を保つ技術

ROOGAは「雅」と「鉄平」の2つのシリーズがラインアップされています。どちらも、紫外線に強く退色しづらいグラッサコートでコーティングしているので美観が長持ちし、30年経過後もほぼ色あせが見られないメリットがあります。

「雅」

引用:KMEW ROOGA

和瓦タイプ「雅」は陶器瓦のような凹凸のあるデザイン特徴です。曲線と直線の組み合わせがモダンさと上質感を感じさせ、和風のおうちにおすすめです。

モダンブラック・モダンブラウン・モダングレー・モダンオレンジ・モダンレッド・モダンオークの6色のカラーバリエーションがあります。

 「鉄平」

引用:KMEW ROOGA

天然石調タイプの「鉄平」はフラットなデザインが特徴で、すっきりした印象となります。

自然石の風合いを忠実に再現したランダムさが、重厚感と高級感が感じられ、洋風なおうちにもマッチします。

ストーンブラック・ストーンブラウン・ストーングリーン・ストーンオレンジ・ストーンオーク・ストーンシルバーの6色のカラーバリエーションがあります。

ROOGAにリフォームすると快適な生活が送れます

引用:KMEW ROOGA 施工事例

ROOGAの使用により、おうちの生活が一層快適に変化します。

断熱性能

ROOGAは、金属屋根よりも大幅に熱を遮り、従来の陶器瓦とほぼ同等の優れた断熱性能を持っています。これは、屋根材本体の厚みとの通気層によって、屋根から室内への熱の伝達を遮断するためです。真夏でも真冬でも、屋外の気象条件に左右されず快適な室内空間で過ごせます。また、室温の上下が減らせるので、エネルギー効率があがり、光熱費の削減も期待できます。

遮音性能

ROOGAは優れた遮音性能も備えており、屋根にあたる雨音が室内に響きにくい特長があります。陶器瓦とほぼ同等の性能で、静かで快適な暮らしを実現します。

まとめ

KMEWの新しい屋根素材「ROOGA」の特徴や性能について紹介しました。屋根材の性能は快適な住環境に大きく影響を及ぼします。ROOGAは季節の変化や気象条件に左右されず、一年を通して安定した室内温度を維持し、無駄なエネルギーを使わず光熱費を削減することが可能です。また、美観を長期間維持しメンテナンスの手間を減らすことができます。経済的なメリットだけでなく環境にも優しい選択といえるでしょう。屋根のリフォームには一定のコストがかかりますが、冷暖房コストやメンテナンス費用の削減によって回収できる可能性もあり、自治体によってはお得な補助金も活用できます。

おうちの価値向上を高める効果もあり、将来的な売却時にも有利な条件を生み出す可能性もあります。将来を見据えて屋根のリフォームを検討してみませんか?

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コンクリートを美しく蘇らせるすごい塗料:日本ペイントの水性シリコン浸透ガード(2024年1月6日更新)

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の柳澤です。

外壁塗装は、外壁そのものの保護や美観を保つだけでなく、おうちの中への水分の浸入を防ぐ重要な役割を持っています。このため、建物の寿命を延ばすために欠かせない重要なメンテナンスの一つです。

おうちの基礎にも、外壁様と同様に塗装できることはご存じでしょうか?今回は、基礎塗装にぴったりな日本ペイント社の「水性シリコン浸透ガード」を紹介します。この塗料は、最先端技術を駆使した塗料です。基礎だけではなく、コンクリート造のおうちの外壁や擁壁、門塀、車庫など幅広いコンクリート製品へ使用することができます。是非ご一読ください!

「日本ペイントの水性シリコン浸透ガード」の特徴とメリット

「日本ペイントの水性シリコン浸透ガード」の主な特徴やメリットは下記の6点です。

  • 浸透力の高さ 
  • 耐候性の優秀性 
  • 防カビ・防藻効果
  • 通気性の確保
  • カラーバリエーションの豊富さ 
  • 施工のしやすさ

それぞれの項目ごとに下記で詳しく解説します。

  • 浸透力による耐久性の向上

「水性シリコン浸透ガード」の優れた特性の一つは、高い浸透力です。塗料がコンクリートにしっかりと染み込むことで耐久性を向上させることができます。これには下記のようなメリットがあります。

幅広い場所で使うことができる

ガレージの擁壁や基礎など、コンクリートの内側から湿気が発生する場所にも効果的に使用できます。また、内部からの湿気を防ぐことで、建物全体の耐久性を高めます。

優れた遮水効果

コンクリート内部に浸透して、表面に薄膜を形成する仕組みの塗料なので、塗ってから時間が経過しても、膨れや剥がれが起きづらいです。膨れや剥がれの部分から水が入ると建物内部に大幅な劣化を及ぼしますが、そういった心配なく、長期間にわたって美しい外観を保つことができます。

中性化(*1)の防止

シリコンやフッ素などの成分によって保護膜を形成します。コンクリートの中性化を防いで、建物の構造をしっかりと保護する役割を持っています。

(*1)コンクリートはアルカリ性なので、そのままでは基礎内部の鉄筋が錆びることはありません。

しかし、空気中の二酸化炭素と化学反応が起きるとコンクリートが中性に傾き、鉄筋を酸化させて錆びが生じます。これが「中性化現象」です。錆びた鉄筋は膨張するので、コンクリートのひび割れの原因になることがあります。

  • 耐候性に優れる

「水性シリコン浸透ガード」の高い耐候性について紹介します。

外部の気象条件に対する耐性

外部の厳しい気象条件に対しても高い耐性を持ちます。雨風や紫外線などの影響を受けにくく、長期間にわたって美しさを保ちます。

フッ素の配合による高い耐久力

「水性シリコン浸透ガード」にはフッ素が配合されています。これにより、塗料自体の耐久性が高められるので、厳しい環境においてもしっかりと耐えることができます。

長期間の美しさの維持

耐候性の高さによって長期間にわたって美しさを保つことができます。給水を防止する効果があり、表面の美観を保つ役割を果たします。

塗替えの必要なスパン

通常の使用状況では、約7~10年ごとが塗り替えのタイミングです。これは、表面の吸水防止効果が薄れてくることによります。定期的なメンテナンスを続けていけば、塗料の効果を引き出した状態を保つことができます。

  • 防カビ・防藻効果のメリット

「水性シリコン浸透ガード」は、高い防カビ・防藻性能を持っているので、塗装面の表面にカビや藻が発生するのを抑えることができます。

バイオ技術でカビや藻の発生を抑える仕組み

この塗料には、最先端のバイオ技術が活用されており、カビや藻の発生を抑える効果が得られます。そのため、美観を保ちながら健康的な環境を維持することができます。

健康の保持に与える影響

カビやコケが広がってしまうと美観だけでなく健康にも大きな影響を与えます。カビや藻の発生を防ぐことは、アレルギーなどの健康被害を未然に防ぐ効果もあります。

コンクリートブロックの汚れを抑える

コンクリートブロックは特に汚れや藻が付きやすいですが、塗装をすると汚れの付着を抑えて清潔な外観を保つことができます。

  • 通気性の確保

「水性シリコン浸透ガード」は、塗装したコンクリート内に浸透することで通気性を保ちながら水を弾く効果があります。また、建物内部の湿気は外に逃がす透湿性も兼ね備えているため、内部に湿気がこもることを防ぐ重要な役割を果たします。

浸透による通気性の維持

優れた浸透性を持ち、塗装面に浸透することで撥水します。また、建物内部で発生する水蒸気や結露を外部に逃がし、建物全体を健康に保つ役割を果たします。

通気性や透湿性が高い

通気性や透湿性が高いため、室内の水蒸気や結露を外部に逃がし、建物を守ります。これにより、建物内部の構造部分や外壁材の湿気による損害や劣化を防ぎます。

  • カラーバリエーション

ライトグレー、モルタルグレー、透明の3色です。

※透明は追っかけ塗装(2度塗り)が必要です。

  • 施工のしやすさと利便性

「水性シリコン浸透ガード」の施工は、手順が簡単で専門的な技能が不要です。一般の塗装業者でも施工可能であり、安全かつ環境にも配慮した利便性が高い塗料といえます。

施工の手順

  • 塗装面の汚れや油分、コケなどを丁寧に取り除きます。
  • 白華現象を除去します。
  • よく乾燥させた後、ローラーやはけを使って2回塗布します。
  • 乾燥時間は夏で約1時間、冬で約2時間程度です。

施工上の注意点

気温が5℃以下の場合は使えないので、施工環境には注意が必要です。

希釈すると性能が下がるため、注意が必要です。

安全性と環境への配慮

水性なので、取り扱いが安全であり、環境にも優しい商品です。

まとめ

「水性シリコン浸透ガード」の特徴やメリットについて解説しました。外壁塗装の際には、同時に基礎の塗装を行うのもおすすめです。基礎は建物を支える重要な役割があります。基礎の内部に水分が入ると最悪の場合、おうちが傾いてしまうなどの危険性もあります。

基礎を含むコンクリート面の塗装を考える場合、特徴をしっかりと理解することと同様に現在の不具合やひび割れを点検し、必要となる補修をする信頼のおける業者へ依頼することも重要です。おうちのコンクリート面の汚れやひび割れなどの状態が気になる場合は、まず一度ご連絡ください。丁寧な点検と的確な見積、予算に合わせた提案が可能なほか、おうち全体において検討するべきメンテナンスについても合わせてアドバイスさせていただきます。

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春を迎える前に!新生活に向けてリフォーム計画をはじめてご自宅をリフレッシュしませんか?(2023年12月29日更新)

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の村木です。

4月は、学校生活や仕事だけでなく、私たちの生活においても、春を新たな始まりであり一つの区切りの季節として根付いています。新しい環境でスタートを切るタイミングとして4月からの新生活を目指してリフォーム計画を進める方も少なくありません。しかしリフォームは、規模によっては計画から工事完了までに思っているよりも時間がかかることも多いものです。徐々に本格的な冬の到来が近づくこの時期は、春に向けたリフォームの検討祖はじめるのにぴったりの季節です。

そこで今回は、実際にリフォームを行った方々のきっかけや、リフォームがもたらした生活の変化について紹介します。さらに春にぴったりなリフォームやDIYのアイデアも合わせて提案していきます。春の訪れに合わせて、ご自宅の見直しを始めてみませんか?

リフォームを考えるきっかけは?

リフォームを経験した方々が、リフォームを始めるきっかけやその後に感じた満足のポイント、日常生活に起きた嬉しい変化について、これまでいただいたご意見や口コミの内容にから紹介します。リフォームを検討するきっかけは多岐にわたりますが、どなたにも共感いただける事例として下記のような状況があります。

同居する家族の変化

子どもの成長や介護のための同居など一緒に暮らす家族の増減は、生活スペースや必要とされる機能が変化するため、リフォームのきっかけとなりえます。

ライフスタイルの変化

勤務先や通勤先が変わる、テレワークの導入が進むなどの仕事状況の変更や、趣味や子どもの成長によって、生活リズムやライフスタイルは変化します。このような変化をきっかけとして、今の生活に適した住環境へのリフォームを考えるケースもあります。

住宅設備の破損や経年劣化

住宅設備や建物の部材の破損や経年劣化によって、修理や入替が早急に必要なケースもリフォームの動機で大きな割合を占めています。快適で安全な暮らしを保つために必要不可欠な工事です。リフォームを考える時に悩みがちなポイント

リフォームを検討し始める時、多くの方が感じる悩みや不安など、リフォーム計画がつまずきがちな点について解説します。一歩踏み出しづらいと感じてしまう理由として、具体的には下記のようなお悩みをよくお聞きします。

1. 予算が立てづらい

リフォームは、大きなコストが掛かるイメージだけが先行して具体的な予算が見えづらいので不安感が募りがちです。予算内で可能な内容を明確にイメージですることができれば最初の一歩目のハードルを下げることができます。

2. リフォームが必要な箇所が特定しづらい

住まいに対する不満はあっても、具体的に何をどのようにリフォームすれば解決するのかがわかりづらいケースがあります。例えば、家の寒さを解決したい場合に、暖房システムを見直すべきなのか、窓の断熱を考えるのか、外壁の断熱リフォームが必要なのかなどがご自身では特定できずに暗礁に乗り上げて先送りするケースも多いものです。お困りごとを改善するためにどんな方法をとるのか最善なのか見極めることに難しさを感じ、施工会社への相談前に計画が頓挫してしまうこともあります。


3. 施工会社の選定で悩んでしまう

数多くのリフォーム会社の中から、ご自身のニーズに合う提案や信頼できる施工を任せられる会社を見つけることに疲れてしまう場合もあります。施工会社を選ぶ際には、口コミやオーナーの声などから信頼できる情報を探すこと、これまでの施工実績からご自身の希望するテイストにあった提案や予算におさまるような提案が受けられるかなど、様々な観点から検討されるお客様が大半です。しかし、ご自身に合う施工会社を絞り込むことができずに計画が流れてしまう場合があります。

 

4. 計画内容の検討とスケジュール決定

リフォーム内容に合わせてスケジュールを決める必要があります。リフォーム規模によっては仮住まいの必要もあるほか、短期間の工事でも工事中の騒音や生活への影響は気に掛かるポイントです。生活への影響を最小限に抑えたスケジュールについて悩んでしまい、工期を決めることができずに計画自体が白紙に戻ってしまう場合もあります。

これらのポイントでつまずく可能性があることを事前に理解して、早い段階からある程度のイメージを固めておくとスムーズに計画を進めることができます。

春にぴったりなリフレッシュアイデア

春の新生活にぴったりのリフォームの中から、どのご家庭にでも取り入れられるアイデアをご提案します。季節に合わせた変化を取り入れて、快適で心地よい生活空間を手に入れましょう。

春らしいカラーを取り入れる

カラフルで明るい色合いやさわやかな素材のクッションやカーテンにチェンジするだけで、お部屋全体の雰囲気を簡単に一新させることができます。パステルカラーや柔らかなグリーンなど、春の自然を感じさせる色彩を取り入れてみましょう。

 

窓やドアを一新してあたたかな陽射しを室内へ

春になると陽射しが暖かくなるので、自然の光を最大限に取り入れたい気分になります。断熱性能を向上させられる新しい窓やドアへ交換すると、家の中に明るさとあたたかさを同時に取り込むことができます。交換工事の際は、窓やドアを一旦外す必要があるため、寒い時期を避けた春先の工事がおすすめです。

フローリングを張り替えて明るい雰囲気に

フローリングを白っぽい色合いのものに変えると、室内の雰囲気が一気に明るく感じられるようになります。春を迎えるにあたってイメージチェンジを図るのに大きな効果を実感できます。

リフォームがもたらす嬉しい変化

実際にリフォームを実施されたお客様から。リフォーム前後でどんな変化があったのかをお聞きした内容について紹介します。

家で過ごす時間が楽しくなった。長くなった。

リフォームによって、お部屋がより快適で居心地の良いものになったため、家で過ごす時間が増えたそうです。また、インテリアの見直しでリビングの雰囲気が変わった影響なのかは断言できないけれど、リビングに家族が集まることが多くなったとのことでした。

おうちに対する満足度が上がり、今まで以上の愛着を感じるようになった

リフォームによって住環境が向上することで、生活に対する満足度が高まります。この満足感が自宅のメンテナンスや掃除に対するモチベーションを高め、次々ともっと快適にしたい。もっと見直したいと手を掛けたくなる部分が増えたそうです。定期的なメンテナンスを無理なく楽しんでできるようになれば、修理箇所があっても早期に発見できるので、早め早めに手を打つことができ、おうちの長寿命化につながります。

省エネ効果の向上

断熱性の高い窓やドアを導入すると、エネルギー効率があがり、住宅の省エネ性能が向上し、光熱費の削減が期待できます。また、住環境の快適性も大きくアップします。

 

スモールチェンジで大きな違い!手軽なDIYアイデア

大掛かりなリフォームでなくても、DIYでも春らしさを感じられるようなアイデアをご紹介します。普段よく視界に入る空間を少し工夫するだけで、簡単にお部屋の雰囲気を変えられます。

 

壁面にアクセントカラーを追加してみる

リビングや玄関回りの一部の壁に春らしいアクセントカラーを追加してみましょう。そのまま壁面に貼るだけのリメイクシートがホームセンターなどで、多数販売されています。きれいに簡単にはがせる商品もあるので、季節ごとに貼替して楽しむこともできます。春先におススメなのは、パステルカラーやグリーン、イエロー、ボダニカル柄などの明るい色合いを取り入れることです。

観葉植物を配置する

お庭のガーデニングに手を掛けるのはもう少し先の時期ですが、観葉植物を充実させて、お部屋の中で緑を楽しんでみてはいかがでしょうか。家族で植物を使ったアレンジメントを作ってかざるのも楽しみながらイメージアップさせられるのでおすすめです。

まとめ

リフォームは悩みも多く、一歩踏み出すのが難しいこともありますが、思い切って取り組むと新しい生活に向けての楽しさやメリットがたくさん待っています。区切りの季節となる春に向けて、インテリアの見直しやリフォームによる自然光の取り込みなど、春らしい明るく爽やかな雰囲気を取り入れるリフォームを検討してみませんか?

まずは気軽にDIYからはじめるのも一案ですが、何から手を付けようか悩んでしまう場合やどこに手を付けるといいか相談したい場合などはお気軽にご連絡いただければ幸いです。快適で魅力的なおうちづくりのお手伝いをさせていただきます。

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外壁・屋根塗装の選び方:艶ありと艶なしのメリット・デメリット(2023年12月21日更新)

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の村木です。

外壁や屋根の塗装は、建物を美しく保つために不可欠であることは、これまでの記事でも繰り返し紹介させていただいています。しかし、塗料を選択する時、塗料の種類や特性については理解しづらい場合があり、どれを選んだらいいのか悩んでしまうことも多いのではないでしょうか。

そこで今回は、艶あり塗料と艶なし塗料の特徴について解説します。同じ色でも塗料の艶の有無で仕上がりが全く異なるだけに注目しがちですが、それぞれに異なるメリット・デメリットや適した使用方法があります。現在塗装を検討している方や将来的に塗装を検討する予定があるお客様の塗料選びの参考としていただける情報をまとめて紹介します。

艶あり塗料と艶なし塗料って何が違うの?

塗料の艶とは、何が違うのでしょうか?まずは、塗料の成分について説明します。

艶の違いが生まれる理由

塗料は、顔料、添加物、合成樹脂を混ぜ合わせて作られています。顔料は、色味を出すだけでなく。その粒子の大きさによって艶の有無が決まります。

艶あり塗料は、顔料の粒子のサイズが小さいので、膜表面で粒子が均一に並ぶことで表面が滑らかになり光沢(艶)が生まれます。

一方、艶なし塗料は、顔料の粒子サイズが大きいため、塗膜表面に目では見えない細かな凹凸ができ、光沢が抑えられます。

また、艶消し材を用いて、表面の艶を調整することも可能です。艶消し材は、乾燥すると塗膜の表面に浮かびあがり、表面のツルツル感を阻害します。塗膜の表面に平滑さを失くすことで、艶を消す働きをしています。ほとんどの塗料で、この艶消し材を用いて艶の調整を行っています。

艶の程度による違い

外壁や屋根の塗料の中には、艶の有無を選べるものもあります。3分艶、半艶などの記載を見かけたことのある方もいらっしゃるかもしれません。塗料の種類によって、艶の種類が調整できるものや3分艶までや5分艶まで対応可能なものなどに分かれています。よって、気に入った色の塗料を見つけた場合でも、好みの艶感に調整できない場合もあります。

それぞれの特徴について説明します。

※一部の地域や塗装の職人さんによっては、3分艶が「3割の艶消し」を指している場合もあるようです。認識の違いを起こさぬよう、打合せ時には、念のため、3分艶=3割の光沢の認識で合っているかを確認しておきましょう。

◎艶なし塗料(艶消し塗料)

艶なし塗料は光沢度(*1)が5%以下の塗料をさします。触り心地はさらっとしたマットな仕上げで、自然な風合いです。

(*1)平らな塗装面に、60度の確度で光を当てた時に反射された光の強さを測定した数値。数値が高いほど反射量が多く、数値が小さいほど光沢が抑えられている。

◎3分艶塗料

光沢度が15%程度の塗料です。控えめながら光沢があります。よく晴れた日であれば見る角度によっては艶感を感じられます。

◎5分艶塗料(半艶塗料)

光沢度が35%程度の塗料です。艶あり塗料の半分程度の光沢を持っています。

◎7分艶塗料

光沢度が60%程度の塗料です。汚れが付きづらく耐久性が高くなります。曇りの日などは、艶がないように見えることもあります。

◎艶あり塗料

光沢度が70%程度以上の塗料です。光沢があり、塗った表面がつやつやと光を反射します。触った感じもツルっとした仕上げで、洗練された印象を与えます。

艶の有無によるメリット・デメリットと適切な使用方法

外壁や屋根の塗装には、艶の有無が重要な選択肢となります。それぞれの塗料のメリット、デメリット、そして適切な使用方法について紹介します。

◎艶あり塗料

(メリット)

・新築時のような外観を取り戻せます。

・汚れがつきにくく、美しい外観を保ちます。

・光沢があり、建物を魅力的に演出します。

・塗料の種類が多く、好みの色味を見つけられる可能性が高いです。

(デメリット)

・小さな傷やキズが目立ちやすく、注意が必要です。

・塗りムラやはけムラができやすいため、丁寧な施工が求められます。

・3年程度で光沢がやや落ちることがあります。

・外壁との相性によっては、艶が目立ちすぎておもちゃのような雰囲気になる場合があります。

(適した使用方法)

・モダンなデザインやシンプルな外観の建物に最適です。特に白、赤、黄色など明るい色合いを選ぶと艶が際立つのでおススメです。

◎艶なし塗料

(メリット)

・傷やキズが目立ちにくく、経年劣化も目立ちにくいです。

・塗りムラができにくく、施工が比較的容易です。

・落ち着いた雰囲気を演出し、どんなカラーでも自然に調和します。

(デメリット)

・光沢を抑えるための細かな凹凸部分によごれが付着しやすい場合があります。

・交通量の多い地域では、排気ガスなどの汚れがつきやすい可能性があります。

・微細な凹凸に水分が付着しやすくなります。水分は塗膜の劣化を早めるので、綱ありと比較すると耐久性が劣ります。

・艶消し材を混ぜている分、塗料本来の予膜の保護成分も薄まってしまいます。これも耐久性の王が劣る原因となります。

・光沢が少ないため、質素な印象になる場合があります。

・艶ありと比較するとコストが高めです。

(適した使用方法)

落ち着いた色合いのおうちにおススメです。落ち着いた色合いでは、艶ありを選択しても光沢が目立ちづらいことがその理由です。ただし、暗い色味の場合、重すぎる印象となることもあるので、注意しましょう。

柔らかな雰囲気になるので、悪目立ちしないおしゃれな雰囲気を作り出せます。

多摩、モルタル塗りの外壁との相性も抜群で、古民家のリノベーションにもピッタリです。

☆サイディングの模様をそのまま活かしたいけれど、艶感を抑えたい場合は、艶消しのクリア塗装のできる商品もあります。

日本ペイント ピュアライドUVプロテクトクリヤー

引用:日本ペイント 製品情報 ピュアライドUVプロテクトクリヤー

まとめ

艶あり塗料と艶なし塗料のメリット・デメリットや艶が生まれる仕組みについて解説しました。艶の違いによって、おうちの外観の雰囲気が大きく変わるため、ご自分の好みやおうちのデザイン、お庭や外構のイメージに合わせて選ぶことが重要です。また、それぞれ特性があり、適切な使用方法を選ぶことも大切なポイントです。おうちのリフォームの際の

塗料の選択時にお役立て下さい。また、ご相談いただけましたら、それぞれの塗料を塗布した色見本の多数ご用意しております。また色見本だけはイメージすることが難しい場合には、艶あり塗料、艶なし塗料で再塗装した実際のおうちをご覧いただくことも可能です。このような塗料選びのお手伝いさせていただくことも可能ですので、まずはお気軽にご連絡ください!

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リフォームを満足いくものにするためには、事前のヒアリングが重要です。マサキホームでは経験豊富なスタッフが丁寧にヒアリングや現地調査の上、お客様のニーズに合わせた提案を行なっています。丁寧な施工を心掛け、アフターフォローも万全の態勢を整えています。信頼と実績ではどこにも負けません!

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おうちの中に洗面台をプラスして快適な生活を送りませんか?(2023年12月18日更新)

引用:LIXIL 商品ラインアップ 洗面化粧台 エスタ

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の佐々木です。

お出掛けから帰宅したら、まず「手洗い・うがい」を当たり前にされているご家庭も多いことでしょう。コロナ禍によって、今までよりさらにその習慣を徹底されるようになったことも多いのではないでしょうか。外出時についてしまった汚れやウィルス、花粉を室内に持ち込まないためにも、家に着いたらできるだけ早く落としたい、汚れた手で室内をベタベタ触らずにすませたいと思われるのは当然のことです。

しかし、おうちの間取りによっては、洗面化粧台が玄関から遠い位置にあることも少なくありません。家事効率をアップするためにキッチンの奥に配置されていることも多いですし、お風呂といっしょに洗面所は2階にあるというお住まいもあります。

そんななか、最近増えてきているのが「洗面化粧台をもう一か所増設したい」といったご要望です。今回は、おうちの中にもう一台洗面台を増設する場合の使い道や受けられるメリットやなどについて。紹介します。

セカンド洗面台の設置場所 おススメの場所は?

洗面台をどこに増設するかによって、用途が変わってきます。

  • 玄関の近くに設置する

洗面台を増設すれば、帰宅後、すぐに手洗いができます。外から持ち帰った汚れ、花粉、ウィルスなどをいち早く洗い流せるのでおススメです。お客様が遊びに来た時に、気軽に手洗いしてもらえるほか、既存のユーティリティを他人に見られずにすみます。ユーティリティは、洗濯物を干していり場合もあるほか、何かとごちゃついてしまいやすい場所です。小さな子どものいるご家庭の場合、外遊び誤のドロドロの状態で室内を移動させずにすんだり。シャボン玉セットやお砂場セットなどの外遊びグッズを玄関千卓さっと洗い流すことができたりすることに大きなメリットを感じる方も多いことと思います。

  • 2階に設置する

一日の中で家族が最もバタつくのは、朝の支度の時間ではないでしょうか。特に大きな鏡のある洗面台回りは、家族で順番待ちといった状態にもなりかねません。込み合いがちな時間帯にも分散して準備ができると、ストレスを感じずにすみます。

  • お部屋の中に設置する

介護が必要なご家族がいる場合や水を使う趣味をお持ちの場合、室内に設置すると利便性が格段にアップします。

セカンド洗面台設置のメリットは?

洗面台をもう一台増やすと得られるメリットについてまとめて紹介します。

◆ウィルスを持ち込まず健康を損ねない

玄関に設置すれば、帰宅時に汚れをすぐに落とせるので、感染症対策効果が得られます。

◆外からの汚れの持ち込みを減らせる

玄関に設置すると、汚い手でおうちの中を触らなくて済むので、部屋の汚れを減らせます。

◆家事効率アップ

掃除などでバケツに水を汲んで移動する距離が減るので、動線が短く時短になります。加湿器や花瓶の水替えの負担も大幅に減らせます。

◆趣味に没頭しやすい空間づくり

絵やフラワーアレンジメントなどの水を使う趣味をお持ちの場合、準備や片付けの手間が減るので、集中して取り組みやすくなります。

セカンド洗面台設置のデメリットは?

洗面台が増えることでどんなで考えられるデメリットについて紹介します。

◆スペースが必要

どれだけ小さめのサイズを選んでも、やはりスペースが必要です。設置場所によっては、奥行が出るので廊下の幅を圧迫してしまうこともあります。

◆掃除する場所が増える

水回りは、毎日掃除していても何かと汚れが付きやすいものです。ハンドソープの補充やタオルの交換など、「見えない家事」も増えます。

◆リフォームに時間がかかる

上下水道の配管工事が必要なので、設置場所によっては数日かかる場合もあります。洗面化粧室の場合、水に強いクロスや床材が使われていますが、増設場所は通常の仕様であることが大半です。増設する場所や使い方によっては、床材を張替えしたり、壁をタイル張りにしたり、水に強いクロスに張り替えたりなどの対策が必要な場合もあります。

セカンド洗面台におススメの機種4選!

◆TOTOドレーナ

引用:TOTO 商品情報 ドレーナメニュー

セカンド洗面台は、人目につきやすいところに設置することも多いので、デザインにはこだわりたいものです。

カウンター部分で幅の調整ができるので、余計な凹凸ができずすっきりと仕上げることができます。

引用:TOTO 商品情報 ドレーナメニュー

ボウル部分が広いので、子どもに使わせる時も水ハネの心配がいらず安心ですし、洗い物にも使いやすい形状です。

◆NARUMI stellate

引用 Hitsオンラインショップ 鳴海陶器

手洗いだけを用途とするなら、デザインにこだわった商品を選ぶのもおしゃれです。カウンターを造作して、鏡、水栓、置き型の洗面ボウルをチョイスして設置するとお気に入りのコーナーを作ることができます。廊下や玄関ホールにスッとなじませることができるのもおすすめです。

◆TOTO エスクア

お部屋の中に設置するのであれば、浮いたような形状のこちらのシリーズもおススメ。ホテルのような高級感が感じられるほか、床面が見えるのでお部屋が広く見えます。

介護が必要な方でも、室内に洗面化粧台があれば、ご自身でやれることが増えます。また、移動の手間が軽減するので、介護する方の労力も大幅にダウンさせられます。

介護が目的だけではなく、洗面所の狭い空間でメイクをしている方も多いので、お部屋にこんな化粧台があることに憧れる方も多いのではないでしょうか。

◆Panasonic アクアファニチャー

引用:Panasonic 住まいの設備と建材 おすすめプラン集詳細

最低、幅50㎝、奥行35㎝のスペースがあれば収めることのできる小型の化粧台です。玄関回りなどスペースが取りづらい場合でも使いやすく、デザインもボウル部分だけをハンギングするタイプ、カウンタータイプ、収納キャビネットを付けるタイプから選ぶことができます。

まとめ

おうちの中にセカンド洗面台を増設するメリットやデメリット、おすすめの商品などを紹介しました。

近年ホテル業界でも「アウトベイシンスタイル」として、バスルームや脱衣スペースから洗面室を切り離して外に置くスタイルが急増しています。この利便性を追求したスタイルは徐々に一般住宅にも浸透しています。「洗面化粧台は、バスルームの隣にあるもの」というのが一般的な間取りとされていますが、ご家族にとって必要な場所、使いやすい場所に洗面台を配置すると今よりさらに快適な暮らしが実現できます。リフォームをお考えの際は、家族にとってのメリットを最優先して考えて、それぞれの場所に合わせた商品選びをしていきましょう。セカンド洗面台にご興味をお持ちの方は、ご予算に合わせた商品選びのお手伝いや、図面や現地を確認させていただいて工事方法のご提案が可能です。これまでの経験や知識にも基づいた最適なアドバイスをさせていただきますので、ぜひマサキホームまでお気軽にご相談ください!

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リフォームを満足いくものにするためには、事前のヒアリングが重要です。マサキホームでは経験豊富なスタッフが丁寧にヒアリング・施工し、アフターケアも万全!信頼と実績ではどこにも負けません!

施工の内容や工事費用や工事日数、ご不明な点やご心配な点、気になった点はどんな小さなでも遠慮なくお気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。

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冬の結露から解放される!樹脂製の窓サッシに交換して快適生活!

寒い時期が近づくと、窓周りの結露が気になりますよね。中学校の理科の授業を思い出していただきたいのですが、結露が起こる原因には、空気の温度と空気の中の水蒸気量が関係しています。樹脂サッシには暖かさを守ることができる秘密がたくさんあるため、窓周りの室温が下がらず、結露を防ぐことができます。寒い地域では9割以上のシェア持っており、寒冷地以外にも徐々に広がっています。

樹脂製の製品ときくとば、代表的なものはプラスチックですよね。ずっと紫外線にさらされる窓に樹脂を使うとバケツのようにボロボロになってしまうのでは?といったイメージをお持ちの方もいらっしゃることでしょう。しかし、樹脂サッシで使われるのはプラスチックではなく「塩化ビニル樹脂」です。下水道管や自動車の部品にも使われているほど耐久性が高い素材ですので、耐久性に心配はありません。使用環境にもよりますが50年前後の寿命があると言われています。

今回は窓周りのリフォームにもおススメの樹脂サッシの特徴について解説します。

樹脂サッシとは?

まず、よく耳にする「サッシ」とは、窓のどの部分を指すのかご存じでしょうか?本来は窓の枠部分を作る建材のことをいいますが、一般的には『ガラス+ガラスを支えるフレーム+窓枠』のすべてをまとめてサッシと呼ぶことが多いようです。

樹脂サッシとは、窓枠部分を塩化ビニル系の樹脂で作っている窓本体をまとめて指していると理解いただければと思います。

樹脂サッシは省エネ先進国であるドイツで開発された商品です。紫外線に強く、長い間屋外で使える特徴や断熱性や気密性が高く外気温に左右されずに室温を保てることから、長く快適に使い続けられ、さらに省エネに貢献できる製品として考案されました。

日本で普及し始めたのは1970年代中頃だと言われており、北日本を中心とした寒い地域で広く使われるようになりました。

樹脂サッシのメリットとデメリット

樹脂サッシのメリットやデメリットについて紹介します。

◆樹脂サッシのメリット

  • 断熱性が高い!

塩化ビニルはフライパンの取っ手にも使われるほど断熱性能が高いので、窓周りに使用すると、外の冷たい空気が窓枠を通じて室内に伝わるのを防いでくれます。

  • 気密性が高い!

塩化ビニルは温度によって変形してももとに戻る性質を持っているので、室内に隙間風が入るのを防いでくれます。

  • 結露しづらい!

暖かい室内で窓周りだけが冷えてしまうと、空気中の水分が水滴となってサッシ部分に付着してしまいます。樹脂サッシであれば、外の冷気を室内に伝えず、冷たい隙間風も防いでくれるので、窓周りが寒くならず、結露が発生しづらくなります。窓周りの結露は、濡れたまま放置してしまうと、カビの発生やほこりがつきやすくなり、アレルギーなど健康被害につながる心配もあります。

ただし、全ての結露を防げるわけではありません。たくさんの人が遊びに来ている、室内で鍋料理など湯気のあがるような食事をしている場合など、室内の湿度が著しく上がった時には、結露することもあります。

  • 防音性が高い

気密性が高く隙間ができづらい構造なので、外の音が聞こえづらく室内が静かです。また、楽器の練習など室内で大きな音が出るような場合でも、漏れ出す音でご近所に迷惑を掛けることがありません。窓を閉めていれば時間帯を気にせずに心おきなく練習可能です。

  • デザインを選べる

色やデザイン、形状のバリエーションが豊富なので、お好みのものを選択できます。窓の開き方も様々なので、設置するお部屋の使い勝手に合わせて選ぶことができます。

◆樹脂サッシのデメリット

  • 重量感がある

強度を保つために樹脂部分を厚めにして作られています。高齢者や子どもにとって開閉時に重さを感じることもあるようです。

  • コストが掛かる

従来のアルミサッシと比べると設置費用が高くなります。

  • 変色する

紫外線によって、色が白茶けてきます。普及し始めた当初の商品では、黒のサッシだったはずが、モスグリーンのように変色することも多くありました。製品技術の進歩によって、表面にアクリル塗装が施された商品が一般化しているので、現在では変色の心配は大幅に減少しています。

断熱性を高めるにはガラスの枚数や厚さも重要!

樹脂サッシを使う場合には、ガラスの断熱性も重要になります。サッシ部分の結露を抑えられても、ガラス部分が冷えてしまうとガラス面には結露が生じてしまうためです。そのため。金属膜でコーティングしたLOW-Eガラスを使った2層のガラスや、3枚のガラスを組み合わせたトリプルガラスを用いることが大半です。ガラスの間の空気層が断熱効果をもたらします。また、ガラス間の空気層で内部結露が起きないようにしっかりと密閉させて作られています。

リフォームにおススメの樹脂サッシ3選!

◆エクセルシャノン「シャノンウィンド」

引用:エクセルシャノン「シャノンウィンド」

エクセルシャノンは日本の樹脂サッシの取り扱いでは老舗といえるメーカーです。

1976年の創業以来、樹脂サッシに特化して様々な技術を開発しています。気密性に優れているほか、3層ガラスを用いて、ガラスの表面から冷気が伝わるのを防いでいます。

メンテナンスにも配慮が行き届いており、部品の単品交換が可能で窓全体を交換しなくても不具合を解消できるのも大きなポイントです。

◆LIXIL リプラスシリーズ

引用:LIXIL 商品ラインアップ リプラス

外に出られるドアタイプの窓交換では、どうしても足元の段差が大きくなりがちでしたが、この商品は段差を解消してすっきりさせることが可能です。

リプラスシリーズは、窓のデザインもサイズも豊富なので、現状の使い勝手が気になる場合も解消することが可能です。

◆YKKAP 「APW330」

引用:YKKAP 商品を探す APW330

3層のLOW-Eガラスと樹脂サッシを使って、国内最高水準の断熱性を実現しています。

ガラスとガラスの間の内部結露について、10年間の長期保証がついているのは、高い技術力の証明であり安心感を得られることができます。さらに、断熱性の高いAPW430シリーズも寒さの厳しい地域ではよく選ばれています。

まとめ

樹脂サッシのメリットやデメリット、窓サッシ交換におススメの商品について紹介しました。

寒さの厳しい北日本でよく使われている樹脂サッシは、室内の冷気防止や結露に悩まされることがないなど、日本中どこの地域で使っても室内に快適さをもたらしてくれます。また、防犯性能を高めたサッシやさらに窓周りは、家の中でも最も室外に暖かさが逃げていきやすい箇所です。どれだけ、壁や天井などの断熱性を高くしても、窓の対策をしなければ暖かさを保つことはできません。窓周りを見直すことは、省エネや光熱費の削減を目指すうえで最も非常に大切なポイントと言えます。まずは、特に冷気が気になる寝室や家族の集まるリビングなど、数か所だけでも交換してみるとその快適さを実感できるはずです。

今のお住まいの築年数や、お住まいの自治体によっては、省エネに関する補助金を使ってお得に工事できる場合もあります。

エネルギーの無駄を省いて、最小限の冷暖房で快適な室内環境を保つためにも、窓サッシ交換を検討されてみてはいかがでしょうか。

窓リフォームについては、下記のブログもご覧ください!

冷え性・暑がりの方におすすめ! 進化する窓の断熱リフォーム

窓サッシ交換ではなく、室内側に窓をもう一枚増設する方法もあります!

冬到来!内窓リフォームでお部屋をもっと暖かく。

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新しい玄関ドアでおうちをリニューアルしよう: セキュリティと快適さの向上が叶います!(2023年12月7日更新)

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の村木です。

玄関ドアは日々の「いってらっしゃい」「おかえりなさい」を通じて家族の無事を見守る大切な存在です。家族の安全を守るセキュリティにおける大きな役割を持っていると共に、外部からの寒さや汚れた空気をシャットアウトし、おうちの外観を彩る要素も持ち合わせています。

室内外の温度差や直射日光に常にさらされている玄関ドアは、時間の経過とともに劣化しやすいものです。では、具体的にどんなサインが交換を考えるタイミングなのでしょうか?

玄関ドアを交換すると、快適さやセキュリティ、おうちの美観の向上につながり、おうち全体の資産価値を高めることができます。今回は、玄関ドアの交換に関する情報についてまとめて紹介します。

交換を考えるタイミングとサイン

下記のような症状は、玄関ドア交換を検討するタイミングと考えられます。玄関ドアを交換するべきサインと古くなったドアの特徴について説明します。

◎ドア表面の剥がれやひび割れが著しい

ドア表面の剥がれやひび割れは、塗装や表面材の劣化のサインです。木製のドアの場合は、ささくれが目立つ場合もあります。劣化の程度が激しい場合は交換も視野に入れましょう。

◎金属部品のサビ

ヒンジや取っ手などの金属部品にサビが見られる場合、ドア本体に無理な力が掛かってねじれや変形などを起こしている場合があります。

◎開閉の不具合

ヒンジやクローザーで調整しきれない場合、金具の交換もしくは、玄関ドア自体の交換が必要となります。

◎断熱性の低下

年数が経つと経年劣化が進み、断熱性や気密性が低下します。しかし、劣化の影響だけではなく、既存の玄関ドアと現行の玄関ドアを比較すると、そもそもの機能性に大きな差があります。近年の発売された玄関ドアは断熱性や気密性が高く、屋外の気温の影響を受けづらくなっています。

◎セキュリティの低下

年数の経った玄関ドアの中には、ピッキングに強い鍵への交換やセキュリティシステムの導入などに対応できない商品もあります。最新の玄関ドアの中にはセキュリティ機能が標準で搭載されているものもあり、室内の安全確保も役立ちます。

◎昔ながらのデザインをしている

玄関ドアのデザインが時代遅れだと、おうち全体の印象が古臭く感じられることがあります。たとえ外壁等をリフォームしたとしても、玄関ドアが洗練された外観と調和しづらい場合があります。新しいドアを検討することで、おうちの外観を一新し、より魅力的に仕上げることができます。

玄関ドアの選び方のポイント

素材から選ぶ

現在の玄関ドアの素材の主流となるのは樹脂製のドアですが、温かみのあるデザインの木製のドアを選択する方もふえてきています。以前は、アルミなどの金属製の玄関ドアも多く見られましたが、近年ではリフォーム時に選択されることは減ってきています。素材ごとの特徴について紹介します。

樹脂製ドア・・・気密性能が高いので、ピッタリ閉まって暖かい空気を逃しません。メンテナンスも比較的簡単で、軽い汚れであれば水拭きで落とすことが可能です。

木製ドア・・・断熱性が高く温かみのある雰囲気が人気です。水を含ませないような塗装は施してありますが、水分がついたまま放置すると汚れや水分がシミになってしまいます。こまめにワックスやオイルを塗って保護しておくと安心です。

アルミ製のドア・・・軽量で湿気にも強くメンテナンスが容易です。ただし耐久性が劣り、経年劣化が早く進んでしまいます。

金属製のドア・・・強靭で安全性は高いですが、その分、重量があるので開閉時の取り扱いには注意が必要です。

形状から選ぶ

玄関には、引き違いまたは片開きの開閉方式のドアが用いられます。生活スタイルに合わせて選択しましょう。

引き違いドア・・・横方向にスライドさせるドアです。広い開口部が取りやすく、小さな子どもや高齢者でも開け閉めしやすいメリットがあります。ただし、防犯性や断熱性が片開き戸と比較すると劣ります。

片開きドア・・・丁番で支えて、ドアを90度回転させるドアです。開き勝手(吊元がどちら側か)を左右どちらにするかを選んで決めることができます。ピッタリ閉められるので、気密性や断熱性に優れています。開口幅が限られるので大型家具が搬入できないケースや車いすやベビーカーでの出入りが大変といったケースも考えられます。

デザインから選ぶ

玄関ドアのデザインは、おうちの見た目を大きく左右します。バリエーション豊かなデザインの中から選ぶ際には、家全体のバランスを考え、外壁や窓枠の色、お庭やアプローチとの調和、雰囲気にあった模様を考慮するなど、選び方に注意が必要です。例えば、シンプルなデザインはモダンな印象を与えますし、カラフルな色使いデザイン性の強い装飾のドアを選択すると、おうちの外観における主役とすることもできます。

その他のポイント:

・ドアノブや取っ手・・・掴みやすい太さや形状であることや、手あかがつきやすいのでお手入れしやすいものがおすすめです。

・採光窓・・・玄関ドア自体に採光できる窓のあるデザインのものもあります。防犯対策のために、空き巣に割られづらい複層ガラスを選択しましょう。また、扉の上に欄間を設けたり、エントランス内に窓を取り付けたりできるのであれば、採光窓のない玄関ドアも選べます。

・玄関錠・・・新しい玄関ドアに交換する場合、ピッキングに強いディンプルキーを採用するのが一般的です。また、ボタン一つで開閉できるスマートキー(電子錠)を設置するとより便利です。

予算はざっくりどのくらい?費用を抑える方法は?

玄関ドアの交換には、ドアの本体の施工代金に加えて、既存ドアの撤去と廃棄の費用が必要です。

・ドアと枠を交換・・・壁の開口部分は変更せずに玄関枠とドアを交換する方法です。ドア本体代金やサイズにもよりますが、目安としては玄関ドア代金15〜40万円、設置料金約5〜10万円、撤去費用約1〜3万円のため、合計で30〜50万円かかります。

・玄関ドアの開閉方法も変更する・・・片開き戸からスライドドアに変更したい場合など、ご希望の内容によっては大掛かりな工事が必要となる場合もあります。外壁工事や内装工事も絡んでくるため、専門業者へ相談、見積依頼しましょう。

費用を圧縮するための方法

・枠はそのままで玄関ドアのみを交換する・・・既存のドアと同じメーカーであれば、枠をそのまま使用できる商品が見つけられる可能性もあります。その場合、設置費用の削減可能です。

・補助金を利用する・・・各自治体で利用できる補助金が見つかる場合があります。特に断熱改修やバリアフリー改修に関する補助金であれば該当するケースが多いので、お住まいの地域の補助金について確認してみましょう。

・玄関ドア自体の金額上限を決める・・・便利な機能のついた商品もありますが、あれもこれもとつけていくと費用が増えてしまいます。ご家族にとってどんな機能やデザインが必要なのかを話し合って優先順位を考えましょう。

まとめ

玄関ドア交換のタイミングや費用、玄関ドアの選び方について解説しました。

玄関ドアの交換は、快適さやセキュリティの向上につながるだけでなく、おうちの外観を一新し、資産価値を高めることができます。お住まいの玄関を快適で安全なものにするために、ご興味をお持ちの方はぜひご相談ください

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「おうちの顔」である玄関ドアの劣化対策とメンテナンス方法(2023年11月26日更新)

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の佐々木です。

「おうちの顔」ともいえる玄関。玄関ドアは、こだわりを持って選択されるお客様も多いパーツです。しかし、数年経ってみると、住み始めたばかりの時と比べて、なんとなくくすみや色あせを感じたことはありませんか?

どんなに外壁をきれいにしていても、お庭や植栽に手を掛けていても、玄関ドアが色褪せてしまっていると、どうしてもみすぼらしいイメージを与えてしまいます。

そこで今回は、玄関ドアの色褪せや劣化の原因と適切なメンテナンス方法を理解して、「おうちの顔」を美しく保つ方法を紹介します。

玄関ドアの色褪せや劣化の原因

玄関ドアが徐々に色褪せたり、劣化が早まったりする主な原因は次の通りです。

◆自然条件によるもの

◎紫外線にさらされる:玄関ドアはおうちの間取りによっては、太陽光を浴び続けることもあります。日光に含まれる紫外線は、塗装や木材を劣化させます。

◎雨や湿気などの水分:水分はおうちにとって大敵です。玄関ドアも例外ではなく、木材の劣化や金属のサビの原因となります。

◆使用環境によるもの

◎設置場所:玄関ドアは建物の外側にあるので、直接風雨にさらされ続けています。

◎気温の変化:季節や時間帯による気温変化は、木材や塗装の劣化を招くほか、室内側に結露の水滴がつくこともあります。

◆お手入れ不足によるもの

◎塗装の劣化:塗装の剥がれ、塗膜の劣化は、そのままにすると玄関ドアを保護する機能が弱まるため、劣化が早まります。

◎金属部品のサビ:アームや丁番など金属部品についたサビを放置すると、玄関ドア本体に無理な力が掛かって、劣化を引き起こす場合もあります。

玄関ドアのお手入れ方法

はじめに、全ての玄関ドアで共通するお手入れ方法について解説します。

◆普段のお手入れ方法

どんな素材の玄関ドアでも、普段のお手入れは、砂やほこりを落とすようにはたきや乾いた雑巾で乾拭きすれば十分です。汚れがついてしまった場合については、玄関ドアの素材ごとに対処方法が異なるので、下記でそれぞれ紹介します。

◆塗装の点検

塗装は、玄関ドア本体を守るために非常に重要です。剥げてしまったり、傷がついたりした場合は、早めに補修しましょう。

◆ヒンジ(開閉アーム)の調整

定期的に潤滑油を注すと、スムーズな開閉ができます。「バタン」と閉まるようになった場合や手で引っ張らないと閉まりづらくなった場合は、クローザーの速度を調整します。アーム部分でできる場合が多いですが、商品によって調整方法は異なるので取扱説明書で確認しましょう。

つづいて、玄関ドアの素材ごとのお手入れ方法について紹介します。

◎アルミ製の玄関ドア

古くから広く使われているのがアルミ製のドアです。アルミは比較的水分に強い素材ですが、お手入れはもちろん必要です。

汚れが取れない場合は、中性洗剤をつけて水拭きして、しっかり拭き上げましょう。また、サビを見つけた場合は、専用のサビ取り剤を使って落として再塗装します。広範囲にわたっている場合や、落ちづらい場合には、専門業者へ依頼しましょう。

◎樹脂製の玄関ドア

近年増加しているのが樹脂製のドアです。熱を伝えづらく、気密性が高いので、室内の暖かい空気を極力逃がさずにすみます。

砂やほこりによる傷がつきやすいので、普段のお手入れでこまめに払い落とすようにしましょう。とれない汚れがついてしまった場合は、濡らしたメラミンスポンジを使うと簡単です。ただし、必ず目立たない場所で試してからお使いください。

◎木製の玄関ドア

木製ドアを選ばれる方も徐々に増えてきています。断熱性やデザイン性の高さが魅力です。しかし、木製の玄関ドアは他の素材のドアに比べて、お手入れに少し手間が掛かります。

普段のお手入れは、他の素材と同様ですが、注意が必要なのが雨や雪の日です。水や泥が掛かってしまった場合は、乾いた布で拭き取り、水分が残らないように注意してください。そのまま放置すると跡が残ってしまうこともあるので、できるだけ早めに対処しましょう。取れづらい汚れがついた場合や、汚れがしみ込んでしまったような場合には、きつく絞った雑巾で水拭きしたあと、すぐに乾拭きします。それでも取れなければ、木材専用のクリーナーを利用しましょう。

数か月~半年に一度、汚れや水分がつかないように保護しておくとさらに安心です。玄関ドア用のワックス、家具用ワックス、チークオイルなどが使用できますが、取扱説明書などで確認して玄関ドアに合ったものを選択しましょう。

また、木製のドアの場合、ドア枠や見切り材も木製であることが大半です。ちょうど玄関ドアの下にあたる床見切りは靴底に付着した水分を吸収しやすい部分です。水分を含んで膨張してしまうと、ドアの開け閉めの際にこすってしまう場合もあるので、ここにも忘れずにワックスを塗り込んでおきましょう。もし、ご自宅にスキーやスノーボード用のワックスをお持ちであれば、水に強いのでおススメです。

玄関まわりもいっしょにお手入れ!

◆玄関ドアの取っ手の清掃

玄関ドアの取っ手はどうしても手垢で汚れやすい部分です。油汚れに強いアルカリ性の洗剤を利用するのがおすすめです。洗剤が玄関ドア本体の塗装を傷つけないように、注意深く清掃してください。

◆鍵穴の清掃

鍵穴の内部も砂やほこりが溜まりやすい部分です。定期的な清掃を怠ると鍵が抜けなくなったり回らなくなったりなどのトラブルを引き起こす場合があります。掃除機のノズルをあてて吸い出すだけでも効果がありますが、エアダスターを使うとさらに隅々まできれいになります。また、鍵の動きが悪くなった場合に、シリコンスプレーや潤滑油(KURE5-56など)を使うのは避けましょう。使ってしまった場合、数日後に鍵穴の内部で固まって、かえって動きが悪くなる場合があります。必ず、「鍵穴専用」の潤滑剤を利用しましょう。

◆玄関ドアパッキンの交換

玄関ドアの周りのパッキンは、玄関ドアの気密性を高めるだけでなく、ドアの開閉音や衝撃を和らげるクッションのような役割をしています。玄関ドアがピタッと閉まらない場合や、開閉音が大きくなった場合、玄関ドア周囲のパッキンの劣化または、パッキンが外れてしまっている可能性が考えられます。

パッキンは消耗品のため、5年に一度程度交換が必要です。玄関ドアによっては、専用の交換用パッキンの取り寄せが必要なケースや、玄関ドアに当初からセットされていてご自身で取り外すのが難しいケースもあります。DIYで交換することも可能なものもありますが、専門業者へ依頼するのが安心です。

◆靴箱の清掃

靴箱内部も湿気が溜まりやすく、放置するとカビが発生しやすい場所です。半年に一度程度は、中身を全て取り出して砂やほこりをとったあと、水拭きや除菌をして、しばらく扉を開け放しておきましょう。普段から、靴を収納する前にしっかり汚れを落とすことを習慣付けるのもポイントです。

まとめ

玄関ドアや玄関回りのメンテナンス方法について詳しく紹介しました。

これらのお手入れを定期的に続けることで、玄関ドアは美しく長持ちし、おうち全体の印象を良く保つことができます。しかし、いずれ寿命は訪れますし、メンテナンスだけでは限界を感じる場合もあることかと思います。また、吊元を逆にしたい場合や引き戸に変更したい場合など使い勝手を向上させたい場合は、メンテナンスで解消することはできません。そんな場合は、玄関ドアの交換も検討してみましょう。

もしご自身でのメンテナンスが難しい場合や、玄関ドアの交換も検討したい場合は、専門のリフォーム業者に相談することも一つの方法です。専門業者ならば、確かな技術と経験を持ち、おうちの美しさと安全を保つお手伝いができます。

「おうちの顔」である玄関ドアを大切にし、快適な生活空間を保つために、ぜひ定期的なメンテナンスを心掛けてください。

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