知っておきたい!スレート屋根の特徴とメンテナンス方法

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社ので柳澤です。

新築やリフォーム工事の際に悩む一つが屋根材選びです。瓦屋根やガルバリウム鋼板屋根とならんで人気があるのが、スレート屋根と呼ばれる屋根材。カラーベストやコロニアルという商品名を聞いたことがある方もいらっしゃることでしょう。

今回の記事では、スレート屋根はどのくらい耐久性があるのか、メンテナンスはどうすればいいのかという疑問にお答えしていきます。

スレート屋根を採用するかどうか検討中の方は、ぜひ最後までお読みくださいね。

スレート屋根とは

スレート屋根には「天然スレート」と「化粧スレート」の2種類があります。それぞれの特徴をご紹介しましょう。

■天然スレート

その名の通り天然石である粘板岩を原料とした天然スレートは、薄い板状に割れやすい性質を持っています。そのため、屋根用の建築材料として加工しやすくヨーロッパなどでも古くから採用されてきた屋根材です。

原料の粘板岩そのものが屋根材としてすぐれた性能を持っており、表面に塗装などの加工が不要なのが大きな特徴です。天然スレートを使った屋根は、ナチュラルな風合いを表現できることから人気はあります。しかし、現在では天然の粘板岩が貴重なので、非常に高価な屋根材となってしまいました。

重厚感や高級感がある屋根に仕上げられる天然スレートですが、一般住宅の屋根材としてはほとんど使用されません。

■化粧スレート

化粧スレートは、セメントを主な原料として繊維状の素材を混ぜて薄い板状に加工した建築材料です。工場での大量生産で安定供給される化粧スレートは、コロニアルやカラーベストという商品名で呼ばれることも多いですね。

新築やリフォームの屋根工事でも多用されている化粧スレートは、色やデザインが豊富でおしゃれな外観を実現しやすい屋根材です。

セメントが主原料なので、化粧スレート自体には防水性がありません。そのため、定期的にメンテナンスを行わないと雨漏りにつながってしまうという面もあります。

スレート屋根のメリット・デメリット

スレート屋根といえば、ほとんどの場合化粧スレートを使った屋根材を指すことがわかりました。

では、化粧スレート(コロニアルやカラーベスト)にはどのようなメリット、デメリットがあるのでしょうか。

わかりやすく解説していきましょう。

■スレート屋根のメリット

スレート屋根には次のような3メリットがあります。それぞれくわしく見ていきましょう。

リーズナブルな価格

工場で安定的に生産されているスレート屋根は、価格が安いことがメリットの一つです。施工するときも屋根材以外に必要な部材が少なく、初期費用をおさえられます。

また、非常に普及している屋根材なので、取り扱い業者が多いことも特徴です。

軽量な屋根材

スレート屋根の重さは「約20kg/m2」と陶器瓦の約半分の重量しかありません。そのため、住宅全体の重心を低く保って耐震性にすぐれていることがメリットです。

ガルバリウム鋼板屋根には一歩及びませんが、デザインが豊富で軽量なスレート屋根は地震が多い日本では特に人気のある屋根材といえます。

色やデザインのバリエーションが多い

スレート屋根は豊富なカラーとデザインのバリエーションがそろっています。

屋根材の定番色である、ブラックやブラウン、シルバー系以外にも、グリーンやオレンジなどがあり、住宅の外観に合わせて選ぶ楽しみがあるのはスレート屋根の大きなメリットです。

■スレート屋根のデメリット

メリットが大きいスレート屋根ですが、屋根材として採用する際にはデメリットについてもしっかり把握しておくことが重要です。

定期的な塗装が必要

スレート屋根はセメントを主な原料としています。塗料による塗膜で防水性能をプラスしているため、定期的な塗装が必要です。

風雨や直射日光による紫外線を浴び続けるスレート屋根は、経年劣化で塗膜がはがれて防水性を失ってしまいます。

初期費用は安いスレート屋根ですが、メンテナンスの頻度が高いことはデメリットといえるでしょう。

耐久性が低い

初期のスレート屋根にはアスベスト(石綿)が原料として加えられていました。しかし、アスベストによる健康被害の実態が把握され、2004年にはアスベストの使用や製造が全面的に禁止されました。

その後ノンアスベストの屋根材として改良を重ねられていますが、他の屋根材と比較すると耐用年数が短いのはスレート屋根のデメリットですね。

スレート屋根に見られる劣化症状

実際みられるスレート屋根の劣化症状を具体的に紹介します。

■ひび割れ

スレート屋根はセメントと繊維質を原料とした薄い板状の屋根材です。屋根材が薄く軽量なことは、住宅全体の耐震性の向上につながるのですが、自然災害や積雪などの荷重によってひび割れが起こりやすいともいえます。

スレート屋根がひび割れることで、屋根の隙間から水の侵入を許してしまい、室内への雨漏りにまでつながってしまう可能性があるのです。

スレート屋根のひび割れは初期であれば補修工事で対応できます。早期に発見してメンテナンスすれば、スレート屋根の寿命を延ばせますね。

■苔やカビが生える

スレート屋根の塗膜が劣化してくると、屋根材に水がしみ込んで苔やカビが発生します。そのまま苔やカビを放置すると、水を含んだ状態が続いて屋根材に重要な水はけが悪くなります。住宅にとって水の侵入は大敵です。

スレート屋根を長く使い続けるためには、苔やカビの繁殖を防ぐ定期的なメンテナンスが大切です。

■色褪せ

スレート屋根の表面は塗装されることで防水性能を保っています。その塗料の塗膜が、風雨や直射日光の影響を受けると経年劣化による色褪せを起こします。

スレート屋根の色褪せは、住宅の外観を損ねるだけではなく、屋根材の防水性能が失われつつあるサインです。ですから、スレート屋根の色褪せに気づいたときには、早めに点検を受けてメンテナンスするのがおすすめです。

スレート屋根のメンテナンス方法

ここまで見てきたように、スレート屋根は初期費用が安くおさえられてデザイン性も豊かな軽量の屋根材です。

しかし、一方で定期的な塗装を始めとしたメンテナンスをおこなわないと、早めに寿命がきてしまうこともわかりました。

具体的なスレート屋根のメンテナンス方法を解説していきましょう。

■塗装によるメンテナンス

スレート屋根は定期的に塗装をおこなえば、30年以上持つといわれています。塗装をおこなうときには、ひび割れ部分の補修も同時に施工することが多いです。

屋根の上での作業は非常に危険です。雨漏りにつながるひび割れは見つけたからといって自分で補修するのは避けましょう。

塗装を定期的におこなうことで、スレート屋根の防水性能を保てます。

■カバー工法によるメンテナンス

スレート屋根の劣化が進んでいる場合には、カバー工法でのメンテナンスがおすすめです。

カバー工法とは、既存の屋根に新しい屋根を重ねて葺くリフォームの方法です。

特に初期のスレート屋根はアスベストを含んでいるので、屋根を葺き替える場合には廃材処理費用が膨らむ可能性が高いです。

屋根が二重になるため、断熱性や遮音性が高まる一方、新しい屋根材の重さによって住宅の耐震性は下がります。

まとめ

スレート屋根は新築やリフォームのときの初期費用が安く、魅力的な屋根材です。しかし、メンテナンスの頻度は陶器瓦や金属系のガルバリウム鋼板屋根と比べると高いことがわかりました。

デザインやカラーのバリエーションが豊富なスレート屋根を取り入れるとおしゃれな外観が実現します。メンテナンス計画も合わせて採用を検討してみてくださいね。

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災害で外壁・屋根が破損した場合の修理や予防のためのリフォーム方法

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の村木です。

外壁や屋根は、住宅を外部環境から守る役割があります。しかし、本来持つ外壁・屋根の耐久力を超えて災害が発生した場合、外壁・屋根が壊れたり、亀裂や屋根が飛ぶといった破損の被害を受けたりします。

そこで、災害の前後に行うリフォームの必要性やメリット、災害の特徴などを含めて以下に解説します。

台風や土砂災害で外壁・屋根が壊れる理由

雨の中を走る車

外壁・屋根が破損したとき、どのような理由が考えられるでしょうか。その理由の1つが災害です。

外壁・屋根に影響を与える災害は?

以下に外壁・屋根に影響を与える災害を以下に説明します。

・風災

台風や竜巻などの強風が直接的に外壁や屋根にダメージを与えます。台風は直撃するまで風の威力や規模だけでは屋根や外壁がどうなるかわからず、事前の予防と破損後の対処が中心となります。

・外壁はもちろんダメージを受けますが、何より台風による屋根のダメージが大きいことが知られています。軽量素材で経年劣化や施工が甘い場合などは、一度の台風で屋根の一部または大部分がダメージを受ける可能性も少なくないでしょう。

・水害(台風・豪雨)

水害は、豪雨や洪水、河川の氾濫、台風による大雨など、大量の降水が原因で発生する災害を指します。河川や排水システムの容量を超えた水が周囲に広がり、建物や土地、道路などに被害をもたらすことがあります。外壁がダメージを受けるのは浸水するのが1つの原因です。

倒壊している家

近年は、豪雨が集中して発生しており、過去に被害をあまり受けていない地域が水害を受けて住宅がダメージを受けるケースが増えています。

特に住宅の建設以来、豪雨の経験がない住宅では、メンテナンスを怠っているケースもあり、豪雨に耐えきれずに雨漏りや塗装の剥がれなどが生じるのです。この場合、リフォームが必要になります。その上で、水害予防のためのリフォームをしておくことが望ましいでしょう。

・雪災

大雪により、屋根に大量の雪が積もることで重量負荷が増し、屋根が損傷することがあります。特に、季節外れの雪や普段大雪にみまわれることのない地域では、雪災への対策が不十分なこともあって屋根の破損や倒壊に気をつけます。

また、雪災の中には雪崩もあり、この場合は外壁などのレベルではなく、住宅そのものを失うことも珍しくありません。

・雹災

頻繁に起こることではなくても、台風や地震に比べるといつ起きてもおかしくないのが雹災です。大きな雹(ひょう)が外壁や屋根に直撃すると、ひび割れや穴が開くなどの損傷を引き起こすことがあります。

住宅では稀ですが、部分的なダメージが広範囲に広がります。リフォームも一部の修理で済む中で、稀に範囲が広く大規模な修復が必要でしょう。

・地震

地震は小さなものから大きなもの、大災害レベルのものまであります。地震による揺れで建物全体が損傷し、その結果として外壁や屋根にもダメージが生じることがあります。

例えば、地震の揺れによって、壁や天井にひび割れが生じることや柱や梁が損傷することが主な被害です。窓ガラスの破損もよくありますが、生命に危険が及ぶものとしては大きな地震や建物の耐震性が不十分な場合に起こる建物の倒壊です。

外壁は耐震性にも関わってきます。大地震の周期が近づいていることもあり、全国的に地震が起きているため、中部の太平洋側地域に限らずリフォームによる補強なども急がれます。

・落雷

雷自体は、気象現象として珍しくありません。しかし、雷が直接建物に当たると、外壁や屋根に大きなダメージを与えます。具体的には、建物や電化製品への影響があります。

例えば、落雷による火災や建物の破損は外壁や屋根のダメージに直結します。電化製品の故障などが一般的な被害例ですが、それに関連した断線や停電では、単純に家電製品の一部が壊れるよりも災害として「電気が使えない・家電が機能しない」といった大きなダメージを受けます。

とはいえ、落雷は予測することが難しく、避雷針の設置やアースなどの対策はできても、外壁・屋根へのダメージはなくすことができません。一度発生すると火災や破損の危険があるため、事前の予防や対策は難しいといえるでしょう。

耐久性や防水性の低下が懸念される

では、なぜ災害で破損や部分的なダメージを放置してはいけないのでしょうか。理由には次のようなものがあります。

まず、台風や豪雨、大雪によって受けたダメージ、部分的な破損は、見た目からするとそれほど影響が少なく見えます。しかし、外壁・屋根自体の耐久機能は下がっており、特に防水性に対しては住宅に与えるダメージを今後大きくすることが懸念されます。

例えば、内部に水や汚れが侵入し、放置すると劣化が早まるという危険です。特に亀裂や破損が具体的に生じていればそこから侵入しやすくなります。そうでなくても、防水性能が下がっているため結露の発生やカビ、害虫による住宅へのダメージは十分に考えられます。

災害後に保険を利用して工事する流れやメリット・デメリット

洪水の町

災害後にリフォームを行い、その費用を火災保険で補償することは通常できません。しかし、一部の保険会社(特記事項・契約内容)によっては、災害後のリフォームや改修に一部の補償ができる場合もあります。

そこで、災害後に保険適用してリフォームを進める方法を解説します。

災害後にリフォームで保険を利用するとは?

火災保険は、火災や自然災害による被害を補償するための保険であり、リフォームや改修のための費用を補償するものではありません。しかし、以下の2つの方法でリフォーム工事の費用補填に保険を利用することができます。

【1つ目の方法】直接、リフォーム費用を保険として受け取る

災害保険や火災保険などの保険契約に基づき、リフォーム費用を直接保険金として受け取ります。

具体的な手続きや条件は、保険契約や保険会社の契約内容によって異なるため、まずは保険金をリフォームに受け取れるかを確認します。次に、現場確認と保険会社への報告などを経て、施工工事を進めます。

【2つ目の方法】火災保険などから、保険金を受け取った後、それをリフォームに回す

災害保険や火災保険などから保険金を受け取った後、その保険金を自由に使うことができます。そこで、保険金の使い道に制限はなく、リフォーム費用として使用することも可能です。

実際に、保険金の使途については保険会社に報告する必要はありません。ただし、火災保険以外の見舞金や補助金、融資を受ける場合は、具体的な内容や条件について確認する必要があります。

以上、保険を利用するメリットは、リフォーム費用を全額自己負担する必要がなくなることです。ただし、1つ目の方法のように、保険で賄う場合、リフォーム範囲に制限があり、原状回復に重点が置かれています。そのため、以前よりも大掛かりなリフォームや全面改築などを含んでいると、費用のほとんどを補填できないデメリットもあります。

外壁・屋根リフォームの流れ

リフォームの流れ

災害後の外壁・屋根リフォームの流れは以下のようになります。

(1)災害後に、外壁・屋根の状況を分かる範囲で確認する

まずは災害の被害状況を確認し、外壁にどのような損傷があるかを把握します。建物の安全性や修繕の必要性を判断します。必要に応じてリフォームを検討しましょう。

(2)保険会社への連絡

火災保険や地震保険に加入している場合は、保険会社に被害状況を報告し、修繕のための保険金の申請手続きを行います。

直接リフォームに使えない場合は、まず保険料を受け取って、それをリフォーム代金にすることが必要です。申請して受け取りを希望しましょう。

(3)専門のリフォーム施工業者の選定

リフォームは専門知識と技術が必要な作業です。信頼できる外壁・屋根のリフォーム業者を選定し、見積もりを依頼します。

複数の業者から見積もりを取り、比較検討することがおすすめです。すでに信頼できそうな施工業者がある場合は、そこに依頼を出しましょう。

(4)見積もりの確認と契約

取得した見積もりを詳しく確認し、作業内容や費用に納得したら業者と契約を結びます。契約書には作業内容や費用、工期などを明記しておくことが重要です。

特に工期の延長や費用の追加などには注意を払い、契約時に十分な確認を取ります。

(5)作業の実施

足場の設置や周囲への連絡などを経た後、外壁リフォームの作業が開始されます。外壁の損傷箇所の修繕や塗装など、必要な作業が行われます。できれば定期的に進捗状況を確認しましょう。

(6)完了検査と引き渡し

作業が完了したら、業者との完了検査を行います。外壁の修繕や塗装が適切に行われているかを確認し、問題がなければ引き渡しの完了です。

(7)保険金の受け取り

保険金の申請を行っていた場合は、修繕費用に対する保険金の受け取り手続きを行います。保険会社の指示に従い、必要な書類や手続きを行いましょう。

まとめ

リフォームのまとめ

今回は、雨や台風などの災害で外壁・屋根が破損した場合に保険を利用してリフォームする方法を紹介しました。

近頃は、台風や豪雨など水害が目立っており、地震なども決して侮れません。そこで、災害後のリフォーム方法や予防のためのリフォームを念頭に、実施の有無を検討しましょう。

☆リフォームは「マサキホーム」までご用命ください!

リフォームを満足いくものにするためには、事前のヒアリングが重要です。マサキホームでは経験豊富なスタッフが丁寧にヒアリング・施工し、アフターケアも万全!信頼と実績ではどこにも負けません!

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住宅屋根に施工する塗料は?種類や耐用年数を紹介!

こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の柳澤です。

屋根といえば瓦をイメージする人も多いでしょう。しかし、最近の住宅は瓦だけでなくさまざまな種類の屋根材を使用し、その上から塗料を使ってコーティングします。

すなわち、屋根リフォーム時にどのような塗料を使用するかで、耐用年数やメンテナンス頻度、機能性などが変わってくるのです。そこで、屋根塗料について、選ぶポイントも交えて解説します。

屋根リフォームの塗装とは

屋根リフォームの塗装は、建物の耐用年数が経過した際、定期的なメンテナンスの一環として行われる作業です。屋根リフォームを通じて、屋根の防水性や耐久性を向上させ、劣化を防ぐことができます。これにより雨漏りや耐久性の劣化を事前に防止するのです。

屋根リフォームに使う塗料の種類や耐用年数、値段は?

塗料にはそれぞれ異なる特徴や性能があり、自分のニーズに合った塗料を選ぶことで、最適なリフォーム結果を得ることができます。そのため、塗料の特性を把握しておくことが求められます。以下に、塗料の種類を簡単に紹介します。

・シリコン

シリコン塗料は、現在住宅や屋根に最も一般的に使われている塗料の一つです。なぜなら、種類(グレード)が豊富であり、耐用年数や費用のバランスが良いため、費用対効果が高いからです。

塗膜が硬く、紫外線に強い特性があります。これにより、長期間にわたって色あせにくく、住宅屋根の美観を保つことができます。光沢があり、高級感のある仕上がりが得られるのです。

また、汚れにも強い性質を持っており、雨や泥、ほこりなどの外部要因による汚れから建物を守ります。特に屋根のように雨が直接当たる箇所に適した塗料です。その一方で、ひび割れのリスクがあるというデメリットも存在します。

シリコン塗料の耐用年数は、約11~15年となっており、他の塗料と比較しても長い寿命です。費用は1㎡あたり2,300~3,500円で、普通の一軒家では約40万円前後が目安となります。

・ウレタン

ウレタン塗料は、その手頃な価格と良好な密着性から、屋根塗装において人気の選択肢とです。ツヤがあり高級感を演出することができる反面、光沢の保持には若干の難があります。しかし、耐久性が高く、防水性にも優れているため、屋根に適しています。

一方で、ウレタン塗料は汚れに弱いというデメリットがあります。なかには低汚染性を持つウレタン塗料も存在し、これを選ぶことで汚れの影響を軽減することができます。とはいえ、シリコンほどではありません。耐用年数は約8年前後となっており、費用は1㎡あたり1,600~2,300円程度(約24~30万円)です。

DIYでの使用にも適しているため、手軽に取り組むことができますが、より確実な仕上がりを求める場合は業者への依頼がおすすめです。

ウレタン塗料は多くのメーカーから発売されており、種類やグレードも豊富です。しかし、コストパフォーマンスに関してはやや劣るという見解もあります。また、変色の問題も指摘されています。

・フッ素

フッ素塗料は近年注目されている塗料で、高い費用を要するものの、耐用年数が長く、汚れに強い性能が魅力です。親水性と耐水性があるため、雨による影響も問題なく、メンテナンスに手間がかからず、防カビ性・防藻性も備えています。

光沢を長期間維持できるため、きれいな外観を維持できます。また、摩擦による劣化や傷に強い耐摩耗性があり、耐薬品性も持ち合わせているため、酸やアルカリ、溶剤などに対しても耐性があります。

ただし、フッ素塗料は見た目が安価なイメージに映ることがあり、ひび割れしやすいというデメリットもありします。しかも、施工には業者の経験や技術が求められるため、どの業者でも良いわけではありません。

フッ素塗料の耐用年数は約15~20年と長く、1㎡あたりの費用は3,500~4,800円です。通常、約50~70万円が目安となります。

・無機

無機塗料は、高い費用がかかる一方で、性能が高い塗料です。特に、環境を含めた気候の変化に強く、劣化を防ぎ表面を守る能力に優れています。

汚れにくい性質で、防カビ性・防藻性もあります。また、素材が燃えにくいため、火災のリスクを軽減することができます。

加えて、汚れを雨でセルフクリーニングできる特性があり、メンテナンスに手間がかからないのも魅力です。ただし、無機塗料には再塗装が難しいというデメリットが存在します。

無機塗料の耐用年数は20~25年と長期間にわたります。費用は1㎡あたり4,400~5,500円と、一般的な住宅に対して高額な費用がかかることが予想されます。

・ラジカル(光触媒)

ラジカル(光触媒)塗料は、化学的なセルフクリーニング能力を持ち、特に「可視光型」の場合、日が当たらなくても汚れを落とす機能が働くのが特徴です。

塗料の性能として汚れにくく、耐久性が高いことが魅力です。紫外線による変色に強く、色褪せ防止効果が期待できます。また、空気をきれいにする効果があります。

ただし、デメリットとして、ひび割れしやすい性質があります。色の選択肢が少なく、ツヤも少ないため、デザイン面での制約があることが欠点です。加えて、メーカーや種類が限られており、業者によっては非対応の場合もあることにも注意が必要です。

ラジカル(光触媒)塗料は、シリコン塗料の約1.5倍の価格がかかります。耐用年数は15~20年と長く、1㎡あたりの費用は5,000~5,500円であり、普通の住宅では約60万円ほどです。

・断熱塗料

断熱塗料は、断熱性能を持つ塗料です。断熱性とは、熱の伝導率を下げ、外からの熱や冷気を防ぎ、内部の温度変化を緩和する性質のことです。

メリットとして、節電や暮らしの快適性向上、防音効果があります。ただし、住宅の基本的な断熱性能によっては塗装しても効果が低いことがあります。

断熱塗料の製品はほとんどなく、費用が高いというデメリットがあります。耐用年数は15~20年で、1㎡あたりの費用は約3,500〜4,000円です。

・遮熱塗料

遮熱塗料は、遮熱性能を持つ塗料です。遮熱とは、光の反射を利用して、屋根で熱を受けにくくし、室内の温度を上げにくくする性質のことです。

遮熱塗料は、トタン屋根に向いており、6~8割程度の熱軽減効果(全部ではない)があります。ただし、冬の時期に入る冷気は防げないというデメリットがあります。耐用年数は10~20年で、1㎡あたりの費用は約2,300~3,500円です。

屋根の塗料を選ぶときの5つのポイント

屋根の塗料選びは、外観の美しさや耐久性、機能性を向上させるために確認が必要です。以下に、屋根の塗料を選ぶ際の5つのポイントを紹介します。

1. 色・デザイン性

外壁や外観にフィットする色を選ぶことが大切です。汚れが目立ちにくいグレー、黒、緑、ブラウン系がおすすめです。女性が青や赤系にしたい場合は、塗り替えの頻度が上がるため注意が必要です。また、明るさや暗さ、見本と実物の違いにも気をつけましょう。

2. 耐用年数

塗料や屋根材によって耐用年数が異なります。長持ちする塗料を選ぶことで、メンテナンスコストを抑えることができます。ただし、単価が高くなるなどのデメリットに要注意です。

3. 性能・機能

屋根材や塗料にはそれぞれ性能を有し、素材独自の機能があります。特に特殊性能を持つ塗料が高価ですが、優れた機能があります。耐候性や汚れにくさ、セルフクリーニング機能などを考慮し、自分のニーズに合った塗料を選びましょう。

4. 予算

リフォームにかけられる予算に合わせて、安く耐用年数が短いや機能の低い製品、もしくは高くて優れた機能を持つ製品から選びます。価格と性能のバランスを考慮して選択しましょう。

5. ツヤの有無

ツヤは見た目の印象を大きく変えます。ツヤありの塗料は汚れに強いケースがありますが、周囲の住宅街の印象と馴染むかもチェックが必須です。ツヤなしの場合は、汚れやメンテナンスの頻度に留意しましょう。

まとめ

今回は、住宅屋根に施工する塗料について、その種類や耐用年数を紹介しました。塗料の性能や耐用年数を確認する場合は、使う塗料も変わって費用はまちまちです。耐用年数や機能と天秤にかけてデザイン性なども踏まえた塗料選びをしましょう。

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横浜市青葉区 危ない落とし穴?(2018年9月30日 現場ブログ更新)

はじめまして、マサキホーム株式会社の門脇です。


初めてのブログ作業で、文字を入力するのも緊張しています。
勉強を重ね必死に取り組んで行きたいと思っていますので宜しくお願いします。
さて、題名通り『危ない落とし穴』についてご紹介いたします。


 ↑ 施工前

下地の木が痛んでしまってフローリングがブヨブヨと沈んでしまう現象が起きるいました。
もし床が抜けてしまったら怪我をしてしまう可能性があるので注意が必要です。


 ↑ 施工中(下地補修)

浮いている箇所に算木で補修を行い床の抜け防止と下地の強度を高めます。

次はこの上から新しくフローリングを張り付けていく作業です。


 ↑(施工中2)

1枚ずつ貼り付けていきます。
明るくなりとても綺麗です!!


 ↑(施工中3)

半分以上の作業が終わり、いよいよここからがラストスパートです!!!!

黙々と作業をしてついに・・・

完成です!!!!!!!!

かなり見栄えがよくなり明るくなって雰囲気もだいぶかわりましたよね!!

物がおいて合った場所の「床の黒ずみも無くなり」「床の浮きや沈みも無くなり」とても綺麗な仕上がりに、お客様大満足でした ((´∀`))
自分自身もっともっと努力を重ね成長を遂げたいと思います。

これからも頑張ってブログを書き続けますので宜しくお願いします!!

 

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アパート リフォーム工事。 職人紹介 大工の伊藤君(2017年12月2日 現場ブログ更新)

こんにちは
川崎市宮前区マサキホーム株式会社の工事主任の山口です。


↑ この写真はどこだと思いますか?

これは神奈川にある、ユーシン渓谷という所です。
川の色が凄く綺麗ですね!ユーシンブルーと言われているみたいですよ (*’▽’)
この前、テレビで特集されているのを視聴し、今一番行きたい所です (#^^#)
っといっても、今私は埼玉の川越に出張で行っています (;´∀`)

ということで、今回のブログは現在施工中の川越のアパートのことを書きたい
と思います!!

この日は足場が建ってから初日の作業です。
今回の工事内容は結構ボリュームがあるので、外壁洗浄後の本作業前に入念に
打合せを行いました!
アパートなので外壁塗装もボリュームがありますが、なんといっても内装作業
に一番、打ちあわせの時間を使いました( ;∀;)

そうそう。そして。この日から私は川越住民になりました。

なんと、作業しているアパートの一室に泊まってもいいという事なので現在、
住み込みでアパートのリフォーム工事を行っています!
周りには歩いて15分位にコンビニがあるぐらい静かな所ですが、
とても快適に暮らしています(*´Д`)


初夜です(笑)

※内装の工事内容は
 ・畳→CF
 ・珪藻土
 ・クロス  etc.

今日はクロスの下地貼りに注目!!!

◆エントリーナンバー 1 

<< ベニヤを貼る時は、俺に言え! >>
生涯、なにかを貼り続ける男―――!!!
ボードを愛し、ベニヤに愛された男!
その名は  ・・・  サンシャイン! いー! とー! うー!
                     ⇩

ジャスティス!!!
本人からこう書いてくれ『たっての願い』がありこのような表現としました(笑)

まだ23歳と若いですが、16歳の時から大工の見習いをやっていただけあって
確かな技術を持っていました (^.^)!
知識もあって、仕事も早いので一緒に仕事をしていてとても頼りがいのある相棒
です。

まだまだ工事は続きますので、またこの現場で活躍した職人を紹介していきたい
と思います (#^^#)
ブログ読んで頂きありがとうございます。

                          工事主任 ぐっさん

 

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